合同会社シーベジタブルの訪問時の会話キッカケ
「
お会いできることを楽しみにしておりました。
合同会社シーベジタブルへの通勤は電車通勤ですか
」
google map
2025年05月29月 13時
シーベジタブルオリジナル商品「海のスパイス 国産すじ青のり」が4月より全
2025年04月16月 11時
「セブンプレミアム」で、シーベジタブルの香り高い「すじ青のり」を使用した
2025年04月14月 11時
サステナブルな海藻産業をともに創る「SEA VEGETABLE Co C
2025年03月21月 11時
シーベジタブルが「黒海苔」の陸上養殖での量産に成功
2025年02月26月 13時
シーベジタブル初のスイーツシリーズ「海菓」。海の恵みを新しいかたちで届ける実験的な試みで焼き菓子を発売。
合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一/本社:高知県安芸市)は、海藻の新しい食文化を提案するスイーツシリーズ「海菓(うみか)」を立ち上げました。その第一弾として、すじ青のりを主役にしたパウンドケーキを、2025年5月より公式オンラインストアにて販売しています。
シリーズ第一弾として発売するパウンドケーキは、シーベジタブルのテストキッチン「SEA VEGETABLE Test Kitchen」が開発しました。すじ青のり特有の深い香りとふくよかな旨みを、バターが香る生地に閉じ込めた一品です。
「海菓」シリーズは、海藻とお菓子という一見意外な組み合わせに挑戦しながら、<海藻が菓子になる>という新しい価値を提案するプロジェクトです。今後は「もなか」や「チョコレート」など、異なるジャンルのスイーツに海藻を掛け合わせ、パートナーと共に海藻の新しいおいしさの可能性を広げていく予定です。パッケージデザインには、シリーズの象徴として“海”をテーマにしたグラフィックを採用。贈り物や特別なひとときにふさわしい、美しく上質な仕上がりとなっています。
海藻界の“香りの王様”すじ青のりが主役の、香り高き焼き菓子
「海のパウンドケーキ -すじ青のり-」は、重厚感のあるしっとりとした生地に、海藻界の“香りの王様”とも称される「すじ青のり」の豊かな風味を閉じ込めた焼き菓子です。さらに、あつばアオサの香りと旨みを油脂に移した「アオサオイル」を加えることで、より奥行きのある味わいに仕上げました。口に含んだ瞬間、ふわっと広がる芳香が、これまでの海藻のイメージを一新。シンプルながらも印象に残る、新しいスイーツ体験をお楽しみいただけます。
商品概要
商品名
海のパウンドケーキ -すじ青のり-
名称
焼菓子
価格
4,860円(税込)
原材料名
鶏卵(国産)、バター、アーモンドパウダー、砂糖、小麦粉、粉砂糖(グラニュー糖、粉末水飴)、はちみつ、アオサオイル(米油、アオサ)、乾燥すじ青のり/膨張剤、(一部に小麦・卵・乳成分・アーモンドを含む)
販売開始日
2025年5月15日
発送タイミング
7月下旬/8月上旬/8月下旬
賞味期限
冷蔵解凍後3日以内
保存方法
冷蔵保存
販売場所
シーベジタブル公式オンラインストア、ポップアップイベント ほか
海のパウンドケーキ -すじ青のり-
シーベジタブル公式オンラインストア
SEA VEGETABLE Test Kitchenについて
SEA VEGETABLE Test Kitchenは、海藻の風味や栄養、文化的背景に着目し、食材としての可能性を広げるためのシーベジタブルの研究開発拠点です。新たなレシピや商品の創出を目的に、これまでにない加工方法の探究や、発酵との組み合わせによる商品開発、不定期で開催する新しい食体験イベントなど、さまざまな実験的取り組みを行っています。
「すじ青のり」の生産背景
世界初となる地下海水をつかった青のり陸上栽培
近年、海水温の上昇により、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化しています。その結果、全国各地で食害(*1)が大きく発生し藻場が激減しています。そこでシーベジタブルは、絶滅の危機に瀕したり食文化が途絶えつつあるような海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
今回、「海のパウンドケーキ -すじ青のり-」の原料として使われる「すじ青のり」は、かつての天然物の主産地であった高知県四万十川で、河口部の水温上昇に伴って収穫量が激減したとされ、2020年には出荷量が0kgなりました。
