株式会社WATOWAの訪問時の会話キッカケ
株式会社WATOWAに行くときに、お時間があれば「太田記念美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、昨日もいいことありましたか
渋谷駅の近くで美味しいレストランはありますか
太田記念美術館が近くにあるようですが、行ったことはありますか
株式会社WATOWAで働くの楽しそうですね
」
google map
東京メトロ副都心線の渋谷駅
東京メトロ銀座線の渋谷駅
JR東日本山手線の渋谷駅
2023年11月20月 19時
Alejandro.M.Lopezによる個展「ONE WITH NATU
2023年10月26月 13時
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 展覧会の第2弾「D
2023年04月07月 19時
開催概要
Mariko Enomoto Solo exhibition “Melancholia” (メランコリア)
【会期】:2023年12月2日(土) ~ 12月17日(日) 12:00~20:00 ※月火定休
【会場】:elephant studio 1F/2F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)
【入場料】:ドネーションチケット 500円(税込)~
※12/3(日)、12/10(日)、12/17(日)は観覧無料
※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
※作品の売買は希望者を承りながら厳正に行い、先着順ではございません。開場前から入り口に並ぶなどの近隣の迷惑となるような行為は禁止とさせていただきます。
レセプションパーティー
【日時】:12月2日(土)18:00~21:00 / 入場無料、予約不要。
Message from the artist
メランコリア
ギリシャ神話や過去の詩人たちの言葉から着想を得た作品群。
そこから拾い集めた憂鬱なかけらたちを、私だけが逃さなかった美しい瞬間だと思い キャンバスに落とし込んだ。
たくさんの欠けたものを埋めなくていいから、そのままでいたいと思う。 詩や音楽や物語、いつも見ている空が教えてくれる。 今の日常を生きる私のフィルターを通した私だけの美しい瞬間さえ逃さなければ、 世界は完成するのだと。 榎本マリコ
"Melancholia"
A collection of works inspired by words from Greek mythology and past poets.
I gathered these melancholic fragments, moments that I alone did not let escape, and captured them on canvas.
I want to stay as I am, without having to fill in the many missing pieces. Poetry, music, stories, and the sky I always gaze at teach me this. If I do not let escape these beautiful moments, seen through the filter of my own current daily life, then the world will be complete. Mariko Enomoto
批評文
榎本マリコが歩むイマジネーションの彼方とは
“絵画でしか表現できない、想像力を試されるような世界観に挑みたいと思う”
―榎本マリコ(2023年 9月 13日インタビューより)
顔を隠された女性、動物や植物と融合した身体、宙に浮くふたつの目といったポエティックなイメージの数々は、偶然性や無意識のなかで発現する超現実の表現を模索したシュルレアリスムの画家たちを想起させる。こうしたイメージの既視感を理由に榎本マリコを現代のシュルレアリストと評することは容易いが、果たしてそれは真実だろうか。
榎本の絵画にはしばしば、花で顔の一部を隠された女性が登場する。マグリットの《世界大戦》(1964年)や《人の子》(1964年)を連想させるが、彼女はそれらの作品はもとよりシュルレアリスムという文脈自体を意識したことがないという。榎本のキャリアはファッション業界から始まり、スタイリストのアシスタントとして働いたのち、22歳で絵画の世界に飛び込んだ。独学で絵を学び、イラストレーターを経てアーティストとしての道を歩むに至った彼女にとって美大中心のアカデミックな約束事や、イズムと文脈によって構築された美術史は縁遠いものであったに違いない。
