株式会社ベンチマークジャパンの情報

東京都千代田区霞が関1丁目4番1号

株式会社ベンチマークジャパンについてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は千代田区霞が関1丁目4番1号になり、近くの駅は霞ヶ関駅。日本未来科学研究所合同会社が近くにあります。また、法人番号については「8010701026310」になります。
株式会社ベンチマークジャパンに行くときに、お時間があれば「相田みつを美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
ベンチマークジャパン
住所
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1丁目4番1号
google map
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
東京メトロ丸ノ内線の霞ヶ関駅
東京メトロ日比谷線の霞ヶ関駅
東京メトロ千代田線の霞ヶ関駅
東京メトロ有楽町線の桜田門駅
地域の企業
3社
日本未来科学研究所合同会社
千代田区霞が関3丁目6番14号
合同会社CLF第10号
千代田区霞が関3丁目2番1号
合同会社KSパワー4
千代田区霞が関3丁目2番1号霞が関コモンゲート西館22階株式会社Kエナジー内
地域の観光施設
3箇所
相田みつを美術館
千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム地下1階
出光美術館
千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9F
東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1
地域の図書館
1箇所
千代田区立日比谷図書文化館
千代田区日比谷公園1-4
法人番号
8010701026310
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/02/15

20代の8割がダークモード利用、スマホ閲覧率UP|日本のメルマガ購読調査2023年度版
2023年10月31月 09時
日本のインターネットユーザーの71.3%がメルマガを購読。どのように読まれているのかを徹底調査!株式会社ベンチマークジャパンでは、2021年から「メールマガジンが日本のインターネットユーザーにどのように読まれているのか?」について、プライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれについて調査を行っています。今回の2023年度調査では「ダークモード」や「キャリアメールの利用状況」についても新たに設問を追加しています。
【調査結果サマリー】
日本のインターネットユーザーの71.3%がメルマガを購読
メルマガに期待するコンテンツ1位は「最新情報・ニュース」
メルマガ1通あたりを読むのにかける時間、1位は「30秒以上1分未満」
メルマガを読む時のメールソフト1位はGmail、2位はYahoo!メール
20代では8割以上がダークモードでメルマガを読むことがある
昨年に比べ、スマホでメルマガを購読する人が増加
メルマガ・LINE・SNSで情報収集する人の割合は昨年より増加、Facebookは減少
調査目的メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。
調査概要・調査方法 :インターネット調査・調査期間 :2023年8月18日~8月26日・対象者  :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代~60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)・有効回答数:4,324(事前調査)、763(本調査)
※本記事の全文は以下ブログ記事に掲載しております。
 グラフ画像の高解像度版が必要な方は、こちらより保存してご利用ください。
https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2023/
(事前調査)メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か?
「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかで、メルマガを最低1通以上受信しているか」について伺いました。(有効回答数4,324人)※有料のメルマガは含まない

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

全体の71.3%がメルマガを受信していると回答しました。昨年度は73.0%でしたので、比較すると1.7ポイント低下しています。また、年代が上がるにつれメルマガの購読率が上がっています。この傾向は昨年度も見られましたが、若い世代はSNSを活用している割合が比較的高く、情報収集のチャネルが分散しているためだと考えられます。
ここからは「プライベートと仕事用のメールアドレスでメルマガを1通以上受信している」と回答した方(763名)を対象に行った調査結果をダイジェストでお届けします。
メルマガを読む時間帯は?
メルマガを読む時間帯についての調査結果がこちらです。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

仕事用アドレス1位:12時~15時台(25.8%)2位:~9時台(23.8%)3位:10時~11時台(16.9%)
プライベート用アドレス1位:21時~23時台(24.3%)2位:19時~20時台(20.9%)3位:12時~15時台(19.1%)
仕事用アドレスの順位は昨年度と変わらず、朝から午後にかけて読んでいる人が多い結果となりました。昨年と比べると1位と2位の差が縮まりましたが、全体的な傾向は変わっていません。プライベート用アドレスでは、夜の時間帯を中心にメルマガが読まれている結果となりました。また、「12時~15時台」が3位に入っており、昼から午後にかけての時間帯も比較的多くの人がメルマガを読んでいることが分かりました。
メルマガ購読に利用されているメールソフトは?
「どのメールサービスを使ってメルマガを読んでいるか」について質問しました。(複数選択可)

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

仕事用アドレス1位:Gmail(昨年比-1.4ポイント)2位:Yahoo!メール(昨年比+0.2ポイント)3位:Outlook(昨年比-8.3ポイント)
プライベート用アドレス1位:Gmail(昨年比+1.1ポイント)2位:Yahoo!メール(昨年比-0.1ポイント)3位:Outlook(昨年比-7.8ポイント)
仕事用・プライベート用共に1位はGmail、2位はYahoo!メール、3位はOutlookとなりました。昨年と比較すると、プライベート用アドレスの順位は変わりませんでした。一方で、仕事用アドレスでは、昨年は2位がOutlook、3位がYahoo!メールだったため、2位と3位の順位が入れ替わっています。
また、GmailとYahoo!メールは昨年との差がそれぞれ±0.1~1.4ポイントに収まりましたが、Outlookは仕事用・プライベート用ともに8ポイント程度下がっていました。GmailとYahoo!メールのどちらかを使用する人が増えている傾向にあることが分かります。近年では業務効率化のツールとしてGoogle Workspaceを使う企業が増えていますが、その影響も多少はあるかもしれません。
さらに、上位3つのメールサービスの利用状況を年代別に見ると、以下のような結果となりました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

