株式会社ispaceの訪問時の会話キッカケ
株式会社ispaceに行くときに、お時間があれば「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
素晴らしい会社にお邪魔することができ、光栄に思います。
浜町駅の近くで美味しいレストランはありますか
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションが近くにあるようですが、歩くとどのくらいかかりますか
今、株式会社ispaceの社員数はどのくらいですか
」
google map強い雨
気温27.8度
(08月10日 21時取得:Openweathermap)
都営・都営浅草線の東日本橋駅
都営・都営新宿線の馬喰横山駅
東京メトロ・半蔵門線の水天宮前駅
2025年08月08月 16時
取締役再任に関するお知らせ
2025年06月27月 17時
ispace、ミッション2軟着陸未達に関する技術要因分析を報告
2025年06月24月 10時
ispace、ミッション2に関するご報告
2025年06月06月 09時
株式会社ispace 代表取締役 CEO & Founder 袴田武史
2025年06月04月 15時
ミッション2終了後、「改善タスクフォース」の共同議長確定に加え、当社初となるデータサービスの売上計上、宇宙戦略基金への応札など「次」を見据えた活動を積極展開!
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は8月8日(金)に2026年3月期Q1決算発表を行いました。
詳細は当社IRサイトより、本日発表の2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)資料をご参照下さい。また同サイトにて、通期 決算説明資料・決算説明会 録画・決算説明会書き起こしも順次開示いたします。
当社IRサイト:
https://ir.ispace-inc.com/jpn/news/
決算説明の中で事業ハイライトとして、ミッション2の軟着陸未達に関する技術要因分析を踏まえ、より広範な改善策として発表していた、第三者のプロフェッショナルの視点を取り込むための「改善タスクフォース」の立ち上げについて進捗を報告し、世界的に著名な米国マサチューセッツ工科大学(MIT)アポロ計画記念教授であるオリヴィエ L. デ・ヴェック教授及び、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授である神武直彦教授を共同議長として迎えることを発表しました。
損益計算書関連のサマリーについては以下の通りです。この他、本第1四半期において当社初となるデータサービスからの売上がミッション2で計上されたことや、貸借対照表関連では2025年5月に三井住友銀行及びみずほ銀行との間で実行された計150億円の融資の効果を受け、手許現預金残高が2025年6月末時点で264億円となり、一定程度の高い流動性を確保している状況等を報告しました。
1.
経営成績
・ 売上高:1,165百万円
ミッション3の開発進捗に伴い、前年同期比で大幅に増加。通期連結業績予想対比の進捗率は概ね計画通りとなりました。
・ 売上総利益: 231百万円
売上計上基準の変更により粗利計上が可能となったミッション2、パートナーシップ事業及びコンサルティング収入等の貢献により、前年同期比で大幅に増加しました。
・ 営業損益:△2,243百万円
人件費、広告宣伝費及び保険料を中心に販売管理費が微増したものの、増収効果により前年同期比で若干の増益となり、概ね計画通りの水準となりました。
・ 当期純損益:△2,879百万円
支払利息及び為替差損の影響により28億円の赤字。ミッション4に関連するSBIR補助金収入のうち、今年度に受領予定の分はQ4に営業外収益として一括計上される予定です。
2026年3月期Q1決算説明資料より
・ 研究開発費:1,236百万円
R&Dミッションであるミッション2のランダー開発が完了したことに伴う開発費用の減少により、前年同期比で減少しました。
・ 給与及び手当:518百万円
グループ全体の従業員数の増加(前年同期比+30名)に比例し、前年同期比9%の増加となりました。
・ その他:721百万円
主にミッション2関連の保険料及び広告宣伝費等が増加したことから、前年同期比で増加しました。
2026年3月期Q1決算説明資料より
2.
