大和工業株式会社の訪問時の会話キッカケ
「
本日は貴重なお時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。
平松駅が最寄り駅ですか
今、大和工業株式会社の社員数はどのくらいですか
」
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山陽電鉄網干線の山陽網干駅
山陽電鉄網干線の山陽天満駅
山陽電鉄網干線の広畑駅
2024年06月24月 10時
大和工業とEVERSTEEL、鉄スクラップ自動解析AIの実用化に向けた効
2022年06月06月 10時
<三井不動産ロジスティクスパーク尼崎I概観>
<「+Green(TM)」のロゴマーク>
+Green(TM)とは
当社は環境負荷の少ない電炉法による鉄づくりを半世紀以上に亘って行っています。これまで、省エネ化・合理化といった自助努力を積み重ね、製品あたりのGHG排出量を国内トップクラスの水準まで低減しています。
ここから更に脱炭素化を促進するために生まれたものが「+Green(TM)」です。この環境配慮型鋼材は、自助努力による削減が難しいGHG排出量を、自然・森林資源に由来する環境価値を用いてオフセット・再エネ化した製品です。ヤマトスチールの全ての鉄鋼製品は+Green(TM)としてご提供することができます。
不動産業界の脱炭素化に向けて
不動産業界は世界全体のGHG排出量のおよそ40%を占めると言われており、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けた排出量削減の取組が加速しています。近年では建物のLCA(ライフサイクルアセスメント)のなかでも、資材製造時と建物建設時に排出されるCO2を指す「アップフロント・カーボン」の削減が着目されています。
日本国内においても、アップフロント・カーボンの算定手法の検討が進んでおり、工種や資材別の排出量が可視化されようとしています。当社は資材メーカーとして、このアップフロント・カーボンの削減に貢献することを目指しており、これからも電炉鋼材の持つ環境優位性を更に強化していきます。+Green(TM)はその手段のひとつです。
”未来の鉄”を通じてサステナブルな社会へ
日本の国土の2/3を占める森林は、建設資材である木材を育み、製造業に不可欠な水資源を涵養することで、不動産業界・鉄鋼業界に深い係わりをもつ資源です。更に近年では、CO2の吸収・固定化、生物多様性の保全といった機能に注目が集まり、サステナブルな社会の実現を目指すうえで、非常に重要な役割を果たしています。
当社及び大和工業グループは「鉄で未来を 未来の鉄を」をミッションとして掲げています。当社は、+Green(TM)の供給を通じて、森林保全に取り組む方々に資金を循環させることで、森林資源の持続的な発展を支援することを目指します。そして、不動産業界の脱炭素シフトへのパートナーとして、環境にやさしい“未来の鉄”を提供していきます。
■開発の背景
大和工業グループは鉄スクラップを新たな鉄製品に生まれ変わらせる電炉による鉄事業を通じてサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実践しています。
近年、社会的要請の高まっているカーボンニュートラル社会の実現においては、鉄リサイクル促進に向けた鉄スクラップの高品位化は重要課題の1つとなっています。大和工業グループ製品の原材料である鉄スクラップは商品特性上品位のばらつきが大きいため受け入れ時には現場の熟練工によって徹底した検品作業を行うことで原材料品質を担保しています。しかしながら、搬入される大量のスクラップに対する正確な管理には、高いスキルが要求され、国内全域で熟練工の高齢化、人材不足が顕著化しています。そのような状況の下、属人的なスキルの客観化を図り技術継承を行うため、鉄スクラップリサイクルプロセスとAIの両分野で高い専門性を有し、鉄スクラップの効率的な選別を可能にするAIソリューションの技術を持つ東京大学発のスタートアップ企業EVERSTEEL社と本AIシステムの共同開発に着手しました。
■鉄スクラップ自動解析AIシステムの概要
本AIシステムを構築するため、EVERSTEEL社が保有するベースラインAIモデルを大和工業社へ最適化し、技術検証を実施。1.グレードの判定作業(等級査定)と2.トランプエレメント等を含む異物の検出除去(異物検出)において、独自技術により、従来の画像単位での等級査定技術に比べ、等級査定及び異物検出において高精度の検出成果を確認できました。 2021年11月末〜2022年3月末の4ヶ月間に亘る技術検証で一定の成果を得ていることから、2022年6月より実践的な本AIシステムにおける効果検証を行ってまいります。
■今後について
上述課題の解決を目指し、今後さらなる精度向上にむけた共同開発を推し進めていく予定です。
海外で加速する脱炭素対応の観点から、スクラップの高品位化は国内外問わず共通する重要課題であり、将来における当該技術の海外展開も視野に入れて取り組んでまいります。
■大和工業株式会社 概要
所在地:兵庫県姫路市大津区吉美380番地
設立:1944年11月
事業内容:国内外の会社の株式もしくは持分を保有することによる、
当該会社の事業活動の管理
HP:http://www.yamatokogyo.co.jp/
■株式会社EVERSTEEL 概要
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟
東京大学アントレプレナーラボ202
設立:2021年3月
事業内容:鉄スクラップ解析に特化した画像認識システムの構築
HP:https://eversteel.co.jp/
大和工業株式会社の情報
兵庫県姫路市大津区吉美380番地
法人名フリガナ
ヤマトコウギョウ
住所
〒671-1133 兵庫県姫路市大津区吉美380番地
推定社員数
101~300人
代表
代表取締役社長 小林幹生
事業概要
持株会社(鉄鋼事業会社を傘下においております。)*グループ会社では鉄鋼業、鉄道用品製造業を行なっております。
企業ホームページ
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
厚生労働省より『女性の活躍推進企業』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅山陽電鉄網干線の平松駅
地域の企業
法人番号
8140001059873
法人処理区分
新規
プレスリリース
ヤマトスチールの環境配慮型鋼材+Green(TM)が物流施設に初採用
ヤマトスチールの環境配慮型鋼材+Green(TM)が物流施設に初採用
2024年06月24月 10時
―不動産業界の脱炭素化を加速―大和工業株式会社の連結子会社であるヤマトスチール株式会社(本社:兵庫県姫路市大津区吉美380番地、代表取締役社長:山内 靖彦、以下、「ヤマトスチール」)が本年4月に販売を開始した+Green(TM)が、三井不動産株式会社の「三井不動産ロジスティクスパーク尼崎I」の建材として採用されました。本件は+Green(TM)が採用された初めての事例となります。
大和工業とEVERSTEEL、鉄スクラップ自動解析AIの実用化に向けた効果検証を開始 脱炭素社会に向け鉄リサイクルを効率化
2022年06月06月 10時
大和工業株式会社(本社:兵庫県姫路市大津区吉美、代表取締役社長 小林 幹生)と株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区本郷 代表取締役社長 田島 圭二郎)は、 脱炭素実現に向けた鉄リサイクルの効率化を目的に、2022年6月より画像認識を用いた鉄スクラップ自動解析AIシステム(「以下本AIシステム」)の効果検証を開始しました。従来の画像単位での等級査定技術に比べ、独自技術の活用により高精度な等級査定及び異物検出を実現するもので、今後さらなる精度向上にむけた共同開発を進めてまいります。