有限会社草場一壽工房の情報

佐賀県武雄市山内町大字鳥海10088番地2

有限会社草場一壽工房についてですが、推定社員数は11~50人になります。所在地は武雄市山内町大字鳥海10088番地2になり、近くの駅は永尾駅。日の丸工業株式会社が近くにあります。また、法人番号については「3300002006573」になります。


法人名フリガナ
クサバカズヒサコウボウ
住所
〒849-2302 佐賀県武雄市山内町大字鳥海10088番地2
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推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
2駅
JR九州佐世保線の永尾駅
JR九州佐世保線の三間坂駅
地域の企業
3社
日の丸工業株式会社
武雄市山内町大字鳥海17974番地3
有限会社エガシラ石油
武雄市山内町大字鳥海9831番地
有限会社グリーンメディサーブ
武雄市山内町大字鳥海9777番地1
法人番号
3300002006573
法人処理区分
商号又は名称の変更
法人更新年月日
2021/03/23

龍を描き続ける作家・草場一壽が、2024年の「辰年」に向け“龍”の大作を一挙に展示!草場一壽 2023年 陶彩画 新作展 東京『~Rainbow Dragon & Dragon Ball~虹龍と宝珠』
2023年11月17月 11時
会期:2023年12月10日(日)~12月17日(日)★辰年へ向けて龍の作品が大集合!これまでに制作してきた人気を博す龍作品を一挙に展示!
★東京初公開!「生命を生み出す者」として描かれた『龍聖母』をお披露目!
★虹色の龍の新作完成記念のグッズもご用意!
有限会社草場一壽工房(所在地:佐賀県武雄市、代表者:草場 一壽)は、2023年12月10日(日)から12月17日(日)までの期間、東京・BANK GALLERYにて、新作展『~Rainbow Dragon & Dragon Ball~虹龍と宝珠』を開催いたします。

会期2023年12月10日

この度、有田焼の伝統技法を昇華させて絵画に用いた、唯一無二の芸術 ”陶彩画” を描く草場一壽は、今年最後の展示会を東京・表参道で開催する運びとなりました。
過去最大級の展示会では、来年の2024年の干支「辰」にかけ、作家がこれまでに描き続けてきた“龍”をモチーフにした作品と、名古屋・大阪での展示会でも人気を博した「神話シリーズ」や「菩薩シリーズ」などの作品を一挙に展示いたします。
また、本展示会目玉となる、新作 “虹の龍“ の『富士に虹龍~希望の地へ~』と『虹龍~宝珠を得たり~』を展示。作家が「虹色に輝く龍を描きたい」と三十余年もの間に試行錯誤を重ね続け、ついにこの夏に完成した虹色に輝く龍を公開いたします。
他の芸術にはない、艶感と立体感をもち、輝きを放つ焼き物の絵画・陶彩画で、心が揺れ動くアート体験ご提供いたします。
開催概要
展示会名:草場一壽 2023年 陶彩画新作展 東京 『~Rainbow Dragon & Dragon Ball~虹龍と宝珠』
会期:2023年12月10日(日)~12月17日(日) ※会期中無休
会場:BANK GALLERY (〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-14-5)
開館時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)
入場料:無料(ご予約不要)
URL:https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/8355/
本陶彩画展の新作・見どころ
《東京初公開の2023年 新作6作品はすべて龍!》
◆ついに完成した虹色の龍。陶彩画の真骨頂、見る角度によって七変化は必見。

会期2023年12月10日

虹龍~宝珠を得たり~(サイズ:800 mm × 800 mm)

会期2023年12月10日

富士に虹龍~希望の地へ(サイズ:1,000mm×750mm)
虹に魅せられ、虹を描くことを目指した作家は、陶彩画で描きたいと想い続けてきた「虹の龍」を今年ついに完成させました。
作家が歴代で最も美しい背景色を持つと自負する『虹龍~宝珠を得たり~』は、世界中の美しい空を凝縮したような色の中で、舞うように楽しげに如意宝珠を浮かべる虹色の龍が描かれています。また、『富士に虹龍~希望の地へ』では、霊峰富士を越えて優雅に身をくねらせながら自由自在に舞う姿が描かれ、苦難を乗り越え、まるで全てを手中に収めたかのような堂々とした風格が感じられます。
この2作の魅力は、焼き物どころか他のどんなアートにもない、文字通り「虹色の輝き」です。そのからくりは、目に見えないほど微細な構造によって光が反射したり屈折したりするというもの。いわば、物質の表面の色を見ているのではなく、光の色を見ているのです。その仕掛けを持った龍の作品などは、息を吞むほど圧倒的な輝きを放ちます。
角度によって強く輝いたり、空に染まり一体化するように見えたり、目の前で見ると不思議と希望の光に包まれるような体験ができる、魅力に溢れた作品をぜひご堪能ください。
◎公式HPにて、見る角度によって変わる色彩の比較写真や動画をご覧いただけます。
『虹龍~宝珠を得たり~』:https://kusaba-kazuhisa.com/works/202302/
『富士に虹龍~希望の地へ』:https://kusaba-kazuhisa.com/works/202301/
◆この秋に完成したばかりの”命を生み出す者”として描かれた『龍(りゅう)聖母(せいぼ)』をお披露目

会期2023年12月10日

龍聖母(サイズ:1,000 mm × 635 mm)
2023年の秋に完成したばかりの新作『龍聖母』は、ニュージーランドの歴史ある部族「ワイタハ族」と呼ばれる龍族に語り継がれている‟子守歌“から作家がインスピレーションを受け、制作に至りました。
これから生まれる生命、そしてかえってきた生命。
生命を向かい入れる大いなる場所で、母なる『龍聖母』がすべての生命に優しく語りかけている瞬間を描いています。
草場は、龍=大いなるエネルギーの流れであり、万物のいのちの源と捉え、作家としてのテーマ「いのちの輝き」を表現する一環として龍を描き続けています。今回の新作でも龍=生命を優しく包み込み、見る物に「あなたにとっていのちとは…」と問いかけるような作品となっています。
◆花音シリーズから連作が完成!名古屋・大阪の展示会でも大人気!

