MCデジタル・リアルティ株式会社の訪問時の会話キッカケ
MCデジタル・リアルティ株式会社に行くときに、お時間があれば「大倉集古館 」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、先週もいいことありましたか
虎ノ門駅が最寄り駅ですか
大倉集古館 が近くにあるようですが、好きですか
少しお聞きしたいのですが、MCデジタル・リアルティ株式会社の好きなところはどこですか?
」
google map
東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅
東京メトロ千代田線の霞ヶ関駅
東京メトロ日比谷線の霞ヶ関駅
2025年03月12月 13時
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、コスト効率化とデータ主権の確保
2025年02月25月 10時
GPU計算力リモート提供の共同実証実験を開始
2025年02月17月 13時
テルストラ・ジャパンとMCデジタル・リアルティ、日本での包括的な業務連携
2024年12月06月 10時
MCデジタル・リアルティのNRT12データセンターが、Preferred
2024年11月12月 14時
~超低レイテンシかつセキュアなGPU on-Rampが1時間単位から可能に~
2025年3月12日、東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山 孝成、以下「MCデジタル・リアルティ」)、モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 森本 竜英、以下「モルゲンロット」)、株式会社マクニカ(代表取締役 社長 原 一将、以下「マクニカ」)、菱洋エレクトロ株式会社(代表取締役 社長執行役員 中村
守孝、以下「菱洋エレクトロ」)は、MCデジタル・リアルティのNRTキャンパス(千葉県印西市)ならびにKIXキャンパス(大阪府茨木市・箕面市)にて、GPU計算力提供サービス「AI XCHANGE powered by Cloud Bouquet」を開始します。なお、申し込み受付は本日より開始し、サービス開始は4月中を予定しています。GPU計算力は、キャンパス内に設置した、マクニカ、菱洋エレクトロが保有するGPUサーバーより提供されます。
<サービス概要図>
この度開始するサービス「AI XCHANGE powered by Cloud Bouquet」は、GPU計算力を必要とする企業と、GPU計算力を保有する事業者をマッチングする、モルゲンロットによるサービス「Cloud Bouquet(TM)」の仮想化技術を用いて、MCデジタル・リアルティのデータセンター内にGPUサーバーを保有するマクニカ、菱洋エレクトロのGPU計算力リソースを、モルゲンロット・三菱商事がサービス基盤を整備した上で、MCデジタル・リアルティのお客様向けに1枚・1時間単位から提供するサービスです。
これにより、NRTキャンパスおよびKIXキャンパスを利用するお客様は、GPUサーバーへの先行設備投資を自社で行うことなく、必要な時に必要な分だけGPU計算力にアクセスすることで、AIプロダクト開発や高度なシミュレーションをコスト効率良く、迅速・手軽に行うことができるようになります。
MCデジタル・リアルティのデータセンターは、お客様のビジネス成長に呼応した拡張性を担保できる「キャンパス型構成」を採用しており、同一敷地内に複数棟のデータセンターを運用しています。本サービスは、データセンター構内接続サービス「クロスコネクト」ならびにキャンパス内接続サービス「キャンパスコネクト」を介して提供されるため、インターネット回線を介して提供される標準的なGPU as a Serviceの課題である、データ量増大による帯域制限やレイテンシの課題を解消しながら、セキュアに利用することが可能です。
さらに、MCデジタル・リアルティのデータセンターでは、Digital Realtyのオープンでグローバルなデータセンタープラットフォーム「
PlatformDIGITAL(R)
」に基づいて提供される相互接続ソリューション「ServiceFabric(TM)」によって、世界6大陸25カ国以上/50都市以上/300カ所以上のDigital
Realtyのデータセンター拠点や、お客様、パートナーならびに1100のクラウド・ITサービス、1200のネットワークサービス等から成る充実したデータコミュニティへの優れたアクセスが可能であるため、AI開発・活用において肝要となるリアルタイムかつ効率的なデータ活用を支援します。また、今回の「AI XCHANGE powered by Cloud Bouquet」提供開始により、Digital RealtyによるプライベートAIを実現するオープンなエコシステム「
Private AI Exchange(AIPx)Powered by ServiceFabric(TM)
」がさらに拡大し、日本国内のみならず、海外のDigital Realtyのお客様も本サービスをお使いいただくことが可能になります。
マクニカでは、GPU計算基盤をベースとした検証環境を無償で提供するサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」を提供しており、その提供基盤をNRT10に移しました。今後も最新のGPUを導入し、ユーザー様へよりよい開発環境の提供を目指します。
菱洋エレクトロでは、AI導入サポートプログラム『RYOYO AI Techmate Program』を展開し、GPUによる開発環境の提供と共に「AI人材育成・技術支援プログラム」や、課題に直面した際も人員リソースやノウハウを得られる「企業マッチング」を提供しております。これらのGPUに関する様々な支援を通じ、企業のAI開発に伴う技術的・運用上の課題を解決していきます。
