株式会社イノカの訪問時の会話キッカケ
株式会社イノカに行くときに、お時間があれば「大倉集古館 」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
お会いできることを楽しみにしておりました。
大倉集古館 が近くにあるようですが、どんな展示物があるか、ご存知ですか
株式会社イノカで働くの楽しそうですね
」
google map
2025年06月03月 13時
株式会社イノカ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に3つのテーマ
2025年05月20月 08時
【創業5周年リリース 第5弾】瀬戸内海の海洋資源保全と持続的な活用を目指
2025年03月21月 15時
環境移送技術のイノカ、水生生物の飼育愛好者「アクアリスト」と自然調査に挑
2025年03月18月 10時
~「環境移送技術(R)︎」を活かし、海洋領域での新規事業創出と社会課題解決を目指す~
株式会社イノカ(本社:東京都港区、代表取締役:高倉葉太、以下「イノカ」)は、住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志、以下「住友理工」)と、自然共生社会の実現およびネイチャーポジティブ推進を目的とした協業を開始したことをお知らせいたします。
イノカは、「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」をミッションに掲げ、2019年の創業以来、自然環境の総合的なプロフェッショナル集団として、産官学と連携し、持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行ってまいりました。
当社の強みは、サンゴやマングローブなどの海洋生物からゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、水圏の生態専門家を中心とした自然科学の研究者や環境ビジネスの専門家が在籍していることです。また、任意の生態圏を水槽内に再現する独自の「環境移送技術(R)」や、国内外問わず広範な地域との連携による幅広いパートナーシップも有しており、お客様の新規事業創出を一気通貫でサポートすることが可能です。これまで、のべ149社と232台の水槽を立ち上げ、51の研究PJ、22のフィールド調査、20,000人を超える人々への教育/研修プログラムを提供してまいりました。
住友理工グループは、「住友理工 環境長期ビジョン2050」において「脱炭素社会」「資源循環型社会」「自然共生社会」の実現への貢献を掲げており、同社のコアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を活かして多様な社会課題に取り組んでいます。本協業を通じて、イノカの「環境移送技術(R)︎」と住友理工の持つ優れた技術や素材を融合させ、海洋領域における新たな可能性を追求し、ネイチャーポジティブ(※2)を推進する新規事業の創出を目指します。
※ 「住友理工の環境長期ビジョン 2050(概念図)」より引用
今回の協業は、深刻化する海洋課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩です。地球表面の約7割を占める海洋は、気候変動や人間活動の影響を受け、海水温の上昇、海洋酸性化、プラスチックごみによる汚染、それに伴うサンゴ礁の死滅や漁獲量の減少といった問題に直面しています。 これらの課題解決のため、海洋環境の保全と持続可能な活用に貢献できる革新的な技術開発を推進してまいります。
【今後の取り組み】
現在、イノカの「環境移送技術(R)︎」を活用し、住友理工の素材に関する基礎評価に着手しています。 今後、様々な実験データを基に、海洋環境に適応可能な独自素材を共同で開発し、海洋環境保全などに繋がる新製品への展開を目指します。
イノカの評価系イメージ
ウスコモンサンゴを用いた住友理工素材の評価の様子
また、イノカが主催し、住友理工も2025年3月より参画している「
三河湾渚フォーラム
」などを通じて、海洋領域における多様なパートナーとのオープンイノベーションを推進し、本協業の取り組みを加速させてまいります。
三河湾渚シンポジウムについて:
https://corp.innoqua.jp/tank/articles/cqwsws9iv8zt
三河湾の特性を活かした地域産業の発展に向け、本シンポジウムでは、地域企業やスタートアップが集まり、三河湾エリアの産業と海の接点を探りながら、地域モデルの確立に向けた講演や議論を行います。
特に、株式会社イノカが進める藻場再生の取り組み「渚フォーラム」を中心に、三河湾の海洋資源とそれを活用した持続可能な経済活動の可能性を広げていくことを目指しています。
第1回 三河湾渚シンポジウムの様子(2025年3月28日、豊橋市)
株式会社イノカ 取締役COO 竹内四季コメント:
「この度、100年近い歴史の中で常に社会のニーズに応える製品を創出し続けてこられた住友理工と、海洋環境の未来を共に描けることを大変光栄に思います。当社の環境移送技術と住友理工の高分子材料技術という、異なる強みを持つ両社が手を組むことで、これまで解決が難しかった海洋課題に対して新たなソリューションを生み出し、ネイチャーポジティブの実現を加速できると確信しています。
人類の選択肢を増やす、というミッションを体現できるよう、取り組んでまいります。」
■ 住友理工株式会社について
