Ｃｅｌｏｎｉｓ株式会社の情報

プロセスマイニングとプロセスインテリジェンスのグローバルリーダーであるCelonisは、年次ユーザーカンファレンスである「Celosphere」にて、「AgentC」を発表しました。
Celonis AgentCは、AIエージェントツール、統合、パートナーシップを提供するスイートであり、Celonisのコミュニティが主要なAIエージェントプラットフォームでAIエージェントを開発できるようにします。また、パートナーがあらかじめ構築したAIエージェントを利用することも可能です。これらのAIエージェントはすべてCelonisのプロセスインテリジェンスによって駆動されているため、お客様のビジネスの運営環境と運営方法を理解し、的確な改善方法を導き出します。
Celonisのプロセスインテリジェンスは、システム、部門、組織全体のプロセス改善に必要な独自のデータおよびビジネスコンテキストを提供します。このインテリジェンスは複数のシステムにわたり、深いビジネス知識によって強化され、エンタープライズAI、インテリジェントなオーケストレーション、および次世代クラウドアプリケーションを実現します。
Celonisの共同CEO 兼 共同創設者であるアレックス・リンケ（Alex Rinke）は次のようにコメントしています。「AIの可能性とそれが企業にもたらすものとの間には明確なギャップがあります。LLMは驚異的ですが、企業は具体的なビジネス効果を引き出すことに苦労しています。エージェントは作業を自動化できますが、ビジネスへの理解が不足しているため効果的に機能できません。このギャップを埋めるために、エンタープライズAIには、Celonisだけが提供できるプロセスデータとビジネスコンテキストに基づいて構築されたプロセスインテリジェンスが必要です。AgentCは、コミュニティが生み出すすべてのエージェントを適切な行動と成果に導くためのビジネス知識を備えています」
お好きなプラットフォームでビジネスフローを理解するAIエージェントを作成
最初のプラットフォーム統合には、Microsoft Copilot Studio、IBM watsonx Orchestrate、Amazon Bedrock Agents、およびCrewAIなどのオープンソース開発環境が含まれます。最初のプレビルトAIエージェントは、当社のISVパートナーであるRollioとHypatosから提供されています。さらに、顧客がエージェントを開発する際には、Accenture、IBMコンサルティング、EYなどのコンサルティングパートナーのサポートを受けることができます。
例えば、CelonisとMicrosoft Copilot Studioの統合により、顧客はユースケースとその根本原因を特定し、プロセスインテリジェンスによって動力を得たエージェントを構築し、主要なAIエージェントフレームワークで展開できます。ユーザーは、Microsoft Teamsなどの日常的に使用するMicrosoftのアプリケーションを通じてエージェントと対話することができます。
また、AgentCの一環として、Celonisは「AIアシスタントビルダー」を発表しました。これにより、顧客はCelonis内でAIアシスタントやコパイロットを作成できます。AIアシスタントは、データを分類し提案を行い、顧客サービスのチケットの優先順位付けや、注文を妨げている信用ブロックの解除するリスクレベルの評価などのタスクについて推奨を行います。
Celonisのプロセスインテリジェンスが実現するAIが企業にもたらす真の価値
建築およびインテリアデザイン業界向けの素材を提供するCosentinoは、Celonisを使用して、ブロックされた販売オーダーに対処し、チームの効率を向上させるAIアシスタントを構築しました。このアシスタントは、数秒でブロックされた注文を分析し、クレジットマネージャーがそのまま承認できるような推奨を提供します。これにより、追加のリスクなしで1日あたり最大5倍の注文を処理しています。
CosentinoのグローバルCIOであるRafael Domene氏は、次のように述べています。「Celonisと同様に、Cosentinoは常に技術革新のリーダーです。CelonisのAIアシスタントをクレジットブロック管理に導入することで、当社の受注管理業務が大きく変わり、プロセスが合理化され、より迅速で信頼性の高い結果がもたらされました。この革新は、AIなどの先進技術を活用してビジネスの成功を推進するという私たちの継続的なコミットメントを強調するものです」
