株式会社ファンペップの訪問時の会話キッカケ
株式会社ファンペップに行くときに、お時間があれば「富士正晴記念館(茨木市立中央図書館併設)」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
こんな素敵な日にお会いできて嬉しいです。
彩都西駅の近くにオススメのお店はありますか
富士正晴記念館(茨木市立中央図書館併設)が近くのようですが、どのくらい時間かかりますか
株式会社ファンペップで働くの楽しそうですね
」
google map厚い雲
気温17.54度
(06月09日 00時取得:Openweathermap)
大阪モノレール彩都線の豊川駅
大阪モノレール彩都線の阪大病院前駅
阪急千里線の北千里駅
2025年05月19月 16時
AI創薬による特殊ペプチド創薬研究開始のお知らせ
2025年04月23月 16時
アレルギーワクチンの臨床試験における被験者への投与開始のお知らせ
2025年04月17月 16時
フランスの公的研究機関BIOASTERと抗体誘導ペプチドに関する共同研究
2025年03月31月 16時
機能性ペプチド「SR-0379」の追加第III相臨床試験における被験者へ
2025年03月19月 12時
株式会社ファンペップ(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:三好 稔美)が、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチドFPP004X)の物質特許(以下、「本特許」)が日本において成立し、この度、特許庁から特許公報が発行されましたのでお知らせします。
本特許は、FPP004Xの用途(対象疾患)にかかわらず、物質そのものを広く保護する物質特許です。
【発明の名称】
抗IgE抗体誘導用ワクチン組成物
【出願人】
国立大学法人大阪大学(注)、株式会社ファンペップ
【特許番号】
7678465
(注)当社は、本特許について国立大学法人大阪大学から独占的な実施権の許諾を受けています。
花粉症は、スギやヒノキ等の植物の花粉に対する過剰なアレルギー反応を起こすアレルギー疾患です。代表的な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどです。
日本国内の全国疫学調査による有病率 ※iは、2019年に花粉症全体で42.5%、患者数の多いスギ花粉症で38.8%と高く、またそれぞれ10年前(2008年)と比較して10%以上上昇しています。花粉症を含むアレルギー性鼻炎の医薬品(内服薬)市場は約1,700億円(2019年)※iiです。
このため、政府は、国民病とも言われ、多くの国民を悩ませ続けている花粉症を社会問題として捉え、花粉症対策に取り組んでいます。
抗体誘導ペプチドFPP004Xは、体内でIgE(Immunoglobulin E)に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するアレルギーワクチンです。IgEは、体内に入った異物を排除する働きを持つ抗体の一種で、花粉等の原因物質(アレルゲン)に結合するとアレルギー反応を引き起こします。FPP004Xは、免疫細胞に抗IgE抗体を一定期間産生させることから、アレルギーに対する持続的な効果が期待されます。この特長を活かし、当社は、花粉症を第一の適応症として、花粉飛散前に投与することでシーズンを通して症状を緩和できる、患者様にとって利便性の高い新しい治療選択肢を提供することを目指しています。
FPP004Xに関しては、2024年3月に塩野義製薬株式会社との間でオプション契約を締結しており、同社は、全世界での全疾患に対する独占的研究開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有しております。
本特許の成立は、日本での本特許の実施について独占排他権が認められたことを意味し、FPP004X開発プロジェクトを強力にサポートするものです。
※i 松原 篤他. 鼻アレルギーの全国疫学調査2019(1998年, 2008年との比較): 速報 -耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として-. 日耳鼻 2020;123:485-490.
