株式会社イーディーピーの訪問時の会話キッカケ
株式会社イーディーピーに行くときに、お時間があれば「大阪大学総合学術博物館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
本日は貴重なお時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。
桃山台駅の近くで美味しい定食屋さんはありますか
大阪大学総合学術博物館が近くにあるようですが、好きですか
ご自宅は会社からお近くなのですか
」
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大阪モノレールの千里中央駅
阪急千里線の南千里駅
北大阪急行線の千里中央駅
- 宝石ビジネスを本格的にスタート -
1.
はじめに
当社はプラズマCVD法によるダイヤモンド合成技術及び薄板製作技術並びにダイヤモンド結晶の大型化技術を用いて、これまではLGDを製作するための種結晶を販売してまいりましたが、LGDビジネスの多角化戦略の下、LGDの販売を目的として2024年1月にエス・エフ・ディー株式会社(以下、「SFD」といいます。)を設立いたしました。
LGDは、天然ダイヤモンドと比べて、多様なデザインや大型の宝石を低価格で製作することができることから、LGDを使用したジュエリーが世界中で販売されており、ダイヤモンド市場の中で既に20%以上のシェアを有しているとの情報もあります。日本国内において、LGDを使用したジュエリーは、欧米ほど普及しておらず、世界市場との乖離が見られます。
このたび、当社グループのSFDにおいて販売の体制が整いましたので、2025年1月下旬から国内外のダイヤモンド宝石取扱業者や宝飾品メーカーに向け様々な形状やサイズの LGDの販売を開始することといたしました。
2.
販売する製品の内容
今回販売するLGDは主としてブリリアントカットのルース(注)で、1石当たりのサイズは1ct(カラット、1ct=0.200g)から2ctの宝石です。カラーやクラリティーグレードが高いものを中心に、豊富に取り揃えております。
※注 ルース:カット・研磨した状態の宝石
3.
エス・エフ・ディー株式会社の概要
(1)名 称 エス・エフ・ディー株式会社
(2)所在地 大阪府茨木市島四丁目26番6号
(3)代表者 代表取締役社長 藤森 直治
(4)事業内容 ダイヤモンドの応用製品の開発・製造・販売
(5)資本金 60百万円
(6)設立日 2024年1月16日
(7)大株主 株式会社イーディーピー(50%)
4.
今後の見込み
当社グループは、原石の生産から宝石の販売までを一貫して行うことで、種結晶販売に依存していたLGD分野のビジネスを、LGD全体に広げる計画です。今回販売するブリリアントカットだけではなく、天然ダイヤモンドでは実現できなかった、新しいデザインの宝石を、当社の持つ大型単結晶を利用して製作する計画です。さらには、Japan Made Diamondの発売に向けて、日本で原石から一貫生産及び販売の体制を整えてまいります。
今回販売するダイヤモンドの一例
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社イーディーピー 営業部
https://www.d-edp.jp/
〒560-0085 大阪府豊中市上新田4-6-3
(メール)edp.info@d-edp.jp
■宝石販売に関するお問い合わせ先
エス・エフ・ディー株式会社
(メール)sales_info@sfdia.jp
ダイヤモンドは優れた物性を有しており、半導体デバイスに適用できれば、省エネルギーや機器の小型化に貢献をできると期待されています。
当社は、以前よりホウ素(ボロン)ドープエピタキシャル層(単結晶層)を形成した基板を製品化しており、多くの研究者向けに販売をしてきました。これらの技術開発実績を元に、高ボロン濃度のダイヤモンド成長する技術を開発し、低抵抗基板の製品化に成功いたしました。
1.はじめに
ダイヤモンドは優れた各種の物性を有しており、半導体デバイスに適用できれば、省エネルギーや機器の小型化等に貢献できると期待されています。その応用の一つとして、大電力を制御するパワーデバイスが有力な候補とされています。
パワーデバイスの構造としては、縦型構造が大電力を扱うのに適しています。この構造の実現には、素子から出た電流を流すことができる基板が必要で、低抵抗の基板が求められています。