作品の根底にあるのは、とりとめのない日常の中で出会う尊い瞬間への憧憬だ。私達の日常のほとんどは平凡な時間の繰り返しであり、同時に小さな苦しみの連続であるのだが、時折、詩や物語に心が震えることや、あどけないわが子の所作に聖なる存在を感じるような奇跡的な瞬間がある。榎本はそうした何気ない瞬間や、記憶の彼方に置き去りにされた感情を絵画として残したいのだという。日常に紛れ込んだ奇跡や神秘を榎本は巧みに拾い上げ、現実ではありえないイマジネーションの世界に描いてみせるのだ。
マグリットはパイプの絵に「これはパイプではない」という言葉を記すことで、ものに与えられたイメージを裏切って見せたが、榎本の絵画にもイメージに課せられた呪いを解く力がある。たとえば、顔という個人を象徴するパーツを隠す表現は、見方によっては個性を封じ込める暴力性や抑圧からの解放を促すメッセージのようにも解釈できるが、榎本は「隠す」という行為によってその裏側にあるものを自由に想像させる。シュールなモチーフの組み合わせも、現実や常識という不自由から私たちの感性を解き放ってくれる。
人の頭と白鳥の身体が融合したモチーフを榎本は「自分のなかにいる神様のような存在」として描いたが、同時に誰かにとっては別の何かに見えるかもしれない。もしかすると恐ろしい何か、悲しい何かを想起させるかもしれない。榎本は、ともすれば個人的なエピソードにとどまってしまう日常の断片を、誰もがイマジネーションを喚起される空想的な絵画世界に昇華することで、見る者に多様なインスピレーションを与える装置に変えてしまう。
もしかしたら彼女は、かつてシュルレアリストたちがコンセプチュアルアートとして目指した地平に、まったく異なる道のりを歩いて辿り着いてしまったのかもしれない。
(現代美術史家) 沓名美和
Message from WATOWA GALLERY
“ジャパン・シュールレアリズム”の最前線
榎本マリコは現代の日本において、シュールレアリズムとフェミニズムの感覚を同時にまとう稀有な
アーティストだ。榎本の作品からは西洋宗教(絶対神&ファンタジー )と日本宗教(八百万の神&アニミズ
ム)の両方の要素を感じる。
私が立ち上げたWATOWA GALLERYは“この世代から始まるカルチャー”をスローガンに、さまざまなアートプロジェクトを仕掛けたり、若手アーティストのサポートやプロデュースをしている。我々の世代で生まれている作品は、すべてが歴史とも世界とも繋がっており、日本独自に成長したものである。そこには文脈のないものなんてない。 “SUPER TRAD”なる日本の伝統ストリートをリバイバルするムーブメントや、GUTAIやもの派のような日本独自のミニマル・コンセプチュアルの現在、戦後におけるファッション&グラフィックアウトサイダーと欧米との繋がりなど、今の世代を30年ぐらいの時間軸で見たときに生み出せる仮説によってプロジェクトをつくっている。その中のひとつが“ジャパン・シュールレアリズム”だ。
パリで起こったダダイズムに対して、ニューヨーク・ダダ、ベルリン・ダダ、チューリッヒ・ダダ、ケルン・ダダがあるように、シュールレアリズムにも地域ごとの特徴がある。日本におけるシュールレアリズムは、もちろんマグリットやダリなどから影響を受けているが、そもそもシュールレアリズム的な空想や夢の世界の要素は、普遍的な発想として人間が常に持ち合わせているものである。特に日本の絵画においては、神道や妖怪、アニメーションなどの土壌があって長らく育まれていた。それは、シュールレアリズムが生まれる前も後も、ずっと日本に潜在していたといえるのではないか。
そして、榎本はファッションを学ぶことで得た自由な感覚で、日常の中で生まれる不安定な妄想から取り出した花や動物、風景などを、スタイリングするかのように組み合わせていく。そこには現代の日本で生まれ育った、女性ならではのメランコリーを感じずにいられない。つまり、榎本はフェミニズム的な視点を備えることで、長い時を経て育まれてきたジャパン・シュールレアリズムの最前線に位置するひとりになった。
そしてもうひとつの文脈は、ファッションも歴史であり、アカデミックであり、文化のど真ん中にあるということである。アート史を勉強しなかった者をアウトサイダーという定義があるが、ファッションは文化人類学や社会学の領域にも含まれるものなので、そこから影響を受けた者は、まさに時代の流れを受けて作品を生み出すれっきとしたアーティストということだ。
