株式会社manabyの情報

宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目6番30号ディーグランツ仙台ビル5階

株式会社manabyについてですが、推定社員数は51~100人になります。所在地は仙台市宮城野区榴岡1丁目6番30号ディーグランツ仙台ビル5階になり、近くの駅は宮城野通駅。有限会社アクセスが近くにあります。創業は平成28年になります。2020年10月13日に経済産業省より『地域未来牽引企業』の認定を受けました。また、法人番号については「3370001039799」になります。
株式会社manabyに行くときに、お時間があれば「仙台市歴史民俗資料館  」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
マナビー
住所
〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目6番30号ディーグランツ仙台ビル5階
google map
企業ホームページ
創業年
平成28年
推定社員数
51~100人
代表
代表取締役 岡崎 衛
資本金
1億1,674万円
認定及び受賞
2020年10月13日に経済産業省より『地域未来牽引企業』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
仙台地下鉄東西線の宮城野通駅
JR東日本仙石線の仙台駅
JR東日本東北新幹線の仙台駅
JR東日本東北本線の仙台駅
地域の企業
3社
有限会社アクセス
仙台市宮城野区榴岡3丁目4番18号
有限会社カラーズイングリッシュアカデミー
仙台市宮城野区榴岡2丁目3番28号コーポ斎藤102号
有限会社エフ・イー・エル・サービス
仙台市宮城野区榴岡1丁目7番15号-507号
地域の観光施設
1箇所
仙台市歴史民俗資料館  
仙台市宮城野区五輪1-3-7
地域の図書館
1箇所
仙台市榴岡図書館
仙台市宮城野区榴岡4丁目1-8
法人番号
3370001039799
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/12/14

「連休明けなんだかやる気がでない……」経験者311名に聞いた!五月病の症状と乗り越え方
2024年04月26月 14時
五月病の症状第1位は「やる気が出ない」2位「気持ちの落ち込み」3位「身体がだるい」という結果に。また症状が続いた期間と乗り越え方の調査をしました。障害や福祉サービスに関する情報サイト「マナポッケ(https://mana-pocket.com/)」を運営する株式会社manaby(本社:仙台市、代表取締役社長:岡崎衛)は、五月病の経験のある方を対象に「五月病の症状と乗り越え方」に関するアンケート調査を実施しました。
▼本記事
【五月病経験者311名アンケート】五月病の症状、乗り越え方は?
https://mana-pocket.com/post-12379/

五月病の症状第1位

調査背景
現代社会においては、病院で診断はされていないものの、心や身体の不調を感じながら生活している方が多くいらっしゃいます。
特に「五月病」は5月の連休明けに心身の不調を感じるものとして広く認知されています。
株式会社manabyでは、これまで就労支援事業を通して障害のある方の支援を行ってきました。利用者の方にも五月病で悩む方は少なくありません。
今回、障害の有無にかかわらず、多くの方のメンタルヘルスへの理解と関心を高めたいと考え「五月病」について調査を実施しました。
調査結果まとめ
1.五月病で最も多い症状は「やる気が出ない」2.約8割が1週間~1ヵ月程度で症状が落ち着いた
3.症状が重い場合や長続きする場合は心療内科や精神科の受診も視野に
最も多い症状は『やる気がでない』

五月病の症状第1位

■どんな症状がでましたか?※複数回答可
1位:やる気がでない 218票
2位:気持ちの落ち込み 188票
3位:身体がだるい 178票
4位:不眠 100票
5位:不安 91票
6位:注意力の低下 80票
7位:イライラ 64票
8位:頭痛 57票
9位:食欲不振 55票
10位:めまい 26票
11位:腹痛 21票
12位:吐き気 19票
13位:動悸 13票
その他 14票
五月病を経験した311名中、約7割の218名が五月病の症状として「やる気がでない」と感じていたことがわかりました。続いて約6割の方が「気持ちの落ち込み」「身体のだるさ」を感じているようです。
1位「やる気が出ない」に関するコメント
・大学生になって間もない頃で、ゴールデンウィーク辺りでそれまでは結構学校に行きたいと意欲的だったのが急激に行く気が出なくなったり勉強に身が入らなくなりました。
・全てにおいて、やる気もなく何もやりたくなくて動きたくもなく布団から出たくない時がありました。何も無いのに気持ちが落ちていたりしてずっとやる気が出ませんでした。
・GWが余りにも楽しかった事が反動として現れました。
休み最後の日からやる気が落ちてきて、普段ならば自炊するのですがファストフードで済ませたりと簡略化します。朝起きると仕事を開始する為に準備しますが、凄くゆっくりな動作になり中々終わりません。今日はやめておこうかなと思う日もありました。仕事に関してだからやる気が出ないのではなく、家事などやらなくてはならない物に現れます。
何に対してもやる気が出ないというコメントの一方で、家事や仕事など特定のものに対してやる気が出なくなってしまうというコメントも多く挙がりました。今まで意欲的に取り組んでいたものが、急にできなくなってしまう感覚があるようです。
2位「気持ちの落ち込み」に関するコメント
・私の場合は気持ちの落ち込みが激しく、出社ギリギリまで寝床にいて、時間になったら胸が締め付けられるような気持ちで何とか家を出るような毎日でした。職場に入ると仕事モードに切り替えられるので何とか乗り越えられるのですが、出社前が一番辛かったです。
・不安やイライラなどネガティブな感情が強くなり、例えば電話対応などの際に些細なことでイラついてしまったり、本当に酷い時は電話口の人に対して怒ってしまったこともありました。怒りだけでなく、悲しい気持ちも強くなり、休憩中に1人になると泣いてしまうこともありました。
・休みの日に自分の好きなことをしている時も楽しい気分になれなかった。何をしても気分転換にならず、しんどかった。
些細なことでイライラしてしまう、何をしても気分が上がらない、いつも落ち込まないことで落ち込んでしまう、などいつもより気持ちが不安定に感じる方が多いようです。
3位「身体がだるい」に関するコメント
・とにかくやる気が起きずに、身体がだるくて頭痛もして1日ぼーっとしてしまうことが多かったです。
・人間関係や仕事関係の変化の波に自分が上手く乗れていない気がして、不安感が募り、仕事中も上の空になってミスしてしまい、さらに落ち込みました。仕事に行くのが辛く億劫に感じ、何をするにも身体がだるくてやる気が出なくなりました。
・身体がだるくて少しのことで疲れてしまうので出勤するだけで疲れてしまった。仕事に対していつものパフォーマンスが出せなかった。
心の不調だけではなく、症状が身体にでる方も多くいました。結果的に仕事のパフォーマンスが下がり、さらに落ち込んでしまったというコメントもありました。
約8割が「1週間~1ヵ月程度」で症状が落ち着いたと回答

