株式会社ARCHの情報

東京都渋谷区恵比寿1丁目5-8

株式会社ARCHについてですが、推定社員数は11~50人になります。所在地は渋谷区恵比寿1丁目5-8になり、近くの駅は恵比寿駅。株式会社シーパスが近くにあります。また、法人番号については「9011001093296」になります。
株式会社ARCHに行くときに、お時間があれば「太田記念美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


住所
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目5-8
google map
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
JR東日本山手線の恵比寿駅
東京メトロ日比谷線の恵比寿駅
東京メトロ日比谷線の広尾駅
東急東横線の代官山駅
地域の企業
3社
株式会社シーパス
渋谷区恵比寿3丁目1番7号
株式会社ヘルシーアイランド
渋谷区恵比寿1丁目31番11号恵比寿MSビル601
株式会社フェニックス・クリエイティブ
渋谷区恵比寿1丁目15番9号シルク恵比寿403
地域の観光施設
3箇所
太田記念美術館
渋谷区神宮前1-10-10
こども鉱物館
渋谷区神宮前2-30-4
色彩美術館
渋谷区神宮前6-25-8-810
地域の図書館
2箇所
渋谷区立渋谷図書館
渋谷区東1丁目6-6
渋谷区立臨川みんなの図書館
渋谷区広尾1丁目9-17
法人番号
9011001093296
法人処理区分
新規

不妊治療DXを行う株式会社ARCH、第一生命保険株式会社にて不妊治療に関する両立支援セミナー開催
2025年02月27月 10時
不妊治療DXを行う株式会社ARCH、第一生命保険株式会社にて不妊治療に関する両立支援セミナー開催
ー「ライフプランと仕事の両立」をテーマに不妊治療の正しい理解を広げるー




不妊治療の課題解決を行う株式会社ARCH(本社:東京都目黒区 代表取締役CEO:中井友紀子、以下「ARCH」)は、2025年1月28日(火)、第一生命保険株式会社にて「ライフプランと仕事の両立支援セミナー」の一環として、不妊治療をテーマにした社内向け両立支援セミナーを開催しました。不妊治療の基本情報、仕事との両立、ライフプランの選択肢などについて、ARCH代表の中井と、ARCHが運営をサポートしている不妊治療クリニック「トーチクリニック」の医師・町田が講演いたしました。
■セミナー開催の背景
不妊治療は2022年4月より公的医療保険の適用対象となるなど、社会的な注目度が高まっています。しかしながら、治療内容や費用、治療期間について十分に理解している方は多くありません。また、不妊治療はデリケートな話題であり、相談のハードルが高いのが現状です。本セミナーでは、妊娠の仕組みといった基礎的な情報から「不妊治療とはどのようなものか?」「かかる期間や費用はどのくらいか?」といった不妊治療に関する様々な疑問を解消し、参加者が自身のライフプランやキャリアについて考えるきっかけを提供しました。
また、治療と仕事の両立を支援する環境整備につなげるべく、妊活当事者だけでなく職場の上司・同僚など幅広く気軽にご参加いただけるようランチタイムにオンライン形式で実施されました。
■本セミナーの要点
1.不妊治療と仕事の両立のヒント
4.4組に1組が不妊症に悩む時代。仕事をしながら不妊治療を進めていくには、治療の伴走を明確にしてくれるかかりつけクリニックの選定が重要であることや、長期的な治療を防ぐためには、目標から逆算して計画的に進めることが必要です。職場での配慮や相談しやすい環境づくりは不妊治療と仕事を両立させる上で重要であると私たちは考えています。
2.妊よう性(妊娠する力や能力)の把握の重要性




妊よう性(妊娠する力や能力)は、加齢とともに自然に低下していきます。特に30代後半以降、妊娠率が急激に下がるため、早期の計画が重要です。妊よう性を適切に把握することで、ライフプランの選択肢を広げることが可能となり、年齢に応じた妊娠計画の検討は、仕事やキャリアとの両立においても大きな助けとなります。
3.卵子凍結・受精卵凍結のメリットと注意点
卵子凍結は、健康な卵子を若い年齢で保存することで、加齢による妊娠率の低下に備える手段となりますが妊娠するために必要な卵の数は、受精卵凍結と比べると多くなる傾向があります。また、現在は妊娠を検討しておらず妊よう性が高いうちに将来に備えて未受精卵子を凍結したいというような社会的な目的での凍結は保険適用外であり、費用面の考慮が必要です。一方、受精卵凍結は、不妊治療の一環として行われる場合に保険適用されることが多く、成功率が高い点がメリットです。
しかし、パートナーの同意や保存期間の制限など、計画的な準備が求められます。これらの選択肢を適切に理解し、医療機関との相談を通じて最適な方法を選ぶことが重要です。
■開催概要
日時:2025年1月28日(火)12:05~12:55(オンライン開催)
対象者:第一生命保険株式会社従業員(参加希望者)
内容