サービス別売上高推移
前期に引き続き、ミッション3からのペイロード売上が牽引し、Q1の売上は概ね計画通り進捗しました。経済産業省が実施する「中小企業イノベーション創出推進事業」(SBIR)の補助金を便宜上加味した「プロジェクト収益」ベースでは昨年度から約倍増を目指します。
サービス別売上高推移
■
株式会社ispace 取締役CFO 事業統括エグゼクティブ 野崎 順平コメント
「今回は、ミッション2終了後の初の決算発表となりました。ミッション2の着陸は成功に至りませんでしたが、多くの次へつながる成果と学びを得ました。当社は、新たに始動するタスクフォースのメンバーと共に、今後も挑戦者として月面事業を推進してまいります。またQ1期間では当社初となる、データーサービスによる貴重な売上が実現しました。今後ispaceの主要ビジネスの一つを担うことが期待されます。常に「次」を見据えた当社の活動に、ぜひご期待下さい!」
■
株式会社ispace (
https://ispace-inc.com/jpn/
)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar
XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2も2025年1月15日に打上げを完了した。ミッション3(正式名称:Team Draper Commercial Mission 1)およびミッション4(旧ミッション6)は2027年に[i]打ち上げを行う予定。
ミッション1、2はR&D(研究開発)の位置づけで、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化を目的としている。結果、月周回までの確かな輸送能力や、ランダーの姿勢制御、誘導制御機能を実証することが出来た。ミッション1、2で得られたデータやノウハウは後続するミッション3へフィードバックし、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によって、NASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
i 2025年8月時点の想定
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は本日開催の第15期定時株主総会において、当社取締役7名の再任が決議されたことをお知らせいたします。またその後開催されました当社取締役会において、CEO & Founder 袴田武史が代表取締役に同日付で再任されましたことをお知らせいたします。
再任されました当社取締役は以下7名です。
(代表取締役)CEO & Founder 袴田 武史
(取締役) CFO 事業統括エグゼクティブ 野崎 順平
(社外取締役)インキュベイトファンド株式会社 ジェネラルパートナ― 赤浦 徹 氏
(社外取締役)ルブリスト株式会社 代表取締役 川名 浩一 氏
(社外取締役)アクチュアリ株式会社 代表取締役 中田 華寿子 氏
(社外取締役)将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役 畑田 康二郎 氏
(社外取締役)株式会社IHI 顧問 牧野 隆 氏
HAKUTO-R公式Youtubeでは、当社の社外取締役5名が、ミッション2の着陸失敗という事実を踏まえた上での心情、そして社外取締役としての今後の決意を語った動画を公開しています。是非、ご覧下さい
URL:
https://youtu.be/dSBqgk0dVtc
https://youtu.be/dSBqgk0dVtc
なお引き続き、当社常勤監査役の井上優司氏、社外監査役の轟芳英氏、内藤亜雅沙氏は当社監査役を勤めます。また、本株主総会開始の時をもって辞任される社外補欠監査役の瀬戸川真紀氏に代わり、新たに社外補欠監査役に森慎一郎氏が選任されました。
(社外補欠監査役)森&パートナーズ法律事務所マネージングパートナー 森 慎一郎 氏
■
株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史のコメント
「ミッション2の成功を目指し、チームが一丸となり最大限の努力をしましたが、着陸成功は次回のミッションへと持ち越しになりました。HAKUTO-Rパートナーの皆さま、株主の皆さまをはじめ、多くのご支援、ご声援を頂いた方々の期待に沿えなかったことを重く受け止める共に、会社を強くする機会と捉え、再任決議いただきました取締役一同、信頼回復と次のミッションの成功に向けたアクションへと繋げてまいります。そして、ispaceがビジョンに掲げる通り、人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界を目指すために、引き続き挑戦者として歩みを進めてまいります。」
■
株式会社ispace 取締役CFO 事業統括エグゼクティブ 野崎 順平のコメント
「
ミッション2の結果を真摯に受け止め、これまで以上のガバナンス強化を、多様な視点と豊富な経験を有する社外取締役の皆様と共に進めてまいります。またCFO事業統括エグゼクティブとして、ispaceらしい既存の枠にとらわれない財務戦略とビジネス開発を推進し、持続可能な成長に貢献してまいります。