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、マクニカ、菱洋エレクトロは、本サービスを通じて、GPUの高い計算力をより多くのお客様がコスト効率高く手軽に利用することができる環境を提供することで、AIプロダクト開発や様々なシミュレーションの実現を支援し、お客様のビジネスの拡大とイノベーションの実現に寄与してまいります。
<各社コメント>
MCデジタル・リアルティ株式会社 代表取締役社長 畠山 孝成
「この度、データセンター内でのGPU計算力提供という画期的なサービスを、当社のデータセンターを基盤として開始できますこと、大変うれしく思っております。データセンターを通じたお客様のイノベーションを加速したいとの思いから、パートナー企業の皆様とサービス開発を行い、当社データセンターにて提供の運びとなりました。今後も、当社のAI対応データセンターの強みを生かし、未来志向のデータセンター事業者として、パートナーの皆様との協業を強化していく所存です。」
モルゲンロット株式会社 代表取締役CEO 森本 竜英
「データセンターにおけるGPUサーバーの利用価値を大きく高めるこの先進的な取り組みを、当社の技術を活かしてパートナー様とともに推進できることを、大変うれしく、また誇りに思っております。当社は、技術開発への投資をさらに加速し、企業や研究機関の皆様がGPUの計算リソースを効率的かつ効果的に活用できる環境の提供に全力で取り組んで参ります。」
株式会社マクニカ クラビス カンパニー 第1技術統括部 技術第3部 部長 北島 佑樹
「GPUマッチングサービスは、生成AIの登場を背景に昨今需要が急速に高まっている計算資源の課題を解決するソリューションであり、マクニカのAI TRY NOW PROGRAMが本サービスと連携できることを非常にうれしく思います。ユーザー様のAI開発をより迅速に手軽に実現できると確信しており、本サービスがよりよいものとなるよう協業を図ってまいります。」
菱洋エレクトロ株式会社 営業統括本部 ソリューション事業本部 副事業本部長 青木 良行
「昨今、GPUの初期導入コストのハードルが高い、設置スペースや冷却方法などの物理的な問題、さらに技術的リソースの不足といった課題を抱える企業の声が弊社にも多く届いています。そこで、本サービスによりこれらの課題を抱える企業が手軽にGPUを活用し、本格導入に向けた検証やAIプロダクト開発を迅速に進められるほか、注目が高まっているデジタルツインの検証にも取り組みやすくなります。今後も、MCデジタル・リアルティ様と連携を強化し、お客様のAI開発・活用の加速に貢献していく所存です。」
三菱商事株式会社 デジタルインフラ部 部長 増永 寛文
「当社は、半導体等の計算資源、データセンター及びそれを支える電力ソリューションからなるAIインフラ、GPUサーバー等を利用した計算力提供及びAIソリューションに至るまでの一連の領域を「AIバリューチェーン」として強化を図っています。本サービスは、GPU計算力をお客様のご要望に応じてご提供することでAIインフラの利便性を向上し、AIソリューション創出を促進させるものであり、大きな意義があるものと確信しております。当社は、今後も計算力提供を通じてAIインフラの整備に取り組んでまいります。」
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国Digital Realtyによる対等出資の合弁会社として2017年9月に設立されました。日本にてコロケーションサービス、相互接続ソリューションを含めたデータセンターサービスを幅広く展開します。
三菱商事の不動産・インフラ投資の知見、顧客網と、業界大手Digital Realtyのデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」、世界6大陸にまたがる300以上のデータセンターコミュニティを活かした高品質なITインフラの提供を通じ、お客様のビジネス拡大、イノベーション創出と社会の発展に貢献します。 MCデジタル・リアルティの詳細は
https://www.mc-digitalrealty.com/
をご覧いただくか、当社
LinkedIn
をフォローしてください。
モルゲンロット株式会社について
「必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現する。」をミッションに掲げ、企業の計算リソースの可視化・管理・最適化の実現、計算力のシェアリングにより、最適な計算環境の提供を目指すスタートアップです。大企業や研究機関などにおいてイノベーションのための計算力に対する需要が増大しており、今後更に計算力の不足が深刻化していくと予想されています。当社は大企業などが有する計算力の適切な管理を実現するとともに、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立により計算力不足という課題解決に取り組んでいます。
モルゲンロットについて:
https://morgenrot.net/
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界26か国/地域92拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp
菱洋エレクトロ株式会社について
半導体 デバイス事業とICT/ ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社として、両事業を展開する強みを活かしてIoT ・AI などを実現するビジネス分野に注力しています。ICT/ソリューション事業では、既存ICT 製品の販売に加え、コンサルティング、組み込み機器開発、設置、運用保守などのサービスを展開し、あらゆる産業分野におけるIT 環境の構築をまとめて支援することで、お客様のスムーズな課題解決に取り組んでまいります。
菱洋エレクトロについて:
https://www.ryoyo.co.jp/
