株式会社どく社の訪問時の会話キッカケ
「
こんな素敵な日にお会いできて嬉しいです。
門戸厄神駅から近道を通ると何分くらいになりますか
株式会社どく社でいいこと、ありそうですね
」
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2025年02月14月 20時
「能力評価」が生きづらさを生み出す。ガン闘病中の組織開発専門家・勅使川原
2022年12月22月 10時
「若い人に知ってほしい」障害のある人の表現に可能性を見出した社会運動家による「最終講義」
株式会社どく社は、2025年1月25日(土)に、障害のある人の芸術・表現活動が普及していく礎を築いた文化功労者で、奈良たんぽぽの家元理事長の故・播磨靖夫氏が、半世紀におよぶ活動を集大成した遺作『人と人のあいだを生きる 最終講義エイブル・アート・ムーブメント』を刊行しました。
●定価:2,750円(税込) ●体裁:四六判・並製・200頁 ●発行:どく社
播磨氏は、新聞記者から転身し、障害のある人の生きる場「たんぽぽの家」づくりををはじめ、わたぼうし音楽祭、エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)、Good
Job!プロジェクトなど、ケアとアートをむすぶ数々の市民運動を提唱・実践。半世紀にわたり障害のある人のアートや表現活動とその仕組みづくりを支え、精神的支柱として他者と生きる共生社会の進展に大きな足跡を残してきました。NPOという概念を日本に普及した立役者の一人でもあります。2025年は日本でボランティアやNPOが広がるきっかけともなった阪神・淡路大震災を機に、同氏が文化芸術の復興を掲げてエイブル・アート・ムーブメントをはじめて30周年にあたります。
播磨氏は、2024年秋に享年82で逝去。障害のある人の表現活動をとおして、生をより深く、美しく変える社会運動「エイブル・アート・ムーブメント」のなかで深めてきた他者と生きるための思想、社会のはじめかたを、病床から「最終講義」として遺しました。
播磨靖夫さん(撮影:大林直行)
【本書の内容】
ケアとアートをむすぶ先駆者として半世紀―活動を集大成した魂の「最終講義」
障がいのある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開し、アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱してきた播磨靖夫氏が、2024年10月3日逝去されました。本書は、播磨氏が生前に企画し、未来に託そうとまとめた、人と人のあいだを生きるための「最終講義」。長年の活動を経て辿り着いた、他者とともに生きる知恵を後世に伝えます。
○最終講義エイブル・アート・ムーブメント…播磨靖夫氏が集大成として遺した講義録
○可能性の芸術論…ムーブメントを推進しながら、他者と生きる思想を模索した論考集
○播磨靖夫の視点原点…実践しながら書く--終生貫いた記者としての視点で綴った名作エッセイ選
解説・鷲田清一(哲学者)
播磨さんが口にされたこんな言葉が今もあざやかに耳に残っている。
――「遠いところ、弱いところ、小さいところに種があるのです」
版元ドットコム
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https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-910534-08-4
Amazon.co.jp
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https://www.amazon.co.jp/dp/4910534083
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試し読み
は、こちらから▶︎
https://hanmoto.tameshiyo.me/9784910534084
挿画は、たんぽぽの家所属のアーティスト・山野将志さんによる《どうくつ》(2010年)
【もくじ】
はじめに
■最終講義 エイブル・アート・ムーブメント
人の痛みは、制度だけでは救えない/「美は悲しみにあり」/すべての人間に眠るアートのDNA/新しい思想としてのエイブル・アート/私は、私と私の環境/エイブルアート・カンパニー/アート×デザイン×しごと Good Job!センター香芝/愛と祈りの継承 NEW TRADITIONAL/アートの社会化/社会のアート化/障害のある人のアートをどう見るか/人間はつながりのなかに生きている/社会を動かす7つのP ほか
■可能性の芸術論
「魂の芸術家」たちのアートと生命をおりなす新しい芸術運動
アートリンクから生まれる生命の新しいかたち
障害者アートと人権
社会連帯とアートの役割
■播磨靖夫の視点原点―もっとも笑うやつが最後に勝つ
ペンの力と、ただ人の運動と
生涯“小僧”の在野精神
学びを自分たちの手に取り戻す
人間みな同じで、人間みな違う
もっとも笑うやつが最後に勝つ
もうひとつの共生の試み
「裏作」で何かを創造しよう
あとがきにかえて―斜めはすかいで異所懸命に
本書出版にあたって
解説
播磨さんの達観 鷲田清一(哲学者)
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試し読み
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【著者紹介】
播磨 靖夫 (はりま・やすお)
1942年、台北生まれ、兵庫県宝塚市出身。毎日新聞社記者を経て、フリージャーナリストに。一般財団法人たんぽぽの家理事長、社会福祉法人わたぼうしの会理事長として、障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開。アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱し、障害のある人による芸術表現活動隆盛の礎を築いた。
1999年より「ケアする人のケア」プロジェクト、2006年からは「アートミーツケア学会」を立ち上げるなど、ケアの文化の創造を目指す。2012年からは、障害のある人のあたらしい働き方や仕事づくりを提案する「Good Job!プロジェクト」を展開し、2016年に「グッドデザイン賞」金賞を受賞するなど、福祉の可能性を切り拓いた。同年、「Good Job!
