株式会社リクルートホールディングスの情報

東京都中央区銀座8丁目4番17号

株式会社リクルートホールディングスについてですが、推定社員数は11~50人になります。所在地は中央区銀座8丁目4番17号になり、近くの駅は汐留駅。森沢CE株式会社が近くにあります。厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』を受けました。また、法人番号については「5010001060426」になります。
株式会社リクルートホールディングスに行くときに、お時間があれば「アーティゾン美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
リクルートホールディングス
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目4番17号
google map
推定社員数
11~50人
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
厚生労働省より『女性の活躍推進企業』
厚生労働省より2007年部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
厚生労働省より『ポジティブ・アクション』
厚生労働省より2007部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
都営・大江戸線の汐留駅
都営・大江戸線の築地市場駅
・りんかい線の新橋駅
都営・都営浅草線の東銀座駅
地域の企業
3社
森沢CE株式会社
中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2F
空間サービス株式会社
中央区銀座8丁目2番15号明興ビル
有限会社アイナラニ
中央区銀座7丁目13番6号
地域の観光施設
3箇所
アーティゾン美術館
中央区京橋1-7-2
国立映画アーカイブ
中央区京橋3-7-6
中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」
中央区明石町12番1号(中央区保健所等複合施設6階)
法人番号
5010001060426
法人処理区分
新規

小学生から大人まで、つくることの楽しさを体験する27日間。Summer Studio 2025「手からうまれる創造」をBUGにて開催
2025年05月30月 11時
小学生から大人まで、つくることの楽しさを体験する27日間。Summer Studio 2025「手からうまれる創造」をBUGにて開催
Summer Studio 2025 「手からうまれる創造」
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、今夏もワークショップメインのプログラム「Summer Studio」を開催いたします。
昨年夏より、アートセンター BUGでスタートした「Summer Studio」。今年も小学生、中学生、高校生を対象にアーティストやクリエイターたちが講師となって多彩なワークショップを企画します。「Summer Studio」のプロジェクトを通して、創造力と感性が交わりながら、未知の可能性を歓迎し、あらゆる人と表現することつくることの楽しさを共有する場をつくります。
会期中は毎週ワークショップを開催。グラフィックデザイン、建築、アート、漆工芸など、さまざまなジャンルで作品づくりを体験できます。そのほか、会場には子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめる体験コーナーも設けます。その場で制作し、作品をお持ち帰りいただける内容を予定しています。
さらに、メインワークショップとして中学生・高校生を対象にした特別プログラムを開催(7月6日、12日、13日の3日間)。アートディレクター/グラフィックデザイナーの居山浩二さんを講師に迎え、マスキングテープを使って名画を描き、大型ポスターを制作します。完成した作品は、制作の様子とともに、7月30日から東京駅のBUGにて展示します。頭と手を自由に開放して、つくることを思いっきり楽しむ夏のひとときを。
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特別プログラム
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中学生、高校生対象
「マスキングテープで描く名画、名作ポスター」
全3日間のプログラム。1.3.は必須参加、2.は出入り自由。
1.7月 6日(日)13:00 - 17:00予定(集合12:45)
2.7月12日(土)11:00 - 17:00予定(自由参加)
3.7月13日(日)13:00 - 17:00予定(集合12:45)
※終了時刻は若干前後する場合がございます。
中高生対象/定員25名/事前参加申し込み(5月30日からPeatixにて申込受付開始予定)

https://summerstudio2025.peatix.com

参加費1000円(材料費)
中高生を対象に、マスキングテープを使ってアートポスターを制作するワークショップを開催します。モチーフは、誰もが見たことがある世界中の名画たち。マスキングテープならではの素材感や色の重なりを活かしながら、名画の構図や色彩の特徴を観察し、じっくりと模写していきます。
講師をつとめるのは、マスキングテープブランド『mt』のアートディレクターとして知られるアートディレクター/グラフィックデザイナーの居山浩二さん。商品のディレクションやブランディングを中心に、幅広いデザインを展開し、活躍する居山さんから、つくることに込める想いやプロとしての視点を学べる貴重な機会です。
ワークショップは全3日間。1日目は、居山さんのお話を聞きながら、名画を選んでモチーフを設定。マスキングテープの使い方や表現技法のレクチャーを受け、制作スタート。2日目は自由制作。色とりどりのマスキングテープを組み合わせながら、作品づくりを進めていきます。手を動かしていくうちに、アイデアや発見がうまれるかもしれません。最終日は作品を仕上げ、完成した作品を囲みながら、居山さんより講評をいただきます。
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講師紹介
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居山浩二(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。
日本デザインセンター、atomを経て、iyamadesign inc. 設立。
主な仕事に、「mt - マスキングテープ」、資生堂「ホリデーコレクション」、集英社文庫「ナツイチ」キャンペーン、「東京大学医科学研究所」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」等のアートディレクション。D&AD最高賞・コラボラティブアワード、カンヌライオンズ金賞、SPIKES ASIA グランプリ、ONESHOW金賞、CLIO金賞、NYADC金賞、日本雑誌広告賞 金賞、SDA賞 最優秀賞、日本空間デザイン賞 金賞、DESIGN TOKYO大賞グランプリ、日本文具大賞グランプリなど国内外で受賞多数。東京造形大学教授。
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会期中ワークショップについて
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会期中には、アート、工芸、デザイン、建築など多数のワークショップを開催します。現在決定している下記以外にも、順次イベントを追加予定です。
詳細は決まり次第、ウェブサイトやSNSでご案内します。
講師:居山浩二(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
7月30日(水)、8月31日(日)
講師:芝山佳範(輪島塗沈金師)
8月23日(土)
講師:とんぼせんせい(アーティスト/イラストレーター)
7月31日(木)、8月16日(土)
講師:中村至男(グラフィックデザイナー/アートディレクター)
8月3日(日)、8月30日(土)
講師:HAGISO
8月2日(土)、8月7日(木)
講師:ミナ ペルホネン
8月22日(金)
小学生以上/定員各回20名予定/事前参加申し込み(7月より申込受付開始予定)/参加費1000円または2000円(予価・材料費)
各ワークショップの内容と詳細、参加方法はウェブサイトからご覧ください。

