沿線まるごと株式会社の情報

東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390番地

沿線まるごと株式会社についてですが、所在地は西多摩郡奥多摩町棚澤390番地になり、近くの駅は白丸駅。清水土木建設株式会社が近くにあります。所在地の気温は15度です。また、法人番号については「7013101008796」になります。
沿線まるごと株式会社に行くときに、お時間があれば「玉堂美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
エンセンマルゴト
住所
〒198-0106 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390番地
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周辺のお天気
沿線まるごと株式会社の05月01日 17時取得の天気
気温15.76度
(05月01日 17時取得:Openweathermap)
周辺の駅
4駅
JR東日本青梅線の白丸駅
JR東日本青梅線の鳩ノ巣駅
JR東日本青梅線の奥多摩駅
JR東日本青梅線の古里駅
地域の企業
3社
清水土木建設株式会社
西多摩郡奥多摩町棚澤795番地3
株式会社西都典礼
西多摩郡奥多摩町棚澤375番地
アートマンズ株式会社
西多摩郡奥多摩町棚澤375番地
地域の観光施設
2箇所
玉堂美術館
青梅市御岳1-75
東京都御岳ビジターセンター
青梅市御岳山38-5
地域の図書館
1箇所
奥多摩町立古里図書館
西多摩郡奥多摩町小丹波82
法人番号
7013101008796
法人処理区分
新規

沿線まるごとホテル「Satologue」、2025年5月25日(日)オープンの宿泊棟詳細と開業記念特別プランのお知らせ
2025年04月24月 14時
沿線まるごとホテル「Satologue」、2025年5月25日(日)オープンの宿泊棟詳細と開業記念特別プランのお知らせ
~奥多摩の自然の中で「ふるさと」を感じ、心安らぐ居場所となる宿泊棟を初公開~
全国各地で地域活性化やビジネス創出を支援する株式会社さとゆめ(以下「さとゆめ」)と、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)の共同出資会社「沿線まるごと株式会社」は、2025年5月25日(日)にオープンする 「Satologue」宿泊棟の内部について初公開します。奥多摩の豊かな自然と調和した空間やサービス、アクティビティを通じて「里の物語」を感じ、この地域がまるで「ふるさと」のように感じられる「Satologue」へ、ぜひお越しください。




(C)︎Daisuke Takashige
■2025年5月25日(日)沿線まるごとホテル「Satologue」宿泊棟がオープン
「沿線まるごとホテル」は、駅とその周辺の集落に点在する地域資源を”編集”し、地域全体を”一つのホテル”に見立てる世界観をつくりだすプロジェクトです。
2024年5月、JR青梅線「鳩ノ巣駅」と「古里駅」の中間にある、緑深い里山のいとなみを受け継ぐ場所に、このプロジェクトの中核施設となる「Satologue」のレストランとサウナを開業しました。
また、2025年1月には宿泊棟の予約受付を開始し、これまでご提供してきたサービスや施設、それを取り巻く奥多摩の素晴らしい風土などが高く評価され、この3か月間で既に100件以上のご予約をいただいています。
宿泊棟のオープンで、より長くお客さまがこの地にご滞在されることにより、時間によってうつろい行く奥多摩の自然の美しさや、静かな森に包まれる夜の空気と風の音、朝焼けに照らされた山々と小鳥のさえずりなど、自然を満喫できる癒しの空間をご体験いただけます。また、お庭のデッキでの星空観察や夜の焚き火体験など、今までご提供できなかったアクティビティなどもお楽しみいただけるようになります。
レストランでご提供する地域の食材を使用した沿線ガストロノミー(*1)や、奥多摩の木材を薪として使った本格的な薪サウナなども、宿泊のお客さま限定でご提供します。
「Satologue」での宿泊を通して、この地の歴史・文化・自然などに触れ、懐かしくも新しい「ふるさと」を感じる体験を、より深めていただくことができるようになりました。
●Satologue HP