不妊治療とは

不妊治療と仕事の両立

ライフプランを考える上で今からできること(検査・卵子凍結等)
登壇者:株式会社ARCH 代表取締役CEO 中井 友紀子・トーチクリニック 医師 町田 真雄子
■トーチクリニック 概要




トーチクリニックは、駅徒歩1分、土日・夜間の開院、専用アプリと後日会計のシステムによって在院時間を短縮することで「いつでも通いやすく」、専門医による適切な診療と丁寧な説明によって自分のカラダを正しく理解していただくことで「また通いたい」、そんな生涯のかかりつけ医院を目指しています。
トーチクリニック恵比寿院 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8F(JR恵比寿駅東口から徒歩1分)
トーチクリニック上野院 〒110-0015 東京都台東区東上野3丁目18-7上野駅前ビル1F(JR上野駅から徒歩1分/2025年3月10日開院予定)
URL:

https://torch.clinic/

■株式会社ARCH 会社概要
会社名:株式会社ARCH 所在地:東京都目黒区下目黒2丁目17−18 TERRA PORT MEGURO B1階
代表取締役:中井友紀子 設立:2021年6月
事業内容:生殖医療、婦人科施設の開業支援・運営支援とシステム開発
URL:

https://arch.social/

<学会発表レポート>不妊治療専門「トーチクリニック」院長 市山卓彦 日本受精着床学会にて「プレコンセプションケアをフックとした早期の妊孕性理解が少子化対策の一助となる」を発表
2024年07月16月 08時
早期の妊孕性理解・発見における「ブライダルチェック」検査の価格を2024年7月1日より改定不妊治療専門 「torch clinic(トーチクリニック)」(住所:東京都渋谷区恵比寿4-3-14)院長 市山卓彦が、2023年7月28日(金)に開催された第41回 日本受精着床学会にてスポンサードシンポジウム「今知りたい、プレコンセプションケアの意義-生殖医療の質を上げることはできるのか」に登壇いたしました。
日本は生殖に関する教育を受ける機会が少なく、先進諸国の中でも妊孕性(妊娠する力や能力)についてのリテラシーが低いとされます。プレコンセプションケア(プレコン)とは、「妊娠の計画の有無に関わらず早期に妊娠や出産に関する知識を持ち、健康意識を高めること」で、国内でも推進される一方認知度は低いです。当院では広くプレコンに関心を持ってもらえるような工夫や、外来へのアクセシビリティの改善、受診後ケアを通じて妊孕性理解を促し、受診者様の行動変容、最適な選択をサポートしています。
当院では開院当初より、プレコンの一環としてブライダルチェックに力を入れて参りました。開院から2年が経過し、本年7月1日より、受診者様ごとの背景により適するようブライダルチェックメニューを再構成いたしました。
日本受精着床学会とは
日本受精着床学会は、受精及び着床に関する学術活動を推進して、生殖医療・生殖科学の発展に寄与し、人類の幸福に貢献することを目的とし、学術集会の開催各種の学術的調査及び研究、関連学術団体との連絡、提携、協賛及び後援等の事業を行う一般社団法人です。国内の生殖領域において権威のある学会のひとつです。
(参考 : http://www.jsfi.jp/about/aboutus.html
2023年7月に行われた第41回の開催テーマは「ART2023変わらぬ路(みち)と新たなる歩み-保険診療のステージへ-」と題し、これまでの経験を踏まえて、新たな研究や臨床を構築していくという理念の基に決定されました。2022年の不妊治療の保険適用後、患者・医療者の双方に様々な困惑があった中、時間の経過とともに診療も徐々に効率的になり、不妊治療に係る各クリニックの様々な工夫や今後の課題について、基礎研究や臨床等も踏まえて、各医療者が演題を発表いたしました。(参考: http://jsfi41.umin.jp/greeting/index.html
プレコンセプションケアの意義と認知
「プレコンセプションケア」とは、「妊娠の計画の有無に関わらず早期に妊娠や出産に関する知識を持ち、自分とそのパートナーの健康意識を高めること」です。「プレコンセプションケアの意義」及び「生殖医療の質を上げることはできるのか」を問う本シンポジウムにおいて、我々はこの意義を「ケアをフックとした患者への妊孕性教育」及び、医療行動経済学において、「肘で軽くつつく」と表現される「ナッジ(Nudge)」を効かせること、更に我々のような不妊治療専門施設において、「ナッジを効かせることで、受診者に対する適切な妊孕性教育を行い、治療年齢の若年化を通じて、生殖補助医療技術(ART : Assisted Reproductive Technology)の成績および周産期アウトカムが上がる」と考えました。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケアをフックとした妊孕性の教育を実施するには、まず「プレコンセプションケア」を認知してもらう必要があります。プレコンセプションケアという言葉の認知度を調査するために、Yahoo!DSインサイトを用いて、2019年6月から2023年5月までの4年間における「プレコンセプションケア」の検索数を調査しました。検索数は徐々に増加し、現在では500-1000回/月程度まで増加しているものの、直近1年間における検索ユーザー数は僅か1万人でした。

