株式会社エス・エム・エスの情報

東京都港区芝公園2丁目11番1号

株式会社エス・エム・エスについてですが、推定社員数は1001~5000人になります。所在地は港区芝公園2丁目11番1号になり、近くの駅は芝公園駅。株式会社ボンディが近くにあります。創業は平成15年になります。また、法人番号については「2010001134117」になります。
株式会社エス・エム・エスに行くときに、お時間があれば「大倉集古館 」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
エスエムエス
住所
〒105-0011 東京都港区芝公園2丁目11番1号
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企業ホームページ
創業年
平成15年
推定社員数
1001~5000人
代表
代表取締役 後藤 夏樹
資本金
3億3,691万円
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
都営都営三田線の芝公園駅
都営都営浅草線の大門駅
都営大江戸線の大門駅
東京モノレールのモノレール浜松町駅
地域の企業
3社
株式会社ボンディ
港区芝公園2丁目4番1号
株式会社SQOOL
港区芝公園2丁目9番8号公園ビル301
IBC2771合同会社
港区芝公園1丁目2番9号花井ビルディング5階
地域の観光施設
3箇所
大倉集古館 
港区虎ノ門2-10-3
菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35
港区立みなと科学館
港区虎ノ門3-6-9
地域の図書館
2箇所
港区立みなと図書館
港区芝公園3丁目2-25
公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館
港区芝公園4丁目7-4 明照会館1階
法人番号
2010001134117
法人処理区分
吸収合併
法人更新年月日
2021/01/27
法人変更事由の詳細
令和3年1月1日東京都港区芝公園二丁目11番1号株式会社エス・エム・エスキャリア(4010401115929)を合併令和3年1月1日横浜市西区北幸一丁目2番13号株式会社ツヴァイク(3020001088261)を合併令和3年1月1日大阪市北区曽根崎新地二丁目1番23号株式会社ワークアンビシャス(7120001136337)を合併

介護・医療・障害福祉・保育の求人サイト「ウェルミージョブ」がサービスを開始。業界横断などの幅広い選択肢にも対応し、自分らしく働ける職場探しを支援
2025年07月03月 11時
介護・医療・障害福祉・保育の求人サイト「ウェルミージョブ」がサービスを開始。業界横断などの幅広い選択肢にも対応し、自分らしく働ける職場探しを支援
~仕事探しに役立つLINE公式アカウントや業界理解を深めるオウンドメディアを提供開始~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、提供する介護職向け求人情報「カイゴジョブ」をリブランディングし、2025年7月1日より介護・医療・障害福祉・保育の求人サイト「ウェルミージョブ」(URL:

https://www.kaigojob.com/

)としてサービスを開始したことをお知らせします。




■社会背景
高齢化に伴い医療や介護の需要が増大し、また、社会的認知の変化や医療技術の進歩などにより、障害のある方の人口も増加傾向にあります。支援を必要とする人が増えている一方で、生産年齢人口の減少により、これらのサービスを支える従事者の不足と偏在が深刻な課題となっています。医療現場で働く看護職や、介護現場で働く介護職の不足など、同一業界内での人材不足以外にも、病院で医師・看護職等と連携して働く介護職や介護施設で働く看護職など、業界横断的な働き方をする医療・介護従事者の必要性も高まっています。
さらには、障害のある児童数も近年増加傾向であり、病院で働く保育職や、保育所で働く看護職など、医療・介護以外の業界を横断する働き方も必要性が増してきました。このように、従事者の絶対数の不足だけでなく、機能的な偏在も社会福祉インフラを支える上での課題となっています。また、活躍の場が広がる一方で、従事者にとっては、業界を横断して自身の希望に合った求人検索や情報収集をすることは難しく、自分らしく働く上でのハードルとなっていることがあります。
■エス・エム・エスの介護・医療・障害福祉・保育に対する取り組みとサービス名称・ロゴ変更の概要について
当社は介護従事者不足の解消のために、従事者に最適な求人情報を案内する介護職向け求人情報「カイゴジョブ」を2004年より提供しています。介護サービスは、居宅介護支援、訪問介護、通所介護、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)など、利用者のニーズに合わせてさまざまな形態があり、従事者の勤務形態も日勤のみ、夜勤ありなど、種類が多く多様化しています。
そのため、介護従事者が豊富な選択肢から希望の条件に合った職場を選び、長期に渡ってより良いキャリアを築くことができるよう支援してきました。また、当社は看護師向け人材紹介「ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)」を2005年より提供し、各医療機関との関係性を深めており、医療機関からの介護職の求人も数多く取り扱っています。さらに、2018年より保育士向け人材紹介「保育士人材バンク」、2024年より障害のある方向け人材紹介「デイゴー求人ナビ」、障害のある方向け就労支援事業所情報「デイゴー就労支援ナビ」を提供するなど、保育・障害福祉分野での事業者との関係も築き、求人情報を多数展開しています。
介護・医療・障害福祉・保育の業界はいずれも求人倍率が高く、働く場所の選択肢も幅広いことから、自身の働き方の希望を叶えられる機会は多くあります。しかし、求人が豊富すぎることで、自身の理想とする職場イメージを明確に描けていない、あるいは適切な求人の検索軸を設定できないといったケースが散見され、希望通りの働き方ができる職場を見つけることが難しくなっています。この度、当社は「カイゴジョブ」をリニューアルし、介護・医療・障害福祉・保育の求職者が「ここで働きたい!」と思える自分に合った職場に出会えるサービスとして「ウェルミージョブ」の提供を開始することとなりました。
≪名称およびロゴのコンセプト≫
「より良く生きようとする生活態度」を意味する「ウェルネス(※)」に直結する職場をサービスの対象領域とし、さらに「ミー(自分)」にあった職場に出会えるという意味を込めて、「ウェルミージョブ」という名称としました。ロゴの形は「ウェルミー(Well Me)」の「W」と「M」を重ね合わせて表現しています。ロゴの緑色は「ウェルネス」を象徴し、暖色(オレンジ色)は、良い職場との出会いを通して前向きになれる「人」のポジティブな感情を表しています。