https://bug.art/

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展覧会概要
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<タイトル> Summer Studio 2025 「手からうまれる創造」
<会期> 2025年7月30日(水)ー 8月31日(日)
11:00~19:00 入場無料
休館日:火曜、8月12日(火)ー14日(木)
<主催> BUG(株式会社リクルートホールディングス)
BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】

https://recruit-holdings.co.jp/support/form/

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視覚に特性を持つ二人のアーティストの「みる」ことにフォーカスした展覧会が開催
2025年04月28月 11時
視覚に特性を持つ二人のアーティストの「みる」ことにフォーカスした展覧会が開催
アートワーカー(企画者)向けプログラム「CRAWL」選出企画 中屋敷智生×光島貴之〈みるものたち〉




「CRAWL」は、株式会社リクルートホールディングスが運営するアートセンターBUGが行っているアートワーカー(企画者)向けのためプログラムです。
企画書をコミュニケーションツールとして、メンターとの壁打ちや参加者同士のネットワーク構築などアートワーカーの機会と場をつなぎ、未来へつづくつながりを形成していくことを目的としています。
2025年6月4日より「CRAWL」にて選出された高内洋子による「中屋敷智生×光島貴之〈みるものたち〉」が開催されます。
本展覧会では、全盲の光島貴之、色弱の中屋敷智生という独自の仕方で世界を捉える二人の美術作家を取り上げ、〈みる〉ということについてあらためて意識を向けてみる機会を作ります。
光島は、木板に連なって打ち込まれた釘の傾きや高低差によって街の姿を表現します。それは光島が白杖を使って歩いたり、日々生活する中で得たイメージを手ざわりという別の感覚に置き換えたものです。一方の中屋敷は、「遠くにあるものは小さく見える」「過去と未来を同時に見ることはできない」といった知覚の常識を解きほぐしながら、彼独自のトーンでモチーフに新しい存在の仕方を与えます。
本展覧会では作品に直接手で触れることができます。さまざまな感覚をひらいて鑑賞する体験は〈みる〉こととの新しい出会いをもたらし、私たちの共通(だと思っていた)認識の更新を促すでしょう。鑑賞者の中でより豊かな世界像が築かれていく未来に、本展覧会が寄与できればと願っています。
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展覧会のみどころ
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1.〈みるものたち〉とは誰か
〈みる〉という言葉には実に多くの意味が含まれており、私たちは日常のさまざまなシーンでこの言葉を用いています。視界に入れるときの「見る」、世話をするときの「看る」、こころみるときの「試る」など、複数の漢字を当てはめることもできます。このように、〈みる〉という言葉は「状況を把握する、経験する」といった厚みのある表現として多用されており、英語のseeのように他の言語でも同様の傾向がみられます。
本展覧会では、独自の仕方で世界をみる二人のアーティストに焦点を当てます。色弱の中屋敷智生は多くの人とは異なる色の世界で絵を描き、全盲の光島貴之は光のない世界でレリーフを制作します。彼らは音や手ざわり、言葉による記憶などの隣り合う感覚を総合しながら作品を生み出します。しかし〈みる〉という言葉の厚みが示唆するように、色弱や全盲ではない人たちも、単に視界に入れるということ以上の広がりをもって世界を「みている」のだと言えそうです。
このように、本展覧会では〈みる〉ということの厚みや広がりに注目しながら、中屋敷と光島という二人の〈みるもの〉、そして鑑賞者という第三の〈みるもの〉を加えた〈みるものたち〉のあり方を考えます。視覚に特性のある彼らの作品にふれることで、〈みる〉ということにあらためて出会い直す機会となれば幸いです。
2.さわれる展示
本展覧会には、直接手で触れて鑑賞することのできる作品があります。
光島によるレリーフ状の新作では、木の板に連なって打ち込まれた釘により彼の住む街の姿が表現されます。路面のわずかな傾斜を敏感に捉える彼の感覚は釘の高低差に反映され、風を切って走り去る自転車は渦巻き状の釘のラインで表現されます。鑑賞者は、このように彼が視覚以外の観点からみる街のかたちを、手で触れることで追体験できます。
一方、中屋敷の絵画作品にはマスキングテープが画材として用いられるという特徴があります。キャンバスの中では異物とも言えるマスキングテープの存在は、絵画の物質としての存在感をよりあらわにするでしょう。この物質性は、色を明度でみる彼が独自のバランスで描き出す形象と非形象の間で、鑑賞者の焦点を絶えず揺さぶるという現象をもたらすはずです。
このように、本展覧会では目でだけではなく手で触れて、その音にも耳をすませながら、さまざまな感覚を使って作品を〈みる〉ことができます。
3.二人のアーティストが同じテーマで制作する新作を展示
二人の表現の特徴を際立たせるために、本展覧会では中屋敷と光島が同じテーマで制作する新作を展示します。
この二つの作品は会場中央に立てる壁に展示されますが、背中合わせに配置するため、両者の作品を同時に見比べることはできません。鑑賞者にとってはもどかしい体験となるはずですが、二つの作品を傍観者の視点から眺め比べるのではなく一つ一つの作品世界の当事者として向き合い、ありのままに受け止めるよう鑑賞者を促します。
