株式会社キョードーメディアスの情報

東京都港区南青山5丁目2番1号

株式会社キョードーメディアスについてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は港区南青山5丁目2番1号になり、近くの駅は表参道駅。有限会社エヴァプレスが近くにあります。また、法人番号については「2010401111046」になります。
株式会社キョードーメディアスに行くときに、お時間があれば「TEPIA先端技術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
キョードーメディアス
住所
〒107-0062 東京都港区南青山5丁目2番1号
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推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
東京メトロ・銀座線の表参道駅
東京メトロ・半蔵門線の表参道駅
東京メトロ・千代田線の表参道駅
東京メトロ・銀座線の外苑前駅
地域の企業
3社
有限会社エヴァプレス
港区南青山2丁目2番15号
合同会社ムーンベース
港区南青山2丁目2番15号ウィン青山942
コンエアージャパン合同会社
港区南青山1丁目15番41号
地域の観光施設
3箇所
TEPIA先端技術館
港区北青山2-8-44
根津美術館
港区南青山6-5-1
紅ミュージアム
港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F
地域の図書館
1箇所
港区立赤坂図書館
港区南青山1丁目3-3 青山一丁目タワー3階
法人番号
2010401111046
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2018/06/20

ミュージカル『Play a Life』10周年記念公演初演キャスト特別公演からスタート!
2025年05月16月 21時
ミュージカル『Play a Life』10周年記念公演初演キャスト特別公演からスタート!




ミュージカル『この世界の片隅に』や『四月は君の嘘』の演出家としても知られる上田一豪の主宰する劇団TipTapの代表作ミュージカル『Play a Life』上演10周年を記念した公演が5月16日(金)に開幕しました。2015年に50席ほどの小さな劇場で初演され、再演や地方公演を重ね、2017年にはテレビドラマ化、2023年にはフジテレビ初の本格ミュージカルドラマとして放送された本作。今回の公演では10年間を詰め込んで「初演キャスト特別公演」「10周年記念特別コンサート」「10周年記念キャスト公演」をお届けします!初日となる5月16日は「初演キャスト特別公演」(黒猫チーム)を上演。10年ぶりの再集結となるキャスト陣による10年前を振り返るトークショーも開催されました!
17日(土)には同じく「初演キャスト特別公演」(白猫チーム)の上演、さらに、18日(日)・19日(月)は「10周年記念特別コンサート」に歴代の出演者が集結!そして21日(水)~23日(金)には「10周年記念キャスト公演」が上演されます。「10周年記念キャスト公演」には、矢崎 広、妃海 風、黒川桃花が出演。10周年の節目に新たな風を吹かせることでしょう!
全公演、脚本・構成・演出はもちろん上田一豪が務め、作曲・音楽監督の小澤時史は全ての公演に演奏で参加。10年を紡いできたキャスト・クリエイター、そして愛され続ける本作をお見逃しなく!!
今回、開幕にあたり、「10周年記念キャスト公演」に出演する矢崎 広・妃海 風、そして脚本・構成・演出の上田一豪、作曲・音楽監督の小澤時史からコメントが到着!!
<コメント>
矢崎 広
昨年、上田さんとコンサートではご一緒できたのですが、今回、この作品のお話をいただいて、ガッツリご一緒できるという喜びがありました。
10 周年という劇団にとっても大切な公演にお声がけをいただき、とても光栄でしたし、頑張りたいと思います。いよいよ幕開けとなりますが、お客さまが劇場に入ったとき、どんな相乗効果が得られるのか、どんな空間になるのか楽しみにしています。
妃海 風
いよいよ、私自身楽しみにしていた『Play a Life』10周年記念公演の幕が上がりました。10周年記念キャストという新しいメンバーが今こうして出会い、上田一豪さんを始め劇団TipTapの皆さんと共に、10年間大切に上演してきた作品をお稽古する日々が愛おしく、この場にいること自体、奇跡すら感じています。生きていると日々色々なことがありますが、この作品は改めて、今生きていることを愛おしく感じられます。
ぜひ出会っていただきたい作品です。心を込めて務めます。
上田一豪
それぞれ一夜限りの初演キャスト公演の幕が開きました。
10年振りに顔を合わせて、思い出を語らいながらのお稽古は格別で幸せな時間でした。
そして記念コンサートは賑やかに鮮烈に濃縮された『Play a Life』が味わえるセットリストをご用意させていただきました。懐かしい仲間たちとぜひ作品に浸ってください!
最後の記念キャスト公演では、作品を未来へと繋げる新鮮で魅力的な3人がまさに等身大で「いまを生きて」います。
どの公演も作品を知っている方、作品を知らない方を問わず楽しんでいただけること間違いなしです。この特別な10周年記念公演をぜひお見逃しなく。
小澤時史
オリジナルミュージカル『Play a Life』10歳を迎えたそうです。舞台はもちろん、ラジオドラマやテレビドラマ等のメディアでもこの作品を届ける機会をいただき、作曲家としてたくさんの経験をさせてもらった大切な作品です。
今回は稽古期間からがっつりと参加して、役者さんと日々積み上げてきました。私も毎公演ピアノで『Play a Life』の世界を3人の役者達と生きていきたいと思います。劇場でお会いできるのを楽しみにしています。