※ii 花粉症に関する関係閣僚会議「花粉症対策(厚生労働省)」
株式会社ファンペップ(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:三好 稔美)は、この度、三井物産株式会社の完全子会社である株式会社ゼウレカ(東京都港区、代表取締役社長:務台 明子、以下「ゼウレカ」)との間で、将来的なファンペップ・ゼウレカ間での共同研究に向けてAI創薬支援コンサルティング契約を締結し、AI創薬による特殊ペプチド創薬研究(以下「本研究」)を開始しましたのでお知らせします。
当社は、独自のペプチド技術を用いた製品開発を通して社会課題の解決を目指し、事業を推進しております。現在、大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性ペプチド「AJP001」を強みとして展開する抗体誘導ペプチド(ペプチド治療ワクチン)プロジェクトと機能性ペプチド「SR-0379」を中心とした研究開発を進めております。
ゼウレカは、保有するスーパーコンピューターや計算創薬技術を用いて、AIや大規模の分子動力学シミュレーションを活用して構築・最適化したリガンドとタンパク質の複合体構造提示や、超大規模なバーチャルスクリーニングなどの幅広いAI創薬支援サービスを提供しております。本研究は、AI創薬支援サービスを展開するゼウレカのアドバイスの下で実施いたします。
当社は、2024年8月からゼウレカとの研究委託契約に基づき、抗体誘導ペプチドのAI創薬研究を実施しておりますが、特殊ペプチド創薬に関する本研究においても、同社のAI創薬支援サービスを活用して実施いたします。また、本研究の後半でのゼウレカとの共同研究契約締結を視野に入れて、共同で研究を推進していく予定です。
なお今回、次世代創薬技術として期待されている特殊ペプチド(非天然アミノ酸を含む環状ペプチド)※iを用いた創薬分野の研究を拡大するため、mRNAディスプレイ法を活用した特殊ペプチドの探索サービス ※iiを提供する富士フイルム和光純薬株式会社(大阪市中央区、代表取締役社長:吉田 光一、以下「富士フイルム和光純薬」)と特定の標的分子に強く結合する特殊ペプチドを探索する研究委託契約を締結しました。
※i
特殊ペプチド(非天然アミノ酸を含む環状ペプチド
)
低分子医薬品(分子量:約0.5千)と高分子医薬品(分子量:抗体の場合は約15万)の間の大きさの中分子医薬品(分子量:1~3千)であるペプチド医薬品は、低分子医薬品では結合できない標的分子を対象とすることができること、さらに特殊ペプチド(非天然アミノ酸を含む環状ペプチド)医薬品は、高分子医薬品より安定性や組織浸透性が高いことなどから、従来のモダリティ(創薬技術)では狙えない標的分子を対象にする創薬研究が可能であり、次世代のモダリティとして期待されています。
※ii
特殊ペプチド探索サービス
非天然アミノ酸を含む大規模なペプチド群(数十兆種)から、特定の標的分子に対して強固に結合する特殊ペプチドを探索し、ペプチド酵素合成・評価技術を活用することで、迅速かつ効率的に多様な種類の特殊ペプチドを取得するサービス。詳細については、以下をご覧ください。
https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/custom_service/products/95372.html
【株式会社ゼウレカ】
所在地 :東京都港区虎ノ門3丁目2番2号
設立 :2021年11月1日
株主 :三井物産株式会社(100%)
事業内容:1.AI創薬支援サービスの提供
2.共同研究による創薬を目的とした研究開発
3.計算環境(スーパーコンピューター)の提供(Tokyo-1事業)
HP :
https://xeureka.co.jp/
【富士フイルム和光純薬株式会社】
所在地 :大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番2号
設立 :1922年6月5日
株主 :富士フイルム株式会社(100%)
事業内容:試薬、化成品ならびに臨床検査薬の製造・販売
HP :
https://www.fujifilm.com/ffwk/ja
~「国民病」とも言われる花粉症を対象とする治療ワクチンを開発~
株式会社ファンペップ(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:三好 稔美)は、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチドFPP004X)の第I相臨床試験(以下「本試験」)を本年3月に開始し、この度、最初の被験者へ治験薬を投与しましたのでお知らせします。
本試験は、健康成人及び季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の患者様を対象に、FPP004Xの安全性、忍容性及び免疫原性(抗体産生)を主に評価します。