住友理工は1929年に創業し、名古屋市中村区に本社を置くモノづくり企業です。2014年に東海ゴム工業から社名を変更しました。自動車(モビリティ)分野では、振動を制御する世界トップクラスのシェア(住友理工調べ)の防振ゴムのほか、ゴム・樹脂ホースや、ウレタン製の制進音品・内装品を製造。自動車部品の開発で培った技術を生かし、インフラ・住環境、エレクトロニクス、ヘルスケアの各分野でも事業を展開しています。世界20カ国以上に広がるグローバルネットワークを活用して、 Global Excellent Manufacturing Company を目指しています。 ウェブサイト:
https://www.sumitomoriko.co.jp/
■ 株式会社イノカについて
株式会社イノカは、2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、
水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍
しています。
「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
イノカは様々なバックグラウンドの人材が在籍しておりますが、一つの共通項があります。
それは全員、自然や生き物が好きということ。
「自分たちが好きな自然をみつづける。」というフィロソフィーのもと、一人一人が自分が好きな自然や生き物をもっと探究したい、そして未来に繋げたいという想いを持って活動をしております。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社イノカ 広報担当 Email: info@innoqua.jp
(※1)「環境移送技術」は株式会社イノカの登録商標です。 (※2)ネイチャーポジティブとは、生物多様性や自然資本の損失を止めるだけでなく、積極的に回復・再生していく取り組みで、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーに並んで社会課題の解決に向けた新たなアプローチとして注目されています。
~第1弾は5月20日より、池田泉州銀行「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」にて「ブルーフォレストプロジェクト」始動!あなたのアイディアが、マングローブと世界を変える!~
環境移送技術(R)︎を活用し、自然環境の保全と教育に取り組む株式会社イノカ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:高倉葉太、以下イノカ)は、
2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)開催期間において、テーマの異なる3つの展示
を行います。イノカは、独自に研究開発を進める「環境移送技術(R)」をはじめとする革新的なテクノロジーで自然の精巧さや面白さを明らかにし、地球が直面する環境課題を、国内外に広く発信します。
第一弾として、5月20日より
株式会社池田泉州銀行
が
大阪ヘルスケアパビリオン
内で展開する
「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」
で共同展示する
「ブルーフォレストプロジェクト」
を開始します。
池田泉州銀行は、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」ゾーンにて、
「大阪超越文化横丁」
と銘打った出展を行います。本展示は「今は横丁、いつか本流。超越未来が、軒並み集合。」をコンセプトに、産業の枠や常識を超えて新しいモノやコトを生み出す「超越人」たちが集い、刺激的な未来を発信する場です。 イノカは、この「GUTSU GUTSUチャレンジ」の「CHALLENGE 1: 大阪発!ワクワクする未来の暮らし~世界一おもしろい都市を目指して~」に参画します。
•
展示期間
: 2025年5月20日(火)~5月26日(月)【現在開催中!】
•
場所
: 2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン1F 「リボーンチャレンジ」ゾーン(池田泉州銀行「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」内)
•
主催
: 株式会社池田泉州銀行
•
「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」詳細
:
https://www.sihd-bk.jp/corporation/expo2025/choetsu/
イノカは、「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」が目指す「面白い未来」「ワクワクする未来の暮らし」の具体的な提案として、「ブルーフォレストプロジェクト マングローブ生態系を目の前で観察しよう!」と題した展示を実施いたします。
株式会社イノカ ブルーフォレストプロジェクト展示概要
【ブルーフォレストプロジェクトとは】
熱帯から亜熱帯の沿岸域に広がるマングローブは、多様な生き物の宝庫であり、自然の防波堤、水質浄化、そしてCO2を吸収・貯留する「ブルーカーボン生態系」の代表格として、地球環境にとって非常に重要な役割を担っています。しかし、エビ養殖池への転換や開発などにより、世界の20%以上が過去40年で消失し、今もなおその面積を減らし続けています。 イノカは、このかけがえのないマングローブの保全と持続可能な活用を目指し「ブルーフォレストプロジェクト」を始動。独自の「環境移送技術(R)︎」(AIやIoTを駆使し、水質、水温、光環境などを精密にコントロールし、自然界の生態系を忠実に再現する技術)によって、生き生きとしたマングローブの森を万博会場に再現します。
【展示内容ハイライト】
1.