◆初演キャスト特別公演
5月16日(金)・17日(土)
初演オリジナルキャストが10周年を記念して再び『Play a Life』に戻ってきます。
本編上演後にはたった10日間の稽古で初日を迎えた10年前を振り返るトークショーが付いた特別公演です。
出演:5月16日(金)【黒猫チーム】小林遼介 池谷祐子 平川めぐみ
5月17日(土)【白猫チーム】丹宗立峰 木村花代 田中里佳
(演奏:Key 小澤時史 Vc 井上貴信(黒猫回) 石貝梨華(白猫回))
上演時間:約1時間45分
チケット:9,500円(税込)
◆10周年記念特別コンサート 過去出演者の皆様とお届けする記念コンサート
5月18日(日)・19日(月)
作品を紡ぎ、繋いできた素晴らしい出演者の皆様と10周年を記念して贈る特別コンサート。
『Play a Life』の楽曲や、共に歩んできた10年分の劇団作品のナンバーを、作曲家小澤時史率いるバンド演奏でお届けいたします。
出演(50 音順):
【18日出演キャスト】
相葉裕樹 彩吹真央 飯塚萌木 井上希美 黒沢ともよ 田村良太 中井智彦 平川めぐみ 屋比久知奈
【19日出演キャスト】
池谷祐子 上野聖太 門田奈菜 神田恭兵 木村花代 染谷洸太 田中里佳 原慎一郎 水野貴以
(演奏:Key 小澤時史 Gt 成尾憲治 Ba 戸枝航平 Drs 海老原諒 Vn 赤星鮎美 Vc 石貝梨華)
上演時間:約2時間
チケット:10,000円(税込)
◆10周年記念キャスト公演
5月21日(水)~23日(金)
10周年記念として新たに魅力的なキャストを迎え『Play a Life』を上演いたします。
夫役にミュージカルからストレートプレイまで幅広いジャンルで活躍を見せる実力派の矢崎広、妻役に劇団TipTap最新作『Bye Bye My Last Cut』でも妻役を演じ好評を博した妃海風、そして実習生役はこれからの活躍が期待される黒川桃花が演じます。
出演:矢崎 広 妃海 風 黒川桃花
(演奏:Key 小澤時史 Vc 井上貴信)
上演時間:約1時間20分
チケット:9,500円(税込
<公演概要>
タイトル:ミュージカル『Play a Life』10周年記念公演
脚本・構成・演出:上田一豪
作曲・音楽監督:小澤時史
出演者:
初演キャスト特別公演・黒猫チーム:小林遼介 池谷祐子 平川めぐみ
初演キャスト特別公演・白猫チーム:丹宗立峰 木村花代 田中里佳
10周年記念キャスト公演 :矢崎 広 妃海 風 黒川桃花
10周年記念特別コンサート(五十音順)
・18日(日)回:
相葉裕樹 彩吹真央 飯塚萌木 井上希美 黒沢ともよ 田村良太 中井智彦 平川めぐみ 屋比久知奈
・19日(月)回:
池谷祐子 上野聖太 門田奈菜 神田恭兵 木村花代 染谷洸太 田中里佳 原慎一郎 水野貴以
日程:2025年5月16日(金)~23日(金)全8回
劇場:銀座 博品館劇場
料金:全席指定/税込/未就学児入場不可
初演キャスト特別公演 ¥9,500
10周年記念特別コンサート ¥10,000
10周年記念キャスト公演 ¥9,500
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)
公式サイト:

https://tiptap.jp/next-2/

劇団公式X:@gekidan_TipTap
企画・制作:TipTap
主催:Cue Company/ミックスゾーン/サンライズプロモーション東京
宣伝:キョードーメディアス

ミュージカル『LAZARUS(ラザルス)』日本初演記念 デヴィッド・ボウイ「楽曲鑑賞会」スーパー・オーディオ・ライブレポート到着!!
2025年05月16月 14時
ミュージカル『LAZARUS(ラザルス)』日本初演記念 デヴィッド・ボウイ「楽曲鑑賞会」スーパー・オーディオ・ライブレポート到着!!
伝説的なロックスターで、1970年代以降のファッションやアート、カルチャーに多大な影響を及ぼした革新者でもあるデヴィッド・ボウイ。最後のアルバム『★(ブラックスター)』と同時期に制作され、遺作となったミュージカル『LAZARUS(ラザルス)』が、5月31日(土)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で開幕する。