https://satologue.com/

(*1) 沿線ガストロノミー:「ローカルガストロノミー」が、地域の風土、歴史、文化を料理で表現することであるのにもとづき、沿線地域の風土、歴史、文化を料理で表現する意味の造語
■奥多摩の自然を愛でるために設計された客室
「Satologue」のレストラン・サウナに続き、このたびオープンする宿泊棟も、瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテルguntu(ガンツウ)等を手掛ける堀部安嗣氏が設計を担当しています。
堀部安嗣氏は「すでにそこに存在している宝物のような価値あるものに気づき、それに囲まれているということを、訪れるゲストの方に感じていただきたい。」という思いのもと「Satologue」を設計しました。




(C)︎Daisuke Takashige

堀部 安嗣 氏 経歴】
1967年 神奈川県横浜市生まれ。
1990年 筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991−1994年 益子アトリエにて益子義弘に師事。
1994年 堀部安嗣建築設計事務所を設立。
2002年 第18回吉岡賞を「牛久のギャラリー」で受賞。
2016年 日本建築学会賞(作品)を「竹林寺納骨堂」で受賞。
2021年 2020毎日デザイン賞受賞。
2022年− 放送大学教授。
客室は、奥多摩の自然環境の中で心身が安らぎ寛げる空間として設計され、シンプルでミニマムな造りとなっています。木材は主に杉と椹(さわら)を使い、漆喰の壁で仕上げられ、柔らかな繭に包まれるような客室となっています。




繭に包まれるようなツインルーム                               (C)︎Daisuke Takashige
テラスは静寂な室内と四季折々の奥多摩の自然をつなげる接点の役割を担います。川のせせらぎや風の音、里山の風景を再現したお庭、対岸の木々の緑や、澄んだ山の空気を全身で感じていただける場所となっています。




奥多摩の自然を五感で感じられるテラス                            (C)︎Daisuke Takashige
部屋のお風呂では、窓の外の自然を眺めてゆっくりとリラックスした入浴をお楽しみいただけます。また、直接テラスにも出られるようになっており、多摩川の流れを聞きながら自然を感じる時間を過ごすことができます。その後は快適かつ、スタイリッシュに見えるシルエットを念頭にデザインされた、オリジナルの滞在着に着替えて、心身を奥多摩モードに。




川と自然を眺めるお風呂      (C)︎Daisuke Takashige




リラックスできる滞在着       (C)︎Daisuke Takashige
■沿線まるごとホテル「Satologue」での滞在体験
「沿線」を「まるごと」楽しめる、この土地ならではの様々な滞在体験をご用意しています。
・電車に乗って奥多摩へ
旅のはじまりは、都心から約1時間半の場所にある鳩ノ巣駅。JR青梅線車内では、沿線まるごとホテル「Satologue」までのご案内アナウンスが流れます。(*2)




JR青梅線で鳩ノ巣駅へ降り立つ                                 (C)︎Daisuke Takashige
(*2)JR青梅線列車内で、沿線まるごとホテル「Satologue」案内アナウンスを実施。
(対象列車:平日_青梅駅発[13:57]/土休日_青梅駅発[14:01]下り列車のみ一日一本、区間:古里~鳩ノ巣間)
・鳩ノ巣駅でチェックインの後は、地元に住むスタッフによる送迎で「Satologue」へ
清々しい空気の中、駅の改札の暖簾をくぐるとそこはもうホテルのロビーです。地元に住むスタッフがお出迎えし、駅でチェックイン。「Satologue」までご案内します。




奥多摩の見どころなどが掲載されたパンフレットをお渡し                     (C)︎Daisuke Takashige
・フィールド散歩と、季節ごとの地域体験
「Satologue」到着後は施設チェックインを済ませ、お部屋まで。その後は敷地内をスタッフがご案内しながら、様々な季節の体験をご提供します

