株式会社フィールトラストの訪問時の会話キッカケ
株式会社フィールトラストに行くときに、お時間があれば「大阪科学技術館(てくてくテクノ館)」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。
本町駅が最寄り駅ですか
大阪科学技術館(てくてくテクノ館)が近くにあるようですが、行ってみたいのですが、行ったことはありますか
株式会社フィールトラストでいいこと、ありそうですね
」
google map
大阪メトロ・中央線の本町駅
大阪メトロ・長堀鶴見緑地線の西大橋駅
大阪メトロ・御堂筋線の本町駅
株式会社フォース
大阪市西区阿波座1丁目13番13号
アイプラススタッフィング株式会社
大阪市西区阿波座1丁目7番12号東新ビル3F
株式会社りゅうごヘルスケア
大阪市西区阿波座2丁目2番18号いちご西本町ビル7F
2025年04月25月 08時
阪神・淡路大震災から30年、被災地口腔ケア支援に新たな提案 医療MaaS
2025年01月20月 14時
歯科遠隔医療の第一人者長縄医師と医療MaaSを生んだ木下医師が被災地口腔
2025年01月15月 10時
抗菌NIGHTモデルも同時発表。“昼夜対応”という新発想で、見た目・快適性・機能性をすべて刷新した「次世代入れ歯」が話題に。
株式会社フィールトラスト 並びに 一般社団法人歯科デジタルリモート支援協会(本部大阪府、代表理事:野田 真一 、理事:長縄 拓哉、高丸 慶、以下:当団体)は、開発したマウスピース型入れ歯《CLOUD FIT ピース》に関するクラウドファンディングが開始から3日で目標達成をいたしましたことをご報告いたします。
<実施背景>
当団体は、歯科業界全体のデジタル化の底上げを行い、歯科にかかわる全ての方がテクノロジーで明るい未来を拓く支援を目的としております。
この度、3Dスキャンとクラウド技術を活用したマウスピース型入れ歯《CLOUD FIT ピース》を新規開発いたしました。
マウスピース型入れ歯《CLOUD FIT ピース》をより多くの方に知っていただき、ご提供させていただくため、サイト「Makuake(マクアケ)」にて応援購入プロジェクトを公開いたしました。
おかげさまで2025年4月18日の公開直後からわずか3日で2025年4月21日の午後には目標金額を達成し、現在も多くの支援を受け続けております。
さらに、就寝時の清潔ケアに特化した抗菌仕様の「抗菌NIGHTモデル」も同時に発表し、ユーザーのライフスタイルに合わせた“昼夜対応型の次世代入れ歯”という新たなオーラルケア体験を提案しています。
【MakuakeプロジェクトURL】
https://www.makuake.com/project/cloud-fit/
CLOUD FIT ピースとは
使う人の“日常”を変える、マウスピース型の次世代入れ歯
つけていることを忘れる軽さと快適さ
CLOUD FIT ピースは、雲のような軽さとフィット感を追求したマウスピース型の入れ歯です。歯を1~2本失った方を対象に提供している商品になります。
従来の「違和感がある」「重い」「厚い」といった悩みを解消し、日常生活のあらゆる場面で快適に過ごすことができます。
自分だけのオーダーメイドフィット
3Dスキャナーで精密に口腔内をデータ化し、個々の口腔環境に合わせた設計を実現。
歯科技工士によるオーダーメイド製作で、噛みやすさ・外れにくさ・話しやすさを兼ね備えています。
目立たないクリアなデザイン
透明なボディで、装着していても周囲に気づかれにくい自然な見た目。
保管中や洗浄中も違和感がなく、入れ歯特有の「生活感」や「生々しさ」を感じさせません。
食事も会話ももっと楽しく
しっかり噛めて、しっかり話せる。
食事や会話に集中できるよう設計されており、「噛む喜び」「話す楽しさ」を再び実感できます。
衛生的で、お手入れも簡単
シンプルな構造で清掃しやすく、毎日を衛生的に保てるのも大きな特長。
長く清潔に使えることで、家族との生活空間でも安心です。
抗菌NIGHTモデルも同時発表
夜間の使用に最適化された、抗菌仕様のやわらかマウスピースです。
睡眠中の歯ぎしりや清潔ケアに配慮した素材と設計で、ナイトガードとしても活用可能。
抗菌性のある3Dソフトスプリント素材 歯や粘膜にやさしい柔らか設計 災害時・避難時にも安心の装着感
法人向け「福利厚生モデル」としてもご提案
企業向け応援のリターンもご用意しています
CLOUD FITは、企業・医療法人・介護施設における福利厚生・健康経営の一環としての導入も可能です。
Makuakeでは、法人応援リターン(企業向けプラン)も設けており、
従業員の口腔ケアを支援する新しい福利厚生サービスとしてご活用いただけます。
法人導入のメリット:
従業員のQOL向上・離職率低下に貢献 企業ブランドや採用力の強化 医療機関との連携による健康支援体制の構築
Makuakeにて応援購入受付中!