」
■
インキュベイトファンド株式会社 ジェネラルパートナ― 赤浦 徹氏のコメント
「ミッション2の着陸の瞬間、ispaceのチームの一人として同じ緊張感を共有していました。結果は残念とか、悔しいという言葉に出来るものではありませんでした。ispaceには今、再びアクセルを踏みなおす新たな準備とその覚悟が問われています。絶対にあきらめることはしません。失敗できない世の中にしない。挑戦に資本が集まる社会の構造を創る、その実現に私はコミットしていきます。」
■
ルブリスト株式会社 代表取締役 川名 浩一氏のコメント
「ミッション2の中継を、かつて海外プラント建設の現場で感じたあの高揚感と緊張感が入り交ざった思いで見つめていました。ミッション2の着陸は失敗しました。しかし、失敗を重ねた上に本物の成功が待っていると信じています。ispaceは、今まさに胆力が問われています。あらゆる現場視点から、ispaceがミッションを技術的にも商業的にも成立させ、継続的に実行できるよう、“組織の筋力”を鍛える支援を惜しまず行ってまいります。」
■
アクチュアリ株式会社 代表取締役 中田 華寿子氏のコメント
「ミッション2の着陸シーケンスを静かに見守っていました。着陸失敗後、次の瞬間、事態の説明責任を果たすことの重要性を認識し、とにかく透明性高く、誠実な姿勢を貫くよう、そして曖昧な説明を避ける様、強くアドバイスしました。真っ向勝負とも言える、正直で潔い姿勢、わかりやすく丁寧な対話が、信頼を深める唯一の道だと考えています。私はその道を、経営陣とともに、粘り強く切り拓いていきます。」
■
将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役 畑田 康二郎氏のコメント
「ミッション2の着陸中継会場には、多くの政府関係者やJAXAの方にお越しいただき、民間の商業活動に対する政府の期待を実感しました。今回の挑戦を通じて、技術的なハードルの高さも実感しましたが、ispaceにはその先に、ビジネスを開拓する責任を担っています。ispaceの活動が日本の宇宙産業の活性化につながるよう、関係省庁との連携、働きかけを積極に行っていきます。そして、宇宙産業を新たな基幹産業にするために避けては通れない政府との連携を深め、流れを加速させていきたいと思います。」
■
株式会社IHI 顧問 牧野 隆氏のコメント
「ミッション2を、私は一人の宇宙エンジニアとして見守っていました。やり直しの効かない一発勝負の着陸はとても難しいオペレーションです。二度の失敗を重く受け止め、徹底的な原因究明と透明性の高い説明が求められます。第三者の参加をいただき、原因究明や技術評価の充実を図り、技術的な信頼性を高めていくことも必要です。純粋な民間の力で短期間に月着陸にトライするispaceの技術力には目を見張るものがあります。この技術力のさらなる向上に貢献していきたいと思います。」
■
株式会社ispace (
https://ispace-inc.com/jpn/
https://ispace-inc.com/jpn/
)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar
XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2も2025年1月15日に打上げを完了した。ミッション3(正式名称:Team Draper Commercial Mission 1)およびミッション4(旧ミッション6)は2027年に[i]打ち上げを行う予定。
ミッション1、2はR&D(研究開発)の位置づけで、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化を目的としている。結果、月周回までの確かな輸送能力や、ランダーの姿勢制御、誘導制御機能を実証することが出来た。ミッション1、2で得られたデータやノウハウは後続するミッション3へフィードバックし、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によって、NASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
i 2025年6月時点の想定
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード
9348
)はMission 2 “SMBC x HAKUTO-R
VENTURE MOON”(以下ミッション2)のRESILIENCEランダー(月着陸船)によって2025年6月6日に実施された着陸シーケンスに関して、東京・日本橋にあるHAKUTO-Rミッションコントロールセンター(管制室)で得られたフライトデータの解析を完了いたしました。その結果、レーザーレンジファインダー*¹(以下LRF)のハードウェア異常が着陸未達の技術的要因であることを特定し、その異常の背景として可能性が高い要素の絞り込み、今後の対策の検討、また後続ミッションへの影響分析が完了したことを以下の通りお知らせいたします。
*¹ レーザーにより目標物との距離を計測する装置。ランダーから月面までの高度を測定するため利用
■
