株式会社Haluの訪問時の会話キッカケ
株式会社Haluに行くときに、お時間があれば「京都府立堂本印象美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
今日の訪問が、私たちの良い関係の始まりになればと思います。
北野白梅町駅から近道を通ると何分くらいになりますか
京都府立堂本印象美術館が近くにあるようですが、行ったことはありますか
株式会社Haluのいいところはどんなところですか
」
google map
嵐電嵐山本線の等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅
嵐電嵐山本線の龍安寺駅
嵐電嵐山本線の妙心寺駅
2023年07月27月 15時
障害児と健常児が「ともにつかえる」【IKOUポータブルチェア】等、乳幼児
2023年07月10月 11時
【IKOU】障がいの有無に関わらず使えるキッズチェア <IKOUポータブ
2022年10月07月 14時
これは、「自由で自分たちらしい外出を、すべての子どもと親たちに」をコンセプトとし、障害児育児から見えてくる「お出かけ」にまつわる不便や不満を起点に、様々な子どもが「ともに」使うことができるプロダクトの開発・提供を行うインクルーシブ・ブランド「IKOU(イコウ)」の取り組みをご評価いただいたものです。
今回の受賞を励みに、まずは外出先での小さなお子様の「座る」「座らせる」悩みを解決する「IKOUポータブルチェア」をより多くの方に知っていただき、ご利用いただける機会を増やすことで、小さなお子様連れの家族の「外出しづらさ」を解消し、日々を楽しむこと、前向きな社会参加を促すことにつなげてまいります。
【写真】「IKOUポータブルチェア」は女性でも気軽に持ち運びができ、様々な大人用の椅子に簡単に取り付け可能です。
■ インクルーシブ・ブランド「IKOU(イコウ)」の目指していること
<ビジョン>
インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。
<ミッション>
私たちは、「ともにつかえるプロダクト・サービス」の提供により「多様な人びとの交流機会」を増やしていきます。
「IKOU」のメインプロダクトである「IKOUポータブルチェア」は、運動機能障害により体幹が弱く、座る姿勢に困難を抱える子どもとその家族の「外出しづらい」という課題を起点に生まれました。障害児専用の椅子(福祉機器)は大きくて重いため持ち運びができず、 外出先で使える椅子がないために、行動範囲が制限されてしまいがちです。私たちは、当事者とともにデザインや製品開発のプロセスを行う「インクルーシブデザイン」の手法を用い、この課題解決を目指しました。障害の有無で使い手を選ばない「インクルーシブ」なキッズチェアとして、2022年春より販売を開始し、様々なご家族から、「小さな子どもがいても、みんなと一緒にお出かけができてうれしい」という喜びの声をいただいています。
■ IKOU各プロダクト紹介
「IKOUポータブルチェア」は、オンラインでの個人向け販売のほか、企業・団体様への導入も行なっています。特に、スタジアムや劇場、商業施設、飲食店等、IKOUポータブルチェアが利用できる施設やイベントの拡大により、小さなお子様連れの家族がこれまでアクセスしづらかった外出先に自由に出かけられる機会を増やし、様々なニーズを持つ人たちが体験を共有できる空間を広げ、社会の多様性の可視化につなげていきたいと考えています。
【写真】スタジアム等の椅子にも設置可能。小さなお子様連れの家族も一緒にスポーツ観戦を楽しめます。IKOUポータブルチェアをご導入・お客様へのレンタルサービスをされているB.LEAGUE所属プロバスケットボールチーム・アルバルク東京様(https://www.alvark-tokyo.jp/)の国立代々木競技場第一体育館 でのゲームの様子。
IKOUポータブルチェア個人向け購入ページ:https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-portable-chair/
IKOUポータブルチェア企業・団体様導入ご案内ページ:https://ikoudesign.com/ja/forbusiness/
また、同じくマイノリティの課題を解決する機能性と「使いたい」と思えるデザインを兼ね備えた、「IKOUスタイ」「IKOUキッズウェア」も、小さなお子様のいるご家族の、「出かけたい」「体験したい」「触れ合いたい」気持ちを後押しするプロダクトです。
IKOUスタイ:https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-bib/
IKOUキッズウェア:https://ikoudesign.com/ja/products/ikou-kids-wear/
これからも、様々なニーズを持つ子ども・家族とともに、課題を価値に変え、多様な人々の交流機会の創出と豊かな社会づくりに貢献してまいります。
■ 株式会社Halu(ハル)について