五月病の症状第1位

■症状はどれくらい続きましたか?
・1週間程度 110名(35.4%)
・1ヶ月程度 144名(46.3%)
・3ヶ月程度 40名(12.9%)
・半年程度 8名(2.6%)
・1年程度 1名(0.3%)
・それ以上 8名(2.6%)
※小数点第2位以下は四捨五入
約8割の方が1週間~1ヵ月程度で症状が落ち着いたようです。
五月病は比較的短い期間で改善することが多いものであることがわかりました。
五月病の乗り越え方
五月病の乗り越え方については様々なコメントが集まりました。
〈無理をしない〉
・少しでもおかしい、と感じた時は無理をしないようにしました。1時間で数回別のことでイラッとした時は、いつもの自分ではない、とわかったので、その時は早めに仕事を終わりにして帰ったり、お風呂に入ったらすぐに眠るようにしました。
〈話を聞いてもらう〉
・一番仲のよい友達に症状を伝え聞いてもらうと、何だかモヤモヤした気持ちがスッキリとしました。そんな時もあるわと自分に言い聞かせ、出来ることをして無理せずに過ごしました。
〈いつの間にか落ち着いた〉
・改善に向けて、特に何かしたわけでも環境が変わったわけでもありませんが、時の経過に伴って症状が改善されました。
〈好きなことをする〉
・時間経過も1つの理由ではありますが、休みの日は気分転換で友達と遊んだり、自分の好きなことを家で好きなだけ楽しんだりなどして過ごし乗り切った。
〈リラックス方法を見つける〉
・適切な休息や自己ケアを優先させ、自分に合った趣味やリラックス方法を見つけながら、友人や家族と話をすることやサポートを受け、少しずつ活動を再開し、自分のペースで徐々に生活のリズムを取り戻していきました。
〈病院に通う〉
・頭痛がひどかったので病院でお医者さんに相談してお薬をもらいました。薬が効いたのか気が付いたら収まっていました。
〈職場に相談する〉
・上司に相談し、その時はお休みをいただくことが出来ました。これまでの業務量にも無理があったと仕事量を見直し、復帰後は業務の振り分けを再度やり直して頂くなどし対処しました。お休み中は念の為心療内科にかかり、お守り程度で薬を貰いましたが、飲まなくても休み中は元気で過ごしていました。
今回の調査では多くの方が、連休明けに1週間~1ヵ月程度で心身の不調を感じていることがわかりました。
連休明け「やる気がでない」「気持ちが落ち込む」「身体がだるい」と感じた方は要注意。
無理をせずゆっくり休んだり、外に出て気分転換したり、自分なりの対処法を試すことはもちろん、症状が重い場合や長続きする場合は、心療内科や精神科の受診も視野に入れてみるのもいいかもしれません。
この記事について
▼本記事【五月病経験者311名アンケート】五月病の症状、乗り越え方は?
https://mana-pocket.com/post-12379/
▼調査概要調査内容:「五月病の症状・乗り越え方」に関するアンケート調査調査方法:インターネット調査調査期間:2024年04月19日~2024年04月22日調査人数:311名対象者 :五月病の経験のある方
▼アンケート属性■性別・男性 99名(31.8%)・女性 212名(68.2%)
■年代・10代 2名(0.6%)・20代 41名(13.2%)・30代 119名(38.3%)・40代 97名(31.2%)・50代 44名(14.1%)・60代以上 8名(2.6%)
〈会社概要〉社名 :株式会社manaby本社 :〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30 ディーグランツ仙台ビル5階代表者 :代表取締役社長 岡崎 衛設立 :2016年6月会社HP :https://manaby.co.jp/〈運営メディア〉マナポッケ:https://mana-pocket.com/

【調査レポート】発達障害傾向のある118名に聞いた「あれ、周りと違うかも……」違和感を感じた時期はいつ?
2024年04月24月 09時
約6割が学生時代に違和感を感じ、違和感があったこと第1位は「コミュニケーションが上手く取れない」2位「ミスが多い」3位「曖昧な表現が理解できない」という結果に。また病院に行った時期への調査をしました。障害や福祉サービスに関する情報サイト「マナポッケ(https://mana-pocket.com/)」を運営する株式会社manaby(本社:仙台市、代表取締役社長:岡崎衛)は、発達障害及びその傾向のある方を対象に「仕事で困ったこと」に関するアンケート調査を実施しました。
▼本記事
【発達障害118人が回答】あれ、周りと違うかも……違和感を感じた時期はいつ?
https://mana-pocket.com/post-11295/