時代の憂鬱さや希望すらも感じさせる榎本マリコの作品は、今や文筆家や編集者たちを魅了している。文学作品を強く印象づけるための装幀画のオファーが絶えないのだ。それは時代を捉えていながら、言葉だけでは到底たどり着けない情報を、彼女の作品が秘められているからだろう。そんな榎本が日本の画家として世界にどう影響を与えるのか、共に見てゆきたい。
WATOWA GALLERY 小松隆宏
榎本マリコ プロフィール
1982年生まれ、東京都在住。日本画家であった曽祖父の影響もあり、幼い頃から自然と絵のある環境で育つ。ファッションを学んだのち独学で絵を描き始める。書籍の装画や映画、演劇のビジュアル制作等手がける。近年ではイラストレーションの領域を越え、油彩で描かれたポートレート作品を中心に作品を発表している。
2019 個展 “Flowery Ghost” (AL : 東京)、個展 “真夜中に虹を見た” (梅田蔦屋書店 : 大阪)
2021 個展 ”モーメント” (OIL by 美術手帖 : 東京)、個展 “もりのなか” (WATOWA gallery : 東京)
2022 個展 “わたしの庭” (日本橋三越美術サロン : 東京)
2023 グループ展 “Depth of Dreams - 夢・時間・記憶” (WATOWA gallery / THE BOXTOKYO)、グループ展 “完璧な経験 / 想像の夢想 - 3人のアーティストによる視点 ”(MJK Gallery)
Born in 1982 and residing in Tokyo. Influenced by a great-grandfather who was a Japanese painter, grew up naturally in an environment surrounded by art from a young age. After studying fashion, began painting as an autodidact. Has worked on book cover art, as well as visual production for films and theater. In recent years, has moved beyond the realm of illustration, focusing on presenting works centered around oil-painted portraits.
2019 Solo Exhibition "Flowery Ghost" (AL: Tokyo)
Solo Exhibition "真夜中に虹を見た" (Umeda Tsutaya Bookstore: Osaka)
2021 Solo Exhibition "モーメント" (OIL by Bijutsu Techo: Tokyo)
Solo Exhibition "もりのなか" (WATOWA gallery: Tokyo)
2022 Solo Exhibition "わたしの庭" (Nihonbashi Mitsukoshi Art Salon: Tokyo)
2023 Group Exhibition "Depth of Dreams - Dreams, Time, Memory" (WATOWA gallery / THE BOXTOKYO)
Group Exhibition "完璧な経験 / 想像の夢想 - 3人のアーティストによる視点 " (MJK Gallery)
HP:http://www.mrkenmt.com/
Instagram:https://www.instagram.com/mrkenmt_tmk/
関連情報
【作品集】空と花とメランコリー
芸術新聞社より、11/25発売。税込 ¥2,970
デザイン:名久井直子
跋文に、斎藤環(精神科医)、沓名美和(現代美術史家)、小松隆宏(WATOWA gallery代表)からの言葉を収録。
Amazonなど各サイトにて予約受付中。
【榎本マリコ作品集出版の記念として初のネオシルク・ジークレー作品の限定販売】
この度、榎本マリコの作品集出版の記念として、12/2スタートの個展で発表される新作「耳」のジークレー版(ネオシルクスクリーン工法による)を、抽選にて、数量限定(ed.30)で販売いたします。
【ネオシルク・ジークレー作品について】
アーティスト名 : 榎本マリコ
モデル作品:「耳」
価格:143,000(税込み)
印刷サイズ:570mm x 730mm
紙サイズ:640mm x 820mm
額サイズ : 670mm x 850mm
【応募方法】
書籍『空と花とメランコリー(榎本マリコ作品集)』の帯(書籍の一番最終ページ側)のツバメの部分を切り取り、お手持ちのハガキに貼り付けてご応募ください。
※コピーの貼り付け不可
※ハガキ、切手はお客様でご準備ください。