会期2023年12月10日

夢(サイズ:532mm×457mm)

会期2023年12月10日

目覚め(サイズ:532mm×457mm)

会期2023年12月10日

大好き(サイズ:532mm×457mm)
連作『夢』 『大好き』 『目覚め』の3作品は、草場一壽工房のイメージキャラクターとも呼べる、子どもの菩薩様「花音」と虹色の龍が仲睦まじく身を寄せ合う姿が描かれています。花音には「理性や常識に縛られず、子供のように心から楽しいと思える世界を自発的に見つけていってほしい」という大人へのメッセージも込められています。そのため花音シリーズの作品は、子供らしい仕草や幼子ならではの柔らかな雰囲気を纏っています。また、心奪われるほど美しい龍の色彩変化も、この作品の特徴です。写真だけではご紹介しきれない色彩の変化を、ぜひ会場で体感ください。
作家・草場一壽(くさばかずひさ) コメント
虹の龍に託すのは、希望、憧れ、生きることの実感。
今回の新作展でお披露目する作品は『虹龍』と『宝珠』。かつて私は絶望感に閉ざされていたとき、 雨上がりの虹が龍のごとく天へと向かう情景を見て、目が開かれるような衝撃に胸打たれました。私を希望へと導いてくれた龍--。この虹の龍を描くことが、私のお役目のひとつだと直感しました。この龍たちこそ描きたいのだと心揺さぶられて三十余年、ついに虹色に光輝く龍が完成しました。
虹という文字は「虫」という字が龍(蛇)をあらわし、工という字が天と地をつなぐことを意味しています。古代中国では、龍になる大蛇が大空を貫く=天地を結ぶ時に作られるものが「にじ」と考えられていたことに由来します。天と地を繋ぐように大空にかかる「虹」に、今でも私たちは希望を見いだします。虹の光は、まさしく導きの光です。虹の龍に託すのは希望や憧れ、生きることの実感です。
あなた自身が光となること。光を放って生きること。それが『虹龍』と『宝珠』のテーマです。
世界に唯一、陶彩画だけの新しい光の表現です。是非、この機会にご高覧いただければ、嬉しく思います。
陶彩画について
有田焼の故郷・佐賀に生まれた草場が「いのちの輝き」を表現するために、着想以来苦節30年数年、たゆまぬ研究と試行錯誤の末に実現した焼き物の絵画。一般的な焼き物とは違い、絵付けと窯入を十回以上繰り返す陶彩画は、他の絵画には無い、焼き物ならではの立体感と艶感を持ち、主に “龍” “神話” “菩薩”などをモチーフに、奇跡の輝きを持つ絵画と呼ばれています。

会期2023年12月10日


会期2023年12月10日

水も油もなじまない陶器の板への緻密な絵付け、窯の温度調整から時間配分、制作過程は考え得るすべてを注ぎ込む緊張のとき。
それにも関わらず、窯に入れた後は「火に託す」という人間の思惑の届かない世界です。そうして出来上がったものは、時に作り手のイメージをはるかに凌駕してまばゆいばかりの光を放ちます。
◆有田焼という焼き物ならではの色彩と、作家が生み出した陶彩画独自の色合い

会期2023年12月10日

◆神秘的な“青”
有田焼には、白磁に青だけで絵付けをする青手という意匠のみを扱う窯元もあるように、青は有田焼を代表する色の一つ。※陶彩画『龍宮の遣い』(部分)

会期2023年12月10日

◆もっとも難しい“赤”
有田焼を代表する陶芸家の14代柿右衛門に「赤が一番難しい」と言わしめ、代々の柿右衛門に「赤の配合帳」が受け継がれるほど奥深い色。※陶彩画『旋風』(部分)

会期2023年12月10日

◆豪華な“金”
純金を用いている。焼きあげ後、徹底的に磨き上げることで、煌めきを放つ色。細かく描き入れられる際に技術力の高さが発揮される。※陶彩画『豊穣の女神 ラクシュミー』(部分)
◆陶彩画ならではの優しく繊細な色彩と見る角度によって変化する色の魅力

会期2023年12月10日

※陶彩画『時は今』(部分)

会期2023年12月10日

※陶彩画『天空のゆりかご』(抽象画作品・部分)
有田焼や他の焼き物とは異なり、陶彩画は草場が作り上げた独自の色彩と、見る角度により変わる色の変化が最大の特徴です。
七色に輝く龍や、ふんわりと柔らかいパステルの色調は、焼き物の常識を塗り替える窯入回数(最大15回、通常の焼物は4回)を実現したからこその奇跡の色です。
“龍”をモチーフにしたグッズも多数ご用意  