仕事用・プライベート用共に、20代のGmailの利用状況は8割前後と高く、年代が上がるにつれ利用者が減っていることが分かります。一方で、Outlookは年代が高い方が比較的利用者も多くなる傾向にありました。また、Yahoo!メールは30代が最も利用している結果となりました。
仕事用のアドレスに注目してみると、20代~40代までは1位がGmail、2位はYahoo!メール、3位がOutlookという順位でしたが、Outlookは50代では2位となり、60代では1位でした。
スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか?
スマホとPCのどちらでメルマガを読んでいるかについて調査しました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

※年代別の結果では、傾向を分かりやすく見るため「スマホのみ」「両方だが、スマホが多い」のいずれかを回答したグループと、「PCのみ」「両方だが、PCが多い」のいずれかを回答したグループの2つに分けています。
全体の結果
昨年と比較すると、「スマホのみ」と回答した人の割合が増えています。仕事用アドレスでは19.8%(昨年比+6.5ポイント)、プライベート用では27.3%(昨年比+7.8ポイント)でした。また、「PCのみ」の回答者は、仕事用アドレスでは24.1%(昨年比-0.9ポイント)、プライベート用では27.3%(昨年比-4.5ポイント)と、どちらも昨年から減少していました。
年代別の結果
仕事用・プライベート用問わず、若い世代ほどスマホで読む傾向が強く、年代が上がるにつれPCの割合が高くなっていることが分かります。
20~30代では、プライベート用だけでなく、仕事用のメールでもスマホで読む比率が7~8割程度と高めでした。仕事用アドレスではメルマガが読まれる時間帯の1位が「12時~15時台」、2位が「~9時台」という結果でしたが、朝の通勤時間やお昼の休憩時間中にスマホでメールをチェックする人が多い傾向にあるのかもしれません。
また、どの年代においても、仕事用に比べてプライベート用の方がスマホでの閲覧率が高い結果となりました。
【調査結果ダイジェスト】仕事用・プライベート用アドレスの比較(時間/ソフト/デバイス)

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

1日何通のメルマガを受信している?
1日あたり平均何通のメルマガを受信しているのかについて尋ねました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

昨年と大きくは変わらない結果となりました。仕事用もプライベート用も1位は「1~5通」、2位は「6~10通」でした。また、3位は「21通以上」となり、メールの受信通数は人によりばらつきのある傾向が見られます。
1日何通のメルマガを読んでいる?
受信しているメルマガのうち、「1日何通のメルマガを開いて読んでいるか」について尋ねました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

仕事用・プライベート用共に、1位は「1~5通」、2位は「6~10通」、3位は「1通未満」となりました。1位の「1~5通」が全体の約4割を占めており、前問の「受信しているメール通数」と比較すると、読者は興味のあるものを選んでメルマガを開封していることが分かります。
1通あたりどれくらいの時間をかけて読んでいる?
次は「メルマガ1通あたり、どのくらいの時間をかけて読んでいるか」についての質問です。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

仕事用・プライベート用共に1位は「30秒以上1分未満」、2位は「10秒以上30秒未満」、3位は「10秒未満」となりました。全体の約8割が1分未満となり、メルマガ1通あたりにかけている時間はそれほど長くないことが分かります。読者はメルマガの内容を数秒で確認し、気になるトピックがあれば多少時間をかけて読んだり、リンクをクリックするなどの行動を取っているのだと思われます。
【調査結果ダイジェスト】プライベート用アドレスの受信および購読状況

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

Gmailのプロモーションタブなどは見ている?
メルマガを読むのに使うメールサービス1位のGmailですが、Gmailの受信箱には「メイン」「新着」といったタブがいくつかあり、メール受信時に自動で振り分けられています。メール配信側としては、できるだけメインタブに届けたいと考える方も多いと思いますが、受信者は「メイン」以外のタブはどの程度チェックしているのでしょうか?
Gmailを利用している方に、「メイン」だけでなく「プロモーション」や「新着」など他のタブも開いて見ているかを尋ねてみました。

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※年代別の結果では「毎回見る」または「たまに見る」と回答したグループと、「見ることはない」または「メインタブ以外は非表示に設定している」と回答したグループの2つに分けています。
全体の結果
仕事・プライベート共に「毎回見る」の回答者が最も多く、「たまに見る」も含めると約8割がプロモーションや新着タブなどを閲覧している結果となりました。
年代別の結果
20代・30代は、9割以上がプロモーションや新着タブなどをチェックしていることがわかりました。
メルマガを開封するかどうかは何を見て決めている?
「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問の回答がこちらです。