薪割りや畑の野菜の収穫体験、ビオトープでの生き物観察など、奥多摩の自然を体感できる、この場所ならではの取り組みです。




四季折々の自然に触れる体験をご提供                              (C)︎Daisuke Takashige




自然の恵みを収穫                                       (C)︎Daisuke Takashige
・「Satologue」周辺を散策し、奥多摩の自然と触れ合う
敷地の周囲には、奥多摩の深い緑と木々の生い茂る自然があふれています。森林の中で深呼吸し、清浄な空気を身体いっぱいに満たして、清らかな川の流れと爽やかな風を感じ、花々の美しさを愛でながら、奥多摩の自然に癒される散策を。地域の方からこの土地のお話を聞く機会もあるかもしれません。


沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」が、ニューズウィーク日本版 SDGsアワード「最優秀賞」受賞
2025年03月11月 18時
沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」が、ニューズウィーク日本版 SDGsアワード「最優秀賞」受賞
~「地域課題賞」とのダブル受賞が決定~
沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」に取り組む「沿線まるごと株式会社」(本社:東京都西多摩郡奥多摩町、代表取締役:嶋田 俊平)は、ニューズウィーク日本版が主催するSDGsアワードの「最優秀賞」と「地域課題賞」の2部門において受賞しました。





「沿線まるごとホテル」プロジェクト
「沿線まるごとホテル」プロジェクトは、駅とその周辺の集落に点在する地域資源を”編集”し、地域全体を”一つのホテル”に見立てた世界観をつくりだすプロジェクトです。JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修、さらには地域住民を「ホテルのキャスト」として接客・運営を行うことで、「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光及び、沿線の地域活性化を図るものです。




また、2024年5月にJR青梅線「鳩ノ巣駅」と「古里駅」の中間に、プロジェクトの中核拠点である「Satologue(さとローグ)」のレストランとサウナを開業、2025年5月には宿泊棟をオープンします。築130年以上の古民家を改装したこの施設を中心に、地域に住むスタッフが地域資源の魅力を活かしたさまざまな体験を、土地の記憶を語り継ぐ「語り部」としてお客様に提供し、訪れる方の「ふるさと」を感じる滞在体験を創出します。
「沿線まるごとホテル」プロジェクトでは、10,000人が1回訪れる場所ではなく、100人が100回再訪してくれる場所を目指し、関係人口の形成と持続可能な地域づくりを推進しています。




(C)︎Kazuhiko Hakamada
■「ニューズウィーク日本版」とSDGsアワード
国際ニュース週刊誌『Newsweek』は、1933年に米国で創刊され、その日本版は1986年に創刊されました。『ニューズウィーク日本版』は、世界のニュースを独自の視点で伝え、良質な情報と洞察力のある分析を提供するメディアとして広く認識されています。
近年では、日本版オリジナルの記事を大幅に増やし、国際的な視点を取り入れた多様な報道を展開。特に、中国や韓国をはじめとするアジア情勢の分析は、ビジネスパーソンや政府関係者、専門家からも高い評価を受けています。また、日本と世界の関係を独自の視点で捉える報道姿勢にも定評があります。
テレビや新聞、ネットニュースでは得られない深い分析や多角的な視点を提供することが、『ニューズウィーク日本版』の特徴とされています。
『ニューズウィーク日本版』が主催する「SDGsアワード」は、企業のSDGsに関する取り組みを単に報道するだけでなく、メディアとして持続可能な社会の実現に貢献することを目的として、2023年春に創設されました。
2024年のアワードには全国から68社が参加し、経済、環境、脱炭素、社会、地域課題の5部門に加え、新たに「学生部門賞」を設け、合計6つの部門で優れた取り組みが表彰されました。さらに、その中から最優秀賞が選出され、受賞企業の活動を世界へ発信することで、持続可能な未来に向けた取り組みの促進が図られています。
■各賞の選定理由と評価ポイント
●「最優秀賞」
少子高齢化で地域の活力維持が心配され、あるいは存続さえ危ぶまれる声もある中で、本取り組みは、地域の持続可能性と街づくりのあり方を考えるヒントにあふれていると考え、最優秀賞に選出した。空き家を有効活用するにとどまらず、沿線一帯をホテルやレストランという施設として総合的に考える発想の転換は、SDGsが求める「変革」を呼び起こすものとして大きな可能性を感じるところだ。今後はさらに、ネイチャーポジティブやエネルギーの脱炭素など、さらなる変革へ向けた取り組みを行うことで、日本から世界に発信できるモデルを作っていくことを期待したい。
●「地域課題賞」
一度泊まってみたいと思わせる魅力的なモデルだ。都市部へ人口が流出する地域において、人を呼び戻し、田舎の良さを再確認させる仕組みを、大型施設を作らずに実現している点が素晴らしい。自治体による補助金の活用や、家屋の修繕支援を通じて空き家の有効活用を増やすことで、地域を活性化できる可能性を示している。現状では宿泊費が高めに設定されているが、ホテルのブランディング戦略の一環とも考えられる。今後、例えば学生のゼミ合宿など、異なるカテゴリーや価格帯の宿泊プランを充実させることで、さらなる発展が期待できる。この取り組みは私鉄沿線でも応用可能であり、JRの他エリアでも導入を検討してもらいたい。
■代表及び役員のコメント
●沿線まるごと株式会社 代表取締役 嶋田 俊平
(株式会社さとゆめ 代表取締役CEO兼務)