■ウェルミージョブのサービスについて
ウェルミージョブは介護・医療・障害福祉・保育領域で幅広い職種を横断で扱うダイレクトリクルーティングプラットフォームです。従来のカイゴジョブで行っていた求人情報提供の機能強化のほか、スカウト機能の強化などを行いました。また、7月1日からは仕事探しに役立つLINE公式アカウントや業界理解を深めるオウンドメディアの提供を開始しています。
≪LINE公式アカウントを利用した仕事探し≫
ウェルミージョブのサービス開始に伴い、カイゴジョブのLINE公式アカウントはウェルミージョブへ名称変更を行ったほか、希望条件に合致する求人情報や面接準備コンテンツなどパーソナライズ配信の機能を追加することで、LINEでの就職活動の利便性を向上させます。これにより、最新の求人情報や自身の希望・状況にあった情報を取得でき、自分に合った職場を見つけられる最適な仕事探しができます。
・ウェルミージョブLINE公式アカウントの友だち追加URL:

https://liff.line.me/1653436309-rYX4EzBl?sl=940f5ca303

・ウェルミージョブLINE公式アカウントの友だち追加QRコード:




≪オウンドメディア「ウェルミーマガジン」「ウェルミーチャンネル」≫
従事者が自身にあった職場イメージを獲得できるよう、介護や医療、障害福祉、保育従事者に向けた各種コンテンツをリリースしていきます。従事者に寄り添った「転職活動お役立ち情報」のほか、「資格取得ガイド」、「業界著名人へのスペシャルインタビュー」、「事業所インタビュー」、「従事者への密着取材」などを定期的に発信します。これらのコンテンツは「ウェルミーマガジン」として自社サイトで発信するほか、YouTubeやTikTok、Instagramなどでの動画配信も積極的に行っていく予定です。




・ウェルミーマガジンURL:

https://www.kaigojob.com/magazine

・ウェルミーチャンネルYouTube URL:

https://www.youtube.com/@wellmechannel

・ウェルミージョブ TikTok URL:

https://www.tiktok.com/@wellmejob

・Instagram - ウェルミージョブ_介護【公式】:

https://www.instagram.com/wellmejob_kaigo/

・Instagram - ウェルミージョブ_看護【公式】:

https://www.instagram.com/wellmejob_kango/

・Instagram - ウェルミージョブ_保育【公式】:

https://www.instagram.com/wellmejob_hoiku/

ウェルミージョブのサービス提供を通じて、従事者が自分らしく働ける職場探しを支援し、社会福祉インフラの人手不足や機能偏在の解消に貢献します。
※:「ウェルネス」は、一般的に「より良く生きようとする生活態度」といった意味合いで使用されています。当社では、「身体的な健康だけでなく、前向きにいきいきとした人生を目指す積極的な態度」という意味合いで使用しています。
【「ウェルミージョブ」について】
介護・医療・障害福祉・保育の求人サイト。幅広い業界の求人から職種経験を活かせる情報を提供。リアルな職場情報と事業者からのスカウトなどで自分に合った職場が効率的に探せます。
URL:

https://www.kaigojob.com/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:

https://www.bm-sms.co.jp/

企業の人事担当者向け「改正育児・介護休業法の最新動向」がテーマの無料セミナーを7月開催。働きながら介護をしている従業員の支え方を、実際の相談事例を元にケアマネジャーが解説
2025年06月24月 15時
企業の人事担当者向け「改正育児・介護休業法の最新動向」がテーマの無料セミナーを7月開催。働きながら介護をしている従業員の支え方を、実際の相談事例を元にケアマネジャーが解説
~ビジネスケアラーへの勤務時間調整・介護費用助成等の支援策、介護休業・両立支援制度の研修事例を提供~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、「改正育児・介護休業法の最新動向」をテーマに、企業の経営者・人事労務担当者向け無料オンラインセミナーを7月9日(水)、17日(木)、29日(火)に開催することをお知らせします。
本セミナーでは、2025年4月に施行された改正育児・介護休業法の最新動向を網羅的に解説するだけでなく、ビジネスケアラーが直面する現実的な課題に焦点を当て、本質的な支援へと繋がる具体例をケアマネジャーが紹介します。参加者は、改正育児・介護休業法による義務化対応のポイントと働きながら介護をしている従業員の支援方法を施策事例から学ぶことが可能です。
・セミナー日時(いずれもオンライン開催):
-7月9日(水)11:00-12:00
-7月17日(木)11:00-12:00
-7月29日(火)15:00-16:00
・申し込みURL:

https://questant.jp/q/Bseminar202507





■社会背景
少子高齢化が進行する中で、介護の需要は増加し続けています。総務省の調査によると、働きながら介護をしている人(いわゆるビジネスケアラー)は365万人、介護離職数は年間10.6万人にのぼります(※1)。人材確保がより一層困難になる中で、介護に直面する従業員は40代後半から50代の働き盛りである世代が多く、企業の中核を担う人材であることも少なくありません。そのため、従業員の介護状況や課題を把握し、仕事と介護を両立できる職場環境を作ることは、従業員の生活やキャリア形成を支えるだけでなく、企業の持続的な発展・成長においても欠かせません。
このような状況の中で国も仕事と介護の両立に向けた取り組みを推進しており、2025年4月施行の改正育児・介護休業法では、企業に対して介護休業制度や両立支援制度に関する個別周知や意向確認、早期の情報提供、従業員への研修の実施、相談体制の整備などが義務化されました(※2)。生産性低下や採用に悪影響が出るリスクを防ぐためにも、企業には従業員の介護状況の実態や課題の把握、対応施策の実施などが円滑に行える体制づくりが求められています。
■仕事と介護の両立支援に関するエス・エム・エスの取り組みとセミナー内容について
当社は、これまで仕事と介護の両立支援サービス 安心介護 for bizを提供してきました。本サービスは、介護についての基礎知識や介護保険の活用方法などを学ぶeラーニング動画や、ケアマネジャーによる相談窓口、従業員の現状や課題の把握に役立つアンケートの提供など、自社での実施が難しい内容を網羅的にカバーすることが特長となっています。また、看護師・管理栄養士・理学療法士・ケアマネジャーをはじめとした医療・介護の専門職や、高齢者福祉・社会医学などを専門分野とする有識者が在籍しており、高い専門性と豊富な知見を持って課題把握から対策の提供まで一貫した支援が可能です。
この度、これらのサービス提供実績をもとに「改正育児・介護休業法の最新動向」をテーマとした、一般企業の経営者・人事労務担当者向け無料オンラインセミナーを開催することとなりました。本セミナーは、ビジネスケアラーが直面する現実的な課題に焦点を当てて、本質的な支援へとつなげるための知識を提供することが特長です。
2025年4月に施行された改正育児・介護休業法について、企業が対応すべき介護休暇の取得要件緩和、雇用環境整備、制度周知・個別意向確認、テレワーク導入などの具体的な内容を解説します。また、介護休業や介護休暇、柔軟な勤務時間への対応、介護費用助成といった仕事と介護の両立支援制度や、介護休業・両立支援制度に関する研修事例についても紹介します。セミナー講師は介護福祉士、ケアマネジャー、産業ケアマネとして15年以上の現場経験を持ち、行政や公的機関等の相談業務で培った知見を活かしながら、現在も安心介護
for bizでビジネスケアラーの相談に乗っているスタッフが務めます。実際に寄せられる相談事例や背景、支援策などを紹介していくため、企業の人事担当者が対応に悩むポイントなどを具体的なイメージを持ちながら知ることができ、対策方法や制度の使い方を学ぶことができます。
安心介護 for bizの提供および本セミナーにより、人事労務担当者の負荷軽減と、従業員が仕事と介護を両立しながら働き続けられるような体制の構築・整備を実現し、業務生産性や人材定着率の向上、企業の健康経営推進に貢献します。
※1:総務省統計局「令和4年就業構造基本調査 結果の概要」(

https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/index2.html

)より
※2:厚生労働省「育児・介護休業法について 令和6年改正法の概要」(

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html

)より一部抜粋・編集
【セミナー概要】
・タイトル:仕事と介護の両立支援セミナー
・日時(いずれもオンライン開催):
-7月9日(水)11:00-12:00
-7月17日(木)11:00-12:00
-7月29日(火)15:00-16:00
・費用:無料
・申し込み方法:下記URLよりお申し込みください
・URL:

https://questant.jp/q/Bseminar202507

・講師プロフィール:株式会社エス・エム・エス ケアマネジャー 藤枝朋子(ふじえだともこ)
介護福祉士、ケアマネジャー、産業ケアマネ2級、認知症キャラバンメイトを保有。デイサービス、訪問介護、グループホーム管理者を経験。福島県認知症ケア専門士会理事、初任者研修講師、短大生涯学習センター非常勤講師も歴任。介護法人の内部監査員経験から、多様な介護サービスの運営基準を理解。豊富な現場経験と専門知識に基づき、仕事と介護の両立支援について具体的かつ実践的な情報を提供。また、自身も仕事と介護の両立を経験し、介護現場のマネジメントとビジネスケアラー両サイドの視点からビジネスケアラー支援を実施している。