IDCのインテリジェントプロセスオートメーションのプログラム バイスプレジデントであるMaureen Fleming氏は次のように述べています。「プロセスの複雑さや相互依存関係を理解することは、効果的なAI駆動のデジタルトランスフォーメーションを実現するために不可欠です。プロセスデータやビジネスコンテキストがなければ、組織は意味のあるROIや運用の改善をもたらすAIソリューションの導入に苦労します。これにより、プロセスインテリジェンスはAIエージェントの導入を成功させ、戦略的な成果を達成しようとする企業にとって基盤となります」
Celonisのプロセスインテリジェンスで駆動するAIが企業にどのように役立つかの他の例:
ヨーロッパの包装会社: Celonisでコパイロットを構築し、工場の技術者が周囲の工場の部品在庫レベルを確認できるようにし、サプライヤーから注文する代わりに在庫移動を活用することが可能に。
グローバル建設資材提供会社: パートナープラットフォームでAIエージェントを構築し、問い合わせと請求書および発注書を紐づけ、自動応答、ERPの更新、社内転送を含む自動解決を実現。
グローバル消費財企業: PDFの契約書から支払条件を抽出し、マスターデータ、発注書、請求書の条件と比較して不一致を修正するためのアクションを推奨するAIエージェントをパートナープラットフォームで構築。
グローバル自動車メーカー: サプライヤーからの問い合わせに自動でメール返信を生成するAIエージェントをパートナープラットフォームで構築。
グローバルテクノロジー企業: 顧客の資金提供要求プロセスを改善するAIエージェントをパートナープラットフォームで使用。要求が却下される可能性を予測し、申請者と運用チームに低い承認確率を通知し、是正措置を指示。
より迅速なデータ、洞察、価値を提供するCelonisプラットフォームの革新
Celonisは、プラットフォームをよりスケーラブルに、使いやすくし、価値を迅速に提供するためのいくつかの重要なイノベーションも発表しました:
Celonis Data Core: データの取り込みにおいて速度と規模の飛躍的な向上を実現し、競合の20倍のパフォーマンスを発揮（一般提供開始）。
生成AI搭載のユーザーエクスペリエンス: データの取り込みやダッシュボード作成を簡素化するAIアシスタントを提供（限定提供）。
Networks: 企業同士を接続し、社内外のあらゆるプロセスを最適化することにより、プロセスインテリジェンスの力を拡張（ベータ版）。
Celonisおよびパートナーによるユースケース特化型アプリ: ロジスティクス、フロントオフィス、銀行などにおける価値実現を加速（限定提供）。
o Celonisカスタマーサービスアプリ（フロントオフィス）
o Celonisデマレージアプリ（物流および輸送）
o Celonis積載統合/ネットワークヘルスアプリ（物流および輸送）
o Celonisプラントメンテナンスナビゲーター - Marcadus提供（製造業）
o Celonisメンテナンスコントロールセンター - Ashling Partners提供（製造業）
o Celonisクロスボーダーペイメント - ProcessLab提供（銀行）o Celonisタックスレイ - KMLZ提供（金融）
Celonisについて
Celonisは、人々、企業、そして地球のためにプロセスの改善を実現します。Celonis Process Intelligence Platformは、業界をリードするプロセスマイニングおよびAI技術にビジネスコンテキストを組み合わせることで、顧客にビジネスオペレーションの「生きたデジタルツイン」を提供します。このプラットフォームはシステムに依存せず、偏りのない共通の言語を提供し、誰もがビジネスを理解・改善できる環境を整えます。Celonisは、顧客がトップライン、ボトムライン、そして環境（グリーンライン）のすべてにおいて、継続的な価値を実現することを支援します。セロニスはドイツのミュンヘンとアメリカのニューヨーク市に本社を構え、世界中に20以上のオフィスを展開しています。
(C)2024 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

「Autonomous Enterprise（自律型企業）」に向けた各社の最新の取り組みについて紹介
プロセスマイニングの生みの親であるウィル・ファン・デル・アールスト教授が登壇
プロセスマイニングのグローバルリーダーであるCelonis株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 村瀬将思、以下Celonis）は、7月26日に「Celonis Day Tokyo 2024」を開催します。昨年同様に、実際の会場でのフィジカルなイベント形式で、プロセスマイニングの最新動向について有益な情報をお届けします。
日本企業はデジタル化だけでなく、ビジネスモデル自体の変革が急務であり、また、世界に先駆けて高齢化社会におけるロールモデルを定義するチャンスにあります。当日は、Celonis株式会社の代表取締役社長の村瀬将思より、「プロセスファースト」の重要性についてご説明いたします。