会期2023年12月10日

来年2024年は辰年。「辰」という字は「振るう」を表しており、万物が振動し活力が旺盛になった状態を示しています。
また、辰年は兎がジャンプをして頑張って始めたことが、龍のように上昇していく年になるとも言われる年。2024年、望むままに跳躍し、飛翔していけるよう、その年の運気が上がると言われる干支グッズを是非お手元にお迎えくださいませ。
会場ではご自宅でも陶彩画の世界観を楽しんでいただけるよう、陶彩画の関連グッズも多数ご用意しております。
♦新作完成記念『虹龍~宝珠を得たり~』ブランケット
価格:¥33,000(税込)
その他、人気の龍作品のステッカーやポストカード、2024年のカレンダーなどもご用意しております。

会期2023年12月10日

♦陶彩画吉祥ステッカー「時は今」 価格:¥1,100(税込)

会期2023年12月10日

♦大判ポストカード「龍」 4枚セット 価格:¥2,200(税込)

会期2023年12月10日

♦2024年カレンダー 価格:2,000円(税込)
草場一壽 プロフィール
<草場一壽 Kazuhisa Kusaba (陶彩画家 絵本作家 空間プロデューサー 映画監督)>

会期2023年12月10日

1960年佐賀県生まれ。1990年、これまでの有田焼の常識では考えられない色彩の表現に成功。絵付けと窒入を十回以上繰返して色彩を表現する陶彩画の技法を確立する。同年、佐賀県武雄市山内町に自身の工房を開き、陶彩画の創作活動を始める。陶彩画制作の傍ら、保育園での絵画教室の経験をともに2004年に制作した絵本「いのちのまつり」を出版。絵本としては異例の売り上げを記録し、シリーズで5冊上梓。小学校道徳の教科書に採用される。日本映画界においても陶彩画を美術協力として提供。佐賀県武雄市に陶彩画のギャラリーを持つ他、毎年全国数か所にて陶彩画展(個展)を開催している。
有限会社草場一壽工房について
会社名:有限会社草場一壽工房
所在地:〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
代表者:草場 一壽
設立  :2003年1月
URL  :https://kusaba-kazuhisa.com/

【今、次世代に伝えたい「いのち」の話...】ベストセラーの絵本『いのちのまつり』出版20周年記念トークライブ!!
2023年10月26月 10時
歌と語りと映像で!「いのち」をテーマにした感動のトークライブ!@大阪♦龍作家としても知られる陶彩画家・草場一壽の著書、絵本『いのちのまつり』は、出版20周年を迎えます。
♦小学校の教科書にも掲載されているロングベストセラーである同絵本は、シリーズ売り上げ累計52万部を突破!

歌語り

有限会社草場一壽工房/事務所(所在地:佐賀県武雄市、代表者:草場 一壽)は、2023年11月18日(土)に、大阪のナレッジシアターにて、「いのち」をテーマとしたトークや歌をお届けするトークライブを開催いたします。
■開催概要
イベント名称:「絵本『いのちのまつり』出版20周年記念トークライブ」
日時:2023年11月18日(土)13:00開場/13:30開演/18:00終演 ※休憩あり
場所:グランフロント大阪 北館4階 ナレッジシアター(住所:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3−1)
ホームページ :https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/9070/
■絵本『いのちのまつり~ヌチヌグスージ~』あらすじ
沖縄を舞台に、主人公コウちゃんと島のおばあちゃんの会話を通し「いのち」のつながりを描いたお話。
「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね~?」「それは……お父さんとお母さん?」「そうだねえ。いのちをくれた人をご先祖さまと言うんだよ」「ねえ、おばあさん、ぼくのご先祖さまって何人いるの?」コウちゃんは、指をおって数えてみることにしました。するとその2人、4人、8人、16人、、、数はどんどん増えていき...
目には見えないけれど、宇宙の始まりから先祖代々の「いのち」のつながりから自分が生まれたこと、誰一人欠けても自分が生まれることがなかったことを教えてくれる、先祖を敬う気持ちや命の大切さを感じられるお話です。現在、同絵本は教育現場で扱われるだけでなく、多くの大人が「いのち」について改めて考えるきっかけとなっています。

歌語り

陶彩画家・草場一壽の著書『いのちのまつり』
今では「龍を描く画家」として知られるアーティスト・草場一壽が同絵本を制作したきっかけは、2000年代に子供が被害者・加害者となる痛ましい殺傷事件が相次いだことです。いのちが簡単に損なわれ失われてゆく有様に「いのちの尊さを子供たちに伝えなければ...」という危機感を感じ、自費出版で身近な人々に配り始めたことが始まりです。そしてその活動がサンマーク出版の目に留まり、2004年に『いのちのまつり~ヌチヌグスージ~』が全国出版されると、瞬く間に版を重ね、小学校の道徳の教科書に採用されました。
好評をいただきシリーズは7作となり、中国・韓国などアジアを中心に数ヶ国で翻訳・出版されています。2009年にはボローニャ国際児童文学祭に日本代表作として選抜。2013年よりNHK「てれび絵本」にて現在まで放映されています。
トークライブのテーマは「いのち」の本質への問いかけ
著者の草場は、アーティストとしての創作活動のテーマを一貫して「いのちの輝き」としており、唯一無二の芸術と称される焼き物の絵画・陶彩画(とうさいが)のモチーフは、龍・神話・菩薩・富士山などで描かれています。それらは宗教画としてではなく、全て「いのち」を表現するために作られており、モチーフの対象となる歴史やその背景にある人々の祈りや先人の知恵に想いを馳せ、畏敬の念や深い安心感を呼び覚ますような作品を目指して制作されています。陶彩画は、焼き物ならではの艶感や立体感、見る角度によって変わる色彩、そして他の芸術にはない眩い輝きを持ち、国内外から高い評価を受けています。