まわりに視線を移すと、ギャラリー壁面には二人の作品が混在するかたちで配置され、両者の作品世界を隔たりなく体感できる構成となっています。光島作品の余韻を残したまま中屋敷作品をみ、また光島作品をみる。そうした流れに身をゆだねる中で、視覚・触覚・聴覚などの区別は曖昧になり、「視覚に特性がある」というアーティストの属性さえも次第に意味を失い始めるでしょう。鑑賞者はそのとき、作品情報ではなく作品そのものと向き合い、〈みる〉体験に没入しているはずです。
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関連イベント(すべての関連イベントに※手話通訳・文字通訳あり)
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トークイベント「世界を捉えることと描くことのあいだ」
▶︎2025.6.14(土)18:00-20:00
登壇者:光島貴之(本展出品アーティスト)、中屋敷智生(本展出品アーティスト)、
杉浦幸子(武蔵野美術大学・教授)、高内洋子(司会)
対話型鑑賞
見えない人・見えにくい人・見える人が一緒に展示作品を言葉で鑑賞します。
▶︎2025.6.15(日)14:00-16:00
ファシリテーター:白鳥建二(全盲の美術鑑賞者/写真家)、光島貴之
▶︎2025.6.28(土)14:00-16:00
ファシリテーター:光島貴之
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企画者プロフィール
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高内洋子 / Yoko TAKAUCHI
兵庫県生まれ、京都府在住。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(哲学)。重症心身障害児施設、グループホーム、ホームヘルパーなど障害のある人と関わる業務に携わりながら、2012年より全盲の美術家・光島貴之の専属アシスタントとして作品制作のサポートをおこなう。2020年より、アートギャラリー兼制作アトリエ「アトリエみつしま」マネージャーを兼任。施設運営管理および展覧会やワークショップなどの企画を担う。
携わる主な企画として、展覧会「それはまなざしか」(2021年、アトリエみつしまSawa-Tadori)、「まなざしの傍ら」(2023年、同会場)、「今村遼佑×光島貴之感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展」(2025年、東京都渋谷公園通りギャラリー)。ワークショップ「視覚に障害のある人・ミーツ・アート」(2021年~)、「ぎゅぎゅっと対話鑑賞」(2023年~)ほか。趣味は知恵の輪。
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出展アーティストプロフィール
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中屋敷智生/Tomonari NAKAYASHIKI
1977 年大阪府生まれ、京都市在住。2000 年京都精華大学美術学部造形学科洋画分野卒業。2007 年とよた美術展’07(豊田市美術館、愛知)審査委員賞。国内を中心に、韓国、台湾、イギリス、フランスなどのグループ展やアートフェアに参加多数。近年では絵具と同様のメディウムとしてマスキングテープを使用し、独特のコラージュ的なレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を手がける。




光島貴之/Takayuki MITSUSHIMA
1954 年京都府生まれ。10 歳頃に失明。大谷大学文学部哲学科を卒業後、鍼灸院開業。鍼灸を生業としながら、1992 年より粘土造形を、1995 年より製図用ラインテープとカッティングシートを用いた「さわる絵画」の制作を始める。’98 アートパラリンピック長野、大賞・銀賞。近年は、連なって打ち込まれた釘の傾きや高低差により街の姿を表現したレリーフの組作品などを発表している。
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作品画像
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光島貴之《ハンゾウモン線・清澄白河から美術館へ》2019
釘、まち針、鋲、ステップル、マップピン、トタン板、木製パネル
サイズ可変
東京都現代美術館蔵
Photo: Masaru Yanagiba
[参考作品]




中屋敷智生《There is》2024
Oil, acrylic, solid marker, tape on canvas
2610×1940 mm
Photo: Tomas SVAB




中屋敷智生《5本のバナナ》2021
Acrylic, tape on canvas
910×650mm[参考作品]
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開催概要
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<タイトル> アートワーカー(企画者)向けプログラム「CRAWL」選出企画
中屋敷智生×光島貴之〈みるものたち〉
<会期>2025年6月4日(水)~ 6月29日(日)
<開館時間> 11:00~19:00 火曜休館 入場無料
<主催> BUG
BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】

https://recruit-holdings.co.jp/support/form/

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同伴分動態(4/2~5/6開催)@アートセンターBUG
2025年03月05月 11時
同伴分動態(4/2~5/6開催)@アートセンターBUG