【「安心介護 for biz」について】
仕事と介護の両立支援ソリューション。研修動画や相談窓口、従業員向けアンケート提供等により人事労務の負荷軽減と従業員の仕事と介護の両立を実現。介護の専門職が伴走し課題把握から対策の提供まで一貫した支援が可能です。
URL:

https://i.ansinkaigo.jp/knowledge/sk_lp

【「安心介護」について】
介護で悩む人向けコミュニティ。介護に関する質問を専門家に直接聞くことができるQ&Aや、介護者同士の意見交換や悩み共有ができる繋がりの場、介護に関する知識などのコンテンツを提供しています。
URL:

https://i.ansinkaigo.jp/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:

https://www.bm-sms.co.jp/

【2,700人超に聞いた治療家の就業に関する実態調査】治療家の7割が職場に満足しているものの、仕事量と報酬のバランスに課題あり。不満解消や定着には管理者とのコミュニケーションが重要となる可能性を示唆
2025年06月12月 11時
【2,700人超に聞いた治療家の就業に関する実態調査】治療家の7割が職場に満足しているものの、仕事量と報酬のバランスに課題あり。不満解消や定着には管理者とのコミュニケーションが重要となる可能性を示唆
~治療家学生の希望事業所形態は施術所が最多で8割~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、柔道整復師・あはき師(※)向け受験参考書「国試黒本」(URL:

https://kurohon.jp/

)、治療家・セラピスト向け人材紹介サービス「国試黒本治療家エージェント」(URL:

https://www.jinzaibank.com/woa

)、治療家・セラピスト向け求人情報サイト「JOBNOTE」(URL:

https://job-note.jp/

)を提供しており、この度、全国の柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師と、治療家を目指す学生の合計2,742人に対し「就業に関する意識調査」を実施しました。治療家の就業実態については情報が少ないため、当社として初めて調査を行いました。本調査の結果が、治療家を取り巻く労働環境や、接骨院、整骨院、訪問リハビリテーションなどの経営改善に貢献できればと考えています。




【主な調査結果】
1.職場に満足を感じている治療家は73.5%
4人に3人程度が現在の就業先に満足している。
2.現職における満足な点は「患者との関係(92.7%)」、「同僚との関係(81.8%)」、「やりがい(80.3%)」が上位
不満足な点は「仕事量・内容から考えた年収(53.5%)」、「各種手当の充実(49.4%)」、「指導方法のバラつき(48.1%)」が上位となった。
3.職場に満足している治療家と不満を抱える治療家の満足度に対する差分の上位は「やりがい(80.0%)」、「上司との関係(74.6%)」、「仕事を通じた自己成長(74.2%)」
治療家の職場への満足、不満足を分ける要因になる可能性が示唆された。また、勤務先への不満を抱えるグループは「仕事量・内容から考えた年収」、「管理職のマネジメント」、「企業・施設の方針」、「指導方法のバラつき」、「各種手当の充実」、「評価制度」への満足度がかなり低いこともわかった。
4.退職理由は「昇進・昇給・給与など処遇面に不満がある(39.5%)」が最多
次いで「上司との関係に不満がある(37.4%)」、「勤務時間が長い・残業が多い(36.9%)」が上位となった。
5.職場選びの最重要ポイントは「給与(63.2%)」が最多
次いで「勤務時間・体制(50.1%)」、「職場の雰囲気(47.3%)」、「休日数(45.7%)」が上位となった。「業務内容(44.2%)」、「職場へのアクセス(33.2%)」も優先度が高い。
6.転職活動において重要視するポイントや価値観は「仕事とプライベートを両立させられることを重視したい(53.5%)」が最多
次いで「社会的・経済的な安定を求めたい(52.1%)」、「専門性やスキルを高めて、能力を発揮したい(50.8%)」も僅差となった。
7.学生の希望事業所形態は「施術所(整骨院・鍼灸院など)(78.6%)」が最多
2位の「病院・クリニック(6.8%)」を大きく離し、圧倒的な結果となった。
8.学生が就職活動において、重要視するポイントや価値観は「専門性やスキルを高めて、能力を発揮したい(61.2%)」が最多
「仕事とプライベートを両立させたい(48.6%)」を上回る結果となった。就職時の価値観と就職後の価値観に違いがあることがわかった。
【総括】
治療家については公開されている調査情報も少なく、働き方の実態が業界全体として俯瞰しづらい状態になっていると当社は考えています。小規模事業者が多く、雇用、定着といった観点での一定規模の調査がされてこなかった業界といえます。しかしながら、大手法人によるM&Aなど業界内の統廃合の動きもあり、労働集約型の事業という側面から人材の採用と定着に関する情報が必要とされると考え、当社として初めて治療家の就業に関する意識調査を行いました。
調査の結果、就業している治療家のうち4人に3人程度は現職に満足しているということがわかりました。現職における満足な点は「患者との関係」、「同僚との関係」、「やりがい」が上位であり、患者や同僚との関係に満足しつつ、モチベーション高く勤務している様子が伺えます。不満足な点は「仕事量・内容から考えた年収」、「各種手当の充実」が上位であり、仕事量と報酬のバランスに不満を抱えている様子も垣間見えました。
治療家の定着に関する要因を確認するため、勤務先に満足しているグループと不満を抱えるグループに分けて、満足、不満足な点を集計した結果、勤務先に満足しているグループと不満を抱えるグループの差分が大きい項目は「やりがい」、「上司との関係」、「仕事を通じた自己成長」となりました。
また、不満を抱えるグループについては「仕事量・内容から考えた年収」、「各種手当の充実」などの仕事量と報酬のバランスのほか、「管理職のマネジメント」、「企業・施設の方針」、「指導方法のバラつき」、「評価制度」などの管理に関する項目の満足度が低いこともわかりました。これらの結果から、総じて仕事量と報酬のバランスに改善の必要があることや、不満解消のためには管理者とのコミュニケーションが必要なことが確認できました。退職理由の上位が「昇進・昇給・給与など処遇面に不満がある」、「上司との関係に不満がある」、「勤務時間が長い・残業が多い」であることからも、不満の解消が定着に関わると推測できます。
治療家の採用環境について把握するために、職場選びについても調査しました。治療家の職場選びは「給与」、「勤務時間・体制」などの待遇面が最重要ポイントとなるものの、「業務内容」、「職場へのアクセス」も優先度が高いことがわかりました。仕事量と報酬のバランスが取れることや、自身で対応できる業務難度であること、現実的に通いやすいかどうかなどで就職先を判断している様子が伺えます。転職活動において重要視するポイントや価値観について「仕事とプライベートを両立させられることを重視したい」が最多であることからも、無理なく働きたいという意思が垣間見えます。
また、若手治療家の採用環境について把握するため、学生の志向を調査しました。学生の希望事業所形態は「施術所(整骨院・鍼灸院など)」が最多となりました。学生が就職活動において、重要視するポイントや価値観は「専門性やスキルを高めて、能力を発揮したい」が最多であり、「仕事とプライベートを両立させたい」を上回る結果となりました。既に就業している治療家への調査結果と差があり、就職時の価値観と就職後の価値観に違いが生じることがわかりました。成長機会を求め就職しつつも、生活面での問題に直面している様子が伺えます。
今後も継続的に調査を行うことで、治療家の採用や定着に関する課題解決に貢献し、治療家一人ひとりの職場環境の改善に寄与したいと考えています。
【調査結果詳細】
1.職場に満足を感じている治療家は73.5%
Q.(就業している人への調査)現在の就業先に対する満足度で最も近いものをお選びください。(n=1,491)
4人に3人程度が現在の就業先に満足している。