ハガキには以下をご記入ください。
◯送付先(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-7-4 elephant studio 3F WATOWA GALLERY抽選担当宛て)
◯榎本マリコ「耳」ネオシルク希望
◯お客様のお名前
◯ご住所
◯お電話番号(電話に出やすい番号の指定をお願いします。)
◯メールアドレス
(抽選の結果発表のご通達とご当選時の作品発送以外には個人情報は使用いたしませ
ん。)
◯WATOWA GALLERYおよび、榎本マリコ情報希望の新作情報や、展示情報希望の場合は、"情報希望"と書いてください。
◯アーティストへ感想やメッセージなどありましたらご自由にお願いします。
1冊の本にある抽選券1枚につき、1回分の応募ができます。個人が複数枚の応募をすることも可能です。
2023年12月25日(月)までの消印の受付となります。
【抽選結果発表について】
当選結果は、1月上旬までにメールにてご当選された方にのみご連絡いたします。
購入方法は、その後当選された方のみにお伝えいたします。
応募に関して、抽選の経過や配送方法など、WATOWA galleryへの直接の問い合わせについては、当選者以外の方へは対応いたしません。
WATOWAについて
HP:https://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
開催概要
【会期】2023年11月7日(火) ~ 11月26日(日) 12:00~20:00
【定休日】月曜日、火曜日
【会場】elephant studio 1F/2F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)
【入場料】ドネーションチケット 500円(税込)~
※11/12(日)、11/19(日)、11/26(日)は観覧無料
※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
レセプションパーティー
【日時】11月7日(火)18:00~21:00 / 入場無料、予約不要。
【概要】19:00から、2Fにてトークセッションを開催。
アレハンドロ・M・ロペスと、建築やインスタレーションまで幅広いデザインを手がけるクライン・ダイサム・アーキテクツ(KDa)代表のマーク・ダイサム氏、WATOWAギャラリープロデューサーの小松隆宏氏をゲストスピーカーに迎え、展示会のコンセプトである "One with Nature -- 自然と一体になる" がもたらす意味、ポジティブな未来への影響について語ります。
ステートメント
This climate crisis does not have to be a story of loss but rather a story of redemption, rebirth, and change. Alejandro M Lopez’s paintings capture the spiritual nature, the grounding energy of our shared existence with the natural world.
By learning to love and respect nature we love and respect ourselves, that is the change needed to make a difference for a new world.
環境危機は喪失の物語ではなく、むしろ救いや再生、変化の視点から語られる必要があります。 アレハンドロ・M・ロペスの作品は、私たちが自然界と共有する根底にあるエネルギーや本質を表現しています。 自然を愛し、尊重することは、自分自身を愛し、尊重することにつながります。
ONE WITH NATURE --- 自然と一体になる --- これこそが、新しい世界に変化をもたらすために必要な変化です。
Alejandro.M. Lopez
1年前のグループショー"Back to Nature"を経て、今年はソロショーとなります。
"自然"とは何か?
"人"が勝手に決めて線引きをしている人工的"自然"(nature like)とただそこに生きている生物の営みとしての"自然"( wild nature)。
"人"は自然に入るのか?自然の一部なのか?
"自然"と"人" "自然"と"社会"
人間も元々は自然の循環の中にいて、弱肉強食や死と腐敗からの誕生に寄与していた。
その生命の循環から離れ、人間都市と自然とを切り分けて考えるようになってしまった。
果たして、それは自然ではないのか?
