株式会社AquaFusionの情報

兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目1番1号

株式会社AquaFusionについてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は神戸市中央区港島中町4丁目1番1号になり、近くの駅は北埠頭駅。港島国際エンジニアリング合同会社が近くにあります。特許については2019年07月16日に『水中情報表示装置』を出願しています。また、法人番号については「7140001104812」になります。
株式会社AquaFusionに行くときに、お時間があれば「神戸北野美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
アクアフュージョン
住所
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目1番1号
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推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
ポートライナーの北埠頭駅
ポートライナーの中埠頭駅
ポートライナーのみなとじま駅
ポートライナーの中公園駅
地域の企業
3社
港島国際エンジニアリング合同会社
神戸市中央区港島中町3丁目2番地の1ポートアイランド団地61棟111号
合同会社Rainmans
神戸市中央区港島中町2丁目3番地の8
株式会社リンツ
神戸市中央区港島中町3丁目2番地の6-1401号
地域の観光施設
3箇所
神戸北野美術館
神戸市中央区北野町2-9-6(異人館ホワイトハウス)
湊川神社宝物殿
神戸市中央区多聞通3-1-1
神戸華僑歴史博物館
神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル2F
特許
2019年07月16日に『水中情報表示装置』を出願
2016年07月13日に『音響測深装置及びマルチビーム音響測深装置』を出願
2016年07月13日に『音響測深装置、音響測深方法及びマルチビーム音響測深装置』を出願
2016年03月15日に『音響測定装置、音響測定方法、マルチビーム音響測定装置及び開口合成ソナー』を出願
法人番号
7140001104812
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/01/30

アクアフュージョンが養殖魚自動尾数カウントシステム「MagicCounter(マジックカウンター)」の全国販売を開始
2022年12月19月 14時
~最新の超音波技術を活用し誤差10%以内で正確に尾数を測定。音声対応も~株式会社AquaFusion(以下、当社)は、養殖生簀の魚の尾数を自動でカウントする「MagicCounter」(以下、マジックカウンター)を12月19日より全国で販売を開始いたしました。



マジックカウンター
分養時に生簀間を移動した魚の数を自動でカウント
 養殖漁業では、生簀内の養殖魚の密度を適切に保つため、養殖魚が成長すると、元の生簀から他の生簀に魚を移す「分養」という作業を行います。分養を正確に行い、生簀内の密度を生育に適した状態に保つためには予定した個体数を確実に分養する必要があります。しかし、移動する養殖魚の個体数を目視で把握することには限界があり、正確に分養することができずに作業のやり直しが発生することが多く、養殖漁業における大きな課題の1つとなっていました。
 マジックカウンターは、生簀と生簀の網を繋いでつくった魚道(通過枠)に超音波の送受波器を設置することで、通過する魚の個体数を海中でカウントするとともに、洋上でリアルタイムに確認できるシステムです。リアルタイムで生簀間を移動した魚の数を自動カウントする事ができるため、分養を正確行うための重要な情報を作業者に伝える事ができ、作業の大幅な効率化が可能です。



分養のイメージ



機器の構成
誤差10%以内の高精度な尾数把握を実現
 従来、生簀の中の魚の確認は水中カメラを利用した方法が主流でした。しかし、カメラでは魚の重なりや海中のにごりなどの環境要因により正確な計測が困難でした。そのため当社は、超音波式での計測方法を採用し、当社独自技術「FINE Technology」(高頻度超音波送信センサーと、魚体識別アルゴリズム:特許取得済)を応用することで、水質の影響を受けず、魚が密集した状態でも魚1匹1匹を個体識別し正確に個体数をカウントする事を実現しました。
 また、超音波を使った方法も海中をくまなくセンシングするには非常に大掛かりな装置が必要となり、コスト的に製品化が難しい状況でした。しかし、新たな特許出願中の技術により、部分的に海中を計測すれば、非計測のエリアも含めた全体の個体数を正確に推計することに成功し、製品化を実現しました(特許出願中:特願2022-189848)。現時点の計測誤差は平均約10%以内で、分養を実施するうえで十分な精度を確保しています。
※開発背景についての関連リリース:https://newsrelea.se/Bq98EO



カメラ式と超音波式の違い



マジックカウンターの仕組み
操作は簡単。通過尾数を音声でお知らせ
 マジックカウンターの使い方はとても簡単です。機器をセットしたら、PCでアプリを起動しボタンを押すだけで簡単に計測する事が可能です。表示画面は余計な情報をそぎ落とし尾数のみを表示。PCを機器本体に収納してお使い頂く事も可能です。
 また計測した魚の尾数をステップ毎(200尾~1,000尾の間で設定可能)に音声でお知らせする機能もあり、計測中に他の作業をする事も可能です。
各生簀に合わせ、導入からアフターサービスまで手厚くサポート
 養殖業者様ごとに生簀の形や大きさ、分養の方法は異なります。当社は導入前に必ずカウンセリングを行い、お客様の生簀や魚種にあった機器の微調整を行い納品します。また、機器導入後も1年間無料(実地・遠隔)でサポートを行ない、より精度の高い計測が実現できるようサポート致します。
 現在更なる機能改善に取り組んでおり、23年度中には魚道を逆走している魚の検知などの改善を実施する予定です。
 当社は、この他にもサイズが分かる魚群探知機「AquaMagic」や、定置網の入網量を計測する「MagicBuoy-T」など漁業の効率化を推進する機器を販売しております。最新の超音波テクノロジーで日本の水産業の発展と地域経済の活性化に貢献し、当社の理念である「テクノロジーで海に恩返しをする」を実現します。