2020年4月創業。「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、子どもをもつすべての家族の多彩な外出機会を創出するための安全・快適で個性的なプロダクトを提供しています。体幹が弱い乳幼児でも安定して座ることができ、外出先の椅子にも簡単に取付けられるキッズチェア「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」を始め、機能性とデザイン性の両立をかなえる子ども服等、自社ブランド「IKOU」の開発製造販売のほか、インクルーシブな商品・サービス開発を目指す各企業様との共同開発や社員研修・コンサルテーション等も行います。
代表取締役:松本 友理
本社:京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja/
インスタグラム https://www.instagram.com/ikou_official_/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社Halu
E-mail : contact@ikoudesign.com
コンタクトフォーム:https://ikoudesign.com/ja/contact/
障害の有無によらず様々な子どもが使える「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」等を企画・販売する株式会社Halu(「ハル」代表取締役:松本友理、本社:京都府京都市、以下「当社」)は 、この度、第三者割当増資により総額5,000万円の資金調達を完了しました。引受先は、いずれも関西に拠点を置く、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、ABCドリームベンチャーズ株式会社 、南都キャピタルパートナーズ株式会社 、京銀リース・キャピタル株式会社 、株式会社京信ソーシャルキャピタル 、中信ベンチャーキャピタル株式会社の6社です。これにより 当社の累計調達額は1億6,000万円(融資含む)となります。
今回の資金調達により、2022年4月に販売を開始した「IKOUポータブルチェア」の認知向上や、スポーツ・商業施設等、企業・団体への導入を拡大するための営業・マーケティング活動に一層注力してまいります。
同時に、障害児・健常児がともに使える各種プロダクト開発を通じて得られる「インクルーシブデザイン」の知見を強みとし、ユーザーネットワークの本格的な構築等、事業領域の拡大に着手します。また、各事業の成長と加速化を実現するための組織づくり・体制強化を行います。
■ インクルーシブ・ブランド「IKOU(イコウ)」の目指していること
<ビジョン>
インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。
<ミッション>
私たちは、「ともにつかえるプロダクト・サービス」の提供により「多様な人びとの交流機会」を増やしていきます。
高齢者や障害者など、従来のデザインプロセスでは見逃されがちだった多様な人々のニーズに着目し、当事者を巻き込んで共に創るデザインアプローチ「インクルーシブデザイン」は、社会にイノベーションと豊かさをもたらすとして世界的に注目されています。
当社は、IKOUの各プロダクトを、障害児とその家族が抱える課題を起点に、当事者と一緒に検討し開発しています。同時に、障害の有無によらずあらゆる子どもと親が「ともにつかえる・つかいたいと思えるプロダクト」を世の中に増やすことを目指し、健常児とその家族も含め、様々な子どもたち・親たちとの試作プロセスを取り入れていることも特徴です。
2023年4月にビジョン・ミッションを刷新し、小さなお子さま連れの家族の「外出機会の創出」にフォーカスすることにいたしました。「障害者と健常者の分断」という社会課題解決の手段として、インクルーシブデザインを実践し、ユーザーの「外出したい気持ち」を高めるプロダクトづくりにまい進しています。多彩な外出機会の創出が、人々の交流を促すと同時に多様性を可視化し、お互いを認め合い支え合う社会づくりにつながると考えています。
■ 2022年4月「IKOUポータブルチェア」の発売と現状
2022年4月に発売した「IKOUポータブルチェア」は、家の中でも外出先でも利用できる折りたたみ式のキッズチェアです。体幹が弱いという身体的チャレンジを抱える子どものニーズをベースに開発し、乳幼児が安定して座ることができる仕様となっています。大人用の椅子への取り付けは簡単で、床などへの直置きも可能なため、外食やスポーツ観戦、ピクニックやキャンプでの活用等、家族の行動範囲が広がります。
小さなお子さま連れのご家族の「自由に外出したい気持ち」を後押しする商品として、SNSでの口コミ等により広まり、主にオンラインを通じた個人向け販売台数は5月の対前年同月比で6倍となりました。
また、家族層の「外出機会の多様化」を目指し、スポーツ・商業施設等の企業・団体様へのアプローチに取り組んでいます。現時点での導入実績は以下の通りです:
スポーツ施設・スポーツチーム
劇場
レストラン
自動車ディーラー
百貨店
保育園
総合病院
自治体 等
IKOUポータブルチェアの機能・開発ストーリーについて詳しくは当社ウェブサイト( https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-portable-chair/ )をご参照ください。