株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、うらあやか、小山友也、二木詩織、宮田明日鹿の4名のアーティストによる、作品の展示やイベントを開催します。展示スペースには、ワークショップ用スペースや小さな農園、カームダウン・クールダウンスペース* などを設けます。
うらさんとの出会いにより、本展は生まれました。
BUGはステートメントで、「無数のハプニングに、私たちは出会いたい」と掲げています。また、展覧会に限らない活動を展開していきたいという意志から、「アートセンター」を冠しています。その実現に向け、BUGではオープン前の2022年から、複数のアーティスト/アートワーカーと意見交換する機会**を設けてきました。うらさんもそのうちの一人であり、おもしろい場をつくることやアートマネジャーの職能などについて、ディスカッションを重ねてきました。今回は、そのやり取りから生まれたものを展覧会やイベントとして、ひらく試みです。
本展に参加する4名のアーティストは、作品をつくることはもちろん、制作で培った技術をコミュニティの運営や他者の表現のサポートなど、さまざまな活動に展開してきました。今回はその技術を活かして、だれかと一緒に何かをするときに働く力学に注目した作品の展示やイベントを行います。アーティストや来場者が「一緒に行動する」機会を創出することで、同伴しながら何かを生み出すことの可能性や、アートセンターのあり方を探索していきたいと考えています。
コ・キュレーション:うらあやか、野瀬綾(BUG)
*刺激に疲れた人や、初めての場所に来たことでソワソワする人が心を落ち着けるための場所。
**2022年8月25日に開催した「スペース設計の意見交換会」にうらさんも参加。レポートはBUGのnoteで公開中。

https://note.com/bug_art/n/n89b02e5ff89d

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展覧会のみどころ
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1.展覧会名に込められた意味
同伴分動態とは、「同伴」「分動」「態」の三つの言葉を組み合わせた造語です。ある人たちが居合わせ、同伴しながら、それぞれが分かれて自由に動く、態(様子、ありさま)を意味します。本展に参加するのは、生活介護事業所* 美術教育機関などで働きながら制作に取り組んでいるアートワーカー、アーティストです。他者の表現活動のサポートや、学び合うことを通して、作者とその表現の間にはさまりながら生活を営む経験は、作品のアイデアや形態と結びつきます。
*介護を必要とする方に対して、生活のサポートを行うとともに、生産・創作活動や運動・リハビリなどを行う機会を提供する事業所のこと。
2.同伴することで生まれた それぞれの新作を展示
「同伴分動態」では、4名のアーティストがそれぞれの新作を出展します。アーティストたちは、「同伴しながらこしらえる技術」──ワークショップや職場、展示室といった複数人が集まる状況から作品を起動させること──を出発点として、作品の制作発表およびイベントを行います。
うらあやかは、他者や他の生物との関わり合いを軸に、参加型のパフォーマンス作品を主に制作してきたアーティストです。今回は、2名のパフォーマーがボディランゲージを使って、「世界をよい方向に変えるためのアイデア」をやり取りするパフォーマンス作品を発表します。会場で希望者は、観るだけでなくパフォーマンスに参加することも可能です。参加という形で作品への干渉をひらく背景には、鑑賞というコミュケーションへの、うらの期待が潜んでいます。
また毎週水曜は、来場者とテーブルを囲んで「一緒に何かをやってみるイベント」が行われます。これは会期中を通して変化し続ける、実験的な取り組みといえます。このような取り組みは、これまでも観客(その場に居合わせた人)との協働によって成立する作品を発表してきた、うららしいアプローチです。また同時に、鑑賞者は展覧会において「同伴者」として関係を結ぶ相手である、という意志の表れでもあります。
小山友也は、ものや風景、社会システムなど無生物との間にあるコミュニケーションを、自身の身体を通して観察するパフォーマンス、ドローイング、映像作品を制作してきたアーティストです。本展では、小山があるアートセンターに乗り込み、そこで働くスタッフから護身術で「制圧」される映像作品を展示します。作品や展覧会を守るため、不測の事態を静かに待つ看視スタッフの働きの誇張──スタッフによる護身術によって作家自身が制圧される──により、相対するふたつの身体は、あるひと続きの構造として可視化されます。
そのほかにも、オルタナティブな美術教育施設の「裏方」として運営に携わってきた人たちへのインタビューの記録や、BUGスタッフと共作した標語などを見せます。それらの作品は、周辺のものとして見落とされがちな、ある作品が生まれるまでの過程や作品が存在する空間、その空間を運営する人々に着目してつくられました。
二木詩織は、映像や対話を用いた作品の制作を通して、目の前で起きたことに対する感覚を部分的に増幅させることを試みてきました。本展では、自身が週5日間働く、生活介護事業所の様子やそこに通う人々との関わりを映像や写真で展示します。映像では、事業所を利用する方々が絵や刺繍、手織りなどを創作する光景や、事業所恒例の散歩の様子がとらえられ、そこには人々のやり取りや会話、距離感が映し出されます。
一方でこの作品を見る人は、そこに可視化されないもの、例えば、その会話が生まれるまでの積み重ね、個々の心境などにも思いを馳せることになるかもしれません。二木は作品を制作するにあたり、参加者の許可を丁寧に取りながら進めてきました。そのコミュニケーションのプロセスや、これまでに築かれてきた関係性などが作品には反映されています。また会期中には、事業所の利用者と支援員を会場に招き、作品鑑賞日を設けます。その際、事業所の人々には壁面の一部に「これからやりたいこと」を書き込んでもらう予定です。
宮田明日鹿は、編み物の手法を用いた作品の制作や、手芸をしたい人が集い、学び合う場をつくる「手芸部」のプロジェクトを国内各地で行っているアーティストです。今回は、農業用ネットを編み物で制作した大きなインスタレーションと、会場内でのスナップエンドウの栽培、堆肥を作る分業風景の映像作品などを展示します。6年前から家庭菜園をもつ宮田にとって、野菜を育てることは生活の中で大きな割合を占める営みですが、作品として表現することは初の試みです。
宮田は昨年から、生活と作品に共通するリサーチとしてコンポスト学校に通い始めました。そこで起こる生命の円環──人間の出した生ごみが微生物の働きによって堆肥になり、それを用いて野菜を育てる──から、「わけあうこと」や「ともに生きのびること」について考えを巡らせ、制作を続けています。また会期中には、「ネットのようなものを編む日」「スナップエンドウを採る日」を設け、宮田の営みや活動を展開します。
そのほか会場内には、出展アーティストとBUGスタッフの野瀬が書いた日記をまとめた冊子を配架します。この日記を書く取り組みは、うらからの呼びかけにより始まりました。2021年から自身のブログを公開しているうらにとって日記は、目の前で起こっていることを基にイメージを膨らませたり、過去を想起して自由に実験のできる公開スタジオとして機能してきました。今回、5名の日記には、作品制作のプロセスやモヤモヤとした悩み、ついつい考えてしまうことなどが綴られます。作品と日記が同じ空間に並置されることで、鑑賞する方々も発想の過程に同伴・分動し、作品の多層性を感じていただけることでしょう。
3.会期中のイベント開催
会期中には、多数のトークイベントやワークショップを開催します。現在決定している下記以外にも、順次イベントを追加する予定です。詳細は決まり次第、ウェブサイトやSNSでご案内します。