早期の妊孕性理解発見

更に「プレコンセプションケア」を検索したユーザーの前後約1年の検索ワードを調査したところ、検索前後 には「ムーアの分類」「ステロイドパルス療法」「日本産婦人科学会2023」「ファロー四徴症」等の医学用語が多く散見され、検索したユーザーには医療者が多く含まれる可能性があります。

早期の妊孕性理解発見

一方「ブライダルチェック」の月間検索量は 「プレコンセプションケア」の約4~10倍高く、検索ユーザー数も16万人と顕著に差を認めております。

早期の妊孕性理解発見

また「ブライダルチェック」を検索したユーザーの前後1年の検索ワードは、婚姻や妊娠初期に関わるキーワード、「葉酸」や「精液検査」など、より妊娠や出産を意識した検索動態をしているユーザーが多いと推測されます。

早期の妊孕性理解発見

日本の性教育の実態と行動変容を促す妊孕性教育
プレコンセプション外来における、行動変容を促す妊孕性教育を論ずるにあたり、日本の妊孕性リテラシーと性教育の実態について知る必要があります。
日本は国民皆保険の仕組みから、病院へのアクセシビリティは先進諸国の中でも高く、科学的リテラシーもヘルスして性教育における厳しい学習指導要領が挙げられ、現在日本では妊孕性について学ぶ機会が少ないです。そのため、医療者はただ治療方法や検査結果の説明するだけでなく、受診者の妊孕性リテラシーに合わせて、時には「年齢は妊娠率に影響を与える」といった基礎知識から説明し、深い理解を醸成することが重要です。行動を変容するには「理解」と「納得」が必要です。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケア外来の流れ
当院のプレコンセプションケア外来は、大きく「検査」と「結果説明」の2回の受診に分かれます。初診時の流れは、看護師や心理士からの事前問診(15分)、その後医師から各種検査プランの説明(5分)、検査(5~10分)という流れです。初回受診の2週間前後で2回目の受診をしていただき、医師より結果の説明・妊孕性教育(15分)を行います。検査結果が芳しくない場合などは、カウンセリングを紹介するケースもあります。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケア外来へのアクセス向上施策
前述のように、プレコンセプションケアはもちろん、ブライダルチェックも、まだ世間に十分認識されているとは言いがたい状況の中で、当院がプレコンセプションケア、及びその外来への関心を高めるためにどのような工夫をしているかもご紹介します。
対象の年齢や状況ごとに検索キーワードや閲覧メディアも異なるため、それぞれのメディアの特性を生かして施策を展開し、時には媒体社に向けて講演、認知活動を行なっています。特に、認知拡大と第三者からの信頼獲得を狙ったPR(バプリックリレーションズ)と、情報収集をしている顕在層・準顕在層に対し、リスティング広告をメインにアプローチし、同広告効果をリアルタイムで計測しチューニングを行っています。また、コンテンツの拡充にも力を入れており、様々なニーズで検索しているユーザーに対して正しい情報提供を行い、より多くの方にプレコンセプションケアの重要性を知っていただき、外来受診いただけるよう努めています。