花粉症は、スギやヒノキ等の植物の花粉に対する過剰なアレルギー反応を起こすアレルギー疾患です。代表的な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどです。
日本国内の全国疫学調査による有病率 ※iは、2019年に花粉症全体で42.5%、患者数の多いスギ花粉症で38.8%と高く、またそれぞれ10年前(2008年)と比較して10%以上上昇しています。花粉症を含むアレルギー性鼻炎の医薬品(内服薬)市場は約1,700億円(2019年)※iiです。
このため、政府は、国民病とも言われ、多くの国民を悩ませ続けている花粉症を社会問題として捉え、花粉症対策に取り組んでいます。
抗体誘導ペプチドFPP004Xは、体内でIgE(Immunoglobulin E)に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するアレルギーワクチンです。IgEは、体内に入った異物を排除する働きを持つ抗体の一種で、花粉等の原因物質(アレルゲン)に結合するとアレルギー反応を引き起こします。FPP004Xは、免疫細胞に抗IgE抗体を一定期間産生させることから、アレルギーに対する持続的な効果が期待されます。この特長を活かし、当社は、花粉症を第一の適応症として、花粉飛散前に投与することでシーズンを通して症状を緩和できる、患者様にとって利便性の高い新しい治療選択肢を提供することを目指しています。
本試験は、健康成人及び季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の患者様を対象に、FPP004X又はプラセボを4週間間隔で2回又は3回反複投与した場合のFPP004Xの安全性、忍容性及び免疫原性(抗体産生)を主に評価します。
本試験は、健康成人を対象とするパート1と季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の患者様を対象とするパート2から構成されています。パート2では、スギ花粉に対する反応を確認するため、一定濃度の花粉を人工的に飛散させた花粉曝露室を用いた試験を行う予定です。
FPP004Xに関しては、2024年3月に塩野義製薬株式会社との間でオプション契約を締結しており、同社は、全世界での全疾患に対する独占的研究開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有しております。
※i 松原 篤他. 鼻アレルギーの全国疫学調査2019(1998年, 2008年との比較): 速報 -耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として-. 日耳鼻 2020;123:485-490.
※ii 花粉症に関する関係閣僚会議「花粉症対策(厚生労働省)」
~ヒトB細胞免疫応答(抗体産生)のin vitroアッセイ法の最適化研究~
株式会社ファンペップ(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:三好 稔美)は、この度、フランスの感染症及び微生物学分野の最先端の公的研究機関であるBIOASTER(本社:フランス・リヨン市、CEO:Dr. Xavier Morge、以下「バイオアスタ―」)との間で、抗体誘導ペプチド(治療ワクチン)の抗体産生に関するin vitroアッセイ法の最適化について、共同研究契約を締結しました。本共同研究では、バイオアスタ―のアッセイ法開発及び技術移転の専門知識を活用して、ファンペップのワクチン候補の評価法開発を行います。
当社の抗体誘導ペプチド(治療ワクチン)の開発において、ヒトでの抗体産生をin vitroの段階で予測することが成功の鍵を握っています。この戦略的アライアンスでは、バイオアスタ―の最先端技術とワクチン及び免疫学における専門知識をファンペップ独自の抗原設計技術と組み合わせ、抗体機能評価において重要な一歩を示します。この共同研究は、異なるHLA分子を持つさまざまな個人におけるファンペップの抗体誘導ペプチドの免疫応答を予測することを目的としています。そして、ファンペップの抗体誘導ペプチド技術のイノベーションに基づき、炎症性及びアレルギー性疾患に対する治療ソリューションを提供する新しい治療用ワクチンの道を開きます。
この提携形態での共同研究プロジェクトは速やかに開始される予定であり、両者は免疫学及び治療用ワクチンにおける共通の目標を達成するために、リソースと専門知識を投下する予定です。
バイオアスタ―のCEO、Xavier Morgeは、「ファンペップと提携し、製品開発に必要な重要なアッセイを改善することで、臨床試験に最適な候補を評価・選定するのを支援できることを嬉しく思います。これは、治療用ワクチンの分野で活躍するダイナミックな企業と協力する機会です。」と述べました。
当社代表取締役社長の三好稔美は、「ワクチンおよび免疫学における豊富な知識と技術を有する研究機関であるバイオアスターと共同研究を行うことができ、大変光栄に思います。この共同研究を通じて、治療用ワクチンの効果的かつ効率的なスクリーニングを実現することを目指しています。」