■ 今後の見通し
まずはIKOUポータブルチェアの企業・団体導入の拡大に注力します。IKOUポータブルチェアが利用できる施設やイベントの拡大により、小さなお子さま連れの家族がこれまでアクセスしづらかった外出先に自由に出かけられる機会を増やし、様々なニーズを持つ人たちが体験を共有できる空間を広げ、社会の多様性の可視化につなげていきます。
また、2022年春より販売を開始した「IKOUスタイ」「IKOUキッズウェア」も含め、インクルーシブデザインによるプロダクト開発の実践を通して得られ蓄積し続ける知見およびユーザーネットワークを、他企業・団体とも積極的に共有してまいります。具体的には、マイノリティの課題を起点とする様々な商品・サービスの共同開発やコンサルテーション、研修の実施等に取り組みます。当社の事業領域を超えて、様々な強みを持つ他企業・団体との協業においてインクルーシブデザインを実践していくことで、マイノリティの選択肢を増やすこと目指すのみならず、社会全体におけるイノベーションの創出や経済の活性化にもつなげていきます。
■ 今回の資金調達における引受先(敬称略、順不同)
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
京都市スタートアップ支援2号投資事業有限責任組合
ABCドリームベンチャーズ株式会社
ソーシャルインタラクションデザインファンド投資事業有限責任組合
南都キャピタルパートナーズ株式会社
ナントCVC3号あけぼの投資事業有限責任組合
京銀リース・キャピタル株式会社
京銀輝く未来応援ファンド3号 for SDGs投資事業有限責任組合
株式会社京信ソーシャルキャピタル
京信イノベーションC2号投資事業有限責任組合
中信ベンチャーキャピタル株式会社
中信ベンチャー・投資ファンド6号投資事業有限責任組合
■ 出資者からのコメント
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
西日本投資部 本田 勇人 様
IKOUの商品は障がいを持つ子・及びその家族の想いに徹底的に寄り添って作られており、物理的・心理的に社会との分断を感じてきた方々にとっては特別な存在になっています。当事者として社会との分断を感じ、何としても理想の社会を実現したいという熱い想いをもつ松本社長だからこそ出来る事業だと感じ、今回投資をさせて頂きました。
インクルーシブ・デザインは日本ではまだまだ普及していない考え方ですが、当社がその推進役となり、インクルーシブな社会が実現できると信じています。多様な方々が共創できる社会の実現を目指す京都発のスタートアップ企業として、京都市スタートアップ支援2号ファンド関係者一同、精一杯応援させて頂きます。
ABCドリームベンチャーズ株式会社
投資部長 北田 淳 様
「健常者と障害者という分断された社会構造」という課題に対して、「デザインによって共に支え合って生きていく社会を作る」という松本代表の強い思いに、深く共感いたしました。国内でもインクルーシブ・デザインという手法が徐々に広がってきている中、Halu社は実際にインクルーシブなプロダクトを企画・製造し、レストランやスタジアムなどへの導入を進めてきています。私たちも、多様性を受け入れる社会実現に向けて、インクルーシブなプロダクトを人々のライフスタイルに浸透させていけるよう尽力して参ります。そして、Halu社と共に、多様な人々が支え合いながら自由かつ前向きに社会参加できる世界を実現したいと思います。
南都キャピタルパートナーズ株式会社
代表取締役社長 堺 敦行 様
“車いすの人と二足歩行の人がいて、段差がある。
段差を超えられる二足歩行の人は、段差を超えられない車いすの人を障害者と呼ぶ。
二足歩行の人も越えられない段差は障害物と呼ばれる。”
かつてこの話を聞いて、「障害」というのは相対的なものにすぎず、多数派が勝手に決めているものなのだと気づかされました。
Halu社のビジョンは、まさにこうした多数派の考えへの大きなチャレンジです。
松本さんとお会いし、強い想いと実行力に触れ、この人なら乗り越えられるのではないかと思い、今回ご一緒させて頂くことにしました。
私どもは、奈良県を中心に展開する南都銀行グループの会社で、地域の様々な課題の解決に繋がる投資を行っています。本出資を機にHalu社の目指す世界の実現に向け、まずは地域での展開に貢献して参ります。
京銀リース・キャピタル株式会社
投資部 部長代理 村田 義樹 様
この度は、Halu様とご縁を頂けたこと改めて感謝申し上げます。
松本社長は、自身の強い原体験から、障がい者と健常者の隔たりを無くすことを目指して起業されました。Halu様が取り組まれているインクルーシブデザインの普及、インクルーシブ社会の実現は、障がい者と健常者の隔たりだけでなく、様々な社会の隔たりを無くし、SDGsの重要なキーワードである多様性の実現に大きく資するものと考え、ご出資させていただきました。
こうした非常に高い志と大きなマーケットを兼ね備えたスタートアップが、京都に根差して活動されていることを大変嬉しく思います。
今後、金融面に限らず幅広い支援を行っていく所存でございます。どうぞよろしくお願い致します!