ミュージカル『LAZARUS(ラザルス)』は、ボウイと現代演劇の記載エンダ・ウォルシュが共同で脚本を執筆。1976年に公開されたボウイ主演の映画『地球に落ちて来た男』(ニコラス・ローグ監督)にインスパイアされたもので、地球に取り残されたまま酒に溺れ、死ぬことも故郷に還ることも出来なくなった宇宙人トーマス・ニュートンの“その後”が描かれている。謎の少女と出会い、共に自らの運命を模索する先に魂の解放はあるのか…。
日本版の演出を務めるのは、ウォルシュ作品の翻訳上演を数多く手掛けてきた白井晃。主人公のニュートンをボウイに憧れてロックスターの道を志した松岡充が、謎の少女を豊原江理佳が演じる。劇中では、このミュージカルのために書き下ろされた楽曲「Lazarus」「No Plan」「Killing a Little Time」「When I Met You」の他、「Change」「Absolute Beginners」「Heroes」をはじめとするボウイの代表曲を含む全17曲が織り込まれており、ボウイの遺志を尊重し、音楽パートは英語での歌唱となる。
記念すべき日本初演が近づく中、5月14日に東京・ミッドタウン八重洲内「STUDIO」にて「デヴィッド・ボウイ『楽曲鑑賞会』スーパー・オーディオ・ライブ」が開催された。50名の来場者が、ボウイと親交があった音楽評論家・立川直樹氏による時代背景や音楽が与えた影響などを交えた解説と共に、ハイスペックなオーディオ機器から流れるボウイの楽曲を楽しんだ。
立川氏は「『Lazarus』はミュージカルですが、“音楽劇”といったほうが良いような作りになっています。先日、稽古を見ましたが、その時点で既に相当面白いです。今日はデヴィッド・ボウイが如何に偉大だったかを知ってもらいたいと思いますので、すごい音で聴いていただきます」と話し、イベント本編が始まった。
最初にレコードプレーヤーでかけたのは、ミュージカルのタイトルにもなっている「Lazarus」。「ミュージカル自体は2015年にニューヨークで初演されました。2016年1月8日、ボウイの誕生日に最後のアルバムとなったアルバムをリリースしましたが、その2日後にボウイは旅立ちました。そのアルバムは『★(ブラックスター)』ですが、自分がもうすぐ死ぬということを分かって作っていたんです。なのでそういう世界観で彩られた作品になっています」と「Lazarus」が作られた時期の背景を伝えた。




左:立川直樹氏、右:Technics 上松泰直氏
続いては1969年にリリースしたアルバム『スペイス・オディティ(Space Oddity)』収録のタイトル曲「Space Oddity」。「スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』から着想を得て描いた曲で、発売されたのはアポロ11号の打ち上げがあった後のタイミングに合わせています。当時22歳の人が考えるには凄すぎることだと思いますが、その時代にそこまで考えていたということに驚かされます」と、“創造者であるよりも先導者でいたい”というボウイの考えが反映されていたことも教えてくれた。
そしてボウイが世界的スーパースターになるきっかけとなった作品『ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)』を紹介。「宇宙からやってきたロックンローラーというコンセプトで、バンドの名前が“Spiders from Mars”。当時、日本では『屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛』というふうに直訳されていた」という裏話や、このアルバムをリリースした後、世界中をツアーで周り、最終公演で“引退”を発表して驚かせたという逸話も披露。ミュージカルにはこのアルバムの曲は使われていないが、代表作ということで特に人気の高い「Starman」をかけた。
“引退”発表の舌の根も乾かぬうちにニューアルバム『アラジン・セイン』を発表したボウイ。“ジギー・スターダスト”は引退したがボウイが引退したとは言ってない、ということで世界中がまんまと騙されたこととなった。その『アラジン・セイン』からは「タイム(Time)」をセレクト。「このオーディオシステムで聴くと、ギターの弦の擦れる音やボウイのため息まで聞こえます」と説明したとおり、細かな音も臨場感たっぷりに再現された。
1980年発売のアルバム『スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters(and Super Creeps))』からは「イッツ・ノー・ゲーム(パート1)(It’s No Game(Part1))」。「日本語のナレーションが入っていて、日本のアンダーグラウンドの舞台の影響も受けているのがありありとわかる曲です」と楽曲について触れ、「ミュージカルでは『Lazarus』の次にかかる曲」と重要な1曲であることを伝えた。
オリジナルアルバムには収録されていないがミュージカルで使用されている楽曲「ディス・イズ・ノット・アメリカ(This Is Not America)」も紹介。この曲は映画『Falcon and Snowman』で使用された曲で、パット・メセニー・グループと共作された。
続いては「ホエア・アー・ウイ・ナウ?(Where Are We Now?)」。『ブラックスター』の一つ前の作品『ザ・ネクスト・デイ(The Next Day)』に収録されている曲で、参加したミュージシャンも箝口令が敷かれていて、アルバムのレコーディングが行われていることを一切発表していなかった。「いきなりYouTubeで発表されて、世界27ヵ国のチャートでナンバーワンになりました。そしてこの曲はミュージカルの重要な場面で使われています」と解説。
このアルバムのジャケットが『ヒーローズ(Heroes)』のジャケットを加工したものだということにちなんで、『ヒーローズ』からタイトル曲「ヒーローズ(Heroes)」を流し、この曲は“ある曲”のコード進行を使ったものだと説明し、その曲、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「僕は待ち人(I’m Waiting for the Man)」もかけて、コード進行をみんなで確認。さらに、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」と同じコード進行の楽曲「火星の生活(Life On Mars?)」(アルバム『ハンキー・ドリー(Hunky Dolly)』収録)も聴かせてくれた。
最後はイベント会場が「東京駅」に直結しているということで、アルバム『ステイション・トゥ・ステイション(Station To Station)』のタイトル曲をかけた。
曲が終わると、立川氏は「時間やジャンルなど全て乗り越え、美意識とかを全て持ち合わせているアーティストは唯一無二だと思っています。そんな彼が最後に残した『ラザルス』という素晴らしい音楽劇が、日本でも上演されます。歌は英語ですが字幕もありますし、芝居の部分は日本語なのですごく分かりやすくなっています。完成を心待ちにしているんですが、皆さんもぜひお出かけして楽しんでいただければと思います」というメッセージで締めくくった。
このイベントで使われた機器は、オーディオメーカーTechnicsの協力で総額1,000万円ほどの最高級のオーディオシステムにて行われた。
初日までおよそ2週間。5月31日(土)から6月14日(土)まで、KAAT神奈川芸術劇場で上演されるので、ぜひデヴィッド・ボウイの描いた物語の世界を体感してもらいたい。
<公演情報>
公演名称:ミュージカル『LAZARUS』
音楽・脚本:デヴィッド・ボウイ
脚本:エンダ・ウォルシュ
演出:白井 晃
出演:松岡 充
豊原江理佳 鈴木瑛美子 小南満佑子
崎山つばさ 遠山裕介
柳沢明璃咲 渡来美友 小形さくら
渡部豪太 上原理生
[ダンサー]Nami Monroe ANRI KANNA
[演奏]益田トッシュ [Bandmaster] フィリップ・ウー [Key.] 松原”マツキチ”寛 [Dr.]
Hank西山 [Gt.] 三尾悠介 [Key.] フユミカワカミ(おふゆ) [Ba.]
[スウィング]塩 顕治 加瀬友音
【横浜公演】
日程:2025年5月31日(土)~6月14日(土)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 〈ホール〉
チケット料金(全席指定・税込):
SS席(前方実質3列目以内確約&プログラム付き) 18,000円
S席 13,500円 A席10,000円
主催:イープラス/キョードー東京/KAAT神奈川芸術劇場
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799 (平日11時~18時/土日祝10時~18時)
【大阪公演】
日程:2025年6月28日(土)~29日(日)
会場:フェスティバルホール
チケット料金(全席指定・税込):S席13,800円 A席10,000円
主催:サンライズプロモーション大阪
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日12:00~17:00 土日祝休業)
チケット一般発売日
横浜公演 好評発売中!
大阪公演 5/18(日) 10:00 発売開始!
公式サイト:

https://lazarus-stage.jp

宣伝:キョードーメディアス

朗読劇『たもつん』開幕!キャストコメントも到着!!
2025年05月14月 19時
朗読劇『たもつん』開幕!キャストコメントも到着!!
NHK連続テレビ小説『虎に翼』の脚本などで注目を集める吉田恵里香が脚本を務めた朗読劇『たもつん』が2025年5月14日よりIMM THEATERで開幕した。




本作は、吉田が2015年にFMヨコハマ連続ラジオドラマとして書き下ろした、ちょっとダメな男たちの、笑えて泣ける友情コメディ。演出は、長年、劇団プレステージのリーダーとして、出演・作・演出を手掛け、退団後も俳優業のみならず、近年では Netfiix シリーズ「忍びの家 House of Ninjas」では原案・出演や、ドラマ 24「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」では、原案・企画、脚本、プロデューサー、出演も務めるなど、多彩な活動を続ける今井隆文が担当。キャストは、ユーキチ役を千葉雄大・平埜生成・渡邊圭祐。しゅうまい役を平埜生成・八村倫太郎(WATWING)・松岡広大。ヤベ先輩役を落合モトキ・土佐和成・浜野謙太が入れ替わりで演じ、渡邉美穂がミナミン役、演出を務める今井隆文がダーヤマ先輩役で全日程出演する。
ゲネプロではユーキチ役を渡邊圭祐、しゅうまい役を八村倫太郎(WATWING)、ヤベ先輩役を落合モトキが演じ、見事なチームワークで物語を紡ぎ出した。
渡邊は、同期のしゅうまいとウザいヤベ先輩に振り回されるユーキチを魅力的に見せる。前半で作り上げた親しみやすいキャラクターにより、後半に向けての心境の変化、ダメな部分や時折見せる熱さが印象深くなっている。
八村は空気の読めないお坊ちゃんを愛嬌のある人物として演じた。先輩たちの面倒な絡みにもすぐに順応する器用さがある一方、飽きっぽくていい加減な一面もあり、読めない言動が面白い。そして、落合は後輩たちを巻き込む先輩・ヤベをハイテンションでお茶目な人物として好演。たもつんの結婚式で行う余興に対する熱意の理由、後輩たちへの優しさも作中で見えてきて、ウザい絡みもだんだんと憎めなくなってくる。
高校時代は共に野球部で、元1軍のヤベ先輩が3軍だった2人の指導係であったことをすっかり忘れていたユーキチとしゅうまいだが、余興の練習を通して距離を縮め、友情を育んでいく様子も微笑ましい。
さらに、とある理由で3人を訪ねてくるミナミンとの交流を通して青春のほろ苦さが描かれ、物語は思わぬ方向に向かっていく。今井は体育会系のノリ全開な、ヤベとはまた違う方向で面倒な先輩をリアリティたっぷりに見せ、渡邉はシリアスなシーンを丁寧に演じて、ラストに向かう登場人物たちの心情や変化を作り上げていた。
