調査背景
株式会社manabyは、就労移行支援をはじめとした障害福祉事業を展開しております。今回の調査は障害
がある方の社会進出における課題について把握し、障害があり同じような悩みを持つインターネットユーザーへのヒントとなることを目的としています。
調査結果まとめ
1.約6割が学生時代に違和感を感じていた
2.「コミュニケーションが上手く取れない」「ミスが多い」「曖昧な表現が理解できない」ことに違和感を感じていた
3.違和感を感じてから病院に結びつくまでには時間がかかる
学生時代に違和感を感じていた人が約6割。



■どの時期から違和感を感じましたか?・小学生 23票(19.5%)・中学生 24票(20.3%)・高校生 19票(16.1%)・大学生 4票(3.4%)・社会人 48票(40.7%)
※小数点第2位以下は四捨五入
59.3%が学生時代に違和感を感じていたということが明らかになりました。
違和感があったこと第1位「コミュニケーションが上手く取れない」2位「ミスが多い」3位「曖昧な表現が理解できない」という結果に。



■どんな違和感でしたか?最も当てはまるものを1つ選んでください。1位:コミュニケーションが上手く取れない 38票(32.2%)2位:ミスが多い 34票(28.8%)3位:曖昧な表現が理解できない 11票(9.3%)4位:集中できない 9票(7.6%)5位:疲れやすい 7票(5.9%)6位:その他 6票(5.1%)7位:こだわりが強い 5票(4.2%)8位:感覚過敏 5票(4.2%)9位:勉強に追いついていけない(1.7%)10位:急な予定変更に対応できない(0.8%)※小数点第2位以下は四捨五入
違和感があったこと第1位に「コミュニケーションが上手く取れない(38票)」、2位「ミスが多い(34票)」、3位「曖昧な表現が理解できない(11票)」と続きます。
「コミュニケーションが上手く取れない」に関する実際のコメント
・友人やクラスメイトと話している時に空気が読めない発言をしてしまったり、自分だけ論点がずれていることがよくあったので、自分は他の人に比べると物の見方や考え方がおかしいのではないかと思い始めていた。
・小学校からの同級生を、ずっと同じあだ名で呼び続けており、それが相手が嫌がる呼び方とは指摘されるまで気づかなかった。
・悪気はないのに自分が友達と話していると、「なんでそんなひどいこと言うの」や「お前と話していると疲れるから嫌だ」とよく言われていた。
特に「空気の読めない発言をしてしまう」「冗談を真に受けてしまう」「雑談が思い浮かばない」というコメントが多くありました。
進学や就職などの環境の変化がきっかけで、「新しい人と馴染めない」「相手に伝えたいことが伝わらない」といった悩みが出てくるようです。
「ミスが多い」に関する実際のコメント
・仕事でのミスが多く、1週間位でクビになる事が続きました。5社ほどそういった事が続き、病院に行こうと思いました。ミスは人がやらない大きなミスが多く、会社に入っても迷惑かけてしまうばかりで、ちょっとおかしいなと感じました。
・ワーキングメモリがなく、短期記憶がとにかく苦手です。使っているもの(ボールペンやハサミなど)を適当なところに置いてそのまま存在を忘れたり、買い物すべきものをメモしたものの、そのメモを家に忘れてしまうことがよくあります。過集中や、先延ばしクセもひどいです。
・小さいころからぼーっとしがちでチェックを何度しても忘れ物をしてしまい、ランドセルを背負い忘れたまま、下校し帰り道の半分くらいで違和感に気が付いた小学生の頃のエピソードが印象に残っています。
「忘れないように書いたメモの場所を忘れてしまう」「周囲に比べ、処理スピードが遅い」などといったコメントが多数。
メモを残してもらう、LINEで送ってもらうなどといった工夫をされている方もおり、本人はミスをしないように努力をしていても、周囲の理解を得ることは難しく、自分で対策をすることが重要なようです。
「曖昧な表現が理解できない」に関する実際のコメント
・職場で上司から「適量コピーして」と指示された際、具体的な枚数を聞き煙たがれた事が何度かありました。またミスが多く派遣先をクビに近い形で契約満了になったことがありました。
・良いようにやっといて、とか自分が納得するまでやってとか、普通に考えたら等の表現で指示されるとどうしたら良いのかわからないので、例えば掃除だと延々と終わらず、もしくは逆に始められない。
・待ち合わせなどで、たくさんの情報があると何を優先して良いかわからなくなる。例えば、二子玉川に行くから、乗る駅の旗の台で待ち合わせと聞くと、二子玉川駅で待ち合わせと間違えてしまう。
特に「適当に」「ちょっと」などといった人によって程度が異なる言葉が理解できず、会社での上司の曖昧な指示を理解できないせいで、上司から怒られてしまうというコメントも多数ありました。
違和感を感じていても、病院に結びつくまでには時間がかかる



