コーンズテクノロジー株式会社の情報

東京都港区芝3丁目5番1号

コーンズテクノロジー株式会社についてですが、推定社員数は101~300人になります。所在地は港区芝3丁目5番1号になり、近くの駅は上富良野駅。アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社が近くにあります。厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』を受けました。特許については2020年05月08日に『生体モニタリングシステム』を出願しています。また、法人番号については「1010401098920」になります。
コーンズテクノロジー株式会社に行くときに、お時間があれば「大倉集古館 」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
コーンズテクノロジー
住所
〒105-0014 東京都港区芝3丁目5番1号
google map
推定社員数
101~300人
代表
代表取締役 山口雅彦
設立日
1990年12月14日
事業概要
エレクトロニクス関連機器、電子部品、産業機材関連機器、理化学機器の販売・マーケティング・技術支援、及びダイヤ成膜装置の設計・開発・製造・販売
企業ホームページ
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
周辺の駅
2駅
JR北海道富良野線の上富良野駅
JR北海道富良野線の西中駅
地域の企業
3社
アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社
港区芝1丁目5番12号
株式会社アシスト
港区芝3丁目40番6号
インターナシヨナル工業デザイン株式会社
港区芝3丁目6番5号KS芝公園ビルⅡ-2階
地域の観光施設
3箇所
大倉集古館 
港区虎ノ門2-10-3
菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35
港区立みなと科学館
港区虎ノ門3-6-9
地域の図書館
2箇所
港区立みなと図書館
港区芝公園3丁目2-25
公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館
港区芝公園4丁目7-4 明照会館1階
特許
2020年05月08日に『生体モニタリングシステム』を出願
2014年08月01日に『ビール樽』を出願
法人番号
1010401098920
法人処理区分
吸収合併
法人更新年月日
2018/04/24
法人変更事由の詳細
平成29年4月1日東京都大田区西蒲田八丁目20番8号コーンズドッドウェルコーディング株式会社(4010801022394)を合併

CMLマイクロ社が無線通信機向け新製品GaAsパワーアンプを発表
2025年05月19月 09時
CMLマイクロ社が無線通信機向け新製品GaAsパワーアンプを発表
高ゲイン・高出力を実現するGaAs HBTパワーアンプ2製品「CMX90A007」「CMX90A009」




コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)が国内で代理店を務めるCMLマイクロ社は、2セルリチウムイオン電池駆動の無線機器向けに、優れた性能と高効率を備えた1段および2段構成のパワーアンプ2製品をSµRF製品に追加しました。
■高ゲイン・高出力を実現するGaAs HBTパワーアンプ2製品「CMX90A007」「CMX90A009」
新製品の「CMX90A007」は、高ゲインの2段ガリウムヒ素ベース(GaAs)系ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(InGaP/GaAs HBT)アンプです。最終段パワーアンプとして単独で使用可能で、併せて新規投入された「CMX90A009」のドライバ段としても使用可能です。「CMX90A009」は、熱設計を最適化した1段のGaAs HBTパワーアンプで、高出力送信回路の最終段として両製品とも136~1,000MHzという広い周波数に対応しており、双方向無線を含む幅広いアプリケーションをカバーします。
■設計柔軟性と長期信頼性を兼ね備えた小型パッケージ設計
両製品は、QFNおよびDFNタイプの製品で、熱特性を強化し、長期信頼性を確保するとともに、スペースに制約のあるプリント回路基板(PCB)への実装も考慮されています。外部マッチング回路により、設計者は、用途に応じて最適な性能が得られるようにチューニング可能です。これにより、重要通信機器、携帯型無線端末プライベートおよびランドモバイル(PMRおよびLMR)ハンド・ポータブル、双方向無線(アナログおよびデジタル)、ワイヤレス・データ・モデム・ネットワークなど、2セルリチウムイオン電池を用いた様々なアプリケーションに柔軟に対応可能です
SµRF製品群へのこれら2つのパワーアンプの追加により、双方向無線機などのシステム向けチップセット・ソリューションを包括的に提供できることになりました。
■高効率で幅広い電圧対応とサポート体制で製品開発を支援
両製品の主な特長は以下の通りです。

