日本データパシフィック株式会社の情報

東京都国立市東1丁目4番15号

日本データパシフィック株式会社についてですが、推定社員数は11~50人になります。所在地は国立市東1丁目4番15号になり、近くの駅は国立駅。株式会社スカーレットが近くにあります。また、法人番号については「7012401003912」になります。


法人名フリガナ
ニホンデータパシフィック
住所
〒186-0002 東京都国立市東1丁目4番15号
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推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
JR東日本中央本線の国立駅
JR東日本南武線の谷保駅
JR東日本武蔵野線の西国分寺駅
JR東日本中央本線の西国分寺駅
地域の企業
3社
株式会社スカーレット
国立市東3丁目6番地11
株式会社エムズ
国立市東1丁目14番地の20
株式会社サンケー・ビルト
国立市東2丁目27番地の9
地域の図書館
3箇所
くにたち中央図書館
国立市富士見台2丁目34
くにたち北市民プラザ図書館
国立市北3丁目1-1 9-1F
くにたち中央図書館東分室
国立市東三丁目18番地の32 東福祉館内
法人番号
7012401003912
法人処理区分
新規

学習成果を“見える化” タイピング練習ソフト「TypeQuick」にオープンバッジ機能を新搭載、デジタル認定証の発行が可能に
2025年05月16月 09時
学習成果を“見える化” タイピング練習ソフト「TypeQuick」にオープンバッジ機能を新搭載、デジタル認定証の発行が可能に
“できる”を証明する新機能で、授業・自己学習どちらでも活用の幅が広がる
教育システム・ソフトウェアの開発で、「教育の質の向上」を目指す日本データパシフィック株式会社(本社:東京都国立市、代表取締役:平 治彦)は、ロングセラー商品
TypeQuick
にデジタル認定証「オープンバッジ」発行機能を追加しました。(クラウド版のみ)




レベルに合わせて3種類のバッジの取得が可能です
教育現場で信頼のタイピング練習ソフト
TypeQuickは販売開始から39年、多くの教育機関で導入されているロングセラーのタイピング練習ソフトです。
TypeQuickの詳細は下記リンクからご覧いただけます。
個人のお客様:

http://typequickjapan.com/

教育関係者様:

https://www.datapacific.co.jp/typequick/

タイピング練習ソフト TypeQuick に、学習成果を可視化する「オープンバッジ」発行機能が新たに追加されました。
学習者は一定の条件を満たすことで、デジタル認定証としてのオープンバッジを取得できるようになります。取得したバッジはSNSやポートフォリオ等で共有可能で、スキルの証明として就職活動や自己アピールにも活用できます。
今回の新機能は、学習者のモチベーション向上や主体的な学びの促進を目的に追加されたものです。教育現場での導入も進む中、学びの成果を外部にも伝えやすくすることで、実践的なリテラシー教育の一助となることを目指します。
TypeQuick はこれまで、高校・大学をはじめとした教育機関で多く導入され、基礎的な情報リテラシー教育の一環として活用されてきました。今回の機能追加により、これまでの「練習」から一歩進んだ「証明」への対応が可能となり、学生一人ひとりの努力やスキルを客観的に評価できる環境が整います。
今後も当社は、教育現場のニーズに応え、学習の質と成果を高めるための機能拡充に取り組んでまいります。
日本データパシフィック株式会社について
1985年の創立以来、タイピング練習ソフト「TypeQuick」をはじめ、大学、高等学校向けの授業支援システム「WebClass」やeラーニング教材「U-Assist」などを開発・販売しています。
時代や環境によって変革していく教育という分野において、学生、学校の両方に寄り添ったシステム・コンテンツを提供するべく、教育を考える企業として、学び続ける姿勢「ラーニング・カンパニーでありたい」をスローガンに掲げ、日々、教育の質の向上に貢献しています。

https://www.datapacific.co.jp/

記載の社名、製品名、ロゴは各社の登録商標または商標です。

無料オンラインセミナー「大学教育フォーラム2025」
2025年02月06月 10時
無料オンラインセミナー「大学教育フォーラム2025」
電気通信大学におけるラーニングアナリティクスシステムの運用と成果をご紹介