2.現職における満足な点は「患者との関係(92.7%)」、「同僚との関係(81.8%)」、「やりがい(80.3%)」が上位
Q.(就業している人への調査)現職における以下の項目について「満足」「不満足」で教えてください。(n=1,491)
不満足な点は「仕事量・内容から考えた年収(53.5%)」、「各種手当の充実(49.4%)」、「指導方法のバラつき(48.1%)」が上位となった。




3.職場に満足している治療家と不満を抱える治療家の満足度に対する差分の上位は「やりがい(80.0%)」、「上司との関係(74.6%)」、「仕事を通じた自己成長(74.2%)」
Q.(就業している人への調査)現職における以下の項目について「満足」「不満足」で教えてください。(n=1,491)
治療家の職場への満足、不満足を分ける要因になる可能性が示唆された。また、勤務先への不満を抱えるグループは「仕事量・内容から考えた年収」、「管理職のマネジメント」、「企業・施設の方針」、「指導方法のバラつき」、「各種手 当の充実」、「評価制度」への満足度がかなり低いこともわかった。




4.退職理由は「昇進・昇給・給与など処遇面に不満がある(39.5%)」が最多
Q.(転職経験がある人への調査)退職された時の理由について選んでください。(複数回答可)(n=1,425)
次いで「上司との関係に不満がある(37.4%)」、「勤務時間が長い・残業が多い(36.9%)」が上位となった。




5.職場選びの最重要ポイントは「給与(63.2%)」が最多
Q.(学生以外の人への調査)就職/転職先を選ぶ際に、「最重要」「重要」「重要ではない」と思うポイントを選んでください。(n=1,997)
次いで「勤務時間・体制(50.1%)」、「職場の雰囲気(47.3%)」、「休日数(45.7%)」が上位となった。「業務内容(44.2%)」、「職場へのアクセス(33.2%)」も優先度が高い。




6.転職活動において重要視するポイントや価値観は「仕事とプライベートを両立させられることを重視したい(53.5%)」が最多
Q.(学生以外の人への調査)転職活動において、重要視するポイントや価値観について伺います。(複数回答可)(n=1,997)
次いで「社会的・経済的な安定を求めたい(52.1%)」、「専門性やスキルを高めて、能力を発揮したい(50.8%)」も僅差となった。




7.学生の希望事業所形態は「施術所(整骨院・鍼灸院など)(78.6%)」が最多
Q.(就職活動中、もしくは内定取得済みの学生への調査)就職したい(する)事業所の形態について、1つ選んでください。(n=220)
2位の「病院・クリニック(6.8%)」を大きく離し、圧倒的な結果となった。




8.学生が就職活動において、重要視するポイントや価値観は「専門性やスキルを高めて、能力を発揮したい(61.2%)」が最多
Q.(学生への調査)共感する、働き方、価値観について教えてください。(複数回答可)(n=745)
「仕事とプライベートを両立させたい(48.6%

