Cranebio株式会社の訪問時の会話キッカケ
Cranebio株式会社に行くときに、お時間があれば「共立女子大学博物館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
本日は貴重なお時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。
御茶ノ水駅の近くで美味しい定食屋さんはありますか
共立女子大学博物館が近くにあるようですが、行ったことはありますか
非常にお元気のようですけど、何かスポーツをされていますか
」
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JR東日本総武線の御茶ノ水駅
東京メトロ銀座線の末広町駅
東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅
2025年02月03月 15時
迅速水質測定に関する研究成果をメタウォーター社と共同で発表いたしました
2023年04月03月 14時
排卵日予測に関する最新の研究成果を発表いたしました
2022年11月28月 18時
DNAオリガミを用いた人工酵素Dozymeの開発が評価され、当社がGENOMICS SOLUTIONS部門においてCOMPANY OF THE YEAR in APAC2024に選出されました。
Life Sciences Review誌は、ライフサイエンス分野の最先端の情報を提供するビジネス誌です。
https://www.lifesciencesreview.com/cranebio
Cranebio株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本大輔)はDNAオリガミ技術を駆使することで、任意の基質の存在下でのみ酵素活性を発現する人工酵素Dozymeの開発に成功、本技術を活かした装置不要でPCR法と同程度の高感度測定が可能な核酸増幅検査キットを開発しております。この度この取り組みが評価され、当社がGENOMICS SOLUTIONS部門においてCOMPANY OF THE YEAR in APAC2024に選出されました。
DozymeはDNAオリガミと呼ばれるDNAナノテクノロジーを活用した、サンプル中の測定対象分子の有無によって酵素活性のON/OFFをコントロールすることの出来る人工酵素です。当社ではこのDozymeを活用し、核酸増幅法によって増幅された遺伝子の情報を可視光輝度へと変換することに成功しました。この成果を用い、スマートフォンのみを測定機器として用いた核酸増幅検査キットの開発に取り組み、PCR検査をはじめとする各種核酸増幅検査と同等と言える10^2コピーのHPVウイルスのDNAの検出を達成しております。
このDozymeを用いた検査キットは全てが使い捨ての部材で構成されており、スマートフォンアプリの指示に従いながら操作を行うことで、核酸増幅検査の特徴の一つである「高い感度での測定」を可能としている一方、特殊な装置や測定人員を必要としないことから、「安価な価格での販売」および「ECサイトやギグエコノミーロジスティクスをはじめとする流通網を利用した販売」が可能であり、検査の利用ハードルを大きく下げることが期待されます。
今後は製造体制を構築し、2025年中の商業化を目指します。また、他のウイルスや細菌の測定系の構築にも順次取り組み、パイプラインの拡充を図る見込みです。
Cranebio株式会社はこれからも「ヘルスケアをもっと簡単に、もっと身近に」をスローガンに簡便な検査手法の開発を続けてまいります。
■会社概要
社名 : Cranebio株式会社
所在地 : 東京都千代田区外神田2-13-4 千代田ビル
代表者 : 山本大輔
設立 : 2021年4月5日
従業員数 : 11名
HP :
https://www.crane-bio.com
事業内容 :フェムテック製品の開発、DNAオリガミを用いた迅速検査キットの開発
■研究の背景
上水道や下水道をはじめとして、様々なシーンで利用される水には水質基準が設けられております。その項目の中でも大腸菌をはじめとする細菌類の検査項目は、採水後に菌類を培養することで菌数を確認する手法が現在広く用いられております。この手法は歴史的に長く実施されており知見が多い一方、結果が得られるまでに数日を要することから、迅速に結果が得られないという欠点が存在しておりました。
その点、PCR法は水中の菌の遺伝子を迅速に増幅することが出来る点において、培養法に対して優位な手法でありますが、検出には高額な装置を用いる蛍光や専門技術が必要である電気泳動等の手法が必要となります。水質検査には安価でありながら、誰でも簡単に測定が出来る手法が求められており、社会実装には課題を残していると言えます。
当研究グループでは、2021年より、Cranebio株式会社の固有技術であるDNA Origami技術を用いた人工酵素Dozymeを用い、これらのPCR法の課題を克服し、水中の細菌類を迅速に測定する技術の開発を進めてまいりました。
■発表の概要
大腸菌プラスミドをPCR法によって増幅を行い、転写反応を用いて1本鎖へと転写した後に、Dozymeと混合することでDozymeの発光をプレートリーダーを用いて観察いたしました(図1)。その結果、大腸菌プラスミドは本手法にて観測可能であることが確認されました。
また、この実験にて得られた発光をスマートフォンを用いて観測を行いました(図2)。この結果より、プレートリーダーを用いずに市販のスマートフォンを測定装置として利用した場合でも、Dozymeの発光が観測可能であることが示されております。
図1. Dozymeを用いた大腸菌プラスミドの発光検出
図2. 発光をスマートフォンで捉えた結果
■本研究成果を受けた今後の展開
