株式会社JTB総合研究所の訪問時の会話キッカケ
株式会社JTB総合研究所に行くときに、お時間があれば「翡翠原石館 」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、先週もいいことありましたか
天王洲アイル駅の近くには居酒屋はありますか
翡翠原石館 が近くにあるようですが、好きですか
株式会社JTB総合研究所で働くの楽しそうですね
」
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東京モノレールの天王洲アイル駅
京急本線の新馬場駅
京急本線の北品川駅
2025年05月15月 11時
「Z世代の暮らしと旅」~ライフスタイルと旅行に関する調査2025
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インターネットを介せば、世界中の情景が目に入る現代において、旅先で体験する「非日常」の意味合いが、徐々に変化してきているようにも感じます。では今の旅行者は、旅にどのようなことを求めているのでしょうか?
・旅とは、 「リフレッシュ・気分転換(56.4%)」、「癒し・リラックス(49.8%)」、「楽しみ・喜び(47.2%)」、「思い出づくり(39.1%)」、「非日常(38.4%)」
・旅の中で「非日常を感じる瞬間があった」と感じる人は全体の約8割
・旅における「非日常」とは、普段の仕事や家事から解放される時間や空間、子どもにとっての初めての体験など。最近の時勢を反映して、海外からの旅行者との触れあいにも「非日常」を感じる
・若い世代ほど、旅行先ありきではなく、「現地でやりたいこと」から旅行先を探す傾向
・コロナ禍後は、「混んでいる時期に旅行しなくなった」
「旅の魅力とは何ですか?」という問いを投げかけると、多くの人は、リフレッシュや楽しみ、といったことと合わせて、「非日常」という言葉を口にします。しかしながら、気軽に旅行ができなかった時代から、旅はより身近な存在となりました。インターネットを介せば、世界中の情景が目に入る現代において、旅先で体験する「非日常」の意味合いが、徐々に変化してきているようにも感じます。では、今の旅行者は、旅にどのようなことを求めているのでしょうか?
株式会社JTB総合研究所(東京都品川区 代表取締役社長執行役員 風間 欣人)は、アンケート調査とインタビュー調査を交え、「旅に求めることについての調査」をまとめました。
【調査結果】
1.
旅とは、「リフレッシュ・気分転換(56.4%)」、「癒し・リラックス(49.8%)」、「楽しみ・喜び(47.2%)」、「思い出づくり(39.1%)」、「非日常(38.4%)」
「あなたにとって旅とは?」という質問をしたところ、最も多かった回答は、「リフレッシュ(56.4%)」でした。続いて、「癒し・リラックス(49.8%)」、「楽しみ・喜び(47.2%)」、「思い出づくり(39.1%)」、「非日常(38.4%)」が上位となりました。
(2)旅の中で「非日常を感じる瞬間があった」と感じる人は全体の約8割
旅に求めることとして、「リフレッシュ」、「癒し」といった、気分に関わる要素以外に上位となったのは、「非日常」です。そこで、直近の旅行で「非日常」を感じたかどうかを聞いたところ、約8割の人は、「非日常を感じる瞬間があった」と回答しました。
(3)旅における「非日常」とは、普段の仕事や家事から解放される時間や空間、子どもにとっての初めての体験など。最近の時勢を反映して、海外からの旅行者との触れあいからも「非日常」を感じる
では、具体的に旅の中での「非日常」とは、どのような体験を指すのでしょうか?