あなたのひらめきを大募集!「あなたのアイディアが、マングローブと世界を変える!」
マングローブは、海と森が出会う場所に広がる、生命あふれる特別な環境。そこはまさに、“いのちのゆりかご”です。しかし、その価値や可能性は、まだほんの一部しか知られていません。 「この木の繊維、何かのプロダクトに使えるかも?」「マングローブの生態系を教材にしたら、環境教育がもっと面白くなるかも?」「旅行先として魅力的に伝える方法はないかな?」 そんな自由な発想とアイディアを、私たちは求めています。守るだけではなく、「活かす」「楽しむ」「つながる」マングローブの未来。その可能性を広げるのは、あなたのひとつのアイディアかもしれません。マングローブとともに生きる新しい未来を、私たちと一緒に描いてみませんか?
•
募集テーマ:「マングローブで、世界を変えるアイディア」
•
マングローブを活用した新しいビジネスや製品
•
マングローブ林の保全・再生のための画期的な仕組み(地域経済との両立を目指すものなど)
•
マングローブを通じた環境教育や地域活性化策
•
その他、「マングローブ×〇〇」で世界をアッと言わせる斬新なアイディア あなたの熱い想いが、未来を動かす第一歩になるかもしれません!
会場のQRコード
からアクセスいただき、ご応募ください。
2.
間近で観察!生きているマングローブ生態系
「環境移送技術(R)︎」によって再現されたマングローブのミニ生態系を展示。オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなど、種によって異なる根の形状や葉の特徴、そこに集う生き物たちの様子を間近でご覧いただけます。マングローブの驚くべき適応戦略と生物多様性の豊かさを体感してください。
3.
知ってほしい!マングローブのすごさと危機
マングローブが持つCO2吸収能力(ブルーカーボン)、防災機能、水質浄化機能といった多大な恩恵や、今まさに直面している危機(エビ養殖池への転換、不適切な伐採など)について、分かりやすく解説します。日本の食卓との意外なつながりも見えてくるかもしれません。
【プロジェクトリーダー 五十嵐琢人(株式会社イノカ 生態圏エンジニア)の想い】
株式会社イノカ 生態圏エンジニア 五十嵐 琢人
「日本ではまだ馴染みが薄いマングローブですが、私はこの生態系の面白さ、そして多様な可能性をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。ただ「減っている」「守らなきゃいけない」と伝えるだけではなく、「なんで面白いのか」「どう活かせるのか」、そういったポジティブな視点からマングローブを見てもらいたいと考えています。
特に、日本で新しい活用事例やビジネスの芽を育て、それを世界へ発信することができれば、それは世界中のマングローブ保全にもつながっていくはずです。利用価値が上がれば、守るインセンティブが生まれる。経済と環境の両立に近づく大きな一歩になります。 万博という舞台で、マングローブの世界に少しでも触れてもらい、まだ知られていない自然の奥深さにワクワクしてもらえたら嬉しいです。そしてその小さな好奇心が、共感やアイディアに変わり、未来を動かす力になると信じています。」
イノカは、「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」という刺激的な空間で、多くの方々とマングローブを通じた「ワクワクする未来の暮らし」を共創できることを楽しみにしています。
■ 今後の展開について
イノカは、大阪・関西万博において、上記の池田泉州銀行ブースでの展示に加え、
関西大学様との共同展示(2025年8月5日~8月11日)
、および
ブルーオーシャンドームでの「秘密研究機関イノカのサンゴ礁ラボ in EXPO」(2025年8月4日~8月17日)
を予定しております。これらの詳細については、第二弾以降のプレスリリースにて改めてお知らせします。
■ 株式会社イノカについて
株式会社イノカは、2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、
水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍
しています。
