ペプチグロース株式会社の情報

東京都千代田区丸の内2丁目6番1号

ペプチグロース株式会社についてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は千代田区丸の内2丁目6番1号になり、株式会社ウィップスが近くにあります。法人番号について「5010001208784」になります。
ペプチグロース株式会社に行くときに、お時間があれば「相田みつを美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
ペプチグロース
住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号
google map
推定社員数
1~10人
地域の企業
3社
株式会社ウィップス
千代田区丸の内1丁目7番12号サピアタワー
有限会社ブロンマ
千代田区丸の内1丁目2番1号Office丸の内
株式会社スピリタスコンサルティング
千代田区丸の内1丁目1番3号日本生命丸の内ガーデンタワー3F
地域の観光施設
3箇所
相田みつを美術館
千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム地下1階
出光美術館
千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9F
東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1
法人番号
5010001208784
法人処理区分
新規

ペプチグロース、TPO代替ペプチドの開発完了と販売開始
2024年03月21月 15時
成長因子TPOと同様にTPO受容体に対するアゴニスト活性を持つ特殊ペプチドペプチグロース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:杉本二朗)は、TPOと同様の機能を持つ『TPO代替ペプチド(TPORアゴニスト)[製品コード: PG-010』の開発に成功、2024年3月末以降、販売を開始します。
PGペプチド開発の背景
再生医療・細胞治療等製品の製造に使用される、成長因子・サイトカイン等は、製造ロット間の品質のバラつきの可能性、動物由来成分混入による安全性上の懸念、安定性上の懸念、市販価格が高く大量に使用する場合のコストの問題等の課題を抱えています。
当社は、それらの課題を解決し再生医療・細胞治療の更なる普及・拡大に貢献することをミッションに、2020年4月に三菱商事株式会社とペプチドリーム株式会社の合弁企業として設立されました。設立以降、ペプチドリーム株式会社との共同開発契約に基づき、数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットにそれらと同様の機能を持ち、完全化学合成可能な特殊ペプチド(PGペプチド)の開発を進めています。
TPO代替ペプチド (TPORアゴニスト) [製品コード:PG-010] について



TPO代替ペプチド(PG-010)の活性化機構
TPO代替ペプチド(PG-010)は、トロンボポエチン受容体(TPOR)に結合する環状ペプチドで構成されるダイマーペプチドです。TPOと同様にTPORのダイマー化を引き起こし、JAK2(Janus Kinase 2)の活性化を介して、TPOシグナル経路に対するアゴニスト活性を示します(右図)。
リコンビナントTPOと同様のTPOシグナル経路の活性化能
TPO代替ペプチドと市販されているリコンビナントTPOの機能比較試験を行いました。その結果、TPO代替ペプチドはTPOと同様に、TPOシグナル経路の下流に位置するERKの活性化能を有することを確認しました(下左図)。また、JAK2-STAT5シグナル経路に対する活性化能についてレポーターアッセイで評価した結果、TPO代替ペプチドはTPOと同様の活性化能を有していることを確認しました(下右図)。
さらに、ヒト造血幹細胞(HSC)に対する機能性評価として、CD34陽性細胞を用いて細胞増殖能および未分化維持能を評価した結果、TPOと同様のCD34陽性細胞に対する増殖活性ならびにその未分化維持能を有していることを確認しました。
PG-010は、再生医療や細胞治療分野において、巨核球の増殖・成熟および血小板の製造、多能性幹細胞からHSCへの分化誘導・HSCの増殖、ならびに他家CAR-T細胞等の製造の用途等にご使用頂くことを想定しております。



製品の概要
製品コード : PG-010
製品名 : TPO代替ペプチド (TPORアゴニスト)
製品形態 : 凍結乾燥品
保管条件 : -20℃以下
純度 : 95%以上(HPLC)
分子量 : 7148.02 (Acetate)
内容量 : 25 µg(バイアル一本当たりの内容量)
※ 本製品はアニマルコンポーネントフリ―(ACF)証明書の提供が可能です。
※ 本製品は試験研究用です。GMP準拠品についても提供が可能です。
※ 今後、仕様を変更するす能性があります。
本製品の販売/ご購入について
上記内容量以上の数量について、バルク品の納入も可能ですので、ご相談下さい。また、再生医療・細胞治療等製品の製造にご使用頂く事を目的に、GMP準拠品についても提供が可能です。詳細は、下記販売代理店、もしくは弊社までお問い合わせください。
関東化学株式会社 : https://www.kanto.co.jp/
キシダ化学株式会社 : https://www.kishida.co.jp/
フナコシ株式会社 : https://www.funakoshi.co.jp/
当社におけるPGペプチドの開発状況について
当社では数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットに代替ペプチドを開発しております。これまでに合計10品目の製品販売を開始しました。開発は順調に進んでおり、2024年春から2025年初頭にかけてPDGF-AA、FGF2、KGFなどを対象とした成長因子代替ペプチドを、複数品目上市する予定です。詳細は随時WEBサイトにてアップデートして参ります。ご興味をお持ちいただけましたら、以下問い合わせ先までご連絡ください
《本リリースに関するお問い合わせ先》
ペプチグロース株式会社
Website : https://www.peptigrowth.com/
TEL : 070-4503-1497
E-mail : contact@peptigrowth.com

