株式会社ガルデリアの訪問時の会話キッカケ
株式会社ガルデリアに行くときに、お時間があれば「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
この度はお招きいただき、ありがとうございます。
浜町駅の近くで美味しいレストランはありますか
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションが近くにあるようですが、どんな展示物があるか、ご存知ですか
株式会社ガルデリアへの通勤は電車通勤ですか
」
google map
都営都営浅草線の東日本橋駅
都営都営新宿線の馬喰横山駅
東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅
2025年02月28月 15時
株式会社ガルデリア、三井金属竹原製煉所と協業し、ボイラー排ガスを直接利用
2024年02月02月 10時
製品開発・事業開発を加速し、研究領域を拡大
株式会社ガルデリア(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:谷本 肇、以下「当社」)は、荒川化学工業株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:高木 信之、以下「荒川化学」)および新日本電工株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青木 泰、以下「新日本電工」)から、J-KISS(新株予約権型投資契約)を活用して総額4億円の資金調達を完了し、業務提携を推進することに合意したことを発表いたします。
当社は、温泉に生息する微細藻類「
Galdieria
(ガルディエリア)」の研究開発を通じて、環境、食糧、サーキュラーエコノミー推進といった地球規模の社会課題の解決を目指しています。
Galdieria
は、高温・高酸性といった極限環境下でも生育可能で、細胞表面には貴金属を選択的に吸着する能力を持つことから、都市鉱山や工場廃液からの貴金属リサイクルにおける革新的技術として期待されています。当社の最初の事業の柱として、国内5000億円以上の市場規模を有する当該市場への本格参入を目指しています。
さらに当社は、
Galdieria
の高い栄養価と生産性を活かした食品開発にも挑戦しており、大豆を凌駕する、プラントベースの良質なタンパク質や、グリコーゲン、抗酸化物質などを含むこの藻類を活用することで、世界規模で深刻化する「タンパク質危機」に対する現実的な解決策を追求しています。
今回の業務提携により、新日本電工様とは貴金属回収分野、荒川化学様とは内容物応用分野において、各社の強みを結束し、事業開発の更なる加速、持続的な成長を推進してまいります。
■
資金使途
事業開発の推進:
既存事業の拡大および新規市場開拓
生産能力の向上:
食品対応可能な、月産4トンレベルの工場の開発
人材確保と組織強化:
研究員や事業開発メンバーの採用
研究開発の強化:
貴金属吸着技術の深化と、細胞内容物の応用した新領域への展開。特に食料、貴金属吸着技術の深化と、細胞内容物の応用した新領域への展開。
■今後の展望
当社は、本業務提携を通じて、貴金属回収剤としてのみならず、食品にも応用できる大規模商業生産の早期実現と、国内貴金属回収事業、内容物を活用したライフサイエンス事業の足固めをするとともに、グローバル市場への事業拡大を目指していきます。
■ 出資企業からのコメント
荒川化学工業株式会社 取締役社長 高木 信之 氏:
「当社は2025年度を最終年度とする第5次中期経営実行計画における重点課題として、新規事業の創出を掲げており、松や微細藻類などの「バイオマス」由来の素材をベースにした用途開発により、「ライフサイエンス」(医療、農業、コスメ)等への事業領域の拡大を図っております。
Galdieria
は、多くの微細藻類の中で数少ない、商用生産を可能ならしめる高い生産性を有し、その細胞内には様々な有望物質を有しています。本業務提携を通じて、
Galdieria
が有する高いポテンシャルと、当社が有するコア技術を連携することで、新たな価値を創造することを期待しています。」
【会社概要】
会社名:荒川化学工業株式会社(ARAKAWA CHEMICAL INDUSTRIES, LTD.) 所在地:大阪市中央区平野町1丁目3番7号
代表者:取締役社長 高木 信之 事業内容:機能性コーティング剤、製紙用薬品、印刷インキ用樹脂、粘着・接着剤用樹脂、電子材料関連素材などの製造・販売 URL:
https://www.arakawachem.co.jp
新日本電工株式会社 代表取締役社長 青木 泰 氏:
「新日本電工は、独自性の高い製品・サービスを提供しながら、豊かな産業社会の構築に貢献する事業を行っております。その一つであるアクアソリューション事業では、排水の浄化と有価金属の回収で培ったノウハウや知見を有しており、環境にやさしく貴金属吸着能力持つ
Galdieria