チラシPDFのダウンロードURL https://www.datapacific.co.jp/common/pdf/pr/20250306forum.pdf
教育システム・ソフトウェアの開発で、「教育の質の向上」を目指す日本データパシフィック株式会社(本社:東京都国立市、代表取締役:平 治彦)は、ラーニングアナリティクスシステムについて、電気通信大学の事例をご紹介する「大学教育フォーラム2025」を開催いたします。
【講演概要】
ここ数年で大学におけるeラーニングの活用が定着しました。次の段階として蓄積されたデータを活用して学習者や教員へのフィードバックや可視化を行うLA(Learning Analytics)が注目されています。本フォーラムでは、電気通信大学におけるLAの取り組みや成果についてご紹介いたします。
【開催概要】
■開催日時・定員
開催日:2025年3月6日(木)15:00~16:20 オンライン開催
参加対象者:大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、高校等の教育機関に所属する教職員
定員:300名 (先着順)
申込み締め切り:2025年3月3日(月)
主催 日本データパシフィック株式会社
共催 三谷商事株式会社
■参加費:無料
■プログラム
第1部 15時05分~16時05分
「電気通信大学におけるラーニングアナリティクスシステムの運用と成果」
電気通信大学 eラーニングセンター 高木正則 准教授
質疑応答含めて 60分程度
第2部 16時05分~16時20分
「電気通信大学様ご採用!学習分析システムCampusLAのご紹介」
三谷商事株式会社 情報システム事業部 文教営業部 森 美都子
閉会の挨拶 日本データパシフィック株式会社
■申込み方法
下記URLまたは右記QRコードよりお申込み下さい
https://

www.datapacific.co.jp/contact/forum.html




お申込みはこちらから
【日本データパシフィック株式会社について】
1985年の創立以来、タイピング練習ソフト「TypeQuick」をはじめ、大学、高等学校向けの授業支援システム「WebClass」やeラーニング教材「U-Assist」などを開発・販売しています。
時代や環境によって変革していく教育という分野において、学生、学校の両方に寄り添ったシステム・コンテンツを提供するべく、教育を考える企業として、学び続ける姿勢「ラーニング・カンパニーでありたい」をスローガンに掲げ、日々、教育の質の向上に貢献しています。

https://www.datapacific.co.jp/

ネットワーク社会を生きるための知識を身につけよう!eラーニング教材「INFOSS情報倫理」
2024年04月04月 10時
「INFOSS情報倫理2024年度版」2024年4月リリース開始教育システム・ソフトウェアの開発で、「教育の質の向上」を目指す日本データパシフィック株式会社(本社:東京都国立市、代表取締役:平 治彦)は、eラーニング教材「INFOSS情報倫理2024年度版」をリリースしました。
「INFOSS情報倫理」は、日本データパシフィックで取り扱っているeラーニング教材のなかで、最も利用されており、全国約70の学校でご利用いただいています。
https://www.datapacific.co.jp/u-assist/contents/mrl008.html



■ 「INFOSS情報倫理」が、多くの学校で注目される理由
・毎年、解説や事例などの内容が更新され、最新の話題を取り入れた教材で学習できる
・問題数100問という豊富な修了テストで、受講者の理解度が確認できる
・英語、中国語の言語に対応しているので、留学生の自学自習にも利用できる
・スキマ時間に無理なく学習ができる。さらにボリュームを縮小した速習版で短い時間で学習ができる
・様々な活用方法があり、自学自習の他にも授業利用や入学前、初年次教育でも利用できる
■ 2024年度版の主な変更点
「INFOSS情報倫理」は、毎年春に新しいバージョンをリリースしています。基礎知識などのベースはそのままに、
見直しを行い、取り上げている法令も改訂に応じて更新しています。
また、55本もの新聞記事(2024年度版)を教材内で紹介しており、毎年約10本前後の記事の入れ替えを行なっています。
2024年度版では、以下のようなトピックを追加しました。
*生成AIについて
*客テロ、客テロを攻撃する書き込みの責任について
*撮影罪、ステマの法規制について
 など



