レラテック株式会社の情報

兵庫県神戸市東灘区深江南町5丁目1-1

レラテック株式会社についてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は神戸市東灘区深江南町5丁目1-1になり、近くの駅は深江駅。株式会社東洋総合技術研究センターが近くにあります。また、法人番号については「1140001119411」になります。
レラテック株式会社に行くときに、お時間があれば「神戸深江生活文化史料館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
レラテック
住所
〒658-0022 兵庫県神戸市東灘区深江南町5丁目1-1
google map
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
阪神本線の深江駅
阪神本線の芦屋駅
JR西日本JR神戸線の甲南山手駅
阪急京都線の芦屋川駅
地域の企業
3社
株式会社東洋総合技術研究センター
神戸市東灘区深江南町4丁目12番17号
株式会社ジェイド
神戸市東灘区深江南町4丁目7番23-103号
株式会社バウハウス
神戸市東灘区深江南町4丁目13番13号
地域の観光施設
3箇所
神戸深江生活文化史料館
神戸市東灘区深江本町3-5-7
神戸大学海事博物館
神戸市東灘区深江南町5-1-1
菊正宗酒造記念館
神戸市東灘区魚崎西町1-9-1
法人番号
1140001119411
法人処理区分
新規

東銀リース株式会社・豊通マテックス株式会社・レラテック株式会社が業務協定を締結
2025年01月09月 10時
東銀リース株式会社・豊通マテックス株式会社・レラテック株式会社が業務協定を締結
風況観測マストをはじめとする観測機器の導入促進を支援
レラテック株式会社(以下、レラテック)は、東銀リース株式会社(以下、東銀リース)・豊通マテックス株式会社(以下、豊通マテックス)と、持続可能な社会の実現を目指し、風力発電事業に必要な風況観測マスト(※1)などの観測機器(以下、風況観測機器)の普及に向けた業務協定(以下、本協定)を締結いたしました。本協定を通じて、日本における風力発電をはじめとする再生可能エネルギーのさらなる導入促進と発展に貢献してまいります。

◼︎連携背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、風力発電は重要な役割を果たしています。風力発電事業を成功させるためには、現地の風況を把握するための風況観測が不可欠であり、この観測データを基に事業性評価や風車設計が行われます。
陸上での風況観測には、風況観測マストをはじめ、鉛直ライダー(※2)や燃料電池(※3)といった観測機器が主に使用されています。しかし、これらの機器を調達した際の資産の管理事務や減価償却をはじめとした原価管理の煩雑さ、メンテナンスやオーバーホール実施時における事業運営の制約といった課題があり、調達手段についても多様化が求められていました。
これらの課題を解決するため、本協定では風況観測機器導入時の負担軽減や管理の効率化を図り、風力発電事業のさらなる普及と発展を支援します。
◼︎本協定内容・目的
本協定は、風況観測機器の調達方法にリースなどのファイナンス(以下、リース)を活用することで、発電事業者や風況観測業者の機器調達を円滑にすることを目的としています。
特に、東銀リースのサービスを活用し、これまで多くの要望が寄せられていた風況観測マストを対象としたリースを提供する点が特徴です。
リースの活用により、費用の平準化、固定資産税の申告・納付、動産総合保険および廃棄処分の手続きなどの管理事務負担の軽減といったメリットが期待されます。
さらに、レラテックが提供する風況観測に関するコンサルティングサービスを通じ、高品質な風況観測を実現します。また、豊通マテックスの支援により、ライダー機器や燃料電池などの観測機器を確実かつ効率的に調達することが可能となります。

図1 本協定における事業体制図
<各社の役割>
レラテック
風況観測に関わるコンサルティングサービス(※4)の提供
東銀リース
風況観測機器のリース、延払条件付売買(割賦)、支払委託、
その他ファイナンス機能の提供
豊通マテックス
燃料電池・ライダー機器など風況観測機器の調達

図2 風況観測機器の概念図
◼︎連携企業の概要/コメント
・東銀リース株式会社

東銀リース株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJ銀行系列のリース会社として、国内及び海外の拠点を通じて様々なフィナンシャルサービスを展開しております。
当社は、「気候変動対応・環境保全-カーボンニュートラルの実現へ-」を環境分野におけるマテリアリティとして認識しています。このような取組みを通じて、気候変動への対応や地球環境保全の実現に貢献して参ります。
・豊通マテックス株式会社