とのシナジーを活かして、貴金属リサイクルにおける新しいプロセスを展開します。ガルデリア社との協業を通じて、都市鉱山のサーキュラーエコノミー拡大に挑戦し、Win-Winの事業成長を目指します。」
【会社概要】
会社名 :新日本電工株式会社(Nippon Denko .,Ltd.) 所在地:東京都中央区八重洲1-4-16(東京建物八重洲ビル4階) 代表者:代表取締役社長 青木 泰
事業内容:合金鉄、機能材料、焼却灰資源化、アクアソリューション、電力
URL :
https://www.nippondenko.co.jp
注:提携先会社様は五十音順で記載
株式会社ガルデリアについて
ガルデリアは、温泉に生息する微細藻類「
Galdieria
(ガルディエリア)」の研究開発を通じて、環境、食糧、サーキュラーエコノミー推進といった地球規模の社会課題の解決に取り組んでいます。他の微細藻類と比して圧倒的に効率の良い培養能力、極限環境下で身につけた貴金属吸着能力を活用し、都市鉱山での安全かつ高効率な貴金属リサイクル、天然鉱山で未だに使われている水銀の代替、良質な内容成分の食品応用、光合成培養などによるCO2削減を通じて、循環経済の実現、地球環境の改善、食糧問題の解決に繋げていきます。
会社名 株式会社ガルデリア
代表 代表取締役CEO 谷本 肇
本社所在地 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-4-2-709
鶴見ラボ 〒230-0046 横浜市鶴見区小野町75番地1
リーディングベンチャープラザ2号館106号室
資本金 2億6,944万9,295円
設立日 2015年10月1日
URL
https://galdieria.com/
事業内容
微細藻類
Galdieria
等の微細藻類の生産、研究開発
Galdieria
による貴金属、レアメタル、その他金属の回収技術の開発、吸着剤製造
微細藻類の色素等代謝物の生産、化粧品、食品への応用に関する研究開発
植物、微細藻類の環境関連技術開発
その他バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発
お問い合わせ
https://galdieria.com/contact/
ボイラー排ガスを利用した微細藻類ガルディエリアの培養試験について
当社はカーボンニュートラル達成のため、広島県からの支援を受け現在未利用の熱源であるボイラーの排ガスと、そこに含まれるCO2を利用した、ガルディエリアの光合成による培養方式の開発を行ってまいりました。
この度、三井金属竹原製煉所との実証実験として、世界でも珍しいボイラー排ガスを直接利用した、微細藻類ガルディエリアの光合成培養を行う事に成功しました。
当社は2023年11月から12月にかけて、三井金属竹原製煉所の工場内設備を利用したガルディエリアの光合成培養実験を行い良好な生育を確認しました。この実験には、竹原製煉所の工程で生じるボイラー排ガスを使用しており、この排ガスには大気濃度の約200倍のCO2が含まれていました。
硫酸酸性温泉に生息するガルディエリアは、微細藻類の中でも極限環境下での生育能力が非常に高い特性を持っています。今回の実験では、ボイラー排ガスによりCO2濃度、酸性度が高まった溶液での光合成培養を、大気下よりも高効率で達成しました。
微細藻類の光合成培養においては、培養液中のCO2量を適度に増やすことにより培養効率を上げることが可能です。しかしながら、純度の高いCO2を購入して使用することはコスト的に見合わない一方、排ガスを活用する場合には、CO2以外の成分により成長阻害が起きる可能性がありました。ガルディエリアは、硫酸酸性温泉に棲む極限環境生物としての特性から、高酸性耐性、100%CO2雰囲気下での生存能力、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)に対する耐性などを持ち合わせており、CO2を多く含む一般排ガスをそのまま活用できる長所を有しています。
ガリディエリア:排ガスを活用した培養状況
微細藻類ガルディエリアとは
硫酸性温泉紅藻ガルディエリアは3-16 μmの微細藻類であり、その球状の細胞表面に金(Au)やパラジウム(Pd)などの有価金属を特異的に吸着する性質を有します。また中高温・高濃度CO2、低pHの過酷な環境においても培養が可能な極限環境生物です。
今後の展望
一般に、微細藻類の本格的な排ガス活用培養の事例は非常に少なく、当社が知りうる限り、実用段階に達した例は存在しません。当社は今回の実験成功を受け、実用スケールでの培養に繋げ、三井金属竹原製煉所での排出CO2の低減につなげていきます。
更に、培養したガルディエリアを活用し、当社技術を用いた貴金属吸着剤を製造し、三井金属竹原製煉所の貴金属リサイクル工程で活用することで、これまでのプロセスは回収できなかった、排水中の微量の貴金属回収も同時に実現していきます。
三井金属竹原製煉所様との協業:今後の展望
関係組織様からのコメント
広島県庁商工労働局イノベーション推進チーム様
ガルデリア様と三井金属竹原製煉所様との実験結果の報告を受け、大変大きな成果だと改めて認識すると共に今後も大きな期待を寄せております。