CMX90A007:435MHz/7.4Vで+33.5dBm(2.2W)の出力を55%以上の効率で実現

CMX90A009:435MHz/7.4Vで+40.0dBm(10W)の出力を60%以上の効率で実現
6.0V~9.5Vの電源電圧範囲に対応しており、電圧レギュレーターなしで2セルリチウムイオン電池から直接駆動が可能です。また、両製品とも、温度補償を行うアクティブ・バイアス回路を内蔵しており、設計をシンプルにし、携帯型通信機器への組み込みを容易にします。
■CMLマイクロ社のプロダクト・ライン・ディレクターであるロブ・スミスのコメント
「7.5V動作で高性能を発揮するパワー・アンプの市場では、近年多くの製品が供給終了となり、サプライチェーンに深刻な課題が発生しています。特に双方向無線機のメーカーにとっては大きな影響を与えました。我々は、GaAs技術をベースとし、相互に組み合わせて使用できる高集積型の1段および2段構成のパワーアンプを投入し、長年にわたって市場をサポートすることを目指しています。」
「CMX90A007」と「CMX90A009」は、アジア、ヨーロッパ、米国で発売中です。両製品には詳細なデータシートが公開され、CMLマイクロ 社のグローバルな販売チームおよびアプリケーションチームによるフルサポートも提供しています。なお、製品および評価ボードは、弊社を通じてご購入いただけます。


製品詳細ページ


■コーンズテクノロジー株式会社について(

https://cornestech.co.jp/


コーンズ テクノロジーは、長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術のプロモーション・マーケティング及び販売を行う技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、迅速且つフレキシブルに世界最高レベルのご提案を提供します。
お問合せ先
コーンズテクノロジー株式会社
電信システム部 通信計測チーム
Tel:03-5427-7566
お問い合わせフォーム:

https://cornestech.co.jp/inquiry/products_comm

〒105-0014 東京都港区芝3丁目3番10号コーンズハウス

【WTP2025 出展】5G・6G対応の注目測定器&高周波部品を展示
2025年05月15月 09時
【WTP2025 出展】5G・6G対応の注目測定器&高周波部品を展示
Peraso製60GHz帯通信モジュール・Viavi製ネットワークテスタなど




コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)は、2025年5月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイト にて開催される無線通信技術の研究開発にフォーカスした イベント『WTP2025』に 出展いたします。
5G・Beyond5G・6Gなどの最新通信技術に対応する高周波部品と測定器を多数展示します。Viavi社の通信ネットワークテストソリューション「OneAdvisor800」、Peraso社の60GHz帯ビームフォーミング モジュール「Perspectus」、Bluetest社のリバーブレーションチャンバ「RTS25」など、多彩な製品群を、ぜひご覧ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
■開催概要
展示会名
WTP2025
会期
2025年5月28日(水)~30日(金)
時間
10:00~17:30 (30日は17:00まで)
場所
東京ビッグサイト 南3・4ホール
ブース番号
W-28
公式HP

https://wjwtp.jp/2025/

※本展示会への入場は事前来場者登録が必要です。あらかじめ

こちら

より登録の上、ご来場ください。
■出展製品(抜粋)




60GHz帯通信モジュール
Peraso社製 Perspectus




リバブレーション チャンバ
Bluetest社製 RTS25




無線ネットワークテスタ
Viavi社製 OneAdvisor800




プログラマブルアッテネータ・バトラーマトリクス
Spectrum Control社製 各種アッテネータ


出展詳細はこちら


■コーンズテクノロジー株式会社について(

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LightWare LiDAR、500m測距対応の小型・軽量LiDAR「GRF-500」を発表
2025年04月16月 09時
LightWare LiDAR、500m測距対応の小型・軽量LiDAR「GRF-500」を発表
- 測距性能と運用高度を大幅に向上 -




コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)は、国内で代理店を務めるLightWare LiDAR(本社:アメリカ、以下ライトウェア ライダ社)が、500m測距対応のmicroLiDAR「GRF-500」を発表したことをお知らせします。
ライトウェア ライダ社は、小型・軽量かつ高性能なmicroLiDARの開発で知られる企業です。今回発表された新型モデル「GRF-500」はジンバル一体型レーザー測距計(LRF)市場向け製品で、EO/IRセンサーペイロードの性能を最大化することを目的に設計されています。従来モデル「GRF-250」の特長を受け継ぎながら、測距性能と運用高度を大幅に向上させているのが特長です。
500mの測距性能と高高度のホバリングで、静粛性と広い視野角を実現
「GRF-500」は、UAV用途において0.2mから最大500mの距離測定を可能にし、従来モデルと同様にコンパクトかつ軽量(わずか10.7g)で省電力(0.55W)という特長を保持しています。これにより、高高度での飛行やホバリングが可能となり、UAVの騒音や視認性を低減し、静粛性と目立たない運用が求められるミッションに最適なLiDARとなっています。
さらに、飛行高度とホバリング高度を向上させたことで、EO/IRカメラの視野が広くなり、より効率的に広範囲をスキャン・測距することが可能となり、位置特定にも貢献します。くわえて、低照度やコントラストの少ない環境でも正確なフォーカスが可能です。