株式会社京信ソーシャルキャピタル
代表取締役 国本 丈弘 様
弊社は京都信用金庫の子会社ベンチャーキャピタルとして、社会課題の解決や地域活性化に資する事業を積極的に応援しています。
Halu様の手掛けるIKOUポータブルチェアは、「障がいのある子もない子も対象とする、新たなブランドを創りたい」という松本社長の原体験から開発された商品で、創業時から経営理念を貫き、この製品を世の中に広めたいという熱い想いを持っておられます。
弊社はこの想いに共感し、IKOUの広がりを通じて、Halu様が「インクルーシブデザイン」の先駆者として大きく発展していくことを期待するとともに、微力ながらその一助を担うことができるよう努めてまいります。
京都中央信用金庫 専務理事
中信ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役社長 安川 淳史 様
社会の分断を無くすインクルーシブ・デザインを世間に拡められる知見を備え、影響を与えることができる株式会社Haluへの投資の機会に恵まれたことは大変大きな喜びです。
SDGsの観点からも人権の尊重と経済・社会・環境の総合的な解決を目指す企業であり、今後の大きな飛躍を期待しています。
■ 株式会社Halu 代表取締役 松本 友理 コメント
起業のきっかけとなった息子は、今年の春に小学生になりました。保育園では健常児のお友達とともに過ごしてきましたが、特別支援学校に進学し、健常児との関わりが一切断たれてしまう現実に直面しています。改めて、障害者と健常者との生活・学び・就労の場が子どもの頃から分断され続いていく社会構造を実感し、交流の機会を生み出す取り組みにまい進することへの思いを日々強くしています。
子どもの頃からさまざまなニーズを持つ人たちの存在を身近に感じ、多様性を認め合い・生かし合う感覚を育むことは、成熟社会へ移行した日本にとって、社会的な強さと真の豊かさを生み出す源になるはず。私たちはそう信じて、まずは、障害児も健常児も「ともにつかえる」多彩なプロダクトの開発を通じ、両者の交流機会を生み出し、心理的な距離を縮めることに引き続きチャレンジしていきます。
今回の資金調達においては、地元関西に拠点をおくVCの皆さまに私たちのビジョンに共感していただき、課題解決のアプローチとして取り組む「インクルーシブデザイン」の可能性を信じて出資をしていただけたことを、心から嬉しく、心強く思っています。皆様のご期待に応え、「インクルーシブデザインの社会実装の推進役」となるべく、チーム一丸となって、成長を加速させてまいります。
事業成長を支える組織づくりにも力を入れていくため、一緒に働くメンバーも募集しています。熱い想いを持ち、ともに挑戦してくれる仲間との出会いを心待ちにしています。
採用情報 https://ikoudesign.com/ja/recruit/
【松本 友理プロフィール】
2007年に大学卒業後、トヨタ自動車に入社。本社にてプロダクトマネージャーとして、カローラなどのグローバル戦略車の商品企画や、コーポレート価格戦略を担当。ものづくりには、人びとの暮らしをよりよく変える力があることを実感する。
2016年に長男を出産し、脳性まひによる運動機能障害があることが判明。息子のケアとリハビリに専念する中で、「障害者は保護されるべき存在である」という前提の元に成り立つ社会福祉制度や、障害児とその家族を取り巻く環境に課題を感じ、起業を決意。トヨタ自動車を退職し、2020年に株式会社Haluを創業。
■ 株式会社Halu(ハル)について
2020年4月創業。「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、子どもをもつすべての家族の多彩な外出機会を創出するための安全・快適で個性的なプロダクトを提供しています。体幹が弱い乳幼児でも安定して座ることができ、外出先の椅子にも簡単に取付けられるキッズチェア「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」を始め、機能性とデザイン性の両立をかなえる子ども服等、自社ブランド「IKOU」の開発製造販売のほか、インクルーシブな商品・サービス開発を目指す各企業様との共同開発や社員研修・コンサルテーション等も行います。
代表取締役:松本 友理
本社:京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja/
インスタグラム https://www.instagram.com/ikou_official_/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社Halu