ダメな男たちの、クスッと笑ってホロリと泣ける友情の物語を各キャストがどのように描き出すのか。キャストの組み合わせによって印象が大きく変わるだろう作品を、ぜひ劇場で見届けてほしい。本作は2025年5月14日(水)~5月18日(日)までIMM THEATERで上演される。
<朗読劇『たもつん』開幕コメント>
落合モトキ コメント
ヤベ先輩役を演じさせていただきます落合です。
稽古を終え、本番はどんな風になるか緊張もありますが、楽しみで仕方ありません。
見どころですが、男子3人のちょっとした濃い熱い青春を感じて頂けたら!思いっきりテンション上げて演じようと思います!
多分毎公演が神回なんじゃないかなと。。
是非お楽しみに!
千葉雄大 コメント
短い時間の凝縮された稽古でしたが、浜野さん、生成くんと世間話をした時間がとても心地よかったです。休憩中、生成くんがけん玉をしていたのに感化されて、僕も始めました。会話で紡がれる、朗読劇でありながらも演劇のようであって、その曖昧さが魅力です。甘酸っぱいだけでは片付けられない青春の痛みを大声で取り戻していきます。ぜひ、僕たちの生き様をご覧ください。
土佐和成 コメント
顔合わせ・本読み稽古を無事終えまして、平埜さん松岡さん渡邉さんにも無事初めましてのご挨拶をさせていただくことが出来ました。みなさまの素晴らしいお人柄と、怒涛の稽古を共に乗り越えた高揚感で、帰る頃には危うく生成広大美穂と下の名前を呼び捨てで呼んでしまうところでした。でも、そういう事がこの作品を演じるうえで1番大切な事のような気がするなあ、、。しまった!そういうことか!まんまと恵里香と隆文にやられたなあ。意味わからないですよね。でも僕がわかってるから大丈夫です。ごきげんよう劇場でお会いしましょう!
八村倫太郎(WATWING) コメント
舞台上でお芝居をするのが初めてで、しかも今回は朗読劇ということで不安と緊張でいっぱいでした。
ですが、ユーキチを演じる渡邉圭祐さん、ヤベ先輩を演じる落合モトキさんとお芝居をするのが非常に楽しく、それを演出家の今井隆文さんを始めとするスタッフの皆さんのお陰でより一層素晴らしいものになっています。
吉田さんの脚本にも久しぶりに触れることができ本当に嬉しいです。瞬間で変化していく生の芝居を是非お楽しみに!
浜野謙太 コメント
正直なところ、この作品が朗読劇で収まるのだろうか、がっつり演劇でやってもいいのではないかというスケールです。平埜くんと千葉くんの才能なのかもしれませんが、我がAチームでは読み合わせですでにヒートアップし汗とも涙とも言えるような唾が冴え飛びました。 物語が進行していくほどに自分たちが自分たちの役のメタモルフォーゼに釘付けでした。本番また、僕演じるヤベ先輩がどんな変態※を遂げるのか楽しみです。 ※メタモルフォーゼの意
平埜生成 コメント
噛めば噛むほど味が濃くなっていくような、おんもしろい作品です!
登場するキャラクターたちの必死さと、台本を手に無我夢中にセリフを追う役者たちが重なるような感覚があり、演じていても楽しくてなりません!
あまりにも必死すぎて、うっかり相手のセリフまで読んでしまうハプニングが稽古場で多発しました。全員で爆笑しました。本番では、どうなるのか。ドキドキ感を胸に、全員野球でがんばります! ぜひ、ご覧ください!
松岡広大 コメント
私見ですが、この作品は「記憶」「傷」「エゴ」というテーマが根底にあるのだろうなと、稽古後に感じました。
こう綴るとなんだか暗い作品に聞こえるかもしれませんが、それらを色濃く明示することなく笑いも交えて展開していく脚本なので、軽快な丁々発止のやり取りを楽しく聴いて頂けるのではないかと思います。
会話をしていて非常に面白いです。今回限りの、異色な組み合わせの朗読劇をご覧頂けたら幸いです!劇場でお待ちしております。
渡邊圭祐 コメント
こんなにも全身全霊で脳みそをフルで働かせて走り切った稽古は初めてかもしれません。手に残ったのはめちゃくちゃ楽しい気持ちと汗でした。僕ら自身が楽しんでいるからこそ公演ごとにきっと変化していくという確信があります。そしてそれぞれの組の色が全く違う気がするので、普通に劇場で観たい。そんな朗読劇です。
たもつんを取り巻く人間たちの青臭くて甘酸っぱくもある疾走感のあるやりとりを笑いに来てくれたら嬉しいです。
渡邉美穂 コメント
3チーム全ての稽古に参加させていただいたのですが、どのチームも稽古の時点で息がピッタリで稽古場が笑いに包まれていました。 セリフの言い方、受け方にもそれぞれの個性が出ていて、良い意味で、同じ脚本なのに全く違う作品を観ているようなワクワク感があります。 クスッと笑えてグッとくる男たちの友情を、素晴らしい俳優陣の皆様が軽快な会話劇で表現しています。最初から最後まで楽しんでいただけると思います!
今井隆文 コメント
『たもつん』の演出をすることができ、本当に嬉しく、楽しい時間でした!
吉田恵里香さんの脚本がとてつもなく面白い、と同時に考えさせられる内容で、忙しない稽古の中、キャストのみんなとディスカッションをしながら作っていきました。
朗読劇なのに、俳優たちは動いています。「これは、朗読劇?なのか?」と言われてしまうと思いますが、俳優たちは脚本を手に動いています。だから、これは朗読劇なんだと思います!朗読するだけではなく、動くことで感情や肉体がすり減っていく感じが、この『たもつん』においてはピッタリなことだと、稽古を終えて思ったことです。そして、稽古を通して言えるのは、やはり「俳優はすごい」ということです。
自分も俳優をやりますが、久しぶりに演出をしながら、俳優たちが世界観を構築する姿に感動しました。今回は3チームありますが、それぞれの個性が尖っていて、同じ脚本なのにこんなに変化するのか?と唸る瞬間がたくさんあり、3チームすべて見て頂きたい!というのが本音です。そして、3チームが全然違うので、上演時間は90分とお伝えしていますが、バラバラです!笑。とにかく楽しんで貰いたい!!という一心で作りましたので、一緒に『たもつん』の世界を堪能し、体感して頂ければと思います!気軽に見られるように、そして、軽やかな気持ちで帰っていただけるように作りました!
まだ、チケットが購入できそうな回もありますので、お早目にチケットをゲットして頂ければ幸いです。そして、チケットをゲットして頂いた皆様!楽しみにしていてください!ぜひ、劇場でお待ちしております!!本番が楽しみでワクワクが止まりません!
<あらすじ>
横浜市内で営業職をしているユーキチは、古ぼけたカラオケ喫茶に呼びだされていた。そこで待っていたのは野球部時代のウザい先輩・ヤベと、空気が読めないお坊ちゃん・しゅうまい。
ユーキチは彼らと共に、二か月後に控えた野球部の同期『たもつん』の結婚式で余興を行うことになる。高校卒業してから全く交流のなかった『たもつん』を、高校時代から殆ど交流のなかった先輩・ヤベと祝わなければならない事に戸惑いを隠しきれないユーキチ。ヤベとしゅうまいのペースに飲まれながら、ユーキチは余興の準備を進めていく。
徐々に心を開きあい、結束を深めていく三人。彼らは事あるごとに、野球部時代の思い出話に花を咲かせるようになるが、それぞれの記憶には様々な食い違いがあって・・・。