今だけの特別価格でリターンを提供中
現在、CLOUD FITプロジェクトはMakuakeにて現在も好評公開中です。今だけの応援価格で、限定リターンをご提供しております。
この機会に、次世代型マウスピース義歯の快適さをご体感ください。
応援リターン例:
CLOUD FIT ピース 単品プラン 抗菌NIGHTモデル 単品プラン 昼夜セットプラン(通常+NIGHT) 企業・団体向け応援プラン(福利厚生対応)
▶ 一般販売価格より最大30%OFFの応援価格
▶ 応援購入者限定の先行出荷・特典付き
【プロジェクトページ】
https://www.makuake.com/project/cloud-fit/
代表理事および理事のコメント
野田 真一 一般社団法人デジタルリモート支援協会 代表理事
合わない入れ歯に慣れて、我慢して、あきらめる――。
私たちがCLOUD FITシリーズに込めたのは、そんな“静かなあきらめ”を終わらせる挑戦です。
入れ歯は単なるモノではなく、「自分らしく食べ、笑い、生きる」ことに直結する存在です。
父の晩年をそばで見守っていた経験からも、「食べたいものを食べられる」ことの価値を強く実感しています。
これからも、
歯科業界だけにとどまらず、多くの専門家や企業と手を取り合いながら、“誰もがあきらめなくていい社会”を目指して、取り組みを続けてまいります。
年齢を重ねても、好きなものを食べて、誰かと笑える日々が続いていく。
そんな未来を、少しずつでも形にしていけたらと思っています。
長縄 拓哉
一般社団法人デジタルリモート支援協会 理事
デジタルデンチャーの進化において、クラウドフィットシリーズには特に期待しています。
インプラントやブリッジが抱える課題を補うこの製品は、
見た目が義歯とは思えない工夫
が施されています。
フィット感や噛み合わせの精度、装着のしやすさ
といったポイントも非常に優れており、柔軟性を持ちながらも安定感を提供します。
これまでにない
新たなトレンドが生まれる予感があり、多くの方にこの素晴らしい製品をぜひ試していただきたい
と思っています。
クラウドフィットシリーズが、
みんなで楽しく食べることを実現し、健康な生活に寄与する
ことを心より期待しています。
今後の展開
当団体は今後とも医療機関・訪問歯科との連携拡大、高齢者施設・在宅医療への導入支援、福利厚生パッケージの全国展開・自治体との連携に、口腔内環境の改善に寄与してまいります。
■
お問い合わせ先
一般社団法人歯科デジタルリモート支援協会
広報担当宛
Mail:info@ddrs.jp
TEL:072-260-9656
Webサイト:
https://cloud-fit.ddrs.jp/
医療機関向け情報:
https://for-clinic.densmile.jp/
取材・掲載・タイアップなどのご相談も随時受付中です。
CLOUD FITがもたらす「新しい入れ歯のカタチ」に、ぜひご注目ください!