豊通マテックスは製品原料の開発から、製品企画、加工、販売、流通まで、産業資材に関するすべてを網羅する専門商社です。
私たちの取り扱っているメタノール型燃料電池は、再生可能エネルギーの代表である風力発電市場で使用される風況観測機器に採用されており、多角的に低炭素社会へ貢献しております。本協定の締結により、日本における風力発電のさらなる発展を目指します。
・レラテック株式会社

レラテック株式会社は、風力発電のための風況調査(観測・シミュレーション・解析)や関連する技術コンサルティングサービスを提供する、産学連携型の神戸大学認定ベンチャー企業です。「気象データ」と「ICT(技術)」を用いて、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献しています。
風況観測マストを含むリース事業の実現は、風況観測業者の立場からも大変喜ばしく思います。本協定を通じて、観測機器導入時の負担軽減や管理の効率化を図ることで、風力発電事業のさらなる普及と発展を力強く支援できると確信しています。
【注釈】
※1 風況観測マスト
風速や風向など、風況を直接観測するためにカップ型風速計やベーン型風向計といった高精度な測定機器が取り付けられた観測鉄塔。
※2 鉛直ライダー
風況観測に使用されるドップラーライダーの一種で、主に風力発電用に風を計測する装置です。レーザー光を地上から垂直方向に向けて照射し、反射して戻ってきた信号から風速や風向を検出することで、約300メートル上空までの風況データを得ることができます。
※3 燃料電池
水素を原料に、電気化学反応で発電を行う「発電機」です。無電源地域での風況観測には、メタノールから水素を生成して発電する燃料電池の活用が広がっています。
※4 本事業におけるレラテックの風況観測に関わるコンサルティングサービス詳細
・風況観測機器や仕様の選定
・観測に関わるガイドライン準拠の確認
・観測地点の選定およびその妥当性の確認
・風況観測のモニタリング、月報・年報の作成・発行
・風況観測データの解析(発電量評価、風条件評価など)
◼︎企業情報
・ 社名 レラテック株式会社(英名: Rera Tech Inc. ; RTI)
・ 本社住所 〒658-0022 兵庫県神戸市東灘区深江南町5丁目1-1
・ 資本金 7,000万円(2025年1月現在)
・ 設立 2020年11月
・ 代表取締役 小長谷 瑞木
・ 技術顧問 大澤 輝夫、林 陽生
・ 業務内容 風況観測・解析・予測評価、コンサルティング、研究開発(共同研究:神戸大学ほか)
・ HP

https://rera-tech.co.jp/

◼︎サービスについてのお問い合わせ先
◯リース、延払条件付売買(割賦)、支払委託、その他ファイナンスに係る問い合わせ先
東銀リース株式会社
担当部署:中部営業部
TEL   :052-201-5201
E-mail :botlngy[*]botlease.co.jp
◯燃料電池・ライダー機器などの風況観測機器に係る問い合わせ先
豊通マテックス株式会社
担当者 :日置 智也
TEL   :050-3135-5709
E-mail :tomoya_hioki[*]tmx.toyotsu.net
◯風況観測に関わるコンサルティングサービス、風況観測マストに係る問い合わせ先
レラテック株式会社
TEL   :03-5829-4967
E-mail :press[*]rera-tech.co.jp
※E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。

国内一例目「洋上風力発電における風況観測機器の精度検証試験サイト」の利用申し込み受付を公式WEBサイトにて開始
2023年11月09月 11時
レラテック、神戸大学、日本気象協会とともにNEDO事業にて推進レラテック株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:小長谷瑞木、以下「レラテック」)は、国立大学法人神戸大学(以下「神戸大学」)および一般財団法人日本気象協会とともに、国内一例目となる洋上風力発電に係る風況観測の精度担保に必要な精度検証試験サイト(以下「精度検証試験サイト」)のモデルを、青森県六ヶ所村むつ小川原港内に「むつ小川原洋上風況観測試験サイト」の名称にて構築・整備し、このたびWEBサイトからの利用申込受付を開始しました。また併せて、利用者は有償にて施設利用が可能となりました。
本取り組みにより、日本の洋上風力発電のさらなる発展を目指します。
公式WEBサイトURL:https://mo-testsite.com/