シーベジタブルは、世界初となる、地下海水(*2)を使用したすじ青のりの陸上栽培による量産を2016年に実現しました。陸上栽培は、異物混入が少なく清浄で温度も安定した地下海水を利用し全国に拠点を構えています。障がいのある方や高齢の方々が中心に活躍し、通年で安定した栽培を行っています。
*1:食害:生き物が農作物などを食い荒らすこと。また、その被害。
*2:一部の養殖場では表層水を使用
陸上栽培の様子
陸上栽培の様子
シーベジタブルのすじ青のりの特徴
すじ青のりは、海藻界で“香りの王様”と呼ばれています。食材や料理における「香り」は、食事の味わいや楽しみを大きく左右する大切な要素です。「すじ青のり」「アオサ」「ヒトエグサ」には香気成分が含まれており、この含有量が多いほど、豊かな香り高さを味わうことができます。シーベジタブルのすじ青のりは、「アオサ」「ヒトエグサ」に比べて青のりらしさを感じさせる「香り」が最大3.82倍(*1)高いという結果が出ています。
*1:「成分分析ブランディング」調べ
合同会社シーベジタブル
研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=JR83O9NEeIc
青のりの中で最も香り高く最高級品種と言われる「すじ青のり」を手軽にご家庭で。粉末タイプでこれまでにない使い切りサイズで新登場。
合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一、本社:高知県安芸市)は、2025年4月から、全国のスーパーマーケットでシーベジタブルオリジナル商品「海のスパイス 国産すじ青のり」を販売開始します。シーベジタブルが創業当時から主に生産している「すじ青のり」は、これまでホテルやレストランなどへの業務用販売をはじめ、生活者向けの小売販売を行ってきましたが、より多くの方にお使いいただけるように、粉末タイプでこれまでにない使い切りサイズで新発売します。
開発背景
シーベジタブルの「すじ青のり」は、これまで、世界各国30以上のミシュランの星に輝いたレストランから地元で愛される居酒屋やポテトチップスの原料まで幅広く愛用され、今までになかった新たな海藻料理が日々世界中で開発されています。
シーベジタブルは、これまで生活者や事業者に向けて、7g~10kgまで幅広いサイズですじ青のりを販売してきました。ご愛用いただいているお客様からは、「青のりを最後まで美味しく使い切りたい」「いつでも香り高いまま楽しみたい」というお声をいただき、当社の商品ラインナップにはなかった使い切りサイズを新たに開発しました。
本商品は、ご家庭で手軽にお使いいただける粉末タイプのため、すじ青のりを使ったことのない方々にも、これまでになかった調味料として、新しい料理体験をお届けします。本品をさっと料理に振りかけるだけで、いつでも手軽にすじ青のりの豊かな香りをお楽しみいただけます。
すじ青のり」の生産背景
世界初 地下海水をつかった青のり陸上栽培
近年、海水温の上昇により、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化しています。その結果、全国各地で食害(*1)が大きく発生し藻場が激減しています。そこでシーベジタブルは、絶滅の危機に瀕したり食文化が途絶えつつあるような海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
今回、小売販売を開始する「海のスパイス 国産すじ青のり」の原料として使われる「すじ青のり」は、かつての天然物の主産地であった高知県四万十川で、河口部の水温上昇に伴って収穫量が激減したとされ、2020年には出荷量が0kgなりました。
シーベジタブルは、世界初となる、地下海水(*2)を使用したすじ青のりの陸上栽培による量産を2016年に実現しました。陸上栽培は、異物混入が少なく清浄で温度も安定した地下海水を利用し、北は岩手、南は熊本まで全国に拠点を構えています。障がいのある方や高齢の方々が中心に活躍し、通年で安定した栽培を行っています。
*1:食害:生き物が農作物などを食い荒らすこと。また、その被害。
*2:一部の養殖場では表層水を使用
シーベジタブルの陸上栽培の様子
シーベジタブルの陸上栽培の様子
「海のスパイス 国産すじ青のり」の詳細
商品名
海のスパイス 国産すじ青のり
発売日
2025年4月1日(日本アクセスで先行販売)
参考価格