~平時の歯科医療アクセス改善から災害時の医療支援まで~
高度なIT技術と創造性で、多様な産業のデジタル変革を推進し、人々の暮らしを豊かにするソリューションを提供し続ける株式会社フィールトラスト(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:野田 真一、以下フィールトラスト)は、阪神・淡路大震災から30年を迎える2025年1月17日(金)から19日(日)まで被災地や過疎地での口腔ケア支援を目的とした「移動型歯科クリニック」の体験会を開催しました。
本体験会では、歯科遠隔医療の第一人者である長縄拓哉医師と医療MaaSを推進する木下水信医師の監修のもと、最新の口腔内スキャナーやデジタルデンチャー技術を搭載した医療MaaS車両「MedaaS」による歯科検診を実施。被災地や過疎地における新たな歯科医療支援モデルとして、来場者から高い評価を得ました。特に、その場での口腔データ取得から迅速な義歯製作までの一貫したデジタルソリューションは、災害時の歯科医療支援における新たな可能性を示すものとなりました。
イベント実施の背景
近年、大規模災害の発生により、被災地における医療支援の在り方が改めて注目されています。とりわけ阪神・淡路大震災では、震災関連死の24%が肺炎によるものでした。その多くは、口腔ケア不足や義歯の紛失などが原因とされる誤嚥性肺炎でした。
一方、平時においても日本の医療アクセスは深刻な課題を抱えています。75歳以上の高齢者世帯の約20%が最寄りの医療機関まで1km以上離れており、運転免許の返納や公共交通機関の減少により、多くの高齢者が「医療難民」となるリスクに直面しています。特に要介護状態の高齢者のうち64.3%が歯科治療を必要としながらも、実際に受診できているのはわずか2.4%という現状があります。
このような背景から、フィールトラストは歯科遠隔医療の第一人者である長縄拓哉医師、医療MaaSを推進する木下水信医師と共同で「移動型歯科クリニック」を開発。被災地や過疎地における新たな歯科医療支援モデルの構築を目指し、阪神・淡路大震災から30年の節目に本体験会を実施いたしました。
イベント概要
日時:
2025年1月17日(金)、18日(土)13:00~15:00
19日(日) 10:00~12:00
場所:
神戸ハーバーランド 高浜岸壁(兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目6−1)
実施内容:
次世代歯科医療サービスの体験会(歯科医による歯科検診、口腔内スキャン等)
受診費用:
無料
受診方法:
当日ご来場いただいた方から順次ご案内いたします。
イベント当日の様子
3日間の体験会では、医療MaaS車両「MedaaS」内に設置された診療スペースにて、長縄医師による歯科健診を実施しました。検診では、一般的な口腔内の状態確認に加え、誤嚥性肺炎予防の観点から、口腔ケアの重要性について丁寧な説明が行われました。特に高齢の来場者からは、「災害時の口腔ケアについて具体的なアドバイスが得られて良かった」「自宅近くでこのような診療が受けられるのはありがたい」との声が寄せられました。また、車両に搭載された最新の歯科診療機器や、乗降口のサイドステップ、車椅子専用リフトなどのバリアフリー設備は、医療アクセス改善の新たな可能性を示すものとして、多くの来場者の関心を集めました。
イベント実施の意義
今回の「移動型歯科クリニック」体験会の実施は、阪神・淡路大震災から30年という節目に、被災地での医療支援の新たな可能性を示す取り組みとなりました。震災関連死の24%が肺炎によるものであり、その多くが口腔ケア不足が原因の誤嚥性肺炎であったという教訓を踏まえ、災害時における口腔ケアの重要性を社会に広く発信することができました。また、日常における課題にも対応します。
現在、75歳以上の高齢者世帯の約20%が最寄りの医療機関まで1km以上離れており、要介護高齢者の64.3%が歯科治療を必要としながらも、実際に受診できているのはわずか2.4%という現状があります。この医療アクセスの課題に対し、医療MaaS車両「MedaaS」による新しい歯科医療の提供モデルを実証できました。本体験会は、災害時の医療支援と平時の医療アクセス改善という二つの社会課題に対する具体的なソリューションを提示し、今後の地域医療の新たな可能性を示す意義深い取り組みとなりました。
イベント実施の意義