<公演概要>
タイトル:朗読劇『たもつん』
脚本:吉田恵里香
演出:今井隆文
出演:
落合モトキ、千葉雄大、土佐和成、八村倫太郎(WATWING)、浜野謙太、平埜生成、松岡広大、渡邊圭祐
(※50 音順)
[全日程出演]渡邉美穂/今井隆文
日程:2025 年 5 月 14 日(水)~18 日(日)
5 月 14 日(水) 19:00 千葉雄大、平埜生成、浜野謙太
5 月 15 日(木) 19:00 平埜生成、松岡広大、土佐和成
5 月 16 日(金) 14:00 渡邊圭祐、八村倫太郎、落合モトキ
19:00 渡邊圭祐、八村倫太郎、落合モトキ
5 月 17 日(土) 11:00 平埜生成、松岡広大、土佐和成
15:00 渡邊圭祐、八村倫太郎、落合モトキ
19:00 平埜生成、松岡広大、土佐和成
5 月 18 日(日) 13:00 千葉雄大、平埜生成、浜野謙太
17:00 千葉雄大、平埜生成、浜野謙太
[全日程出演]渡邉美穂/今井隆文
※配役の詳細は HP をご確認ください。
会場:IMM THEATER
チケット:全席指定/未就学児入場不可
¥7,800(税込)
公式サイト:

https://tamotsun2025.com/

公式 X:@tamotsun2025
公演事務局:0570-200-114(12:00~17:00 土日祝休業)
主催・企画・製作:サンライズプロモーション大阪
宣伝:キョードーメディアス

ブルーマングループ2025新宿公演に水樹奈々がゲストボーカルとして登場!限定1公演でドナ・サマーの名曲を披露
2025年05月14月 10時
ブルーマングループ2025新宿公演に水樹奈々がゲストボーカルとして登場!限定1公演でドナ・サマーの名曲を披露
世界的パフォーマンス集団BLUE MAN GROUPが、新宿公演にスペシャルゲストとして声優・歌手の水樹奈々を招聘することが決定しました。この特別なコラボレーションは、2025年8月20日(水)19時開演、シアターミラノ座(東急歌舞伎町タワー6階)にて追加公演として1公演のみ開催されます。




この公演の目玉は、ディスコの女王ドナ・サマーの不朽の名曲「I Feel Love」のカバー。
ブルーマングループの独創的なパーカッションとビジュアルパフォーマンスに、水樹奈々のパワフルで透明感のあるボーカルが融合し、全く新しい「I Feel Love」を観客にお届けします。
ブルーマンのサイレントな表現と水樹の情感豊かな歌声が交錯する、一夜限りの音楽体験です。
ブルーマングループが水樹奈々を選んだ理由は、彼女が声優として培った表現力と、歌手として築き上げた圧倒的な歌唱力にあります。
アニメソングの枠を超え、ポップスやロックまで幅広く歌いこなす彼女のスタイルが、ブルーマンの革新的なアート性と共鳴すると判断されました。
ブルーマングループの音楽監督は、「ナナの声は唯一無二の輝きを持ち、私たちのショウに新たなエネルギーを与えてくれる。彼女の多彩な才能がこのコラボを特別なものにすると確信した」とコメントしています。
水樹奈々本人も今回の出演に意気込みを見せ、
「ブルーマングループのアグレッシブで独創的なステージに参加させていただけるというご縁に恵まれ、大変光栄です!一夜限りのスペシャルステージ。その瞬間に湧き上がる音とエネルギーに身を委ね、想像と創造を膨らませ、全力でパフォーマンスさせていただきます!」
とコメントした。
公演チケットは2025年5月17日(土)11:00より、水樹奈々オフィシャルファンクラブ(https://fanclub.mizukinana.jp/)にて先行発売を予定しています。
ブルーマングループと水樹奈々の奇跡のコラボレーションを、ぜひお見逃しなく!




