JX石油開発株式会社の訪問時の会話キッカケ
JX石油開発株式会社に行くときに、お時間があれば「相田みつを美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
お会いできることを楽しみにしておりました。
大手町駅の近くで美味しい定食屋さんはありますか
相田みつを美術館が近くにあるようですが、歩くとどのくらいかかりますか
少しお聞きしたいのですが、JX石油開発株式会社の好きなところはどこですか?
」
google map
東京メトロ半蔵門線の大手町駅
東京メトロ東西線の大手町駅
JR東日本東海道本線の東京駅
2025年01月06月 11時
【JX石油開発】CCS バリューチェーン構築に向けた Chevron と
2024年03月19月 09時
【JX石油開発】新潟大学の「SDGs推進プロジェクト基金」への寄附につい
2024年01月19月 14時
【JX石油開発】2024年 社長(中原 俊也)年頭挨拶について
2024年01月04月 11時
米国における大規模CO2回収プラントの運転再開について
2023年09月13月 15時
~ENEOS Xplora元年にあたって~
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
当社社長:中原 俊也の社員に向けた年頭挨拶の要旨を下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 2025年1月1日からの社名変更について
(正式名称:ENEOS Xplora 株式会社[英語名:ENEOS Xplora Inc.])(読み方:エネオスエクスプローラ)
新社名「ENEOS Xplora」として迎える、初めての新年となった。新社名には、これまで当社が全力で取り組み、また、当社の誇りでもある「Exploration」(資源の探求)という意味に加え、「無限」、「未来」、「革新」、「未知なるものへの挑戦」といった当社の追い求めるもの、そしてそれに向けた当社の決意を込めている。
エネルギーの安全・安定供給は今後も当社の変わらぬ使命だが、カーボンニュートラルの潮流の中で、より大きな社会的価値を創造していくため、企業理念である “Explore the EARTH and Create Value” のもと、ありたい姿である「地下技術と革新的な創造力で、サステナブルな社会の実現をリードするキープレーヤー」を目指し、当社は新たなスタートを切った。
2. 各事業・プロジェクトへの思い
ベトナムは、昨年、累計原油生産量2.5億バレル達成という記念すべきマイルストーンに到達した。
マレーシアでは、昨年、SK10鉱区ヘランガス田の追加開発に取り組むとともに、CCS<注1>を利用した高CO2ガス田の開発を含む大規模プロジェクトである「BIGSTプロジェクト」の権益を新たに取得した。本年は、ペトロナスと協力しながら、「BIGSTプロジェクト」の一層の進化と具体化を図るとともに、SK10鉱区の価値最大化に向けて注力する。
インドネシア、パプアニューギニアのLNGプロジェクトは、当社のキャッシュフローを大きく支える事業である。昨年、インドネシア・タングープロジェクトでは、CCUSを含む拡張計画である「UCCプロジェクト」のFID(最終投資決定)を実施した。パプアニューギニアのPNG LNGプロジェクトからは、新規ガス田の生産開始という嬉しいニュースも届いた。両国におけるさらなる事業の拡大に向けて取り組んでいく。
国内においては、社名と時を同じくして名称を変更した「中条事業所」で水溶性ガスおよびヨードの段階的増産を図り、継続的に利益を出せる事業体制の構築を目指す。そのための土台を作る1年となる。
米国Petra Nova CCUS<注2>プロジェクトは、年間100万トンを超えるCO2を貯留する、当社環境対応型事業のフラグシッププロジェクトである。引き続き安全・安定操業に努めると同時に、Petra Nova CCUSプロジェクトを梃子として、新しい事業の軸である、環境対応型事業を推進していく。
3. 最後に
企業活動の大前提は、「HSE<注3>」であり、「コンプライアンス」である。それらの取り組みに今年も変わらず皆さんと力を注いでいく。
国内外すべての社員とパートナーの皆さん、そして、そのご家族の、ますますのご健勝とご発展をお祈りする。
SAFETY Starts With Me!
