株式会社ティアフォーの情報

愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番3号名古屋大学オープンイノベーション拠点

株式会社ティアフォーについてですが、所在地は名古屋市中村区名駅1丁目1番3号名古屋大学オープンイノベーション拠点になり、近くの駅は小樽駅。株式会社エアルが近くにあります。2019年06月24日に経済産業省より『J-Startup2019』を受けました。また、法人番号については「6180001121235」になります。


法人名フリガナ
ティアフォー
住所
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番3号名古屋大学オープンイノベーション拠点
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認定及び受賞
2019年06月24日に経済産業省より『J-Startup2019』
周辺の駅
3駅
JR北海道・函館線の小樽駅
JR北海道・函館線の南小樽駅
JR北海道・函館線の小樽築港駅
地域の企業
3社
株式会社エアル
名古屋市中村区名駅4丁目24番16号広小路ガーデンアベニュー4F
ブレインズプラス株式会社
名古屋市中村区名駅3丁目13番28号
株式会社Sonoligo
名古屋市中村区名駅1丁目1番3号
法人番号
6180001121235
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2018/04/05

ティアフォー、東京都の新木場駅と海の森公園間で自動運転バスの運行を開始
2025年06月27月 17時
ティアフォー、東京都の新木場駅と海の森公園間で自動運転バスの運行を開始
自動運転の民主化をビジョンに掲げる

ティアフォー

は、東京都港湾局からの委託を受け、新木場駅と海の森公園を結ぶ自動運転バスの運行を行います。本事業では、

海の森公園

への交通アクセスの向上を目指し、

日立自動車交通

による運行支援、

日本工営

による検証・モニタリング支援のもと、ティアフォー製の自動運転バス「Minibus 2.0」が2025年7月から運行します。




ティアフォー製の自動運転バス「Minibus 2.0」
本事業の目的
東京都は、デジタルのチカラで「未来の東京」を描く「

スマート東京

」を推進しています。その中で、地域間の回遊性向上、交通制約者の移動支援、運転手不足への対応などの社会的課題の解決を支援する自動運転の実用化に取り組んでいます。
本事業が行われる東京ベイエリアは「スマート東京」の先行実施地域となり、2025年3月に開園した海の森公園への来訪者の交通アクセスを充実させる手段として自動運転バスが導入されます。
本事業の概要
本事業にてティアフォーは、自動運転バスの経路を新たに開設し、運行に向けて自動運転技術を提供します。本事業では、2025年7月1日から2026年3月31日(年末年始を除く)まで、新木場駅と海の森公園を結ぶ約9.3 kmの経路において、1日5便ほど無償での運行を予定しています。詳細は東京都港湾局の「

海の森公園と新木場駅を結ぶルートに自動運転バスを運行します

」をご覧ください。




本事業の走行経路
ティアフォーについて

TIER IV(ティアフォー)

は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「

Autoware

」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したサービスを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
Autoware はThe Autoware Foundationの商標です。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】

https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
広報に関するお問い合わせ
pr@tier4.jp

ティアフォー、パートナーの自動運転開発をサポートするスターターキット「DTVキット」を提供開始
2025年05月29月 10時
ティアフォー、パートナーの自動運転開発をサポートするスターターキット「DTVキット」を提供開始
自動運転の民主化をビジョンに掲げる

ティアフォー

は、パートナー企業が自動運転技術や車両の開発に取り組みやすくなるよう、スターターキットとして「

DTVキット

」の提供を開始します。本キットは、ティアフォーが開発を主導する自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware*」により動作が検証されており、無人配送車両を開発するスタートアップ企業である

