出光興産株式会社の情報

東京都千代田区大手町1丁目2番1号

出光興産株式会社についてですが、推定社員数は5001~10000人になります。所在地は千代田区大手町1丁目2番1号になり、近くの駅は大手町駅。ホテル東京ベイ株式会社が近くにあります。厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』を受けました。特許については2020年09月30日に『プロピレンオリゴマーの製造方法』を出願しています。また、法人番号については「9010001011318」になります。
出光興産株式会社に行くときに、お時間があれば「相田みつを美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
イデミツコウサン
住所
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号
google map
推定社員数
5001~10000人
代表
代表取締役社長 木藤俊一
設立日
1940年03月30日
事業概要
・石油精製並びに油脂製造、販売・石油化学製品の製造・販売・石油、石炭、地熱、その他鉱物資源の調査、開発並びに採取・農業薬品、農業用資材並びに化学薬品製造業・電子機能材料の開発、製造および販売・各種化学工業用および環境保全用機械設備・機器の設計、施工、製作および売買・不動産の売買、賃貸借、管理・コンピューターソフトウェアの開発、販売およびコンサルティング
企業ホームページ
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
厚生労働省より『女性の活躍推進企業』
厚生労働省より2012年・2015年部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
2018年04月18日に特許庁より知財活用企業(特許)部門で『知財功労賞(知的財産権制度活用優良企業等表彰)』
厚生労働省より2012部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
東京メトロ丸ノ内線の大手町駅
東京メトロ半蔵門線の大手町駅
東京メトロ東西線の大手町駅
JR東日本東海道本線の東京駅
地域の企業
3社
ホテル東京ベイ株式会社
千代田区大手町2丁目1番1号
株式会社自由が丘エステート
千代田区大手町1丁目2番1号
アンクレア株式会社
千代田区大手町1丁目5番1号大手町ファーストスクエアイーストタワー4階
地域の観光施設
3箇所
相田みつを美術館
千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム地下1階
出光美術館
千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9F
東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1
特許
2020年09月30日に『プロピレンオリゴマーの製造方法』を出願
2020年11月20日に『硫化物固体電解質の製造方法』を出願
2020年12月21日に『固体電解質の製造方法』を出願
2017年02月10日に『機能性飼料』を出願
2020年08月06日に『固体電解質の製造方法』を出願
2020年07月22日に『混合物、有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器』を出願
2020年06月25日に『化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器』を出願
2020年03月26日に『結晶酸化物薄膜、積層体及び薄膜トランジスタ』を出願
2019年07月16日に『固体電解質の製造方法』を出願
2019年08月01日に『結晶構造化合物、酸化物焼結体、及びスパッタリングターゲット』を出願
2016年10月05日に『化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器』を出願
法人番号
9010001011318
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/07/16

積層型発光層素子により世界最高レベルの青色有機EL性能を実現
2025年05月19月 14時
積層型発光層素子により世界最高レベルの青色有機EL性能を実現
~「Display Week」で2回目となる最優秀論文賞を受賞~
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、蛍光型青色材料を用いた有機EL素子分野において、積層型発光層素子の詳細解析を実施し、世界最高レベルの発光効率の実現と長寿命化を達成しました。本技術は、有機ELディスプレイの省電力化と製品の長寿命化による環境負荷の低減に寄与します。
また、本成果はディスプレイ関連の世界最大の学会であるSociety for Information Displayが主催するシンポジウム 「Display Week 2025」(開催地:米国サンノゼ、開催期間:2025年5月13日~16日)において、有機EL技術部門の最優秀論文賞(Distinguished Paper Award)※1 を受賞しました。当社の積層型発光素子の技術が「Display Week」の最優秀論文賞を受賞するのは、2022年以来2回目となります。