オープン価格
内容量
0.5g×2袋
原材料名
すじ青のり(国産)
商品特徴
自社の陸上栽培すじ青のりを50%使用(国産)
世界初 清浄でミネラル豊富な地下海水を用いて陸上栽培したすじ青のりを50%使用(*3)
シーベジタブルの商品ラインにはなかった、お手軽な使い切りサイズにすることでフレッシュな香りを楽しめる
青のりの香り成分「ジメチルスルフィド」が通常の青のり(*4)に比べて最大4.5倍
食物繊維やミネラルが豊富(*5 鉄分:ほうれん草の64倍、カルシウム:牛乳の7倍など)
ポテトチップスやフライドポテトといったお芋料理との相性が抜群
温かいお料理の仕上げや、乳製品やオイル系とも相性抜群
*3:一部の養殖場では表層水を使用
*4:徳島県吉野川産養殖すじ青のりを使用
*5:「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の「藻類/あおのり/素干し」
購入方法
全国のスーパーマーケット
日本アクセス総合食材ECストア「Smile Spoon」各ストア
販売元
合同会社シーベジタブル
おすすめの食べ方
1.温かいお料理の仕上げに
湯気が出る温度が一番青のりが香り立つベストな温度です。あたたかいお料理なら、熱々を盛り付けてからふりかけると蒸気とともにフワッと香りが立ちます。
オススメ料理:お味噌汁、揚げ物、バタートースト
2.乳製品やオイル系と一緒に
チーズやクリーム、バター、ごま油との相性は抜群。こっくりした味わいとすじ青のりの香りが合わさると味の深みが増し、美味しさの幅が広がります。
オススメ料理:クリームパスタ、グラタン、ナムル
3.ホクホク食感に
じゃがいもを始めとするイモ類とのコンビネーションは社内スタッフも太鼓判。なめらかな優しい食感とすじ青のりの豊かな香りが幸せな気分にしてくれます。
オススメ料理:フライドポテト、長芋ステーキ、じゃがバター
「海のスパイス 国産すじ青のり」レシピ
ジャガイモのスープ
とろろ蕎麦
ポテトチップス
たまごサンド
合同会社シーベジタブル
研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の
すじ青のりを贅沢に使用した「すじ青のり天ぷらうどん」「塩焼そば」「豆腐とたまごのスープ」の3商品が新登場。
合同会社シーベジタブル(本社:高知県安芸市、共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一)は、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井阪 隆一)と東洋水産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:住本 憲隆)が共同開発した商品に、シーベジタブルの香り高い「すじ青のり」が原料として採用されました。これらの新商品は、2025年4月15日(火)以降、関西地域を皮切りに全国のセブン‐イレブンやイトーヨーカドー等、セブン&アイグループ各店で順次発売いたします。
今回の新商品は、セブン&アイグループのプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」から発売されます。新商品は「すじ青のり天ぷらうどん」「塩焼そば」「豆腐とたまごのスープ」の3品で、いずれもシーベジタブルで栽培したすじ青のりを贅沢に使用しています。すじ青のりは、青のりの中でも特に香り高い品種であり、「海藻界の香りの王様」と称されています。お湯を注いで調理するだけで、すじ青のりを主役にした風味豊かな味わいを手軽に楽しめます。
お湯を注いで調理するだけで香り高い「すじ青のり」が楽しめる
商品概要
販売エリア:全国
商品名
価格
商品特徴
すじ青のり天ぷらうどん
268円
(税抜)
●天ぷらに「すじ青のり」を使用
●めん:コシが強く歯ごたえのあるうどん
●つゆ:昆布と鰹の旨みが利いた風味豊かなつゆ
●具材:すじ青のり小エビ天ぷら、たまご、かまぼこ、ねぎ
塩焼そば
238円(税抜)
●めん:1分で戻るコシが強い細麺
●ソース:チキンの旨みをベースに野菜の旨みなどで調えた塩味焼そばソース
●すじ青のりと紅生姜のふりかけ
豆腐とたまごのスープ
128円(税抜)
●具材にすじ青のりを使用
●国産丸大豆使用の豆腐、国産みつば、国産卵
●魚介の旨みにすじ青のり風味がいきる優しい味わいの和風スープ
※店舗によって価格が異なる場合がございます。