Whale Dynamic

との協業で開発した車両「Drivable Test Vehicle(DTV)」を使用しています。




ティアフォーでは、クラウド技術を活用した開発運用に最適化したプラットフォーム「

Web.Auto

」や、開発パートナー認定プログラム「

TIER IV Autoware Partner Program

」を提供し、パートナー企業の自動運転技術や車両の開発を支援しています。パートナー企業はこのプログラムを修了した後、本キットと「Web.Auto」を活用することで、習得した内容を実際の環境で検証できるようになります。これにより、車両準備や複雑な環境構築にかかる手間を軽減し、実践的な開発や検証環境をスムーズに導入することができます。
また、このキットは、車両を用いながら「Autoware」の使い方を習得したい、あるいは、「Autoware」を基に開発した自動運転システムを車両を使って検証したい「Autoware」のユーザーにも最適です。
本キットの主な特長は、以下の通りです。

電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)とセンサーが車両と同期されているため、キャリブレーション作業が不要。

自動運転ソフトウェアとして「Autoware」がプリインストールされているため、「Web.Auto」に接続するだけで、シミュレーション上での結果を実世界で検証するなど、迅速な開発運用サイクルの構築が可能。

本キットで使用するECUやセンサーなどのハードウェアとソフトウェアは、一定の条件の下で個別の構成や機能として再利用可能。

ティアフォーが開発し、ソフトウェアサポートをしている「

Edge.Auto

」の製品を搭載しており、実車検証後の量産車両への適用も視野に入れた開発が可能。

センサーの変更や追加などを通じて、拡張性の高い開発が可能。
本キットの提供を始めとして、ティアフォーは「Autoware」のさらなる普及に向けて関連キットを拡充していきます。これにより、パートナー企業と共に自動運転の社会実装を促進していきます。
*Autoware はThe Autoware Foundation の商標です。
ティアフォーについて

TIER IV(ティアフォー)

は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「

Autoware

」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したサービスを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】

https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
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pr@tier4.jp
本キットに関するお問い合わせ
sales@tier4.jp

ティアフォー、経済産業省令和6年度補正「地域の移動課題解決に向けた自動運転サービス開発・実証支援事業」に採択 自動運転レベル4+の標準モデルとオープンデータセットの構築・提供を加速
2025年05月07月 10時
ティアフォー、経済産業省令和6年度補正「地域の移動課題解決に向けた自動運転サービス開発・実証支援事業」に採択 自動運転レベル4+の標準モデルとオープンデータセットの構築・提供を加速
自動運転の民主化をビジョンに掲げる

ティアフォー

は、経済産業省による令和6年度補正「

地域の移動課題解決に向けた自動運転サービス開発・実証支援事業

」に

採択されました

。本事業では、地域における移動課題の解決に向けて、自動運転レベル4+の標準モデルを構築するとともに、透明性と追跡可能性の高いエンドツーエンドAI開発のためのオープンデータセットの構築と提供を推進します。




本事業では、ティアフォーはコンソーシアムのメンバーと協力しながら、自動車メーカーを中核とした日本発の自動運転標準モデルを構築することで、日本各地における新たな自動運転サービスの実装を促進していきます。また、日本と共通の社会課題や街づくりに取り組むグローバル市場との連携も目指します。加えて、実環境データと生成AI技術を用いた仮想データを統合したオープンデータセットを構築することで、様々な交通環境を再現したシミュレーション環境を開発し、その安全性と機能性を検証するサイクルを確立します。
ティアフォーは、2025年4月より自動運転レベル4+の実現に向けて

カーネギーメロン大学と協業

し、ロボティクス技術とデータ中心型AIを統合したハイブリッドアーキテクチャの構築に取り組んでいます。本事業にこの協業を通じて得た知見と成果を取り入れることで、自動運転レベル4+を見据えた標準モデルを構築し、また、エンボディドAIの意思決定プロセスの透明化と根拠の検証を可能にするオープンデータセットを構築、提供していくことを目指します。
具体的には、以下の取り組みを推進します。
自動運転レベル4+の標準モデルの構築