今回の調査では、より具体的な旅行者の関心事を深掘りするために、アンケートだけでなく、インターネット上のチャット形式でのインタビュー調査でひとりひとりの旅行の体験について、詳細を聞きました。
具体的な発言内容をみると、男性は「仕事」、女性は「家事」など、日々の忙しさから解放された瞬間、子ども連れの旅行の場合は、「子供にとっての初めて」を一緒に体験することに「非日常」を感じるという回答が多くあがりました。普段から身の回りにも存在する夜景やカフェ、街並み、電車の駅なども、旅行先では一味違う趣があるようです。また、ここのところの訪日外国人旅行者の増加を反映して、海外の旅行者との関わりから「非日常」を感じるといった声も聞かれました。
(4)若い世代ほど、「現地でやりたいこと」から旅行先を探す傾向
旅に対する考え方の変化は、旅行先を決める意思決定段階にも影響を与えています。旅行をする場合のプロセスとして、「美味しそうな食べ物や魅力的な風景などをSNSなどで見かけ、旅行先を決めることが多い」、「旅行先を決めてから、現地で食べるものや観光する場所を決めることが多い」のどちらに近いかを聞いたところ、全体としては、「旅行先を決めてから、現地で食べるものや観光する場所を決めることが多い」という回答が多かったものの、若い世代になるほど、「美味しそうな食べ物や魅力的な風景などをSNSなどで見かけ、旅行先を決めることが多い」という回答率が高くなる傾向がみられました。特に若い人にとっては、「どこへ行くか」ではなく、「何をするか」が重要になってきていると考えられます。
(5)コロナ禍後は、「混雑する時期には旅行しないようになった」
また、長らく続いたコロナ禍による行動制限は、旅行に対する意識や行動を変えました。「コロナ禍前後で変わったこと」を聞いたところ、最も多かった回答は、「混雑する時期には旅行しないようになった(26.8%)」で、「事前に予約が必要な施設が増えた(16.7%)」、「海外旅行に行きたい気持ちが薄れた(16.4%)」が続きました。特に年代が上がるにつれ、「混雑する時期には旅行しないようになった」、「海外旅行に行きたい気持ちが薄れた」の回答率が高まります。
一方、20代では、「ネットの情報と現地情報が異なることが多く、ネット以外で調べるようになった」、「旅行以外に、時間やお金をかけたいと思うことができた」、「旅行に行こうと誘っても断られることが増えた」の回答率が高い傾向がみられました。
(まとめ)
旅における「非日常」とは、仕事や家事から解放される時間や空間。普段から身の回りにあるものでも、旅先では一味違う魅力を感じる
インタビュー調査の結果から、旅において「非日常」を感じるのは、仕事や家事など、日々の生活に追われる時間や空間から解き放たれ、ゆったりとした時の流れに身を置くことや、何気ない自然な人との関わりであることがわかりました。具体的に「非日常」を感じることとしては、普段から身の回りにあるカフェや夜景、駅なども旅の中でみるものは、新鮮に感じるようです。
昨年実施した
「旅先で惹かれるものに関する調査」
では、「その土地のカフェ・喫茶店」、「レトロな建物・お店」などについつい惹かれて足を運んでしまう、といった結果が出ましたが、そういった場所に足を運ぶことで、「非日常」を感じたい、といった意識もあるのかもしれません。
若い世代ほど、「どこへ行くか」より「なにをするか」を重視
SNSを中心とした、文字情報から画像や動画情報へのシフトは、旅行先の選び方にも影響を与えているようです。今回の調査結果から、若い世代になるほど、「美味しそうな食べ物や魅力的な風景などをSNSなどで見かけ、旅行先を決めることが多い」という回答率が高くなりました。
「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2024)」
の調査結果では、情報の検索手段として、キーワード検索はまだ主流ではあるものの、「地図アプリ」や「動画検索」の利用割合が増加していました。気になった画像や動画の場所を地図で確認する、あるいは、最初から何かしたいことを見つけるために動画を検索する、といった行動が増えたことが背景として考えられます。
コロナ禍の収束後も、密を避けたい傾向は継続
長く続いたコロナ禍は、旅行への考え方や旅行行動にも変化を与えています。コロナ禍が落ち着き、テレワークではなく、オフィスに出社する機会も増えていますが、「満員電車に乗るのがつらい」といった声も耳にします。「密」を避け、ゆったりとした時間や空間を持つことの快適さを手放したくない人も少なくないようです。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査会社が保有しているモニター対して、web アンケート調査/インタビュー調査を実施
対象者:スクリーニング調査:日本国内に居住する20歳以上の男女(10,982名)
本調査:過去1年以内に、1回以上、泊りがけの観光旅行をした経験がある人。(1,111名)
インタビュー調査:本調査と同条件で、インターネット上のチャット形式で実施(28名)