Celonisのプロセス・インテリジェンスを活用してどのような改革が可能か、最新の技術や最先端事例について、お客様にもご登壇いただきご紹介いたします。
ゲスト講演では、プロセスマイニングの生みの親であるウィル・ファン・デル・アールスト教授が登壇し、プロセスマイニングの誕生から今後の進化について講演いたします。
【Celonis Day Tokyo　概要】
開催日時：2024年7月26日（金）10:00～17:00（9:00開場）
会場： ANAインターコンチネンタルホテル東京
公式サイト：https://www.celonis-day-tokyo.com/event/9144
主なプログラム：
10:00‐11:30
基調講演DXの最終ゴール、Autonomous Enterprise（自律型企業）とは
Celonis株式会社　代表取締役社長 村瀬 将思
特別セッション
アフラック生命保険株式会社　取締役専務執行役員・CTO・CDIO 二見 通氏マクニカホールディングス株式会社　執行役員 ・CIO 安藤 啓吾氏イーデザイン損害保険株式会社　取締役社長 桑原 茂雄氏
日本は圧倒的な高齢化社会と労働力不足に直面しています。現在のままでは経済活動が阻害され、社会が停滞、2040年には経済成長がネガティブになると予測されています。この危機を打開するためには、革新的なアプローチが求められます。それが、デジタルトランスフォーメーションの最終ゴール、「Autonomous Enterprise（自律型企業）」という概念です。人にしかできない仕事に人材を集中させることで、その他業務をエンドtoエンドでオーケストレーションさせることにより、常に生産性を向上、効率化を図ることを目指した姿となります。本講演では、Celonisが実現する「Autonomous Enterprise（自律型企業）」の世界について説明いたします。
特別セッションでは、アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員・CTO・CDIOの二見 通氏、マクニカホールディングス株式会社 執行役員・CIOの安藤 啓吾氏、イーデザイン損害保険株式会社 取締役社長の桑原 茂雄氏にご登壇をいただき、基調講演のテーマ、「Autonomous Enterprise（自律型企業）」に向けた各社の最新の取り組みについてご説明いただきます
13:00-13:30
プロセスマイニングの創始者が語る：25年の歩みと未来展望Celonis株式会社　チーフ・サイエンティスト　RWTHアーヘン大学　正教授
ウィル・ファン・デル・アールスト教授
本セッションでは、"God Father of Process Mining"と呼ばれる、プロセスマイニングの生みの親、ウィル・ファン・デル・アールスト教授から、約25年前にプロセスマイニングの発想に至った経緯、そしてプロセスマイニングに関する最新の研究や未来について、講演いたします。また、次世代のプロセスマイニングとなる、オブジェクトセントリックプロセスマイニングの可能性とAIとの連携、そして最新のお客様事例についてご説明いたします。
13:45‐14:15
お客様事例-１： NXグループにおけるデータドリブン経営の実現に向けたCelonis活用
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社　経営プラットフォーム構築推進室　
専任部長　山口 崇幸 氏
次長　福田 和光 氏
2023年10月、NXホールディングスは「経営プラットフォーム構築推進室（MPD）」を新設し、データドリブン経営の実現に向けた新たなグループ経営基盤の構築を推進しており、取組の１つとしてCelonisを活用しています。具体的には購買業務システム等の可視化・改善活動を実施しています。 さらに、Celonisのタスクマイニング機能の活用による業務実態（処理プロセス・業務量）の把握と改善活動に取り組んでいます。本講演では、タスクマイニング機能の活用背景と取組内容を中心に紹介します。
14:30-15:00
お客様事例-2：「事故のない世界」を目指すイーデザイン損保が取組む、Celonisを活用した、事故対応におけるお客さま体験の向上
イーデザイン損害保険株式会社　ビジネスアナリティクス部　古川 まどか 氏
イーデザイン損害保険株式会社　事故対応サービス企画部　杉田 那菜実 氏
保険の価値を、お客さまが一番実感するであろう「自動車事故の対応」は、事故の発生から、事故の解決まで、様々なプロセスがあります。
今回の事例講演では、事故に遭われたお客さま体験向上の取組みの１つとして、本プロジェクトをスタートした背景や成果について、リアルにお伝えします。
お客様事例-3：基幹システムのグローバル標準化推進のためのCelonis活用