業界標準となる複数のエンドツーエンド生成AIモデルを自動運転システムに組み込み、多様なシナリオで検証を行い、各モデルの特性を比較して整理する。検証結果を基に、エンドツーエンド生成AIモデルの評価に有効な検証命題や手法を提言し、導入に向けたロードマップを策定する。


国土交通省の中小企業イノベーション創出推進事業に向けたSBIR(Small / Startup Business Innovation Research)制度

などの先行事例を踏まえ、安全性評価手法の自動運転タクシーへの適用可能性を検討し、安全なサービス設計に関わる実証実験の成果を補完しながら体系的に整理する。
透明性と追跡可能性の高いエンドツーエンドAI開発のためのオープンデータセットの構築・提供

自動運転レベル4+を想定した車両を用いて、東京都内を中心に走行データを収集する。

多様で複雑な環境で用いられる自動運転システムの安全性と機能性を評価するため、走行データに仮想 データを統合した大規模データを構築する。仮想データでは、複数のアーキテクチャの生成AIモデルを基に、自車両動作、周辺交通参加者情報、環境条件など様々な条件を付けて多様なシーンを生成する。

生成AIのエラーやハルシネーションに対応するため、多様な実環境データセットとの比較や自動運転システムへの適用評価を通じて生成AIモデルを検証し、モデルの有用性の検証や弱点の特定、MLOpsパイプラインにおける継続的な改善を行う。

自動車メーカーの開発現場と連携して生成AIモデルの可能性とその活用の有効性を見極め、仮想データの要件を定めて大規模データセットを提供する。
政府が策定した「

モビリティDX戦略

」では、日本において収益性のある自動運転タクシー事業を早期に創出していくことを目指しています。また、将来的に本事業において得られた知見を乗用車に展開していくことで、日本の自動車産業の競争力強化に繋げていくことを目標としています。ティアフォーは、本事業を通じて政府の目標に貢献していくとともに、自動運転のさらなる社会実装を推進していきます。
ティアフォーについて

TIER IV(ティアフォー)

は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「

Autoware

」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】

https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
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pr@tier4.jp

ティアフォー、経産省事業を完了し、自動運転トラックの社会実装を加速
2025年04月28月 10時
ティアフォー、経産省事業を完了し、自動運転トラックの社会実装を加速
自動運転の民主化をビジョンに掲げる

ティアフォー

は、経済産業省の補助事業「

モビリティDX促進のための無人自動運転開発・実証支援事業

」のうち、物流業界の課題であるドライバー不足の解決に向けた「自動運転トラック開発事業」を完了しました。本事業では、

いすゞ自動車株式会社

(いすゞ)および

三菱ふそうトラック・バス株式会社

(MFTBC)から技術支援を受け、両社の大型トラックを基盤とした高速道路向け自動運転トラックを開発しました。また、新東名高速道路の自動運転車優先レーン開通区間の駿河湾沼津SAと浜松SAの間において、

ヤマトマルチチャーター株式会社

、および

鈴与カーゴネット株式会社

の協力を得て、実証走行を成功させました。




この事業を通じて、ティアフォーは、様々な自動車メーカーや運送会社へ拡張可能な汎用性の高い自動運転システムの構築を加速させ、持続可能な事業モデルの構築を進めていきます。さらに、

自動運転2.0の取り組み

を加速することにより、ティアフォーが開発を主導する自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware*」をさらに進化させ、自動運転トラックの社会実装を促進していきます。
*Autoware はThe Autoware Foundation の商標です。
ティアフォーについて

TIER IV(ティアフォー)

は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「

Autoware

」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】

https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
お問い合わせ先
Media Contact
pr@tier4.jp

ティアフォーとカーネギーメロン大学、米国運輸省Safety21との連携で自動運転「レベル4+」の実現に向けた協業を開始 エンボディドAIの可能性を拡大
2025年04月25月 10時
ティアフォーとカーネギーメロン大学、米国運輸省Safety21との連携で自動運転「レベル4+」の実現に向けた協業を開始 エンボディドAIの可能性を拡大
自動運転の民主化をビジョンに掲げる