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
~コロケーションサービス利用により、ITインフラコストを90%超削減し持続可能性の向上にも寄与~
2025年2月25日、東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山 孝成、以下:MCデジタル・リアルティ)は、この度、株式会社天地人(本社:東京都中央区、代表取締役 櫻庭 康人、以下:天地人)が、MCデジタル・リアルティのNRT10データセンター(千葉県印西市、以下NRT10)において、モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 森本 竜英、以下:モルゲンロット)のデータセンター導入支援ソリューションを通じ、再生可能エネルギー事業者向け土地評価選定サービス「天地人コンパス for リニューアブルエナジー(仮称)」の開発・運用基盤を構築したことを発表しました。
天地人は、「宇宙ビッグデータを使い人類の文明活動を最適化する 」ことをミッションに掲げ、JAXAの知的財産や知見を活用して事業を展開するJAXA認定ベンチャーです。地球観測衛星から送られてくる光学・降水量・日射量・地表面温度などから成る宇宙ビッグデータを活用したWebGISサービス 「天地人コンパス」をコアに、宇宙からの視点で、企業の課題や地球規模の環境問題、社会課題を解決する革新的なソリューションを広く開発・提供しています。
同社では現在、中小企業イノベーション創出推進事業(経済産業省SBIRフェーズ3事業)にて、宇宙ビッグデータを活用した再生可能エネルギー事業者向け土地評価選定サービス「天地人コンパス for リニューアブルエナジー(仮称)」の開発プロジェクトを進めており、プロジェクト終了後には、国内外でのサービスインを目指しています。
同サービスの開発においては、時間的・空間的にも膨大な衛星データをセキュアかつコスト効率高く保管し、安定的に取得できるITインフラの構築が不可欠でした。このため、データセンターの導入支援ソリューションを提供するモルゲンロットの支援のもと、これまで各サービスの開発と運用を行っていたパブリッククラウド環境から、コロケーション環境への移行を図りました。モルゲンロットは、データセンターの選定だけでなく、サーバー構成設計およびネットワーク設計、機器選定と調達、導入から運用開始後の保守に至る支援をワンストップで行いました。
衛星データは安全保障とも密接に係わるため、国内でデータを格納・処理し、データ主権を確保することは、今後の事業継続性を考慮する上でも非常に重要でした。このため天地人は、国内のデータセンターの中から、コスト効率の高さに加えて、将来的な事業拡大を見据えた拡張性や汎用性、なかでも、AI・HPC向けのITインフラも構築できる最先端のデータセンター環境であることを決め手とし、NRT10のコロケーションサービスの利用を開始しました。また、再生可能エネルギー事業者向けのサービスである特性上、持続可能性向上への取り組みを行っている事業者である点も重視しました。
MCデジタル・リアルティのコロケーションサービスでは、NVIDIAよりDGX-ready認証を取得した最新のファシリティを、コスト効率高く利用することが可能です。
また、コロケーションサービスは、デジタル・リアルティのグローバルなデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」に基づいており、世界6大陸25カ国以上/50都市以上/300カ所以上のデジタル・リアルティのデータセンター拠点や、お客様、パートナーならびに1100のクラウド・ITサービスプロバイダー、1200のネットワークサービス等から成る充実したデータコミュニティへのアクセスを提供し、お客様のグローバルなビジネス展開を支援します。
さらに、MCデジタル・リアルティのデータセンターはキャンパス型構成を採用しており、事業規模に応じてITインフラを柔軟に拡張することが容易です。また、コロケーションサービス用の電源は、トラッキング付きFIT非化石証書を使用し、50%実質再生可能エネルギーで賄われているため、昨今ニーズの高まるITインフラのグリーン化にも対応します。
天地人は、MCデジタル・リアルティのコロケーションサービスをサービス開発・運用基盤としたことで、データ主権を確保した拡張性の高いITインフラを構築できたことに加え、既存のパブリッククラウド環境を利用した場合と比べ、年間コストを90%以上削減することが実現しました。また、再生可能エネルギー事業者向けサービスという事業目的に合致したITインフラの構築も実現しました。
MCデジタル・リアルティとモルゲンロットは、データセンターソリューションならびにワンストップのITインフラソリューションを提供することで、お客様の新たなサービス開発の促進と、実用化を通じた社会課題の解決に寄与してまいります。
<各社コメント>
MCデジタル・リアルティ 代表取締役社長 畠山 孝成
「この度、天地人様にサービス開発・運用基盤として当社のデータセンターをご採用いただきましたこと、大変うれしく存じます。将来にわたる拡張性・汎用性、持続可能性への取り組みなど、当社の未来志向のデータセンターをご評価いただき、ご選定に至ったものと理解しております。今後も、モルゲンロット様をはじめとしたパートナーの皆様と協働し、さまざまな角度から、お客様の課題解決とイノベーションの創出に寄与していく所存です。」
天地人 代表取締役社長/CEO 櫻庭 康人
「当社の競争力の源泉は、衛星データをはじめとする宇宙ビッグデータを蓄積・解析することにあります。この度、MCデジタル・リアルティ様・モルゲンロット様のご協力のもと、自社のITインフラを構築することができ、再生可能エネルギー事業者様向けのサービス展開に向けて盤石な基盤を備えることとなりました。今後、天地人は2050年にも持続可能な地球環境を目指し、活動して参ります。」
モルゲンロット 代表取締役CEO 森本 竜英