歌語り


歌語り

◎今回の大阪でのトークライブでは、アーティストとして「いのち」に向き合い続けてきた草場一壽が、同絵本初版の頃より草場と共にトークライブを開催してきた、合唱曲作家・弓削田健介氏とフリーアナウンサー・副田ひろみ氏を10年ぶりに共演に迎え、当日は歌と語りと映像で、次世代に繋いでいきたい「いのち」の本質を問う。
【出演者プロフィール】
■草場 一壽(くさば かずひさ)
陶彩画家(とうさいがか)・絵本作家・空間プロデューサー・映画監督。
1990年、これまでの有田焼の常識では考えられない色彩の表現に成功し、焼き物の絵画・陶彩画の創作活動を始める。佐賀県武雄市に自身のギャラリーを持つ他、毎年全国にて展示会を開催しており、世界文化遺産・東寺での展示会では来場者数10万人を突破し、国内外から注目を集めている。
■弓削田 健介(ゆげた けんすけ): 合唱作曲家・子どもミュージカル作家
2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。キャンピングカーを拠点に、合唱曲が歌われている日本全国の小中学校や海外日本人学校などで 2000 回を超えるスクールコンサートを行う活動が話題となり、国際ニュース NHK ワールド、朝日系列テレメンタリー、TOYOTAコレカラプロジェクトなど多数のテレビにも出演。その活動からメディア登場時は 「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。
■副田ひろみ(そえだ ひろみ):フリーアナウンサー
長年にわたるスキル・キャリアを生かし、短期大学やケーブルテレビ局で音声表現やアナウンスの指導を行っている。また、ライフワークとしている朗読指導は、テレビ局のアナウンサー・地域のボランティアグループ・佐賀新聞文化センター朗読講座などにおいて四半世紀に及ぶ。
■チケット販売
・会場ご来場用チケット(¥6000)
https://teket.jp/7247/24519
・オンライン配信視聴用チケット(¥4000)
https://kusaba-kazuhisa.webinar-stream.com/login/
■会社概要
会社名:有限会社草場一壽工房/事務所
所在地:〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
代表者:草場 一壽
設立:2003年1月
URL:https://kusaba-kazuhisa.com/
お問い合わせ先: contact@kusaba-kazuhisa.com
「2023年 陶彩画 新作展」
待望の最新作は光輝く『虹龍』。佐賀県の伝統工芸・有田焼の技法をベースに生まれた焼き物の絵画「陶彩画」を一挙公開!:https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/8355/

有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術・陶彩画(とうさいが)を描く 草場一壽(くさば かずひさ) 4年ぶりとなる京都・東寺での個展開催「世界遺産 東寺 特別展示会 2023 草場一壽 陶彩画展」
2023年02月14月 16時
会期:2023年3月1日(水)~5月7日(日)★前回約10万人を動員!約4年ぶり、5回目となる京都の世界遺産・東寺での特別展示会
★京都初公開の新作や昨年大阪・東京で開催した陶彩画展で人気を集めた代表作品を一挙に展示
★春めく京都・東寺に合わせ、「花」をあしらった作品も公開
有限会社草場一壽工房(所在地:佐賀県武雄市、代表者:草場 一壽)は、2023年3月1日(水)から5月7日(日)までの期間、真言宗総本山 東寺境内 食堂にて「世界遺産 東寺 特別展示会 2023 草場一壽 陶彩画展」を開催いたします。

会期2023年3月1日

この度、有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術”陶彩画”を描く草場一壽は、約4年ぶりに真言宗総本山 東寺にて特別展示会(陶彩画展)を開く運びとなりました。世界遺産である東寺の厳かな雰囲気の中で、“いのちの輝き”を表現した草場の作品をご鑑賞いただけることが好評を博し、前回の開催では約10万人もの方にご来場いただきました。
本展示会では、作家が最も得意とする“龍”をモチーフにした最新作『はじまり』、草場一壽の神話シリーズ最後の大作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕、昨年、大阪・東京で開催した陶彩画展にて特に人気を集めた『豊穣の女神 ラクシュミー』を京都で初披露目します。加えて、春めく京都・東寺に合わせ、代表作『龍華』をはじめ「花」をモチーフとした作品も展示。会場となる「食堂」外には、草場一壽の代表作をあしらったフォトスポットが登場するなど、草場の作品の世界観を様々な形でお楽しみいただける構成となっております。
作家の永遠のテーマは “いのちの輝き”。
草場が描く「いのち」とは、生きとし生けるものの命そのものや、その繋がり、存在することの喜びであり、「本当の豊かさ」を見つめ直す問いかけでもあります。そんな“いのちの輝き”を表現した、艶感と立体感をもち、眩い輝きを放つ陶彩画を 原画約50点、複製画も含めて約100点を展示し、心が揺れ動く陶彩画の新たな魅力を発見する機会をご提供いたします。
作家・草場一壽コメント
今年の東寺は、真言宗立教開宗1200年の節目にあたる年となります。そんな記念すべき年に、4年ぶり5回目となる陶彩画展を開催させていただくこととなりました。心より感謝申し上げます。
東寺とのご縁は、拙著の絵本「いのちのまつり~ヌチヌグスージ」(サンマーク出版)から始まりました。弘法大師は有限のいのちが無限のいのち(宇宙)につながる方法論を編み出されたのですが、恐縮ながら、それが「いのちのまつり」のテーマでもあります。また、大師は若い頃の悟りの体験について「明星来影す(全身に光を受けた)」と記されていますが、陶彩画は光の芸術とも言えるものです。大師に自分をなぞらえるつもりはありませんが、「輝き」には自らのパワーを全開させる力が宿っているのだと思います。
いまは、いのちの尊さ=“いのち”をどれだけ広くとらえ、どれほど深く掘り下げることができるかが問われている時代のように思います。それを大きなARTの役割のひとつとして心に刻みたいと思います。東寺、大師の歴史には足元にも及びませんが、おかげさまで私も今年で35周年を迎えます。私の作品を見てくださる方が、かけがえのない“いのち”に気づいてくだされば幸いです。