GRF-500の様々なEO/IRジンバルとの統合性と堅牢性
「GRF-500」は、各種EO/IRジンバルとシームレスに統合できる設計となっており、Pixhawkアダプターやブレークアウトボードを含むアクセサリーも完備しています。また、製品前面はIP67準拠の防水・防塵性能を備え、-20°C~60°Cの過酷な環境下でも安定動作します。緊急対応が必要な捜索救助(SAR)、セキュリティ、群衆管理、監視、野生動物保護、自然災害などで、高い信頼性を発揮します。




小型・軽量・高性能なLRF製品の開発力を示す、GRF-500
ライトウェア ライダ社のCEO ナディア・ニルセン氏は、「GRF-500」について次のように述べています。
「昨年発売したGRF-250は、ジンバルメーカーやUAV開発者がEO/IRセンサーペイロードに必要とするすべての性能と統合性を、重量や消費電力を抑えた形で提供できるという、私たちの技術力を証明するものでした。GRF-500はその成果を土台に、超小型な筐体、優れた効率性、軽量設計、そして実績ある性能はそのままに、測距距離を大幅に拡張しています。」
今後もライトウェア ライダ社は、UAV業界をはじめ「あらゆるシーンにLiDAR技術を活用させる」というビジョンをもとに、LiDARのテクノロジーを進化させ、小型・軽量かつ高性能なmicroLiDARを提供していきます。


コーンズテクノロジー 製品紹介ページ


■LightWare LiDAR
ライトウェア ライダ社は、超軽量・コンパクトで高性能なLiDAR距離センサーのパイオニアとして、UAV(無人航空機)、UGV(無人地上車両)、IoTをはじめとする幅広い用途で採用されています。これまでに世界57か国で50,000台以上のセンサーを展開し、1,700社以上の顧客に支持されており、センサー技術の進化を支えるパートナーとして業界をリードしています。
■コーンズテクノロジーについて(LightWare LiDAR 国内代理店)
コーンズ テクノロジーは長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術の販売、プロモーション、マーケティングを行う技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、お客様に迅速かつフレキシブルに世界最高レベルのご提案をさせていただきます。詳細については、

https://cornestech.co.jp/をご覧ください。

(R)はLightWare LiDAR LLCの登録商標です。
■お問合せ先
コーンズテクノロジー株式会社
電信デバイス部 センサーチーム
Tel:03-5427-7564

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microLiDARを展開するLightWare LiDARとコーンズテクノロジー株式会社が代理店契約を締結
2025年03月11月 13時
microLiDARを展開するLightWare LiDARとコーンズテクノロジー株式会社が代理店契約を締結
日本国内での販売とサポートを通し、あらゆるシーンでのLiDAR技術の活用を推進




コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)と小型・軽量かつ高性能なmicroLiDAR(R)の開発・提供を行うLightWare LiDAR(本社:アメリカ、以下ライトウェア ライダ社)は、このたび、販売代理店契約を締結したことをお知らせします。
「あらゆるシーンにLiDAR技術を活用させる」
ライトウェア ライダ社は、「あらゆるシーンにLiDAR技術を活用させる」というビジョンを掲げ、LiDARのテクノロジーを進化させ、小型・軽量かつ高性能なmicroLiDARを開発してきました。ライトウェア ライダ社のmicroLiDARによって様々な機械が周囲の環境を認識できるようになり、LiDARの新たな活用領域を切り拓いています。




UAV、ロボティクス、スマートシティ、IoTでの実績と代表的なmicroLiDAR
ライトウェア ライダ社のmicroLiDARには様々なモデルが用意されており、それぞれ、無人航空機(UAV)、ロボティクス、鉱業、スマートシティ、セキュリティ、IoTといった分野で活用されています。代表的なモデルとしては以下のようなものがあります。
世界最小・最軽量のスキャニングmicroLiDAR: SF45/B
SF45/Bは、XPONENTIALを主催するAUVSIのThe winners of the 2020 XCELLENCE Awardsの受賞歴を持つ、世界最小・最軽量のスキャニングmicroLiDARです。SF45/Bの視野角は数度から320度まで設定可能で、障害物検知や環境マッピングにおいて高い信頼性を誇り、世界で活躍しています。