ブラザー工業株式会社　IT戦略推進部　主任　祖父江 広明 氏
ブラザーグループでは2000年代から順次SAP R/3導入を進め、全世界で5インスタンスのR/3を活用してきました。各地域で順次導入を進めたこともあり、それぞれの最適化が進み、グローバルで見ると非効率な面もありました。S/4への移行に合わせて、Celonisを使ったプロセスの可視化を行い、インスタンスの統合、業務の標準化を推進しました。これにより効率的なS4への移行を実現すると共に、その後のS/4内での業務効率化を実現してきています。
15:15-15:45
お客様事例-4：JTグループの調達シェアードサービスにおけるプロセスモニタリングとサービスリードタイムの短縮
日本たばこ産業株式会社　IT部　課長代理　羽生 紫織 氏
株式会社JTビジネスコム　調達G　シニアマネージャー　吉田 拓矢 氏
JTグループではシェアードサービス企業であるJTビジネスコムとともに調達業務の可視化やリードタイム短縮のためにCelonisを活用しています。プロセスマイニング検討の経緯や、運用時の成果と課題、また今後の活用についてお話しいたします。
16:00-16:30
お客様事例-5：お客様導入事例セッション
寺崎電気産業株式会社
※近日中に概要を公開予定
Celonisについて
Celonisは、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。先進のプロセスマイニング技術に支えられたCelonisは、ビジネスエグゼクティブやユーザーがプロセス内およびプロセス全体で継続的に改善の機会を探求し、目標に向かって行動を起こし、プロセスのパフォーマンスを迅速に向上するための機能を提供します。この最適化により即座にキャッシュへのインパクトをもたらし、顧客体験を大幅に向上し、二酸化炭素の排出量を削減します。Celonisは、世界中の顧客と数千の導入実績を持ち、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20拠点以上にオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
(C)2024 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

プロセスマイニングのグローバルリーダーであるCelonis（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 村瀬 将思、以下Celonis）は本日、2022年に買収した（https://www.celonis.com/blog/a-closer-look-celonis-acquisition-of-sailfin-intelligent-accounts-receivable-apps/）Sailfin Technologiesと共同開発した新しいSailfin Accounts Receivable（AR）アプリスイートを発表しました。これらのアプリにより、ARチームの業務効率を最大化し、日々のAR管理が最適化されることで生産性が大幅に向上し、数百万ドルのコストを削減できます。
Sailfin ARアプリはCelonis Process Intelligenceプラットフォームをベースとしており、Process Intelligence Graph*（https://www.celonis.com/blog/celonis-process-intelligence-graph-provides-a-common-language-for-enterprise-process-performance/）によって提供される標準化および統合化されたプロセスデータとナレッジを活用しています。今回のリリースはCelonisプラットフォームエコシステムが拡大していることを示すものです。実際、Celonis Process Intelligenceプラットフォーム上にソリューションを構築する独立系ソフトウェアベンダー（ISV）の数は増加しています。
Sailfin Technologiesの創設者兼CEOであり、Celonisの売掛金（AR）担当ゼネラルマネージャーであるHarit Nanavatiは、次のように述べています。「Sailfin ARアプリは、財務業務において真の価値を引き出してくれます。当社のお客様は、Celonisの卓越したプロセスインテリジェンスと、業界をリードするSailfinのAR機能のメリットを享受できます。お客様が手にするのは、それぞれの技術を足し算しただけでなく、それぞれを掛け合わせることで生まれた、組織のAR業務改善に100%フォーカスしたソリューションです」