※税込価格は軽減税率適用の消費税8%で表記しています。
※店舗によって一部取り扱いがない商品や商品名・規格が異なる場合がございます。
※画像はイメージです。
※情報は現時点でのものです。最新の情報はセブンプレミアム公式Webサイトをご確認ください。
※販売予定数に達し次第、販売を終了いたします
すじ青のり天ぷらうどん
塩焼そば
豆腐とたまごのスープ
シーベジタブルの「すじ青のり」
シーベジタブルが創業当時から主に生産している「すじ青のり」は、青のりの中で最も香り高く、最高級品種と言われる海藻です。かつての主産地であった高知県四万十川では、河口部の水温上昇に伴い収穫量が激減し、2020年に出荷量が0kgになりました。そんな中、私たちは世界初となる清浄でミネラル豊富な地下海水を用いた陸上での栽培を行い、独自に開発した設備(特許取得済)や生産ノウハウによって、高品質なすじ青のりを通年で安定的に供給しています。
シーベジタブルのすじ青のりの特徴
アオサと比べて青のりらしさを感じる「香り」が約3.82倍高い
すじ青のりは、海藻界で「香りの王様」と呼ばれています。食材や料理における「香り」は、食事の味わいや楽しみを大きく左右する大切な要素です。「すじ青のり」「アオサ」「ヒトエグサ」には香気成分が含まれており、この含有量が多いほど、豊かな香り高さを味わうことができます。シーベジタブルのすじ青のりは、「アオサ」「ヒトエグサ」に比べて青のりらしさを感じさせる「香り」が最大3.82倍(*1)高いという結果が出ています。
*1:「成分分析ブランディング」調べ
合同会社シーベジタブル
研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=JR83O9NEeIc
環境・社会・経済の好循環を目指し、海藻の新たな可能性を切り拓く共創プロジェクトが始動。多分野多業種から、海の未来をともに創る企業を募集します。募集締切:4月25日(金)
合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一、本社:高知県安芸市)は、海の生態系回復と海藻食文化の創造を目的とし、これからの海藻産業をともに創るプロジェクトコミュニティ「SEA VEGETABLE Co Creation Project」の参加募集を開始しました。
磯焼けの深刻化と海藻養殖による生態系への好影響、食分野における新たな展開可能性、海藻の多様な利用用途の開発といった要素を背景に、海藻産業の可能性は拡大しています。しかし、企業の経済活動と環境・社会貢献活動を両立させた持続可能な事例はまだ少なく、多様な業種との連携を通じて新たな価値を創出していくことが求められています。
「SEA VEGETABLE Co Creation Project」は、こうした課題意識を共有し、未来の海藻産業を共創する企業・団体とのネットワークを広げ、プロジェクトを創造していくことを目的としています。2025年に実施する本プロジェクトの応募を、2025年3月21日(金) ~ 4月25日(金) 18:00まで行います。また、4月8日(火)には、事前説明会を開催します。
「SEA VEGETABLE Co Creation Project」始動の背景
1. 磯焼けの深刻化と養殖藻場(*)の生態系への好影響
天然藻場の減少は海洋生態系に大きな影響を与えており、磯焼けが社会課題となっています。一方で、養殖藻場が生物量の増加に寄与することが明らかになっており、海藻の生産量を増やすことが海の生態系回復につながると考えています。
(*)一般社団法人グッドシーは、2024年に実施した海藻の海面養殖による生態系への定量調査にて、海藻養殖によって生まれる藻場を、「養殖藻場」と名づけました。
2.食分野における新たな展開可能性
2025年2月20日に発表されたEU欧州委員会の水産物消費動向調査では、初めて海藻と藻類の消費に関する質問が盛り込まれ、新たな食文化が形成されていく可能性が示唆されました。食利用については日本が世界で最も歴史と多様性を持っているとされており、これをより深めていくとともに、これまで存在しなかった新たな加工・利用方法を開発し、世界に展開していくべきだと考えています。
3. 海藻の多様な利用用途の開発