会期2023年3月1日


会期2023年3月1日

開催概要
展示会名:「世界遺産 東寺 特別展示会 2023 草場一壽 陶彩画展」
会期 :2023年3月1日(水)~5月7日(日) ※会期中無休
会場 :真言宗総本山 東寺境内 食堂(じきどう) 〒601-8473 京都市南区九条町1番
開館時間:8:30~16:00
入場料 :無料
URL :https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/7672/
陶彩画について
有田焼の故郷・佐賀に生まれた草場が「いのちの輝き」を表現するために、着想以来苦節30年、たゆまぬ研究と試行錯誤の末に実現した焼き物の絵画。絵付けと窯入を十回以上繰り返す”陶彩画”は、唯一無二の芸術作品です。
他の焼き物や絵画にはない立体感と艶感を持つ陶彩画は、主に “龍” “神話” “菩薩”などをモチーフに、奇跡の輝きを持つ絵画と呼ばれています。
《陶彩画ができるまで:制作工程イメージ》

会期2023年3月1日

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本陶彩画展の見どころ・作品に込めた願い
POINT1:4年ぶりとなる京都・東寺にて陶彩画の集大成といえる作品を一挙展示
龍をはじめ神仏や花などをモチーフに陶彩画を制作し続けてきた作家・草場一壽は、昨年末には自身最後の神話シリーズ完結作品として『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』発表しました。
制作活動当初より「いのち」をテーマに活動する草場は、神話シリーズの終わりと共に「弥勒の世の始まり」が訪れたと語ります。
今年初となる陶彩画展を世界遺産東寺にとって節目の年に開催するにあたり、陶彩画作品の集大成として技巧を駆使した『弥勒菩薩』をはじめ、代表作である龍作品ほか最新作など一挙公開いたします。
◆佐賀ギャラリー以外での公開は非常に稀な陶彩画“最大級”の大きさを誇る『弥勒菩薩』

会期2023年3月1日

作品名:『弥勒菩薩』
サイズ:1,200mm×900mm
約4年ぶりとなる東寺での陶彩画展にて、佐賀ギャラリー以外にはめったに展示することのない草場一壽工房所蔵の作品の中でも特に大きな作品の『弥勒菩薩』を展示いたします。もともと、草場に「仏教の世界を描こう」という意図はなく、美しいものを求めたところに降りてきたモチーフが、如来や観音、そして菩薩です。その中でも、特に草場の真骨頂とも言える陶彩画ならではの美しい色合いを持つ『弥勒菩薩』。古拙の微笑みといわれる口元、半眼のまなざし。導くような指先・・・極限の優しさとでもいう内面=慈悲の姿の美しさが陶彩画に映し出されています。原画の前でじっくりとこの作品からあふれ出る「慈愛の美しさ」をご堪能いただきたいです。
POINT2:春めく東寺に合う、花のあしらいが美しい作品を展示
東寺は、瓢箪池横の梅林をはじめ、3月18日(土)からは「夜桜ライトアップ 金堂・講堂夜間特別拝観」が行われるなど、春の訪れを楽しむことができます。本陶彩画展でも、うっとりするような春を感じる作品を展示予定。
“桜”をあしらった作品『コノハナサクヤヒメ』や“桃の花”を背景にした作品『桃華の姫イワナガヒメ』、そして陶彩画を確立して35周年を迎える作家・草場一壽の名前を語るうえでは外せない『龍華』など、東寺の柔らかな春と一緒にご体験ください。
※夜桜ライトアップ 金堂・講堂夜間特別拝観:2023年3月18日(土)~04月16日(日)<18:00~21:30> ※予定
◆ “桜”が描かれた、細部まで美しさが宿る作品『コノハナサクヤヒメ』

会期2023年3月1日

作品名:『コノハナサクヤヒメ』
サイズ:785 mm × 785 mm
美の象徴=コノハナサクヤヒメ、醜の象徴=イワナガヒメという姉妹の神様を描いた作品で、水辺に佇んでいるのがコノハナサクヤヒメ、水面に映っている、もう一柱の神様がイワナガヒメです。
「いのち」は"美しい"と"醜い"という2択の価値観で判断できるものなのか…美だけがいのちと捉えたとき、醜いはいのちではなくなるのかという疑問が生まれます。SNS上などで人を傷つける言葉が簡単に飛び交っているこの時代、改めていのちについて見つめなおしてもらいたいという願いを込めて制作されています。
語源が”コノハナサクヤヒメ”という説もある桜と美しい富士が描かれるこの作品は、細部までの美しさのこだわりを垣間見え、陶彩画の焼き物としての匠の技を感じとることができます。
◆儚さに華やかさを添えた可愛らしい“桃の花”の作品『桃華の姫イワナガヒメ』