■実際に病院に行った時期はいつですか?・違和感に気づいてからすぐ(1ヶ月程度) 12票(10.2%)
・違和感に気づいてから1ヶ月~半年 13票(11.0%)
・違和感に気づいてから半年~1年 14票(11.9%)
・違和感に気づいてから1年~3年 12票(10.2%)
・違和感に気づいてから3年以上 43票(36.4%)
・まだ行っていない 24票(20.3%)※小数点第2位以下は四捨五入
違和感に気づいてから病院に行くまで3年以上の期間が空いていて、違和感を感じても病院に繋がるまで時間がかかることが明らかになりました。
<違和感に気づいてからすぐ(1ヶ月程度)で病院に行った方のコメント>
・不安でなるべく早く診察してほしかったから。
・親や先生から病院へ行った方がよいと言われて病院へ診察に行ったから。
<違和感に気づいてから1ヶ月~半年で病院に行った方のコメント>
・高校を辞めた後しばらく引きこもってしまったため病院へ行くのが遅れた。
・自分を発達障害として認めたくなかったからです。発達障害は、特性なので完治は難しいですが、薬物療法、生活療法により症状を和らげると、特性と向き合いやすく楽になれるそうです。今の職場では発達障害を理解してもらえる環境なので、クビになる事は無く、仕事を続けられています。
<違和感に気づいてから半年~1年で病院に行った方のコメント>
・自分ではそこまで困っていなかったし、病院へ行く必要がないと思っていたが、両親に行くようにすすめられたので。
・自分で注意しているつもりだったが改善しなかったため。
<違和感に気づいてから1年~3年で病院に行った方のコメント>
・自分では確かに人より忘れっぽくてめんどくさがりな性格だなと違和感を覚えてから何年間かは放置していましたが、親におかしいと思うと言われ行くことに決めました。
・仕事に影響が大きいと感じたのと、子どもの頃から曖昧な指示を理解しにくかったので自分で病院を調べて検査を受けに行きました。
<違和感に気づいてから3年以上で病院に行った方のコメント>
・多分発達障害だろうとは思っていたが、どんな治療をするのか不安だったし、実生活で我慢できるところまで我慢しようと思っていたら、職場の人間関係で上手く対処できずにうつ病になってしまったのでようやく受診した。
・出勤時にベッドから起き上がれなくなり、自然と涙が出たのでまず鬱かもしれないと家族から諭され病院に行き、検査をしたら発達障害ということが分かりました。
<違和感に気づいても病院に行っていない方のコメント>
・自分が発達障害と診断されるのが怖くて行っていません。
・病院は予約数カ月待ちのため、行っていません。子ども2人が発達障害(ASDとADHDグレー)なため、自分もおそらくそうであろうと自己判断しています。
「病院に行っていない」と答えた人の中には「診断を受けてしまうことが怖い」「何から始めて良いのか分からない」や「周囲の理解が得られず病院に行けない」というコメントがありました。
一方で、病院に行き診断を受けた人の中には「発達障害と分かったことで特性と向き合いやすくなった」と前向きなコメントも。「自分は人より上手くできない、自分でカバーしないと」と悩んでいる人の中には頑張りすぎて、体調を崩してしまったという人もいると思います。「なぜ他の人にように簡単にできないのだろう」「もしかしたら発達障害かも…」と感じた場合は、自分を大切にする1つの方法として、心療内科の受診を視野に入れてみるのもいいでしょう。
この記事について
▼本記事
【発達障害118人が回答】あれ、周りと違うかも……違和感を感じた時期はいつ?
https://mana-pocket.com/post-11295/
▼調査概要
調査内容:「発達障害(ADHD・ASD)の方が違和感を感じた時期」に関するアンケート調査調査方法:インターネット調査調査期間:2023年12月1日~2023年12月15日調査人数:118名
対象者:発達障害(ADHD・ASD)及びその傾向がある方
▼アンケート属性
■性別
・男性 55名(46.6%)
・女性 63名(53.4%)
■年代
・10代 8名(6.8%)
・20代 36名(30.5%)
・30代 44名(37.3%)
・40代 23名(19.5%)
・50代 7名(5.9%)
・60代以上 0名(0%)
〈会社概要〉
社名 :株式会社manaby
本社 :〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30 ディーグランツ仙台ビル5階
代表者 :代表取締役社長 岡崎 衛
設立 :2016年6月
会社HP :https://manaby.co.jp/

障害者手帳を取得したことがある100名にアンケート。障害者手帳のメリットとデメリットは?
2024年04月16月 12時
障害者手帳を取得した経験のある100名に、手帳のメリット・デメリットを具体的なエピソードとともに聞いてみました。障害や福祉サービスに関する情報サイト「マナポッケ(https://mana-pocket.com/)」を運営する株式
会社manaby(本社:仙台市、代表取締役社長:岡崎衛)は、障害者手帳を取得したことがある方を対象に「手帳のメリット・デメリット」に関するアンケート調査を実施しました。
▼本記事
障害者手帳のメリットとデメリットを100名に聞いてみた
https://mana-pocket.com/post-11682/



調査背景
株式会社manabyは、就労移行支援をはじめとした障害福祉事業を展開しております。今回は障害者手帳に関する意識調査を実施し、障害者手帳取得で悩むインターネットユーザーへのヒントとなることを目的としています。
調査結果まとめ
1.41%の方が障害者手帳取得から5年以上経過している
2.メリット1位「交通機関の割引」
3.デメリット1位「2年ごとの更新の手続きが面倒」
4.42%の方が手帳を持っていて「よかった」と回答
障害者手帳を取得して「5年以上」の方が41%



■ 手帳を取得してどれくらい経ちますか・3ヶ月未満 5票(5%)・3ヶ月~半年 8票( 8%)・半年~1年 11票(11%)・1年~3年 19票(19%)・3年~5年 16票(16%)・5年以上 41票(41%)
41%の方が、障害者手帳を取得してから「5年以上」経過していると答えました。
手帳を持ってるメリット1位「交通機関の割引」