センター香芝」を立ち上げ、2017年に「奈良県景観デザイン賞」知事賞・建築賞および「グッドデザイン賞」ベスト100を受賞。日本ボランティア学会副代表、日本障害者芸術文化協会(現特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン)常務理事、特定非営利活動法人日本NPOセンター代表理事、公益財団法人パブリックリソース財団顧問、芸術とヘルスケア協会代表理事、アートミーツケア学会常務理事などを務める。平成21年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞、令和4年度文化功労者(芸術振興)。2024年10月3日逝去。
【「本書出版にあたって」より】
一般財団法人たんぽぽの家理事長・播磨靖夫は2024年10月3日に82歳の生涯を終えました。5月に病気のために入院。そこから本書の制作がはじまり、播磨の自宅療養期間に何度かのやりとりを経て、没後に完成しました。(中略)
この講義は本人としては完璧とはいえないが、人前で長く話す最後の機会になったこと、これからを担う学生に何かしら響いた手応えがあることから、本の構成は、講義内容を幹にしたいと考えました。
(中略)
本書はエイブル・アート・ムーブメントを提唱した播磨の言葉を残していますが、思想家、運動家といった枠を超え、ひとりの多様で魅力的な人間としての播磨靖夫が浮かび上がってきます。自ら の思想と行動をとおして、出会った人の夢や思いをかたちにすることをしつづけた人生でした。その思いにぜひ心を寄せていだければ幸いです。
【本書の特徴】
第1章は、「最終講義 エイブル・アート・ムーブメント」。2023年12月25日女子美術大学で行われたオンライン講義をもとに加筆修正しました。
第2章には、「可能性の芸術論」として、播磨さんがこの30年に書き溜めた「エイブル・アート・ムーブメント」関連の論考や記事を4本収録。
第3章には、「播磨靖夫の視点原点」として、のちの「エイブル・アート・ムーブメント」に展開していく、播磨さんの視点や活動の原点を感じる原稿を再録。1975年に書かれた書籍の序文、長年編集長を務めた雑誌『グラスルーツ』(発行:JYVA[社団法人日本青年奉仕協会])への寄稿など5本の原稿を収録しました。
【販売サイト】
版元ドットコム
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Amazon.co.jp
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勅使川原氏は、BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム出身。ガン闘病をきっかけに、自身が専門とする人材の能力評価や能力開発を謳う商品が「個人を生かすどころか、追い詰めている」と確信。
本書では、社会矛盾を可視化する教育社会学の視点を交えて、その実態をときほぐし、他者と生きる知恵を模索します。執筆には、人類学者の磯野真穂氏が伴走。子どもたちとの対話形式で、不気味に広がる「能力社会」の危うさに警鐘を鳴らします。
撮影:竹田俊吾
【本書の内容】
ガン闘病中の著者は、企業をはじめ、学校や病院、スポーツチーム、ときには家族に寄り添いながら、人と人とのより良い関係性づくりに尽力する組織開発の専門家。能力主義社会の広がりが、人間関係の息苦しさを生んでいると指摘します。本書の設定は、15年後。急降下した上司の評価で病める息子を救うため、あの世からやってきた著者(母)が、子どもたちと対話しながら“他者と生きる知恵”を示します。
版元ドットコム:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910534022
Amazon.co.jp:https://www.amazon.co.jp/dp/4910534024
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試し読みは、こちらから▶︎ https://hanmoto.tameshiyo.me/9784910534022
●定価:本体2,200円(税込) ●体裁:四六判・並製・264頁 ●発行:どく社
ーーときは、2037年。
急降下した上司の評価で病める息子を救うため、
死んだはずの母さんがやってきた!?
発売前から議論勃発の予感!?
【もくじ】
はじめに
プロローグ 母さん、僕は仕事のできない、能力のないやつですか?
第1話 能力の乱高下
第2話 能力の化けの皮剝がし―教育社会学ことはじめ
第3話 不穏な「求める能力」―尖るのを止めた大学
第4話 能力の泥沼―誰も知らない本当の私
第5話 求ム、能力屋さん―人材開発業界の価値
第6話 爆売れ・リーダーシップ―「能力」が売れるカラクリ1.
第7話 止まらぬ進化と深化―「能力」が売れるカラクリ2.
第8話 問題はあなたのメンタル―能力開発の行き着く先
第9話 葛藤をなくさない―母から子へ
エピローグ 母さん、ふつうでない私は幸せになれますか?