今回の「移動型歯科クリニック」体験会の実施は、阪神・淡路大震災から30年という節目に、被災地での医療支援の新たな可能性を示す取り組みとなりました。震災関連死の24%が肺炎によるものであり、その多くが口腔ケア不足が原因の誤嚥性肺炎であったという教訓を踏まえ、災害時における口腔ケアの重要性を社会に広く発信することができました。また、日常における課題にも対応します。
現在、75歳以上の高齢者世帯の約20%が最寄りの医療機関まで1km以上離れており、要介護高齢者の64.3%が歯科治療を必要としながらも、実際に受診できているのはわずか2.4%という現状があります。この医療アクセスの課題に対し、医療MaaS車両「MedaaS」による新しい歯科医療の提供モデルを実証できました。本体験会は、災害時の医療支援と平時の医療アクセス改善という二つの社会課題に対する具体的なソリューションを提示し、今後の地域医療の新たな可能性を示す意義深い取り組みとなりました。
日本遠隔医療学会 歯科遠隔医療分科会長 長縄拓哉 コメント
現状、訪問診療だけでは対応しきれない方々が多く存在します。医師が不足している地域の方、通院は難しいものの訪問診療を依頼するほどではない方など、様々な理由で適切な医療を受けられない状況があります。本イベントで使用した「移動歯科クリニック」のような医療MaaS車両があれば、地域の公民館や公園に停車して、お魚屋さんの移動販売のように身近な場所で医療を提供できます。訪問診療では1日数件しか対応できませんが、この方式なら十数人の診療が可能となり、潜在的な医療ニーズにも応えることができます。
さらに、各歯科クリニックがこうした車両を持つようになれば、災害時には大きな力となります。歯科診療だけでなく、点滴やミルクの提供など、様々な医療支援に転用できるのです。つまり、平時における医療アクセス改善と、災害時の医療支援体制の両方を実現できる画期的なソリューションだと考えています。
株式会社 M-aid 代表取締役 CEO
兼医療法人尚仁会 名古屋ステーションクリニック 理事長 木下水信 コメント
現代社会では、Amazonやウーバーイーツのように、商品や食事が簡単にデリバリーされる時代となりました。そこで私たちは、医療サービスも同様に、必要な時に必要な場所へ届けられる「医療のデリバリー」という新しい形を目指しています。
従来の医療機関では、待合時間、診療、検査、薬の受け取りまで含めると約3時間を要することも珍しくありません。しかし、私たちが開発している医療MaaS車両を活用すれば、オンライン診療とオンライン服薬指導を組み合わせ、さらに薬のデリバリーまでを一貫して提供することで、最短10分での診察から処方までが実現可能となります。
株式会社フィールトラスト 代表取締役社長 野田真一 コメント
阪神・淡路大震災から30年という節目に、移動型歯科クリニック「MedaaS」の実証実験を無事終了できましたことを、心より感謝申し上げます。
今回の実証では、口腔内スキャンからデジタルデンチャーの製作まで、最新技術を結集した「いまできることの全て」に挑戦し、新たな可能性と課題を見出すことができました。長縄先生が示された「1クリニック1MedaaSが当たり前になる未来」というビジョンは、災害時の医療支援にとどまらず、日常における歯科医療や高齢者支援、過疎地ケア、さらには企業の福利厚生まで、幅広い可能性を秘めています。
私たちが目指すのは、「歯科医療をすべての人へ届ける」という理念の実現です。移動型クリニックは、被災地支援や高齢過疎地のケア、健康寿命の延伸、歯科技工士不足など、様々な社会課題を解決する糸口となります。」
この実証実験を第一歩として、皆さまと共に新しい医療の未来を築いてまいります。
医療MaaS車両「MedaaS」について
今回のイベントで使用する医療MaaS車両「MedaaS」は、トヨタ紡織のシート可変機構技術を採用した次世代型の移動診療車両です。ワンボックスカーをベースに、マルチレイアウトシートシステムを搭載することで、様々な医療サービスに対応可能な居住性の高い診療空間を実現しています。高齢者や身体に障がいをお持ちの方にも安心してご利用いただけるよう、乗降口にはサイドステップや車椅子専用リフトを装備。また、オンライン診療システムや最新の歯科診療機器を搭載し、災害時や過疎地での医療支援にも対応できる設計となっています。今後は、車内診療して製作した義歯を、ドローンを活用して自宅に届けるといった、製品提供までをセットとするサービスも予定しています。
フィールトラストが取り組む「デジタルデンチャー」とは?