早期の妊孕性理解発見

これらの施策を実施し、開院より1年で当院のプレコンセプションケア外来を受診した方は、女性317名、男性341名でした。特に女性において検索からの流入が大半を占めています。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケア外来を受診した約650名の内訳は、クリニック近隣の品川区、目黒区、渋谷区居住の方が最も多いですが、女性が遠方に居住の男性パートナーに受診勧奨を行い、カップルで来院するケースも散見されました。年齢は男女ともにピークが30~34歳、女性の71%は35歳未満でした。早期に妊孕性に知ることは大変重要ですので、若齢層が大半を占めたことは適切な層にリーチ出来ていると考えます。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケア外来の詳細
当院のプレコンセプションケアの詳細です。まず、受診前に専用アプリを用いた事前問診を行います。ここでは妊娠歴や既往歴など一般的な内容だけでなく、直接の対話で答えにくい性交渉の頻度や、また家族計画の要となる挙児希望の数や思いなども問診します。来院後の対面問診では、アプリ事前問診の内容を参考にしつつ、妊娠の仕組みについてなどの妊孕性知識も確認します。情報を担当医へ共有し、医師より各受診者の背景やニーズに合わせた説明を行い、検査項目を決定します。単独で御受診された場合は、希望や必要に応じてパートナーの受診も勧奨します。

早期の妊孕性理解発見

結果説明時の外来では、ただ内容を解説するだけでなく受診者の医学的・社会的背景を考慮した適切な選択肢(ネクストアクション)を提示しています。対面時に先行研究やガイドラインに準じて作成したスライドを用い説明を行い、場合によってはパートナーの受診勧奨(2回目)を行います。受診後にパートナーと共に妊孕性に関する理解を深め、家族計画についてディスカッションできるような資料をアプリ内に準備しています。

早期の妊孕性理解発見

ナッジを効かせるプレコンセプションケア外来の肝は、この「適切な妊孕性教育による自身とパートナーの妊孕性理解」と「具体的な選択肢の提示によるネクストアクションの可視化」です。これら2つが合わさることでナッジとなり、ただ検査結果を知るだけでは起こせない行動変容を起こすことが可能と考えます。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプションケア外来を受診後の動向
プレコンセプションケア外来を受診された女性314名のうちパートナーを有する方は237名でした。そのうち同日にパートナーと受診した方は16%でしたが、自身の受診後にパートナーにプレコンセプションケア外来を勧めて実際にパートナーが受診した方は50%、先に受診を終えた男性パートナーに受診を勧められて受診した方が23%と、ナッジ効かせカップル揃った受診を促せていることが分かります。また受診勧奨を受けた男性パートナーは女性の受診後平均17.6日で当院を初診しており、速やかに妊孕性検査の重要性を共有し意思決定が出来ていると考えます。

早期の妊孕性理解発見

受診後に提示するネクストアクションの選択肢としては、挙児希望が出るまでの経過観察、カップルでのセルフ妊活、不妊治療(当院の不妊外来 or 近隣の不妊外来)、予防医療としての未受精卵子凍結などです。
パートナーを有する女性237名のうち、3割が当院の不妊外来を初診しました。意思決定までのスピードは早く、半数以上の方はプレコンセプションケア外来から2ヶ月以内に受診されています。

早期の妊孕性理解発見

プレコンセプション外来から不妊外来を受診された患者は、タイミング法や人工授精といった一般不妊治療と、体外受精及び顕微授精をはじめとした高度生殖医療(ART)を受ける方が半々でした。不妊治療は一般不妊治療を経てからARTへステップアップすることが一般的です。しかしプレコンセプションケア外来で早期に適切な検査を実施することにより、卵巣機能不全や卵管閉塞、乏精子症などの疾患の発見、更にカップル揃って受ける妊孕性教育により議論や意思決定が促進されることで、最適と判断した治療を選ぶことができた結果と考えます。

早期の妊孕性理解発見

ARTへ移行した患者の平均年齢は35.9±5.7歳と、全国のART周期のボリュームゾーンである40~41歳に比べて若年で、胚移植による妊娠率は約46%と高い結果となりました。

早期の妊孕性理解発見


早期の妊孕性理解発見

まとめ
1. 日本は妊孕性リテラシーが低く、生殖に関する適切な教育を受ける機会が少ない
2. プレコンセプションケアの認知は低い
3. マーケットを精査することで、プレコンセプションケア外来へのアクセスは向上できる
4. リーチした潜在性・顕在性不妊症患者に、ナッジを効かせるプレコンセプションケアを行い行動変容を促すことで少子化対策の一助となる可能性がある
発表者:医療法人torch clinic理事長・恵比寿院院長 市山卓彦