「宇宙から得られるビッグデータでさまざまな問題を解決することに挑戦されている天地人様が、新たなサーバー環境を構築されるにあたり、弊社のサーバー環境の設計・構築から運用・保守までの知見とノウハウをご評価頂けたこと、またご支援できたことを大変うれしく思っております。2027年には自社衛星打ち上げの計画も発表され、さらなる事業拡大をされる天地人様を引き続きご支援できるよう、弊社もさらに発展させて参る所存です。」
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国Digital Realtyによる対等出資の合弁会社として2017年9月に設立されました。日本にてコロケーションサービス、相互接続ソリューションを含めたデータセンターサービスを幅広く展開します。
三菱商事の不動産・インフラ投資の知見、顧客網と、業界大手Digital Realtyのデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」、世界6大陸にまたがる300以上のデータセンターコミュニティを活かした高品質なITインフラの提供を通じ、お客様のビジネス拡大、イノベーション創出と社会の発展に貢献します。 MCデジタル・リアルティの詳細は
https://www.mc-digitalrealty.com/をご覧いただくか、当社LinkedInをフォローしてください。
株式会社天地人について
株式会社天地人は、持続可能な地球環境を目指して活動するJAXA認定ベンチャーです。
宇宙ビッグデータをWebGISサービス「天地人コンパス」で解析・可視化することで、まだ誰も気付いていない土地の価値や地球の資源を明らかにするサービスを提供しています。
天地人では「宇宙ビッグデータを使い人類の文明活動を最適化する」をミッションに掲げています。
また、「宇宙視点で考える」や、「地球に良い営みを」といったバリューを大切にしています。
ミッションや高い目標の実現に向けて、持続可能性の維持向上を目指す水道事業体様向けサービス「天地人コンパス 宇宙水道局」や、気候変動に対応したブランド米をつくる「宇宙ビッグデータ米」など、様々な社会問題の解決に取り組んでいます。
天地人について:
https://tenchijin.co.jp/?hl=ja
モルゲンロット株式会社について
「必要な時に必要な分だけ計算力にアクセスできる世界を実現する。」をミッションに掲げ、企業の計算リソースの可視化・管理・最適化の実現、計算力のシェアリングにより、最適な計算環境の提供を目指す日本発のスタートアップ企業です。企業や研究機関などにおいてイノベーションのための計算力に対する需要が増大しており、今後更に計算力の不足が深刻化していくと予想されています。当社は企業などが有する計算力の適切な管理を実現するとともに、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立により計算力不足という課題解決に取り組んでいます。
モルゲンロット株式会社について:
https://jp.morgenrot.net/
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
~IOWN APNを活用し、湘南アイパークの製薬・創薬研究データを安全に分析~
三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:中西 勝也、以下「三菱商事」)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重、以下「NTT Com」)、モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森本
竜英、以下「モルゲンロット」)、アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)の5社は共同で、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)及びMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:畠山孝成、以下「MCDR」)が運用するデータセンターにおけるGPU※1計算力リモート提供に関する共同実証実験を開始しました。
近年、製薬・創薬業界において、AIの活用により新たな医薬品の研究・開発プロセスを大幅に効率化するAI創薬が注目を集めています。一方で、AI創薬の実現には、これに必要なインフラの整備コストや、取り扱う研究データに関するセキュリティ対策などの課題を解決する必要があります。今回、NTTのIOWN※2APN※3技術及びモルゲンロットの仮想化技術を活用することにより、複数のテナント企業が同時に快適・柔軟且つセキュアなAI分析を可能とするGPU計算力リモート提供を実現します。本実証を通じ、湘南アイパークを始めとする様々な産業集積地で活用可能な量子コンピュータ時代にも安全な AI分析インフラ構築モデルを確立し、日本の産業競争力強化に貢献します。
1.背景
これまで多くの医薬品は、非常に長い年月とコストをかけて、多くの実験を通じて候補となる化合物を生成し、研究者の経験も加えながら実験を繰り返し、市中に提供されてきました。近年、より難易度の高い疾患への対応や競争の激化により、創薬プロセスの効率化が求められるようになり、遺伝子やたんぱく質の構造分析や医薬品の候補となる化合物の構造生成など、様々な部分でAIの活用が進むようになりました。
増加するAI需要を背景として、製薬・創薬業界における計算リソースのクラウド利用が進んでいますが、AI技術及び計算に求められる要件の高度化に伴い、学習・分析データ転送にかかるデータアップロード/ダウンロードが長時間化すること、及び、プライバシー情報を含む研究データをクラウドへ預けることのセキュリティ上の懸念等の課題により、AIの活用範囲が限られてしまうという現状があります。