超高齢社会という課題を抱える現代の日本。要介護状態の高齢者のうち64.3%が歯科治療を必要としながらも、実際に受診できているのはわずか2.4%という現状があります。高齢者が歯科治療を受診しづらくなっている背景として、歯科医療と介護の現場間での連携不足が大きな要因です。介護現場では口腔ケアの重要性は認識されていますが、実際に歯科医療との連携が十分に行われていないケースがあり、結果として歯科治療の機会が失われています。さらに、歯科技工士の人口減少に伴い、入れ歯などの歯科補綴物の製作や調整に長い時間がかかることも、受診のハードルを上げる要因となっています。
従来の入れ歯の製作プロセスは熟練した技工士の手作業に大きく依存しており、1つの義歯を完成させるのに1ヶ月から2ヶ月という期間が必要でした。デジタルデンチャーは、この状況を劇的に改善するサービスです。今まで手作業だった入れ歯の製造工程に3Dプリンターやデジタルスキャン技術を導入することで、23工程あった製作過程を3分の1まで削減し、製作期間も1週間から2週間に短縮することも可能となります。「デジタルデンチャー」の普及により、減少し続ける歯科技工士の負担を大幅に軽減するだけでなく、より多くの患者に迅速に高品質な義歯を提供することを可能にします。
■会社概要
企業名:
フィールトラスト株式会社
本社所在地:
大阪府堺市大町西3-3-15
代表:
代表取締役社長 野田 真一
設立日:
2009年1月
事業概要:
システム開発事業・クラウドサービス提供事業・中古パソコン販売事業・ ITコンサルティング事業・歯科技工所運営事業
WEBサイト:
https://fieltrust.jp/
~阪神・淡路大震災から30年、神戸ハーバーランドにて実施~
(※)開催時間は日によって異なります
高度なIT技術と創造性で、多様な産業のデジタル変革を推進し、人々の暮らしを豊かにするソリューションを提供し続ける株式会社フィールトラスト(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:野田 真一、以下フィールトラスト)は、阪神・淡路大震災から30年を迎える2025年1月17日(金)から19日(日)まで被災地や過疎地での口腔ケア支援を目的とした「移動型歯科クリニック」の体験会を開催いたします。
「医療MaaS」「遠隔医療」の必要性
日本の高齢化率は28.9%(※1)に達し、超高齢社会となった日本。特に75歳以上の高齢者は外出率が低下する傾向にあります。運転免許の返納や公共交通機関の減少により、多くの高齢者が移動手段を失い「移動難民」となっています。特に通院における移動は深刻な問題で、75歳以上の高齢者世帯の約20%が最寄りの医療機関まで1km以上離れており、「医療難民」となるリスクが高まっています(※2)。これらの問題に対する解決策として、医療MaaSの取り組みが求められています。スマートフォンアプリを通じた送迎予約や診療予約の一括化、医療機能を搭載した車両による訪問診療やオンライン診療など、様々な実証実験が全国で行われており、高齢者の医療アクセス改善が期待されています。
出典:(※1)総務省 人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)
(※2)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」
災害地の口腔ケアの重要性
近年、大規模災害の発生により、被災地における医療支援の在り方が改めて注目されています。特に阪神・淡路大震災では、震災関連死(震災後2ヶ月以内にそれ以外の原因で死亡した人)の24%が肺炎によるものでした。その多くは、口腔清掃(口腔ケア)不足や義歯の紛失などが原因とされる誤嚥性肺炎でした。一方で、平時においても口腔ケアの重要性は十分に認識されているとは言えず、定期的な歯科健診の受診率をみても約44%にとどまっている現状があります。特に災害時や過疎地では、歯科医療へのアクセスが著しく制限される可能性が高く、誤嚥性肺炎などの重篤な疾病リスクが増大することが懸念されています。
本イベント実施の意義
このような背景から、歯科医師・医学博士であり訪問診療、歯科遠隔医療の第一人者である長縄拓哉先生、予防医療とICTを融合させた新しい医療モデルを推進する 木下水信先生 と共同で、医療MaaS車両を活用した「移動型歯科クリニック」を開発いたしました。派遣の第1弾として、阪神・淡路大震災発生の地である神戸市において体験会を実施いたします。