障害福祉事業者向け業務支援システムを「かべなしクラウド」に名称変更しサイト全面刷新。導入により現場のICT化を加速、サイトには開業から経営改善に役立つ情報・事例も網羅的に掲載
2025年06月09月 11時
障害福祉事業者向け業務支援システムを「かべなしクラウド」に名称変更しサイト全面刷新。導入により現場のICT化を加速、サイトには開業から経営改善に役立つ情報・事例も網羅的に掲載
~「社会的障壁をなくす」ことを目指し、事業者の業務効率化を通して質の高いケア実現を支援~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、この度、障害福祉事業者向け業務支援システム「プロジェクトRIN」を「かべなしクラウド」(URL:

https://kabe-nashi.jp/

)に名称変更しました。また、サービスサイトを全面リニューアルし、6月よりサービスを本格展開することをお知らせします。
「かべなしクラウド」の名称には、「社会的障壁(かべ)をなくしたい」という当社の強い思いが込められており、この思いがより多くの方に届くよう、サービス名称を変更しました。今回のサービスサイト全面リニューアルによって、ユーザーはかべなしクラウドの機能詳細や周辺サービスの情報だけでなく、事業所の運営・経営に関する情報や障害福祉サービス事業所の開業に役立つ情報も併せて収集することが可能となりました。当社はサイトリニューアルに伴う情報提供の強化によって、かべなしクラウドを利用するかどうかにかかわらず、すべての障害福祉事業者に対して業務効率化やよりよい事業所運営を後押しします。
当社は今後ともかべなしクラウドのサービス拡大に注力し、障害福祉サービス事業所の業務効率化・ICT化を促進しつづけます。また、事業者が業務効率化などの経営改善によって理想のケアを実現することで、障害のある方々のQOL向上に貢献します。


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■社会背景
近年、社会的認知の変化や医療技術の進歩などにより、障害のある方の人口は増加傾向にあり、それに伴い障害福祉サービス事業所数も2014年から2021年で約1.5倍に増加しています(※)。障害福祉サービスは需要・供給ともに拡大傾向にある一方で、中小規模の事業者が多く、経営に必要なリソースが不足するなど小規模ゆえの経営課題を抱えている事業者も多く存在しています。書類作成や関係機関への情報共有など構造的に発生する間接業務に時間を割かれることが多い中で、ICTの活用は遅れており、結果として本来注力すべき障害のある方のケアに集中できない状況が生じています。
■エス・エム・エスの障害福祉領域での取り組み
当社は、2006年より介護・障害福祉事業者向けの経営支援プラットフォーム「カイポケ」を提供しています。カイポケは、業務効率化や財務改善など多岐に渡るサポートをワンストップで提供しており、2025年4月時点で全国約55,550事業所を支援しています。介護と障害福祉の現場には、中小規模の事業者が多く、記録・請求業務といった間接業務の負担が大きいという共通の課題があります。当社は、長年に渡り介護領域で培ってきた業務効率化や多職種連携のノウハウ、ICT活用による生産性向上といった知見を活かし、これまでも一部の障害福祉サービス(放課後等デイサービス、児童発達支援など)へのサービス提供を行ってきました。
昨年には、株式会社エヌ・ゲートとの合弁会社「株式会社エス・エム・エスウェルフェアテクノロジー」(以下「ウェルフェアテクノロジー」)を設立し、株式会社エヌ・ゲートが提供してきた障害福祉事業者向け業務支援システム「プロジェクトRIN」に対して、当初からの強みであった記録・業務支援機能に加え、当社がカイポケで培ってきた知見を活かして請求機能の共同開発を開始しています。また、今後はさらにそれぞれの機能の連関を発展させ、障害福祉事業所の一連の業務を網羅した経営支援システムとなることを目指し、開発を進めています。
■「かべなしクラウド」への名称変更について
かべなしクラウドは前身となるプロジェクトRINを継承し障害福祉サービス事業に特化した、業務の効率化を実現するための業務支援システムです。プロジェクトRINは、ウェルフェアテクノロジーを構成する株式会社エヌ・ゲートの関連会社が運営する自立訓練(生活訓練)・就労継続支援B型事業の現場課題をきっかけに開発されました。誰でもわかりやすく活用できるよう、直感的な操作性を実現するUI・UXと、ペーパーレス運用を可能にする多彩な機能を備えています。
当社は、この度、今後も需要が高まる障害福祉領域へのサービス提供に注力するため、プロジェクトRINをかべなしクラウドという新名称に変更しました。この「かべなし」という名称には、「社会的障壁(かべ)を無くしてゆく」という当社の強い思いが込められています。名称変更を通じて、この思いをより明確に表現し、障害福祉事業者をはじめ、多くのステークホルダーに私たちのサービスを届け、障害福祉に携わる人々の課題解決を支援していきたいと考えています。
■サービスサイトの全面リニューアルについて
かべなしクラウドは、今回の名称変更に合わせ、サービスの情報をより分かりやすく伝えるとともに、現場の業務改善や事業所の経営改善に貢献するため、サービスサイトを全面リニューアルしました。これにより、かべなしクラウドの機能や料金体系、導入事例など、導入の意思決定に役立つ情報をこれまでよりも充実させています。また、事業計画書のフォーマット、請求業務の解説、開業準備の流れといった、開業から事業運営までに役立つ情報も大幅に追加しました。これらのコンテンツは今後も継続的に追加していく予定となっており、かべなしクラウドの導入を検討中の方だけでなく、経営関連の情報収集を行う管理者や開業検討中の方も活用可能となります。
当社は今後も、かべなしクラウドを現在開発中の請求機能を含む記録・請求・業務支援の一元管理システムに留まらず、障害福祉事業者の経営支援による持続的な発展をサポートするプラットフォームとして開発を継続していきます。当社はかべなしクラウドのサービス提供を通じて事業所の業務負担をさらに軽減するとともに、経営状況の改善や職員の働き方改革を後押しすることで、事業者が目指す理想のケアを実現し、障害のある方々のQOL向上に貢献していきます。
※:厚生労働省 第28回「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン)」資料1 障害福祉分野の最近の動向(