我々が生み出す建物や衣服など、化学的なものや工業的なものまで、全ては、地球の中の鉱物やガスやオイルなど自然の中にあるものを使って生み出されている。
そもそも、地球の中からはみ出したこともしていない。
つまりは、地球規模から見れば、人や木々や動物は、微生物の営みの一つなのだ。
この展覧会では、Alejandroが、"人"が生み出すことのできない超自然"super wild"が残る人の生活圏もない場所へ赴き、その地の"印象"を記録するペイントの作品群と活動記録です。
「 ONE WITH NATURE 」
彼の作品と活動を通じて、今、皆さんが作品を見てる場所、人が営む人工的"自然"の中で、自然と成っていった人の手が加わらない"超自然"の記録とを比較して、"自然"とはなんなのか?私たちは自然の一部としてどうあるべきなのか?を考えるきっかけになることを願っています。
小松隆宏(WATOWA GALLERY 代表)
出展作品(予定)
【Joshua Tree triptych】
-Acrylic on Raw Belgian linen
-3枚組み
-910x1830mm
【Big Sur Pines】
-Acrylic on Raw Belgian Canvas Board
-490x300mm
【Soberanes Point】
-Acrylic on Raw Belgian Canvas Board
-300x460mm
【Garrapata beach, Big Sur】
-Acrylic on Raw Belgian Canvas Board
-300x460mm
(その他多数の展示を予定。)
アレハンドロ・M・ロペス プロフィール
アレハンドロ・M・ロペスは、ロサンゼルスに生まれ、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学んだ後、アメリカを離れ、25年間4大陸で生活し、作家活動を行ってきました。自らを環境アーティストであり環境活動家であると考え、東京、パリ、フランクフルト、カラカス、ロサンゼルスで作品を発表。
街や人から遠く離れた奥深い自然、アメリカ西部の壮大なランドスケープの中で、時には何週間も一人で移動する旅から生まれた作品たち。
アレハンドロは、グランドキャニオン国立公園やザイオン国立公園、ビッグ・サーの海岸線に一人で立ち、自然を前にして心を開き、自身が感じたものを描きます。自然との共鳴を通して、絶え間なく変化を続け、流れる自然のエネルギーを捉え、力強い自然の姿を描いています。
Alejandro M Lopez was born in Los Angeles and upon completion of his studies at Art Center College of Design, he left the U.S. spending 25 consecutive years living and painting across four continents. He considers himself an environmental artist and activist and has exhibited his works in Tokyo, Paris, Frankfurt, Caracas, and Los Angeles.
Each painting is reflective of the solitary journeys he takes, often for weeks, far from people and within the depths of nature in some of the most iconic, majestic landscapes of the American West. While standing within Grand Canyon National Park, Zion National Park, or Big Sur, Alejandro paints the resonance of nature and its fluid, ever-changing, all-powerful connections and manifestations.
WebSite:https://aml-art.com/
Instagram:https://www.instagram.com/amlart/
Youtube:https://www.youtube.com/@aml-art
関連情報
オーガニックコットンのライフスタイルブランド、SkinAware のショップでは、期間限定でアレハンドロの作品を展示、コラボレーションアイテムも発売。 アレハンドロが愛用するシャツや、作品をプリントしたT-shirts等、SkinAware とのコラボレーションアイテムを発売。オンラインショップにて予約販売します。
会 場:東京都千代田区有楽町1-1-2
期 間:11月2日(木) ~ 11月30日(木)
WebSite:https://skin-aware.com/
Instagram:@skinaware
https://www.instagram.com/skinaware/?hl=en
WATOWAについて
HP:https://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラムは、かつて日本最後の秘境と呼ばれた雲ノ平におけるアーティストたちの表現活動を基点に、改めて社会と自然環境の調和に思いを馳せる試みとして2020年にスタートしました。
本展はプログラム参加アーティストの作品と制作過程を紹介するとともに、アーティストたちの表現を都市の環境下で再現することを通して、さまざまな視点を巻き込みながら「自然とは何か」という問いを深めることを企画した展覧会です。
■「Diffusion of Nature 2023 土と夢」開催概要
【Vol.1 Asakusa】
会 期:2023年4月22日(土)~ 5月7日(日)12:00 - 19:00
会 場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
入場料 :500円(税込 / 冊子付き)
【Vol.2 Shibuya】
会 期:2023年5月5日(金)~ 5月14日(日)12:00 - 19:00
会 場:elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷2-7-4 1-2F)
入場料 :500円(税込 / 冊子付き)
コンセプトムービー:https://youtu.be/GOO8hSHItX0
展覧会HP:https://kumonodaira.com/artist/exhibition_2023.html
展覧会Instagram:https://www.instagram.com/diffusionofnature/
主 催:合同会社雲ノ平山荘
共 催:WATOWA GALLERY(WATOWA INC.)