調査時期:2025 年 3 月 18 日~22 日
【お問い合わせ】
株式会社JTB総合研究所 経営企画部 広報担当
お問合せフォーム:
https://www.tourism.jp/contact/
【サマリー】
●Z世代男性は自分の趣味・好きなことや得意分野を追求することを強く求める。
Z世代女性は、あるがままの自分が認められ自己実現したい。自身のことを記録し、残すことも大切
●時間の使い方について、Z世代女性はタイパ*重視の行動を積極的に取り入れ、メリハリをつけて生活。Z世代男性は時間もお金も自分の趣味に割く傾向が強い
●Z世代が普段の生活で参考にしている情報は、「家族・友人・知人の話」、「著名人・有名人・インフルエンサーなどによるSNSへの投稿」。マスメディアより身近な人から得られる情報、次にSNSを信頼
●旅行ではZ世代男性は「ひとりだけの時間を楽しみたい」、Z世代女性は「普段の生活から離れてリフレッシュしたい」。Z世代男女共通で「SNS映えをする場所を巡る」も他世代より高い
●「旅」を表す一言はZ世代男性「趣味」、「自然」、「非現実な体験」、Z世代女性「思い出づくり」、「ご褒美」
*タイパ:「タイム・パフォーマンス」の略。時間を効率的に使い、生産性を最大化しようとする行動や考え方を指す。
株式会社JTB総合研究所(東京都品川区 代表取締役社長執行役員 風間 欣人)は、「Z世代の暮らしと旅」(ライフスタイルと旅行に関する調査2025)の調査結果をまとめました。
本調査は、人々の価値観、働き方や暮らし方、情報収集や旅に対する考え方を中長期的に把握することで、人々のライフスタイルはどのように変化し、旅へのニーズがどう変わっていくのかのヒントを得ることを目的に2023年度から調査を開始しました。本調査では、特に今後の消費の中核を担う、Z世代(18~29歳)に焦点を当て、その特徴から、今後のサービスや商品を提供する上でのポイントについて考えます。
調査結果
【幸福度と生きる価値観】
1.今の生活についての幸福度は、男女共に29歳以下が最も低い結果に。「心地よい」と感じる「居場所」は、男性29歳以下は好きなことだけを追求し発見があること、女性29歳以下にとっては、ありのままの自分を認められることが心地よさに
今の自身の生活についての幸福度について聞いたところ、全体として女性の方が男性より高い傾向にあり、性別で見ると男女共に29歳以下が最も低い結果となりました。特に男性29歳以下は「幸せ」+「やや幸せ」の合計が49.5%と、唯一過半数を下回りました(図表1)。
また心地よいと感じる居場所については、男性29歳以下は「好きなことだけを追求できる(22.3%)」、「新しい発見がある(13.6%)」、が全属性の中で最も高く、女性29歳以下は「がんばらなくてもいい(35.0%)」、「否定されない(28.2%)」、「周りから認めてもらえる(20.4%)」が特に全体より高い結果となりました。Z世代の女性にとっては、ありのままの自分を認められることが心地よさに重要と考えられます(図表2)。
2.生きがいについて、男性29歳以下は「得意分野を突き詰めること」、女性29歳以下は「自分の夢や目標を実現すること」、「周囲の人に自分の存在を認めてもらうこと」、「自分の人生を記録に残すこと」などを重視。未来に残したいものについても、「自分の生きた証・経験や思い出話」など自分に関するものが他の世代より強い
生きがいを感じることについては、「得意分野を突き詰めること(35.0%)」は男性29歳以下が最も高い結果となりました。また女性29歳以下では「自分の夢や目標を実現すること(45.6%)」、「周囲の人に自分の存在を認めてもらうこと(32.0%)」、「自分の人生を記録に残すこと(19.4%)」が全属性の中で最も高い結果となりました。SNSなどの影響もあってか、自分について記録・発信し、認めてもらい、夢や目標を実現することに重きがあると考えられます。また「異性からもてること」は男性40代・50代で高い一方で、「同性から評判が良いこと」は男性29歳以下と、女性29歳以下が高い結果となり、世代による異性・同性に対する価値観の違いが表れました(図表3)。
未来に残したいと思うものについては、「自分の生きた証・経験や思い出話」が、男性30代(32.0%)、男性29歳以下(28.2%)、女性29歳以下(26.2自分の何かを残したいという考えが特徴となりました(図表4)。
【働き方や暮らし方についての考え方】
3.仕事や学び方については、働き方の自由度が増し、転職や副業、起業などを意識している層が多い。理想とする暮らし方については男女29歳以下共に「多彩な趣味を楽しんでいる」
次に仕事や学びについて聞きました。男性29歳以下で全体より高い項目は「地元を応援するために地元で働きたい(14.6%)」、「より上位の役職につきたい(11.7%)」。女性29歳以下では「好きなことを仕事にしたい(41.7%)」、「最低限生活できる範囲で、可能な限り楽な仕事をしたい(25.2%)」、「管理職にはなりたくない・出世したくない(23.3%)」となりました(図表5)。