■最も当てはまるメリットを教えてください1位:交通機関の割引 28票(28%)2位:レジャー施設が安くなる 23票(23%)3位:障害者雇用で働くことができる 16票(16%)4位:税金が免除される 14票(14%)5位:公共施設が割引・無料になる 9票(9%)6位:携帯料金の割引 2票(2%)7位:公共料金の割引(水道料金など)1票(1%)8位:特にない 1票(1%)その他 6票(6%)
「交通機関の割引」が手帳を持っているメリット1位という結果に。続いて「レジャー施設が安くなる」が23%、「障害者雇用で働くことができる」が16%でした。
1位「交通機関の割引」に関する実際のコメント
・自分は出歩くことが多いので、交通機関の割引が助かります。不安等が高いので、ついつい家に閉じこもりがちになりますし、どこかに出かけるのにも交通費がかかって嫌だと思っても、割引があると考えると、出歩いても良いかなと思って、症状が落ち着きやすいので。
・タクシーを利用することが多くなり、手帳を提示して1割引きの料金を支払っています。1割引きの適用は、手帳を発行している都道府県に限られていると思っていましたが、ほかの地域でタクシーを利用したとき、割引できるタクシー会社だったため、多少でも料金が安くなり助かりました。
障害者手帳を提示することで、電車やバスなどの公共交通機関の運賃が割引になることがあります。
障害によって車や徒歩での移動が難しい方や働けていない方にとって、経済的負担の軽減につながっているようです。
2位「レジャー施設が安くなる」に関する実際のコメント
・映画館の料金が1000円になることやテーマパークも安くなるのでお得に楽しめるところが一番のメリットだと感じています。私は映画を見るのが大好きなのですが、障がい者雇用で働いているので給料が少なく、通常料金の1800円だと金銭的に厳しいのですが割引で1000円で見られるので非常に助かっています。
・一度、男子ゴルフツアー観戦に行こうと思って、とある大会のチケット詳細を見ると「障がい者手帳をお持ちの方は無料」とあり、現地に手帳を持って観戦に行って2日間無料でプロのプレーを満喫できました。
障害者手帳は公共交通機関の割引の他にも、レジャー施設や映画のチケットなどが割引されることもあります。
このような施設が割引になることで、障害がある方が外に出るきっかけや支援になっていると考えられます。
3位「障害者雇用で働くことができる」に関する実際のコメント
・手帳を貰うまで、体調不良になる日が多く会社に迷惑をかけて、自分を責めることが多かったです。しかし、手帳を貰い障害者雇用で働いてからは休日や出勤時間に余裕があり自分のペースで働くことができているので、自分らしい働き方ができています。
・ハローワークで就職の相談をする時に障害者専門のブースに案内されて、障害者として認識してもらえて相談がしやすかった。
障害者雇用で働くためには障害者手帳が必要になります。
「特性に配慮してもらいながら働くことができる」という点をメリットに感じている方が多いようですね。
手帳を持っているデメリット1位「更新の手続きが面倒」



■最も当てはまるデメリットを教えてください1位:2年ごとの更新の手続きが面倒 23票(23%)2位:特にない 22票(22%)3位:一般転職が以前より難しくなった 11票(11%)   周囲に障害者だと知られた 11票(11%)4位:周りから偏見を持たれた 9票(9%)   更新に診断書代のお金がかかる 9票(9%)5位:会社内で働きづらくなった 6票(6%)6位:友人・恋人関係が変わった 5票(5%)その他 4票(4%)
「2年ごとの更新の手続きが面倒」が手帳を持っているデメリット1位という結果に。続いて「特にない」と答えた方が22%、「一般転職が以前より難しくなった」「周囲に障害者だと知られた」が11%でした。
1位「2年ごとの更新の手続きが面倒」に関する実際のコメント
・更新するのをうっかり忘れてしまい、職場に届けを出すのが遅れてしまいました。また、更新するのに毎回診断書が必要で、そのために電車を乗り継いで病院に行くのはとても大変です。近くにあればよかったのですが、大人の発達障がいとなると診断できるところが限られているので難しいことがあります。
・更新手続きが窓口に出向いてしかできないこと、更新するのに3か月近くかかり、新手帳が来る前に旧手帳の有効期限が切れてしまわないか不安である。
障害者手帳の中でも、療育手帳・精神障害者福祉手帳には一定の期間ごとに更新の手続きが必要なものがあります。更新のためにいくつかの書類を用意し、役所の窓口に行く必要があるため、わずらわしさを感じるという意見が多数挙がりました。
2位「特にない」に関する実際のコメント
・障害者手帳を持つデメリットは何もないと思います。障害者手帳は必ず使わなきゃいけないという訳ではなく、使うかどうかは自分の自由です。ただし、手帳を持っているだけの人(割引などを一切利用しない人)にとっては更新の際の診断書代がデメリットかなと思います。持ってるだけなのに2年ごとにお金を払わないといけないからです。
・取得する前はネガティブな感情がありましたが、今はありません。ネット上でもオープンにしています。
手帳を持つデメリットは「特にない」と答えた方が、次に多い結果となりました。
取得前は心理的なハードルが高く感じていたが、いざ取得してみると「よかった」と感じる方も多いようです。
3位「一般転職が以前より難しくなった」に関する実際のコメント
・一般雇用の転職の時に履歴書に現在の会社の事を聞かれたときに特例子会社ですと言ったら相手側からあまり良い印象を持って貰えなくて、不採用になってしまった。
・障害者であることを伝えただけで「うちではちょっと雇えない」などと言われ、面接さえ受けさせてもらえない。
基本的に障害の有無によって採用を判断することは禁止されています。しかし実際の面接では、障害者雇用で働いていたことや障害者手帳をもっていることが、ネガティブに働いてしまったという事例もあったようです。
3位「周囲に障害者だと知られた」に関する実際のコメント
・一部の人ではありますが、障害者手帳を保有していることで、距離を置いてくることがあります。
・周りのコソコソ話は、私のことを言ってるのかなと感じてしまう
普段、手帳を周囲の人へ見せる必要はありませんが、割引などを受ける際に提示が必要になることがあります。
その際に、周囲の人の反応が気になってしまったという方が多くいました。
42%の方が手帳を持っていてよかったと回答