「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
イノカは様々なバックグラウンドの人材が在籍しておりますが、一つの共通項があります。
それは全員、自然や生き物が好きということ。
「自分たちが好きな自然をみつづける。」というフィロソフィーのもと、一人一人が自分が好きな自然や生き物をもっと探究したい、そして未来に繋げたいという想いを持って活動をしております。
•
会社名:株式会社イノカ
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代表者:代表取締役CEO 高倉葉太
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設立:2019年4月1日
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所在地:東京都文京区後楽2丁目3−21 住友不動産飯田橋ビル 1F
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URL:
https://corp.innoqua.jp/
新たに、香川県三豊市・観音寺市・土庄町が新規参加決定。地域とともに瀬戸内海にある豊かな海洋資源の価値の最大化を目指す。
株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:高倉葉太、以下「イノカ」)は、瀬戸内海の藻場や干潟をはじめとする豊かな海洋資源を保全し、持続可能な活用を目指す「瀬戸内渚フォーラム」を2024年9月に設立し、現在まで地域の中高生に向けた教育イベントやアカデミアと連携した瀬戸内海の藻場調査を行ってまいりました。
この度、瀬戸内渚フォーラムに香川県観音寺市・土庄町・三豊市の加入が決定いたしました。フォーラム設立当時より参画の広島県三原市を含めて合計4自治体の参画となります。
これまで以上に自治体連携を深めることで、地域社会との連携を強化し、瀬戸内地域全体で瀬戸内海の藻場や干潟をはじめとした海洋資源の保全と活用を進めてまいります。
香川県観音寺市
同じく香川県西部に位置する観音寺市は、燧灘に面し、多島美が広がる地域です。豊かな水産資源に恵まれ、沿岸部には多様な生物が息づく「琴引公園」などの自然豊かなスポットを有しています。
香川県小豆郡土庄町
瀬戸内海に浮かぶ小豆島の北西部に位置する土庄町は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた島嶼部です。特に、瀬戸内海を象徴するオリーブ栽培が盛んで、独特の景観を形成しています。島の周辺海域は多様な魚介類の宝庫であり、持続可能な漁業の推進が求められます。また、干潮時に現れる神秘的な「エンジェルロード」は、多くの人々を惹きつける観光名所となっています。
香川県三豊市
香川県西部に位置する三豊市は、潮の満ち引きによって美しい砂紋が現れる「父母ヶ浜」をはじめとする干潟を有し、その幻想的な景観は多くの観光客を魅了しています。この干潟は多様な生物の生息地として生物多様性の観点からも重要な役割を果たしております。
瀬戸内渚フォーラムについて
藻場や干潟は「海のゆりかご」として知られ、多くの生物の生息地や産卵地となる重要な役割を果たしています。しかし、地球温暖化・沿岸開発や貧栄養などの影響で、瀬戸内海では1960年代から1990年代にかけて約7割の藻場が消失し、現在も減少が続いています。本フォーラムでは、アカデミア・企業・自治体・地域住民など異分野のメンバーの知識や技術を掛け合わせることで、瀬戸内海の生物多様性を守り、漁業や観光業の持続可能な発展、さらには新たな藻場資源の活用方法の開発を行い、瀬戸内海の海洋資源の価値の最大化を目指しています。
水槽内に瀬戸内海の環境を再現することができる「環境移送技術(R)」をコアに、企業やアカデミア、地域の次世代など誰でも海の定量的なデータを取得できる仕組みを構築します。その結果、多くの人が瀬戸内海の海洋資源の保全や活用に関する新たな手法を模索することで、瀬戸内海の海洋資源の価値の最大化を目指します。また、地域の方々への普及啓発活動を通じて、瀬戸内海の海洋資源の価値を広く認識してもらうことも重要な柱としています。