■ 英語版、速習版などのオプション
追加オプションとして、通常版の他に【英語版・中国語版・振り仮名版・速習版】の4つのバージョンをご用意しています。
留学生が多く在籍されている学校では、英語版と中国語版を広くご活用いただいています。日本語学習者にとっては、振り仮名版もありがたいとのご意見をいただいています。また、通常版をコンパクトにまとめた、速習版も忙しい現代においてご活用いただいています。通常版をご契約される場合、振り仮名版・速習版は追加費用がかかりません。



■ 対応しているeラーニングシステム
WebClass、manaba、Moodleなどの複数のeラーニングシステムに対応しています。各eラーニングシステムの仕様に合わせたファイル形式で教材を提供しています。
上記以外のeラーニングシステムでも、多数の搭載実績がありますので、別途お問い合わせください。
■ 監修
関西大学 総合情報学部 名誉教授 江澤 義典
■ 販売価格
*サイトライセンス(学校/企業が管理するe-Learning システムで利用)
 利用期間1年間・利用人数無制限 660,000円(税込)
[追加費用]・英語版/中国語版 :各110,000円(税込)
・振り仮名版/速習版:追加費用なし(無償)
*クラウド配信サービス(弊社が管理するクラウドサービスで利用)
 利用期間3か月・1名あたり 715円(税込)
 利用期間1年間・1名あたり 1,430円(税込)
※オプション版をサイトライセンスでご利用いただく場合、通常版とセットでご契約いただく必要があります。クラウド配信サービスでご利用いただく場合、それぞれ単体でご契約いただけます。
※表記の価格は大学向け価格となります。高等学校および企業でご利用をご検討の場合は下記よりご覧ください。
高校向け:https://www.datapacific.co.jp/u-assist/price/price_highschool.html
企業向け:https://www.datapacific.co.jp/u-assist/price/price_business.html
■ 日本データパシフィックについて1985年の創立以来、大学、高等学校向けのタイピング練習ソフト「TypeQuick」、授業支援システム「WebClass」やeラーニング教材「U-Assist」などを開発・販売しています。時代や環境によって変革していく教育という分野において、学生、学校の両方に寄り添ったシステム・コンテンツを提供するべく、教育を考える企業として、学び続ける姿勢「ラーニング・カンパニーでありたい」をスローガンに掲げ、日々、教育の質の向上に貢献しています。https://www.datapacific.co.jp/
※記載の社名、製品名、ロゴは各社の登録商標または商標です。

タイピングができると人生得をする!?子供に使わせたいタイピングソフト「TypeQuick」浅草線、三田線、大江戸線の吊手(つり革)広告をジャック!!
2023年10月31月 10時
2023年10月中旬~1年間 吊手(つり革)広告掲出中は親子割キャンペーンを実施教育システム・ソフトウェアの開発で、「教育の質の向上」を目指す日本データパシフィック株式会社(本社:東京都国立市、代表取締役:平 治彦)は、ロングセラー商品「TypeQuick」の吊手(つり革)広告の掲出をいたします。期間は2023年10月中旬から約1年間で、都営地下鉄 浅草線、三田線、大江戸線の合計8車両を完全ジャックしての広告掲出となります。吊手(つり革広告)掲出中は、タイピングスキル向上を目指すお子様と親御様を対象に、タイピング練習ソフト「TypeQuick」を親子割価格で販売いたします。



「TypeQuick」は1日1時間、10日間でタッチタイピングをマスターできるようにプログラミングされたタイピング練習ソフトです。
「子供に使わせたいタイピング練習ソフト」として自信を持っておすすめできます。
子供が将来社会に出てタイピングで困らないように、また小学校からパソコンを使い始めた子供にタイピングで負けないように、親子で一緒にタッチタイピングをマスターしましょう。日本データパシフィックが「親子割キャンペーン」で応援します。



