BionicM株式会社の訪問時の会話キッカケ
BionicM株式会社に行くときに、お時間があれば「東洋文庫ミュージアム」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、昨日もいいことありましたか
本郷三丁目駅から近道を通ると何分くらいになりますか
東洋文庫ミュージアムが近くにあるようですが、どんな展示物があるか、ご存知ですか
BionicM株式会社への通勤は電車通勤ですか
」
google map
東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅
東京メトロ千代田線の根津駅
東京都交通局上野動物園モノレールの上野動物園西園駅
2023年12月04月 09時
動力アシスト機能付きパワード義足「Bio Leg(R)」、米国食品医薬品
2023年08月23月 08時
ロボット義足を開発・販売するBionicM株式会社、3.7億円の資金調達
2023年01月31月 09時
■継続的な革新と次世代製品の開発に注力
世界で流通している義足は動力アシスト機能を持たないものが主流であり、義足ユーザーは身体的負担の大きさや、日常動作の制限に課題を抱えています。
当社はロボット工学・生体工学に基づく動作センシング技術や制御技術を駆使し、K3~K4(中高活動者)を主要対象に「パワード義足」Bio Leg(R)の研究開発に取り組んできました。
Bio Leg(R)の実用化により、失われた筋肉の機能を義足の動力で代替することを実現しました。日本や海外で実証実験・テストマーケティングを通じて、装着者の身体的負担を軽減するとともに、より自然な動作、アクティブな活動をサポートし、日常生活動作の幅を広げる機能性が高く評価されています。
米国および日本市場向けに販売するBio Leg(R)に加えて、この度採択が決定した「SBIR 推進プログラム」では、高齢者をはじめとするK2~K3(中低活動者)のユーザー向けの次世代製品を開発することに焦点を当てています。
「SBIR 推進プログラム」採択により、BionicMは革新的な技術開発を加速させ、社会課題の解決に貢献する技術の社会実装を目指します。
■革新的な技術で社会課題への貢献を目指す
BionicMはディープテック・スタートアップとして、活動レベルが高いユーザーから始まり、高齢化したユーザーにまで展開することを視野に入れ、長期に渡り、研究開発を通じて技術の確立を達成してきました。その中でも、特に人間の動作を精確にセンシングし、自然な強さ・タイミングで動作をアシストする技術に強みを持っています。
下肢切断者の約9割が45歳以上であることに着目し、独自の技術を活用して、高齢化する義足ユーザーの日常生活課題の解決や関係者の介護負担の軽減など、多様で複雑な社会的課題の解決に寄与します。
■NEDO「SBIR 推進プログラム」について
「SBIR推進プログラム」は、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的とするものです。
この度、BionicMは研究開発課題「高齢者の自立支援や介護者の負担軽減等に資する福祉機器の開発」における実用化研究開発(フェーズ2)として、本事業を実施します。
⚫︎ 事業期間:2023年9月~2025年8月
⚫︎ 1テーマあたりの規模:原則として、1テーマあたり1.5億円以内
⚫︎ NEDO助成率:2/3以内(NEDO負担額:1億円以内)
■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・事業化
本社:東京都文京区
URL:https://www.bionicm.com/
■米国市場への展開について
BionicMは今回の登録によって、米国市場への参入、事業成長を加速させていきます。
米国の義肢装具市場は2022年時点で43億ドルにのぼると推定されています(※1)。2020年時点で210万人いるとされる四肢切断者数(※2)が、2050年には360万人まで増加することが見込まれています。切断年齢は、45歳以上の切断者数が全体の88%を占め(※3)、筋力の衰えた高齢者など低活動の義足ユーザー増加に伴い、動力アシスト機能をもつ義足へのニーズが高まることが予想されます。
■Bio Leg(R)について
Bio Leg(R)は、東京大学が世界をリードするヒューマノイドロボティクス技術を活用し、膝の屈曲伸展を能動的に行える動力アシスト機能をもったパワード義足です。
現在世界で流通している義足は動力アシスト機能を持たないものが主流であり、義足ユーザーは身体的負担の大きさや、日常動作に制限が生じることに常に悩まされています。
Bio Leg(R)は、脚の切断により失われた筋力を義足の動力で代替することで、装着者の身体的負担を軽減するとともに、より自然な動作、アクティブな活動をサポートし、日常生活動作の幅を広げることが期待されます。
Bio Leg(R)の製品コンセプトは、世界最高峰のデザイン賞のひとつである2020年度「Red Dot Award」デザインコンセプト部門において、グランプリにあたる「Luminary(ルミナリー)」を受賞しており、機能面に加えてデザイン面でも世界で高く評価されています。
今回Bio Leg(R)は、2023年7月に米国FDAにてクラスII 510(k)免除の医療機器として登録が完了致しました。
■代表取締役社長 孫 小軍からのコメント
Bio Leg(R)がFDA登録を完了したことを大変嬉しく思います。今回の登録は、足を失った人々のモビリティを革新的に向上させるための大きなマイルストーンであり、今後米国市場で販売を開始し、弊社のミッションである、すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」の達成に向けて、さらに事業を加速させていきたいと考えています。