本研究成果により、迅速水質検査の実現可能性が示されました。本測定方法に要した時間は前後の工程を合わせても2時間程度であり、既存法に対して大きなメリットとなり得るものです。今後実際の河川や上下水道水の測定を継続しながら、従来法との相関性確認と新しい水質マネジメント法の開発を進めてまいります。
■人工酵素Dozymeについて
Cranebio株式会社のオリジナル技術であり、DNAナノテクノロジーの一種であるDNA Origamiを用い、DNA Origamiの構造変化を利用して酵素活性のON/OFFを自在にコントロールする技術です。
Dozymeは溶液中でアンチパラレル、クロス、パラレルの3通りの構造をとり、「アンチパラレル型では酵素活性がOFFだが、パラレル型では酵素活性がONになる」という性質を人工的に付与、「大腸菌遺伝子の存在下でのみパラレル型が出現する」ことで大腸菌の検出を可能としております。
■メタウォーター株式会社について
2008年4月、日本ガイシと富士電機の水環境部門の合併により誕生したメタウォーターは、水処理分野では国内初となる機電一体型の会社です。水環境プラントに必要な機械設備・電気設計を製品として有するとともに、プラントの設計、施工、運転・維持管理までを網羅した事業内容で、上下水道施設に最適なソリューションを提供しています。
HP:https://www.metawater.co.jp
■Cranebio株式会社について
Cranebio株式会社は「ヘルスケアをもっと簡単に、もっと身近に」をスローガンに簡便な検査手法の開発を行なっているバイオベンチャーです。高感度検査を実現する技術とユーザビリティを考えた設計思想により、UXを考えた検査を実現いたします。
HP:https://ww.crane-bio.com/
■研究の背景
排卵日の検査は妊娠を希望する女性にとって非常に重要ですが、既に上市されている排卵日検査キットの利用率は決して高くありません。その背景には毎日の検査が利用者にとって負担となっていることが事前の調査によって明らかになっており、「測定の手間を限りなくゼロに近づける」検査が求められていました。当研究グループでは無意識的に排出される体液であるおりものに着目し、上記課題解決手法としておりもの中のタンパク質測定の可能性を検討いたしました。
■発表内容の概要
月経関連疾患を有していない被験者から尿とおりものを回収し、現在汎用されている排卵日予測手法である尿中LH測定により決定した排卵日と、おりもの中LHの測定により現れたおりもの中LHサージの関係性について調査したところ、86%の被験者のサンプルからDunson氏らが報告したFertile window(排卵日前の妊娠可能性の高い期間)におりもの中LHサージが現れることが判明いたしました。また、そのサージは観測する上で十分強いサージであったことから、おりもの中LHを測定することによる排卵日予測の可能性が示唆されたと考えられます。
■研究内容を受けた今後の展開
本研究成果により、おりものを測定することで排卵日を予測することが原理的に可能であるということが示されました。今後開発を進めていき、「測定の手間を限りなくゼロに近づける」検査の実現を目指します。
■Cranebio株式会社について
Cranebio株式会社は「ヘルスケアをもっと簡単に、もっと身近に」をスローガンに簡便な検査手法の開発を行なっているバイオベンチャーです。高感度検査を実現する技術とユーザビリティを考えた設計思想により、UXを考えた検査を実現いたします
HP:https://www.crane-bio.com/
Cranebio株式会社の情報
東京都千代田区外神田2丁目13番4号千代田ビル
法人名フリガナ
クレインバイオ
住所
〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目13番4号千代田ビル
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅JR東日本中央本線の御茶ノ水駅
地域の企業
地域の図書館
法人番号
5010001217273
法人処理区分
新規
プレスリリース
Life Sciences Review誌のCOMPANY OF THE
Life Sciences Review誌のCOMPANY OF THE YEAR in APAC 2024 に選出されました。
2025年02月03月 15時
Life Sciences Review誌のCOMPANY OF THE YEAR in APAC 2024 に選出されました。
迅速水質測定に関する研究成果をメタウォーター社と共同で発表いたしました
2023年04月03月 14時
大きな設備投資不要で、大腸菌の検出に要する時間を2時間まで短縮することに成功いたしました。Cranebio株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本大輔)はメタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口賢二)と共同で水質の簡易迅速検査に取り組んでおり、この度、その研究成果の一部を第57回日本水環境学会年会にて、「DNAオリガミ法による大腸菌DNAの検出」との題名で発表いたしました。
排卵日予測に関する最新の研究成果を発表いたしました
2022年11月28月 18時
Cranebio株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本大輔)は、簡易な検査キットによる女性の健康増進/QOL向上に取り組んでおり、研究の一環としておりもの中のタンパク質と疾患/生理現象の関係性解析を行なっております。この度、その研究成果の一部を第69回日本臨床検査医学会学術集会にてユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高原豪久)、京都看護大学、早稲田大学、医療法人社団DENとともに、「帯下中黄体形成ホルモン(LH)の排卵日予測バイオマーカーとしての可能性」との題名で発表いたしました。