Celonisのプラットフォームは、すべてのアプリケーションにわたる改善、自動化、システムの変革をサポートする単一のプロセスインテリジェンスレイヤーを提供し、組織がシステムサイロの問題を解消し、バリューチェーン全体でプロセスの最適化を推進できるようにします。この堅牢なプロセスインテリジェンスを基盤としたSailfin ARアプリスイートは、既存のPremium Accounts Receivableアプリ（https://www.celonis.com/blog/celonis-accounts-receivable-apps-enable-data-driven-ar-management/）の進化版です。
Sailfin ARアプリスイートには、以下が含まれます。
Collections Managementアプリ：優先順位付けされたワークリストと顧客概要に基づいて、中央アプリケーションから回収を行うとともに、繰り返しのタスクを自動化し、督促処理を簡素化します。
Disputes Managementアプリ：一元化されたトラッキングとインテリジェントなワークフローによって紛争解決を簡素化します。
Credit Managementアプリ：スマートなデータ主導型限度額設定、リアルタイムのクレジットリスク監視、統合されたサードパーティーデータによって、クレジットリスクを管理します。
Cash Applicationsアプリ：エンドツーエンドの入金消込プロセスを自動化し、送金集約、マッチングアルゴリズム、および紛争作成を活用して、貴重な時間を節約し、混乱を回避します。
AIを組み込んだインテリジェントな自動化
Celonisのプロセスインテリジェンスに加えて、Sailfin ARアプリによる自動化とAIの活用によって、AR業務を改善できます。その代表例に督促処理があります。一般的な組織では、常時数百通の督促状、つまり支払いの請求を送付することがあります。従来のARソフトウェアでは、担当者がそれぞれの返信を手作業で処理し、AR管理と電子メールを何度も見比べていました。Sailfin ARアプリは電子メールの受信ボックスと統合できるため、アプリ内で顧客と直接やり取りすることができます。AIの導入により、顧客からの問い合わせ内容の意図をアプリが判断し、生成AIで作成されたメッセージで自動応答したり、チームメンバーにアクションを取るように通知したりすることもできます。
日々のAR業務の変革により、数百万ドルもの価値を創出
CelonisとSailfinには、お客様がAR業務において測定可能な改善を達成できるよう支援してきた実績があります。
O2C（受注から現金化までのプロセス）の最適化に特化したコンサルティングやサービスを提供する企業であるCashLineは、手作業を削減し、データの均一性を改善し、実用的なインサイトを活用した日次ダッシュボードを開発しました。その結果、CashLineでは、債権回収効率の50%向上、延滞ARと論争の30%削減、支払いまでの日数を12日間短縮することに成功しました。これらのポジティブな変化により、キャッシュフローは3,800万ドル改善し、損益は120万ドル削減しました。
CashLineのビジネス開発担当バイスプレジデントであるRoss Guthrie氏は、次のように述べています。「Sailfin製品のおかげで、ARプロセスの可視性が高まり、運用が自動化され、チームの生産性が向上しました。これにより、データの集約といった反復の多い事務作業ではなく、研究や分析により多くのリソースを割くことができるようになりました」
Berkshire Hathawayの子会社であり、電子部品の販売代理店であるTTI, Inc.は、Sailfinの製品を使用して、ARチームメンバーによるタスクの優先順位付け、リマインダーの自動化、総合的なレポート作成ソリューションの構築ができるようになりました。同社は、延滞率の20%削減、1日あたりの回収口座のカバー率の95%～100%増加、債権回収効率の40%向上、支払いまでの日数を5日間短縮することに成功しました。このような最適化により、キャッシュフローは1,400万ドル改善し、損益は100万ドル削減しました。
TTI, Inc.のクレジット＆回収ディレクター兼グローバル責任者であるSteve Burns氏は、次のように述べています。「Sailfin製品のおかげで、ARプロセスの一貫管理が可能になり、日常業務が大幅に改善されました。チームメンバーはより効率的に作業し、必要な情報を数クリックで見つけ、リクエストをより早く処理できるようになっています」
血液検査の世界的リーダーであるSysmexは、Celonisの製品によるAR業務の改善（https://www.celonis.com/customer-success-stories/sysmex-cash-flow-process-mining/）で大きな発展を遂げました。同社は、わずか30日間で延滞したサービス契約のうち340万ドルを回収したほか、キャッシュフローを1,000万ドル改善し、支払い延滞率を61%から44%に削減しました。