当社は以前よりホウ素(ボロン)ドープエピタキシャル層(単結晶層)を形成した基板を販売してきました。このエピタキシャル層は、高キャリア移動度を特徴とし、電界効果型トランジスタ(FET)等の研究用としてたくさんの研究者に出荷しています。
当社はこれ等の技術開発実績を元に、高ボロン濃度のダイヤモンドを成長する技術を開発しました。得られた高ボロン濃度ダイヤモンドは、上記の縦型構造のパワーデバイス開発に適した低い抵抗であることが判明し、このダイヤモンドで基板を製造する技術を確立しました。
今後、パワーデバイスの開発において、縦型デバイスの研究開発が活発となると見られますので、当社はこの低抵抗基板を商品化いたしました。
2.製品の内容
高ボロン濃度ダイヤモンドの製品は以下の2種類があります。(写真1)
3.商品の特徴と応用の可能性
*自立結晶は単結晶であり、この上に単結晶ダイヤモンドを成長できます。成長するダイヤモンドの特性を制御することで、目的とするデバイス構造を製作することが可能です。また、裏面にオーミック電極を形成することによって、形成したデバイスの裏側から電流を通すことが可能です。
*高ボロン濃度エピタキシャル成長基板は、当社の通常の基板を使って作製しますので、単結晶及びモザイク結晶のいずれでも、製作できます。ただし、最大の形状は、18x18mmとなっています。また、厚さは、0.03から0.2mmの広い範囲で選択することができます。
*高ボロン濃度エピタキシャル成長基板は、ボロンドープ層を成長したままの状態で出荷しますが、表面研磨を行うことも可能です。ただし、高ボロン濃度エピタキシャル層の厚さは、0.05mm以上であることが必要です。表面の面粗さは、通常研磨ではRa<5nm、精密研磨ではRa<2nmです。
*本製品は、デバイス開発における基本的な素材としてご利用いただくことを想定しております。ボロン濃度の範囲を広げることは、今後の検討課題としております。
*ダイヤモンドが広い電気化学的窓を持つことは知られており、電気化学センサー等でご利用いただくことが可能です。
写真1:低抵抗基板の製品
表1:既存の製品との比較
■株式会社イーディーピーとは
産総研で開発した大型ダイヤモンド単結晶製造技術の事業化を目的として設立。現社長の藤森が産総研ダイヤモンド研究センター長として技術開発を主導し、2009年に創業。
気相合成法で成長したダイヤモンドを親結晶から分離する技術で、天然では得られない高純度で大型のダイヤモンド単結晶を量産できる技術を実用化。
ダイヤモンドの優れた特性を生かす、光学部品、ヒートシンク、センサー、電子デバイスとしての応用開発は、世界中で進展している。研究開発用の各種基板、ウエハ、窓材、ヒートシンク素材等を研究機関や企業に供給。
10年ほど前から立ち上がった人工宝石ビジネスで、気相合成宝石の製造に不可欠な種結晶を2012年に発売し、現在の形状をデファクトスタンダード化した。ビジネスの広がりとともに、世界各国の人工宝石製造企業へ販売。
詳しくは、当社ホームページ(https://www.d-edp.jp/)をご覧ください
■この件に関するお問い合わせ先
株式会社イーディーピー 営業部
〒560-0085 大阪府豊中市上新田4-6-3
(メール)edp.info@d-edp.jp
当社ホームページ https://www.d-edp.jp/products/
株式会社イーディーピーの情報
大阪府豊中市上新田4丁目6番3号
法人名フリガナ
イーディーピー
住所
〒560-0085 大阪府豊中市上新田4丁目6番3号
推定社員数
51~100人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅北大阪急行線の桃山台駅
地域の企業
地域の観光施設
地域の図書館
法人番号
3120901029247
法人処理区分
新規
プレスリリース
当社子会社によるLGD宝石販売開始に関するお知らせ
2025年01月17月 13時
当社子会社によるLGD宝石販売開始に関するお知らせ
低抵抗ダイヤモンド基板を発売
2023年08月10月 18時
-高ボロン濃度ダイヤモンド基板の開発に成功し製品化(2023年8月10日発売)- 株式会社イーディーピー(本社:大阪府豊中市)は、高ボロン濃度ダイヤモンド基板の開発に成功し、製品を2023年8月10日に発売をいたします。