■米国NY州OTF Prosthetics and Orthotic CEO兼義肢装具士(CPO) Gary Marano氏からのコメント
Bio Leg(R)は大腿切断者の日常生活動作を向上させる画期的な義足です。私のニューヨーク州の施設で何度か試用したところ、非常に良い反応が得られました。
Bio Leg(R)はより自然な歩行を可能にし、坂道での安定性向上や、長距離をより効率的に歩くことを可能にしていると感じます。もう一つの機能的な利点は、椅子から立ち上がるときに、より早くスムーズに移行できることです。この機能は、脳卒中や筋力低下、非切断側の股関節や膝関節を痛めてしまった人の動作支援にもつながるものと考えています。
■出典情報
(※1)出典:Hanger Investor Presentation May2022
(※2)出典:Nikhil Verma, Isaiah Levy, Devapratim Sarma, et al. Bilateral symmetry in ankle-muscle activation in transtibial amputees. Annu Int Conf IEEE Eng Med Biol Soc
. 2020 Jul;2020:3775-3778.
(※3)出典:Cain, Jeffrey J. MD, FAAFP; Ignaszewski, Daniel BA; Blymire, Carol MS. Living Well After Amputation: Lessons in Innovation, Peer Support, and Health Policy. Techniques in Orthopaedics 36(4):p 360-366, December 2021.
※グラフは上記出典データをもとに自社作成
■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
BionicMは、東京大学博士課程において孫小軍がヒューマノイド・ロボット技術を応用して発明したパワード義足をコアテクノロジーとし、2018年12月に設立されたスタートアップ企業です。すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとして、下肢切断者のモビリティ・QOLを向上させるパワード義足の開発・販売を行っています。
設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・事業化
本社:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ203室
URL:https://bionicm.com/ja/
■事業背景およびロボット義足の特徴について
現在、世界で流通している義足は動力アシスト機能を持たないものが主流です。義足が動作をアシストできないため、義足ユーザーは身体的負担の大きさや、日常動作に制限が生じることに常に悩まされています。下肢切断者数は世界的に増加傾向にあり、下肢切断者のモビリティ・QOLの観点から高機能な義足の普及が求められています。
BionicMは、東京大学が世界をリードするヒューマノイドロボティクス技術を活用し、膝の屈曲伸展を能動的に行える動力アシスト機能をもったロボット義足を開発しています。2021年には、欧米メーカーによる寡占市場である義足業界において、日本メーカーとして初となるロボット義足「Bio Leg」を日本・中国において販売開始しました。
Bio Legの製品発表会の様子(2021年10月 中国・北京にて)
<動作アシストによる装着者への価値提供>
Bio Legは、足の切断により失われた筋力を義足の動力で代替することで、装着者の身体的負担を軽減するとともに、より自然な動作、アクティブな活動をサポートし、日常生活動作の幅を広げることが期待されます。
動画:Bio Leg - 装着者の声 https://youtu.be/VJYKr6Hv3ws
<歩行動作データの活用>
従来の歩行動作解析において、膝関節角度、股関節角度、床反力などのデータを取得するためには、計測設備の整った屋内でモーションキャプチャやフォースプレートを使用することが求められ、屋外の日常動作などの動作データを取得するには難しさがありました。
それに対しBio Legは、搭載された複数のセンサーにより装着者の動作データを場所や時間を問わず取得することが可能となります。日常生活の動作データを活用して、義肢装具士・理学療法士・義足ユーザーに付加価値を提供することを検討しており、このようなデータとセンシング技術を活かして、今後リハビリ分野や、歩行動作解析の研究等の領域で活用を検討していきます。
ロボット義足Bio Legに搭載されるセンサーでの歩行データの取得
<独自開発のモータドライバ技術>
Bio Legに搭載されたモータドライバ技術はBionicMが独自開発しています。小型でありながら大きなアシスト力を瞬時かつ安全に発揮するというロボット義足の要件を満たすために、可変出力ショートブレーキ機能、バックドライブ時の逆起電圧保護機能や、バックドライブ時のエネルギー回生機能(EDLCへ蓄電)などの特徴をもっています。このロボット義足開発により培われたコア技術は、他のロボット分野にも活用することが期待できます。
ロボット義足に搭載されているモータドライバ技術
■資金調達の概要および使途について