世界銀行は、2023年度の最新報告書の中で、海藻の食品用途以外としても、バイオスティミュラント(農業資材)、動物飼料、栄養補助食品、代替タンパク質、バイオプラスチックといった10の新市場を特定しており、これらの分野で海藻の新たな活用が期待されるとしています。海藻の新たな価値創造を目指して、新素材・新原料としての可能性を、多分野・多業種の企業のみなさんとともに探求していきます。
4. グローバルでの海藻市場の成長性
世界の海藻の生産量は、2002年から2023年の間に約3倍に増加。世界銀行の最新報告(2023年度)では、2030年までに市場規模が最大118億ドル(約1.7兆円)に成長すると予測されています。これから新たな産業が生まれていくに際して、海藻利用の先進国である日本から多分野・多業種の企業との協働によって世界の持続可能な海藻産業を牽引していくことを目指します。
*「The Global Seaweed New and Emerging Markets Report 2023」
「SEA VEGETABLE Co Creation Project」概要
本プロジェクトは、海のネイチャーポジティブを実現するため、これからの海藻産業をともに創っていくことを目的に活動します。初年度は、シーベジタブルの海藻栽培の拠点を見学し、海藻に関する基礎知識から社会実装に向けた応用知識まで学びます。また、業種や業界を超えたコレクティブワークショップを開催します。本プログラムを通してプロジェクトやアクションが生まれ、海藻産業を創造していくための協働のきっかけとなることを目指します。
概要
・プログラム
栽培現場の現地視察、及び海藻の多分野に渡る知識と実践知の習得、コレクティブワークショップ
・コミュニティ
想いを同じくする方々との繋がりをオフライン/オンラインで構築
・参画企業向けの優先ご案内
試食会・各種プロジェクト等の優先的な共有
応募方法
初年度は、本プロジェクトコミュニティ趣旨への共感を特に重視します。
【応募期間】 2025年3月21日(金) ~ 4月25日(金) 18:00
【応募エントリー】
エントリーフォームはこちら
【留意事項】
・応募時には、基本情報と応募動機 等をご提出いただきます。
・後日、選考結果をご連絡いたします。
・応募多数の場合は、期日前に締め切ることがあります。
・本プロジェクトの趣旨と異なるご参加、当社の事業領域と重なる企業・団体のご参加はお断りさせていただく場合がございます。
参加企業数
10社程度
参加人数
オフライン:2名 / 1 社、オンライン/アーカイブ閲覧:6名 / 1社
金額
本プロジェクト参加費 :90万円(税込)
初回の合宿参加費:10万円(税込) / 1名当たり *予定
合宿費に含まれるもの:講義・宿泊・食事・海のフィールドワーク機材レンタル・プログラム中の移動等・イベント保険料
※ご自宅から集合場所及び、解散場所からご自宅までの交通費や、プログラム中にご自身で使われる備品などはご負担ください。
※オフラインプログラムにおける懇親会などは別途参加費を設定予定です。
問い合わせ先
co-creation@seaveges.com
※メディアパートナー等も募集しています。ご関心のある方はお問い合わせください。
主催
合同会社シーベジタブル
企画
パートナー
合同会社企々會々/Futurama/一般社団法人グッドシー
運営
パートナー
東京建物株式会社
※初年度は2025年6月~翌年3月を単年度として運営・活動する予定です
プログラム(予定)
回
開催予定
プログラム予定
第1回
6/3(火)~4(水)
静岡県西伊豆
海藻の生産現場見学(陸上・海面養殖)・海でのフィールドワーク(海に潜り、海の現状を見つめ海藻を学びます)・食事会・レクチャープログラムなど。
『海の砂漠化』
『研究開発・種苗生産・栽培技術の最前線』
『藻場造成・海藻養殖の取組み 』
『日本の海藻食文化』
第2回
6月16日週
オンライン
『グローバルの海藻産業』
『海外での海藻産業の現状と展望 ~ 韓国海苔の展開から学ぶ ~』
第3回
7月7日週
オンライン
『養殖藻場が生み出すインパクト ~ ブルーカーボン・ネイチャーポジティブ ~』
第4回
7月21日週
オンライン
『養殖藻場展開の手法 ~ サステナブルファイナンス ・企業版ふるさと納税実践例 ~ 』
第5回
8月25日週
東京
『海のネイチャーポジティブ実現に向けた海藻産業創造ロードマップ戦略ワークショップDAY』『シーベジタブル協業事例(1)』
第6回
9月29日週
オンライン
『海藻の新たな利用用途(1)』
第7回
10月20日週
オンライン
『海藻の新たな利用用途(2)』
第8回