会期2023年3月1日

作品名:『桃華の姫イワナガヒメ』
サイズ:729 mm × 532 mm
コノハナサクヤヒメの姉妹であるイワナガヒメを題材にした『桃華の姫イワナガヒメ』。
桃は古代より中国や日本において、「桃信仰」と言えるようなものがあり、いのち=再生をテーマにしています。イワナガヒメも同じく「いのち」と捉えて描きました。美の象徴であるコノハナサクヤヒメは、木の花のような一代の栄華で、見える世界の(有限の)いのち(カタチ)の象徴です。一方でイワナガヒメはいのち「そのもの」であって、循環・再生という永遠のいのち(大生命)の象徴です。いのちは平たく、いのちに美醜はありません。高低もなければ上下もなく、是非もなければ善悪もないことが、可愛らしくも神秘的な桃の花と、儚いイワナガヒメの表情からなる本作品に込められています。
◆龍の背景に花開く蓮『龍華』

会期2023年3月1日

作品名:『龍華』
サイズ:800mm×800mm
幾重にも広がる花弁が誇らかに麗しい大輪の蓮の花と、宝物殿の守り人のように大切に抱きこむ龍を描いた作品。『龍華』における龍は、草場の他の作品の龍に比べて優しく穏やかな面立ちをしています。くるりと花托を抱きこみ、鋭い爪が蓮を傷つけないようにか、踏みしめるのではなくそっと横たわるその姿に、母性を感じさせると仰る方もいらっしゃいます。ただし、草場としては、とりたてて母なる龍を描いたというわけではなく、守り育む存在として龍を描きたかったのだと言います。柔らかな胸に幼子を抱く母性、敵から子供を守る父性、そのどちらも兼ね備え、子供の成長を導き喜ぶ存在、かつて親から与えられた庇護を子供にも与えようとする優しい存在として、蓮という「いのち」の中に龍を置いたのです。
美しさに対して純粋に感動するとき、私たちはごく自然に自分の生に感謝し、「いのち」を大事にしたいと感じます。作品を通して、美しいと感じる心、感動を呼び醒まし、ひいては生きる喜びを取り戻してほしいと願っています。
POINT3:2022年末に発表したばかりの新作を展示
2022年12月に開催の「草場一壽 陶彩画新作展 東京」で発表した最新作『はじまり』と『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』の他、同年11月に開催の「草場一壽 陶彩画新作展 大阪」で発表し東京展でも大きな人気を博した『豊穣の女神 ラクシュミー』を京都の地で初めてお披露目します。
◆龍の最新作『はじまり』

会期2023年3月1日

作品名:『はじまり』
サイズ:1200mm×600mm
今、陶彩画の中でもっとも注目を浴びている、龍の最新作『はじまり』。
草場一壽が研鑽を重ね生んだ深淵の青色は、精神の色を映し出しています。
水面を心の膜とし、そこから飛び出して高い精神世界へ行く様は、この作品ならではの気迫があります。
多くの人が今よりさらに精神性を上ることで、他者へ想いやる気持ちが広まり、より良い社会になれば…という願いが込められています。深く閉ざされた精神世界を突き抜け、大調和の世界へと導く龍を描いた作品は必見です。
◆神話シリーズ最後の作品となる、新作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』

会期2023年3月1日

作品名:『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕
サイズ:530mm×900mm
龍作品とともに制作を続けてきた日本神話シリーズ。本作は、草場の神話シリーズを締めくくる作品です。
国常立命(クニトコタチノミコト)は、天地開闢の際に出現した最初の神々のうちの一柱です。一般的に国常立命は、歴史の中から消され、長らく祟り神とされてきた古い神とされています。この作品に作家が込めた想いは“和解“。これまでの不都合なものを封印することで綺麗なストーリーを形作っていた過去をしめくくり、新しい未来への「物語」を紡いでいくための自分や他者との“和解“。自分自身が囚われていた思い込みをリセットする=封印を解き和解をすれば、忘れていた美しいものと再び出逢い、新しい生き方が始まります。そんな想いが込められた、草場の陶彩画神話シリーズの終幕、薄闇の中に光を帯びて浮かび上がる雄々しい国常立命をご覧いただけます。
◆インドの女神「ラクシュミー」

会期2023年3月1日

作品名:『豊穣の女神 ラクシュミー』
サイズ:800mm×650mm
美・富・豊穣、そして幸運を司るインドの女神を描いた作品『豊穣の女神 ラクシュミー』。インドでは豊かさをもたらす神として金銀財宝が散りばめられた構図が多く用いられますが、作家は敢えて「金銀財宝」に代わり「種子」が溢れる様を描きました。
豊かさの本質とは何か。ほんの一粒のタネでも、多くの実りを生み出し、明日へ繋いでくことこそが、どの時代においても盤石な豊かさの象徴ではないか…。タネを蒔くことは希望を蒔くこと、即物的な「富」の希求に慣れすぎた現在の私たちに、何より必要な姿ではないか…。そんな問いかけを持つこの作品は、日印国交70周年を慶び、「いのち」に満ちたインド・豊かな文化の故郷への憧憬と感謝を込めて制作されています。
POINT4:東寺というロケーションを活かした“鑑賞体験”をご用意
◆会場となる食堂の外にはフォトスポットも設置
通常は撮影不可の展示作品と一緒に撮影できるスポットをご用意。世界遺産東寺の中で2mを超えるカラフルな作品を背景に写真を撮れるのはこの期間だけ。
どこにもない体験と思い出を是非この機会に!

