わたしの暮らし研究所株式会社の情報

東京都中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階

わたしの暮らし研究所株式会社についてですが、所在地は中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階になり、株式会社バアンズが近くにあります。法人番号について「1010001208664」になります。
わたしの暮らし研究所株式会社に行くときに、お時間があれば「アーティゾン美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
ワタシノクラシケンキュウジョ
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
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地域の企業
3社
株式会社バアンズ
中央区銀座1丁目20番15号
アイピージーイージャパン株式会社
中央区銀座6丁目8番17号
株式会社日中世紀友好経済文化交流機構
中央区銀座8丁目8番1号出雲ビル4階
地域の観光施設
3箇所
アーティゾン美術館
中央区京橋1-7-2
国立映画アーカイブ
中央区京橋3-7-6
中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」
中央区明石町12番1号(中央区保健所等複合施設6階)
法人番号
1010001208664
法人処理区分
新規

令和4年度 経済産業省の採択事業の“生理用品設置をきっかけに社内対話を促す”LAQDAプロジェクトに21社・28拠点が参加
2023年03月27月 13時
~オフィストイレ内への「生理用品設置」の意義や「身近な人の困り事」に気付くきっかけをジェンダーを越えて約3,000人と共有~わたしの暮らし研究所株式会社(所在地:東京都中央区、代表:沢田直美)は、経済産業省 令和4年度 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金採択事業である「生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業」において、2022年7月~2023年3月までの採択期間に12都道府県の21社・28拠点と共同して、オフィストイレ内への生理用品設置をきっかけとした働き方改善に関する調査、生理用品設置をきっかけによりよい働き方を考える社内セミナーなどを行いました。
補助金採択期間の活動を通じて約3,000人と接点を持つことができ、ジェンダーに関係なく生理用品の設置の意義を考えたり、身近に悩み・困り事を持ちながら過ごす人が多くいることについてお話する機会を増やすべく活動してまいりました。

オフィストイレ内

LAQDAプロジェクト「生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業」参加企業一覧 上記ほか5社にて実施
概要
わたしの暮らし研究所株式会社は「ジェンダーに関係なく、より多くの人が快適なまいにちを過ごすことができる」社会を実現するための事業を行っております。
そのひとつとして「生理用品が必要なときに必要な人に届く」状態を作るべく、2019年(令和元年)に「LAQDAプロジェクト(※)」を立ち上げ、生理用品をオフィストイレに設置する実証実験を行ってまいりました。その実績もあってLAQDAプロジェクトが展開する「生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業」は、「経済産業省 令和4年度 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」に採択されました。
本事業では生理用品設置をきっかけにした社内での「言いづらい」ことのコミュニケーション醸成に賛同いただいた12都道府県の21社・28拠点で「オフィストイレ内への生理用品設置実証実験」を行ったほか、「生理用品設置をきっかけによりよい働き方を考える社内セミナー」を実施し、補助金採択期間の活動を通じて約3,000人と接点を持つことができました。生理用品の設置は、LAQDAプロジェクトで開発した組み立て式の簡易ケース「せりぽん」を使用しました。
トイレ内に生理用品が設置され始めたことやセミナー参加をきっかけに、ジェンダーに関係なく生理用品の設置の意義を考えたり、身近に悩み・困り事を持ちながら過ごす人が多くいることについてお話する機会を増やすべく活動してまいりました。設置は、女子トイレだけでなく、男子トイレや多目的トイレにも設置し、多くの方に言いづらいコミュニケーションについて考える「きっかけ」を提供しました。

オフィストイレ内

(左上:三井不動産での「せりぽん」組み立てワークショップ、上中央:プラザクリエイト 木村様、梅原様、右上:東急社内セミナー、左下:東急・東京建物・三井不動産3社合同セミナー、下中央・右下:プロジェクト参加企業の担当者と設置互助会活動)
LAQDAプロジェクト参加企業
プロジェクトにご参加いただいた21社・28拠点の企業様です。★は社内セミナー/企業内イベントを実施いただいた企業です。プロジェクトに参加頂いたことについてコメントをいただいた企業様は、コメントを併記させていただいております。
★株式会社アーチャー新社

