株式会社ナカジマアートの情報

東京都中央区銀座5丁目5番9号

株式会社ナカジマアートについてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は中央区銀座5丁目5番9号になり、株式会社レイアが近くにあります。法人番号について「9010001053013」になります。
株式会社ナカジマアートに行くときに、お時間があれば「アーティゾン美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
ナカジマアート
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目5番9号
google map
推定社員数
1~10人
地域の企業
3社
株式会社レイア
中央区銀座8丁目8番5号陽栄銀座ビル3階
株式会社J-フォース
中央区銀座4丁目13番3号
株式会社アールズ
中央区銀座3丁目4番16号
地域の観光施設
3箇所
アーティゾン美術館
中央区京橋1-7-2
国立映画アーカイブ
中央区京橋3-7-6
中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」
中央区明石町12番1号(中央区保健所等複合施設6階)
法人番号
9010001053013
法人処理区分
新規

“画風をもたない” 孤高の日本画家・堀文子、1960年代の実験的作品が一堂に ──「堀文子のデカルコマニー」展 銀座のナカジマアートで5月29日(木)より開催
2025年05月22月 12時
“画風をもたない” 孤高の日本画家・堀文子、1960年代の実験的作品が一堂に ──「堀文子のデカルコマニー」展 銀座のナカジマアートで5月29日(木)より開催
画家・堀文子が挑んだ、心象と偶然が織りなすデカルコマニーの表現




《おんな》堀文子 1965年 65.0×90.0cm (C)一般財団法人堀文子記念館
生涯を通じて変化を恐れず、自らの表現を追求し続けた日本画家・堀文子。
その知られざる創作の一章である“デカルコマニー作品”に焦点を当てた初の展覧会が、銀座・ナカジマアートにて5月29日より開催されます。開廊30周年を記念する本展では、1960年代に制作された代表作をはじめ、未発表作や書籍の挿絵も含めた貴重な作品群をご紹介いたします


ナカジマアートHP

「自分の内部、人生が絵になりそうだと思って、やれるならやろうと決心したんです。いままでの体験を絵に出せると思ったので──わたくしの中身から鬱積していたものが流れだしたように、いくらでも描けて、いくら描いても疲れないんですよ。」(雑誌『みづゑ』1965年より 堀文子 談)

2019年に100歳で逝去した日本画家・堀文子
若き日に喪失と旅を経て、たどり着いた心象風景とは
──
堀の作品は、作家自身が「画風をもたない」と語るように、時代とともに絶えず変化し続けてきました。その中でも特に異彩を放つのが、1960年代に制作されたデカルコマニー技法による作品群です。
堀は、1960年42歳のとき最愛の夫を亡くした喪失感から脱するため、約2年半にわたり海外を放浪します(訪問国:エジプト、ギリシャ、イタリア、フランス、アメリカ、メキシコ)。長い旅を終えて帰国後、カルチャーショックから一時は絵を描くことができなくなりましたが、やがてデカルコマニーという技法に出会い、その偶発性に惹かれて心象風景を描くようになります。
デカルコマニーは、紙と紙の間に絵の具を挟み、圧力をかけることで偶然に生まれる模様を用いた表現技法です。意図せず現れる地層のような模様、空白、いびつな形は、不思議な世界を生み出し、鑑賞者の想像力を刺激します。この制作体験について堀は、「自分の中に溜まっていたものが流れ出すように、いくらでも描けた」と語っています。
この技法は、海外滞在中に訪れたメキシコの印象をもとに描かれた大作《チアパスの夜》(1966年)や、《魔王の館》(1964年)などにも用いられ、1965年に日本橋高島屋で開催された初個展「堀文子作品展」に多数出品されました。しかし当時の堀のインタビューで、これらのデカルコマニー作品について「明らかに売れない」と話しており、作品の多くは堀のアトリエに長い間保管されていたのです。
本展では、その初個展に出品された作品に加え、未発表の作品や書籍の挿絵に使用された作品も展示いたします。これまであまり知られてこなかった堀文子の新たな一面を、ぜひご高覧ください。
「今のわたくしは、たいへんいいコンディションにいるので、かえって悲惨な絵が描けるんでしょうね。いちばん悲惨だったころに、肯定的な絵をかいていたんですから、面白いものです。」(雑誌『みづゑ』1965年より 堀文子 談)
展示作品には初公開の作品も多数