ビジネスリーダーは現在および将来に向けてARを最適化することの価値を認識
売掛金のような財務項目は、絶えず変化する世界の最前線に位置するものであり、企業には、グローバルな経済的および政治的変動、顧客の期待の変化、規制の進化、新しいテクノロジーの出現に適応することが求められます。
Celonisのプロセス最適化レポート（https://www.celonis.com/process-optimization-report/）によると、金融共有サービス企業のリーダーの77%が、経済が不安定な時期にはプロセス最適化の重要性が高まると感じています。同様に、金融共有サービス企業のリーダーの83%が、自社の価値に最も影響を与え、変革を実現する最速の手段になるのはプロセスであると考えています。しかし、プロセス最適化は今だけの問題ではありません。業務を変革し、価値の実現を加速できるARチームがあれば、組織の長期的な財務健全性が保証されます。
*Celosphere 2023（https://www.celonis.com/blog/celosphere-2023-everything-you-need-to-know-news-product-and-process-intelligence-innovation/）で発表されたProcess Intelligence Graphは、Celonisのオブジェクト・セントリック・ビジネスモデル（https://www.celonis.com/jp/news/celonis-launches-new-process-mining-innovations-to-deliver-fast-substantial-value-to-customers/）とProcess Knowledge Layerを組み合わせて、システムに依存しない充実したビジネスのデジタルツインを構築します。
CelonisについてCelonisは、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。先進のプロセスマイニング技術に支えられたCelonisは、ビジネスエグゼクティブやユーザーがプロセス内およびプロセス全体で継続的に改善の機会を探求し、目標に向かって行動を起こし、プロセスのパフォーマンスを迅速に向上するための機能を提供します。この最適化により即座にキャッシュへのインパクトをもたらし、顧客体験を大幅に向上し、二酸化炭素の排出量を削減します。Celonisは、世界中の顧客と数千の導入実績を持ち、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20拠点以上にオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
(C)2024 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Celonisのプロセスマイニングソリューションがデータに基づく社内業務システム改善サイクルを確立Execution Management（業務実行管理）のグローバルリーダーであるCelonis株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 村瀬 将思、以下Celonis）は、日本電気株式会社（代表取締役 執行役員社長 兼 CEO：森田 隆之、以下NEC）が、同社の「2025中期経営計画」に基づくコーポレート・トランスフォーメーション（社内のDX）としてデータドリブン経営の実現に向けた全社変革を推進する中で、Celonisのプロセスマイニングソリューションを活用する変革事例を発表しました。
導入の背景
コーポレート・トランスフォーメーションを積極的に推進するNECは、データに基づく経営のスピード・質の向上と経営資源の全体最適での配分を目指すデータドリブン経営を推進しています。社内のDXを推進する中で業務システムの変革に取り組み、これまでにも業務システムの整理・削減によるコスト削減や生産性向上を進めてきました。しかし、業務プロセスの改善活動が、業務部門へのヒアリングやリクエストに基づく個別課題に対しての机上での施策立案・効果分析にとどまっていたため、業務プロセス全体の問題特定ができておらず改善目標やKPI設定が難しいといった課題を抱えていました。
NECではオンプレミス環境やクラウド環境で稼働する多種多様な業務システムを運用しています。そうした既存の業務システムからデータを迅速に取り込んで業務プロセスを可視化・分析し、データに基づいた業務改善サイクルを確立するため、プロセスマイニングソリューションの導入を検討しました。
ソリューション