また女性29歳以下に女性30代加えた傾向として、「定年までずっと同じ会社で働き続けたい」が低く、「転職をしながらステップアップしたい」が全属性の中で最も高い結果となりました。加えて「一つの仕事だけでなく、副業などマルチ・キャリアを持ちたい」も他の属性に比べ高い傾向となりました。また「起業したい/独立したい・している(12.6%)」が男性30代で最も高い結果となりました。Z世代とその上の30代を中心に、働き方の自由度が増し、転職や副業、起業などを意識している層が増えている様子がうかがえます(図表6)。
理想とする暮らし方については、男性29歳以下では「多彩な趣味を楽しんでいる(39.8%)」、「気ままに一人暮らしをしている(26.2%)」が平均より高く、「多彩な趣味を楽しんでいる(41.7%)」は女性29歳以下が最も高い結果となりました。また「気ままに一人暮らしをしている」は女性60歳以上が最も高い(27.2%)一方、男性60歳以上は7.8%と最も低く、相反する結果になりました。「話し相手がいる」、「いつまでも若々しくみられる」などの項目でも男女間での差が多い結果となりました(図表7)。
【時間やお金の使い方】
4.女性29歳以下は、時間を有効活用するためのタイパ行動に積極的、メリハリをつけて生活。普段の休日の過ごし方は、男女共に「SNSの閲覧・投稿、ネットサーフィンなど」が上位に。お金の使い方に関しては、男性29歳以下は時間もお金も自分の趣味に割く傾向が強い
時間の使い方に関する考え方では、男性29歳以下では「何もしていない時間は嫌いである(41.7%)」、「映画や動画は倍速やスキップなどをして視聴する・書籍は要約サービスなどを利用する(43.7%)」の項目で、全体より高い傾向が見られました。
女性29歳以下では「好きなことをする時間のために、他のことは時短したい(80.6%)」、「2つの行動を同時にすることが多い(76.7%)」、「他のことをしながらなら、並んだり、待ったりしてもよい(76.7%)」、「映画や動画は倍速やスキップなどをして視聴する・書籍は要約サービスなどを利用する(50.5%)」で全体より高い傾向が見られました。男性以上に女性の方が、時間を有効活用するためのタイパ行動をより取り入れている様子がうかがえます。一方、女性29歳以下は「時間に追われない生活を心がけている(34.0%)」が全体よりも高く、メリハリをつけている様子もうかがえます(図表8)。
普段の休日の過ごし方については、男性29歳以下は「SNSの閲覧・投稿、ネットサーフィンなど(50.5%)」、「ゲームやアニメ鑑賞(46.6%)」、「スポーツ観戦(26.2%)」の順に高くなりました。女性29歳以下は「SNSの閲覧・投稿、ネットサーフィンなど(68.9%)」、次いで「自宅でのんびりと過ごす (68.0%)」、「ショッピング(43.7%)」、「映画やコンサート、芸術鑑賞(43.7%)」となりました(図表9)。
またこだわりを持ってお金を使っていることについては、男性29歳以下は「外食(34.0%)」、「趣味の道具やコレクションなどの買い物・収集(30.1%)」が高く、女性29歳以下は「美容・化粧品(45.6%)」、「服衣類やファッション用品(39.8%)」、「外食(39.8%)」、「コンサートや観劇(32.0%)」が全属性の中で最も高い結果となりました(図表9)。男性29歳以下は、時間もお金も自分の趣味に割く傾向が強くみられます(図表10)。
株式会社JTB総合研究所の情報
東京都品川区東品川2丁目3番14号
法人名フリガナ
ジェイティービーソウゴウケンキュウジョ
住所
〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番14号
推定社員数
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認定及び受賞
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厚生労働省より『えるぼし-認定』
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特許
2018年01月12日に『情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システム』を出願
法人番号
9010001074645
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/04/19
プレスリリース
「旅に求めることについての調査」~旅における「非日常」とは~
「旅に求めることについての調査」~旅における「非日常」とは~
2025年05月15月 11時
「旅に求めることについての調査」~旅における「非日常」とは~
「Z世代の暮らしと旅」~ライフスタイルと旅行に関する調査2025
2025年03月18月 11時
「Z世代の暮らしと旅」~ライフスタイルと旅行に関する調査2025