12月2週目
東京
『プログラム内部報告会』
『シーベジタブル協業事例(2)』
※オンライン開催については、基本は1.5~2時間程度を予定
※プログラムは、開催予定や日時変更また開催回数の増加などの可能性があります
第1回プログラム(予定)
海藻の生産現場の見学や、海に潜って現状を観察しながら海藻について学ぶフィールドワークを実施します。また、食事会やレクチャー、ディスカッションなどを通じて、海藻の可能性を五感で体感していきます。さらに、本コミュニティに参画する企業の皆さんが自己紹介を行い、興味や関心を共有し合う交流プログラムも実施し、メンバー同士の理解を深めます。
4月8日に事前説明会を開催
本プロジェクトの趣旨や目的、具体的な取り組みについて詳しくご説明する事前説明会を開催いたします。本説明会では、プロジェクトの背景や活動内容をご紹介するとともに、参加をご検討中の企業・団体の皆さまと意見交換の機会を設けます。海藻の持つ可能性に共感し、ともに未来を創造する仲間を募集しています。なお、エントリー後、本プログラムについて説明する資料(Googleスライド)のリンクを共有します。
開催概要
日時
2025年4月8日(火) 12:00~13:00
※申し込み〆切 4月6日(月)12:00迄
会場
オンライン(ウェビナー)
内容
プロジェクト概要説明・質疑応答セッション
※本プロジェクトにご関心のある企業・団体向けの説明会となります。本プロジェクトの趣旨と異なるご参加、当社の事業領域と重なる企業・団体のご参加はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※資料請求フォームをお申し込みいただきましたら、本説明会に参加できなかった企業・団体向けにアーカイブ映像をご共有させていただきます。
「SEA VEGETABLE Co Creation Project」資料請求|事前説明会概要(Googleフォーム)
資料請求・事前説明会への参加申し込みは以下フォームにてお申し込みください。
エントリーフォームはこちら
※Googleフォームがご利用いただけない方は co-creation@seaveges.com までご連絡ください
プログラム運営体制
合同会社シーベジタブル 共同代表
友廣 裕一(ともひろ ゆういち)
大阪出身。大学卒業後、日本の地域の現状を学ぶため、全国の農山漁村を訪ねる旅へ。東日本大震災後は、宮城県石巻市・牡鹿半島の漁家の女性たちとともに弁当屋やアクセサリーブランドなどの事業や、東京・墨田区で食べる人とつくる人がつながるマーケットを立ち上げる。その後、共同代表の蜂谷と共にシーベジタブルを創業。人や組織をつなぎながら、新たな海藻食文化をつくるべく駆け回る。
メッセージ:
シーベジタブルは小さなスタートアップにも関わらず、海藻を取り巻く状況に対峙するなかで、研究から生産、新たな食べ方の開発から、加工、販売まで、バリューチェーンの最上流から川下までを、なんとか仲間たちと取り組んできました。
しかし「海藻で 海も人も すこやかに」という状況を実現したいと思うと、海はあまりに広く、課題もとても大きくて、自分たちはあまりに無力だということを痛感する日々。こうなったら現状を変える力を持つ多業種の方々と協働していくしかない。ともに未来をつくっていく仲間を増やしたい、という思いから、このプログラムを立ち上げることになりました。
今はまだない豊かな風景を、みなさんとともにつくっていけるのを心から楽しみにしています。
合同会社企々會々 代表
合同会社企々會々 代表 / 合同会社シーベジタブル 共創PJ
朴 理沙(ぱく りさ)
早稲田大学商学部卒業。学生時代に休学し(株)マザーハウスでネパール事業の立ち上げ、新卒では日本たばこ産業(株)で食領域での複数の新規事業の成長を担う。在籍中に(株)ヨシムラ・フード・ホールディングスに出向し、宮城県の創業130年の中小乾麺メーカーの経営支援に携わったことをきっかけに、人の心を動かし実現する企業変革に可能性を見出す。2018年よりホールディングス型事業承継ベンチャーの(株)匠堂のCEOとしてグループ9社の技術系製造業の再生・活性化の経験を積む。
現在は、ベンチャー・大企業・中小企業などさまざまなセクターでの事業開発や企業変革の経験を活かし、希望ある未来を実現しうる、新しい価値創造に挑むスタートアップの経営者と伴走し社会変革へつなげるMovement Design Firm、合同会社企々會々(ききかいかい)を2023年12月に創業。