積層型発光層素子の仕組み
積層型発光層素子とは、蛍光型素子※2 の発光過程のうち、電荷の再結合とTTF※3 を起こす領域を分離させた素子です。機能を分離することで発光ロスを抑え、発光効率の向上と長寿命化の両立が可能となります。
当社は、約40年にわたって有機EL材料の研究を続けています。2022年には、青色有機EL分野において世界最高レベルの発光効率と長寿命化に成功し、「Display Week 2022」で最優秀論文に選定されました。その後も、発光効率の向上と長寿命化を目指して開発を続け、単層発光層と比較して20%の消費電力削減を実現しました。
また、本技術は実効性の高い技術であり、製品への採用も進んでいます。産業に貢献している点などが評価され、2025年4月に有機EL討論会※4 の「第18回 業績賞」も受賞しました。
■成果の概要
有機ELディスプレイを構成する赤色、緑色、青色の画素に用いられる発光素子のうち、青色発光素子は唯一の蛍光型素子であり、発光効率と長寿命化に課題があります。当社は積層型発光層の独自の機能分離発光に着目し、そのメカニズムの詳細解析を行いました。そして、各層に最適な材料設計をすることで、現在実用化されているトップエミッション デバイス※5 において、さらなる発光効率の向上と長寿命化を達成しました。
■性能概要
方式   : 積層型発光層を用いた青色蛍光有機EL素子
LT95※6 :200時間以上(電流密度50 mA/cm2の駆動条件の結果)
効率   : 350 (Cd/A/CIE-y)(電流密度10 mA/cm2の駆動条件の結果)
色度   : (0.14, 0.042)(CIE1931 色度座標)




「Display Week2025」受賞式の様子
当社は今後も、高性能な有機EL材料の開発を通じて、有機EL素子およびディスプレイのさらなる高性能化に貢献します。
※1 Highly Efficient and Stable Blue Fluorescent OLED using Dual EML system
Satomi Tasaki, Masato Nakamura, Yu Kudo, Keitaro Yamada, Kazuki Terada,Tsukasa Sawato, Tomonori Nakamura, Kazuki Nishimura and Emiko Kambe

https://sid.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jsid.2073

※2 蛍光型素子:有機EL素子の方式の一つ。電気によって素子内の有機物が高エネルギー状態(励起子)になるが、そのうち一重項励起子を発光に利用する方式。
※3 TTF:Triplet-Triplet Fusion(三重項-三重項融合)の略。三重項励起子同士の衝突により一重項励起子が生成される過程。蛍光型素子で利用されない三重項励起子を発光に利用することで効率を向上。
※4 有機EL討論会:

https://yuki-tohronkai.jp/

※5 トップエミッション デバイス:電気を光に変える有機層の下にあるTFT基板の上側(カソード側)から光を取り出す有機ELパネルのデバイス構造の一種。
※4 LT95:初期の明るさが5%減少するまでの連続点灯時間。
【参考】
プレスリリース:

新発光方式により世界最高レベルの青色有機EL性能を実現~「Display Week 2022」最優秀論文に選定~

(2022年5月16日付)

「Idemitsu Art Award 2025」作品募集を6月2日に開始
2025年05月15月 14時
「Idemitsu Art Award 2025」作品募集を6月2日に開始
12 月に国立新美術館にて全受賞・入選作品を展示
2025年5月15日
出光興産株式会社
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、次代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「Idemitsu Art Award 2025」の作品募集を6月2日(月)に開始します。
「Idemitsu Art Award」は1956 年に創設された※、40 歳までの若手作家を対象とする公募制の美術賞です。本賞は「現物審査」にこだわり、一次審査からすべての応募作品を審査員が実際に観て、審査を行います。
今年は、現代美術の分野で活躍する学芸員や作家など、新任3 名を含む計5 名が審査員を努めます。独創的でエネルギーあふれる作品をお待ちしています。
当社は、心の豊かさを育む「文化」を、企業市民活動の軸の一つに定めています。これからも次代の芸術分野を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えていきます。
※シェル美術賞として創設され、2022年にIdemitsu Art Awardに改称しました。

Idemitsu Art Award 2025実施概要
詳細は出光興産コーポレートサイトに掲載の募集要項をご確認ください。

https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/method.html

【応募資格】
1985年4月1日以降に生まれた方
※エントリー時に、生年月日を確認できる証明書等の画像をご提出ください
【募集作品

・平面作品でワイヤーによる吊り展示が可能なもの
・2023年以降に制作され、他の公募展等で入選していない作品
・作品サイズ=162.0cm×162.0cm(S100号)以内
・作品の厚さ、重量=15cm以内(額縁・仮額を含む)、30kg以内
【賞】
賞の内容、点数および賞金額は変更となる場合がございます。
グランプリ・・・・・1点・300万円
審査員賞・・・・・・5点・各30万円
学生特別賞・・・・・1~2点・各10万円
入選・・・・・・・・40~50点
オーディエンス賞・・1点
【出品料

出品は1人3点まで
26歳以上
25歳以下
1点
7,000円
無料
2点
11,000円
7,000円
3点
14,000円
11,000円
※25歳以下:1999年4月1日以降に生まれた方
【エントリー期間