<注1>CCS: Carbon dioxide Capture and Storageの略。排出される二酸化炭素を回収し地下に圧
入する技術。
<注2>CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage の略。CO2 を回収・貯留することに加え、新たな商品やエネルギー生成のために利用する技術。
<注3>HSE: Health(健康)、Safety(安全)、Environment(環境)の略で、衛生・労働安全・環境を指す。
年頭挨拶を述べる中原社長
当社webサイト:
https://www.eneos-xplora.com/
今回合意した共同検討は、当社関連会社をはじめとする日本国内のさまざまな産業から排出される CO2 を回収し、オーストラリアへ海上輸送した上で、Chevron が保有する CO2貯留サイトに圧入・貯留を実施することによる CCS バリューチェーン構築に関する事業性を調査するものです。
さらに 2 社共同で、CO2輸送に関する国際的なルール策定に向けた取組みならびに他のアジア・太平洋地域における CO2貯留サイトの開発に向けた検討を進めてまいります。
締結式の様子(提供:Chevron)
左から、Chevron New Energies Gustavson 社長、Powers 副社長、JX 石油開発 山田副社長、中原社長
<JX 石油開発:山田副社長 コメント>
本覚書の締結は、石油・ガス事業を通じて Chevron との間で 70 年以上にわたって培ってきた良好な関 係に基づくものです。今後は、この覚書に従って同社と共に低炭素ソリューションの提供を積極的に進めてまいります。 当社は、従来型の石油・天然ガスの開発事業に加え、CCS/CCUS(注2)を中心とした環境対応型事 業をもう一つの軸とする「二軸経営」を掲げ、Petra Nova CCUS プロジェクト(下図参照)等の CCS を事 業戦略における重要な取り組みと位置付けています。当社は、さまざまな CCS/CCUS 関連事業で培った知 見を活かし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
<Chevron:Chris Powers 副社長 コメント>
当社は、日本最大の石油・金属コングロマリットである ENEOS グループおよび JX 石油開発との長年にわた る関係をさらに発展させ、今回の共同検討がアジア太平洋地域における大規模 CCS ハブ構築に寄与することを期待しています。
大規模な CCS バリューチェーンプロジェクトは、アジア太平洋地域の低炭素化への取り組みを推進する上で 主要な役割を果たすものであり、これらの目標を満たすためには、長期的な協力が必要であると当社は認識し ています。
(注1)CCS : Carbon dioxide Capture and Storage の略。排出される二酸化炭素を回収し地下に圧入する技術。 (注2)CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage の略。CO2を回収・貯留することに加え、新た
な商品 やエネルギー生成のために利用する技術。
Petra Nova CCUSプロジェクトのCO2回収装置
CCS概念図(海底圧入の場合)
当社は、従来の石油・天然ガス開発事業に加え、CCS/CCUS(注1、2)を中心とした環境対応型事業にも注力する「二軸経営(注3)」を推進しており、当社の国内唯一の原油・天然ガスおよびヨウ素の生産拠点である中条油業所がある新潟県胎内市に「中条共創の森オープンイノベーションラボ(Nakajo Open-innovation Lab:NOiL、以下、「NOiL」といいます。)」を2022年4月に開設しました(【参考】ご参照)。
今回の寄附は、NOiLが推進する産官学及び地域社会との連携・共生への取組みの一環として、地元、新潟県の国立大学法人である新潟大学が進めるSDGs推進プロジェクトを支援・協力することを目的としています。