メッセージ:
「海藻で 海も人も すこやかに」――この未来を本気で追求するシーベジタブルに共感し、その実現を加速させるために、昨夏プロジェクトコミュニティの構想を立ち上げ、企画・設計を進めてきました。公共性の高い領域で、業種業界を越えた企業とスタートアップの連携を生み出す挑戦です。
プロジェクト創造の原動力は「人の意志」です。それは立場や所属を超えて広がり、シーベジタブルにはその意志の輪を拡げる力があります。本プロジェクトコミュニティでは、「知」と「実装」も取り入れ、参画企業が持続可能なプロジェクトを探求・創造するきっかけになることを重視しています。
海の現状を見据え、未来に根ざした海藻産業を共創できることを楽しみにしています。
黒海苔(学名「スサビノリ」)の種苗を自社で培養し陸上養殖での量産に成功。2025年2月時点で、乾燥重量100kg(板海苔 約3万枚分)の生産を実現。
合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一、本社:高知県安芸市)は、国内でおにぎり用の海苔として広く利用される「黒海苔(学名「スサビノリ」)」の陸上での量産に成功しました。世界では室内培養や屋外での小型水槽を用いた試験レベルでの小規模生産がおこなわれる中、シーベジタブルは2025年2月時点で、乾燥重量100kg(板海苔 約3万枚分)の生産に成功しました。全国的に黒海苔の生産量が激減し、コンビニ各社の棚にも、海苔が巻かれていないおにぎりが増えつつある中、日本の食文化を残すための大きな一歩です。
今後、シーベジタブルは6年以上の年月をかけて自社の研究開発によって確立した技術を、各地で黒海苔の生産量減少に苦慮する漁業者や、各種水産物の水揚げの減少に困っている生産者・事業者の皆さんと協働していくことを検討しています。また、企業や自治体との協業も積極的に進め、高品質で低価格の黒海苔の安定供給を行うことで、日本の伝統的な食文化に欠かせない美味しい海苔の量産を推進していきます。
また、ここまでの成果について、有明海での海面養殖を推進した海苔研究者である佐賀大学農学部 川村嘉応招聘教授は、「世界初の快挙であるとともに、この量産技術は現在の生産不足の解消にも大いに貢献する」と評価しています。
https://www.youtube.com/watch?v=tg4H3l3FdD0
生産背景
日本の伝統食文化を支えてきた海苔の不足
2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、古くから日本の食文化を支えてきた伝統的食材である「海苔」は世界から注目が集まっています。海苔の原料となる黒海苔は、古くから日本各地の沿岸部で海面養殖により供給され、日本の食文化を支えてきました。
しかし、近年、地球温暖化による海水温の上昇や海水環境の悪化、生産者の減少・高齢化の影響で、最盛期の2000年代初頭に比べ、海苔の生産量は半分以下にまで落ち込んでいます。さらに、生産量の低下により、かつては1枚あたり約10円で推移していた海苔の平均単価が、2024年度の入札では30円前後になるという危機的状況にあります。
出典:海苔産業情報センターデータをもとに川村招聘教授作成
国内では年間80億枚の需要に対し、国産供給は6割程度になったことで、コンビニの主力商品であるおにぎりにおいても、海苔が巻かれていないおにぎりが増加しています。
一方で、日本の海苔生産は従来、海面での生産方法しか確立されていませんでしたが、温暖化や食害、さらには海苔の品質低下を招く貧栄養化(*1)の影響により、海面養殖を回復させるのは難しくなりつつあります。そこで、海面養殖に代わる手段として、商業的に成立可能な陸上養殖モデルの構築が急務です。
*1:貧栄養化:貧栄養化:水中に溶けている栄養塩が少なすぎるため、生物の生産性が低くなること。貧栄養化が進むと、漁獲量が低下したり海苔の品質低下を招く
シーベジタブルの陸上養殖によってできた板海苔は、すべて一番摘みの海苔となる。
研究内容・成果
地下海水を使用した黒海苔の陸上養殖の量産を実現
シーベジタブルは、2016年に世界初となる地下海水を活用したすじ青のりの陸上養殖による量産を実現しました。地下海水は、異物混入が少なく、清浄で温度も安定しているため、北は岩手、南は熊本まで全国に拠点を設け、通年で安定した生産を可能にしています。これまでに、すじ青のりやはばのり、あつばアオサなどの海藻の、高品質な安定生産を実現しています。