この度BionicMは、NVenture Capital株式会社(NECキャピタルソリューション株式会社の50%子会社)、新生企業投資株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、きらぼしキャピタル株式会社、ちばぎんキャピタル株式会社、井戸義経氏(元ANKER JAPAN 代表取締役CEO)、AIS CAPITAL株式会社、厳浩氏(EPSホールディングス株式会社 会長代表執行役員)を引受先とする第三者割当増資により、総額3.7億円の資金調達を実施いたしました。
調達した資金は、主に1)ロボット義足「Bio Leg」の販売拡大、2)ロボット義足の次期モデルや、要素技術としての動作センシング技術や動作アシスト技術等の研究開発、3)組織体制強化に充て、事業成長を加速させていきます。
■メンバー募集
BionicMでは、革新的な技術を世の中に届けていくメンバーとしてマーケティング・セールスポジションの採用をしています!
詳しくは、下記採用サイトをご覧ください。
https://bionicm.com/recruit/
■代表取締役社長 孫 小軍のコメント
2015年より東京大学にて研究を開始し、2018年からBionicM株式会社として製品化を進めてきたロボット義足は、2021年にBio Legとして製品化を経て、普及に向けた第一歩を踏み出しました。今回参加していただいた投資家の皆様の知見・ネットワーク、調達した資金を活用し、さらに事業を推進していきます。
「すべての人々のモビリティにパワーを」というミッション達成に向けて、外部パートナーとの連携や、技術の応用を加速し、義足ユーザーはもちろんのこと、自身の足で自由に動くことに課題を抱えるすべての人に対して貢献していきたいと思います。
■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
BionicMは、東京大学博士課程において孫小軍がヒューマノイド・ロボット技術を応用して発明したロボット義足をコアテクノロジーとし、2018年12月に設立されたスタートアップ企業です。すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとして、下肢切断者のモビリティ・QOLを向上させるロボット義足の開発・販売を行っています。
設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・製造・販売
本社:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ203室
URL:https://www.bionicm.com/
BionicM株式会社の情報
東京都文京区本郷7丁目3-1東京大学アントレプレナープラザ203室
法人名フリガナ
バイオニックエム
住所
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1東京大学アントレプレナープラザ203室
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営大江戸線の本郷三丁目駅
地域の企業
地域の観光施設
地域の図書館
特許
2020年09月09日に『補助装置及び義足』を出願
法人番号
3010001197360
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/09/25
プレスリリース
BionicM株式会社、NEDO「SBIR 推進プログラム」一気通貫型に
BionicM株式会社、NEDO「SBIR 推進プログラム」一気通貫型に採択
2023年12月04月 09時
ロボット義足「Bio Leg(R)」の次世代製品の研究開発により、適用者の拡大・事業成長の加速とさらなる社会貢献を目指すBionicM株式会社(以下「BionicM」、代表取締役社長:孫小軍)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の2023年度「SBIR 推進プログラム」(一気通貫型)において、実施企業として採択されました。
動力アシスト機能付きパワード義足「Bio Leg(R)」、米国食品医薬品局(FDA)のクラスII医療機器に登録
2023年08月23月 08時
2024年前半に米国市場での販売開始を目指すBionicM株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:孫小軍、読み:バイオニックエム、以下「BionicM」)は、当社が開発した動力アシスト機能付きパワード義足「Bio Leg(R)」について、米国FDA(Food and Drug Administration、食品医薬品局)にてクラスII医療機器登録が完了したことをお知らせいたします。
ロボット義足を開発・販売するBionicM株式会社、3.7億円の資金調達を実施
2023年01月31月 09時
ロボット義足「Bio Leg」の販売や、研究開発、組織体制強化により事業成長を加速すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとし、下肢切断者のモビリティを向上させるロボット義足を開発・販売するBionicM株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:孫小軍、読み:バイオニックエム、以下「BionicM」)は、事業拡大を目的に、3.7億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。