E-mail: contact@ikoudesign.com
コンタクトフォーム:https://ikoudesign.com/ja/contact/
受賞に伴い、10月22日(土)より西武池袋本店にて開催される Good Design Good Over 50's「くらしのデザイン展 2022 ケアとアートとデザインと」にて、IKOUポータブルチェアの展示・販売が行われます。
公式サイト:https://ikoudesign.com/ja/
IKOUポータブルチェアについて
■プロダクトが生まれた背景
IKOU は、「身体的チャレンジを抱える子どもたちとその家族の体験から学び、一般のファミリーも価値を感じられるデザインに還元する」というインクルーシブ・デザインに基づく新たなアプローチのものづくりを通して、インクルーシブな社会創りに貢献することを目指すブランドです。
日本では障がいの有無によって子どもたちの生活、学び、遊びの場が隔てられ、身近な子ども向け用品においても、「障がい児専用」と「健常児だけを対象にしたもの」に分かれている現状があります。それゆえ、両者が体験を共有する機会は非常に限られていますが、幼少期から多様なニーズを持つ人たちの存在を身近に感じることは、ダイバーシティ&インクルージョンが担保された社会を創る上で不可欠です。
IKOUは、障がいの有無という垣根を越える乳幼児向けブランドとして、さまざまな個性やニーズを持つ子どもたちが、自然と交わる機会を創出していきます。
さまざまなニーズを持つ子どもたちやその家族と向き合いながら、プロダクトを開発
■ IKOUポータブルチェアの特徴
<IKOUポータブルチェア>は、室内外問わず持ち運んで使える、折りたたみ式のキッズチェアです。肢体不自由児とその家族の体験から学び、「障がいの有無に関わらず使えるインクルーシブ・プロダクト」として開発しました。「あらゆる子どもを歓迎する」姿勢を示すシンボルを目指し、個人のユーザーに限らず、スポーツチーム、子育て関連施設、飲食・宿泊関連企業などへの導入も進めています。
- 座位が不安定な乳幼児でも安定した姿勢を保つため、こだわり抜いたシート形状
- 体の状態や利用シーンに合わせて、座面ごとリクライニングできるティルト機能搭載
- 大人のイスに簡単に固定でき、床置きでも使用可能で、家族の行動範囲を拡張
- ポータブルな仕様と安全性を両立(製品安全協会よりSGマーク認証を取得済み)
- 誰が持っても違和感がなく、日常に馴染む、ミニマルなデザイン
グッドデザイン賞の受賞について
■ 審査委員による評価コメント(全文)
開発者であるご自身が障がいのあるお子さんとの育児を通じて感じた日本社会が抱える課題に、果敢にアクションを起こし、小さな気づきも分かち合いIKOUを通じて市場に大きな影響を与えている点が大変評価された。障がい者と健常者が共に過ごし、経験を分かち合える場はとても豊かな場であり、誰でも同じように使えるインクルーシブ・プロダクトを目指すことは、製品単体価格を抑え障がい者のお子さんを持つ家庭の負担を減らすだけでなく今まで見過ごされていた視点が加わることでより一層価値のある製品となる可能性を秘めている。インテリアにおける存在感の低減や軽量化など、今後の展開を応援したい。
■ 受賞対象ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/53107?token=zdvtoG1tJ5
■ Halu 代表取締役 松本 友理 コメント
まだ事業計画もなかった私の想いに共感を示し、プロダクトデザインへの協力を快諾してくれたIDEOのデザイナーの皆さんと共に、ユーザーの気持ちに寄り添いながら試作とテストを幾度も重ね、IKOUポータブルチェアのデザインは生まれました。製品化のフェーズで伴走してくださったメーカーの皆さん、IKOUを応援してくださるユーザーの皆さん、そしてチームのメンバーと共に世に送り出した最初のプロダクトを高く評価していただき、心から嬉しく思っています。
この受賞を励みに、ものづくりを通して、インクルーシブ・デザインの社会実装に取り組んでまいります。
■ IDEOTokyo マネージングディレクター 野々村 健一 様 コメント
(IKOUポータブルチェア デザイン協業パートナー)
ご自身の身の回りの問題意識をもとに、大企業から起業家の道へとキャリアを転換した松本さんの挑戦に伴走できたこと、大変嬉しく思います。アイデアを形にするプロセスは決して容易なものではないですが、協業を経てプロダクトを市場に送り出せたことはデザイナーの我々としても実りのある経験でした。HaluにはIDEOのベンチャー・キャピタル「D4V」から出資もしています。今後も投資家とデザイナー双方の視点からHaluの成長を複合的に支援し、長きに渡って関係を続けていきたいと思っています。