早期の妊孕性理解発見

2010年 順天堂大学卒。国内に約1,000名程の生殖医療専門医。年間7000周期の高度生殖医療を行う西日本最大の不妊治療施設セントマザー産婦人科を経て、前職の順天堂大学浦安病院では不妊センターの副センター長を務める。2019年には国際学会で日本人唯一の表彰を受け、2021年の同学会で世界的な権威と共に招待公演に登壇するなど研究の分野でも注目されている。2022年5月 torch clinicを開院。2023年10月医療法人torch clinicを設立し、理事長に就任。
【資格】
日本生殖医学会生殖医療専門医
日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科学会専門医指導医
臨床研修指導医
日本生殖心理学会評議院
<クリニック概要>
クリニック名:torch clinic(トーチクリニック)
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8階
電話:03-6447-7910
アクセス: JR『恵比寿』駅 東口徒歩1分、 日比谷線『恵比寿』駅 徒歩3分
URL: https://torch.clinic/

<学会発表レポート>不妊治療専門「トーチクリニック恵比寿」、2023年11月10日開催の日本生殖医学会にて「患者の不妊治療と就労の両立を支援する当院の取り組みについて」を発表
2024年04月23月 08時
トーチクリニックの学会発表実績~過去ログ~不妊治療専門 「torch clinic(トーチクリニック)」(住所:東京都渋谷区恵比寿4-3-14)が、2023年11月10日(金)に金沢で開催された第68回日本生殖医学会学術講演会・総会にて「患者の不妊治療と就労の両立を支援する当院の取り組みについて」と題して発表しました。
日本生殖医学会とは
日本生殖医学会は、日本の生殖医学を発展させ、社会の先導者でもある医療人を育成し、国民に対して安全で安心な質の高い生殖医療を提供する一般社団法人です。
人類および家畜と動物の生殖に関する基礎的および臨床的研究について、研究業績の発表、知識の交換、情報の提供などを行い、もって学術の発展と人類の福祉に寄与することを目的としております。(引用:http://www.jsrm.or.jp/index.html
今回の学会テーマは「次世代に紡ぐ生殖医学」。本学会が次世代に繋がる生命を扱っていることに由来されており、それに加え、基礎領域の視点からは生殖学の学術的な考えや知見を次世代の研究者に継承する、また臨床領域の視点からは生殖医療の技術を次世代に継承する、という意味が込められております。(引用:https://www.congre.co.jp/jsrm2023/index.html
不妊治療と就労の両立の難しさ
先行研究では、不妊治療と仕事を両立を経験した患者のうち、「両立は困難」と感じている人は約95%にものぼっております。(NPO法人Fine「仕事と不妊治療の両立に関するアンケートPart2」2017)また、不妊治療を経験した回答者のうち約16%(女性の場合は23%)が治療と仕事を両立できずに退職しており、両立を難しいと感じる理由については、「通院回数が多い」「精神面で負担が大きい」「仕事の日程調整が難しい」などが上位に上がる調査報告がされています。(厚生労働省「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合調査研究事業調査結果報告書」)「時間的制約」と「心理的負担」が大きな原因であり、今回はこの「時間的制約」にフォーカスして当院で調査を行いました。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

トーチクリニックで実施したアンケート調査概要・結果
2022年5月~2023年5月の期間に「不妊治療」の枠で当院を受診した患者様2,379名に対して、オンラインアンケートを行いました。376名から回答を得ているうち、実際に当院で不妊治療を実施した患者様は347名で、291名が女性、年齢は30歳代が中心です。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

回答いただいた女性のうち253名が「仕事をしながら不妊治療を受けた経験がある」と回答した中で、「治療を理由に離職した」割合は5.2%と前述した先行研究の23%を大きく下回る結果でした。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

また、「両立に悩んでいる知人がいたら当院をおすすめしますか」という質問に対して85%が「はい」と回答し働く女性からの支持が厚いことがわかりました。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

治療と就労を両立する上での当院の長所について調査したところ、上位から順に「土日祝に診療がある」「専用アプリが便利」「開院時間が長い」「土地が便利」「診察後の待ち時間が短い・ない」と並んでおり、時間的制約を解決する内容が大半を占めていました。
不妊治療と就労の両立を叶えるためのトーチクリニックが実施している4つの施策
具体的に当院が治療と就労の両立を叶えるために行なっている4つの施策についてご紹介します。
1.「診察日と手術日の選択肢の拡充」
週7日を開院日としていて、仕事帰りに通院しやすいよう火曜と木曜に20時までの診療日を設定しています。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

2.「立地の選択」
JR恵比寿駅から徒歩1分に位置し、恵比寿駅という立地は4つの路線が利用可能で都心で働く患者の通院のしやすさを重視しました。
3.「在院時間の短縮」
患者様専用アプリを導入したことで、予約取得システムで待ち時間が長く発生しそうな時間帯の枠数をオンタイムでコントロールできます。また問診票の事前記入、院内処方の採用、後日決済システムの導入により、在院時間を短くするような施策を行なっています。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