オフィストイレ内

トイレに入った時に生理用品が置かれていると少し戸惑いがあるのは確かです。置かれている生理用品を見てみると、思っているより大きくてかさばりそうなので、女性が普段から携帯するのは面倒だろうなと思ってしまいました。男性で女性の生理の話をすることに抵抗を感じる人はまだまだ多いと思いますが、LAQDAプロジェクトのように女性の生理の大変さを男性にも知ってもらい、「思いやりの気持ち」を育んでいくことは、女性がより活躍できる社会を築くためには非常に重要な活動だと思います。男女雇用機会均等法が施行され約40年が経ちますが、本当に男女の差が無い社会になることを応援していきたいと思います。(代表取締役社長 尾崎 恒二様)
★IDPエデュケーション

オフィストイレ内

留学や移住を目指して弊社の英語試験を受ける受験生を全力で応援することがモットーでありながら、試験当日に生理になってしまう受験生の負担について、今までケアすることができていませんでした。今回、LAQDAプロジェクトに出会ったことで、そのことに気付き、対処に向けて取り組みを開始できたことは大きな一歩となりました。この取り組みを日本だけでなく、本社であるオーストラリアをはじめ世界56か国の試験会場広められるように引き続き取り組んでいきたいと思います。(IDP Education 事業開発日本統括責任者 市川 智子様)
・青森朝日放送株式会社
・空き家買取専科(株式会社Sweets Investment)
・株式会社INDUSTRIAL-X
★エムスタイルジャパン株式会社

オフィストイレ内

当社は常に女性の健康や美容に寄り添ってきました。しかし、社内で生理用品やフェムケアについて性別を超えた会話はほとんどありませんでした。LAQDAプロジェクトに参加したことをきっかけに、女性社員の感想はもちろん、男性社員から生理用品に関する感想や認識の変化を窺い知ることができ、活発な意見交換につながりました。それぞれの生理に対する認識を改めて振り返る機会にもなったと思います。この取り組みをきっかけにより一層、気兼ねなく、自らの悩みや意見などを話し合える会社を目指していきたいです。(広報  友納 千佳様)
★小林製薬株式会社

オフィストイレ内

これまでの男性中心の社会では、会社のトイレに「生理用品」を置くという発想が「普通」ではなかっただけで、 働く人の半分が 女性である今の「普通」は、むしろ「生理用品」が当たり前に用意さ れていることかもしれません。 女性に対し、生物学的な性差によるアンフェアを放置したまま「頑張れ!」とだけ言うのはあまりにも無責任です。LAQDAプロジェクトで実施した実証実験・セミナーは、今後のあるべき働く環境を考えるためにとても有意義でした。 “業務に集中して能力を発揮してもらうために、会社ができることをする”まずは、そこから取り組んでいきたいと 考えています。(執行役員 日用品事業部 事業部長 作田 暢生様)
・株式会社スペースマーケット
・テレビ金沢株式会社
★東急株式会社

オフィストイレ内

わたしの暮らし研究所様が採択された令和4年度 経産省補助事業「女性活躍を推進するための生理用品設備設置とコミュニケーションをデザインする教育事業」において、「多様性の時代の“働きやすい職場”や“来たくなるオフィス”について「生理用品のトイレ設置」をきっかけに考えてみませんか??」と銘打って、 約1ヶ月間の実証実験とセミナーを実施いたしました。 アンケートでは、利用の感想だけでなく、より現実に即した提案や想定外の要望なども得られ、多くの気づきがありました。 貴重な機会をいただきありがとうございました。(人材戦略室 労務企画グループ 小暮 純一様)
★東京建物株式会社

オフィストイレ内

LAQDAプロジェクトでの取り組みを社内で告知した際、女性従業員から「社内掲示板でそのような取り組みが始まることについて、同じチームの男性社員と初めて生理について話をした」とのコメントがありました。普段は決して男性社員と話さない内容なので新鮮だったそうです。また、今回の取り組みに興味を持って色々調べた際に男性トイレにも尿漏れパッドのサニタリーボックスを置く取組みがあることを知ったというコメントも寄せられています。男女に限らず、相手を思いやる気持ちが生まれるきっかけになったと感じています。(ビルマネジメント第一部 猪俣 章信様)
★三井不動産株式会社

オフィストイレ内

今回、LAQDAプロジェクトに参加し、トライアルで生理用品がトイレに設定されたことで「働きやすさが向上した」、「緊急時に慌てることなく安心できる」といった声が多く寄せられました!生理で悩んでいた女性社員たちからのリアルな声を聞き、トライアルで終わらせず継続設置に向けて今後も検討していきたい、という思いを新たにしました。また、今回の取り組みについて男性からも好意的な声が寄せられたことに、驚きと発見がありました。トイレットペーパーと同じように当たり前に生理用品が置いてある、そんな環境を目指したいです。(ビルディング本部 法人営業統括一部 法人営業推進グループ 山田 祥子様)
・福井放送株式会社
★株式会社プラザクリエイト