ミッション2軟着陸未達の要因分析について
1. 着陸日(2025年6月6日)時点
当日の会見において、着陸未達が確定後に判明した事象として 1)ランダー姿勢がほぼ垂直であったこと、2)LRFでの有効な測定値の取得が遅れていたこと、3)月面着陸に必要な速度まで減速が出来ていなかったこと、結果的に4)月面へハードランディングした可能性が高いことをお伝えすると共に、これらの要因特定を進める旨を発表しました。
2. 2025年6月24日時点での要因分析結果
着陸日以降、ランダーから取得されたテレメトリの解析を通じて、本事象がソフトウェア上の問題ではなくハードウェア異常にあること、またその中でも推進系の異常や電力等その他のシステム異常ではなく、LRFのハードウェア自体の異常が着陸未達の技術的要因であることを特定しました。具体的には、航行中にLRFが故障や性能劣化した可能性や、降下時のLRFの性能が事前の想定よりも低かった可能性が高いと考えられますが、これらの異常が発生した背景として考え得る事象についても絞り込みを実施しています。今後、以下3に記載の対策や改善策を実行すると共に、後続するミッションの開発計画の中で、更なる検証および改善をしてまいります。
3. 後続ミッションへの反映
以上の技術要因分析を踏まえ、当社は以下の改善策を今後実施予定です。
1) LRFを含む着陸センサの検証戦略・計画の見直し
2) LRFを含む着陸センサの選定・構成・運用の見直し
さらにはより広範な技術的強化策として以下を実行する方針です。
A. 第三者専門家を含む「改善タスクフォース」の立ち上げの上、後続ミッションに向けた開発上の対策の検討
B. 宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの技術支援の拡張によるさらなる技術力の向上
■
後続ミッションへの影響について
本日発表の技術要因分析による追加の影響としては、現時点の合理的な見通しとして、LRF等の着陸センサの再選定や試験計画の見直し及び拡充等に係る費用として、後続するミッション3(正式名称:Team Draper Commercial Mission 1)及びミッション4(旧ミッション6)で合わせて最大15億円程度の開発費用増を見込んでいます。本費用は打上げ予定としている2027年までの期間に亘って段階的に計上されることを見込んでいるため、引き続き、2026年3月期の通期連結業績予想を修正すべき影響はない見込みです。また本技術要因分析を踏まえ、後続するミッション3及びミッション4の現時点の打上げスケジュールに与える影響は無い見込みです。
株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史のコメント
「6月6日、ミッション2による月面着陸再挑戦は、ispaceのチームが一致団結し、最大限の努力をしたにもかかわらず、最後の最後に着陸出来ず、非常に悔しい結果となりました。株主・ペイロードカスタマー・HAKUTO-Rパートナー・政府関係者の皆さまなど、多くのご支援、応援を頂いた方々の期待に沿うことが出来なかったことも、申し訳ない想いです。しかし、そんな中でも私たちは前進するため、少しでも早く原因を究明し、次のアクションに繋げる強い意志を持ち続けてきました。ミッション2の軟着陸未達となった原因分析結果を透明性高く示すため、本日までの2週間と4日の間、従業員の一人一人が精力的に力を尽くしました。
ispaceは失敗を単なる技術的な失敗で終わらせず、決してここで立ち止まらず、関係者の皆様からの信頼を取り戻せるよう、常に挑戦者として、次のミッションに向けて再び歩み始めます。 “Never Quit the Lunar Quest” 」
■
株式会社ispace (
https://ispace-inc.com/jpn/
)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar
XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2も2025年1月15日に打上げを完了した。ミッション3(正式名称:Team Draper Commercial Mission 1)およびミッション4(旧ミッション6)は2027年に[i]打ち上げを行う予定。
ミッション1、2はR&D(研究開発)の位置づけで、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化を目的としている。結果、月周回までの確かな輸送能力や、ランダーの姿勢制御、誘導制御機能を実証することが出来た。ミッション1、2で得られたデータやノウハウは後続するミッション3へフィードバックし、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によって、NASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
■
HAKUTO-R (
https://ispace-inc.com/jpn/m1
)について