  『本件に関する問合せ先』
  Mail: info@aquafusion.jp
  HP: https://aquafusion.jp
  担当: 取締役 松尾

超音波式水中可視化技術を活用して養殖マダイの個体数自動計測に成功
2022年12月08月 14時
~にごりやうねりのある海中でも平均誤差10%以内での計測を実現~NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)と株式会社AquaFusion(以下、アクアフュージョン)は、超音波式水中可視化技術(FINE Technology)※1を活用し、生簀の魚をカウントする「MagicCounter」(以下、本システム)により養殖マダイの個体数を自動計測する実証実験に成功し、本システムを2022年12月19日に安高水産有限会社(以下、安高水産)のマダイ養殖場に本格導入します。



個体数計測イメージ(本システム画面イメージ)
1.背景
 国内の養殖漁業の経営企業・団体数は減少傾向にあり、全国の魚類養殖生産量の約25%を占めるマダイ養殖においてはピーク時の1/3程度となっています。一方で、養殖生産量はほぼ横ばいで推移しているため、1つの企業・団体あたりの養殖業生産量は増え続けており、ICT技術の活用による一層効率的な養殖経営が求められています。
 養殖漁業では、生簀内の養殖魚を適切な密度に保つため、養殖魚が成長すると「分養」という作業を行いますが、生簀内の密度を生育に適した状態に保つためには予定した個体数を確実に分養する必要があります。分養は非常に大がかりな作業であるため、1度で正確に完了させることが養殖漁業の負担軽減につながりますが、移動する養殖魚の個体数を目視で把握することには限界があり、予定した個体数を正確に分養することができずに作業のやり直しが発生することが養殖漁業における大きな課題の1つとなっていました。
 この課題を解決するため、これまで水中カメラを利用した分養作業中のリアルタイムな個体数計測の実験が行われてきましたが、魚の重なりや海中環境の影響により正確な計測が困難でした。
 そこでNTT Comとアクアフュージョンは、2019年より、安高水産のマダイ養殖現場を実証フィールドとし、超音波による養殖魚の個体数自動計測に取り組んでおり、2021年3月には、超音波式水中可視化技術を活用した新たな養殖管理モデル確立のため、スマート水産業分野で業務提携を締結しました。
 3年にわたる実証実験において、計測精度の向上、分養時の魚道(通過枠)の改良などに取り組み、このたび、高い精度で個体数把握が可能であることが確認できたため、本システムを安高水産のマダイ養殖場に本格導入します。



分養作業のイメージ



実際の分養作業および実証風景
2.本システムの概要と特長
 本システムは養殖魚の分養時に、生簀と生簀の網を繋いでつくった魚道(通過枠)に超音波の送受波器を設置し、通過する魚の個体数を海中でカウントするとともに、洋上でリアルタイムに確認できるシステムです。
 これまで養殖魚の個体計測時に用いられてきた水中カメラでは、映像による個体計測を行っていましたが、本システムではアクアフュージョンの特許取得技術である「FINE Technology」(高頻度超音波送信センサーと、魚体識別アルゴリズム)を応用することで、水質の影響を受けず、魚が密集した状態でも魚1匹1匹を個体識別し正確に個体数をカウントする事が可能です。加えて、新たに特許出願中の技術※2により、未計測エリアを含め、全体の通過個体数を正確に推計することが可能となりました(特許出願中:特願2022-189848)。
 現時点の計測誤差は平均約10%以内で、分養を実施するうえで十分な精度を確保しています。



カメラと超音波の違い



本システムの仕組み
3.両社の役割
 NTT Com:導入のコンサルティング、本システムの基本検討
 アクアフュージョン:本システムの基本検討と開発製造、導入及びアフターサポート
4.今後の取り組み
 両社は連携して、本システムを他の魚類の養殖へも適応させ、水産業のDXを推進するとともに、魚道を逆走している魚を検知する仕組みの開発など、さらなる技術革新にも取り組んでいきます。
 また、両社は本システムと「養殖管理クラウド」※3を連携させ、給餌の効率化・高度化を推進するなど、さらなる水産業のDXに挑戦し、日本の水産業の発展と地域経済の活性化に貢献します。
※1 超音波式水中可視化技術(FINE Technology)は、アクアフュージョンが保有する特許技術で、高頻度で送信される超音波の反応を自動解析し魚を個体で識別することができる技術です。
※2 新たに特許出願中の技術は、個体識別に対応した計測エリアを推定し、全体としての通過尾数を高精度で予測することができるとともに、魚の移動方向を検知するアクアフュージョン独自の技術です。
※3 養殖管理クラウドは、水温や塩分、溶存酸素濃度などの海洋観測データや給餌記録、生育記録、生存尾数をクラウドで一元管理するサービスです。
                        
■本件に関する問い合わせ先
NTTコミュニケーションズ株式会社
四国支社 広報担当
Mail:shikoku-public-relations@ntt.com
■MagicCounterに関する問合せ先
Mail::info@aquafusion.jp
HP: https://aquafusion.jp