ティアフォー

は、自動運転「レベル4+」という新たな概念を提唱し、その実現に向けて、自動運転システム発祥の地として知られる

カーネギーメロン大学

(CMU)との戦略的協業を開始しました。両者は、従来のロボティクス技術と最先端のデータ中心型AIを統合したハイブリッドアーキテクチャを共同で構築し、自動運転システムのスケーラビリティ、説明可能性、安全性を飛躍的に高めるとともに、エンボディドAIによる意思決定プロセスの透明性と、その根拠を後から検証できる仕組みを確立し、実社会での信頼ある応用を目指します。
この協業は、CMUのRaj Rajkumar教授が主導する、米国運輸省の全米大学交通センター「

Safety21

」との連携によって、さらに強化されます。ティアフォーはSafety21のアドバイザリー・カウンシル(諮問委員会)にも参画し、オープンソースソフトウェア「Autoware*」を通じて、その価値と社会的意義を発信しながら、自動運転における安全性とユーザー体験の両立を実現する研究開発を推進します。




加藤真平代表取締役CEO(左)とRaj Rajkumar教授(右)
背景
従来の自動運転レベル4は、確率論的推定や機械学習を含むロボティクス技術を基盤とし、高精度地図や詳細なルール定義、走行環境データを活用して、センシング、自己位置推定、環境認識、経路計画、制御といった各機能を構成してきました。Autowareはこのアーキテクチャに基づいて開発され、世界中の自動運転システムに導入されています。
今回の協業で推進される「レベル4+」は、SAE J3016で定義されるレベル4とレベル5の中間に位置づけられる新しい概念です。人間の役割においてはレベル4に準拠しつつ、システム機能においてはレベル5の概念を部分的に取り入れ、未経験のシナリオを含む運行設計領域(Operational Design Domain:ODD)を柔軟に定義することで、幅広い環境における自動運転を可能にすることを目指しています。




SAEで定義された自動運転レベルに対する「レベル 4+」の概念的な位置づけ
「レベル4+」のシステム機能は、動的運転操作(Dynamic Driving Tasks:DDT)を人間に依存しない点は従来のレベル4と同様です。一方で、戦略上の機能(Strategic Functions)においては、外部の人間からの助言や路側機などからの入力を受け入れることで、対象運行領域(Target Operational Domain : TOD)内に含まれる環境変化に対しても柔軟に対応できる構造となっています。戦術上の機能(Tactical Functions)および操作上の機能(Operational Functions)は引き続きシステムが主体となり、安全性の担保も自律的に実行されます。たとえば、走行中に人間が経路を調整し、ODDとTODが整合するようシステムに戦略的な方向性を与えるといった運用が想定されます。




「レベル4+」に関連する戦略上・戦術上・操作上の機能の模式図
End-to-End AIモデルは、データ中心型AIを象徴するアプローチであり、既存の安全工学や人間機械協調技術との併用によって、「レベル4+」の実現を支える重要な要素となり得ます。ただし、膨大な学習データを必要とするうえ、意思決定の根拠がブラックボックス化しやすく、安全性の証明や一般化性能の評価が難しいといった課題を抱えています。そのため、実環境での展開には、モデルの構造的透明性と検証可能性を備える新たなアーキテクチャが求められています。
協業の概要
ティアフォーとCMUは、「Autoware」を基盤とする次世代自動運転システムを共同開発し、「レベル4+」の実現に向けて、スケーラビリティ、説明可能性、安全性のさらなる強化を図ります。両者は、End-to-End AIモデルのモジュール化と、従来型ロボティクス技術との高度な統合を通じて、相互運用可能なハイブリッドアーキテクチャを設計します。
特に、End-to-End AIの推論過程を可視化する中間表現の導入や、未知の状況において最小リスク動作(Minimum Risk Maneuver:MRM)への移行を支える状況認識能力の強化など、実装上の重要課題に取り組みます。これにより、意思決定プロセスの透明性と根拠の検証可能性を確保し、実運用における説明責任、安全性評価、法規制対応に対応した自動運転アーキテクチャの確立を目指します。