ペプチグロース、Wnt3a代替ペプチドの開発完了と販売開始
2023年11月14月 15時
成長因子Wnt3aと同様にβ-カテニン経路に対するアゴニスト活性を持つ特殊ペプチドペプチグロース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:杉本二朗)は、Wnt3aと同様の機能を持つ特殊ペプチド 『Wnt3a代替ペプチド (βカテニン経路アゴニスト) [製品コード: PG-008] 』の開発に成功、2023年11月中旬以降、販売を開始します。
PGペプチド開発の背景
再生医療・細胞治療等製品の製造に使用される、成長因子・サイトカイン等は、製造ロット間の品質のバラつきの可能性、動物由来成分混入による安全性上の懸念、安定性上の懸念、市販価格が高く大量に使用する場合のコストの問題等の課題を抱えています。
当社は、それらの課題を解決し再生医療・細胞治療の更なる普及・拡大に貢献することをミッションに、2020年4月に三菱商事株式会社とペプチドリーム株式会社の合弁企業として設立されました。設立以降、ペプチドリーム株式会社との共同開発契約に基づき、数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットにそれらと同様の機能を持ち、完全化学合成可能な特殊ペプチド(PGペプチド)の開発を進めています。
Wnt3a代替ペプチド (βカテニン経路アゴニスト) [製品コード:PG-008] について

成長因子 Wnt3 a同様

Wnt3a代替ペプチド(PG-008)のβカテニン経路活性化機構
Wnt3a代替ペプチドは、Wnt3aのレセプターであるFZD (Frizzled)およびLRP(Low-density lipoprotein receptor related protein) 5/6に結合する2種類の環状ペプチドで構成されるヘテロダイマーペプチドです。Wnt3aと同様に、FZDおよびLRP5/6に結合し、Wntシグナル伝達経路におけるβ-カテニン経路を活性化します。

成長因子 Wnt3 a同様

リコンビナントWnt3aを上回るβ-カテニン経路の活性化能
PG-008と市販されているリコンビナントWnt3aの機能比較試験を行いました。具体的には、HEK293細胞におけるTCF-LEFレポーターアッセイ(ルシフェラーゼ遺伝子の活性化で評価)を用いて、PG-008とリコンビナントのβ-カテニン経路に対するアゴニスト活性を比較しました。その結果、PG-008はより低濃度で強いレポーター遺伝子を活性化させ、Wnt3aよりも優れたアゴニスト活性を持つことが示されました。
CHIR99021と比べ、極めて低い濃度で細胞分化誘導活性を発揮
iPS細胞から胚体内胚葉(Definitive Endoderm: DE)への分化誘導において、PG-008、低分子化合物CHIR99021 (以下、CHIR)、リコンビナントWnt3aのそれぞれを用いた場合における分化誘導効率を以下のスキームによって比較しました。なお、CHIRはWnt3aの代替として広く用いられているGSK-3β阻害剤です。

成長因子 Wnt3 a同様

その結果、リコンビナントWnt3a(50 ng/mL, 約1.3 nM)を使用した場合、Day4においても未分化の細胞が多く見られ(下図左)、DEの分化誘導効率はおよそ60%でした(下図右)。一方、PG-008およびCHIRを使用した場合、DEへの一様な分化が見られ(下図左)、98%以上の分化誘導効率が得られました(下図右)。この結果より、PG-008は1 nMの低濃度でCHIRを3 µMの濃度で使用した場合と同等の分化誘導効率を発揮することが示されました。さらに、PG-008は10 µMの高濃度でも細胞毒性を示さないことも確認しております。なお、本実験は、イギリス・Nottingham大学のDr. Nick Hannan氏によって行われました。

成長因子 Wnt3 a同様

近年盛んに研究開発が行われているiPS細胞からの内胚葉系の細胞への分化誘導や、各種オルガノイドの培養維持などの用途にお使い頂く事を想定しております。
製品の概要
製品コード : PG-008
製品名 : Wnt3a代替ペプチド (β-カテニン経路アゴニスト)
製品形態 : 凍結乾燥品
保管条件 : -20℃以下
純度 : 95%以上(HPLC)
分子量 : 5099.63(Acetate)
内容量 : 10 µg(バイアル一本当たりの内容量)
※ 本製品はアニマルコンポーネントフリ―(ACF)証明書の提供が可能です。
※ 本製品は試験研究用であり、試験研究用以外には使用できません。
※ 今後、仕様を変更する可能性があります。
本製品の販売/ご購入について
上記内容量以上の数量について、バルク品の納入も可能ですので、ご相談下さい。また、再生医療・細胞治療等製品の製造にご使用頂く事を目的に、GMP準拠品についても提供が可能です。詳細は、下記販売代理店、もしくは弊社までお問い合わせください。
関東化学株式会社 : https://www.kanto.co.jp/
キシダ化学株式会社 : https://www.kishida.co.jp/inquiry/input
フナコシ株式会社 : https://www.funakoshi.co.jp/
当社におけるPGペプチドの開発状況について
当社では数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットに代替ペプチドを開発しております。これまでに合計8品目の製品販売を開始しました。開発は順調に進んでおり、2023年から2024年初頭にかけてPDGF-AA、TPO、FGF2などを対象とした成長因子代替ペプチドを、複数品目上市する予定です。詳細は随時WEBサイトにてアップデートして参ります。ご興味をお持ちいただけましたら、以下問い合わせ先までご連絡ください。
《本リリースに関するお問い合わせ先》
ペプチグロース株式会社
Website : https://www.peptigrowth.com/
TEL : 070-4503-1497
E-mail : contact@peptigrowth.com