本県では、炭素資源が持続的に循環する社会経済「カーボン・サーキュラ―・エコノミー」の実現に向け、2022年に「広島県カーボン・サーキュラ―・エコノミー推進構想」を策定し、カーボンリサイクル関連技術の実証研究の強化と「拠点化」、カーボンリサイクルを核とした新たな産業集積を目指しています。
具体の取組として、カーボンリサイクルの研究に係る独自の補助制度「HIROSHIMA CARBON CIRCULAR PROJECT」を2022年度から開始し、ガルデリア様と三井金属鉱業株式会社竹原製煉所様の取組を支援させていただいております。
今回の培養試験成功は、カーボンリサイクル技術の発展と県内企業のCO2排出削減につながる素晴らしい結果であると考えており、今後のスケールアップを含めた更なる技術開発に期待しております。
三井金属鉱業株式会社 金属事業本部 技術統括部中山様
小さな一歩ではありますが、今回の結果に満足しています。
当社はガルデリア様と共同で微細藻類を用いた自社排ガスのCO2固定化実験を実施してきました。
当社は環境負荷軽減の取組を経営の最重要課題のひとつと位置づけており、これまでも循環型社会の実現に向けてリサイクル原料の増処理と廃棄物、水汚染、プラスチック利用量などの環境負荷削減に取り組んできました。
今回は新たに当社工場から排出されるボイラー排ガスに含まれる廃熱とCO2を用いて微細藻類の培養に成功しました。
ガルデリア様の微細藻類は貴金属を吸着する特性を持つため、当社でリサイクル原料から貴金属を回収する工程から出ている排液に微量に含まれる貴金属を、この微細藻類で回収する事ができれば回収率の向上が期待でき、まさに資源循環に資する事例になると考えております。
当社は今後もガルデリア様との共同開発および、ガルデリアを用いた貴金属回収までも視野に環境負荷軽減の取組を推進していきたいと考えております。
株式会社ガルデリアについて
ガルデリアは、温泉に棲む微細藻類Galdieria の研究開発を通じて、地球規模の社会課題の解決に取り組んでいます。他の微細藻類と比しても圧倒的に効率の良い培養能力、極限環境下で生き残る中で身につけた貴金属吸着能力を活用し、都市鉱山での安全かつ高効率な貴金属リサイクル、天然鉱山で未だに使われている水銀の代替、良質な内容成分の食品応用、CO2削減を通じて、循環経済の実現、地球環境の改善、食糧問題の解決に繋げていきます。
会社名 株式会社ガルデリア
代表 代表取締役CEO 谷本 肇
本社所在地 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-4-2-709
鶴見ラボ 〒230-0046 横浜市鶴見区小野町75番地1 リーディングベンチャープラザ2号館106号室
資本金 2億6,944万9,295円
設立日 2015年10月1日
URL https://galdieria.com/
事業内容
硫酸性温泉紅藻 Galdieria等の微細藻類の生産、研究開発
Galdieriaによる貴金属、レアメタル、その他金属の回収技術の開発、吸着剤製造
微細藻類の色素等代謝物の生産、化粧品、食品への応用に関する研究開発
植物、微細藻類の環境関連技術開発
その他バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発
お問い合わせ https://galdieria.com/contact/
株式会社ガルデリアの情報
東京都中央区日本橋浜町2丁目4番2-709号
法人名フリガナ
ガルデリア
住所
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目4番2-709号
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営都営新宿線の浜町駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
2010601048567
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/08/18
プレスリリース
ガルデリア、荒川化学工業及び新日本電工からの出資を受け4億円の資金調達を
ガルデリア、荒川化学工業及び新日本電工からの出資を受け4億円の資金調達を実施
2025年02月28月 15時
ガルデリア、荒川化学工業及び新日本電工からの出資を受け4億円の資金調達を実施
株式会社ガルデリア、三井金属竹原製煉所と協業し、ボイラー排ガスを直接利用した微細藻類ガルディエリアの培養試験に成功
2024年02月02月 10時
CO2排出抑制と貴金属回収効率の向上を同時に実現し、サーキュラーエコノミー貢献に弾み株式会社ガルデリア(本社東京都中央区、代表取締役CEO:谷本 肇、以下当社)は、三井金属鉱業株式会社竹原製煉所(本社:東京都品川区、代表取締役社長 納 武士、以下「三井金属竹原製煉所」)と、三井金属竹原製煉所内で排出されるボイラー排ガスを利用した微細藻類ガルディエリアの培養試験を実施し、以下の成果を得たことをお知らせいたします。