■水樹奈々 プロフィール
愛媛県出身の声優・歌手。
声優として人気アニメ作品に多数出演する中、歌手としても数々のヒット曲を輩出。アルバム・シングル共に声優初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得し、「NHK紅白歌合戦」にも6年連続出場を果たす。
東京ドーム、阪神甲子園球場など数々の巨大会場や海外公演を成功させ、2022年にはライブ開催地47都道府県制覇を達成するなど、声優アーティスト界のトップランナーとして活躍している。
■ブルーマングループとは




1987年、ニューヨークの路上。顔を青く塗った3人の親友が、棺桶を担いで街を行進し、グランドピアノをビルから投げ落とす--そんな常識破りのパフォーマンスから、ブルーマングループが始まった。
1991年、ニューヨークの小さな劇場で初演を迎えた「ブルーマングループ」は、言葉を超えたロック、アート、コメディを融合した誰も見たことの無い画期的なライブで世界中を席巻。
ボストン、シカゴ、ラスベガスなど全米にとどまらず、世界中で上演され、5000万人以上を虜にしてきた。
2007年に日本初上陸を果たし、六本木でのロングラン公演からスタートした日本公演は、その後も公演を重ね、2025年には観客動員100万人を達成した。
子供から大人まで、国境を越えたすべての人々を驚きと笑顔で包み込むブルーマンの魔法は、今日も進化を続けている。
■ブルーマングループ2025新宿公演 公演概要
日程:2025年8月6日(水)~8月31日(日)
会場:THEATER MILANO-Za(東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー6階)
公式サイト:

https://www.blueman.jp





宣伝:キョードーメディアス

デヴィッド・ボウイの魂が宿る!ミュージカル『LAZARUS』稽古場レポート到着!
2025年05月11月 22時
デヴィッド・ボウイの魂が宿る!ミュージカル『LAZARUS』稽古場レポート到着!
世界的なロックスター、デヴィッド・ボウイの遺作となったミュージカル『LAZARUS』が2025年5 月31 日(土)から6月14日(土)まで横浜・KAAT神奈川芸術劇場で、6 月28 日(土)と、29 日(日)の両日に、大阪・フェスティバルホールで日本初演される。記念すべき日本初演を前に、熱が入る稽古場の様子をレポートする。




本作は2016年1月10日に肝臓がんのため69歳で旅立ったボウイの遺作。ボウイと、多彩なアイデアを持つ劇作家のエンダ・ウォルシュが脚本を手がけた。自伝的な内容ではなく、ボウイ自身が1976年に主演したSF映画『地球に落ちて来た男』の続編として、主人公・ニュートンのその後を描いている。
劇中には、ボウイファンにはおなじみの『All the Young Dudes』、『Changes』、『Heroes』など年代を超えた代表曲のほか、本作のためにボウイが書き下ろした『No Plan』、『Killing a Little Time』、『When I Met You』が、物語に深みを与えている。
稽古場に入ると、ボウイが1986年に出演したミュージカル映画『ビギナーズ』の主題歌として書き下ろされた『Absolute Beginners』を主演の松岡充らが歌う声が聴こえてきた。
劇中のセリフは日本語だが、歌唱される全17曲については、ボウイの遺志によってどの国や地域で上演される際も、英語での歌唱が求められている。歌を通じての表現と共に発音の指導も徹底しており、本番に向けて細部を詰めている様子を感じられた。




本作で『Absolute Beginners』が歌われる場面は、松岡演じる地球に落ちてきた異星人・ニュートンが、好意を寄せられている女性・エリー(鈴木瑛美子)に全身を使って誘惑されるシーンで多くのキャストによって歌われる見せ場のひとつ。エリーのなまめかしい腰つきは、ボウイのミュージック・ビデオの中に登場するタバコの化身・ゼブラを思わせる。エリーにされるがままのニュートンは、中盤エリーの手を振りほどき、“希望”を持つ少女(豊原江理佳)に光を見つけていく。
歌唱シーンの確認を終えると10分ほどの小休止に入った。それぞれが一息入れた後、「さて、いくぞ」という様子で立ち上がった演出の白井晃氏は、台本を手に出演者らの前に立つと「今日からやることは、1つ1つのシーンで何を見せなくちゃいけないのかということに重きを置くこと。空間全体に緊張感が走るように。自分のキャラクターを前面に押し出して、セリフが持つ1つ1つの意味を考えながら動いて」と声をかけた。
小休止前の歌唱シーンから、舞台の終わりまで。約1時間をかけて、ブロックに分けた稽古が始まった。『Absolute Beginners』の歌唱中に、ニュートンに拒絶されたエリーは、悪魔のような男・バレンタイン(上原理生)にその隙をつかれてしまう。「♪お前をそこから出してやる」。エリーにすり寄るバレンタインは、手ぐすねを引くように『Dirty Boys』を歌唱。多くのミュージカルの経験を持つ上原のバリトンが、空間に闇を広げていくように響いていた。