レラテック神戸大学

※本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募した「洋上風況観測にかかる試験サイトのモデル検討・構築」における事業の一環として推進している取り組みです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000078696.html
【むつ小川原洋上風況観測試験サイトについて】
精度検証が可能な国内一例目の試験サイト
2023年4月より、風況観測に利用するリモートセンシング機器の精度検証を行うための設備を利用者に開放いたしました。当施設は、NEDO「洋上風況観測にかかる試験サイトのモデル検討・構築」事業(2022~2023年度)の下で青森県むつ小川原港湾内に整備された設備であり、NEDO「洋上風況調査手法の確立」事業(2019~2022年度)では現場観測の主サイトとして利用されました。同事業で作成された「NEDO洋上風況観測ガイドブック」では、国内の洋上風力発電事業で利用するリモートセンシング機器には事前の精度検証が求められており、当施設は、この精度検証が可能な国内一例目の試験サイトとして整備されています。
NEDO「洋上風況観測にかかる試験サイトのモデル検討・構築」事業についてのご案内URL:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100351.html
NEDO「洋上風況調査手法の確立」事業についてのご案内URL:
https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100261.html
NEDO洋上風況観測ガイドブックについてのご案内URL: https://www.nedo.go.jp/library/fuukyou_kansoku_guidebook.html
精度検証試験サイトの設備を利用者に開放し、観測データを提供
2023年度は、上記のNEDO事業の下で、主に風況調査用リモートセンシング機器の精度検証を目的として、精度検証試験サイトの設備を利用者に開放すると共に、洋上風況観測マスト等の観測データを提供し始めました。2024年度以降は、神戸大学を中心とした新たな運営体制(2023年度中に構築予定)の下、研究機関、教育機関、風力発電事業関係者(発電事業者、観測業者 等)、研究開発プロジェクト(風況、気象、生態系、環境 等)、地元関係者(港湾安全、教育活用 等)など、多くの方々に幅広く利用いただける、公益性のある精度検証試験サイトの構築を目指してまいります。
【公式WEBサイトについて】
利用申込手続きを含め、むつ小川原洋上風況観測試験サイトに関するあらゆる情報は、以下の公式WEBサイトから得ることができます。
公式WEBサイトURL:https://mo-testsite.com/
ご利用の対象は、精度検証試験サイト設置の主目的である1.風況調査用ライダー機器の精度検証の他にも、2.研究開発・共同研究 3.教育利用 4.その他(湾岸安全利用など)などが考えられます。※利用目的に応じて、提供データ、利用可能期間ならびに費用等が異なります。精度検証試験サイト利用に関する情報は、以下のページをご確認ください。
ご利用案内URL:https://mo-testsite.com/about/
ご利用の流れURL:https://mo-testsite.com/instruction/
【精度検証試験サイトのご利用事例】
日本気象協会と独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によるライダー機器の精度検証(ご利用の対象1.に該当)
JOGMECセントラル方式の風況調査で使用するスキャニングライダーの精度検証を実施しました。この精度検証は、洋上風力発電の基本設計に必要な情報とデータを収集するためのプロジェクトの一部で行われており、JOGMECが公募した「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務」の一環です。

レラテック神戸大学

精度検証中のスキャニングライダー(注1)観測機器の様子
日本大学の気象観測実習(ご利用の対象3.に該当)
日本大学の大気水圏分野の研究室(三隅良平教授、宇野史睦准教授)が、ゼミの一環として、本試験サイトにおいて気象観測の実地見学と実習を行いました。本実習では、ヘリウムを充填した風船と位置情報を測量する機材を使用した鉛直方向の風況観測や、ドローンに取り付けた温湿度計を使用した高層気象観測が行われました。本試験サイトの気象観測データは、この実習で収集されたデータと比較され、検証などに利用される予定です。