https://bug.art

[X(Twitter)/Instagram] @bugart_tokyo
[facebook]bugart.tokyo
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イベント・パフォーマンス・ワークショップ実施日
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▼ うらあやかによる「毎週水曜アマチュアの会(名称仮)」
4月2日(水)、9日(水)、16日(水)、23日(水)、30日(水)時間未定
(現地開催、予約不要、参加費無料)
毎週水曜はうらあやかが在廊し、来場者やゲストと話したり、やってみたいことを試す会を開催します。
▼ うらあやか作品のパフォーマンス実施日
4月4日(金)、5日(土)、6日(日)、11日(金)、12日(土)、13日(日)、18日(金)、19日(土)、20日(日)、27日(日)、5月2日(金)、3日(土)、4日(日)、5日(月)
※金曜、土曜、日曜、祝日の13:00-19:00 の間、パフォーマンスは不定期に行われます。
▼ 出展アーティスト4名によるトークイベント
4月4日(金)19:00~20:30
(現地開催、予約必須、参加費無料、後日アーカイブを配信)
作品制作のプロセスや展示作品の内容、また会場で公開しているそれぞれの日記のことなどをお話しします。
▼ 宮田明日鹿×橋本力男によるトークイベント
4月26日(土)14:00~15:30
(現地開催、予約必須、参加費無料)
堆肥・育土研究所の代表、および有機農業者として三重県でコンポスト学校も主宰されている橋本力男さんをゲストにお招きし、宮田明日鹿とトークを行います。現在、宮田が橋本さん主宰のコンポスト学校に参加していることから、今回のイベントが決定しました。作品を起点に、堆肥、コンポスト、有機農業、オーガニックフラワーのお話などもお伺いする予定です。現代アートや、農業のどちらかにしか関心のなかった方もぜひご参加ください。
▼ 宮田明日鹿による「スナップエンドウを採る会」
4月24日(木)時間未定
(現地開催、予約不要、参加費無料)
会期中に展示会場内で栽培するスナップエンドウを宮田さんと採り、任意で食する会です。
※スナップエンドウの生育状態次第では、内容が変更になる可能性がございます。
▼ 宮田明日鹿による「ネットのようなものを編んでみる会」
4月25日(金)時間未定
(現地開催、予約不要、参加費無料)
家庭用編み機や糸を用いた作品を発表しながら、複数の地域で手芸部を企画運営する宮田さんと、展示会場で編み物を行う会です。アーティストとお話ししながら、それぞれのペースで編み物に取り組んでいただきます。編み物未経験者の参加も大歓迎です。
※イベントの日時は変更になる可能性がございます。最新の情報はウェブサイトをご覧ください。
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アーティスト紹介
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うらあやか Ayaka URA
1992 年神奈川県生まれ。
主体性や責任の移動に関心をもち、参加型のパフォーマ ンス作品を多数制作。近年の個展に「マルチタスク」(武蔵野美術大学gFAL、東京、2023年)、「貝の/化石が/跡を残して/ 化石の/雌型/となった/身体」(金沢芸術村PIT5、石川県、2021年)。 グループ展に「勝手に測る、挟まる、抜け出す」国際芸術祭「あいち2022」(愛知県美術館、名古屋、2022年)などがある。