「レベル4+」の実現に向けたハイブリッドアーキテクチャの構成要素
本プロジェクトは3年間の計画で進められ、初年度には「Autoware」ベースの自動運転機能を搭載したリファレンス車両を開発し、東京とピッツバーグにて実証走行を行います。この車両は、実環境でのデータ収集やクローズドループによる検証・評価、公道での実証実験に活用され、得られた知見は「Autoware」およびオープンソースコミュニティに還元されます。
2年目以降は、ハイブリッドアーキテクチャの実用化に向けたシステム安全技術の確立に取り組み、自動運行装置の認可や特定自動運行の許可の取得に必要な安全性評価の体制整備を進めることで、信頼性の高い社会実装を支える基盤技術の確立を目指します。
ティアフォー 代表取締役CEO 加藤真平のコメント
今回の協業は、最先端のAIとロボティクスの技術的強みを結集し、より安全かつスケーラブルで、説明責任を果たせる自動運転システムの構築に向けた大きな一歩です。カーネギーメロン大学との連携を通じて、Autowareの進化を加速させるとともに、オープンソースの価値を広く社会に届け、モビリティの未来を共に創造していきます。
カーネギーメロン大学 ジョージ・ウェスティングハウス記念教授 Raj Rajkumarのコメント
モジュール化されたEnd-to-End AIとロボティクス技術の統合は、「レベル4+」の実現に向けた重要なマイルストーンです。本協業を通じて、自動運転におけるAI活用の理解を深め、より安全かつ効率的なシステム展開を実現していけると確信しています。
*AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。
ティアフォーについて

TIER IV(ティアフォー)

は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「

Autoware

」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
カーネギーメロン大学について
カーネギーメロン大学は、米国ペンシルベニア州ピッツバーグに本拠を置き、グローバルに研究を行う私立大学であり、世界有数の教育機関として知られています。特に、コンピュータサイエンス、人工知能、機械学習、ロボティクス、演劇などの分野で世界をリードしています。2007年には同大学のTartan Racingチームが国防高等研究計画局(DARPA)主催のアーバンチャレンジで優勝し、今日の自動運転業界の道を切り拓きました。
Safety21について
Safety21は、より安全で効率的な交通ネットワークへの変革を目指し、カーネギーメロン大学を主導機関とし、安全性に関する全米大学交通センターとして米国運輸省によって設立されました。交通分野における新しい技術や革新的なトレンドを活用し、最先端技術の研究開発や実装、政策立案の支援を行っています。また、安全性、イノベーション、経済成長を軸に、自動運転、コネクテッド、電動化、シェアリングに必要な技術の実装に向けて、人材育成や教育プログラムを構築しています。
Raj Rajkumarについて
カーネギーメロン大学電気工学科のジョージ・ウェスティングハウス記念教授であり、コネクテッドカーおよび自動運転技術分野における先駆者として知られています。米国運輸省による全米大学交通センターのSafety21および同大学のMetro21スマートシティ研究所を統括しています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】

https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
お問い合わせ先
Media Contact
pr@tier4.jp
ティアフォー、The Autoware Foundationを設立 自動運転OSの業界標準へ
2018年12月10日 2時
株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:武田一哉、以下ティアフォー)は、米Apex.AIおよび英Linaroと共同で自動運転OSの業界標準を目指す世界初の国際業界団体「The Autoware Foundation」(所在地:東京都文京区、代表理事:加藤真平、以下AWF)を設立します。
誰でも無償で使える自動運転OSとして国際的に導入が広がる国産の「Autoware(オートウェア)」を世界で一層普及させ、国や企業を問わず自動運転の早期実現が促されるよう参画企業が一丸となって実用化に取り組みます。