■手帳をもって良かったと感じますか?・よかった 42票(42%)・まあまあよかった 36票(36%)・どちらでもない 17票(17%)・あまりよくなかった 4票(4%)・よくなかった 1票(1%)
42%の方が手帳を持っていて「よかった」と回答。36%の人は「まあまあよかった」と答えました。7割以上の方が、手帳を取得したことに対してポジティブな感情を持っているということがわかりました。今後はデメリットで挙がった、更新の手続きの大変さや一般雇用への転職の不安が解消されると、手帳をもって「よかった」と感じる方が今より増えるかもしれません。
この記事について
▼本記事
障害者手帳のメリットとデメリットを100名に聞いてみたhttps://mana-pocket.com/post-11682/
▼調査概要
調査内容:「障害者手帳のメリットとデメリット」に関するアンケート調査調査方法:インターネット調査調査期間:2024年1月12日~2024年1月26日調査人数:100名
対象者 :障害者手帳を持っている方、または持っていた方
▼アンケート属性
■性別・男性 50人 (50%)・女性 50人 (50%)■年代・20代 17人(17%)・30代 31人(31%)・40代 31人(31%)・50代 16人(16%)・60代以上 5人(5%)
〈会社概要〉
社名 :株式会社manaby
本社 :〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30 ディーグランツ仙台ビル5階
代表者 :代表取締役社長 岡崎 衛
設立 :2016年6月
会社HP :https://manaby.co.jp/
〈運営メディア〉
マナポッケ:https://mana-pocket.com/

就労継続支援B型manaby CREATORSが制作に参加「デジタル漫才紙芝居 多賀城創建1300年特別記念バージョン(コトマグ)」完成お披露目会4/22開催
2024年04月08月 16時
就労支援事業等を行う株式会社manaby(マナビー、本社:宮城県仙台市宮城野区、代表取締役社長:岡崎 衛)の就労継続支援B型事業所manaby CREATORSがコンテンツ制作を担当した「デジタル漫才紙芝居」(企画・プロデュース:コトマグ、本社:宮城県仙台市太白区、代表:中田敦夫)の多賀城創建1300年特別記念バージョンが完成し、4月22日にお披露目会が開催されます。