1995年にロックバンド「SOPHIA」のボーカリストとしてデビュー。30周年の節目のツアーと、稽古を同時期に重ねていた松岡は、俳優としても23年のキャリアを持ち、映画やドラマなどで活躍してきた。
ボウイの遺作となった本作は、がんに冒されたボウイがその病と、命と向き合いながら制作された“遺書”でもある。歌はもちろん全身で、言葉や心を伝えてきた松岡は、「ボウイの魂を表現したい」と心血を注いでいる。“希望”とすがる少女との幸福と思えた時間が苦悩に変わっていく――。ボウイとエンダが採用した楽曲に込めた思いと、ニュートンの苦悩を巧みに表現していく様子は圧巻のひと言だった。
本作のためにボウイが描き下ろし、劇のタイトルにもなっている「LAZARUS」はイエス・キリストによって、死から復活を遂げた逸話が聖書に記されている男性の名前。別の星から地球に不時着したニュートンは、家族が待つ星に帰還することを願うが、いくつもの壁が立ちはだかる。混乱する脳内、人間関係のもつれなど、身体表現と共にある演出効果で視覚的に見せるシーンも注目してほしい。
松岡が何かを追い求めるように天に右手を伸ばしたラスト。ボウイがそこに降りてきたように感じた。じっと演技を見つめていた白井氏は松岡に「ゆっくり、ゆっくり」と声をかけ、余韻を残したまま最後のシーンが静かに閉じていった。静寂が広がった稽古場に「ふーっ」と松岡が呼吸する音が広がっていた。「15分休憩」の声がかかり、他の演者が水分を補給するなど舞台から離れていく中、松岡は自分と対話するようにジッと天を見つめていた。
約15分後に始まった白井氏の振り返りでは「肩に力が入っている。腹から芝居をしましょう。言葉と身体の動きをイコールにすること。いつも言っているように、感情は下に下に」とアドバイス。気になった場面ごとに、ときには俳優でもある白井氏自ら演技をして、演者らに脳内にある映像を伝達していく。印象的だったのは、台本に書かれていない作品や登場人物の背景を丁寧に説明していくこと。
セリフの声色などを表現するのではなく、「この人物はどういう人物で、なぜここでこのセリフを言ったのか」、さらに台本にないセリフの続きについてイメージすることを、様々な例えを出して説明していく。時に自虐的なギャグも交えていたが、何気ない一瞬でも、そこで演者同士が共に笑うことは“同じ経験”を重ねること。そうすることで、カンパニーの結びつきを強固にしているようにも感じられた。








白井氏は「ボウイが、自分ががんと分かってから作り始めた作品。ニュートンの話しではあるけれど、ボウイが経験した話しかもしれない。メタシアトリカルな表現もあって、つまりそれは普遍性を持っているっていうこと。舞台を観た人それぞれが、自分の話と思ってもらえるようになればいい」と思いを吐露。「言葉の物語だけど、言葉以外に想像するものがあると今日、観ていて感じた」と回想。ニュートンが天に手を伸ばす最後の場面まで、90分以上をかけて、舞台をよりよくするための案が出されていた。
ボウイが最期に遺したかったメッセージは、何か――。それは、舞台に触れた1人1人が固有の思いを持ち帰ってほしい。ボウイは『Lazarus』のミュージックビデオで、死期を悟った男を演じた。同曲が収録されたアルバム『★(ブラックスター)』が発売された2日後に、一等星になったボウイに対して、強く感じることは「ボウイが生んだ作品。その意思は年月が経っても変わらず、輝きを放ち続けている」ということ。そしてボウイも出演した映画『戦場のメリークリスマス』で共演した音楽家の坂本龍一が遺した「芸術は長く、人生は短し」という言葉が頭に浮かんだ。
ボウイと坂本は親しい友人同士で、松岡と坂本もテレビ番組で共演経験がある。5月31日に幕を開ける日本版ミュージカル『LAZARUS』は、いたずら好きの2人が客席で見守っていてくれるはずだ。




さらに、公式サイトでは新しいスポットやキャストコメント動画を公開中!
お見逃しなく!
<公演情報>
公演名称:ミュージカル『LAZARUS』
音楽・脚本:デヴィッド・ボウイ
脚本:エンダ・ウォルシュ
演出:白井 晃
出演:松岡 充
豊原江理佳 鈴木瑛美子 小南満佑子
崎山つばさ 遠山裕介
柳沢明璃咲 渡来美友 小形さくら
渡部豪太  上原理生
[ダンサー]Nami Monroe  ANRI  KANNA
[演奏]益田トッシュ [Bandmaster] フィリップ・ウー [Key.] 松原”マツキチ”寛 [Dr.]
Hank西山 [Gt.] 三尾悠介 [Key.] フユミカワカミ(おふゆ) [Ba.]
[スウィング]塩 顕治  加瀬友音
【横浜公演】
日程:2025年5月31日(土)~6月14日(土)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 〈ホール〉
チケット料金(全席指定・税込):
SS席(前方実質3列目以内確約&プログラム付き) 18,000円
S席 13,500円  A席10,000円
主催:イープラス/キョードー東京/KAAT神奈川芸術劇場
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799 (平日11時~18時/土日祝10時~18時)
【大阪公演】
日程:2025年6月28日(土)~29日(日)
会場:フェスティバルホール
チケット料金(全席指定・税込):S席13,800円 A席10,000円
主催:サンライズプロモーション大阪
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日12:00~17:00 土日祝休業)
チケット一般発売日
横浜公演好評発売中!
大阪公演5/18(日) 10:00 発売開始!
公式サイト:

https://lazarus-stage.jp

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