これらの課題の解決を支援するため、今回の実証実験では、研究開発拠点とデータセンター間をNTTのIOWN APN技術を活用した高速低遅延回線で接続することで、データセンターに配備したNVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングリソースに対し、大量のデータを遠隔拠点から素早く転送して分析することが可能となります。また、モルゲンロットの仮想化技術を活用して、限られたユーザーのみがアクセスできる閉域網内にプライベートクラウド環境を構築することで、研究に関わるデータがパブリッククラウドなどの公衆網に保存されることなく、セキュアな状態での分析処理が可能となります。
2.実証内容
三菱商事、NTT、NTT Com、モルゲンロット、アイパークインスティチュートの5社は、製薬・創薬業界を始めとする国内様々な産業におけるAI活用課題解決を目的に、共同実証実験を実施します。今回の実証実験では、日本最大の敷地面積を有する創薬研究所である湘南アイパークとMCDRのNRT10データセンターをIOWN APN技術を活用した高速低遅延回線で接続することで、湘南アイパークに入居するテナント企業が遠隔でGPU計算力を利用できる環境を構築し、それを起点として今後以下のような検証を共同で実施していく予定です。
•
高速低遅延を実現する回線でユーザー利用拠点と遠隔地のデータセンターとを接続することで、計算処理実行などのコンピューティングに影響を及ぼす遅延・フレームロス等のネットワーク性能劣化が発生しないことの検証
•
今回構築する分析基盤が、創薬AI分析など、各産業において活用されるAIプロセス特有の多様なワークロードに適合し、実証協力テナント企業において業務効率化寄与・経済性等の観点で有効性が認められることの検証
•
今回構築する実験環境下において、IOWN APN技術を利用した遠隔GPU利用におけるコンフィデンシャルコンピューティング※4の実行可能性が認められ、製薬・創薬業界に必要とされるセキュリティ要件が満たせることの検証
本実証実験で利用する計算力提供にあたっては高い安全性を確保しサーバー性能を最大限発揮する観点からMCDRが運用するNRT10データセンター(千葉県印西市)を採用しており、三菱商事にてNVIDIA H100 GPUを搭載したサーバーを設置しております。また、NVIDIAより湘南アイパークのメンバーとして製薬・創薬業界の専門知識や、テナント企業向けにAI創薬の最新の業界動向のアップデートやサービスのユースケースの検討にあたっての支援を受けております。
<共同実証実験のイメージ>
3.参加企業の役割
(1)三菱商事
半導体等の計算資源、データセンター及びそれを支える電力ソリューションからなるAIインフラ、GPUサーバー等を利用した計算力提供及びAIソリューションに至るまでの一連の領域を「AIバリューチェーン」として強化を図っています。今回の実証では、湘南アイパークのテナント企業向けに高性能なNVIDIA H100 GPUを搭載したサーバーを導入しました。また、創薬と分子設計のための AI モデルの作成、カスタマイズ、展開を加速するNVIDIA BioNeMoを導入しているほか、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア プラットフォームの一部であり、AI モデルを展開するための推論マイクロサービスであるNVIDIA NIMも導入し、製薬創薬業界における計算力ニーズの実態把握及び計算力提供事業の経済性評価についての検証を行います。
(2)NTT
拠点間を高速低遅延なエンドツーエンド光パスで接続するIOWN APNをはじめとしたIOWN構想を推進しています。今回の実証では、NTTが有するAPN技術、およびNTT研究所が開発した耐量子セキュアトランスポート技術※5を発展させ、NTT社会情報研究所が研究開発を進めている計算リソースの遠隔利用におけるコンフィデンシャルコンピューティング技術の実現性を検証します。本技術を用い、APNで接続された各拠点のサーバーで、GPUを含めた計算環境・通信環境を保護し、安全なAI実行環境を実現します。これにより、量子コンピュータ時代にも安全な計算・処理技術を確立し、製薬・創薬業界に求められる高水準のセキュリティ確保に貢献します。
(3)NTTコミュニケ―ションズ
IOWN APN技術を活用したネットワークサービスの開発・提供を推進しています。今回の実証では、湘南アイパークとMCDRのデータセンター間での高速低遅延回線の敷設と運用を担い、ビジネス集積地でのIOWN APN技術の効果的な利用方法についての検証を行います。
(4)モルゲンロット
必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現するため、GPUサーバー等HPCシステム※6の効率的な運用環境の構築を推進しています。今回の実証では、「MORGENROT(R)️ Cloud Bouquet」の仮想化技術でGPUサーバーを分割し、複数のテナント企業が同時に使用可能な環境を提供します。
(5)アイパークインスティチュート
湘南アイパークの運営企業として、ライフサイエンスエコシステム※7の構築・活性化のための事業を推進しています。今回の共同実証実験では、湘南アイパークの入居企業の課題解決と、より効率的な研究環境構築のための機会を提供いたします。
(6)MCDR
大手データセンター事業者として、IT・クラウドサービスの進展等に伴うデータ通信量増加を受けて社会インフラとしてのデータセンターの重要性が高まる中、顧客に高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービスからなるグローバル水準のデータセンターサービスを提供しています。今回の実証では、NVIDIA DGX-ready Data Center認証※8を取得し、GPUサーバーを高効率に運用できる電力や空調等の施設環境を備えたNRT10データセンターのコロケーションサービスを提供しています。また、当該データホールの電力は50%実質再生可能エネルギーで賄われるため、研究開発におけるカーボンネットゼロの実現にも貢献します。