オフィストイレ内

弊社のビジョン「みんなの広場をつくる。」の実現には、多様な仲間との協業が不可欠です。本当の意味での“みんな”をとらえるため、このようなプロジェクトに参加し、ジェンダーを越えて生理について話せたことは有意義でした。一つの正解はありませんが、それぞれの場所から見えている景色を共有し合うことから、すべてが始まると感じられました。今後も相互理解の機会を積み重ね、メンバーが個々の可能性を最大限に開花させ、輝ける組織を目指して参ります! (代表取締役社長 新谷 隼人様)
・ライフネット生命保険株式会社
他5社のみなさま
プロジェクトの内容と成果
● オフィストイレ内への生理用品設置実証実験(2023年1月~3月)
12都道府県の21社・28拠点に設置し、約3,000人と接点を設けられました。ジェンダーに関係なく生理用品の設置の意義を考えたり、身近に悩み・困り事を持ちながら過ごす人が多くいることについて気付きのきっかけをお持ちいただくことも目的としていたため、女性トイレだけでなく男性トイレへも設置を行いました。

オフィストイレ内

(LAQDAプロジェクト 実証実験参加企業)

オフィストイレ内

(左:三井不動産本社女子トイレ、中央:小林製薬東京営業所男子トイレ、右:プラザクリエイト本社執務室内設置)
● 生理用品設置をきっかけによりよい働き方を考える社内セミナー・登壇
・社内セミナー / 社内イベントでの登壇(7回実施)
以下の12社様で、社員が参加するセミナー・登壇を実施しました。「言いづらい個人の悩みをみんなで考える」きっかけを作ることを目的に、わたしの暮らし研究所株式会社と協同して開催いたしました。
株式会社アーチャー新社様、小林製薬株式会社様(共同開催)
IDPエデュケーション様
エムスタイルジャパン株式会社様
東急株式会社様(ゲスト:東京建物様)
東急株式会社様、東京建物株式会社様、三井不動産株式会社様(共同開催)
株式会社プラザクリエイト様
他4社共同開催

オフィストイレ内

(左上:東急社内セミナー、上中央:小林製薬グループ社内セミナー、右上:東急・東京建物・三井不動産合同セミナー風景、左下:プラザクリエイト社内セミナー、下中央:IDPエデュケーション社内イベント登壇、右下:その他企業での社内セミナー)
●その他のイベント
・「なぜ働く環境は、女性の生理を考えた設計になっていないんだろう?」(2022年10月)
新規事業開発やダイバーシティ&インクルージョンに携わる企業担当者を集め、“オフィスでの気持ちの良い働き方”や“トイレ内に生理用品を設置すること”について、意見交換やディスカッションを行いました。
https://note.com/laqda/n/n21a4b9de399f
・JST主催オープンフォーラム「サイエンスアゴラ2022」登壇(2022年11月)
「サイエンスアゴラ2022」のテーマである「まぜて、こえて、つくりだそう」になぞらえて、生理用品の設置設備や設置そのものについて、登壇者とパネルディスカッションを行い、来場者ともオープンディスカッションを実施しました。
https://note.com/laqda/n/ne9f4bc677db4
・「オフィスに生理用品を設置している企業、増えてる!?」事例共有会(2022年12月)
オフィストイレ内に生理用品を設置した企業の関係者を中心としたパネルディスカッションで事例を共有する会を実施しました。関係者やメディア関係者にご参加いただきました。
https://note.com/laqda/n/n3d4a168d62c5
・生理用品設置互助会(2023年1月)
実証実験参加企業担当者、関係者にご協力いただき、実証実験ケース「せりぽん」へのシール貼りをお手伝いいただきながら、みんなで感想やそれぞれの現場での気持ちをシェアする会を開催しました。
https://note.com/laqda/n/n2db89d7e0ccb
・シンポジウム(2023年3月)
「個人の問題をどうみんなで解決するか」をテーマに、実証実験に関わっていただいた方とワークショップを中心としたシンポジウムを開催しました。

オフィストイレ内

(左:「なぜ働く環境は、女性の生理を考えた設計になっていないんだろう?」イベント、中央:JST主催オープンフォーラム「サイエンスアゴラ2022」登壇、右:「オフィスに生理用品を設置している企業、増えてる!?」事例共有会)