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1位は「件名・タイトル」で51.5%(昨年比+0.7ポイント)、2位は「本文プレビュー」で20.7%(昨年比+2.5ポイント)、3位は「送信元名」で19.8%(昨年比+0.7ポイント)でした。
昨年と比率はほとんど変わらないものの、微差で2位と3位が入れ替わる結果となりました。GmailやAppleメールのスマホアプリでは本文プレビューがPCよりも目立つため、その影響もあるかもしれません。
メルマガを配信停止する理由は?
「どんな理由でメルマガを配信停止することが多いか?」について尋ねました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

「メルマガの内容に興味がなくなった(42.5%)」と「配信数が多すぎる(36.4%)」の2つが全体の8割近くを占める結果となりました。
メルマガに期待をしているコンテンツは?
配信停止理由の1位は「メルマガの内容に興味がなくなった」でしたが、読者はどんなコンテンツを期待してメルマガに登録しているのでしょうか。(複数回答可)

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

1位は「最新情報、ニュース」で60.2%、2位は「セール、クーポンなどお得な情報」で52.6%、3位は「ブランドやサービスが提供する商品の情報、カタログ、メニュー」で43.3%となりました。順位や比率は昨年とほとんど変わらない結果となりました。
配信停止をしたメルマガの配信頻度は?
配信停止をする理由についての質問では2位が「配信数が多すぎる」という結果でしたが、ここでは配信停止をしたメルマガが平均どのくらいの配信頻度だったかを尋ねました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

1位は「1日1通以上」で27.1%、2位は「週に4~6通」で26.5%、3位は「1日2通以上」で16.8%でした。
週に4通以上配信されているメルマガが7割以上を占めており、配信頻度が比較的高めのメルマガは配信停止がされやすい傾向にありそうです。一方で、「月に2~3通」や「週に1通」など、配信頻度が低めのメルマガについてもそれぞれ7%前後は配信停止がされています。
メルマガを配信停止する方法は?
どのような方法でメルマガの配信停止をすることが多いかについて尋ねました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

1位は「メール内の配信停止リンク・フォーム」で63.1%と、半数以上を占めました。続いて2位は「迷惑メール・スパム報告」で25.4%、3位は「送信者へ直接連絡」で7.1%となりました。
「迷惑メール・スパム報告」をされてしまうと、送信元ドメインの評価が下がり、今後のメルマガの到達率に悪影響をもたらすため、注意が必要です。「迷惑メール・スパム報告」をされてしまう原因としては、メールの配信停止方法が分かりづらかったり、配信停止リンクがメール内に設置されていなかったり、手続きが複雑であることなどが挙げられるでしょう。
メルマガは何日前までさかのぼって読んでいる?
次に「受信したメルマガはどれくらいさかのぼって読むことが多いか」について調査しました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

順位や割合は昨年とほとんど同じで、1位は「1日前でも読む」で32.6%、2位は「3日前でも読む」で25.8%、3位は「当日のメルマガしか読まない」で21.9%となりました。
半数以上が当日~1日前までのメルマガを読んでいる結果となりましたが、一方で「1週間以上前でも読む」と回答した人も8.5%います。メルマガ配信の効果測定を行う際は、1日程度で判断をせず、3日~1週間ほど時間をおいてみてもいいかもしれません。
ダークモードでメルマガを読むことは?
「ダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことはあるか」について尋ねました。
※ダークモードとは、ディスプレイやインターフェースを「明るい色の背景+暗い色の文字」から「暗い色の背景+明るい色の文字」へ変更できるデザイン機能のことです。普段は使用していない場合でも、バッテリーの消費を抑えたい時や夜間などに使用されることがあります。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

全体の結果
45.8%の人がダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことがあると答えました。
年代別の結果
若い世代ほどダークモードでメルマガを読む割合が高い結果となりました。
20代の8割以上がダークモードでメルマガを読むことがあると答えており、60代と比較すると70ポイント近くも使用率が高いことが分かります。
メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店の情報を見ている?
メルマガやLINE、Twitterなどのメディアやチャネルで、会社やお店に関する情報を見ることがあるかについて尋ねました。(複数回答可)
本年度は、2023年7月にリリースされた「Threads」も追加をして調査を行いました。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