6月2日(月)~7月31日(木)
【出品料支払い期間】
7月1日(火)~8月8日(金)
【作品搬入期間】
送付搬入日:8月21日(木)、8月22日(金)
直接搬入日:8月23日(土)、8月24日(日)
【展覧会】

Idemitsu Art Award展 2025」 国立新美術館 展示室1B
12月10日(水)~ 12月22日(月)※16日(火)休館
【Webサイト】

https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/index.html

【学生支援企画】
1.学生特別賞を設定、2.展覧会の入場料無料
■審査員 (計5名、敬称略)
・大浦 周(埼玉県立近代美術館主任学芸員)
・鈴木 俊晴(豊田市美術館学芸員)
※新任
・竹崎 瑞季(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーター)
・中村 史子(大阪中之島美術館主任学芸員)
※新任
・吉田 晋之介(作家、シェル美術賞2009準グランプリ受賞)
※新任
■審査員プロフィール
大浦 周(Itaru Oura)




1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース博士後期課程単位取得退学。2013年より埼玉県立近代美術館学芸員。担当した展覧会に「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」(2018年)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(2020年)、「ボイス+パレルモ」(共同企画、2021年)など。
<コメント>
絵画を描くことは過去の膨大な蓄積に連なることであり、同時にその歴史によって規定されてきた枠組みを問い直すことでもあります。テクノロジーの進化がわたしたちの視覚環境を急激に変え、表現手法の選択肢も多様化する今日、あえて平面上で不変の問いに対峙することが、ひるがえってまだ見ぬ表現を生み出す予感を感じています。
ジャンル固有の表現や技術を深く探究するアプローチであれ、平面の領野を果敢に拡張しようと挑む試みであれ、それぞれの理路と必然を備えた作品との出会いを楽しみに、2回目の審査に臨みたいと思います。
鈴木 俊晴(Toshiharu Suzuki)




豊田市美術館学芸員。近年の主な企画に「ボイス+パレルモ」(2021-22年、埼玉県立近代美術館、国立国際美術館と共同企画)、「ゲルハルト・リヒター」(2022-23年、東京国立近代美術館と共同企画)、「栗本百合子の絵画と空間 - はじまりのまえのはじまり」(2023年、名古屋造形大学ギャラリー)、「枠と波」(2024年)、「玉山拓郎:FLOOR」(2025年)。
<コメント>
ご近所の話で恐縮ですが、清須市はるひ美術館が開館以来継続していた絵画の公募展が終わってしまいました。画家数名に批評家や学芸員が加わる審査員の陣容は、特に第一回から櫃田伸也さんと故・辰野登恵子さんのお二人が長く審査員を務められ、その後もそうそうたる面々が関わってみえて、率直に言って、いつか自分もその末席に加わることができれば、と密かに願いつつ、仕事を続けるモチベーションのひとつにしていました。その終幕を知らされて意気消沈していたところに、はからずも、同じように画家と学芸員が審査員を務める別の公募展からお声がけをいただくことになったのは、きっと何かの縁に違いありません。そういった意気込みで頑張りたいと思います。
竹崎 瑞季(Mizuki Takezaki)
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 キュレーター




神奈川県横浜市出身。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)専攻修了。高知県立美術館学芸員を経て、2017年より丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員。近代からの学びや課題を、現代とその先を捉える足がかりとしながらリサーチを行う。これまでに企画した主な展覧会に「高知家の宝もの 村山槐多からヨーゼフ・ボイスまで」(2014年、高知県立美術館)、「まみえる 千変万化な顔たち」(2021年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)、「今井俊介 スカートと風景」(2022年、同館)、「中園孔二 ソウルメイト」(2023年、同館)、「猪熊弦一郎展 ホノルル」(2024年、同館)など。
<コメント>
前回から審査員をつとめています。審査会では本当に数多くの作品を拝見しましたが、一点一点、直に向かい合うことができるのは、とても貴重な機会だと実感しました。今回も、新たな表現と出会えることを楽しみにしています。
この時代がどのように表されているかとともに、その方が何に向き合おうとしているかという軸を感じ取りたいと考えています。
中村 史子(Fumiko Nakamura)