https://urayaka.jimdofree.com/


https://www.instagram.com/urayaka/





小山友也 Yuya KOYAMA
1989年埼玉県生まれ。
交感の方法を分析・抽出・転用し、既存の枠組みに従属している身体の可視化と侵食を行い、未来と自由を模索します。近年の活動に、「S A Y O N A R A - M a r k II」(TOYOTA MarkII、東京、2021年)、「勝手に測る、挟まる、抜け出す」国際芸術祭「あいち2022」(愛知県美術館、名古屋、2022年)、「石_鑑賞と使用のための連続講座」(CSLAB、東京、2023年)などがある。

https://yuyakoyama.net/


https://www.instagram.com/yuya_koyama_/





二木詩織 Shiori FUTATSUGI
1993年神奈川県出身。武蔵野美術大学修士課程美術専攻油絵コース修了。
自身の体験をどう切り取るか、または編集するかをテーマにパフォーマンスや映像作品を手掛ける。
2019年から坂口佳奈と共に坂口佳奈+二木詩織として作品発表を継続している。
近年の展示に、「RENEWAL NEWREAL 二木詩織/山本篤」(Art Center Ongoing、東京、2022年)、「そこら中のビュー」(坂口佳奈+二木詩織)(Gallery PARC、京都、2023年)、「Oozing Point -滲み出る地点-」(鹿児島県三島村硫黄島、2023年)がある。

https://www.instagram.com/malmolko/





撮影|三浦知也 画像提供|アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
宮田明日鹿 Asuka MIYATA
1985年愛知県生まれ。桑沢デザイン研究所ファッション科テキスタイル専攻修了。
テキスタイル

第1回BUG Art Awardグランプリ受賞者個展 向井ひかり展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」
2025年01月24月 11時
第1回BUG Art Awardグランプリ受賞者個展 向井ひかり展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」
応募総数415件から選出された、第1回BUG Art Award グランプリ 向井ひかりの個展を開催!

株式会社リクルートホールディングスが運営するBUGでは、2025年2月19日(水)より、第1回BUG Art Awardでグランプリを受賞した向井ひかりによる個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」を開催します。向井ひかりは、人の目線の高さほどある白い箱の側面や上部に、ストローや砂、鏡といった、誰もが日常的に目にしている素材を使った小さな立体作品や、ドローイング、映像を配置した「対岸は見えない」で、第1回BUG Art Award*にてグランプリを受賞しました。審査員からは独創的な着眼点とアイディア、そしてBUGの空間を意識した展示方法が評価されました。本展は、新しい表現への挑戦や、アーティストとしてのキャリアを支援することを目的としています。
向井は、日常生活のなかで頭に浮かぶ直感的なイメージを具現化することを大事にしています。例えば、行き交う車がルールを正確に守ることにより、自ずと動きを制御されていく様子や、水の入ったバケツの中に晒(さらし)が浮かび、光によって透けて見える光景など、私たちが日々見落としてしまう些細な出来事を観察し、作品を生み出します。
また、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科に在学の頃より一貫して、木片やガラス、紙粘土といった身近な素材を組み合わせ、両手で持てるサイズの小さな立体作品を作ってきました。
本展では、天井高7.2mの空間を隅々まで使い、向井にとって最大規模となる新作に挑戦します。グランプリ受賞から約1年、準備を重ねてきた向井の個展をぜひご覧ください。
* BUG Art Awardは、制作活動年数10年以下のアーティストを対象にしたアワードです。審査員からのフィードバックの提供や、展示・設営に関する相談会の開催などのサポートを行い、審査過程においてもアーティストの成長に関与していきます。
リンク(

https://bug.art/award/bug-art-award-1/


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展覧会のみどころ
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1. 展覧会名に込められた意味
海辺の砂は、鉱物や動物の死骸だったものが、風化や波の力によって細かくなり、流れ着いたものです。小さな砂粒にも、昔は一つ一つに名前がついていました。向井は、日常で名もない砂粒を見つけるようにささやかな出来事をすくいあげ、それらを並べて繋ぎ合わせ、新たに名前をつけなおします。
例えば、展示作品の一つである《クリームろうそく》は、向井が幼少期に見た映画のワンシーンや、予備校生の時に読んだ彫刻家による対談集の内容、そして大学生の時に見た鉄材といった、複数の記憶が元になっています。このように、向井の中で蓄積された日常生活のたわいもない出来事を、制作の段階で繋ぎ合わせることで作品を生み出します。
2. 第1回BUG Art Award グランプリ受賞者としての挑戦
本展では、新作を含む全17点を展示予定です。これまで向井の作品は自身の手で作ることができるサイズが主でしたが、今回は、展覧会の施工・設営のスペシャリストであるインストーラーと協働することで、向井にとって最大規模となる新作に挑戦しています。
また、審査員や向井が関心を持つ芸術学の専門家、平倉圭氏との対談を通して、制作費や空間の使い方、作品の配置についてなど、新たな視点を取り入れ、展示プランをアップデートしてきました。向井は、自身の作品やプランについて人に伝えていくことは、これまで言葉にすることが難しかった自身の活動や制作について言語化する機会になったと言います。BUG Art Awardを通して成長し続ける向井の展示をご覧ください。
3. 会期中トークイベントを開催
3月3日(月)に内海潤也さん(石橋財団アーティゾン美術館学芸員/第1回BUG Art Award審査員)をお迎えし、トークイベントを開催します。展覧会の見どころや作品が生まれた背景などについてお話しする予定です。
その他に、3月2日(日)にダンスユニット、アグネス吉井の白井愛咲さんとKEKEさんをお招きしたワークショップ、3月9日(日)、3月15日(土)には向井の制作の一部を体験することができるワークショップを開催予定です。詳細は決まり次第ウェブサイトでご案内します。