プロセスマイニングソリューションの適用対象をO2C（Order-to-Cash）や調達からサプライチェーンまで、多岐にわたる広い範囲で活用することにしました。その選定において、NECは自社内で活用している様々なシステムやアプリケーションとの連携性、および業務プロセスを可視化するまでの迅速性を特に重視し検証しました。Celonisのソリューションは、SAPやServiceNow、Salesforceなど様々なシステムと容易に連携するためのコネクタ（API）が標準で豊富に用意されている点、また、プロセスの可視化・分析のみならず、改善アクションまでを単一プラットフォーム上で実現できる点が評価されました。加えて技術的な課題解決に対するサポートが Celonisによって提供されることも決め手となり、Celonisの採用に至りました。
例えば調達の領域においては、各申請案件がワークフローのどこで遅延しているかを把握するために、これまではシステム運用担当者が手作業でデータ抽出・加工した上で分析する必要がありました。そのため、システム運用担当者への負担が大きく、また分析に時間がかかり各申請案件の担当者がタイムリーにフォローができないことなどの事象が発生していました。処理遅延の未然防止、運用フォローの工数削減を狙い、プロセスマイニングソリューションを適用するスコープとしました。
導入効果
2022年5月から約2カ月かけて、基幹システムの実データをCelonisに取り込みPoV（価値実証）を行いました。その結果、Celonisにより提供されるプラットフォーム上で業務プロセス改善サイクル（可視化‐分析‐改善）が実現できる有効性を確認し、正式に導入を決定しました。それから約1カ月半で適用プロセスの選定、Celonisの導入設計・開発・実装・テストを実施し、2022年10月からCelonisの本番運用を開始しました。
Celonisの動的なレポートとして可視化された業務プロセスの問題点や改善提案をベースに議論を重ね、改善活動につなげるPDCAサイクルの活性化を実現しました。調達領域のプロセスへの適用においては、業務部門による手作業のデータ抽出作業やフォローなどの負荷を大幅に軽減できたことにより、年間で700時間を超える作業時間の削減や大幅な運用コストの削減効果を見込んでいます。
今後の展開
NECでは、今後グループ会社を含めCelonisの適用領域をさらに拡大していく方針です。 CelonisをO2C、調達、サプライチェーン領域からさらに他の業務プロセスへと拡大していくことで、各業務プロセスにおける問題点や課題の解決と、継続的かつ効率的な改善活動の実現を目指します。また既存の業務プロセスだけでなく、新規システム導入時における業務プロセスの定着状況確認、問題点の検出・改善のために活用することも検討しています。
Celonisはこれからも、NECの社内DX推進を強力に支援するプラットフォームとして貢献してまいります。
CelonisについてCelonisは、すべての組織におけるデータ活用をサポートしています。市場をリードするプロセスマイニング技術を搭載した「Celonis Execution Management System (Celonis EMS）」により、ビジネスの経営層、ユーザー層のいずれにおいても業務効率性をさらに改善し、顧客満足度を向上させ、また社会においてはカーボンニュートラルという命題の一日も早い実現に向けて、一連のアプリケーション、開発者向け環境であるスタジオ、そしてさまざまなプラットフォーム機能を提供しています。Celonisは、全世界の数千社におよぶお客様にご利用いただいており、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20を超える拠点でオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
(C)2023 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Execution Management（業務実行管理）のグローバルリーダーであるCelonis株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長、村瀬　将思、以下Celonis）は6月13日に「Celonisワールドツアー2023 - 東京」を開催します。
Celonisワールドツアーは、プロセスマイニング世界最大手のCelonis（セロニス）がミュンヘン、ミラノ、サンフランシスコ、マドリード、アムステルダム、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シカゴの世界10都市で開催する、プロセスマイニングのエキスパートや各分野におけるグローバルマーケットリーダーを招くプロセスマイニングのイベントです。