【バイオアスタ―について】
バイオアスタ―は、フランス政府及び民間企業により2012年に設立された非営利財団であり、微生物学、ワクチン、免疫学の最新の課題に対応するための独自の技術革新モデルを開発しています。バイオアスタ―は、高価値の技術革新を使用及び開発し、集団及び個別化医療のための医療ソリューションの開発を加速させています。
バイオアスタ―の目的は、国際的な学術及び産業企業と共同プロジェクトに取り組み、医療業界のための革新的な技術を開発及び改善することです。
主要な数字:
・ 4つの専門分野:抗菌剤、診断、微生物叢、ワクチン
・ BSL2及びBSL3の実験室(リヨン及びパリ)
・ 100人以上の従業員(80%が科学専門家、17の国籍)
・ 400以上の研究契約(107の民間パートナー、54の公的パートナーを含む)。
13の助成金及び欧州プロジェクト。
HP :www.bioaster.org
株式会社ファンペップ(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:三好 稔美)は、皮膚潰瘍を対象疾患として開発中の機能性ペプチド「SR-0379」の追加第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-02試験、以下「02試験」)を昨年12月に開始し、この度、最初の被験者へ治験薬を投与しましたのでお知らせします。
SR-0379は、20個のアミノ酸からなる機能性ペプチドの開発化合物です。
皮膚のバリア機能が欠損して様々な細菌が創面に付着している皮膚潰瘍の治療には、細菌、感染のコントロールが重要です。SR-0379は、血管新生や肉芽形成促進による創傷治癒促進作用に加え、抗菌活性を併せ持つことが強みです。また、簡便な投与方法(常温保存可能なスプレー剤)であることから、幅広い皮膚潰瘍の患者様に使用されることが期待されます。
当社は、SR-0379の開発により、高齢化社会を迎え重要性が増している褥瘡や糖尿病性潰瘍等の皮膚潰瘍の早期回復を促進し、患者様のQOL向上に貢献することを目指しております。
SR-0379の開発は、現在、塩野義製薬株式会社と当社の共同開発により日本で進めております。
2021年6月から皮膚潰瘍患者を対象とする第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-01試験、以下、「01試験」)が実施されました。その結果、事後部分集団解析(潰瘍サイズ(長径×短径)36cm2未満)において、主要評価項目「外科的処置に至るまでの日数」の統計学的有意な改善を確認することができました。また、治験薬と因果関係がある有害事象はなく、SR-0379の高い安全性が確認されました。(01試験結果の詳細は、2024年7月5日公表の「機能性ペプチド「SR-0379」の追加第III相臨床試験実施のお知らせ」をご参照ください)。
02試験はプラセボ対照二重盲検比較試験であり、上記の01試験で効果がみられた皮膚潰瘍患者(潰瘍サイズ(長径×短径)36cm2未満、目標症例数:142例)を対象に、SR-0379又はプラセボを二重盲検下で1日1回、28日間投与した際の有効性及び安全性を検討します。
株式会社ファンペップの情報
大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目7番15号
法人名フリガナ
ファンペップ
住所
〒567-0085 大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目7番15号
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅大阪モノレール彩都線の彩都西駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
1011001097115
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/06/03
プレスリリース
アレルギーワクチンの物質特許成立(日本)のお知らせ
アレルギーワクチンの物質特許成立(日本)のお知らせ
2025年05月19月 16時
アレルギーワクチンの物質特許成立(日本)のお知らせ
AI創薬による特殊ペプチド創薬研究開始のお知らせ
2025年04月23月 16時
AI創薬による特殊ペプチド創薬研究開始のお知らせ
アレルギーワクチンの臨床試験における被験者への投与開始のお知らせ
2025年04月17月 16時
アレルギーワクチンの臨床試験における被験者への投与開始のお知らせ
フランスの公的研究機関BIOASTERと抗体誘導ペプチドに関する共同研究契約を締結
2025年03月31月 16時
フランスの公的研究機関BIOASTERと抗体誘導ペプチドに関する共同研究契約を締結
機能性ペプチド「SR-0379」の追加第III相臨床試験における被験者への投与開始のお知らせ
2025年03月19月 12時
機能性ペプチド「SR-0379」の追加第III相臨床試験における被験者への投与開始のお知らせ