2024年9月25日 瀬戸内渚フォーラム設立記者会見
具体的には、以下の6つを計画しています。
現地の藻場調査:
現状データの少ない瀬戸内海の土壌や水質、藻場の状態を評価し、健康状態を把握します。
海藻(草)の飼育条件の特定:
環境移送技術(R)︎を活用することで、ラボ実験で海藻(草)に適した環境条件を明らかにしていきます。
教育・地域貢献フォーラム:
地域住民や学生に藻場をはじめとした海洋資源の可能性と重要性を普及啓発し、地域で瀬戸内海の海洋資源を守ることを共通の認識としていきます。他にも、地域の次世代とともに海藻(草)の新しい飼育方法の確立や成分の抽出など新しい可能性についても探っていきます。
企業アセットを活用した藻場保全研究:
企業のアセットを活用した海洋資源の再生や活用に向けた研究を推進していきます。
海藻(草)の育種:
藻場の再生に適した海藻(草)の育成を進め、新しい藻場再生方法としての可能性を探ります。
海藻(草)を活用した開発:
海藻(草)から人間に有用な成分を抽出し、化粧品や薬品などの製品化に向けた研究開発を行います。
関連リリース
地域社会と共同で瀬戸内海の藻場・干潟保全プロジェクト「瀬戸内渚フォーラム」を設立
自治体様からのコメント
広島県三原市
三原市は、広島県の中央東部に位置し、マダコやマダイ等が獲れる漁場が形成され、小規模な漁船漁業が行われています。
近年の漁獲量は平成20年をピークに減少し続けており、これまで稚魚放流や魚礁及び藻場礁の設置等の事業を行ってまいりましたが、漁獲量の回復には至っていません。
そこで、「瀬戸内渚フォーラム」に参画することで、海域の現状を科学的に把握し、(株)イノカの「環境移送技術(R)︎ 」や参画する企業及びアカデミアの知見や技術などを活用した藻場回復の仕組みの構築を期待しています。
豊かな里海が創生され、将来にわたり持続的に発展する水産業及び観光業を目指すとともに、ブルーカーボンクレジットの導入などを目指すものであります。
香川県観音寺市
香川県の西端に位置する観音寺市は広く瀬戸内海燧灘に面しています。この燧灘は、以前は多様な水産物を育む豊かな海でした。しかし、近年では海水温の上昇により海藻が消失しつつあり、また海水の栄養不足や海底の貧酸素化なども指摘されています。そのような中、里海再生に取り組まれている株式会社大成生コン様とのご縁により、この度本市も「瀬戸内渚フォーラム」に参画させていただくこととなりました。
このプロジェクトが、瀬戸内海の中心であるここ観音寺・三豊から、豊かな瀬戸内海を取り戻す大きな一歩となるよう、人と海が共栄する地域循環型社会のモデルケース実現を目指し、パートナーの皆様と一緒に頑張っていきたいと思います。
香川県小豆郡土庄町
土庄町は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の中央部から北西部にかけての領域と、豊島、小豊島、沖之島の有人離島で構成された自然豊かな地域です。瀬戸内海は素晴らしい自然環境に恵まれていますが、その環境を守り、次世代に引き継ぐためには、子どもたちへの環境教育が欠かせません。
私たちはこのフォーラムに参加し、小中学生への環境教育を通じて、子どもたちが自然環境に対する理解を深め、自らの行動が環境に与える影響を考える機会を提供することが、持続可能な社会の実現に向けた第一歩と考えています。
また、近年よく耳にする磯焼けや漁獲量の減少、栄養塩不足による養殖海苔への影響など、多くの課題に対して、参加している企業・団体の皆さまと連携しながら、課題解決に向けたアイデアを共有し、瀬戸内の美しい自然や豊かな資源を次世代に引き継いでいきたいと考えています。
香川県三豊市
このたび、本市が「瀬戸内渚フォーラム」に参画できることを心より嬉しく思います。藻場の減少や海洋環境の悪化が進むなか、アカデミア・企業・自治体・漁業組合など、異分野の知識と技術を結集して実施される本取組は、海の豊かさを守り、回復させるうえで重要な一歩であり、大きな期待を寄せています。本市の海は、漁業や観光など地域経済の基盤であり、豊かな自然と共存するまちづくりにも欠かせないものです。
本フォーラムを通じて、瀬戸内海の生態系を守りながら持続可能な海洋資源の活用を推進し、地域とともに新たな価値を創出することを期待しています。また、本市も貴重な海洋資源を次世代へと受け継ぐため、関係機関と連携し、環境保全や教育活動に積極的に取り組んでまいります。