ビジネスの変化とともに、業務プロセスがより複雑になっている今日の状況において、データをより深く理解することで、ビジネスのパフォーマンスを向上させることが可能です。Celonisワールドツアーでは、プロセスマイニングがもたらすビジネスモデルやプロセスの変革、そして次世代の生産性について、様々なセッションを通じて紹介します。
東京で6月13日に開催する「Celonisワールドツアー2023 - 東京」では、基調講演でCelonis株式会社代表取締役社長の村瀬 将思より「次世代の生産性」をテーマに、Celonisの最新の技術が、お客様のビジネスモデルやプロセスの変革をどのように実現し、パフォーマンスの最大化や顧客体験の改善をもたらすかをご紹介します。 また、アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員・CTO・CDIOの二見 通氏、富士通株式会社 執行役員EVPの古賀 一司氏をゲストに招き、本テーマに対する各社の最新の取り組みについてお話いただきます。
事例セッションでは、アフラック生命保険株式会社、日本電気株式会社、株式会社 日立システムズ、富士通株式会社の各社より変革の時代における取り組みについてご紹介いたします。
【Celonisワールドツアー2023 - 東京　概要】
開催日時：2023年6月13日（火）13:00～17:50
会場：ホテル雅叙園東京　（〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1）
公式サイト：https://www.celonis.com/jp/world-tour/tokyo/
プログラム：
基調講演
13:00 - 14:15
Celonis株式会社代表取締役社長 村瀬 将思
アフラック生命保険株式会社取締役専務執行役員・CTO・CDIO 二見 通 氏
富士通株式会社グローバルテクノロジーソリューションBG（Platform＆Services担当）執行役員 EVP 古賀 一司 氏
お客様事例セッション１：保険契約管理業務の抜本的変革の中でのCelonisの活用について
14:40 - 15:05アフラック生命保険株式会社契約サービス部門変革推進トライブトライブリード 大須賀 誠 氏
お客様事例セッション２：データドリブンな業務改善サイクルの確立に向けたNECの取り組み
15:05 - 15:30日本電気株式会社コーポレートIT・デジタル部門 経営システム統括部上席プロフェッショナル 松島 宏明 氏
プロダクトセッション：次世代プロセスマイニング「オブジェクトセントリック・プロセスマイニング」とは
15:30 - 15:55Celonis株式会社バリューエンジニアリング本部本部長 新谷 卓也
お客様事例セッション３：プロセスマイニングによるビジネス成果の実現とさらなる挑戦
16:20 - 16:45 株式会社日立システムズ執行役員 CIO 兼 IT本部長 吉田 浩美 氏
お客様事例セッション４：65,000社のお客様を支える保守業務の可視化でわかった、データに基づいた現状把握とリアルタイム対応の重要性
16:45 - 17:10富士通株式会社マネージドインフラサービス事業本部 PRSビジネス事業部事業部長 日根 弘憲 氏
パートナーパネルディスカッション
17:10-17:40《モデレーター》Celonis株式会社パートナー事業本部事業本部長 神田 祐樹アクセンチュア株式会社ビジネスコンサルティング本部 コンサルティンググループマネジング・ディレクター 木時 直 氏株式会社NTTデータデータセンタ&クラウドサービス事業部ServiceNowビジネス統括部長 我妻 智之 氏日本アイ・ビー・エム株式会社IBMコンサルティング事業本部 オートメーション事業部長 Celonis推進日本責任者 パートナー 西垣 智裕 氏
Celonisについて
Celonisは、すべての組織におけるデータ活用をサポートしています。市場をリードするプロセスマイニング技術を搭載した「Celonis Execution Management System (Celonis EMS）」により、ビジネスの経営層、ユーザー層のいずれにおいても業務効率性をさらに改善し、顧客満足度を向上させ、また社会においてはカーボンニュートラルという命題の一日も早い実現に向けて、一連のアプリケーション、開発者向け環境であるスタジオ、そしてさまざまなプラットフォーム機能を提供しています。Celonisは、全世界の数千社におよぶお客様にご利用いただいており、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20を超える拠点でオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
(C)2023 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。