イベントページ:https://kumonodaira.com/artist/exhibition_2023.html
HP:https://watowagallery.com
Instagram:https://www.instagram.com/watowagallery/
CONTACT: gallery@watowa.jp
■ステートメント
昨年に引き続き、今年も雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(以下AIR)の成果展「Diffusion of Nature 2023 土と夢」を開催します。
昨年は2020年、2021年のAIR参加アーティスト13名によるexhibitionを東京にて開催し、多くの方々にご来場いただくことができました。
今年はさらに範囲を拡大し、WATOWA GALLERY(浅草、渋谷)ならびにGASBON METABOLISM(北杜市)のご協力のもと、東京都と山梨県の三つの会場で、22年度のAIR参加アーティストの成果展及び、過去参加アーティストによるグループ展を巡回形式で開催します。
展覧会のタイトルであるDiffusion of Natureは日本語に翻訳すると「自然」の乱反射。
本プロジェクトでは北アルプス最奥地の雲ノ平を旅するアーティストたちの多様な視点を通して「私たちにとって自然とは何か」という問いを掘り下げていきます。
古代における狩猟採集社会の「環境の克服」から始まり、産業革命を経て科学技術の破壊性の自覚から自然保護を訴えるようになった近代、デジタルシステムへの依存により環境(空間・場所性)を知覚するメディア(主体)としての身体性の希薄化が進む現代に至るまで、人間の歴史にはあらゆる「自然」の意味が潜んでいます。
恐れるべき敵であり、資源であり、生活を取り巻く環境であり、守るべき美であり、混沌とした現象そのものであり、生成と分解を促すメカニズムの集合体であり、取り戻すべき自我であり、破壊的な自分たち自身でもあるもの。環境危機や資源の枯渇が叫ばれる現代は、いわばそれらあらゆる自然の意味を経由した上でなお、足元の生活環境を破壊しなければ生活を維持できない文明世界の複雑な矛盾が突きつけられています。
また、私たちにとって、日本社会に固有の自然観は重要なテーマです。
日本は先史時代から自然豊かな島国として、アニミズム的な感性を持ちながら独自の文化や精神世界を形成してきました。しかし、自然が生活の資源であり制約でもあった時代を過ぎ、資源の外部依存化と殖産興業、自由経済に傾斜した近代以降、急激に環境への倫理観を喪失してきた社会の実像をどう見るべきでしょうか。
山小屋に身近な領域では、アウトドアブームとは裏腹な日本の国立公園の(放置された)危機的な保全体制の問題をはじめ、各地の破壊的な再生可能エネルギー政策、国土強靭化計画など、「自然」という価値への創造的な関与とはかけ離れた現実があります。
背景には、日本の自然環境が豊かであるが故に「あってあたりまえ」という意識が優越し、近代の重さに耐えうる、自然をめぐる芸術的、科学的、思想的、経済的な価値観の攪拌・気づきが起こらなかったことが長い影を落としています。生活レベルの自然資源への依存関係の解消と同時に、古来からの美意識や信仰なども迅速に後退し、自律的な価値判断のプロセスを伴わない自由経済や工業化への短期的な過剰適応とも言うべき社会性を追求した歴史的精神構造は、アニミズム美化の限界を示しているとも言えます。
私たちは自然に何を見出そうとしているのでしょうか。
「自然」というテーマはあらゆる価値観や土地、時代の交差点のように私たちの前に横たわっています。
本展では北アルプスの最奥部にある雲ノ平の景観や生態系の実在的な肌感覚を纏った参加アーティストたちの作品と向き合うことを通して、自然をめぐる視点に小さな攪拌を促すことを志向します。そこにある調和や循環や混沌に目を凝らすことで、私たちの感覚は何を捉えるようになるでしょう。またAIRの活動地である山、展示空間である都市、田舎における自然の距離感のずれや共通性はどのようなダイナミズムを描き出すでしょうか。
生命と無機物、肉体と環境、都市と山、概念と実在、現象と物質、明確なようでいて境界線のない、間(あわい)の存在としての「自然」を内包する響きとして、副題を「土と夢」としました。
この活動が、これからの世界に調和と創造性をもたらす、新しい自然観を見出す一助になれば幸いです。
雲ノ平山荘 代表 伊藤二朗
■WATOWA GALLERY / WATOWA INC. 代表 小松隆宏 よりメッセージ
"都会は不自然?"