実際、当院の1回の受診あたりの平均在院時間を調査すると、初診で約1時間半、一般不妊治療では1時間未満、排卵周期の診察・決定では1時間半、胚移植周期では約1時間~1時間半でした。2~3時間の待ち時間が一般的と言われているART(ART:生殖補助医療技術)実施クリニックとしては、いずれの診療内容でも在院時間が短い傾向がありました。
4.「Time to Pregnancy の短縮」
当院では不妊治療の長期化を避けることは離職率の低下に大きく寄与すると考え、患者様への妊孕性教育を初診から行なっています。治療1周期あたりの妊娠率を理解し、ステップアップの具体的な時期をイメージしてもらうことで、どの治療をいつから行うかの意思決定までの時間を短縮する効果があると考えています。また体外受精へ進む患者様には、授かりたい子どもの人数を確認し、適応があれば高刺激法を積極的に採用しています。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

実際に、初診日から各ステップへの所要期間について調査しました。
こちらの初診日の定義には、治療開始を念頭としていないブライダルチェック目的の受診も含まれています。AIHまでは約2か月、採卵日までは約3か月、移植日までは約5か月、心拍確認までは約6~7か月でした。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

結論と考察
当院で治療を受ける患者様の離職率は先行研究を大きく下回ることがわかりました。当院が行っている施策が、離職率を低下させる可能性が示唆された一方で、開院から2年未満での調査のため今後も期間を広げて検討を続ける必要がありますが、引き続き両立支援につながる効率的なシステム開発・導入を続けてまいります。
不妊治療専門「トーチクリニック」について
トーチクリニックは、2022年5月に東京都渋谷区に開院した不妊治療クリニックで、患者様専用アプリの導入やニーズの高い診療日・時間の設定など、治療と就労の両立支援を重視してきました。現在常勤医3名、培養士10名など総勢40名ほどのスタッフが在籍し、1日の来院患者数は約100名で、採卵件数は直近で月100件前後ほどで推移しています。

トーチクリニックの学会発表実績過去ログ


トーチクリニックの学会発表実績過去ログ

<クリニック概要>
クリニック名:torch clinic(トーチクリニック)
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8階
電話:03-6447-7910
アクセス: JR『恵比寿』駅 東口徒歩1分、 日比谷線『恵比寿』駅 徒歩3分
URL: https://torch.clinic/

<3月25日「妊活たまごクラブ」主催、イベント登壇のお知らせ>不妊治療専門「トーチクリニック」院長 市山卓彦
2024年03月05月 09時
~いつかママ&パパになるかもしれない 未来の二人のためのSpecial Event結婚と同時に考える「プレ妊活」~医療とテクノロジーを融合した不妊治療専門クリニック 「torch clinic(トーチクリニック)」(住所:東京都渋谷区恵比寿4-3-14)の院長 市山卓彦が、妊活を応援するメディア・たまひよ「妊活たまごクラブ」が主催する、2024年3月25日(月)に開催されるイベント『結婚と同時に考える「プレ妊活」』に登壇し、「生殖年齢と妊活とライフプラン」をテーマにお話しさせていただきます。
本イベントは、結婚間もないカップル20組、40名様を無料でご招待し、2023年12月に第2子をご出産されたモデル・タレントで元乃木坂46の衛藤美彩さんをゲストに招いた「妊活たまごクラブ」編集長との対談や、ウェディングフォトグラファーによるフォト撮影体験ができるブースもございます。(撮影した写真データはお持ち帰りいただけます)
<イベントページ>https://st.benesse.ne.jp/ninkatsu/content/?id=121431



イベント概要
妊活たまごクラブ
いつかママ&パパになるかもしれない 未来の二人のためのSpecial Event
結婚と同時に考える「プレ妊活」
・主催:ベネッセコーポレーション
・協力:Photorait(株式会社ウエディングパーク)
   :八芳園
■プログラム
2024年3月25日(月)19:00開演






衛藤美彩さん×「妊活たまごクラブ」編集長対談
トーチクリニック院長 市山卓彦先生によるご講演&質疑応答
「プレ妊活」をサポートするグッズ等のご紹介
スイーツ&ソフトドリンクサービス
フォト撮影体験
※イベントコンテンツは変更の可能性があります。ご了承ください。
■場所
八芳園 ウインド