会期2023年3月1日

【設置場所】堂入り口周辺 4か所
◆世界遺産東寺だけ!読経を聞きながらの陶彩画鑑賞
展示会の会場となる東寺・食堂は、法要の時間になるとお堂の中に読経が響きます。見る角度や展示場所により色々な印象を与える陶彩画の観賞は、僧による読経の荘厳な雰囲気の中、また新たな観賞体験になること間違いなし。
草場一壽 プロフィール
<草場一壽 Kazuhisa Kusaba (陶彩画家 絵本作家 空間プロデューサー 映画監督)>

会期2023年3月1日

1960年佐賀県生まれ。1990年、これまでの有田焼の常識では考えられない色彩の表現に成功。絵付けと窒入を十回以上繰返して色彩を表現する陶彩画の技法を確立する。同年、佐賀県武雄市山内町に「工房」を開き、陶彩画の創作活動を始める。陶彩画制作の傍ら、保育園での絵画教室の経験をともに2004年に制作した絵本「いのちのまつり」を出版。絵本としては異例の売り上げを記録し、シリーズで5冊上梓。小学校道徳の教科書に採用される。日本映画界においても陶彩画を美術協力として提供。佐賀県武雄市に自身のギャラリーを持つ他、毎年全国数か所にて陶彩画展(個展)を開催している。
有限会社草場一壽工房について
会社名: 有限会社草場一壽工房
所在地: 〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
代表者: 草場 一壽
設立 : 2003年1月
URL : https://kusaba-kazuhisa.com/
参考情報:会期中「東寺」で開催の催事紹介
1. 夜桜ライトアップ 金堂・講堂夜間特別拝観
期間:2023年3月18日(土)~4月16日(日)※予定
時間:18:00~21:30(受付は21:00まで)
料金:大人1,000円/中学生以下500円 ※団体割引、共通券はありません。
東寺境内には、染井吉野や枝垂桜など約200本の桜が植えられており、京都有数の“桜の名所”でもあります。
高さ約54.8メートルを誇る国宝・五重塔をバックにライトアップされる「不二桜」は壮観の一言です。
2. 春期特別公開
期間:2023年3月20日(月)~5月25日(木)
時間:9:00~17:00
料金(大人個人):
金堂・講堂500円/宝物館500円/観智院500円/共通券1,000円
※その他料金詳細については、https://toji.or.jp/admission/参照
3. 春期特別公開(五重塔初層特別公開)
期間:2023年3月20日(月)~5月25日(木)
時間:9:00~17:00
料金(大人個人):
金堂・講堂800円/宝物館500円/観智院500円/共通券1,300円
※その他料金詳細については、https://toji.or.jp/admission/参照
4. お砂踏み
期間:毎月21日 【会期中は3月21日(火・祝)/4月21日(金)】
時間:9:00~15:00
料金:無料
食堂の周囲に四国八十八カ所の本尊が描かれた掛軸を掛け、各札所の軸の前に置かれた“お砂”を踏むことで、
実際にお遍路したのと同じご利益があると言われています。
5. 弘法市
期間:毎月21日 【会期中は3月21日(火・祝)/4月21日(金)】
時間:8:30~17:30
料金:入場無料
弘法大師の月命日にあたる毎月21日に東寺境内で行われる骨董市。
出店は、骨董・古着・古道具から食材・食品など多岐にわたり1000店以上が出店し、境内は大いに賑わいます。

会期2023年3月1日


有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術・陶彩画(とうさいが)を描く 草場一壽(くさばかずひさ) 2022年12月10日(土)より「草場一壽 陶彩画新作展 東京」を開催
2022年11月28月 14時
★約30年間描き続けてきた“龍”をモチーフとした作品をはじめ、新作2点を公開★大阪でも多くの来場者を魅了したインドの女神『ラクシュミー』を東京初公開有限会社草場一壽工房(所在地:佐賀県武雄市、代表者:草場 一壽)は、2022年12月10日(土)から12月18日(日)までの期間、日比谷OKUROJIにて「草場一壽 陶彩画新作展 東京」を開催いたします。