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33205.html

)より
【かべなしクラウドについて】
障害福祉サービス事業所に特化した、業務の効率化を実現するための業務支援システムです。福祉事業所の現場の声を開発に活かし、使いやすさ、分かりやすさを重視しています。業務の流れに沿って、直感的に使える点などが支援員に「時間と心の余裕」を持たせ、サービス全体の質の底上げを目指します。
URL:

https://kabe-nashi.jp/

【株式会社エス・エム・エスウェルフェアテクノロジーについて】
2024年創業。株式会社エス・エム・エスと、株式会社エヌ・ゲートの共同出資による合弁会社で、障害福祉事業者向け業務支援システム「かべなしクラウド」を開発。株式会社エス・エム・エスが運営する介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」と、株式会社エヌ・ゲートが関連会社で運営する障害福祉事業所の知見をもとに開発した「プロジェクトRIN」の強みを掛け合わせ、障害福祉事業者の記録・請求業務の効率化やペーパーレス化を推進し、事業者が本来のケアに集中できる環境を整え、質の高い障害福祉サービスの継続提供に貢献します。
URL:

https://www.smswt.co.jp/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:

https://www.bm-sms.co.jp/

ナース専科、朝日新聞社×博報堂「探究インターン」に協賛し、千葉県・敬愛学園高等学校で探究学習ワークショップを開催。高校生たちと医療業界のジェンダーバイアス解決に向けたアイデアを議論
2025年05月21月 11時
ナース専科、朝日新聞社×博報堂「探究インターン」に協賛し、千葉県・敬愛学園高等学校で探究学習ワークショップを開催。高校生たちと医療業界のジェンダーバイアス解決に向けたアイデアを議論
~参加者の95%が「理解が深まった」と回答。業界への関心を高め社会課題の解決に寄与~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、株式会社朝日新聞社と株式会社博報堂が提供する探究学習支援プログラム「探究インターン」に協賛し、運営する看護師領域の就職・転職・コミュニティサービス等を展開する「ナース専科」(URL:

https://nurse-senka.jp/

)にて、2025年3月11日(火)に千葉県千葉市の敬愛学園高等学校で「医療業界の職業にまつわるジェンダーバイアスを克服するには?」をテーマにした高校生向けの探究学習(※1)ワークショップを開催したことをお知らせします。
本ワークショップには男女18名の学生と教師1名が参加し、参加者の95%が「授業を受けて医療・介護業界におけるジェンダーバイアスに関しての理解が深まった」と回答するなど、ジェンダーバイアスに対する意識改革や看護の仕事への理解促進にも貢献しました。本ワークショップは、学生が医療業界の実情や医療従事者の社会的意義を理解し、業界への関心を高めることで、将来的な人材確保と社会課題の解決に繋がることを目指しています。




■開催背景
日本では従来、女性看護師を「看護婦」、男性看護師を「看護士」と呼称していましたが、2002年に保健婦助産婦看護婦法の一部改正により、男女ともに「看護師」と統一されました(※2)。その後、高齢化に伴い医療や介護の需要が増大する中で、就業看護職員における男性看護師の割合は2012年の6.2%から2022年には8.6%に増加しました(※3)。しかし、看護師全体で見ると、男性看護師の割合は1割に満たない状況です。
このように、男性看護師が少数派である労働環境においては、使用できる更衣室やトイレが完備されていないケースや、同意なく身体を触られるなどのセクシュアルハラスメントの被害にあっても声を上げにくいケースがあるなど、ジェンダーバイアスに起因した声も挙げられます。一方で、「同性に看護してほしい」という要望に対応する場合などを考えると、男女両方の看護師がいたほうが様々な患者のニーズに対して満足のいく対応ができると推測されます。
当社は看護師・看護学生向けコミュニティ「ナース専科」、看護師向け人材紹介「ナース専科 転職」など、複数の看護師向けサービスを展開し、看護師の「働く」にまつわる課題の解決を目指しています。この度、株式会社朝日新聞社と株式会社博報堂が提供する探究学習支援プログラム「探究インターン」に協賛し、今後の社会を担う学生が、医療現場でジェンダーバイアスが起こる現状と、解決策について考えるきっかけとなるよう、毎年数十名の看護系の進路希望者を輩出する敬愛学園高等学校で探究学習ワークショップを開催することになりました。
■探究学習ワークショップについて
本ワークショップは2025年3月11日(火)に、参加を希望した1年生から3年生までの学生18名、教師1名を対象に開催されました。「医療業界の職業にまつわるジェンダーバイアスを克服するには?」をテーマに、学生たちはグループワークを通して、医療業界の職業におけるジェンダーバイアスの実態や課題、解決策について活発に議論しました。
≪ワークショップの様子≫
・医療業界やジェンダーバイアスに関する基礎知識の習得
まずは医療業界の現状や、ジェンダーバイアスに関する基礎知識を学び、身の回りで起きている問題やその解決に向けたアイデアを出し合いました。身の回りで起きているジェンダーバイアスとして、「理系は男性のイメージ」「ランドセルの色は男子が黒、女子が赤」「医師は男性、看護師は女性」といった学生ならではの視点も含めた意見が出ました。この課題を解決するためのアイデアとしては、「性別ではなく、個人を見てあげる」「男女のイメージに寄らないようなデザインのバリエーションを増やす」など、幅広く意見が出ました。