全体の結果
全体の順位は昨年と同じで、「会社やお店に関する情報を見るチャネル」として最も多くの回答が集まったのはLINEで57.5%(昨年比+6.6ポイント)でした。続く2位はメルマガで49.3%(昨年比+3.5ポイント)、3位はTwitter(現:X)で41.5%(昨年比+0.6ポイント)でした。
また、昨年と比較すると、ほとんどのメディアで回答率が伸びていました。昨年比はInstagramが+5.0ポイント、Youtubeは+2.3ポイント、TikTokは+2.3ポイント、Pinterestは+2.4ポイントとなりました。今年リリースされた「Threads」も3.9%いました。
メルマガやLINE、 SNSを情報収集チャネルとして活用する人がさらに増えているように感じます。
一方で、昨年と比較して割合が減少したメディアはFacebook(昨年比-1.6ポイント)のみとなりました。また、「特にない」と回答した方も13.2%(昨年比-4.4%)と減少しています。
年代別の結果
昨年と同様に、LINEやTwitter(現:X)、Instagramは、20~30代の若い世代の方が比率が高い傾向がありました。LINEは20代が最も比率が高く、LINEとメルマガ以外のメディアに関しては、30代が最も高い結果となっています。
また、メルマガの比率に注目してみると、年代に関わらず4~5割前後が閲覧をしていることがわかります。
「特にない」と回答した方は年代が高くなるにつれて上がっており、若い世代ほどこれらのメディアを情報収集チャネルとして活用しているようです。
メルマガ、LINE、SNSなどから購入や予約をすることは?
一つ前の質問で「会社やお店に関する情報を見ることがある」と回答したメディアについて、さらに「実際に商品やサービスを購入したり、お店や施設・イベントの予約をするきっかけとなることがあるか」について質問をしました。以下は、「よくある」「たまにある」と回答をした方の合計です。

日本のインターネットユーザーの71.3%メルマガ

いずれのチャネルにおいても、8割~9割以上が商品の購入やお店の予約のきっかけになると回答をしました。
まと

半数以上が件名でミスをした経験ありと回答、失敗をしないための対策は?|メルマガ配信失敗調査2023
2023年05月24月 09時
メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版当社では「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」「コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版」など、日本国内のインターネットユーザーを対象に様々な調査を行っています。今回はメルマガ配信担当者の課題把握を目的として「メール配信業務における失敗談の調査」を行いました。
【調査結果サマリー】
93%がメルマガ配信業務で何らかの失敗を経験
失敗経験がある人の86%がお詫びメールや訂正メールを送信
失敗ランキング1位は「表示エラーや文字化けが起きた」
失敗を繰り返さないための対策1位は「チェック人数を増やした」、2位は「マニュアルやチェックリストを用意した」
約34%の人がメルマガ配信においてGmail等のBCC機能しか利用したことがない
調査目的
メルマガ配信担当者の課題を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため、メルマガ配信業務に関する失敗経験、失敗時のフォロー・対応や対策状況、配信業務における悩みなどについて業務経験がある方を対象に調査を行いました。
調査概要
・調査方法 :インターネット調査・調査期間 :2023年3月8日~3月23日・対象者  :メルマガ配信経験のある会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代~60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)・有効回答数:416
※本記事の全文は以下ブログ記事に掲載しております。
https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-operations-mistakes-survey-2023/
メールマガジンの配信方法について
最初に、どのシステムでメールマガジンを配信しているのか、配信方法について尋ねました。
Q. メールマガジンの配信方法を教えてください。過去に利用していたものも含め、あてはまるものをすべて選んでください。

メルマガ配信業務失敗談調査

結果はGmailやOutlookなど、一般的なメーラーのBCCを利用してメルマガを配信したことがある人が最も多く(65.9%)、続いて2位はメール配信システム(54.3%)となりました。MA、CRM、ECカートの配信機能を利用したことがある人は23.3%、自社開発システムは15.1%、そして「その他」の回答には「LINE」「サーバー上で使える無料メールサービス」などがありました。
また、回答者の中で「BCC機能による一斉配信のみ利用したことのある人」は全体の33.7%、それ以外の方法を利用したことのある回答者は全体の66.3%でした。

メルマガ配信業務失敗談調査

メルマガ配信業務で経験したことがある失敗について
続いて失敗談に関する調査結果を見ていきます。この調査では、メルマガ配信業務で経験したことがある失敗について、失敗の種類ごとに質問をしています。
まず、本調査において「メールマガジンの配信業務で何らかの失敗を経験したことがある人」の割合は以下となりました。

メルマガ配信業務失敗談調査

93%の回答者が何らかの失敗を経験しており、全ての質問において「失敗をしたことがない」と回答した人は7%に収まっています。
それでは、実際にどういった失敗をしたことがあるのか、具体的な失敗談の内容を見ていきましょう。
Q.「連絡帳やリストの管理」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

1位は「登録や更新を忘れた」(52.9%)、2位は「メールアドレスや名前を間違えて登録した」(46.9%)となり、それぞれ約半数の方が経験があると回答しました。また、3位は「連絡先を誤って削除した」(25.7%)でした。
配信先のメールアドレスが間違っていたり、連絡先を削除してしまうと、せっかく作成したメルマガを読者に届けることができません。誤った連絡先を登録してしまうことで情報漏洩に繋がることもありますので、配信先の顧客情報の取り扱いには十分注意が必要です。
Q.「配信設定や日時」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