【タッチタイピングと小学生】
小学生の教育は、ここ十数年で大きく変化しました。
プログラミングが必修科目に取り入れられ、大学受験では新たに「情報」の科目が予定されています。学習環境の面でも、オンライン授業がおこなわれるなど、PCやタブレットを利用する場面も増えています。ICT化が加速する社会においては、知識はもちろん「扱い」もとても重要になってきます。
タッチタイピングは、コンピュータ操作の中でも基本的技術です。幼い頃からスマホやタブレットにふれるようになった現代において、フリック入力は得意でも、キーボード操作は自己流という子供が少なくありません。タイピングに自己流の癖がついてしまうと修正するのに時間がかかってしまいますので、正しい方法でタッチタイピングを習得することがとても大切です。
タイピング練習を始める目安は、「小学校3年生」からが良いと言われています。
小学校3年生からローマ字を学習し始める場合が多く、そのタイミングに練習を始めると効率がよいでしょう。子供は一般的に大人に比べて記憶力がよく吸収も速いうえ、興味関心を持てば楽しく取り組める可能性が高いです。
また、今の小学生が大学受験に挑む頃には、入試はCBT化すると言われています。CBTとは、コンピュータで行うテストのことで、入試のCBT化は2024年度の実施は見送られましたが、いずれ大学受験でも導入されるでしょう。将来的には大学入試でも、タッチタイピングができると有利ということが言えるでしょう。
【タッチタイピングと社会人】
「子供が学校でパソコンを使い始めたらしい」「パソコンを操作しているところを見たら、結構速いスピードでタイピングしている」これは負けてはいられない! そんな風に思ったらご自身のタイピングスキルを見直す良い機会です。
毎日、会社でPC操作はしているけれど一体どのくらいのスピードでタッチタイピングができているのでしょうか。そもそもタッチタイピングができているのでしょうか。
タイピングのスピードはWPM(Words Per Minute)という、1分間に英単語をいくつ入力できるかという指数で表され、単純に30WPMの人は、15WPMの人の作業を半分の時間でこなすことができます。
下記のURLから「無料サンプルレッスン」の「タイピングテスト(1分間)」をやってみましょう。20WPMが目安です。20WPM以下でも以上でも「TypeQuick」で練習することにより、一層の業務効率アップのチャンスがあります。
TypeQuick無料サンプルレッスン
https://www.datapacific.co.jp/typequick/sample/
【将来のためにも、健康のためにも】
子どもの頃からタッチタイピングを習得していると色々なメリットがあります。
タイピングができるようになると自らインターネットなどで調べる癖がつきやすくなります。これは非常に重要なことで、東大生の約7~8割が子どもの頃の特徴として「分からないことがあれば、すぐ調べる癖があった」と回答しています。また、メールやレポートなどを作成する際、タッチタイピングができる人とできない人では4~5倍の入力速度の差が出るとされています。文書作成のほとんどが電子化されている現在において、その差は仕事の生産性に直結していきます。
健康面においても、タッチタイピングができるとまっすぐ前を向き良い姿勢を保って作業を行えますが、逆にタッチタイピングができないと手元ばかりを見たりして姿勢が崩れ、猫背になりやすくなります。
【タッチタイピングのメリット】
タッチタイピングができると他にも以下のようなメリットがあります。
・キーボードを見る手間が省け、文字を打つ速度が速くなる。
・画面を見ながら文字が打てるので、間違いに早く気づける。
・視線の移動がないので、長時間の作業でも疲れにくい。
・自動的に入力できるので、考えに集中できる。
上記からも分かるように、タッチタイピングができるとパソコンを使う仕事や学習の効率が格段に良くなります。
【タイピングには近道がある】
数学の公式やスポーツのフォームのように、タイピングを正しく習得することで業務効率を飛躍的に向上させることができます。「TypeQuick」は発売から38年以上にわたり世界数か国で利用されているタイピング練習ソフトのベストセラーで、正しいタイピングへ導くメソッドにより、早く正確にタッチタイピングを習得できます。多彩なトレーニングコースが用意されている、フリーソフトとはひと味違った本格派のタイピングソフト「TypeQuick」で、親子一緒にタッチタイピングをマスターしましょう。
【親子割キャンペーン詳細】
TypeQuickクラウド版の下記セットをつり革広告掲出中の期間(2023年10月中旬~2024年11月)9,900円(税込)/2ライセンス/1年で販売いたします。(通常価格 12,320円)
1. TypeQuick Pro/キワラ セット 9,900円(税込) 
2. TypeQuick キワラ/キワラ セット  9,900円(税込)
TypeQuickは一般向けのProfessionalとアニメーションを取り入れたfor Schools(キワラ)があります。
商品の詳細は下記の弊社ホームページでご確認ください
https://www.datapacific.co.jp/typequick/introduction/index.html
購入はYahoo!ショッピングDPオンラインストアからお願いします。https://store.shopping.yahoo.co.jp/dponline/4aa5b255afa.html
【日本データパシフィック株式会社について】
1985年の創立以来、タイピング練習ソフト「TypeQuick」をはじめ、大学、高等学校向けの授業支援システム「WebClass」やeラーニング教材「U-Assist」などを開発・販売しています。
時代や環境によって変革していく教育という分野において、学生、学校の両方に寄り添ったシステム・コンテンツを提供するべく、教育を考える企業として、学び続ける姿勢「ラーニング・カンパニーでありたい」をスローガンに掲げ、日々、教育の質の向上に貢献しています。
https://www.datapacific.co.jp/
【吊手(つり革)広告について】
・該当車両の編成や運行情報・時間につきましては非公開となっております。鉄道会社や駅係員へのお問い
合わせはご遠慮ください。
・掲載期間は予定であり、掲載スケジュールは予告なく変更・中止となる場合がございます。
・ご乗車、ご覧の際は新型コロナウイルス感染拡大防止対策及び車内マナーにご協力お願いいたします。
記載の社名、製品名、ロゴは各社の登録商標または商標です。

