ORLIB株式会社の訪問時の会話キッカケ
ORLIB株式会社に行くときに、お時間があれば「東洋文庫ミュージアム」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、昨日もいいことありましたか
本郷三丁目駅が最寄り駅ですか
東洋文庫ミュージアムが近くのようですが、どのくらい時間かかりますか
非常にお元気のようですけど、何かスポーツをされていますか
」
google map
東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅
東京メトロ千代田線の根津駅
東京都交通局上野動物園モノレールの上野動物園西園駅
株式会社オレンジサーバー
文京区本郷3丁目38番地の10さかえビル2F-20
メディアールジャパン株式会社
文京区本郷3丁目41番9号ウオトミビル6F
株式会社Kaizenコンサルティング
文京区本郷3丁目18番1号
2025年02月05月 11時
ORLIB株式会社、トヨタ紡織株式会社を引受先とする資金調達実施のお知ら
2023年11月29月 14時
地球に優しい新世代二次電池開発のカギを握るプレドーププロセスの事業化に前進
新世代二次電池*1を開発するORLIB株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤正春)は、このたび電解プレドープを量産に適した速度と方法で行うプレドープ装置を開発しました。長時間飛行するドローン用電池や、資源問題がなく高エネルギーで低コストの電池はシリコンのプレドープ技術*2を使って実現することができます。しかしながら、これまでの方法ではプレドープに時間がかかり、どのようにして量産プロセスに適用するかが課題となっていました。
ORLIBは先週公開された特許(WO2025/022895A1)に基づいて、温度と圧力、電圧を制御する連続プレドープ装置を試作しました(写真)。この装置は巻き出し、巻取りロールを備えており、プレドープしようとする電極の移動と加圧、電圧印加という一連のプロセスを連続して行うことができます。試作機のヘッド長さは25cmで、仮に電極移動等を含むプレドープ処理時間を1分とすると、25 cm/分でプレドープ電極を製造することができます。塗工や電極プレスなどと比べると十分ではありませんが、ヘッドの大型化や並列化によって量産プロセスへの適用も可能と考えられます。
この装置を使えば、高容量の負極活物質であるシリコンを安定化して不可逆容量をなくすことがきるため、さまざまな正極と組み合わせて高エネルギー電池を実現することができます。特にコバルトなどの希少金属を用いないLFP正極電池*3に組み合わせると課題であったエネルギー密度を改善して資源問題がなく高エネルギーの電池となります。
LFP正極とプレドープしたシリコン負極からなる電池は低コストで安定性にも優れているため、エネルギー分野における資源問題の解決や環境負荷の低減に貢献する革新的なソリューションとなることが期待されます。また、ドローン用電池に利用すると、飛行時間を1.5倍以上に延長でき、インフラ検査ドローンなどでは電池交換頻度の減少や検査時間の延長につながって、安全・安心な社会の実現に貢献することができます。
ORLIBはこれらの成果を2025年2月11日~13日にドイツ連邦共和国NRW州のメッセ・エッセンで開催される展示会“E-world Energy and Water”に東京都の成長分野の海外展示会出展支援を受けて出展します(東京パビリオン、
https://community.e-world-essen.com/organizations/-/383828
)。これからの暮らしや産業に欠かすことのできない高エネルギー電池とその技術をヨーロッパの技術者にもアピールし、未来につなげてゆきます。
ORLIB株式会社が製作した二次電池の高エネルギー化を実現するロール方式間欠プレドープ装置
ORLIB株式会社
設立:2020年5月15日
本社所在地:東京都文京区本郷5-24-1
代表取締役:佐藤正春
事業内容:持続的で豊かな社会を支える高エネルギー二次電池の開発、製品化
ウエブサイト:
https://www.orlib.jp/
*1 新世代二次電池: リチウムイオン電池の次を狙う次世代二次電池として、ここでは全固体電池、改良型リチウムイオン電池、フッ化物電池などの総称として使用。
*2 シリコンのプレドープ技術:容量がリチウムイオン電池負極の10倍のシリコンにあらかじめリチウムを反応させて安定化する技術。
*3 LFP正極電池:リチウムイオン電池の中にはコバルトやニッケルなどの希少金属を使うものが多いが、それらを使わないのがLFP電池もある。エネルギーが小さいが、シリコンと組み合わせることで他のリチウムイオン電池と同等以上にすることができる。
ORLIB株式会社は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、大学発新産業創出プログラム(START)から2020年5月に生まれたスタートアップベンチャーです。リチウムイオン電池の技術をベースに多電子反応*1を利用した高エネルギーで、エコ・安全・低コストの新世代二次電池*2の実用化に取り組んでおり、これまでに国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2020年度「研究開発型スタートアップ支援事業/NEDO Entrepreneurs Program(NEP)」、2021年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に採択されています。
当社のコア技術である「電極の特許技術*3」は、電池の高エネルギー化により、インフラ検査ドローンの飛行時間を2倍にして検査の効率化に貢献するなど、幅広い用途への適用が期待されています。
トヨタ紡織株式会社もCASE*4やMaaS*5などの技術進化や価値観の変化に対応するための技術開発を進めており、特に今回の技術は同社が独自で開発中のリチウムイオン電池(ハイレート電池)との親和性が高く、両社の強みを活かした協業も視野に入れております。
ORLIB株式会社について
設立:2020年5月15日
本社所在地:東京都文京区本郷5-24-1
代表者:佐藤正春
事業内容:持続的で豊かな社会を支える高エネルギー二次電池の開発、製品化
ウエブサイト:https://www.orlib.jp/
*1 多電子反応:分子単位(高分子の場合は繰り返しユニット)に複数の電子が関与する反応。電子の数に応じて多段階の反応が進行する。反応物と生成物が安定で可逆的な反応の場合は二次電池の活物質に利用することができる。
*2 新世代二次電池: リチウムイオン電池の次を狙う次世代二次電池として、ここでは全固体電池、改良型リチウムイオン電池、フッ化物電池などの総称として使用。
*3 電池の改良技術: 多電子反応するシリコン(容量がリチウムイオン電池負極の10倍)を安定化する技術。
*4 CASE:Connected, Autonomous, Shared, Electric; コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化
*5 MaaS:Mobility as a Service、マイカー以外の全ての交通手段によるモビリティ(移動)を一つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ、新たな「移動」の概念。
ORLIB株式会社の情報
東京都文京区本郷7丁目3番1号東京大学アントレプレナーラボ(南研究棟)
法人名フリガナ
オーリブ
住所
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3番1号東京大学アントレプレナーラボ(南研究棟)
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営大江戸線の本郷三丁目駅
地域の企業
3社
地域の観光施設
地域の図書館
法人番号
4010001209726
法人処理区分
新規
プレスリリース
ORLIB株式会社、電解プレドープを効率的に短時間で行うプレドープ装置を
ORLIB株式会社、電解プレドープを効率的に短時間で行うプレドープ装置を開発
2025年02月05月 11時
ORLIB株式会社、電解プレドープを効率的に短時間で行うプレドープ装置を開発
ORLIB株式会社、トヨタ紡織株式会社を引受先とする資金調達実施のお知らせ
2023年11月29月 14時
新型電池を開発するORLIB株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤正春)は、このたびトヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:白柳正義)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。