「送信日時の設定を誤った」が最も多く47.4%、続いて「送信ボタンを押し忘れた」(36.3%)が2位となり、人為的ミスが上位に入りました。
3位は「送信後、読者にメールが届くまでに想定より時間がかかった」(34.1%)でした。規模にもよりますが、メルマガの様な一斉配信をする際は配信完了まで時間がかかることがあります。特にBCCでの配信はそもそも一斉配信を想定されていないため、サーバーに負担がかかり予想以上に時間がかかってしまいます。大規模な配信を行う際は、一斉配信に対応したメール配信システムを利用するのがいいでしょう。
また、「メールの準備に時間がかかり予定通り配信できなかった」と答えた人も19.7%いました。
Q.「件名や送信元」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

件名の誤字脱字が1位(51.7%)となり、2位と3位も件名に関する失敗となりました。件名はメルマガの開封に最も影響する要素なため、件名の間違いには注意したいところです。
Q.「メールの内容」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

1位は「誤字脱字があった」(44.7%)、2位は「メール内の情報に誤りがあった」(41.6%)、3位は「メールが完成していないのに配信した」(33.2%)となりました。
「失敗をしたことがない」と回答した人は11.3%となり、他の設問と比較をすると「メールの内容」に関する失敗経験者は多い傾向にあるようです。
Q.「メールの表示・デザイン」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

メールのデザインや表示については、「表示エラーや文字化けが起きた」「デザインや文字が見づらかった」の2つの失敗に集約されるため選択肢が少ないですが、それぞれ約半数の人が経験したことがあると回答しています。
受信者側のデバイスやセキュリティ設定などによって、メルマガの表示のされ方は異なりますので、全ての受信者を想定して作成をするのは難しいかもしれません。
Q.「メールの自動配信(オートメーション等)」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

*本設問は、「メールマガジンの配信方法」についての設問で「Gmail、Yahoo!メール、OutlookなどのBCCを利用」のみ選択をした回答者(33.7%)を除いた66.3%の方を対象としました。
1位は「意図しないメールが配信された」(50.7%)となり、続いて「自動メールが配信されなかった」と「意図しない時間に配信された」の2つが同率(34.8%)で2位となりました。
失敗談の総合ランキング 1位~10位
それでは、全ての失敗の総合ランキングを見てみましょう。1位~10位までの結果はこちらです。

メルマガ配信業務失敗談調査

1位は「表示エラーや文字化けが起きた」(55.3%)、2位は宛先の「登録や更新の作業を忘れた」(52.9%)、3位は「件名に誤字脱字があった」(51.7%)でした。
これらが今回の調査で分かった頻度として高い失敗ですので、メルマガ配信時に特に気を付けて確認を行っていただけたらと思います。
失敗をしてしまったときのお詫び対応や、再発防止の対策について
失敗をしてしまった時に、お詫びメールや訂正メールを送ったことがあるかについて尋ねました。
Q. メールマガジンの配信業務に関する失敗が起きた際に「お詫びメール」や「訂正メール」を配信したことはありますか?

メルマガ配信業務失敗談調査

*本設問は、これまでの失敗に関する全ての質問において「失敗をしたことがない」と回答した人(全体の7%)は対象外としました。
お詫びメールや訂正メールを送ったことがある人は86.0%、送ったことがない人は14.0%いる結果となりました。
Q. 「お詫びメール」や「訂正メール」を配信したのは、何に関する失敗をしたときですか?あてはまるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

*本設問は、前述の設問でお詫びメールや訂正メールを送ったことがあると答えた86.0%の方を対象としました。
1位は「メールが届いていなかった時」(48.6%)でした。
また、2位は「件名を誤った時」(40.2%)、3位は「メールの配信時間に関する失敗をした時」(36.6%)でした。失敗総合ランキングでも「件名に誤字脱字があった」「送信日時の設定を誤った」は、それぞれ2位と3位にランクインしていました。
「その他」には「作成途中のメールが配信されたとき」という回答がありました。
Q. これまでに発生した失敗に対して、どのような対策を行ったことがありますか?あてはまるものを全て選んでください。

メルマガ配信業務失敗談調査

1番多かった回答は「チェック人数を増やした」(57.1%)、2位は「マニュアルやチェックリストを用意した」(50.1%)でした。
メルマガ配信の悩みについて
また、本調査ではメルマガ配信に関する悩みも聞いています。
Q. メールマガジンの配信業務に関するお悩みはありますか?あてはまるものを全てお選びください。