https://bug.art

[X(Twitter)/Instagram] @bugart_tokyo
[facebook]bugart.tokyo
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イベント実施日
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1.3月2日(日)14時~16時 ゲスト:アグネス吉井 白井愛咲さん、KEKEさん(ダンスユニット)
2.3月3日(月)19時~20時30分 ゲスト:内海潤也さん(石橋財団アーティゾン美術館学芸員)
3.3月9日(日)15時~16時30分 向井ひかりワークショップ
4.3月15日(土)15時~16時30分 向井ひかりワークショップ
※イベントの日時は変更になる可能性がございます。最新の情報はウェブサイトをご覧ください。
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アーティストプロフィール
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向井ひかり / Hikari MUKAI
1998年千葉県生まれ、東京都育ち。2022年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。
砂地に通りかかったら、砂山を作ってみる。なんとなく砂をちょっと手で盛る。
手に押された砂つぶの流れのような小さな出来事も、宇宙で起こりまくっている膨大な出来事の一つと捉えて記録していく。惑星の爆発と同列に扱う。
複数の素材や、数々の出来事を合わせて彫刻を作ります。
近年の活動に、個展「リンクスケーター」(WALLA、2023年)、「もてぎ里山アートフェスタ」(城山公園、2022年)、CSLAB×MELLOWゼミ「ジェンダーに関する観察と実践」(黄金町エリアアートマネジメントセンター K-Library、2019年)など。令和三年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展 優秀賞受賞(2022年)、第1回BUG Art Award グランプリ受賞(2024年)。

http://mukaihikari.com

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作品画像
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第1回BUG Art Award ファイナリスト展 展示風景「対岸は見えない」2024年 撮影:志賀耕太

《はやいぬ》2024年 撮影:冨田了平

《恐竜を襲うウニ》2022年 撮影:柳場大

《マツ》2023年 撮影:宮川知宙

展示風景「リンクスケーター」2023年 撮影:宮川知宙

《光り輝くねこじゃらし》2022年 撮影:柳場大
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展覧会概要
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<タイトル> 第1回BUG Art Awardグランプリ受賞者個展
向井ひかり個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」
<会期> 2025年2月19日(水)~ 3月23日(日)
11:00~19:00 火曜休館 入場無料
<主催> BUG
BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】

https://recruit-holdings.co.jp/support/form/

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同伴分動態@アートセンターBUG
2025年01月10月 11時
同伴分動態@アートセンターBUG
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、うらあやか、小山友也、二木詩織、宮田明日鹿の4名のアーティストによる、作品の展示やイベントを開催します。展示スペースには、ワークショップ用の空間、小さな農園、カームダウン・クールダウンスペース* などを設ける予定です。
うらさんとの出会いにより、本展は生まれました。
BUGはステートメントで、「無数のハプニングに、私たちは出会いたい」と掲げています。また、展覧会に限らない活動を展開していきたいという意志から、「アートセンター」を冠しています。その実現に向け、BUGではオープン前の2022年から、複数のアーティスト/アートワーカーと意見交換する機会**を設けてきました。うらさんもそのうちの一人であり、おもしろい場をつくることやアートマネジャーの職能などについて、ディスカッションを重ねてきました。今回は、そのやり取りから生まれたものを展覧会やイベントとして、ひらく試みです。
本展に参加する4名のアーティストは、作品をつくることはもちろん、制作で培った技術をコミュニティの運営や他者の表現のサポートなど、さまざまな活動に展開してきました。今回はその技術を活かして、だれかと一緒に何かをするときに働く力学に注目した作品の展示やイベントを行います。アーティストや来場者が「一緒に行動する」機会を生み出すことで、同伴しながら何かを生み出すことの可能性や、アートセンターのあり方を探索していきたいと考えています。
*刺激に疲れた人や、初めての場所に来たことでソワソワする人が心を落ち着けるための場所。
**2022年8月25日に開催した「スペース設計の意見交換会」にうらさんも参加。
レポートはBUGのnoteで公開中。