時間通りに来る電車、
狂わない時計、
直線で覆われた空間、
当たり前ですが、山の中には存在しない。
人間は元々そういった中で暮らしていて、
特に、山と海と挟まれた平野の少ない日本では、大いなる力を持った自然を恐れたり祈りの対象として崇拝し、自然崇拝や山岳信仰が文化として根付いていた。
その日本人的な思考は、神道となり、いまの日本人の暮らしの中で知らぬ間に浸透している。
がしかし、今ほとんどの生活の中で、それを感じながら私たちは生きているのだろうか?
都会に住んでいると、公園に行くと、そこにある木々を見て自然と勘違いする。
キャンプ場に行くとそれは自然だと勘違いする。
実は、人間が構成した平面的な公園を自然として満足していることがほとんどだ。
だが、自然はそんな優しくない。
豊かすぎるというのは、とても残酷で、
近年で起こってきた東日本大震災のような地震、津波、大雨、洪水被害、Covid19によるパンデミックで、自然の猛威をしばしば恐れる。
だが、このような危機の中でも、日本はとても自然が豊かすぎて、たちまちに回復してしまう。
そのため、その傷のことも自然との向き合い方も、どんどん忘れてしまう。
そんな、思考停止の社会から、身も心もフルに使って思考を深めるプロジェクトができないものか??
ARTによって、そういった社会に何か打てないのか?
日本の芸術祭の前身とも言えるアートキャンプ白州(1993~99)のように、"自然"と"里山(社会)"と"人"あるいは"自然'と"都市社会"との関係を思考するような芸術活動、または、運動はできないものか?
そんな時、日本の秘境と言われる北アルプスの雲ノ平で活動する"伊藤二朗"という男に出会った。
彼がやっているアーティストインレジデンスのプログラムは、決して大きいものではないが、とてもしっかりと"伊藤二朗"の感覚で自立していて、自然の自然たる"秩序のない秩序"と向き合ってる思考の深さを感じるプロジェクトであり、自然の凄さ、優しさ、強さ、危うさ、儚さ、美しさを感じてもらえるような活動をしていると理解できるだろう。
こういった活動や運動を、私たちの世代で小さくても一歩づつ歩んでいけることをとても誇りに思います。
そして、
1人でも多くの方に興味を持ってもらって、この体験が日本人が日本人たる本当の豊かさに気づくことを願っています。
WATOWA INC. / WATOWA GALLERY 代表 小松隆宏
【Vol.1 Asakusa】
東京浅草にある「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」では昨年の雲ノ平AIR参加アーティストたち(7組8名)による成果展が行われます。絵画、アニメーション、アンビエントミュージック、コンテンポラリーダンス、写真、バイオアートなど、多様な視点や媒体を通して捉え直された雲ノ平の自然環境が、都市空間に新しい芸術表現の生態系を描き出します。
<参加アーティスト>
加々見太地/斎藤帆奈/Shibi/渋田薫/Soar/大東忍/只野彩佳/渡邊慎二郎
出展作家プロフィールはこちらから
https://kumonodaira.com/artist/exhibition_2023.html#artist
■参加アーティスト
Anais-Karenin & Tatsuro Murakami
村上 達郎 (Tatsuro Murakami)
ギタリスト・作曲家・サウンドアーティスト
Anais-Karenin
美術作家・研究者
岩崎 広大(Hiromasa Iwasaki)
美術作家
小林 茂太(Shigeta Kobayashi)
写真家
敷地 理(Osamu Shikichi)
ダンサー
原口 みなみ(Minami Haraguchi)
画家
秦 景子(Keiko Hata)
絵描き・アニメーション作家
渡邉 知樹(Tomoki Watanabe)
絵本作家
【Vol.2 Shibuya】
渋谷区青山にあるアートスペース「elephant STUDIO」では、2021年までの雲ノ平AIR参加アーティストたちによるグループ展が開催されます。雲ノ平で過ごした時間を消化し、身体に刻み込まれた経験を源として、どのような創造が行われるのでしょうか。この展覧会を通じて、アーティストたちの記憶が呼び覚まされ、多様な自然表現として都市の中で蘇る様子をご覧ください。
また、会場1Fではアーティストトークなどの各種イベント開催、飲食の提供を行う他、歓談スペースや雲ノ平の映像(情報)コーナーなども設置します。
<参加アーティスト>
加々見太地/斎藤帆奈/Shibi/渋田薫/Soar/大東忍/只野彩佳/渡邊慎二郎
出展作家プロフィールはこちらから
https://kumonodaira.com/artist/exhibition_2023.html#artist