大阪中之島美術館、主任学芸員。若手作家を個展形式で紹介するOsaka Directory Supported by RICHARD MILLEの小松千倫展(2024年)、KOURYOU展(2025年)を企画、担当。また、2007年~2023年まで愛知県美術館で学芸員として「放課後のはらっぱ」(2009年)、「魔術/美術」(2012 年)、「これからの写真」(2014年)、「生誕120年 安井仲治」(2023年)等を企画、担当。あいちトリエンナーレにアシスタントキュレーターとして第1回から関わり、「国際芸術祭あいち2022」(2022年)のキュレーターを務める。主な外部企画のキュレーションに「Play in the Flow」(シープラカード・ホテル、タイ・チェンマイ、2017年)があるほか、雑誌や書籍等への寄稿多数。
<コメント>
今年より審査をつとめることとなりました。このアワードは、ワイヤーによる壁面展示が可能な平面作品を対象としています。しかし、絵画作品だけではなく、絵画以外の素材や技法を用いる作り手にも積極的に挑戦していただきたく思っています。何か面白いものを作れそうなら、どうぞ気軽にご応募ください。平面作品のわずかな厚みの中に幾重もの層を詰め込んだ作品、見通せないほどの奥行を備えた作品に出会えればうれしいです。
吉田 晋之介(Shinnosuke Yoshida)




1983年、埼玉県生まれ。2017年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域(油画技法・材料)修了、博士号(美術)を取得。
主な個展に、「吉田晋之介展 - PERISCOPE」(2021年、GALLERY MoMo Ryogoku)など。
主なグループ展に、「TARO賞20年 20人の鬼子たち」(2017年、岡本太郎記念館)、「東京アートミーティングVI “TOKYO”見えない都市を見せる」(2015年、東京都現代美術館)、「現代美術の展望 VOCA展 -新しい平面の作家たち-」(2013年、上野の森美術館)などがある。
VOCA展2013佳作賞、アートアワードトーキョー丸の内2012長谷川祐子賞など受賞多数。
現在、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻助教。
<コメント>
このたび、初めて審査に携わらせていただきます。
私自身、本アワードの前身である「シェル美術賞2009」で準グランプリを受賞したことが、作家としての道のりを拓くきっかけとなりました。
多くの出会いと刺激を得たこの賞に、今回は審査員という立場で関わらせていただけることを、大変光栄に思っています。
今回の審査では、絵画で表現することの必然性と、この時代にしか立ち上がらない感覚や問いと真摯に向き合った表現を、注意深く観察したいと思っています。
正直に言えば、私自身「なぜ今、絵画なのか」と問い直す日々のなかにいます。だからこそ、その問いに対する一つの応答のような作品に出会えることを楽しみにしています。
限られた形式や条件だからこそむしろ強く立ち上がってくる、作品に込められた切実な動機や葛藤に、目を凝らしたいと思います。

全国のapollostationで「出光カーボンオフセットfuel」を「apollostation BUSINESS」会員(法人・個人事業主)向けに販売開始
2025年05月12月 14時
全国のapollostationで「出光カーボンオフセットfuel」を「apollostation BUSINESS」会員(法人・個人事業主)向けに販売開始
サービスステーションでの給油で、社有車などにおけるカーボンオフセットが可能に
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、全国の当社系列サービスステーション「apollostation」※1にて、燃料油にボランタリーカーボンクレジット※2を付与した「出光カーボンオフセットfuel」(以下「ICOF(アイコフ)」)の販売を、法人・個人事業主向けクレジットカード「apollostation BUSINESS」の会員のお客様向けに、2025年5月12日より順次開始します※3。サービスステーションにおけるクレジットカードを利用したカーボンクレジット付き燃料油の販売は、国内の石油元売で初めての試みです。
※1 一部店舗を除きます。対象店舗は

当社コーポレートサイト「サービスステーション検索」

でご確認ください。
※2 民間セクター・NGOなどによって発行されるクレジット。
※3 購入お申込みをご希望の方は、

お問い合わせフォーム(各種事業)