HAKUTO-Rは、ispaceが行うミッション1およびミッション2を総称する、民間月面探査プログラム。独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査車)を開発して、月面着陸と月面探査の2回のミッションを行う。SpaceXのFalcon 9を使用し、2022年にミッション1(月面着陸ミッション)のランダーの打ち上げを完了。また、2025年1月15日にミッション2(月面探査ミッション)の打ち上げを完了した。
オフィシャルパートナーである株式会社三井住友銀行により命名されたMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”には、新たな始まりやチャンスの意が込められている。
HAKUTO-Rはオフィシャルパートナーとして株式会社三井住友銀行、コーポレートパートナーとして、日本航空株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本特殊陶業株式会社、
シチズン時計株式会社、スズキ株式会社、高砂熱学工業株式会社、SMBC日興証券株式会社、Sky株式会社、Epiroc AB、株式会社ジンズ、栗田工業株式会社が参加している。
i 2025年6月時点の想定
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)はMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)のRESILIENCEランダー(月着陸船)による、民間企業として日本初、アジア初の月面着陸を本日予定しておりましたが、6月6日(金)午前8時時点(日本時間)において、ランダーとの通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するミッション2 マイルストーンSuccess 9の完了が困難と判断すると共に、ミッション2の終了を判断したことをお知らせいたします。
ispaceのエンジニアは東京の日本橋にあるHAKUTO-Rミッション・コントロール・センター(管制室)から2025年6月6日(金)午前3時13分(日本時間)、着陸シーケンスの実行を指示するコマンドを送信しました。 RESILIENCEランダーは降下開始のために月周回軌道を離脱、高度約100kmから約20kmまで惰性降下を行なった後、予定通り主エンジンを噴射し、減速を開始しました。ランダーの姿勢がほぼ垂直になったことを確認したものの、その後、テレメトリが消失し、同日午前4時17分に予定していた着陸予定時刻を過ぎても、着陸を示すデータの受信には至りませんでした。
現時点で確認できていることとして、月面との距離を測距するレーザーレンジファインダーにおいて、有効な計測値の取得が遅れ、また予定されていた月面着陸に必要な速度まで十分に減速ができていなかったことが確認されています。これらの状況から、当社のランダーは最終的に月面へハードランディングした可能性が高いと現時点で推測しております。
ランダーからの通信が途絶えたあと、ランダーのリブート(再起動)を試みましたが、通信の再確立に至りませんでした。これを受け、ミッション2マイルストーンのSuccess 9「月面着陸」は達成が困難であり、ミッションの終了を判断いたしました。
なお、これらの状況が発生した要因については、現時点ではこれまでに取得されたテレメトリの詳細な解析を実施している状況であり、解析が完了次第ご報告いたします。
引き続き管制室においてランダーの現状把握に向け対応を行っております。新たに状況が確認でき次第、詳細を追ってお知らせいたします。
■
株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史のコメント
「現時点では月面着陸完了の見込みがないことから、まずはこれまで取得できているテレメトリの解析を迅速に実施し、原因究明に努めることが責務であると考えています。その上で、従業員とそのご家族の皆さま、ビジョンに共感し、信じ続けてくれる株主・ペイロードカスタマー・HAKUTO-Rパートナー・政府関係者の皆さま、そしてispaceを応援してくださるすべての皆さまに遅滞なくご報告し、信頼の回復に努めてまいります。」
■
株式会社ispace (
https://ispace-inc.com/jpn/
https://ispace-inc.com/jpn/
)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar
XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon
9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2は2025年1月15日に打上げを完了し2025年6月6日に月面着陸に再挑戦を試みたものの、成功に至らず原因を究明中。ミッション3(正式名称:Team Draper Commercial Mission 1)およびミッション4(旧ミッション6)は2027年に[i]打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされている。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
■
HAKUTO-R (