次世代歯科医療サービスでは、歯科検診にとどまらず、最新の口腔内スキャナを使い、その場で口腔データを取得・診断します。さらに、3Dプリンターによる迅速な義歯製作を可能にし、災害時や過疎地でも短期間で適切な義歯を提供します。この取り組みは、災害時の支援だけでなく、平時の予防医療を強化する新しいソリューションです。今後も技術を進化させ、誰もが必要な医療を受けられる社会を目指していきます。
イベント概要
日時:
2025年1月17日(金)、18日(土) 13:00~15:00
19日(日) 10:00~12:00
場所:
神戸ハーバーランド 高浜岸壁(兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目6−1)
実施内容:
次世代歯科医療サービスの体験会(歯科医による歯科検診、口腔内スキャン等)
受診費用:
無料
受診方法:
当日ご来場いただいた方から順次ご案内いたします。
医療MaaS車両「Medaas」について
今回のイベントで使用する医療MaaS車両「Medaas」は、トヨタ紡織のシート可変機構技術を採用した次世代型の移動診療車両です。ワンボックスカーをベースに、マルチレイアウトシートシステムを搭載することで、様々な医療サービスに対応可能な居住性の高い診療空間を実現しています。高齢者や身体に障がいをお持ちの方にも安心してご利用いただけるよう、乗降口にはサイドステップや車椅子専用リフトを装備。また、オンライン診療システムや最新の歯科診療機器を搭載し、災害時や過疎地での医療支援にも対応できる設計となっています。今後は、車内診療して製作した義歯を、ドローンを活用して自宅に届けるといった、製品提供までをセットとするサービスも予定しています。
日本遠隔医療学会 歯科遠隔医療分科会長 長縄拓哉
東京歯科大学を卒業後、東京女子医科大学病院での勤務を経て、2012年にデンマーク・オーフス大学に留学。口腔顔面の難治性疼痛研究に従事し、2015年にIADRニューロサイエンスアワードを受賞。訪問看護支援協会と、歯科遠隔医療に対応できる口腔ケアのプロフェッショナル(BOCプロバイダー)を2000人育成。
歯科医師として訪問診療を行う傍ら、現代美術作家としても活動。現在は、日本遠隔医療学会歯科遠隔医療分科会会長や日本口腔顔面痛学会評議員などを務め、デンマークと日本の研究活動推進プロジェクト(JD-TELETECH)の日本代表としても活躍している。
株式会社 M-aid 代表取締役 CEO
兼医療法人尚仁会 名古屋ステーションクリニック 理事長 木下水信
1993年の近畿大学医学部卒業後、国立がんセンター中央病院などで外科医として経験を積み、特に胃がんと大腸がんの内視鏡手術を専門に研究。
2007年に健診専門施設「名古屋ステーションクリニック」を開設し、2010年から理事長を務める。年間約7万人の健康診断を提供する一方、2015年に株式会社M-aidを設立。クラウド型健康管理システムの導入など、ICTを活用した予防医療と健康経営の推進に取り組んでいる。
フィールトラストが目指す未来
▼健康経営支援を通じた社会貢献への想い
今回の「移動型歯科クリニック」体験会は、歯科遠隔医療の第一人者である長縄拓哉先生、医療MaaSの先駆者である木下水信先生との連携によって実現しました。この連携を通じ、フィールトラストは災害時や医療過疎地域における口腔ケア支援に加え、企業向け福利厚生サービスとしての歯科検診およびデジタルデンチャー提供(※)を本格的に展開していきます。
企業向け福利厚生サービスを展開することで、企業の健康経営を支援し、働く人々のQOL(Quality of Life)向上を目指しています。口腔の健康は全身の健康と密接に関係しており、口腔ケアの徹底が疾病予防や医療費削減にも繋がります。今回の取り組みを通じて、企業の経営者や人事担当者に対し、歯科検診およびデジタルデンチャー導入による福利厚生の強化を提案し、健康経営への意識向上を促していきます。これにより、企業の健康経営を支援し、従業員のWell-being向上に寄与することを目指します。
▼今後の展望
フィールトラストは、「口の健康から体の健康へ」という理念を掲げ、IT技術を駆使した次世代型歯科医療サービスを提供することで、社会全体の健康意識を高め、豊かな暮らしを実現することに貢献していきます。今後も「誰もが必要な医療を受けられる社会」の実現に向けて、さらなる技術革新とサービスの拡充を行ってまいります。
※フィールトラストが取り組む「デジタルデンチャー」とは?