就労支援事業等株式会社 manaby

manaby CREATORS(マナビークリエイターズ)は、コトマグが企画・プロデュースする「デジタル漫才紙芝居」プロジェクトに参加し、利用者が制作を担当いたしました。
この度、プロジェクトの制作物の一つ「多賀城創建1300 年特別記念バージョン」の動画が完成し、関係者及び報道機関向け完成お披露目会が下記のとおり開催されます。どうぞご参加ください。
■開催概要
日時: 2024 年4 月22 日(月)10:00-10:30
場所:多賀城市市民活動サポートセンター 302 会議室
主催:コトマグ(代表:中田敦夫、仙台市太白区)
1 企画者挨拶(コトマグ 中田敦夫)
2 デジタル紙芝居制作者挨拶(就労継続支援B型事業所manaby CREATORS)
3 声の出演代表者挨拶(東北学院大学お笑いサークルみちのく)
4 デジタル漫才紙芝居 多賀城創建1300年特別記念バージョン 動画上映
5 多賀城市長 深谷晃祐様より一言
<参加お申し込み・お問い合わせ>
中田敦夫 TEL:080-5507-8124 MAIL:atsuonakata0921@gmail.com
■デジタル漫才紙芝居について
昔話をアレンジした斬新な台本をもとに、漫才風(ボケとツッコミ)に展開していくデジタルの紙芝居です。Webサイトで閲覧できるもので、複数パターンの場面がランダムに展開するようにプログラミング設計されており、一つの作品でおよそ数億通りのバージョンが楽しめる仕組みになっています。
(現在コンテンツ更新中のため非公開となっています)
企画・プロデュースはコトマグが行い、コンテンツアイデア・Webデザイン・Web制作・イラスト制作を就労継続支援B型事業所manaby CREATORSが担当。2023年とうほくSDGsアワード審査員特別賞を受賞しています。(https://sites.google.com/view/tohoku-sdgs-award2023/
■制作背景
manaby CREATORSでは、利用者がイラストや音楽、文章などそれぞれの得意な分野で生産活動を行っています。これまでもマナビーではコトマグが企画制作するカードゲームやドリル等に制作協力を行っており、利用者が一人ひとりのスキルや個性を活かして働くということを実現してきました。
今回新たな1年間の長期プロジェクトとして中田氏の構想を受け、利用者それぞれの強みを活かした作業切り分けを行い、現在までに総勢21名が制作に参加。プログラミングが得意な方、イラストが得意な方、画像加工が得意な方、その他の利用者もアイデア出しに関わるなど事業所全体で取り組んできました。
障害者の福祉的就労における課題の一つとして工賃の低さがあげられますが、manaby CREATORSではこの取り組みが利用者の工賃向上にもつながっています。また創造的な作業によって、利用者の意欲を引き出すだけでなく、新たな強みを発見できるなど、就労の可能性を広げるきっかけとなっています。
マナビーでは、引き続き地域企業や関係機関と連携し、利用者一人ひとりが自分らしい働き方を実現できるよう、様々な取り組みに挑戦して参ります。
■企画・プロデュース 中田敦夫 氏(コトマグ代表)
1979年生まれ千葉県出身。震災後、仙台に移住。長男の誕生をきっかけに、仕事の傍ら、地域の子どもたちへ創造性を引き出す創作ストリーテリングを実践。2018年子どもたちの自⼰肯定感を育む教育プログラムの提供をする、『コトマグ』を発足。本プログラムが仙台市主催、2019年ソーシャル・イノベーション・アクセラレータープログラムに採択され、優秀賞受賞。2019年5月子どもたちの新しい表現ツール、「お笑いノート」製作、発売。このノートを使った子ども向けワークショップを児童館、フリースクール、等で展開。笑いをテーマに、「遊び」と「学び」そして地域を繋ぐ、様々なコンテンツを開発している。
総務省異能ベーションジェネレーションアワード2年連続ノミネート
既刊:『お笑いノート(2019)』『ももじぞうのおんがえし(2020)』『お笑いドリル1.0(2021)』『お笑いドリル2.0ボケマトリックス(2022)』
■株式会社manaby(マナビー)について
マナビーは「働きづらさや生きづらさを抱える方々に対する支援サービス等の提供」を事業ドメインと定義し、就労移行支援事業「manaby」、就労継続支援B型事業「manaby CREATORS」、オンライン就労支援事業「manaby WORKS」、企業向けコンサルティング事業、システムエンジニアリングサービス事業「manaby TECHNO」、障害児通所支援事業 放課後等デイサービス「バンビ・アイランド」を展開しています。
「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」ことをミッションとして、2016年創業。2022年4月21日、東証TOKYO PRO Marketへ新規上場。
会社名 株式会社manaby 
本社所在地 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30ディーグランツ仙台ビル5F
電話番号 022-355-6626
設立 2016年(平成28年)6月6日
資本金 116,740,587円(資本準備金を含む)
代表取締役社長 岡崎 衛
■就労継続支援とは
就労継続支援とは、企業での一般就労が困難な方に対し、障害の状況に合わせて、働く機会や訓練の機会を提供する障害者総合支援法で定められた障害福祉サービスのひとつです。
就労継続支援には、就労継続支援A型と就労継続支援B型の2つがあり、就労継続支援A型は、雇用契約を結んだ上で、支援を受けながら働くことができる障害福祉サービスで、原則18歳から65歳未満の人を対象としています。
就労継続支援B型は、生産活動や、その他の活動の機会を提供し、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練や、その他の必要な支援を行う障害福祉サービスです。年齢制限はなく、心身の状態に合わせて自分のペースで働くことができ、生産活動に取り組んだ分の報酬として「工賃」が支払われます。
■manaby CREATORSとは
manaby CREATORSは、得意なことを生かして活動をする就労継続支援B型事業所です。利用者はイラストや音楽、文章で表現活動を行い、その作品をWebメディア「novalue」で公開。これをポートフォリオサンプルとしてご覧いただき、企業や個人から制作を受託、工賃へと反映していく仕組みです。
利用者はマナビー独自開発のeラーニングシステム(マナe)でパソコンスキルや一般就労への移行を踏まえたスキルを学びながら生産活動を行いますが、その支援を在宅で受けられるのも特徴の一つです。
(通所利用が困難で、在宅による支援がやむを得ないと市区町村が判断した場合)
就労継続支援B型事業所 manaby CREATORSサイト https://manaby.co.jp/creators/
作品紹介サイト 自分らしさで彩るメディアnovalue  https://no-value.jp/

就労支援事業等株式会社 manaby


うつ病経験者179名アンケート。仕事で困ったことランキング第1位は…『○○○』
2024年04月05月 16時
うつ病経験のある方が仕事で困ったこと、第1位は「対人関係」2位「体調管理」3位「仕事内容」という結果に。またその困りごとが解決したか、職場に症状を伝えているかも調査しました。障害や福祉サービスに関する情報サイト「マナポッケ(https://mana-pocket.com/)」を運営する株式会社manaby(本社:仙台市、代表取締役社長:岡崎衛)は、うつ病経験者を対象に「仕事で困ったこと」に関するアンケート調査を実施しました。
▼本記事
うつ病経験者179名アンケート。仕事で困ったこと第1位は…『対人関係』
https://mana-pocket.com/post-10119/

うつ病経験仕事

調査背景
株式会社manabyは、就労移行支援をはじめとした障害福祉事業を展開しております。今回の調査は障害がある方の就業における課題について把握し、障害があり同じような困りごとを持つインターネットユーザーへのヒントとなることを目的としています。
調査結果まとめ
1.「対人関係」「体調管理」「仕事内容」で悩んでいる方が多い
2.困りごとが解決した方は約4割
3.自分の症状を職場に伝えたほうが困りごとの解決に繋がりやすい
仕事で困ったこと第1位は「対人関係」2位「体調管理」3位「仕事内容」という結果に