4.今後の展開
今回の実証を通じ新たなAI分析基盤の実現性・創出価値や耐量子レベルのセキュリティの実現性を確認するとともに、より多くの産業での効率的かつ安全なAI活用拡大などの社会課題の解決に貢献してまいります。
※1: GPU(Graphics Processing Unit)とは、コンピュータ内で画像処理を専門に行う半導体で、3Dグラフィックス描画用に開発されましたが、現在ではAI関連やシミュレーション等の幅広い用途で利用されています。
※2:IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)とは、スマートな世界を実現する、最先端の光関連技術および情報処理技術を活用した未来のコミュニケーション基盤です。
https://www.rd.ntt/iown/
※3:APN(All-Photonics Network)とは、ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入し、これにより現在のエレクトロニクス(電子)ベースの技術では困難な、圧倒的な低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現するネットワークです。今回敷設したのはNTT Com の提供するAPN専用線プラン powered by IOWNです。
※4:コンフィデンシャルコンピューティングとは、Trusted Execution Environment (TEE)と呼ばれるハードウェアベースの技術を利用して隔離され検証可能な計算環境を実現することにより、AI学習などの計算処理において、利用中のデータを保護できる方法のことです。NTT社会情報研究所では、データの生成から消滅に渡る一貫したデータ主権の実現をめざすことをコンセプトとする IOWN PETs(IOWN Privacy Enhancing Technologies)の一部として、TEEを利用した研究開発に取り組んでいます。
https://www.rd.ntt/sil/project/iown-pets/iown-pets.html
※5:耐量子セキュアトランスポートとは、異なる暗号方式を迅速かつ安全に組み合わせ、通信を止めることなく暗号方式を切り替え、耐量子計算機暗号への迅速な移行を可能にする技術です。NTT社会情報研究所、NTT未来ねっと研究所、及びNTTネットワークイノベーションセンタで研究開発を行っている技術です。
https://group.ntt/jp/newsrelease/2024/10/30/241030a.html
※6:HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)システムとは、大量のデータに対して複雑な演算処理を高速に実行するためのコンピュータシステムで、AI・機械学習・シミュレーション・ビッグデータ解析などの分野で使用されます。
※7:ライフサイエンスエコシステムとは、ライフサイエンス分野における研究開発やイノベーションを促進するためのアカデミア・スタートアップ・企業・自治体・病院などのステークホルダーが連携して形成されたネットワークやコミュニティを指します。
※8:DGX-ready認証とは、NVIDIA社がNVIDIA DGX-Ready Data Centerプログラムに基づき、NVIDIA DGXプラットフォームなどの高密度コンピューティングシステムや、「NVIDIA DGX SuperPOD」などのスーパーコンピュータークラスタに対応可能なデータセンターを認証するものです。
これにより、NRTキャンパスおよびKIXキャンパスを利用するお客様は、MCDRが提供する各種コネクティビティサービスに加え、テルストラが提供する高速で信頼性の高いインターネットサービスをはじめ、拡張性に優れたIP ベースの仮想プライベート ネットワーク (IPVPN)や、高帯域幅のイーサネット専用回線(EPL)、同社が保有する海底ケーブルを通じた国際専用線を迅速に導入・利用することが可能になります。
また、これを通じて、テルストラがカバーする世界 200 以上の国と地域に位置する企業やデータセンター、パブリッククラウド等への高速・セキュアな接続が可能となることで、AI活用の推進や、イノベーション創出、DX推進において肝要となる様々なデータソースの利活用が実現します。
MCDRでは、お客様のデータ利活用を通じたビジネス成長やイノベーション実現を支援すべく、様々なクラウド事業者や通信事業者との接続性を強化するコネクティビティサービスの拡充を進めています。
その一つとして、これまでもテルストラのネットワークサービスをお客さまに提供してきましたが、この度、同社のサービスをより迅速かつ手軽にご利用いただける環境を目指し、NRT、KIX両キャンパスにおける接続利便性の向上を図りました。
加えて、今回の取り組みにより、世界6大陸25カ国以上/50都市以上/300カ所以上のデータセンター拠点で、お客様、パートナーならびに1100のクラウド・ITサービス、1200のネットワークサービス等から成る充実したデータコミュニティを提供するデジタル・リアルティのオープンでグローバルなデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL (R)」のポートフォリオが拡張されることで、お客様は、ビジネスの革新と成長に欠かせないリアルタイムかつ効率的なデータ活用が容易になります。
MCDRとテルストラは、テルストラの強みである海外への幅広い接続性と、MCDRの提供するAIインフラの構築に適した未来志向のデータセンター、ならびに両社の顧客基盤を生かし、オープンなエコシステムを拡張することでお客様のビジネスの成長に寄与してまいります。
<各社コメント>
テルストラ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 伊藤 悠祐