より、お問い合わせカテゴリ「燃料油」を選択のうえご連絡ください。




「出光カーボンオフセットfuel」の給油イメージ




「出光カーボンオフセットfuel」のロゴマーク
ICOFラインアップのうち、販売対象となるのは以下です。購入プランにお申し込みのうえ、apollostationでの給油時に「apollostation BUSINESS」カードで決済いただくことで、該当のICOFが購入可能となります。店頭での特別なご注文や機器操作などは不要です。
■出光カーボンオフセットfuel100(ガソリン、灯油、軽油):
CO2排出量に対する100%のボランタリーカーボンクレジットを付与
ICOFは、燃料油の使用時に排出される CO2をカーボンクレジットによりオフセット(相殺)したカーボンクレジット付き燃料です。2023年7月に販売開始し、工場や事業所を持つ多くの企業の脱炭素化に向けた取り組みに貢献しています。
ICOFはこれまでタンクローリーでの直接配送により法人のお客様への販売を行ってきましたが、社有車などでの利用を希望するお声をいただき、apollostationでの販売を検討してきました。当社子会社である出光クレジット株式会社との協業により、給油数量とボランタリーカーボンクレジット付与の管理が法人向けクレジットカード「apollostation BUSINESS」で可能となったため、全国のapollostationでの販売が実現しました。現時点でのapollostationでの販売は「apollostation BUSINESS」の会員のお客様向けのみですが、幅広いニーズにお応えできるサービスの開発を進めていきます。
脱炭素化への移行期においては、お客様側では削減困難なCO2が生じます。当社はこの削減困難なCO2に対し、ICOFを含めた様々な手法・ソリューションを提供することで、お客様の課題解決に貢献します。
■購入頂いたお客様の声
「これからの時代、我々運送業者も脱炭素社会に向けて取り組んでいく必要がある。普段通りのサービスステーションでの給油で環境に配慮した燃料(軽油)を使用できるのはありがたい」
シナジートランスポート株式会社(本社:北海道札幌市北区篠路4条9丁目12-10 代表取締役社長:根本 和典)
【参考】
プレスリリース:出光カーボンオフセットfuel販売開始について(2023年7月13日)

https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/230713.html

プレスリリース:業界初、J-クレジットを活用してCO2をオフセットする燃料油を「出光カーボンオフセットfuel」のラインアップに追加(2023年12月25日)

https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/231225_2.html

YouTube動画「出光カーボンオフセットfuelのご紹介」(2024年9月5日)

https://www.youtube.com/watch?v=nBQoc4GcB7w

CO2除去(CDR)に特化した海外ファンドに出資
2025年04月28月 17時
CO2除去(CDR)に特化した海外ファンドに出資
ネットゼロに向けた取り組みを推進
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、CO2除去(Carbon Dioxide Removal、以下「CDR」)に関する事業に取り組むスタートアップ企業への投資に特化したファンド Carbon Removal Partners - Systemic Ventures I SCSp(以下「ファンド」)に出資します。同ファンドは、CDRに関する高い専門性を有するCarbon Removal Partners
AG(本社:スイス、Partner/Chairman:Max Zeller、以下「CRP社」)が組成・運用するファンドです。当社は出資に加え、CRP社とのパートナーシップを構築することで、多様な技術やプロジェクト、さらにはカーボンクレジット創出に関する実務的な知見を獲得し、CDRの社会実装を進めます。なお、出資は出光アメリカズホールディングス(本社:米国、社長兼CEO:杉原啓太郎、当社100%子会社)を通じて行います。
2050年のカーボンニュートラル達成には、CO2排出量の削減にとどまらず、大気中のCO2を除去するネガティブ・エミッションの実現が不可欠です。ネガティブ・エミッションの実現に向けて、大気中のCO2を直接または間接的に取り除くCDRの社会実装が期待されています。
CDRの手法は、植林・再植林や土壌炭素の貯留といった「自然由来型」と、DACCS(Direct Air Capture and Carbon Storage、直接空気回収)やBiCRS(Biomass Carbon Removal and Storage、バイオマス由来のCO2除去・貯留)、風化促進(岩石などを利用した大気中のCO2除去・貯留)といった「技術主導型」に大きく二分されます。
当社が出資するファンドは、自然由来型の要素も取り入れつつ、技術主導型のCDRアプローチに重点を置いた包括的な投資戦略を採用しています。最先端のCDR技術の開発に取り組むスタートアップに加え、開発された技術の社会実装を後押しする、信頼性の高いMRV(Measurement, Reporting and Verification、測定・報告・検証)関連事業やカーボンクレジット市場の創出・整備に従事するスタートアップを幅広く選定していることが特徴です。
CRP社はCDR分野に特化したベンチャーキャピタルで、CDRに関する高い専門性を有します。最先端の技術トレンドを的確に捉える先見性や、アカデミア・研究機関との広範なネットワークに強みを持ち、企業や研究機関との共同研究・実証プロジェクトなども展開しています。
当社は2022年11月に発表した中期経営計画において、2030年までにScope 1およびScope 2の排出量を2013年度比で46%削減し、さらに2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目標に掲げています。この目標の達成に向けて、海外のスタートアップや関連機関との連携を強化しながら国内外の多様なパートナーと協働することで、CO2除去に向けた取り組みを戦略的に推進します。また、CDRの先進市場の一つである北米地域においては、技術トレンドの把握と実証機会の拡大に注力してまいります。
【参考】CRP社概要
CRP社はCDR分野に特化したベンチャーキャピタルです。スイス・チューリッヒに本社を構え、米国にも子会社を有する同社は、CDR分野に特化したベンチャーキャピタルをいち早く立ち上げた先駆者です。同社が組成・運営するファンドは、欧州および北米を中心に、CDR関連技術の研究開発および社会実装を推進するスタートアップ企業への投資を行っています。投資対象は、科学的・技術的な信頼性に基づき選定されたスタートアップを厳選しており、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。
https://www.carbonremoval.partners/
https://www.carbonremoval.partners/