■ 展示会案内
下記展示会で受賞作品をご覧いただけます。
Good Design Good Over 50's「くらしのデザイン展 2022 ケアとアートとデザインと」
会期:2022年10月22日(土) ~ 11月7日(月) 会期中無休 10:00-21:00
※最終日11月7日(月)は、午後6時にて閉場
会場:西武池袋本店 7階
くらしのデザインサロン および インテリアフロア 特設会場
入場料:無料
https://www.jidp.or.jp/ja/2022/09/23/kurashinodesign2022
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
<会社概要>
株式会社 Halu(ハル)
代表取締役 松本 友理
本社 京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
設立 2020年4月
ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja/
インスタグラム https://www.instagram.com/ikou_design/
株式会社Haluの情報
京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
法人名フリガナ
ハル
住所
〒603-8363 京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅嵐電嵐山本線の北野白梅町駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
9130001066647
法人処理区分
新規
プレスリリース
小さな子連れ家族の「お出かけ」の不便を解決する「IKOUポータブルチェア
小さな子連れ家族の「お出かけ」の不便を解決する「IKOUポータブルチェア」開発のHalu、第10回MUFGビジネスサポート・プログラム「Rise Up Festa」で最優秀賞受賞!
2023年07月27月 15時
~障害児育児から見える課題を価値に変え、多様な人びとの豊かな暮らしに生かす~障害の有無によらず様々な子どもが使える「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」等を企画・販売する株式会社Halu(「ハル」代表取締役:松本 友理、本社:京都府京都市)は 、この度、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員:半沢 淳一)が主催した第10回MUFGビジネスサポート・プログラム「Rise Up Festa」(https://www.bk.mufg.jp/info/20230727_riseupfesta.html)に参加し、「都市・暮らしのアップデート」部門・最優秀賞を受賞いたしました。
障害児と健常児が「ともにつかえる」【IKOUポータブルチェア】等、乳幼児向け商品の企画・販売を行う株式会社Halu、5,000万円の資金調達を完了
2023年07月10月 11時
~ポータブルチェア導入施設の拡大と、ファミリー層の「外出機会」の多様化を促進~「インクルーシブデザイン」を軸に開発し、大人用の椅子や座席に簡単に取り付け可能な「IKOUポータブルチェア」の企業・団体導入の拡大に注力し、小さなお子さま連れの家族が自由に出かけられる機会を増やすことで、様々なニーズを持つ人たちが体験を共有できる空間を広げていく他、インクルーシブデザインの知見を他企業との協業に役立て、社会の多様性の可視化と社会全体におけるイノベーションの創出・経済の活性化につなげていきます。
【IKOU】障がいの有無に関わらず使えるキッズチェア <IKOUポータブルチェア> が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞
2022年10月07月 14時
障がいのある子もない子も対象とする、乳幼児向けインクルーシブブランド IKOU(イコウ)(運営会社:株式会社Halu)が 2022年4月に最初のプロダクトとして発売した <IKOUポータブルチェア>が、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。障がいのある子どもの育児から見えてきた日本社会の課題を問うブランドの姿勢と、市場へのインパクトが高く評価されました。