石徹白洋品店株式会社の訪問時の会話キッカケ
「
昨日もいいことありましたか
少しお聞きしたいのですが、石徹白洋品店株式会社の好きなところはどこですか?
」
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2023年11月20月 09時
人口約200人の白山の麓にある集落で営む石徹白洋品店、今年も藍染のシーズ
2023年06月02月 09時
2023年秋冬のコレクションのテーマは私たちが石徹白で出会った「カモシカ」豊かでふくよかな美しい自然のカラーを纏うカモシカからヒントを得て作り上げました。雪深い石徹白から、寒い冬でも豊かに愉しく暮らしを営むための冬の服をご提案します。
私たちは日々、土に触れながら、藍に触れながら、森を感じながら暮らしています。自然の恵みの中で動物も人も生かされている。そこに気づけるきっかけになるようなものづくりをこれからも行ってまいります。
石徹白洋品店2023年秋冬のコレクション例
◇染めないウールの服
雪国に住む私たちが考え尽くして作ったウールの服。開発の背景には、深い雪の中でもあたたかく過ごすために石徹白の人があれこれと工夫してきた”精神性”を受け継ぎたいという思いがあります。ブラックメリノという自然の原毛を生かしたカラー展開で、普段染めを行っている私たちがあえて”染めない”選択をしたのは、羊毛そのものが持つナチュラルな色合いに感動を覚えたからです。
◇一着で決まる軽いコート
ウール50%で仕立てた軽いコートに、上品な水牛のボタンを合わせました。他に無い直線裁断のコートは、石徹白洋品店ならではのデザインです。生地を無駄にしない形だからこそ生まれた特徴的なディティールと佇まい。ボタンを閉じて一枚でサラリと。軽いので中にたっぷり着込んでも。さまざまな着こなしができる万能なシャツコートです。
◇コレクションページ
コレクションの詳細は以下サイトにてご覧ください。
https://itoshiro.org/pages/2023aw-look-book
2023秋冬コレクション展示会ご案内
2023年秋冬のコレクションの全貌をご覧いただける展示会です。
【会期】11月23日(木・祝)~12月3日(日)10:00-18:00
※28日(火)・29日(水)はお休み
【会場】haco - art brewing gallery 東京都台東区谷中6丁目1-27
その他の展示販売についてはサイトをご覧ください。
https://itoshiro.org/pages/schedule?fbclid=IwAR0QMCoGVJ5STC0_ygVT145BHlGfW03Oo8cP1AYZt-m4GUR0Mc4MMIECz3A
林千晶氏&平野馨生里お話会
毎年恒例となりつつある展示会の会期に併せて企画しているお話し会。今回はゲストに林千晶さんをお迎えします。ロフトワークを退任後、いわゆる”辺境”と言われる東北・北陸の地、秋田と富山をフィールドに活動を行っている林千晶さん。”限界集落”と呼ばれて久しい小さな山間地域”石徹白”で「聞き書き」をベースに地域の伝統の服を復刻している平野馨生里。二人が拠点として活動する「地方・地域」はこれからどうなっていくのか。また、「地方と都市の関係性」は?