シーベジタブルは、近年の黒海苔の生産量減少の状況に課題感を感じ、これまでに培った技術・ノウハウ・知見を活かして、2018年から黒海苔の研究開発を進め、2023年には35kg(板海苔 1万枚以上)、2024年2月時点で100kg(板海苔 3万枚相当)の陸上での量産技術を確立しました。
黒海苔の生産技術のポイント
・黒海苔(学名「スサビノリ」)の高成長種苗の選抜に成功
・自社ラボで高品質かつ安定した種苗の量産技術を確立
・2025年2月時点で、乾燥重量100kg(板海苔 約3万枚分)の生産に成功
・陸上養殖では全て量が最初に摘み取る「一番摘み海苔」となるため、高品質な製品を安定して生産することができる
・栄養塩濃度の減少によって品質が低下している海面養殖とは異なり、陸上養殖では栄養塩濃度をコントロールできるため、高品質な製品を安定して生産することができる
・地下海水を活用するため、夾雑物(異物)が極めて少ない
今後の取り組み
今後は、6年以上の年月をかけた研究開発によって得られた技術を、漁業者や事業者のみなさんとの協働モデルによって広く展開していく予定です。また、黒海苔などに関する養殖技術について、複数の特許取得済、および他特許についても多数出願中です。これらの特許技術は、生産効率の向上や高品質かつ安定供給に貢献します。そして地域に就業機会を生み、産業全体の発展と日本の食文化を守り育んでいくことを目指してまいります。
日本の伝統食文化を支えてきた海苔の不足という課題を解決するためには、年間数億枚規模の生産を実現できる施設や、生産・流通モデルの確立が必要です。シーベジタブルでは、漁協・自治体・企業などとの協業を進めていきます。ご関心をお持ちいただいた方は、以下よりお問い合わせください。
問い合わせ先
https://seaveges.com/pages/contact
合同会社シーベジタブル
研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=JR83O9NEeIc
合同会社シーベジタブルの情報
高知県室戸市室戸岬町5383番地4
法人名フリガナ
シーベジタブル
住所
〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町5383番地4
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
地域の企業
地域の図書館
法人番号
3490003001051
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2018/08/28
プレスリリース
海から生まれた新しいスイーツ体験「海菓(うみか)」シリーズが始動。第一弾
海から生まれた新しいスイーツ体験「海菓(うみか)」シリーズが始動。第一弾は、海藻界の“香りの王様”すじ青のりのパウンドケーキ
2025年05月29月 13時
海から生まれた新しいスイーツ体験「海菓(うみか)」シリーズが始動。第一弾は、海藻界の“香りの王様”すじ青のりのパウンドケーキ
シーベジタブルオリジナル商品「海のスパイス 国産すじ青のり」が4月より全国のスーパーマーケットで順次販売開始
2025年04月16月 11時
シーベジタブルオリジナル商品「海のスパイス 国産すじ青のり」が4月より全国のスーパーマーケットで順次販売開始
「セブンプレミアム」で、シーベジタブルの香り高い「すじ青のり」を使用した3商品が新登場。4月15日(火)より全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドーなどで順次発売
2025年04月14月 11時
「セブンプレミアム」で、シーベジタブルの香り高い「すじ青のり」を使用した3商品が新登場。4月15日(火)より全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドーなどで順次発売
サステナブルな海藻産業をともに創る「SEA VEGETABLE Co Creation Project」募集開始
2025年03月21月 11時
サステナブルな海藻産業をともに創る「SEA VEGETABLE Co Creation Project」募集開始
シーベジタブルが「黒海苔」の陸上養殖での量産に成功
2025年02月26月 13時
シーベジタブルが「黒海苔」の陸上養殖での量産に成功