今回の会場は創業から80年間、数多くの家族に幸せの門出の場として選ばれ続けている、八芳園です。八芳園では、人生の大きな決断プロポーズの演出から、結婚記念日アニバーサリーなど、節目節目のライフイベントにも寄り添い、忘れられない時間を提供しています。
■応募方法
イベントページ(https://st.benesse.ne.jp/ninkatsu/content/?id=121431)にて、応募資格・応募規約をお読みいただき、下部の応募フォームよりご応募ください。
※イベント参加者募集期間は3月14日(木) 23:59までを予定しております。
トーチクリニックのご紹介
■クリニックの特徴
「赤ちゃんを授かることも、仕事もやりたいことも、あなたをあなたらしくしているものたちを大切にしてほしい。」をモットーに、高い臨床成績の提供はもちろん、心身的な負担の軽減や、就労と両立ができるような、効率性と暖かみを融合させたクリニックを2022年5月に開院して以来、一貫して目指しています。
1.DXで在院時間を大幅削減し、通院の負担を軽減
トーチクリニックでは予約・問診・決済までを専用アプリで受診サポートすることで、在院時間を削減し通院の負担を大きく軽減し、仕事と両立しやすい不妊治療を提供します。
2.診療サマリーを作成し、ネクストアクションも可視化
これまで「女性のもの」というイメージが強かった不妊治療を「パートナーと2人で取り組むもの」へと変えるために、診療サマリーを作成しネクストアクションを可視化することで、治療を正しく理解して且つ納得いただき、情報をシェアしやすくパートナーも一緒に振り返りが出来るようにしています。
3.医療機関として適切な情報を発信
妊孕(にんよう)性についての適切な知識を持ち、ライフプランをご自身でコントロールできる人を増やしたいとの思いから、最前線で診療に携わる医療者とYahoo! JAPANで検索やメディアを創ってきた人材の混成チームで、初潮から閉経まで、毎月の体調や人生の大事なイベントを考える上での悩みに網羅的に寄り添える情報を発信しています。
■医療法人torch clinic理事長・恵比寿院院長 市山卓彦のプロフィール
2010年 順天堂大学卒。国内に約1,000名程の生殖医療専門医。年間7000周期の高度生殖医療を行う西日本最大の不妊治療施設セントマザー産婦人科を経て、前職の順天堂大学浦安病院では不妊センターの副センター長を務める。2019年には国際学会で日本人唯一の表彰を受け、2021年の同学会で世界的な権威と共に招待公演に登壇するなど研究の分野でも注目されている。2022年5月 torch clinicを開院。2023年10月医療法人torch clinicを設立し、理事長に就任。
【資格】
日本生殖医学会生殖医療専門医
日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科学会専門医指導医
臨床研修指導医
日本生殖心理学会評議院
<クリニック概要>
クリニック名:torch clinic(トーチクリニック)
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8階
電話:03-6447-7910
アクセス: JR『恵比寿』駅 東口徒歩1分、 日比谷線『恵比寿』駅 徒歩3分
URL: https://torch.clinic/

不妊治療専門クリニック 「torch clinic」、卵子凍結に係る東京都助成金制度の登録医療機関に認定
2023年10月27月 00時
2023年10月16日より受付開始医療とテクノロジーを融合した不妊治療専門クリニック 「torch clinic(トーチクリニック)」(住所:東京都渋谷区恵比寿4-3-14、院長:市山卓彦)がこの度、「卵子凍結に係る費用への助成」および「凍結卵子を使用した生殖補助医療への助成」の登録医療機関に認定されたことをお知らせいたします。渋谷区内の登録医療機関に認定されたクリニックの一つとなり、対象者の条件を満たせば当院での治療にかかった費用に助成金が支払われます。
当院の卵子凍結に係る特徴
「トーチクリニック恵比寿」は2022年5月に開院しました。開院当初より妊娠率に拘って治療を行っており、開院から1年間で妊娠率は52.8%、累計妊判陽性件数は185件(そのうちARTは127件)という実績です。
当院では必ず家族計画を初診時にヒアリングし、カップル、患者様ごとに目標から逆算した治療のロードマップを作成して治療に取り掛かります。そして研鑽を重ねた医師による質の高い診療によって、患者様の「いつ」「何人」授かりたいという希望の実現に努めております。患者様のご年齢とお身体(卵巣機能)の状況を見極め、適した排卵誘発方法で採卵することで、1回の採卵あたりの胚凍結平均個数は4.2個という好成績です。
また、患者様の通院のしやすさにも力を入れて取り組んでおり、恵比寿駅東口徒歩1分の立地に加え、土日祝・夜間まで診療、専用の受診アプリを導入し、事前予約、事前問診、後日会計を取り入れ在院時間を短縮するよう工夫しています。
当院での卵子凍結・治療方針についてお気づきになる点がございましたら、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