レラテック神戸大学

【精度検証試験サイトを利用した技術開発プロジェクト(JIP方式(注2))について】
今後、精度検証試験サイトで収集される充実した陸上および洋上の気象観測データを活用した今後の研究開発が期待されます。風力発電市場では、民間事業の需要に合わせた即効力のある技術開発が必要とされています。そのため、本試験サイトを利用してJIP方式などによる技術開発プロジェクトを立ち上げることを検討しています。具体的には、スキャニングライダーやフローティングライダーシステム(注3)を使用した風況観測手法の実証試験を行い、残されている課題を調査・解決することを目的として、2024年度にJIP方式のプロジェクトを開始することを計画しています。このプロジェクトへの参加に興味がある方は、以下のページをご参照ください。
本件に関するページURL:https://mo-testsite.com/news/231024/
【事業背景】
洋上風力発電では、事業性評価やウィンドファームの実施設計にあたり高精度な風況データを取得することが不可欠です。しかし、そのために洋上に風況観測マストを設置することは、一般的に地元との調整、許認可手続きや多大なコストを要します。近年はこれに代わる観測手法として、国内外でスキャニングライダーやフローティングライダーシステムを始めとした、ドップラーライダー(注4)による風況観測が取り入れられています。
ドップラーライダーの観測精度を担保するためには、観測に使用する機器の精度検証試験が必要です。しかし、国内において一般に開放されている試験サイトが存在しないことが、観測精度の向上や設計までの期間短縮を阻害する要因となり、利用障壁の低い検証施設の整備や運用が求められていました。
 それらの課題を解決する、今回の試験サイト一般開放により、日本における洋上風力発電の前進が加速することが期待されています。
事業採択に関する詳細:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100351.html

レラテック神戸大学

風力発電所および風況観測手法の主な事例
注1)スキャニングライダー:レーザービームを照射し、大気中の浮遊粒子による後方散乱を受信することで、風況を観測できる装置。 沿岸に設置し、洋上に向かってレーザーを発することで洋上の風況を測定できる。スキャニングライダーは首を振りながらレーザーを照射して、レーザーが通った部分の風況を測定する。
注2)JIP方式:民間事業者を主体とした協議会などを組成し、複数の民間事業者から開発資金を拠出する形の技術開発事業
注3)フローティングライダーシステム:洋上の浮体構造物に上空の風をレーザーにより測定するドップラーライダーを設置し、洋上の風況観測を行う装置。
(スキャニングライダーやフローティングライダーシステムを利用することにより、気象マストで観測する事が困難であった、洋上の高高度や水深の深い海域での風況観測が比較的容易に可能となります)
注4)ドップラーライダー(Doppler LiDAR):ドップラー効果による周波数の変移を観測することで、観測対象の相対的な移動速度と変位を観測する事のできるLiDARの一種。LiDARとは、Light Detection and Ranging(光検出と測距)、Laser Imaging Detection and Ranging(レーザー画像検出と測距)の略であり、光を用いたリモートセンシング技術の一つ。ライダーはリモートセンジングで風況観測をおこなうため、風速計などと比較した校正が必須である。
【レラテック株式会社について】
「気象×ICT」で「学術と産業」の架け橋となり、風力発電の正しい導入の道しるべになるべく、2020年11月にレラテック株式会社を設立いたしました。特に洋上風況を対象として、「観測」「シミュレーション」「解析」を一気通貫で提供できる風況調査を実施しております。レラテックは神戸大学認定の研究開発型ベンチャー企業であり、神戸大学大学院 海事科学研究科の海洋・気象研究室(教授 大澤輝夫)のノウハウを活かした実務を行っております。
【企業情報】
・ 社名 レラテック株式会社(英名: Rera Tech Inc. ; RTI)
・ 本社住所 〒658-0022 兵庫県神戸市東灘区深江南町5丁目1-1
・ 資本金 7,000万円(2023年11月現在)
・ 設立 2020年11月
・ 代表取締役 小長谷 瑞木
・ 技術顧問 大澤 輝夫、林 陽生
・ 業務内容 風況観測・解析・予測評価、コンサルティング、研究開発(共同研究:神戸大学、産業技術総合研究所)
・ HP https://rera-tech.co.jp/