microLiDAR: SF45/B
最長250m測定可能なmicroLiDAR: GRF-250
GRF-250は、昨年発売された最新モデルで、最長250mの測定が可能です。EO/IRジンバルカメラシステムに中距離の距離測定機能を追加することでカメラの機能を向上させ、対象物の正確な距離特定とカメラのフォーカス調整を実現します。




microLiDAR: GRF -250
日本に高品質なLiDAR製品と優れたカスタマーサービスを
ライトウェア ライダ社のCEOであるナディア・ニルセンは、コーンズテクノロジーとの販売代理店契約について下記のように述べています。
「コーンズテクノロジーと提携できることを大変嬉しく思います。コーンズテクノロジーは卓越性とイノベーションへの情熱を共有できる素晴らしい企業です。高品質なLiDAR製品を提供するだけでなく、優れたカスタマーサービスを通じて、日本のお客様に最適なソリューションを届けてくれると確信しています。」
今回の代理店契約は、ライトウェア ライダ社が日本市場への継続的な取り組みを強化し、世界的な影響力をさらに拡大することを意味します。ライトウェア ライダ社は、コーンズテクノロジーの広範な販売ネットワークと業界知識の活用を通じて、日本でのLiDAR技術の革新的な活用が進むことに期待を寄せています。
これまでのセンシング技術の経験を活かし、日本での技術サポートと開発支援を
コーンズテクノロジーは、これまでLiDAR、CMOS、赤外線カメラなどのセンサ技術を提供してきました。今回新たなラインナップにmicroLiDARが加わります。今後は、従来の販売とECでの販売を組み合わせつつ、技術サービスを通じた開発支援を行うことで、日本の産業や社会にさらなる最適なソリューションを提供していくことを目指します。


コーンズテクノロジー 製品紹介ページ




コーンズテクノロジー ECサイト


■LightWare LiDAR
ライトウェア ライダ社は、超軽量・コンパクトで高性能なLiDAR距離センサーのパイオニアとして、UAV(無人航空機)、UGV(無人地上車両)、IoTをはじめとする幅広い用途で採用されています。これまでに世界57か国で50,000台以上のセンサーを展開し、1,700社以上の顧客に支持されており、センサー技術の進化を支えるパートナーとして業界をリードしています。
■コーンズテクノロジーについて(LightWare LiDAR 国内代理店)
コーンズ テクノロジーは長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術の販売、プロモーション、マーケティングを行う技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、お客様に迅速かつフレキシブルに世界最高レベルのご提案をさせていただきます。詳細については、

https://cornestech.co.jp/をご覧ください。

(R)はLightWare LiDAR LLCの登録商標です。
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Teledyne FLIRがVSI Labsとの共同試験にて、AEB用サーマルカメラ搭載車が夜間の連邦自動車安全基準(FMVSS)を満たすことを実証
2025年02月03月 14時
Teledyne FLIRがVSI Labsとの共同試験にて、AEB用サーマルカメラ搭載車が夜間の連邦自動車安全基準(FMVSS)を満たすことを実証
2029年に導入される連邦自動車安全基準 (FMVSS No.127) の要求事項に関するテストにおいて、サーマル・フュージョンを用いたPAEBシステムが既存の最新AEBシステムを上回る

コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)が代理店を務めるTeledyne FLIRは連邦自動車安全基準(FMVSS)No.127の対歩行者自動緊急ブレーキ(PAEB)テストシナリオを使用したVSI Labsとの共同試験結果を発表しました。2024モデルの新型の市販車両3台は、2つ以上の夜間テストシナリオで不合格となる一方で、Teledyne FLIRの最新自動緊急ブレーキ(AEB)用サーマルカメラ(遠赤外線カメラ)を搭載したVSI Labsの研究車両は、すべてのテストに合格したことを明らかにしました。
2029年のPAEBシステム搭載義務化と現行AEBの課題
FMVSS No.127は、2029年9月までに車両総重量10,000ポンド(約4.5トン)以下のすべての乗用車および小型トラックにPAEBシステムを搭載することを義務付けています。この新たな規制では、PAEBシステムはさまざまな照明条件や車速が上がった状態で歩行者を検知しなければならないと定めています。交通事故による歩行者死者数は依然として過去最高に近い水準にあり、2022年には歩行者死亡事故の77.7%が夜間に発生していることから、特に重要視されています。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は昨年、FMVSS No.127の要件は達成可能であることを試験で示しています。ただし、NHTSAがテストした5台の市販車両(COTS)のうち、4台のテスト車両は、夜間のヘッドライト・ロービームテストにて1回以上不合格となっています。これは、速度や車両重量の増加と視界の悪化が相まって、既存のAEBセンサースイートに課題があることを示唆しています。