うつ病経験仕事

■仕事で最も困ったことを教えてください1位:対人関係 61票(34.1%)2位:体調管理が難しい 42票(23.5%)3位:仕事内容 26票(14.5%)4位:まわりに相談できる環境がなかった 15票(8.4%)5位:職場環境 11票(6.1%)6位:通勤 10票(5.6%)7位:休みが取りにくい 9票(5.0%)その他 5票(2.8%)※小数点第2位以下は四捨五入
「対人関係」の困りごとが1位という結果に。続いて「体調管理が難しい」が23.5%、「仕事内容」が14.5%でした。
「対人関係」の困りごとに関する実際のコメント
・本当は何を思っているのか裏を考えてしまい、上手く話せずコミュニケーションが取れなくなってしまった。バカにされているように感じてその人がいるだけでドキドキしたり、怖くなったり、様子を伺って動くようになったりして本来のパフォーマンスができなかった。人間不信になってしまった。
・無理難題なことばかり要求されて、それが出来ないと怒られる、でもやる気が全然出ない、自分は出来ない奴なんだと思いメンタルがえぐられるのループになった。
・うつゆえにコミュニケーションをとる意欲がわかず方法も限られてしまい、職場内での意思疎通に苦労しました。
特に「上司との関係」で困ったというコメントが多数。一度関係が崩れてしてしまうとそこから関係を修復するのは難しく、相談できずに退職に至ってしまった方もいました。
「体調管理」の困りごとに関する実際のコメント
・夜眠れないため、疲れが取れず朝方にようやく眠くなるので起床時間になってもなかなか起きることが出来ず、仕事を休むことが多かった。
・朝出勤前にふとした不快感を感じ、「今日一日仕事をやりきれるだろうか?」と不安感が頭をよぎるともうダメで、仕事に行けなくなる日が多々ありました。
・特に朝に猛烈に強いうつ症状となり起き上がることができなくなり休むことがあった。罪悪感が強く、うつが悪化する負のループに陥っていた。
うつ病では、睡眠や体調の波があるため、仕事に影響が出てしまうと答えた方が多くいました。また休んでしまったことへの罪悪感でさらに体調が悪化してしまったケースもあるようです。
「仕事内容」の困りごとに関する実際のコメント
・複数の仕事を同時にこなすマルチタスクや複雑な窓口対応が苦手であるのに、それらの仕事をどんどんやらされてしまうこと。
・常に頭が働かずぼーっとしてしまい、仕事が覚えられなかったりミスが多かったりする。
・仕事でのミスが多くなって来た為、軽作業に回されてしまいました。
うつ病では、睡眠や体調の波があるため、仕事に影響が出てしまうと答えた方が多くいました。また休んでしまったことへの罪悪感でさらに体調が悪化してしまったケースもあるようです。
職場に自分の症状を伝えている方は約5割

うつ病経験仕事

■自分の症状や特性を職場に伝えましたか?・伝えた 94票(52.5%)・伝えなかった 85票(47.5%)※小数点第2位以下は四捨五入
困りごとを解決する上で、自分の症状を職場に伝えるかは悩むポイントになると思います。
今回のアンケートでは「伝えた」と「伝えなかった」方がほぼ半々に分かれる結果となりました。
〈伝えた方のコメント〉
・周囲に迷惑をかけていはいけないと思い、仕事を休んでしまう理由を上司や同僚にしっかりと伝えました。そうしたら会社が推奨しているメンタルクリニックを紹介してもらえたので、何度か通って薬の処方をしてもらい、睡眠障害や不安症を少しずつ改善させることができました。
・特性や症状を職場にしっかり伝えたほうが周囲からの理解や配慮が得られるので、より仕事のしやすい環境で作業ができると思ったから。
・自分の症状を打ち明けないと状況が改善せず、さらに悪化してしまうと判断した為。
「伝えた」方からは、始めは迷惑をかけないために症状を伝えざるを得なかった方でも、結果的に配慮や理解を得やすくなったという比較的ポジティブな意見が集まりました。
〈伝えなかった方のコメント〉
・伝えたところで変わるとは思えなかったし、変に軽蔑されたり誤解されるのを避けたかったから。
・弱い自分を見せるようで悔しいというのもありましたし、どう伝えればわかりやすいかが考えられなかったです。
・自分がうつ病ということを悟られたくなかったのでいうことはできませんでした。言ったところで相手に非があるわけでも、こちらに非があるわけでもないので解決はできなかったと思います。
一方で「伝えなかった」と答えた方からは「まわりの人にどう思われるか不安」という声が多くあがりました。
うつ病に対してイメージにより相談しにくい環境となってしまっていることも考えられます。
困りごとが解決した方は約4割

うつ病経験仕事

■その困りごとは解決しましたか?・解決した 24票(13.4%)・ある程度解決した 53票(29.6%)・あまり解決しなかった 49票(27.4%)・解決しなかった 53票(29.6%)※小数点第2位は以下四捨五入
約4割の方が職場での困りごとが「解決した」「ある程度解決した」と回答しています。
解決に繋がっていない方がやや多いものの、「伝えた」方が「伝えなかった」方に比べて困りごとの解決に繋がった傾向も見られました。
自分の症状を職場に伝えることはハードルが高く感じるかもしれませんが、結果的に困りごとの解決につながっていることを考えると、伝えるメリットも大きいようです。
限界まで我慢して、さらに体調が悪化してしまったり、仕事をやめなければいけなくなってしまう前に、早めに「相談する」「休む」などの選択をできるようにしていくことが大切です。
この記事について
▼本記事うつ病経験者179名アンケート。仕事で困ったこと第1位は…『対人関係』
https://mana-pocket.com/post-10119/
▼調査概要調査内容:「うつ病の方が仕事で困ったこと」に関するアンケート調査調査方法:インターネット調査調査期間:2023年08月16日~2023年08月29日調査人数:179人対象者 :うつ病で仕事で困った経験がある方
▼アンケート属性■性別・男性 81名(45.3%)・女性 98名(54.7%)■年代・10代 1名(0.6%)・20代 34名(19.0%)・30代 66名(36.9%)・40代 49名(27.4%)・50代 26名(14.5%)・60代以上 3名(1.7%)
〈会社概要〉
社名  :株式会社manaby
本社  :〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30 ディーグランツ仙台ビル5階
代表者 :代表取締役社長 岡崎 衛
設立  :2016年6月
会社HP :https://manaby.co.jp/
〈運営メディア〉
マナポッケ:https://mana-pocket.com/