メルマガ配信業務失敗談調査

1位は「読者の求めているコンテンツがわからない」(45.2%)、2位は「適切なデザインがわからない」(35.6%)でした。
また、3位は「メルマガの効果が計測できない」(31.7%)でした。
メルマガが何人に読まれているかや、何時頃に最も読まれているか、どのリンクが最もクリックされているかなどは、効果的なメールマーケティングを行う上で非常に重要です。Gmailなどのメーラーを含め、効果計測の機能がない配信システムを利用している方に多い悩みだと考えられます。
メール配信システムを使うメリットとは?
最後に、メール配信システムについて利用するメリットをご紹介します。メール配信システムは、大量のメールを効率的に配信できるシステムです。
・顧客情報をリスト化し、属性ごとにセグメントできる・豊富なテンプレートを利用でき、見やすいデザインのメールを作成できる・開封率やクリック率などを配信レポートで分析できる・配信の前にプレビューやテストメール送信機能で表示の確認ができる・リスト数を増やすための登録フォームを作成できる・メルマガの文章を自動作成してくれる(例:Benchmark Emailのスマートコンテンツ機能)
など、通常のメーラーにはない多くの便利な機能が備わっています。
メール配信の悩みで3位にランクインしていた「メルマガの効果が計測できない」についても、レポート機能が備わったメール配信システムを利用することで解決ができます。
Benchmark Emailにも、開封率・クリック率などがリアルタイムで確認できるレポート機能のほか、何時に最も読まれているかが確認できる時間グラフ、メール上のどのリンクがクリックされたかがわかるクリックマップなど、効果改善に便利な機能が備わっています。

メルマガ配信業務失敗談調査

これから本格的にメルマガ配信をしていきたい方は、メール配信システムの導入も検討してみてください。
まとめと調査結果の詳細について
当調査はブログ記事やセミナー、解説動画など、Benchmark Emailユーザー様へお届けするコンテンツ用のデータ収集のために実施しています。今後もユーザー様にお役立ていただけるテーマについて調査を行ってまいります。調査結果の詳細についてはこちらのスライドをご覧ください:
https://www.benchmarkemail.com/download/jp/newsletter-operations-mistakes-survey-2023.pdf
会社概要
会社名:株式会社ベンチマークジャパン(https://www.benchmarkemail.com/jp/)所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル2F事業内容:メール配信サービス「Benchmark Email(ベンチマークイーメール)」の提供

Gmail&スマホ閲覧率UP、メルマガ調査|20代はLINEやSNSも
2022年10月04月 09時
メールマガジン購読状況調査 2022年度版 当社では昨年から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。
今回の2022年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回新たにSNSサービスの利用状況についての設問を追加しています。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

【調査結果サマリー】
Gmailでのメルマガ購読が昨年より大幅に増加し60%以上に
昨年に比べ、スマホでメルマガを購読する人が増加
BtoBは「12時~15時台」、BtoCは「21時~23時台」がメルマガ購読時間の1位
「会社やお店に関する情報」を見るチャネル1位はLINE、2位はメルマガ、3位はTwitter
メルマガ、LINE、SNSで「会社やお店に関する情報を見ることがある」人の大半が「購入・予約」する
調査目的
メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。
調査概要
・調査方法 :インターネット調査
・調査期間 :2022年7月26日~8月7日
・対象者  :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代~60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)
・有効回答数:4,354(事前調査)、858(本調査)
(事前調査)メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か?
SNSの利用が普及した現在、メルマガを受信している人はどれくらいの割合なのでしょうか?今年の調査では、4,354名に対して、「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかでメルマガを最低1通以上受信しているかどうか?」について聞き、以下の回答を得ました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

昨年(2021年)の同設問の結果は74.9%でしたので、今年は全年代合計で1.9%低下したことになります。情報収集チャネルとして、年代が上になるほどメルマガになじみがあるのに対し、若い年代ではメルマガだけでなくSNS等に分散していることが年代間の違いに影響していると考えられます。総務省の最新の調査では、SNSの利用状況について「生活や仕事のうえで活用が欠かせない」「便利なので積極的に活用している」の回答比率の合計が、20代で58.1%なのに対して、60代では18.3%となっています。情報収集のチャネルは、メルマガの重要性は維持されつつも、若い年代を中心に少しずつにSNSにも分散し、今後も当面併用されていく状況が続いていくものと考えられます。
(出典)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」総務省(2022)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000.html
以降の設問は、最低1通以上のメルマガを受信していると回答した方々を対象に、仕事用・プライベート用、それぞれのメールアドレスでのメルマガ購読状況についてまとめたものです(有効回答数858名)。
メルマガを読む時間帯はいつか?
メルマガを読む時間を、幾つかの時間帯に区切って質問しました。コロナ禍の自粛期間にあった昨年の調査と比べてどのような変化があったのでしょうか。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

仕事用アドレスでは、1位が「12時~15時台(28.0%)」、2位が「~9時台(19.5%)」、3位が「10時~11時台(14.3%)」と、昨年と順位もその比率もあまり変わらない結果となりました。仕事用アドレスは業務に関する連絡を目的としていますので、朝から午後にかけての時間帯が中心になるのは自然なことと考えられます。昨年と比べると夜間にメールを見る人が数%減り、その分だけ日中に見る人が数%増えていました。
プライベート用アドレスについては、1位は「21時~23時台(27.0%)」、2位は「12時~15時台(22.4%)」、3位は「19時~20時台(16.7%)」という結果となりました。昨年と比べると、1位は変わらないものの、2位と3位で入れ替えがありました。仕事用アドレスでも見られた傾向ですが、プライベート用アドレスでも夜間のメール閲覧比率が減り、その分だけ日中の閲覧が増える傾向がありました。
昨年と今年で日本人のライフスタイルに極端な変化があったとは考えられませんが、昨年度の調査時(2021年春)はコロナ禍による影響が今年よりも強くあったことが影響しているのかもしれません。
メルマガ購読に利用されているメールソフトはどれか?
どのようなメールソフト(メールクライアント、アプリケーション)を利用してメルマガを閲覧しているのかについて、仕事用アドレス、プライベート用アドレスそれぞれについて調査しました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