《デカルコマニ―》堀文子 1965年 24.6×16.8cm (C)一般財団法人堀文子記念館




挿絵使用作品 堀文子 1965年頃 20×12cm (C)一般財団法人堀文子記念館




挿絵使用作品 堀文子 1965年頃 10.8×18cm (C)一般財団法人堀文子記念館
開催概要
展覧会名
開廊30周年記念 part.1 堀文子のデカルコマニー
会期
2025年5月29日(木)~6月18日(水)
営業時間
月~金 11:00~18:30 土 11:00~17:00
休廊日
日・祝 休廊
会場
ナカジマアート (

ナカジマアートHP


住所
東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階
(東京メトロ 銀座駅 B3出口より 徒歩3分)
出品数
十数点
入場料
無料
堀文子(ほり・ふみこ)
1918年、東京・麹町平河町に生まれる。女子美術専門学校(現・女子美術大学)卒業。在学中より、日本画の核心を目指す「新美術人協会」に出品し、戦後も創造美術、新制作協会日本画部、創画会といった革新的なグループで活動を続けた。1952年、第2回上村松園賞を受賞。新しい時代の日本画を担う若手作家として注目を集める。
1961年には、約2年にわたる海外放浪の旅へ出発。以後、感性が鈍ることを恐れ、堀は、「一所不住」(自身の造語)を信条とし、神奈川県大磯町、長野県軽井沢町、そして69歳でイタリア・アレッツォへと拠点を移していった。
画家のみならず、エッセイストとしても知られ、画文集やエッセイを多数発表。その生き方や言葉は、多くの人々の共感を呼び続けている。
生涯現役にこだわり、1997年(78歳)から2016年(98歳)まで、ナカジマアートにて毎年新作展「堀文子 現在(いま)」を開催。自然への畏敬や生命の不思議への感動を抱き続け、独自の感性と表現によって多彩な作品を生み出した。2019年、100歳で永眠。
近年では全国各地で回顧展が開催されている。
詳細:

一般財団法人堀文子記念館 HP

[関連イベント]『デカルコマニー 体験教室』開催決定!!
堀文子が夢中になったデカルコマニーの技法を挑戦してみませんか?
開催日時
6月13日(金)・14日(土) 各日 13:00~15:00
参加費
¥1,500(税込)
定員
各回6名
会場
ナカジマアート
東京都中央区銀座5-5-9 アベビル5階
(東京メトロ 銀座駅 B3出口より 徒歩3分)
※展覧会の会場は3階になります。
申込方法
5月29日(木)より、
TEL(03-3574-6008)または
E-mail(info@nakajima-art.com)にて受付
詳細はナカジマアートまでお問い合わせください。(HP:

ナカジマアート



開廊30周年を迎えたナカジマアートで、今後開催される開廊記念企画展
1995年に銀座に開廊し、今年で30周年を迎えるナカジマアートは、Part.1「堀文子 デカルコマニー」を皮切りに、これまで収集してきた作品を一堂に集めた「ナカジマアート開廊30周年記念企画展」を開催いたします。Part.2「東山魁夷 版画 海と山」では、版画《海と山》シリーズ全10点を、当ギャラリーで初めて展示します。Part.3「日本画家の挿絵」では、武部雅子が辻原登著の小説『卍どもえ』の挿絵を手がけた原画をはじめ、新聞や雑誌に描き下ろした挿絵原画の数々をご紹介します。Part.4「ナカジマアートコレクション展」では、小磯良平、小林古径といった巨匠による名品のほか、近年活躍する作家による挑戦的な作品、そして初公開となる貴重な作品も多数展示販売いたします。
30年の歩みをお楽しみいただける本企画、どうぞお見逃しなく。
ナカジマアート開廊30周年記念企画
展覧会名
会期
開廊30周年記念 part.1
「堀文子のデカルコマニ―」
2025年5月29日(木)~6月18日(水)
月~金 11:00~18:30 土 11:00~17:00
日・祝 休廊
開廊30周年記念 part.2
「東山魁夷 版画 海と山」
2025年6月26日(木)~7月9日(水)
月~金 11:00~18:30 土 11:00~17:00
日・祝 休廊
開廊30周年記念 part.3
「日本画家の挿絵」
展示作家:海老洋 竹内浩一 武部雅子
王培
2025年7月17日(木)~8月6日(水)
月~金 11:00~18:30 土 11:00~17:00
日・祝 休廊
開廊30周年記念 part.4
「ナカジマアート コレクション展」
展示作家:小磯良平 小林古径 坂部隆芳
智内兄助 手塚雄二 長谷川利行 宮北千織
村岡貴美男 王培 他
2025年8月28日(木)~9月17日(水)
月~金 11:00~18:30 土 11:00~17:00
日・祝 休廊
今後の予定の詳細はナカジマアートHPにて随時更新致します。(HP:

ナカジマアート


会場となるナカジマアートについて
株式会社ナカジマアート は、銀座五丁目・西五番街を拠点とする画廊で、絵画、特に日本画を中心に取り扱っております。
1995年の開廊以来、日本画の魅力を広く伝える場 として、巨匠から若手まで幅広い作家の作品を紹介してまいりました。開廊当初より、新作展を開催していた日本画家 堀文子をはじめ、片岡球子、平山郁夫 など、日本画の歴史を築いてきた作家の作品を扱ってきました。
近年では、若手作家の新たな挑戦の場として、企画展を開催し、次世代の日本画を支える取り組みも行っております。
2025年で開廊30周年を迎えたナカジマアート。これからも日本画の魅力を発信し、伝統と革新を共存させる画廊として歩んでまいります。

12年の沈黙を破り、松井冬子「懼怖(おそれ)の時代」展 2025年3月14日に開幕。ブリタニカ百科事典が選ぶ“地獄の十景”――《終極にある異体の散在》、特別展示決定。
2025年03月04月 10時
12年の沈黙を破り、松井冬子「懼怖(おそれ)の時代」展 2025年3月14日に開幕。ブリタニカ百科事典が選ぶ“地獄の十景”――《終極にある異体の散在》、特別展示決定。
生と死、恐怖と美――その境界を超えて。松井冬子が世界を揺るがす、新たなステージへ。




松井冬子《終極にある異体の散在》2007 絹本着色、軸  124.3cm×97.4cm 作家蔵 (C)Fuyuko MATSUI
250年の歴史を誇る世界的なブリタニカ百科事典の哲学と宗教の領域の中で、ボッティチェリ、ミケランジェロ、ヤン・ファン・エイク、ブリューゲル、ヒエロニムス・ボスといった巨匠たちと並び、松井冬子の《終極にある異体の散在》(2007)が、地獄の十景の一作として紹介されました。本展では、この作品も特別に展示致します。
現存の作家で、さらに女性、アジア人として紹介されているのは松井冬子だけです。
(Ten Depictions of Hell | History, Art, Dante, Divine Comedy, & Facts | Britannica)

http://www.nakajima-art.com

“確かな日本画の技法で、西欧の解剖学的リアル、インドのミニアチュールも彷彿とさせる物語性を併せ持つ。特に、女の忍受力が崩壊する瞬間、その永遠に続く瞬間を描いている。”
松任谷 由実(シンガーソングライター)
“松井冬子は、日本伝統の表現を世界の芸術と融合することで真に独創的な絵画を創造したまことに傑出した芸術家。時代と文化を超える芸術の深淵と豊穣が哲学的な探究と共存し、普遍に到達した稀有な存在。その作品は観る者を果てしなく魅惑し続ける。”
山里勝己(PhD 、英米文学、前名桜大学学長)