新潟大学は、2022年4月に「カーボンニュートラル融合技術研究センター」を設立し、世界最高水準の太陽熱・太陽電池・水電解技術の開発促進を目的とした研究を行っており、特に太陽光発電に関しましては、次世代の太陽電池として注目を集めているペロブスカイト太陽電池と従来型の結晶シリコン太陽電池を組み合わせたタンデム太陽電池(注4)の研究に力を入れております。当社中条油業所では、ペロブスカイト太陽電池の原料となるヨウ素を生産していることから、当社事業との親和性も非常に高いものと考えております。
当社は、今回の寄附を機に、同分野における研究・開発に関して専門家との交流機会を充実させるとともに、将来的な新潟大学と共同での実証実験の実現に向けた関係強化を目指してまいります。
以 上
【参考】2022年4月6日公表「「中条共創の森 オープンイノベーションラボ (Nakajo Open-innovation Lab : N
OiL)」の開設について」
https://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2022/_nakajo_open-innovation_lab_noil.html
(注1)CCS: Carbon dioxide Capture and Storageの略。排出される CO2を回収し、地下に圧入・貯留する技
術。
(注2)CCUS: Carbon Capture Utilization and Storage の略。排出される CO2を回収・貯留することに加え、
新たな商品やエネルギー生成のために利用する技術。
(注3)二軸経営について:https://www.nex.jx-group.co.jp/corporate/philosophy_noex.html
(注4)タンデム太陽電池:次世代太陽電池であるペロブスカイト太陽電池と従来型の結晶シリコン太陽電池を組
み合わせた太陽電池のこと。それぞれの電池を単体で使用するよりも高性能化が期待
されている。
当社社長:中原 俊也の社員に向けた年頭挨拶の要旨を下記のとおりお知らせいたします。
記
1.当社を取り巻く環境
昨年は、引き続きVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)な年であった。新型コロナウイルスの影響からはようやく脱却したが、10月にはイスラエル・ハマス戦争が勃発し、また、ウクライナ情勢も出口が見えない状況である。当社の業績に大きく影響する原油価格もVolatileに推移した年であった。
私は、社長就任以来、「先を読む経営」から、「先を読めないことを前提にした経営、事業運営」へのシフトが不可欠であると申し上げてきた。この先を読めない時代において、将来の脱炭素社会を実現すべく、昨年4月末に当社グループの一員となった日本海洋掘削株式会社(JDC)とともに二軸経営に邁進していく。
2.各プロジェクトへの思い
ベトナムは、2025年に現在の生産分与契約が期限を迎える中、今後も操業を継続していくための過渡期と言える重要な一年となる。新たな契約締結に向けた取り組みを精力的に進めていく。
マレーシアは、昨年、ガス生産20周年を迎えた。今年は、ヘランガス田の追加開発に注力するとともに、高炭酸ガス田の開発とCCS<注1>を組み合わせた大規模プロジェクトである「BIGSTプロジェクト」の検討をペトロナスとともにさらに深化させていく。
米国テキサスのPetra Nova CCUS<注2>プロジェクトは、昨年9月に晴れてCO2回収装置が運転を再開し、当社は、年間100万トンを超えるCO2を貯留する、世界でもトップクラスのCCUS事業者となった。Petra Nova CCUSプロジェクトを梃として、新しい事業の軸であるCCSを中心とした環境対応型事業を推進していく。
国内においては、今春、中条オープンイノベーションラボ(NOiL)の新事務所が完成予定である。脱炭素社会に向けた様々な実証、そして、他社、大学等との協業を積極的に進めていく。また、CCS事業では、昨年1月にENEOS、電源開発株式会社と合弁で「西日本カーボン貯留調査株式会社」を設立し、2030年のCO2貯留を目指して本格的な検討をスタートさせた。今年は、これに続く国内、そして海外でのCCS案件に果敢に挑戦していく。
3.最後に
当社が掲げる「Do Agile」の大前提となる、「コンプライアンス」、「HSE」の取り組みに引き続き注力していく。
国内外すべての社員とパートナーの皆さん、そして、そのご家族のますますのご健勝とご発展をお祈りする。
SAFETY Starts With Me!