今後の展望
2025年2月に岡山県玉野市・香川県三豊市・広島県三原市の現地調査を地域企業と連携して開始いたしました。 冬からスタートした現地調査はこれから四季のデータを計測することで瀬戸内海の現状をより詳細に把握し、さらに計測データを瀬戸内渚フォーラムのサイト上に公開します。
2025年2月 現地調査の様子
株式会社イノカについて
株式会社イノカは、2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、
水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍
しています。
「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
イノカは様々なバックグラウンドの人材が在籍しておりますが、一つの共通項があります。
それは全員、自然や生き物が好きということ。
「自分たちが好きな自然をみつづける。」というフィロソフィーのもと、一人一人が自分が好きな自然や生き物をもっと探究したい、そして未来に繋げたいという想いを持って活動をしております。
会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設立 2019年4月
所在地 東京都文京区後楽2丁目3番地21号
会社HP
https://corp.innoqua.jp
~第一回はFullDepthとコラボし深海探索!世界の自然を共に探求する仲間を募集~
環境移送技術(R)︎を活用し、自然環境の保全と教育に取り組む株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:高倉葉太、以下イノカ)は、水生生物の飼育愛好者「アクアリスト」と共に自然環境の調査を行う新プロジェクト「Innoqua Quest(以下、イノクエ)」を始動します。そして第一回は株式会社FullDepth(本社:茨城県つくば市、代表取締役CEO:吉賀智司)とのコラボレーションで深海探索を実施致します。
アクアリストの夢を叶え、自然モニタリングを推進する調査プロジェクト
イノカはイノアク(INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL)を通じて多くのアクアリストと、より良い地球を目指してコラボレーションを行なって参りました。その中でアクアリストから「自分たちが飼育する生き物が、自然界でどのように暮らしているのか見てみたい」という夢をたくさんお聞きしました。
一方で地球環境は危機的状況を迎えており、現状を把握し早急な対策を打つ必要があります。
近年では
TNFD(Task Force on Nature-related Financial Disclosures)の発足によって自然モニタリングの重要性が高まっています
。TNFDは企業や金融機関が自然への影響やリスクを評価・開示するための国際的な枠組みであり、生物多様性や生態系保護の重要性が気候変動と同等に認識されるようになりました。この枠組みは、企業活動による自然破壊への対応や持続可能な経済活動への移行を促進しています。
イノカでは現状を把握すべく、瀬戸内渚フォーラムを立ち上げるなど、のべ22を超えるフィールドで調査を実施して参りました。そこで、この度開始する「イノクエ」では、イノカが培ってきた調査技術とアクアリストの情熱を融合させ、共に自然の神秘を解き明かし、データを集めることを目指したプロジェクトです。
イノアクとは
関連リリース
環境移送ベンチャーイノカ、希少生物や環境の保全・活用をテーマにアクアリストと12社のパートナー企業とともに社会課題解決を目指す「INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」を開催
イノクエの流れ
イノアクLINE@コミュニティ
まずはLINE@に登録し、イノカからの最新情報やクエストを受け取ります。
クエスト発生
イノアク公式アカウントより「瀬戸内の生きた化石、カブトガニを調査せよ」など、調査テーマが提示されます。
参加者募集