2023年10月16日受付開始医療

待合室

2023年10月16日受付開始医療

患者様専用の受診アプリ
卵子凍結に係る費用への助成
1.支給される助成金:最大30万円・卵子凍結を実施した年度:上限20万円(1回のみ)・次年度以降、保管更新時の調査に回答した際に、1年ごと一律2万円(最大5年間)を予定
2.主な対象要件(下記の全てを満たす方)
1.都が開催する、卵子凍結の正しい知識を持っていただくための説明会へ参加すること
2.説明会への参加を申し込んだ日から都に助成金を申請する日までの間、継続して都内に住民登録をしていること
3.説明会に参加した後、都が指定する登録医療機関において採卵準備のための投薬を開始すること
4.未受精卵子の採卵又は凍結後に都が実施する調査に協力すること
5.凍結卵子の売買、譲渡その他第三者への提供はいかなる場合も行わないこと、また、海外への移送は行わないこと
6.卵子凍結後も都の実施する調査に対し、継続的に(最大5年間)回答すること
※ 令和6年3月31日までに医療行為が終了した方が対象です。
3.当院での未受精卵子凍結の流れ
1.「東京都福祉局」のHPをお読みいただき、説明会にご参加ください。
2.説明会ご参加後、当院HP内「未受精卵子凍結」をお読みいだだき、注意事項やスケジュールなどをご理解いただけましたら、こちらの初診予約の手順にしたがって、アプリよりご予約をお取りください。予約フォームでもご予約を受け付けております。その場合は詳細欄に「東京都助成金の説明会参加済み」である旨をお書きください。
3.初診時に具体的な治療の流れや、今後のスケジュールについてご説明します。
凍結卵子を使用した生殖補助医療への助成
1.支給される助成金:1回につき上限25万円(最大6回まで*)ただし、「以前に凍結卵子を融解し作成した凍結胚」を胚移植する場合は、1回につき上限10万円。
※初めて助成を受けた際の施術開始日において、妻の年齢が40歳未満であれば6回まで、40歳以上であれば3回までを助成回数の上限とする。
2.対象者:妻の年齢が43歳未満の夫婦で凍結卵子を使用した生殖補助医療を受ける方
3.主な対象要件(下記の全て満たす方)
1.生殖補助医療の開始日から申請日までの間において、夫婦(事実婚を含む)であること。
2.生殖補助医療の開始日における妻の年齢が43歳未満の夫婦(事実婚を含む)であること。
3.生殖補助医療の開始日から申請日までの間、以下のいずれかに該当すること。
ア:法律婚の夫婦にあっては、夫婦いずれかが継続して都内に住民登録をしていること
イ:事実婚の夫婦にあっては、夫婦ともに継続して都内の同一住所に住民登録をしていること
※最新の詳細情報は必ず「東京都福祉局」のHPでご確認ください。
4.当院での凍結卵子を使用した生殖補助医療の流れ
1.こちらの初診予約の手順にしたがって、アプリよりご予約をお取りください。すでに当院に通院中の患者様は、いつも通りアプリよりご予約をおとりください。予約フォームでもご予約を受け付けております。その場合は詳細欄に「東京都助成金利用予定」である旨をお書きください。
2.初診時に具体的な治療の流れや、今後のスケジュールについてご説明します。
トーチクリニック院長 市山卓彦のご紹介

2023年10月16日受付開始医療

国内に1020名程しかいない生殖医療の専門医。国内有数の不妊治療施設セントマザー産婦人科医院を経て、順天堂大学浦安病院では副センター長として、高度生殖医療をはじめとした不妊治療に従事。2019年には国際学会で日本人唯一の表彰を受け、2021年には同学会で世界的な権威と共に招待公演に登壇するなど研究の分野でも注目されている。
通院の負荷をはじめとした不妊治療に対する社会課題を感じ、患者が仕事と不妊治療を両立できる世界を目指し、2022年5月恵比寿に不妊治療専門クリニック「トーチクリニック」を開院。【資格】日本生殖医学会生殖医療専門医日本産科婦人科学会専門医日本産科婦人科学会専門医指導医臨床研修指導医日本生殖心理学会評議員
<クリニック概要>クリニック名:torch clinic(トーチクリニック)所在地:東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8階電話:03-6447-7910アクセス: JR『恵比寿』駅 東口徒歩1分、 日比谷線『恵比寿』駅 徒歩3分URL: https://torch.clinic/
問い合わせ: https://www.torch.clinic/contact