講師に優しいシステムを。学生に嬉しいシステムを。WebClassがレポート採点機能を大幅に強化。
2023年03月27月 10時
2023年3月、リリース開始。教育システム・ソフトウェアの開発で、「教育の質の向上」を目指す日本データパシフィック株式会社(本社:東京都国立市、代表取締役:平 治彦)は、日本の大学のニーズに応える授業支援システム【WebClass】(ウェブクラス)の新バージョンをリリースしました。
新バージョンのWebClass(https://www.datapacific.co.jp/webclass/)で、特に大きく変わったのはレポートの採点画面。そこで、今回のアップデートに至った経緯、そして期待する効果について、長きに渡りWebClassの改善に携わってきた共同研究者である、追手門学院大学(https://www.otemon.ac.jp/)の原田 章先生、杤尾 真一先生にお話を伺いました。

2023年3月リリース開始

【新型コロナウィルスの影響で大きく変わったスタイル】
追手門学院大学がLMS(Learning Management System)であるWebClassを導入したのは2014年。
「その頃は講義の際のコメントシートやレポートは紙ベースでおこなわれていました。紙で提出されたものを確認して整理し、学生にフィードバックするという作業を、できるだけ省力化し、教員の時間を少しでも確保してあげたい。」
そういう想いで、日本データパシフィックとeラーニングシステムの改善に関する数多くの共同研究をおこなっているという。
「導入からしばらくはWebClassを使用して講義をおこなう教員もいれば、紙ベースの教員もいるという感じでしたが、2020年始めから拡がっていった新型コロナウィルスの影響で、全学WebClassの利用に移行していきました。そんな中で、元々コンピュータの操作に不慣れだった教員は、やはり苦手意識がどうしてもありました。」
追手門学院大学では、毎月、教育支援センターで講義に関する相談会をおこなっているという。その中で最も相談が多いのがレポートの採点に関すること。
「WebClassを使用してのレポートの採点でも、紙ベースの頃よりは便利になっているものの、小さなストレスが結構あると思います。中には印刷して紙で採点した方がやり易いという教員もいますが、できるだけWebClassを利用してもらって、効率よく、ストレスなく採点に集中できるようなシステムにしたかったのです。」
そのような背景から、レポート採点画面どうあるべきかを共同研究を通じて検討を重ね、今回のレポート採点画面の大幅アップデートとなった。
【評価に公平性をもたらすルーブリック】
今回のアップデートで大きく進化したのは、ルーブリックの扱い方。(ルーブリックとは、学習の達成度を表形式を用いて測定する評価方法のこと)
「相談会でも、ルーブリックを使用して採点をおこないたいという教員の方は多かったです。ですが、今までのWebClassにはうまく使える機能がありませんでした。今回のアップデートによって教員のみなさんも随分と楽になると思います。」
今までのレポート提出の課題として、教員がどんな採点をおこなうのかが不透明というのがあったという。ルーブリックを使用した採点は、課題に対しての理解度による採点をあらかじめ表にして、学生にも共有しその上で採点をしていく。
「今は、教員には評価に対しての説明責任があるんです。学生から求められれば開示できないといけません。その時にルーブリックがあれば、論理的な説明が可能になります。また、レポートの評価において大きな間違いのひとつに、講義に対する理解度ではなく文章作成能力を評価してしまっているというものがあります。理解度は低いが文章の上手な学生が点数を取れてしまう。そのような課題に対しても、レポートの狙いをきちんと明示してあげることで解決することができます。そうすることにより講義の質も上がりますし、教員の採点も楽になります。」