参加希望者は応募フォームに必要事項を入力し、イノカが選考を行います。
選考基準:生き物への情熱、環境知識、フィールド経験などを総合的に判断。
フィールド調査
選ばれた参加者は、イノカの調査に同行し、自然環境の調査を体験します。
交通費支給、長期の場合は日当支給も検討しております。
世界を舞台に、共に調査へ
当面はイノカが注力する瀬戸内、沖縄エリアを中心に調査を実施します。また2024年10月に設立したイノカアジア(マレーシア)を拠点に、アジアでの調査も視野に入れています。アジアアロワナ、グラミー、ダトニオなど、熱帯魚愛好家垂涎のフィールドワークも計画中です。
記念すべき第一回「イノクエ」はFullDepthとコラボし深海探索!
記念すべき第一回「イノクエ」は、株式会社FullDepthとのコラボレーションが実現。未知の領域である深海を舞台に、最先端の水中ドローンを駆使した深海生物の生態調査に挑戦します。
•
日時:4月9日(水)(予備日:4月17日(木))
•
集合場所:片瀬漁港
•
内容:水中ドローンによる深海生物の生態調査
•
募集人数:最大6名
•
応募締め切り:3月31日(月)23時59分
•
参加申し込み:イノアク公式ラインにご登録ください。
こちらより、公式ラインにご登録ください。
登録後、申し込みフォームが送信されます。
イノカ本社ラボ
株式会社イノカについて
株式会社イノカは、2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、
水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍
しています。
「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
イノカは様々なバックグラウンドの人材が在籍しておりますが、一つの共通項があります。
それは全員、自然や生き物が好きということ。
「自分たちが好きな自然をみつづける。」というフィロソフィーのもと、一人一人が自分が好きな自然や生き物をもっと探究したい、そして未来に繋げたいという想いを持って活動をしております。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イノカ pr@innoqua.jp
株式会社イノカの情報
東京都港区虎ノ門3丁目7番10号ランディック虎ノ門ビル2階
法人名フリガナ
イノカ
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目7番10号ランディック虎ノ門ビル2階
推定社員数
1~10人
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
4010001200049
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/10/05
プレスリリース
株式会社イノカ、住友理工とネイチャーポジティブ推進に向け協業開始
株式会社イノカ、住友理工とネイチャーポジティブ推進に向け協業開始
2025年06月03月 13時
株式会社イノカ、住友理工とネイチャーポジティブ推進に向け協業開始
株式会社イノカ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に3つのテーマで出展決定!
2025年05月20月 08時
株式会社イノカ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に3つのテーマで出展決定!
【創業5周年リリース 第5弾】瀬戸内海の海洋資源保全と持続的な活用を目指す「瀬戸内渚フォーラム」、参画自治体を拡大し地域社会との連携強化
2025年03月21月 15時
【創業5周年リリース 第5弾】瀬戸内海の海洋資源保全と持続的な活用を目指す「瀬戸内渚フォーラム」、参画自治体を拡大し地域社会との連携強化
環境移送技術のイノカ、水生生物の飼育愛好者「アクアリスト」と自然調査に挑む新プロジェクト Innoqua Quest(イノクエ)を開始
2025年03月18月 10時
環境移送技術のイノカ、水生生物の飼育愛好者「アクアリスト」と自然調査に挑む新プロジェクト Innoqua Quest(イノクエ)を開始