https://ispace-inc.com/jpn/m1
https://ispace-inc.com/jpn/m1
)について
HAKUTO-Rは、ispaceが行うミッション1およびミッション2を総称する、民間月面探査プログラム。独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査車)を開発して、月面着陸と月面探査の2回のミッションを行う。SpaceXのFalcon 9を使用し、2022年にミッション1(月面着陸ミッション)のランダーの打ち上げを完了。2025年1月15日にミッション2(月面探査ミッション)の打ち上げを完了し、2025年6月6日に、月面着陸へ再挑戦したが、成功に至らず原因を究明中。
オフィシャルパートナーである株式会社三井住友銀行により命名されたMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”には、新たな始まりやチャンスの意が込められている。
HAKUTO-Rはオフィシャルパートナーとして株式会社三井住友銀行、コーポレートパートナーとして、日本航空株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本特殊陶業株式会社、
シチズン時計株式会社、スズキ株式会社、高砂熱学工業株式会社、SMBC日興証券株式会社、Sky株式会社、Epiroc AB、株式会社ジンズ、栗田工業株式会社が参加している。
i 2025年6月時点の想定
2023年4月26日。民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」 ミッション1において、ispaceは月面着陸に挑みました。多くの成果を得ることが出来ましたが、月面まであと一歩というところで、ランダーは通信を絶ちました。
あれから2年。私たちはその経験を糧に、今日まで歩みを止めることなく進んでまいりました。ミッション1で学んだことを十分に活かして、ミッション2ではSucess8まで非常にスムーズかつ効率的な開発・運用を実現できています。
2025年6月6日、Mission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)において、ispaceは再び月面着陸に挑みます。
共に歩み続けてくれるすべての従業員とそのご家族の皆さま、ビジョンに共感し、信じ続けてくれる株主・ペイロードカスタマー・HAKUTO-Rパートナー・政府関係者の皆さま、そしてispaceを応援してくださるすべての皆さまと、いよいよ再挑戦のその瞬間を迎えられることを誇りに思います。
私たちが掲げる目標は、将来、月と地球が経済的にも、そして社会的にも結びつく「シスルナ経済圏」の構築です。月面着陸の成功は、あくまでその通過点と考えています。ミッション2で挑戦する月面着陸、そして月面探査は、その実現に向けた重要な一歩となります。
この取り組みが、地球に住む人類の生活を持続可能なものとすることを強く信じています。
歴史的な瞬間に、皆さまのご声援を、月に向けて届けていただけますと幸いです。
袴田 武史
株式会社ispaceの情報
東京都中央区日本橋浜町3丁目42番3号
法人名フリガナ
アイスペース
住所
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目42番3号
推定社員数
101~300人
設立日
2010年09月01日
事業概要
宇宙資源を活用し、地球と月をひとつのエコシステムとする持続的な世界の構築に向けた、・宇宙コンテンツによる企業マーケティング支援・月面データの調査支援および販売・月周回および月面への高頻度輸送サービス・月周回および月面へのペイロード開発支援・宇宙資源開発に向けたR&D
認定及び受賞
2018年06月11日に経済産業省より『J-Startup企業』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営・都営新宿線の浜町駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
3030003001527
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/05/11
プレスリリース
2026年3月期 Q1 決算を発表
2026年3月期 Q1 決算を発表
2025年08月08月 16時
2026年3月期 Q1 決算を発表
取締役再任に関するお知らせ
2025年06月27月 17時
取締役再任に関するお知らせ
ispace、ミッション2軟着陸未達に関する技術要因分析を報告
2025年06月24月 10時
ispace、ミッション2軟着陸未達に関する技術要因分析を報告
ispace、ミッション2に関するご報告
2025年06月06月 09時
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株式会社ispace 代表取締役 CEO & Founder 袴田武史 ミッション2 月面着陸に向けて
2025年06月04月 15時
株式会社ispace 代表取締役 CEO & Founder 袴田武史 ミッション2 月面着陸に向けて