政治学や経済学など、それぞれが多面的なアプローチで考察し、結果として様々な解答が発生するような学問の評価においては、ルーブリックは非常に有効なツールといえる。
【小さなストレスを減らせるユーザビリティ】
「今回のアップデートでは、当然ユーザビリティも改善しています。ストレスとなる横のスクロールを極力なくし、画面の切り替えやクリック回数なども極力減らせるようになっています。また、以前は画面に一人分のレポートしか表示できなかったものを一覧で表示できるようにもなっています。」
画面表示もそれぞれの教員の方々が使いやすいように、どのような情報(例えば氏名や点数)を表示させるかコントロールできるようになっている。学生のレポートをその場で画面に表示して学生に提示し考えてもらう、そんな授業スタイルも可能になる。教員がやりたいことがすぐにできる、教員の小さなストレスを減らしていくことで、疲れにくくなり精度が上がり、採点の効率が大きく変わるという。
ウィズコロナでオンラインでの課題が増えている今日においては、教員を助けるLMSはとても大きな価値を持つ。

2023年3月リリース開始

【学生が自ら育つ環境を】
そして何より大きな価値は、学生の講義に対する理解度と納得度の向上であると思う。評価に公平性があることで、評価に対する考え方のトレーニングになり、成長も把握しやすくなるであろう。また、学生の優れた個性を見出し成長を促すこともできる。そうすることにより学生のモチベーションも大きく上がってくるはず。「学生を育てる」から「学生が自ら育つ」へ変わることが、大学にとっては大きなブランディングになるであろう。
教員のニーズを満たしたWebClassの新バージョンは、学生にとっても嬉しいシステム。時代や環境によって教育のシステムをアップデートしていくことはこれからの大学にとっては非常に大切なこと。「教育の質の向上」を目指し、これからもWebClassは進化をしていく。
【WebClassユーザインターフェイス改善の共同研究について】
2014年より「タブレット版WebClassの開発」に関する共同研究を開始し、その研究成果として2015年に「タイムライン」をWebClassの標準機能として搭載しました。さらにWebClassを利用する教員の視点から作成した「ユーザーズガイド」マニュアルを提供頂き、標準マニュアルと共に配布を行っています。2021年からはレポート採点画面のインターフェイスについて共同研究を開始し、2023年に新開発のレポート採点画面をWebClassに標準搭載しました。原田 章先生、杤尾 真一先生には心理学の側面、また情報技術の専門家として貴重なアドバイスをいただきましたことに心より感謝申し上げます。
共同研究者
原田 章 追手門学院大学 経営学部 経営学科 教授
杤尾 真一 追手門学院大学 経済学部 経済学科 准教授
【日本データパシフィックについて】
1985年の創立以来、大学、高等学校向けのタイピング練習ソフト「TypeQuick」、授業支援システム
「WebClass」やeラーニング教材「U-Assist」などを開発・販売しています。
時代や環境によって変革していく教育という分野において、学生、学校の両方に寄り添ったシステム・コンテンツを提供するべく、教育を考える企業として、学び続ける姿勢「ラーニング・カンパニーでありたい」をスローガンに掲げ、日々、教育の質の向上に貢献しています。
https://www.datapacific.co.jp/