伴走者からの言葉 磯野真穂
おわりに
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試し読みは、こちらから▶︎ https://hanmoto.tameshiyo.me/9784910534022
【著者紹介】
勅使川原真衣(てしがわら・まい)
撮影:竹田俊吾
1982年横浜生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年に組織開発を専門とする、おのみず株式会社を設立し、企業はもちろん、病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。
【著者からのメッセージ】
「生きる力」「コミュ力」「リーダーシップ」「美意識」……これらが低いから、うまくいかないのだろうか? これらを鍛えれば、生きづらさは消え去るのだろうか? 「幸せ」になれる? 「成功」する?
……私はこの手の論に違和感を禁じ得ません。能力主義へ問題提起する教育社会学を修士で学びながらも、むしろどっぷり「能力社会」に浸かる業界で仕事したからこそ、さらには予期せずガン闘病をしているからこそ、見出し、確信した違和感の構造があるからです。このたび、その分析内容を、たとえ自分が死んでしまっても、子どもたちに伝わるように、大人になった彼らとの対話形式というかたちで1冊の本にまとめました。
【本書の特徴】
1.BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファームを経て独立。
有名企業の組織開発を多数手がける著者が実体験をもとに書き下ろして初出版!
2.ガン闘病中の著者の執筆に、人類学者の磯野真穂氏が1年にわたって伴走。
子どもたちとの対話形式に結実させ、能力の本質をわかりやすく伝えます!
3.移ろいがちな他人の評価が不気味なまでに影響力を持つ「能力」。その実態と、息苦しさをつくる社会背景を、教育社会学とビジネスの現場の視点を交えてときほぐし、泥沼から脱け出す生き方を模索する1冊。
不気味な能力あるある1.
現職では「優秀」、
前職では「使えないやつ」現象
個人の「能力」が他人の評価で乱高下するなんておかしな話。能力は実は幻。個人が持つものではない。能力評価は周囲との関係性しだいで七変化するのだ。
不気味な能力あるある2.
企業が求める「◯◯力」に
学校のカリキュラムまで左右される
企業が求めるリーダーシップ、協調性、創造力など、「求める能力」のトレンドはくるくる変わるのに、学校もそれに合わせてしまっている。個人に万能さを求めていることに気づかないケースも……。
不気味な能力あるある3.
能力を発揮できないのは、個人の問題!?
メンタルを病み、病院送りも……。
ほんとにこれって、自己責任なのか?
大切なのは、組織で個々がそれぞれの機能を果たすこと。周囲との関係性がうまくいかなければ、どんな優秀な人でも潰れてしまう。それなのに、個人の能力開発が求められつづけ、うまくいかないのは個人のせいとされてしまう社会。危うくない?
【販売サイト】
版元ドットコム:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910534022
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4910534024
【書籍情報】
書名:『能力』の生きづらさをほぐす
著者:勅使川原真衣
ISBN:978-4-910534-02-2 ページ数:264 本体価格:2200円(税込) 判型:四六判・並製
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書店さまへ:
当社の本は、全国どの書店さまでもお取り扱いいただけます。トランスビューが納品・決済を代行し、注文出荷制でお届けしています。取次(八木書店)経由でのご注文も可能です。 *トランスビューとお取引がない場合は、当社(info@dokusha.jp)に直接ご連絡ください。
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【会社概要・本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社どく社
〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東1-29 5F
info@dokusha.jp Tel/Fax 06-7777-4828
https://dokusha.jp
株式会社どく社の情報
兵庫県西宮市上ケ原七番町3番19-1号
法人名フリガナ
ドクシャ
住所
〒662-0881 兵庫県西宮市上ケ原七番町3番19-1号
周辺のお天気
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4駅阪急今津線の門戸厄神駅
地域の企業
法人番号
7140001120454
法人処理区分
新規
プレスリリース
生をより深く、美しく変える“エイブル・アート”30周年ー生み育てた文化功
生をより深く、美しく変える“エイブル・アート”30周年ー生み育てた文化功労者・播磨靖夫氏の遺作『人と人のあいだを生きる』が出版
2025年02月14月 20時
生をより深く、美しく変える“エイブル・アート”30周年ー生み育てた文化功労者・播磨靖夫氏の遺作『人と人のあいだを生きる』が出版
「能力評価」が生きづらさを生み出す。ガン闘病中の組織開発専門家・勅使川原真衣氏が、他者と生きる知恵を示す『「能力」の生きづらさをほぐす』を出版
2022年12月22月 10時
コミュ力、リーダーシップ、生きる力……能力開発の泥沼を抜け出そう!株式会社どく社は、2022年12月25日(日)に、日本を代表する企業の人材採用・評価・育成をはじめとした組織開発を専門に活躍する勅使川原真衣氏が、実体験をもとに他者と生きる知恵を示す初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』を刊行します。