松井冬子《 被観察者 》(部分)2025(新作) 絹本着色 80.5cm×59cm (C)Fuyuko MATSUI
2025年、画家・松井冬子が新たに始動します。
痛み、恐怖、狂気、ナルシシズム、性、生と死などをテーマに、挑発的とも言える作品を制作し、アートの世界に衝撃を与えてきた松井冬子。その活動は多くのメディアで紹介され、国内外で注目を集めました。2011年には横浜市美術館で「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」を開催し、106点に及ぶ作品が出品され、それまでの画業の全貌を俯瞰する個展となりました。
2014年には、新宿瑠璃光院白蓮華堂障壁画を制作するため、表舞台から姿を消し、十年の歳月を費やして、代表作となる四十八枚の障壁画《生々流転》を描きました。
その間、松井冬子は人生の様々な分岐点を迎えながら、画家としての新たなステージに立つ準備を進めてきました。
そして、新たな境地に立つ松井冬子の舞台となる個展が、銀座・ナカジマアートで12年ぶりに開催されます。今展では、新たなステージ「懼怖(おそれ)の時代」を迎えた松井冬子の新作を発表するとともに、ブリタニカ百科事典で紹介された地獄の十景《終極にある異体の散在》(2007年)も特別展示いたします。本作は、14年ぶりの一般公開となります。
「懼怖(おそれ)の時代」について 松井 冬子
かつて私は「痛覚」を主題に制作を行っていましたが、現在は「おそれる」という感覚により深く向き合っています。この「おそれる」とは、日常に潜む不安や緊張、さらには過剰な執着を象徴するものであり、しばしば現実世界を虚偽的なものとして認識させる要因にもなり得ます。このような感覚の変化を通じて、自らの制作や意識のステージが「痛覚の時代」から「懼怖(おそれ)の時代」へと移行したと感じています。




(C)Satoshi Saïkusa
松井冬子(まつい・ふゆこ)静岡県森町出身。2007東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程 美術専攻日本画研究領域修了。日本画科の女性としては初めての博士号(美術)取得。2011年「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」(横浜美術館)2018年 松井冬子《生々流転》公開(新宿瑠璃光院白蓮華堂)。他、2011年 第62回NHK紅白歌合戦ゲスト審査員、2014年日本で最も影響力のある100人 (日経ビジネス)、2015年 東京2020 エンブレム委員会委員(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)など多方面で活躍。
展覧会概要
[展覧会名] 松井冬子「懼怖(おそれ)の時代」展
[会期] 2025年3月14日(金)~ 4月3日(木)11:00-18:30
休廊日:3月20日(木・祝)・30日(日)
[会場] ナカジマアート
〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階・5階
TEL:

03-3574-6008

FAX:

03-3574-0057


http://www.nakajima-art.com

[入場料] 無料
[出品数] 約10点
会場となるナカジマアートについて
株式会社ナカジマアート は、銀座五丁目・西五番街を拠点とする画廊で、絵画、特に日本画を中心に取り扱っております。
1995年の開廊以来、日本画の魅力を広く伝える場 として、巨匠から若手まで幅広い作家の作品を紹介してまいりました。開廊当初より、新作展を開催していた日本画家 堀文子をはじめ、片岡球子、平山郁夫 など、日本画の歴史を築いてきた作家の作品を扱ってきました。
近年では、若手作家の新たな挑戦の場として、企画展を開催し、次世代の日本画を支える取り組みも行っております。
2025年で開廊30周年を迎えたナカジマアート。これからも日本画の魅力を発信し、伝統と革新を共存させる画廊として歩んでまいります。




株式会社 ナカジマアート
〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3F
TEL:

03-3574-6008

FAX:

03-3574-0057

E-mail:info@nakajima-art.com
HP:

http://www.nakajima-art.com