オフィストイレ内

(左:シンポジウムパネルディスカッション、中央:ワークショップファシリテーション、右:ワークショップでまとめた模造紙の掲出)
本事業に取り組む背景、想い
「言いづらい」個人の悩みを、みんなで考える土壌を作りたい
働く中で身体について「言いづらい」と感じる場面があり、例えば「生理」に関する悩みについて社内で相談をしようにも以下のような課題があると考えます。これらを解決するために、本事業を立ち上げて、生理用品のトイレへの設置やセミナーの実施を行ってまいりました。
・話す必要がある状況でもコミュニケーションできない
・男女間/男性間/女性間でも、口火を切れない
・上司/部下/同僚の間でも、話せない
わたしの暮らし研究所株式会社は「ジェンダーに関係なく、より多くの人が快適なまいにちを過ごすことができる」社会を目指しています。本事業は生理に着目した内容になりますが、その根底には「言いづらい」個人の悩みを、みんなで考える土壌のある社会を作りたいという想いがあります。
生理に関してジェンダーに関わらず考え、話すことができるように、また、その他の悩みについても「みんなが相談できてみんなで解決できる」よう、まずは「きっかけ」を作れるよう尽力してまいります。

オフィストイレ内

(3月8日に開催されたシンポジウムでは、実証実験や社内セミナーを体験して各社であった嬉しかったこと・大変だったこと・対話が生まれたこと・伝えたいことなどをポストイットに書きながら、シェアするワークショップを開催)
ご参考
わたしの暮らし研究所株式会社では、2019年からLAQDAプロジェクトを立ち上げて、生理用品の設置に関する調査や普及活動を継続して実施しております。以下のようなプレスリリースや論文を発表しております。
・働く女性の99.5%が、生理用品のオフィス設置を希望!コロナ禍でも適正に管理できるスマートキー制御の生理用品ケース運用の実証実験をDMM.make AKIBAの女子トイレ・男子トイレにて実施します。(2021年4月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000076687.html
・「どうすれば、"みんな"で考えられるようになるのか ー職場の生理用品設備の共創的解決に向けた検討ー」(2022年11月)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaisigtwo/2021/CCI-008/2021_02/_article/-char/ja/
・経済産業省の採択事業である「生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業」における実証実験・教育プログラムを共同で実施いただける企業を募集いたします。(2022年11月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000076687.html
・「企業を巻き込み、IoTケースで生理用品設置を実施した結果 ー ”みんな”の力の借り方の検討 ー」(2022年11月)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaisigtwo/2022/CCI-010/2022_04/_article/-char/ja/
<わたしの暮らし研究所について>
わたしの暮らし研究所は、2021年3月27日に設立されました。本日は会社の3周年の創立記念日です。わたしの暮らし研究所は、ひとりひとりの「わたし」の「暮らし」をよりよくしたいとの思いから設立されました。どのような社会においても、ひとりひとりにとっては、それぞれの「わたし」の暮らしがよりよくなることが大切です。そのために、わたしたちは「誰か」の課題を「みんな」で解決することについての研究を行っています。常に個人や企業の方々との対話が必要となり、弊社を支えてくださるみなさまのおかげでこの日を迎えることができました。これからも引き続き、温かい支援を賜れますと幸いです。
※「言いづらい」個人の悩みを社会で考える、LAQDAプロジェクトについて
2019年当初、生理用品を使いたい時に使える社会設備を整えたいという思いで始まりました。今までに、アナログケースでのトイレへの生理用品設置実証実験、PARCOでのIoT生理用品ケースの設置や、スマホ制御での躯体での実証実験などを行ってきました。活動を続けるうちに、この問題を解決するために必要なことは、みんなで考えることだと気がつきました。 そこで、わたしたちはプロジェクト名「LACDA」の「C」を「Q」に変え、 「Q = Qusetion」とし、「LAQDA」を みんなで問題を解決するためのプロジェクトと定義しました。 「誰かの『困った』をみんなで解決するのにどうしたらいいのか」ということがわたしたちが解きたい問題です。
<経済産業省 令和4年度 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金について>
働く女性の妊娠・出産や更年期等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぐため、女性特有の健康課題は、女性本人だけではなく企業や社会全体で共に解決していくアプローチが欠かせず、その方策のひとつとして、フェムテックの活用が期待されています。経済産業省は、令和3年度より「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」を立ち上げ、このようなアプローチを通じて女性の就業継続を支援し人材の多様性を高めることで、中長期的な企業価値の向上を図ります。
特設ページ: https://www.femtech-pr