超高齢社会という課題を抱える現代の日本。要介護状態の高齢者のうち64.3%が歯科治療を必要としながらも、実際に受診できているのはわずか2.4%という現状があります。高齢者が歯科治療を受診しづらくなっている背景として、歯科医療と介護の現場間での連携不足が大きな要因です。介護現場では口腔ケアの重要性は認識されていますが、実際に歯科医療との連携が十分に行われていないケースがあり、結果として歯科治療の機会が失われています。
さらに、歯科技工士の人口減少に伴い、入れ歯などの歯科補綴物の製作や調整に長い時間がかかることも、受診のハードルを上げる要因となっています。従来の入れ歯の製作プロセスは熟練した技工士の手作業に大きく依存しており、1つの義歯を完成させるのに1ヶ月から2ヶ月という期間が必要でした。
デジタルデンチャーは、この状況を劇的に改善するサービスです。今まで手作業だった入れ歯の製造工程に3Dプリンターやデジタルスキャン技術を導入することで、23工程あった製作過程を3分の1まで削減し、製作期間も1週間から2週間に短縮することも可能となります。「デジタルデンチャー」の普及により、減少し続ける歯科技工士の負担を大幅に軽減するだけでなく、より多くの患者に迅速に高品質な義歯を提供することを可能にします。
■会社概要
企業名:
フィールトラスト株式会社
本社所在地:
大阪府堺市大町西3-3-15
代表:
代表取締役社長 野田 真一
設立日:
2009年1月
事業概要:
システム開発事業・クラウドサービス提供事業・中古パソコン販売事業・ ITコンサルティング事業・歯科技工所運営事業
WEBサイト:
https://fieltrust.jp/
株式会社フィールトラストの情報
大阪府大阪市西区阿波座1丁目5番10号福島ビル南館4階
法人名フリガナ
フィールトラスト
住所
〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1丁目5番10号福島ビル南館4階
認定及び受賞
2017年12月22日に経済産業省より『地域未来牽引企業』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅大阪メトロ・四つ橋線の本町駅
地域の企業
3社
地域の観光施設
地域の図書館
法人番号
7120001169394
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/11/27
プレスリリース
入れ歯がネットで買える時代が到来──未来の義歯《Cloud Fit ピー
入れ歯がネットで買える時代が到来──未来の義歯《Cloud Fit ピース》がMakuakeで開始3日で目標達成
2025年04月25月 08時
入れ歯がネットで買える時代が到来──未来の義歯《Cloud Fit ピース》がMakuakeで開始3日で目標達成
阪神・淡路大震災から30年、被災地口腔ケア支援に新たな提案 医療MaaS車両による「移動型歯科クリニック」体験会実施レポート 神戸ハーバーランドにて1月17日(金)~19日(日)に実施
2025年01月20月 14時
阪神・淡路大震災から30年、被災地口腔ケア支援に新たな提案 医療MaaS車両による「移動型歯科クリニック」体験会実施レポート 神戸ハーバーランドにて1月17日(金)~19日(日)に実施
歯科遠隔医療の第一人者長縄医師と医療MaaSを生んだ木下医師が被災地口腔ケアに新たな提案「移動型歯科クリニック」を1月17日(金)~19日(日) (※)に本格始動
2025年01月15月 10時
歯科遠隔医療の第一人者長縄医師と医療MaaSを生んだ木下医師が被災地口腔ケアに新たな提案「移動型歯科クリニック」を1月17日(金)~19日(日) (※)に本格始動