当社初、環境対応VLCC(大型原油タンカー)2隻の建造を決定
2025年04月24月 14時
当社初、環境対応VLCC(大型原油タンカー)2隻の建造を決定
-メタノール二元燃料主機、軸発電機、風力推進補助装置を搭載し、CO2排出量削減へ‐
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)と出光タンカー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:稲垣富生、以下「出光タンカー」)は、環境対応VLCC(大型原油タンカー、以下「本船」)2隻の建造を決定しました。竣工は、2028年および2029年を予定しています。本船は、メタノールおよび重油を燃料として使用できる「二元燃料焚き」となっており、出光タンカー、飯野海運株式会社、日本郵船株式会社、日本シップヤード株式会社の4社コンソーシアムにて策定したデザインコンセプト※1を採用します。
本船は、二元燃料主機に加え、主機プロペラ軸の回転を利用して発電する軸発電機※2、VLCCでは世界初※3となる風力推進補助装置「ローターセイル」※4 を2本搭載しています。これらの仕様により、2025年以降の契約船について国際規制「EEDI(Energy Efficiency Design Index:エネルギー効率設計指標)※5フェーズ3」が求めるCO2排出量の基準値比30%削減に対して、今回建造する2隻は40%以上の削減を達成します。
メタノールは基礎化学品としてさまざまな用途に利用されていますが、CO2排出量を削減するための有効なエネルギー源の一つとしても注目されています。現在、船舶の燃料として主に重油が使用されていますが、メタノールを使用することで、重油と比較し、窒素酸化物(NOx)最大約80%、硫黄酸化物(SOx)最大約99%、二酸化炭素(CO2)最大約15%の排出削減が可能となります。
また、バイオマスを原料として製造されるバイオメタノールや再生可能エネルギー由来の水素と回収されたCO2を利用して製造される合成メタノール(e-メタノール)といったグリーンメタノールを使用することで、さらなるCO2排出量削減が期待できます。
当社のグループ会社として外航輸送部門を担う出光タンカーは、1962年に世界最大(当時)の13万トンタンカー「日章丸」、1966年には世界初(当時)となる20万トンを超える大型タンカー(VLCC)「出光丸」を建造するなど、VLCCの建造・運航で海運業界をリードしてきました。出光タンカーでは、本船2隻に加え2026年以降定期用船を行う4隻を合わせ、計6隻の環境対応船への入れ替えを予定しています。
当社は、今後も大型タンカーのパイオニアである出光タンカーと連携し、海運業界の脱炭素化への貢献を目指します。
■ 環境対応VLCC2隻の概要
全長
最大339.5m
型幅
60.0m
型深
28.6m
満載喫水
21.0m
満載載貨重量
約309,400トン
燃料
メタノールおよび重油
その他
大型軸発電機搭載
風力推進補助装置「ローターセイル」2本搭載




メタノール二元燃料焚きVLCCイメージ
※1ニュースリリース「4 社コンソーシアムでの環境対応大型原油タンカー・デザインコンセプト決定」(2024年10月15日)
※2軸発電機:航行中のプロペラ軸の回転を利用して電力を供給する装置。船内の発電機で使用する燃料消費量を減らし、CO2排出量の削減が可能。
※3出光タンカー調べ(2025年4月時点)
※4ローターセイル:船舶の推進力を補助するために使用される風力推進装置。風力推進による燃料消費量の削減、燃料消費量削減に伴うCO2などの温室効果ガス排出量削減、風力を利用することによるエンジン負荷軽減とエネルギー効率向上を実現。
※5 EEDI:国際海事機関(IMO)による新造船を対象としたCO2排出量削減に関する国際条約。

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