1位は共に「Gmail」で、仕事用アドレスで63.4%(昨年比+6.2%)、プライベート用アドレスで65.9%(昨年比+9.0%)と、昨年からさらにシェアを伸ばしていることが分かります。
2位は、仕事用アドレスでは「Outlook」で49.7%(昨年比+3.5%)で、プライベート用アドレスでは「Yahoo!メール」で52.7%(昨年比+1.9%)と、それぞれ昨年よりシェアを伸ばしています。
一方、4位は「Thunderbird」でしたが、仕事用アドレスでは12.7%(昨年比-0.9%)、プライベート用アドレスでは10.7%(昨年比-1.4%)と昨年比でシェアを落としており、「その他」の回答も数%ずつ落ちていることから、「Gmail」「Outlook」「Yahoo!メール」3つのメールソフトに利用者が集中していく傾向にあることが分かりました。
スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか?
スマホとPC、どちらのデバイスでメルマガが読まれているのかについて調査しました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

回答として一番多かったのは、仕事用アドレスでは「両方だがPCが多い(33.4%)」、プライベート用アドレスでは「両方だがスマホが多い(36.0%)」でした。
今回の調査で明らかに増加したのはスマホでのメルマガ閲覧です。「スマホのみ」「両方だがスマホが多い」を合わせると、仕事用アドレスで41.6%(昨年比+5.0%)、プライベート用アドレスで55.5%(昨年比+6.2%)がスマホでメルマガを読んでいる結果となり、昨年から大きく増加していることが分かりました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

1日平均何通のメルマガを受信しているか?
1日あたり何通くらいのメルマガを「受信」しているのかについて調べました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

仕事用アドレスでは、1位が「1通~5通(27.5%)」、2位が「6通~10通(27.3%)」、3位が「16通~20通(10.6%)」で、昨年と同じ順位となりました。
プライベート用アドレスでは、1位が「6通~10通(28.5%)」、2位が「1通~5通(24.0%)、3位が「21通以上(23.4%)」となり、昨年1位だった「21通以上」が3位へ後退し、2位3位だったものが1位2位へと繰り上がった結果となりました。プライベート用アドレスでの受信通数は、平均すると少し下がったものと考えられます。
1日に平均何通のメルマガを開いて読んでいるか?
前設問ではメルマガの1日あたりの「受信数」について調べましたが、次に「開いて読んでいる数」について調べました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

仕事用アドレスでは、1位が「1通~5通(37.0%)」、2位が「6通~10通(22.7%)」、3位が「1通未満(20.1%)」で、プライベート用アドレスでも、1位が「1通~5通(36.7%)」、2位が「6通~10通(24.3%)」、3位が「1通未満(16.1%)」と、共に昨年とあまり変わらない結果となりました。
会社用でもプライベート用でも、約8割の人が1日10通以内、約2割の人が1日10通以上読んでいるということになります。
1日にどれくらいの時間メルマガを読んでいるか?
前設問に関連して、1日にメルマガを読む「時間の長さ」について調べました。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

仕事用アドレスでは、1位が「1分~5分程度(41.7%)」、2位が「1分未満(20.9%)」、3位が「5分~10分程度(14.4%)」であり、プライベート用アドレスでも同じ順位で1位が「1分~5分程度(39.5%)」、2位が「1分未満(21.2%)」、3位が「5分~10分程度(16.1%)」という昨年と大きく変わらない結果となりました。
一日あたりのメルマガの通数から考えても、メルマガ1通が読まれる時間はそう長くはなさそうです。多くの方は、メール全体をチェックしたのち、関心が高い数通を開いてさっと目を通したり、特に気になるものがあればじっくり読む、という行動を取っていると考えられます。
メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこか?
購読者は何を見てメルマガを開くかどうかを判断しているのでしょうか?

メールマガジン購読状況調査2022年度版

1位は「件名(50.8%)」、2位は「送信元名(19.1%)」、3位は「本文プレビュー(18.2%)」という結果となり、昨年と大きな違いはありませんでした。
慣れ親しんだメルマガの場合には送信元に対する安心感がある為、「今日は何の内容かな?」という観点で受信箱を見ることが多く、件名やプレビューの影響が大きくなると考えられます。一方、新たに購読を開始したばかりのメルマガの場合には、「誰から届いたか?」という送信元名の重要性が高くなると考えられます。
どんな理由でメルマガを購読停止しているのか?
メルマガを読まなくなったり、最終的に購読停止してしまうのはどのような理由なのでしょうか?