・医療現場で起こるジェンダーバイアスについての意見交換
次に、日本の医療業界における男性看護師のジェンダー問題に関連した事例を学び、他にも問題として起こりそうなことをグループごとに議論しました。医療業界で起こりそうなジェンダーバイアスとして、「医師の呼び方の中に女医があるので、そもそも女性の医師が珍しいという印象を受けてしまう」「男性看護師は対応できる診療科が限られてしまいそう」など、難しいテーマにも関わらず、様々な意見が出ました。




・プレゼンテーション
最後はグループごとに医療業界にまつわるジェンダーバイアスに関するテーマを1つ選び、そのテーマに起因する問題を解決するためのアイデアを練り上げ、全体で発表しました。あるグループでは「男性看護師は診療科や仕事が限られてしまうのでは?」というテーマに対し、「男性看護師は働きにくいという印象に対して、男性看護師の役割や仕事を明確にしておく」「男性看護師の人数が少ないからこそ、存在を知ってもらうために看護学校のパンフレットにもっと男性の写真や体験談を載せたり、男性看護師が働く診療科を題材にしたドラマ等を公開したりする」といった意見が出ました。




≪参加者の声≫
ワークショップ後に行ったアンケートでは、参加者の約95%が「授業を受けて医療・介護業界におけるジェンダーバイアスに関しての理解が深まった」と回答しました。また、約90%が「医療や介護といった職業への興味は高まった/やや高まった」と回答し、本ワークショップがジェンダーバイアスに対する理解促進や、医療・介護業界への興味関心の向上にも寄与したことがわかりました。
・参加した学生の声
「たくさんの人が医療関係も社会全体でも偏見を持っていることを認知できるようになってよりよい社会になったらいいなと思いました。」
「私は将来看護師になりたいので今回の話を頭に入れて今後進路を色々と考えて行きたいと思いました。」
「普段病院にお世話になる機会があまりないので、このような場で医療現場のことを知ることが出来て良かったと思っています。」
ナース専科は、今後も医療業界の将来を担う若者世代への情報提供や啓発活動を通じて、医療・介護業界の課題解決に貢献していきます。
※1:変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしている総合的な学習(探究)の時間のこと。文部科学省「総合的な学習(探究)の時間」(

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm

)より一部抜粋・編集
※2:厚生労働省 「保健師助産師看護師法等の主な改正経緯」(

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0428-7g.html

)より一部抜粋・編集
※3:厚生労働省 「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 就業保健師・助産師・看護師・准看護師」(

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/22/

)より
【ワークショップ概要】
内容:医療分野におけるジェンダーバイアスをテーマとした探究学習ワークショップ
開催日時:2025年3月11日(火)13:20~16:20
開催場所:学校法人千葉敬愛学園 敬愛学園高等学校(千葉県千葉市稲毛区穴川1丁目5-21)
参加者:敬愛学園高等学校に通う高校1年生~3年生の男女18名、教師1名
主催:株式会社朝日新聞社、株式会社博報堂
協賛:株式会社エス・エム・エス
【「探究インターン」について】
情報を集め発信するプロフェッショナルである株式会社朝日新聞社と、情報を整理して課題解決のためのアイデアを考えるプロフェッショナルである株式会社博報堂が、協賛企業とともにビジネスの現場での実践的なノウハウを生徒に共有しながら、独自のワークを通じて生徒の探究する力を伸ばすものとして開発した探究学習支援プログラム。
URL:

https://www.asahi.com/ads/tankyu-intern/

【「ナース専科」ブランドについて】
看護師・看護学生向けコミュニティ「ナース専科」、看護学生向け就職情報「ナース専科 就職」、看護師向け人材紹介「ナース専科 転職」、看護師の職場を診断するツール「ナース専科 職場診断」を提供。すべての看護師が「看護師になってよかった」と思える環境を創ることで、質の高い医療・介護サービスの継続提供に貢献しています。
URL:

https://nurse-senka.jp/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:

https://www.bm-sms.co.jp/