https://note.com/bug_art/n/n89b02e5ff89d

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展覧会名について
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同伴分動態とは、「同伴」「分動」「態」の三つの言葉を組み合わせた造語です。ある人たちが居合わせ、同伴しながら、それぞれが分かれて自由に動く、態(様子、ありさま)を意味します。
本展に参加するアーティストは、就労継続支援事業所***、美術教育機関などで働きながら制作に取り組んでいるアートワーカー、アーティストです。他者の表現活動のサポートや、学び合うことを通して、他者の表現との間に挟まりながら生活を営む経験やライフスタイルは、作品のアイデアや形態と結びつきます。
今回は、アーティストたちの持つ、「同伴しながらこしらえる技術」──ワークショップや職場、展示室といった複数人が集まる状況から作品を起動させること──を出発点として、作品の制作およびイベントの企画を行います。その展示やイベントを通じて、「同伴分動態」という態度を共有していきます。
***一般企業での就労が難しい方に対して、就労の機会や生産活動の場を提供するとともに、社会的活動の訓練をおこなう事業所のこと。
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アーティスト紹介
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うらあやか Ayaka URA
1992 年神奈川県生まれ。
主体性や責任の移動に関心をもち、参加型のパフォーマ ンス作品を多数制作。近年の個展に「マルチタスク」(武蔵野美術大学gFAL、東京、2023年)、「貝の/化石が/跡を残して/ 化石の/雌型/となった/身体」(金沢芸術村PIT5、石川県、2021年)。 グループ展に「勝手に測る、挟まる、抜け出す」国際芸術祭「あいち2022」(愛知県美術館、名古屋、2022年)などがある。

https://urayaka.jimdofree.com/


https://www.instagram.com/urayaka/


小山友也 Yuya KOYAMA
1989年埼玉県生まれ。
交感の方法を分析・抽出・転用し、既存の枠組みに従属している身体の可視化と侵食を行い、未来と自由を模索します。近年の活動に、「S A Y O N A R A - M a r k II」(TOYOTA MarkII、東京、2021年)、「勝手に測る、挟まる、抜け出す」国際芸術祭「あいち2022」(愛知県美術館、名古屋、2022年)、「石_鑑賞と使用のための連続講座」(CSLAB、東京、2023年)などがある。

https://yuyakoyama.net/


https://www.instagram.com/yuya_koyama_/


二木詩織 Shiori FUTATSUGI
1993年神奈川県出身。武蔵野美術大学修士課程美術専攻油絵コース修了。
自身の体験をどう切り取るか、または編集するかをテーマにパフォーマンスや映像作品を手掛ける。
2019年から坂口佳奈と共に坂口佳奈・二木詩織として作品発表を継続している。
近年の展示に、「RENEWAL NEWREAL 二木詩織/山本篤」(Art Center Ongoing、東京、2022年)、「そこら中のビュー」(坂口佳奈・二木詩織)(Gallery PARC、京都、2023年)、「Oozing Point -滲み出る地点-」(鹿児島県三島村硫黄島、2023年)がある。

https://www.instagram.com/malmolko/


撮影|三浦知也 / 画像提供|港まちづくり協議会
宮田明日鹿 Asuka MIYATA
1985年愛知県生まれ。桑沢デザイン研究所ファッション科テキスタイル専攻修了。
テキスタイル、ファッション、手芸、美術の領域を横断しながら、改造した家庭用電子編み機、手編みなどの技法で作品を制作。歴史的背景を参照しながら、手を動かすこと、人についてリサーチを重ね、顧みることなく継承されてきた習慣や風習に疑問を投げかける。手芸文化を通して様々なまちの人とコミュニティを形成するプロジェクトを各地で立上げている。近年の活動に、「港まち手芸部」(愛知、2017年~進行中)、「金石手芸部」金沢21世紀美術館主催「自治区 金石大野アートプロジェクト『かないわ楽座』」(金石地区、石川、2021年)、国際芸術祭「あいち2022」(有松地区、愛知、2022年)、「ひらいて、むすんで」(岡崎市美術博物館、愛知、2024年)などがある。

https://asukamiyata.com/


https://www.instagram.com/asukamiyata/?hl=ja

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過去の作品画像/作品情報
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うらあやか Ayaka URA
《貝の/化石が/跡を残して/化石の/雌型/となった/身体》2021年

うらあやか Ayaka URA
《何も関係のない、切り離された、別の仕事(塩っぱいアイスクリームショップ)》2019、2024年

小山友也 Yuya KOYAMA
《一緒に歌う》

小山友也 Yuya KOYAMA
《足の裏の様子》

二木詩織 Shiori FUTATSUGI
《cup metabolism》2022年

二木詩織 Shiori FUTATSUGI
「キャンプができたらいいな。」展示風景 2019年 撮影:麥生田兵吾

宮田明日鹿 Asuka MIYATA
「有松手芸部活動風景」2022年 撮影:山田憲子

宮田明日鹿 Asuka MIYATA
《だいどころのこえ》2024年
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展覧会概要
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<タイトル> 同伴分動態
<参加アーティスト> うらあやか、小山友也、二木詩織、宮田明日鹿
<会期> 2025年4月2日(水)- 5月6日(火)
11:00~19:00 火曜休館 ※ただし5月6日(火)は開館します。
入場無料
<主催> BUG
BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】

https://recruit-holdings.co.jp/support/form/

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