当社はアジア太平洋地域で数十年にわたり国際接続サービスを提供してきた実績があります。私たちはMCデジタル・リアルティ様と接続性を強化することでより多くのお客様へ信頼性が高く、高性能な接続性を提供できることをうれしく思います。今後も、MCデジタル・リアルティ様と緊密に協力し、当社のネットワーク規模と日本での専門知識を生かして引き続きお客様により良いサービスを提供できることを楽しみにしています。
MCデジタル・リアルティ株式会社 代表取締役社長 畠山 孝成
AI活用やDXを推進するためには、未来志向のITインフラが必要不可欠です。テルストラ様との連携強化により、お客様は、PlatformDIGITAL(R)のAI対応データセンターならびにさまざまなクラウド・IT・ネットワークサービスからなる豊かなエコシステムと、テルストラ様の高度な接続性サービスを通じて、世界中のさまざまなデータコミュニティに接続し、より迅速かつシームレスにデータから価値を引き出すことが可能になります。今後もテルストラ様とともに、お客様がデータの力を活用し、グローバルなビジネスの成長を加速できるようご支援していく所存です。
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国Digital Realtyによる対等出資の合弁会社として2017年9月に設立されました。日本にてコロケーションサービス、相互接続ソリューションを含めたデータセンターサービスを幅広く展開します。
三菱商事の不動産・インフラ投資の知見、顧客網と、業界大手Digital Realtyのデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」、世界6大陸にまたがる300以上のデータセンターコミュニティを活かした高品質なITインフラの提供を通じ、お客様のビジネス拡大、イノベーション創出と社会の発展に貢献します。 MCデジタル・リアルティの詳細はhttps://www.mc-digitalrealty.com/をご覧いただくか、当社LinkedInをフォローしてください。
Telstra(テルストラ)について
Telstraは、オーストラリアの伝統を誇り、長年にわたり国際的なビジネスを展開し、成長を続けている大手通信・テクノロジーのリーディングカンパニーです。Telstra International(テルストラ・インターナショナル)は、何千もの企業、政府機関、通信事業者、OTTのお客様にサービスを提供しています。
当社は数十年にわたり、アジア太平洋地域最大の完全所有海底ケーブルネットワークを構築し、アジア域内で最大の利用容量にアクセスできるユニークで多様なインフラを提供しています。また、データおよびIPネットワーク、マネージドネットワーク、ユニファイドコミュニケーション、クラウド、産業ソリューション、統合ソフトウエアアプリケーションおよびネットワークアプリケーションサービスを含む革新的テクノロジーソリューションで企業を支援しています。これらのサービスは、アジア、欧州、米州でライセンスを取得し、世界200以上の国と地域の2000以上のポイント・オブ・プレゼンス(PoP)にアクセスできる当社の海底ケーブルネットワークによって支えられています。
Telstraは2022年7月、南太平洋地域最大のモバイル通信事業者Digicel Pacific(デジセル・パシフィック)の買収を完了しました。
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
【製品・サービスに関するお問合せ先について】
MCデジタル・リアルティ株式会社 マーケティング
Email:marketing@mc-digitalrealty.com
Website: https://www.mc-digitalrealty.com
テルストラ・ジャパン株式会社 マーケティング
Website:https://www.telstrainternational.com/ja
PFNは、生成AI・基盤モデルからスーパーコンピュータ、チップまで、AI技術のバリューチェーンを垂直統合することで、ソフトウェアとハードウェアを高度に融合したソリューション・製品を開発し、様々な産業領域で事業化しています。同社では、AI開発に要する高速かつ莫大な計算能力を賄うため、演算性能と電力効率の高いAIプロセッサー「MN-Core(TM)シリーズ」を神戸大学と共同開発し、MN-Coreシリーズを用いたスーパーコンピュータを様々なサービスの計算基盤として活用することを目指しています。2024年10月にはシリーズ第2世代のMN-Core 2を計算資源とするAI向けクラウドサービス「Preferred Computing Platform (PFCP)」を提供開始しています。
同社は、 データセンター施設の選定にあたり、世界基準の堅牢かつ柔軟な設計や、多くの電力を要する高性能サーバーに対応する柔軟なラック電源容量を評価してMCDRのNRT12を選定しました。また、MCDRのデータセンター運用に関する豊富な知見と、国内ではまだ採用実績の少ない直接液冷方式を安全に導入できる技術力もご評価いただきました。
さらに、MCDRのデータセンターをご利用いただくことで、デジタル・リアルティのオープンでグローバルなデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」の強みを活かし、堅牢かつ柔軟な、次世代AIインフラの構築に適した未来志向のデータセンターおよび関連ソリューションからなるエコシステムにアクセスいただけます。MCDRは、ビジネスとデータの“Meeting Place” (出会いの場)を実現することで、PFNの更なるビジネス推進ならびに、同社のサービスを利用する企業・団体のイノベーションと成長に寄与してまいります。
PFNは現在、NRT12に環境構築を進めており、2026年1月より本格運用を開始する予定です。
<各社コメント>
PFN 計算基盤担当VP 土井 裕介様