メールマガジン購読状況調査2022年度版

昨年の調査とほぼ変わらず「メルマガの内容に興味がなくなった(38.6%)」と「配信数が多すぎる(35.8%)」の2つで全体の約7割以上を占める結果となりました。もし購読解除が多い場合には、コンテンツと配信頻度の見直しが有効な施策であるとと考えられます。また、「メルマガが読みづらかった」については、メールの構成や見出し、文字量の調整、イメージ画像の活用などによって改善できる可能性があります。
どんなコンテンツを期待してメルマガに登録するのか?
前質問では購読停止を防ぐためには「メルマガの内容」「配信数」がポイントであることが分かりました。まずコンテンツについて、読者は何を読みたい・知りたいと考えているのでしょうか。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

メルマガに期待するコンテンツは、「最新情報、ニュース(63.3%)」、2位「セール、クーポンなどお得な情報(57.9%)」、「商品の情報、カタログ、メニュー(45.3%)」「イベント、セミナー情報(37.8%)」「ブログ、コラムなど役に立つ読み物(28.7%)」「実店舗の案内(14.0%)」という結果で、昨年と大きな違いはありませんでした。
期待されるコンテンツを送り続けることが開封率・購読率に大きく影響しますので、これらのコンテンツが提供可能にも関わらずまだメルマガに含まれていない場合には是非追加されることをお勧めします。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

購読を停止したメルマガはどれくらいの配信頻度だったのか?
もう1つのポイントである配信頻度に関してはどうでしょうか。どれくらいの多さだと購読停止に繋がりやすいのでしょうか。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

1位は「週に4~6通(26.3%)」、2位は「1日1通(23.2%)」、3位は「1日2通以上(21.9%)」という結果で、1日に1通以上が半数近くを占めています。もちろん、頻度だけが理由ではないかもしれませんが、あまり頻度が高い場合には購読解除率に注意が必要かもしれません。最適な配信頻度はメルマガの性質によって大きく異なりますし、当社の以前の調査でもニュースメディアや通販サイトでは頻度が高く、製造業などでは頻度が低いことが分かっていますが、自社メルマガの開封率低下や解除率増加が見られる場合にはご調整が必要かもしれません。
メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店に関する情報を見るか?
今回の調査ではオンラインの情報収集チャネル、特に「会社やお店に関する情報」に関して、メルマガに加えてどのようなSNSを日常的に閲覧しているのかについて質問をしました(複数回答)。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

まず、閲覧しているメディアについては、1位は「LINE(50.9%)」、2位は「メルマガ(45.8%)」、3位は「Twitter(40.9%)」という結果となりました。それぞれ性質が異なるため単純な比較は難しいところもありますが、情報収集のチャネルがかなり分散していることが分かります。また年齢や性別によってもその分布は大きく異なります。こちらは同結果を年齢別にまとめた図です(複数回答)。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

若い年代ほどLINEやSNSの比率が高く、年齢が上がるにつれメルマガの比率が高くなる傾向が分かります。また、グラフ内にはありませんが性別による特徴もあり、Instagramは特に女性の比率が高いという傾向が見られました。一方、メルマガでは特に男女に差はありませんでした。
メルマガ、LINE、SNSなどでサービスの購入や施設の予約をするか?
続いて、前設問で「会社やお店に関する情報を見ることがある」と回答したメディアについて、そこからさらに商品やサービスを購入したり、お店や施設・イベントの予約をするきっかけとなることがあるかどうか?についても質問をしました。以下の図は「よくある」「たまにある」と回答した人たちの合計です。

メールマガジン購読状況調査2022年度版

メルマガ、LINE、SNSで会社やお店に関する情報を見る人のうち、購入・予約のきっかけになると回答した人が約8割~9割という結果となりました。情報収集からサービスの購入や予約といったアクション至るまでに様々なメディアが併用されている中で、情報を届ける側のマーケターにとってはいかに効率的に複数のメディア・チャネルを管理し、活用していけるかがポイントとなりそうです。
まとめと調査結果の詳細について
当調査はブログ記事やセミナー、解説動画など、Benchmark Emailユーザー様へお届けするコンテンツ用のデータ収集のために実施しています。今後もユーザー様に役立てていただけるテーマについて調査を行ってまいります。
調査結果の詳細についてはこちらのスライドをご覧ください:
https://prtimes.jp/a/?f=d81059-20220928-3d43d691a75e80627036882da8274b12.pdf

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会社概要
会社名:株式会社ベンチマークジャパン(https://www.benchmarkemail.com/jp/
所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル2F
事業内容:メール配信サービス「Benchmark Email(ベンチマークイーメール)」の提供

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株式会社ベンチマークジャパン
Email Marketing Adviser
大学にてビジュアルデザイン・企画を学んだのち、広告代理店、メーカー勤務を経てBenchmark Emailへ入社。数百社のメールマーケターへのアドバイスをもとに、ブログ記事(累計10万PV)や動画などで最新情報を伝えている。Google Analytics個人認定資格(GAIQ)保有。
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