年頭挨拶を述べる当社中原社長
<注1>CCS: Carbon dioxide Capture and Storageの略。排出される二酸化炭素を回収し地下に圧入する技術。
<注2>CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage の略。CO2 を回収・貯留することに加え、新
たな商品やエネルギー生成のために利用する技術。
以 上
Petra Nova CCUSプロジェクトは、火力発電所の燃焼排ガスからCO2を分離・回収し、回収したCO2を油田へ圧入して原油増産に繋げるもので、世界的にも大規模なCCUSプロジェクトです。本CO2回収プラントは、燃焼排ガスからCO2を回収するものとしては、世界最大規模であり、年間約140万トンの温室効果ガス(CO2)を回収できます。本プロジェクトにおいてCCUS技術の更なる知見拡充を図るべく、昨年9月、当社はPetra Nova Parish Holdings LLCの持分の50%を追加取得し、同社を連結子会社化いたしました。
当社が属するENEOSグループは、長期ビジョンにおいて「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」の両立に向けての挑戦を掲げており、2040 年度までにグループ排出分のカーボンニュートラル実現を目指しております。CCS<注2>/CCUSは、カーボンニュートラル達成のための有力な手段の一つと考えられており、当社はPetra Nova CCUSプロジェクト等を通じてこの分野での知見・技術の蓄積を図り、「カーボンニュートラル社会の実現」に向け取組んでまいります。
<注1>CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storageの略。
CO2を回収・貯留することに加え、新たな商品やエネルギー生成のために利用する技術
<注2>CCS: Carbon dioxide Capture and Storageの略。CO2を回収し、地下に圧入・貯留する技術。
【参考資料】
1. Petra Nova CCUSプロジェクト概念図
2. Petra Nova CCUSプロジェクトのスキーム
3. Petra Nova CCUSプロジェクトにおけるCO2回収プラント
4. Petra Nova CCUSプロジェクトの位置関係
(注)CO2回収プラントは、米国テキサス州のW. A. パリッシュ火力発電所(米国の大手電力会社NRG Energy,Inc.が保有する火力発電所)内に所在。
JX石油開発株式会社の情報
東京都千代田区大手町1丁目1番2号
法人名フリガナ
ジェイエックスセキユカイハツ
住所
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番2号
創業年
1991年
推定社員数
301~1000人
資本金
98億円
周辺のお天気
周辺の駅
4駅東京メトロ丸ノ内線の大手町駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
3010001133877
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2018/04/18
プレスリリース
【ENEOS Xplora】2025年社長(中原 俊也)年頭挨拶について
【ENEOS Xplora】2025年社長(中原 俊也)年頭挨拶について
2025年01月06月 11時
【ENEOS Xplora】2025年社長(中原 俊也)年頭挨拶について
【JX石油開発】CCS バリューチェーン構築に向けた Chevron との共同検討の開始について
2024年03月19月 09時
当社(社長:中原俊也)は、アメリカの大手エネルギー企業である Chevron 社の主要事業会社である Chevron New Energies 社(以下、「Chevron」といいます。)との間で、アジア・太平洋地域における CCS(注1)バリューチェーン構築に向けた共同検討に関する覚書を締結しましたので、お知らせいたします。
【JX石油開発】新潟大学の「SDGs推進プロジェクト基金」への寄附について
2024年01月19月 14時
~ペロブスカイト太陽電池等の次世代技術の開発促進を支援~ 当社(社長:中原 俊也)は、国立大学法人新潟大学(以下、「新潟大学」といいます。)が開設する「SDGs推進プロジェクト基金」を通じて、 同大学の「カーボンニュートラル融合技術研究センター」で行われる太陽光発電に関する研究および、SDGsに関する取組に対して寄附を行いましたので、お知らせいたします。
【JX石油開発】2024年 社長(中原 俊也)年頭挨拶について
2024年01月04月 11時
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
米国における大規模CO2回収プラントの運転再開について
2023年09月13月 15時
当社(社長:中原 俊也)の連結子会社であるPetra Nova Parish Holdings LLCが米国で運営する Petra Nova CCUS<注1>プロジェクトのCO2回収プラントは、2020年5月以降、運転を停止しておりましたが、2023年9月5日(現地時間)に運転を再開いたしましたので、お知らせいたします。