「世界的にAI需要が急拡大する中、信頼できるAIサービスをお客様にお届けするためには、それに足る基盤が必要です。特に昨今、AI計算基盤はチップの熱密度・電力密度が急速に上がっており、通常のコロケーション型のデータセンターでは将来的な対応が困難になると考えています。我々の今後のビジネスを支える基盤として、MCDR様のデータセンターデータホールを利用できることを大変楽しみに思っています。」
MCDR 代表取締役社長 畠山 孝成
「この度、PFN様にMCDRのNRT12をAI計算基盤としてご選定いただきましたこと、大変うれしく思います。世界中でAI活用が加速するなか、AIによるイノベーションの実現を目指す企業の皆様にとって、サービスが市場に投入されるまでのスピード感がこれまで以上に重要な差別化要因となっています。MCDRは、業界に先駆けてAI対応のデータセンターソリューションを展開してまいりました。今後も、お客様のAI活用におけるご要望を実現するデータセンター企業として業界を牽引し、お客様のイノベーション創出に貢献していく所存です」
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国Digital Realtyによる対等出資の合弁会社として2017年9月に設立されました。日本にてコロケーションサービス、相互接続ソリューションを含めたデータセンターサービスを幅広く展開します。
三菱商事の不動産・インフラ投資の知見、顧客網と、業界大手Digital Realtyのデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL(R)」、世界6大陸にまたがる300以上のデータセンターコミュニティを活かした高品質なITインフラの提供を通じ、お客様のビジネス拡大、イノベーション創出と社会の発展に貢献します。 MCデジタル・リアルティの詳細はhttps://www.mc-digitalrealty.com/をご覧いただくか、当社LinkedInをフォローしてください。
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
MCデジタル・リアルティ株式会社の情報
東京都港区虎ノ門1丁目3番1号
法人名フリガナ
エムシーデジタルリアルティ
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目3番1号
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅東京メトロ銀座線の虎ノ門駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
7010001186500
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/12/11
プレスリリース
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、マクニカ、菱洋エレクトロが N
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、マクニカ、菱洋エレクトロが NRT、KIX両キャンパスでデータセンター内GPU計算力提供サービスを開始
2025年03月12月 13時
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、マクニカ、菱洋エレクトロが NRT、KIX両キャンパスでデータセンター内GPU計算力提供サービスを開始
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、コスト効率化とデータ主権の確保を両立するデータセンター環境を提供し、天地人の宇宙ビッグデータサービスを支援
2025年02月25月 10時
MCデジタル・リアルティとモルゲンロット、コスト効率化とデータ主権の確保を両立するデータセンター環境を提供し、天地人の宇宙ビッグデータサービスを支援
GPU計算力リモート提供の共同実証実験を開始
2025年02月17月 13時
GPU計算力リモート提供の共同実証実験を開始
テルストラ・ジャパンとMCデジタル・リアルティ、日本での包括的な業務連携を強化し、NRTキャンパスおよびKIXキャンパスでの接続利便性を向上
2024年12月06月 10時
~コネクティビティサービスの更なる強化・拡充を通じて、企業のグローバルなビジネス成長やDXの加速を支援~2024年12月6日、東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山 孝成、以下:MCDR)と、大手通信・テクノロジーのリーディングカンパニーの日本法人であるテルストラ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 悠祐、以下:テルストラ)は、この度、日本での包括的な業務連携を強化し、MCDRのNRTキャンパス(千葉県印西市)ならびにKIXキャンパス(大阪府茨木市・箕面市)において、テルストラが提供するネットワークサービスへの接続利便性を向上したことを発表しました。
MCデジタル・リアルティのNRT12データセンターが、Preferred Networks のAI計算基盤に採用
2024年11月12月 14時
~AI向け大規模演算に対応する、直接液冷方式と拡張性を備えた環境により選定~2024年11月12日、東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山 孝成、以下:MCDR)は、この度、株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役 最高経営責任者:西川 徹、以下、PFN)が新たに構築するAI計算基盤施設として、MCDRが運用する最新のデータセンターであるNRT12データセンター(以下:NRT12)が採用されたことを発表しました。