千晶さんの”考え”、その”考え”の背景にあるもの、そして進んで行きたい未来、その先に描くご自身の”なりたい・ありたい姿”をお聞きします。それとともに、平野が石徹白でこれから新たに挑戦していこうとしていることの解像度を上げ、お伝えしたいと考えています。
林千晶氏&平野馨生里お話会「地域の未来は?私の未来は?」
【日時】11月23日(木・祝)
18:30-20:30(18:00受付)
【会場】千駄木klass https://hagiso.com/klass/
【定員】20名(完全予約制)
【参加費】2,000円
【お申し込みURL】https://itoshiro.org/products/20231123_talk
■石徹白洋品店について
石徹白洋品店は、岐阜県の奥美濃の小さな集落・石徹白地区にて縄文時代から継承されてきた伝統の野良着(たつけ)を復刻し、現代のライフスタイルにあったデザインで服を制作。また、地域の植物を採取、草木染や藍染を行い、自然素材を生かした服づくりに取り組んでいる。モノづくりを通じて進めてきた地域活性化の取り組みが評価され、共同通信社らが主催する第12回地域再生大賞の準大賞を受賞。
ブランドサイト:https://itoshiro.org/
わたしたち石徹白洋品店は、この土地だからこそできるものづくりをしたいと考えています。藍染も草木染も、この土地で育つ植物を使うことを大切にしています。土を耕し、種をまくところから藍染をする。草木を野原や山に摘みに行くところから草木染めをする。
季節の移り変わりを感じ、自然の恵みに感謝をしながらものづくりをすることは、とても豊かな気持ちになります。そんな気持ちを抱きながら、1枚1枚、布や服を手作業で丁寧に大事に染めています。
現在、石徹白洋品店では藍染の現場の見学を受け付けています。事前にご希望の日程をお知らせください。(※荒天の際は中止することもございますので事前に必ずご連絡ください)
【石徹白洋品店の藍染について】
この石徹白の地で藍染をはじめて7年目となりました。わたしたちは「灰汁発酵建て」という自然の材料のみで藍を建てる方法を採用しています。染めは1甕1キログラムの糸や布、服。1日染めたら1日休ませるので2日に1回のみで大量に染められるわけではないので、とても貴重です。
藍染をはじめるには、青色が出るまでに4時間おきに混ぜて微生物に酸素を与える”攪拌”する作業が必須で体力、気力を要する仕事です。
【昨今の藍建ての現状】
今年は気候変動の影響か定かではありませんが特に寒暖差が激しく(建つには32度程度の温度が必要で温度が低い時は電熱線を使って加温)、4月末に仕込みをしたものの、なかなか青が出ない状況が続きました。これまでの経験があっても藍を建ち上げることができず、藍の師匠である福井県大野市在住の藍染30年の職人、皆藤俊雄さんに相談し「誘い出し※1」という手法をやっていただくことで、5月半ばにようやく青が出ました。(=藍が建ちました)
※1誘い出しとは…すでに染まるようになった元気な藍の液を、まだ建ち上がらない藍液に入れることで、微生物の活動を促進して発酵させる方法です。藍染めは簡単ではなく経験を重ねた師匠がいることで常に学びを深めています。
■代表 平野馨生里によるコメント
藍とは植物を育てるところからはじまる、まさに”農”ある暮らしです。自然物を相手にした染めはとても大変ですが、この土地の恵みを色として暮らしに役立てられる藍染の仕事を誇りに感じながら、日々、試行錯誤しています。
土から生み出され、自然の様々な状況に左右されながらも現れていく色合いと風合いがわたしたちの心を惹きつけます、自然の営みに沿って、工夫を凝らし、頭を使い、知恵を積み重ねていくものだと、より一層感じています。
■石徹白洋品店について
石徹白洋品店は、岐阜県の奥美濃の小さな集落・石徹白地区にて縄文時代から継承されてきた伝統の野良着(たつけ)を復刻し、現代のライフスタイルにあったデザインで服を制作。また、地域の植物を採取、草木染や藍染を行い、自然素材を生かした服づくりに取り組んでいる。モノづくりを通じて進めてきた地域活性化の取り組みが評価され、共同通信社らが主催する第12回地域再生大賞の準大賞を受賞。
石徹白洋品店株式会社の情報
岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
法人名フリガナ
イトシロヨウヒンテン
住所
〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
推定社員数
1~10人
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法人番号
7200001033955
法人処理区分
新規
プレスリリース
豊かでふくよかな美しい自然のカラーを纏う「カモシカ」をテーマに石徹白洋品
豊かでふくよかな美しい自然のカラーを纏う「カモシカ」をテーマに石徹白洋品店が東京で展示会を開催。
2023年11月20月 09時
雪深い石徹白(いとしろ)から、寒い冬でも豊かに愉しく暮らしを営むための冬の服をご提案します。石徹白洋品店(岐阜県・郡上市)は、かつて石徹白の地で農作業用としてつかわれていた足捌きの良いシルエットの用の美、そしてほとんど布に無駄のない直線裁断の造形美に感銘を受け、現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインし『たつけ』を販売しています。
人口約200人の白山の麓にある集落で営む石徹白洋品店、今年も藍染のシーズンが到来。毎年恒例の藍染見学会も随時受付中。
2023年06月02月 09時
日本人が古来より作ってきた直線裁ちの服を現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインしている石徹白洋品店(岐阜県・郡上市)は、今シーズンの藍染を開始しました。