約30年間龍

この度、有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術”陶彩画”を描く草場一壽は、約1年ぶりに東京にて個展(陶彩画展)を開くこととなりました。数ある作品の中でも、およそ30年もの間描き続けてきた、“龍”をモチーフとする新作『はじまり』のほか、草場一壽の神話シリーズ最後の大作となる新作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕、本陶彩画展に先駆けて大阪で開催した個展で来場者を魅了した新作『豊穣の女神 ラクシュミー』をお披露目いたします。
作家の永遠のテーマは “いのちの輝き”。
草場が描く「いのち」とは、生きとし生けるものの命そのものや、その繋がり、存在することの喜びであり、「本当の豊かさ」を見つめ直す問いかけでもあります。そんな“いのちの輝き”を表現した、艶感と立体感をもち、眩い輝きを放つ陶彩画。 原画70点と複製画も含めて約100点を展示し、心が揺れ動く陶彩画の新たな魅力を発見する機会をご提供いたします。
作家・草場一壽(くさば かずひさ) コメント
今回の東京での陶彩画展では、私の作品の神話シリーズ最後の大作となる、『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』を初お披露目いたします。
日本の神話を描き始めたのは、神そのものを描きたかったからではなく、やはり私の作家としてのテーマである「いのち」を元に、いのちを循環させている大きな意志、人によっては大自然や神と呼ぶかもしれない存在を前にした時に、人が感じるであろう畏敬の念や安心感を抱いてもらえる作品を作り出したかったからです。また今回、一般的に封印されたとされる「国常立命」という神を
艮の金神(恐れ封印された存在)として描くことで、現代社会に生きる私たちが見過ごしてしまいがちな、「当たり前と思っている物事の本質」を見つめ直し、コロナ禍後に目指す未来を考えられたらと願っています。
作品は作者の手を離れたら、見てくださる方のものになります。
見てくださる方の心に届くものがあれば作者としてこの上ない喜びです。是非、原画を間近でご覧くださいませ。
開催概要
展示会名:「草場一壽 陶彩画新作展 東京」
会期 :2022年12月10日(土)~12月18日(日)
会場  :日比谷OKUROJI(〒100-0011東京都千代田区内幸町一丁目7番1号)
※日比谷OKUROJIへのアセス詳細については、下記URLをご覧ください。
https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/
開館時間:10時~18時
入場料 :無料
URL  :https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/7211/
陶彩画について
有田焼の故郷・佐賀に生まれた草場が「いのちの輝き」を表現するために、着想以来苦節30年、たゆまぬ研究と試行錯誤の末に実現した焼き物の絵画。絵付けと窯入を十回以上繰り返す”陶彩画”は、唯一無二の芸術作品です。
他の焼き物や絵画にはない立体感と艶感を持つ陶彩画は、主に “龍” “神話” “菩薩”などをモチーフに、奇跡の輝きを持つ絵画と呼ばれています。
《陶彩画ができるまで:制作工程イメージ》

約30年間龍

本陶彩画展の見どころ・作品に込めた願い
■約30年間描き続ける“龍”をモチーフとした作品や今年発表した新作を展示
草場は陶彩画家として窯を持ち始めた頃より、龍作品を多く制作してきました。森羅万象のエネルギーそのものの象徴として、龍を約30年もの間描き続けています。
今回の陶彩画展でも、龍をモチーフとした新作として『はじまり』、東京で初公開となる『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』他、11月に大阪で開催した陶彩画展にて来場者から好評を博した新作『豊穣の女神 ラクシュミー』の3作品をお披露目いたします。
◆龍の新作『はじまり』

約30年間龍

作品名:『はじまり』
サイズ:1200mm×600mm
龍の最新作『はじまり』は、「これからの未来が思いやりのある世界であるように」という願いで制作された作品です。青を基調とした意図は、青という色が精神の色を表していることに由来します。水面を心の膜とし、そこから飛び出しもう一段階高い精神の世界へ行く様が描かれています。
「静から動へ」、多くの人が精神性を上げることが、多くを想いやる気持ちへ繋がり、より良い社会になればという願いを込められています。
◆神話シリーズ最後の作品となる、新作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』

約30年間龍

作品名:『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』
〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕
サイズ:530mm×900mm
龍作品とともに制作を続けてきた日本神話シリーズ。本作は、草場の神話シリーズを締めくくる作品です。
国常立命(クニトコタチノミコト)は、天地開闢の際に出現した最初の神々のうちの一柱です。一般的に国常立命は、歴史の中から消され、長らく祟り神とされてきた古い神とされています。
この作品に作家が込めた想いは“和解“。これまでの不都合なものを封印することで綺麗なストーリーを形作っていた過去をしめくくり、新しい未来への「物語」を紡いでいくための自分や他者との“和解“。自分自身が囚われていた思い込みをリセットする=封印を解き和解をすれば、忘れていた美しいものと再び出逢い、新しい生き方が始まります。その門出への祝福を込めて、草場の陶彩画神話シリーズの終幕、薄闇の中に光を帯びて浮かび上がる雄々しい国常立命を初お披露目いたします
◆国常立命(=ニギハヤヒ)の妻ともいわれる女神「瀬織津姫」を同時展示

約30年間龍

作品名:『瀬織津姫』(せおりつひめ)
サイズ:730 mm × 533 mm
龍神・水の神…、封印された女神。
日本書紀や古事記などの歴史書には何一つ出て来ないがゆえに、さまざまな異名を持つ謎多き女神「瀬織津姫」。時代の流れとともに、その時々の権力者が自身を神格化するために表舞台から存在自体を消されたり、名前を変えられているとも言われています。瀬織津姫は日本書記の原書とされている『ホツマツタエ』には登場しており、作家は「縄文より人々が抱いた自然界の万物に対する畏敬や畏怖の念が託された女神なのではないか」と考え、陶彩画にこの女神を映し出しました。夫婦という一説もある国常立命=ニギハヤヒと初の同時展示となります。
◆11月の大阪陶彩画展でも好評を博した、インドの女神「ラクシュミー」

約30年間龍

作品名:『豊穣の女神 ラクシュミー』
サイズ:800mm×650mm
美・富・豊穣、そして幸運を司るインドの女神を描いた作品『豊穣の女神 ラクシュミー』。インドでは豊かさをもたらす神として金銀財宝が散りばめられた構図が多く用いられますが、作家は敢えて「金銀財宝」に代わり「種子」が溢れる様を描きました。
豊かさの本質とは何か。ほんの一粒のタネでも、多くの実りを生み出し、明日へ繋いでくことこそが、どの