■参加アーティスト
加々見太地 (Taichi Kagami)
彫刻家
齋藤 帆奈(Hanna Saito)
美術作家
shibi
画家
渋田 薫(Kaoru Shibuta
画家
soar
画家
只野 彩佳(Ayaka Tadano)
画家
渡邊 慎二郎(Shinjiro Watanabe)
美術作家
■雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラムとは
本プログラムは「アートを通じて社会と自然環境の調和をデザインする試み」として、2020年にスタートしました。通常ならば長期滞在することが困難な北アルプスの最奥地にある雲ノ平山荘でアーティストたちが生活し、日常から遠く離れた環境下で「自然」をめぐる表現を探求します。
資源の枯渇や環境危機などに揺れる現代社会において、私たちは「自然」に何を見出そうとしているのか、多様なアーティストたちの視点を通して思索を深めます。これまでの3年間で、絵画、写真、彫刻、バイオアート、アニメーション、ダンス、音楽、伝統工芸などの多分野にわたる計20名のアーティストを迎え、充実した活動を展開することができました。自分で現地まで歩く能力は必要ですが、生活面は全て雲ノ平山荘がサポートしています。
HP:https://kumonodaira.com/artist/
Instagram:https://www.instagram.com/kumonodairasanso/
■WATOWA GALLERYとは
WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今戸にローンチ。
HP: https://watowagallery.com
Instagram: https://www.instagram.com/watowagallery/
株式会社WATOWAの情報
東京都渋谷区渋谷2丁目7番4号3階
法人名フリガナ
ワトワ
住所
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目7番4号3階
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅東急東横線の渋谷駅
地域の企業
地域の図書館
法人番号
6013201017888
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/06/03
プレスリリース
榎本マリコによる展示 “Melancholia”(メランコリア)を12月
榎本マリコによる展示 “Melancholia”(メランコリア)を12月2日(土)より開催
2023年11月20月 19時
この度、アートプロデュース・コレクティブWATOWA GALLERYは、所属作家 榎本マリコの個展" melancholia”(メランコリア)を2021年「もりのなか」以来2年ぶりに開催いたします。会場にて、11月25日発売の榎本マリコ初めての作品集「空と花とメランコリー」の販売を行うほか、出版を記念して作品集の購入者には抽選で、ネオシルクプリント技法のジークレー作品を数量限定での販売を予定しています。
Alejandro.M.Lopezによる個展「ONE WITH NATURE」
2023年10月26月 13時
この度、プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 芸術家 アレハンドロ・M・ロペスによる展示をelephant studioにて2023年11月7日(火)から11月26日(日)まで開催いたします。
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 展覧会の第2弾「Diffusion of Nature 2023 土と夢」東京編を浅草・渋谷にて開催
2023年04月07月 19時
社会と自然環境の調和に思いを馳せる試みとして2020年にスタートしたグループ展この度、アートプロジェクト・プロダクションコレクティブWATOWA GALLERYは、雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 展覧会の第2弾「Diffusion of Nature 2023 土と夢」東京編 【Vol.1 Asakusa】を WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO にて2023年4月22日(土)から5月7日(日)まで、【Vol.2 Shibuya】をelephant STUDIOにて2023年5月5日(金)から5月14日(日)まで開催いたします。