サーマルフュージョンのみ、夜間のAEBの全テストに合格
この将来のPAEBシステムの義務化を受け、VSI Labsは、最新の2024年型COTS PAEBシステム搭載の3台と、サーマル・フュージョンPAEBシステムを搭載した1台で、PAEBの性能比較テストを実施しました。
比較テストの概要は、サーマル・フュージョンAEBセンサーには、Teledyne FLIRの最新の車載用遠赤外線(LWIR)カメラ、車載用HDレーダー、車載用可視カメラが搭載し、対照の2024年のCOTS車両3台はすべてサーマルカメラの搭載はなく、レーダーと可視カメラを組み合わせを使用。また、人間の熱特性を再現するため、4activeSystems社製のCOTS熱活性(加熱)成人歩行者テストマネキン(APTM)を使用し、2024年9月10日と11日に、ミシガン州イプシランティにあるアメリカン・センター・フォー・モビリティ(ACM)で、日中と夜間のすべてのテストを実施しました。このテストの結果、以下のことが明らかになりました。

日中のPAEB性能: サーマル・フュージョンPAEB、およびCOTS PAEBシステムは、日中のすべてのテストに合格。

夜間のPAEB性能: サーマル・フュージョンPAEBシステムのみが夜間の全テストに合格し、ヘッドライトの性能に依存しない優れた検知能力を実証。

熱アクティブ歩行者テストマネキン(PTM): 市販の加熱式歩行者テストマネキン(PTM)は、人間の熱反応をリアルに再現できるため、サーマルカメラを使用した将来のPAEBテストプロトコルに推奨。

サーマルカメラなら、はるか先を見通せ、制動距離・検知能力に貢献
Teledyne FLIR Vice president, product management, Mike Walters氏のコメント
「サーマルカメラは、暗闇、影、ヘッドライトや太陽光のまぶしさ、煙、霧を見通す能力を持ち、道路上の野生動物も検知するユニークな機能を持ちます。実際の車両と歩行者の高い安全性を求めるFMVSS No.127の要件を満たす費用対効果の高い方法として、OEMはサーマルカメラの搭載を検討すべきです。サーマルカメラは、ヘッドライトの照射範囲のはるか先を見ることができるため、制動距離を延長し、検知性能と誤検知性能を向上させ、減速時の快適性と安全性を高める高度な警告を提供します。」
VSI Labs Founder, Phil Magney氏のコメント
「VSI Labsのテストにて、3台のCOTS車両すべてが夜間のテストシナリオで少なくとも2回以上の不合格を示したことから、すべての車両サイズと重量において、現在の最高評価ののPAEBシステムを使用しても、基準を満たすことは困難であることが示されました。VSIのテストは、自動車メーカが2029年までにFMVSS No.127の要件を満たし、歩行者にとってより安全な道路を作るのに役立つサーマルカメラ技術が活躍することを示しています。」
テストの詳細と結果報告については、以下をご参照ください。

https://www.flir.com/oem/adas/fmvss-no-127-PAEB-test-report/

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Teledyne FLIR社製品について詳しくは下記をご参照ください。


製品について詳しくはこちら


Teledyne FLIRについて
Teledyne Technologies Incorporated傘下のTeledyne FLIRは、防衛・産業用インテリジェント・センシング・ソリューションの世界的リーダーであり、全世界で約4,000人の従業員を擁しています。1978年に設立されたTeledyne FLIRは、人命と生活を守るため、専門家がより適切で迅速な判断を下せるような先進技術を開発しています。詳細については、www.teledyneflir.com、または@flirをご覧ください。
VSI Labsについて
2014年に設立されたVSI Labsは、先進安全および自動運転システムをサポートするハードウェア、ソフトウェア、コネクティビティシステムに関する技術および応用研究を提供しています。現在、VSIは世界中の大手自動車会社やサプライヤーの研究開発部門や企画部門をサポートする業界トップクラスのアドバイザーとみなされています。詳細については、www.vsi-labs.com/をご覧ください。
コーンズテクノロジーについて(Teledyne FLIR 国内代理店)
コーンズ テクノロジーは長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術をプロモーション、マーケティング、及び販売する技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、当社はお客様に迅速且つフレキシブルに世界最高レベルのご提案をさせて頂きます。詳細については、

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