本アワードの受賞を、プロジェクトに関わる皆で喜んでいます。SDGsの本質である、環境、社会、そして経済の持続性を一体的に実現すること、そのどれか一つでも疎かにしてしまうと我々の事業どころか、地域そのものが立ち行かなくなる。そう考えながら、コンセプトの着想から5年かけて、丁寧に事業を構築してきました。2025年5月には、いよいよ宿泊棟も開業し、全世界から沢山のお客様がお越しになります。本アワードに恥じないよう、全力で事業を運営してまいります。
●沿線まるごと株式会社 取締役 会田 均
(東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社 地域共創部 マネージャー兼務)




東京の秘境の小さな里山で、持続可能な地域づくり・生きていく術を産学官地の皆で考え創ってきました。無人駅や空き家の活用、環境負荷の少ない移動手段(電車、電動トゥクトゥク等)、地のモノの食材利活用、奥多摩本来の自然のビオトープとサウナ、移住と雇用…等々。SDGsの要素は沢山散りばめられていますが、難しく考えるのではなく、身近な愛すべきものを愛するということを感じていただける場所になっていますので、里の一人となる体験を楽しみにしてSatologueへお越しください。来訪の皆さまとも共に、沿線地域がまるごと一つのホテルとなる世界を創っていきたいです。
■「沿線まるごとホテル」プロジェクトに携わる方々からのコメント(※順不同)
●Satologue設計:堀部 安嗣[ほりべやすし] 氏
(堀部安嗣建築事務所 代表)




戦後昭和は、急増する人口の受け皿として建築をはじめ多くの人口物を大量に作り続けました。しかし今は人口も減少して空き家率も4件に1件という状況で、あきらかに供給過多となっています。これからの建築に求められるのは、この数十年につくられた大量のストックを活かしてゆくことであり、傷めた自然を治癒してゆくことだと思います。
その考えで作ったこの建築を今回の受賞で高く評価いただいたことは大きな励みとなりました。

Satologueブランド設計:巽 奈緒子 氏
(株式会社グッドステップス 代表CEO)




このプロジェクトを通して一つの地域に長く関わる中で、名もなき風景に宿る情緒や、人とのたわいもない会話に何度となく癒され勇気づけられました。「定番観光スポット」でも「感動の絶景」でもなく、ただ地域のありのままのくらしやいとなみの中にある本質的な美しさに気づくことは、旅の醍醐味だと感じます。決してオーバーツーリズムを生むことなく、地域へのリスペクトを前提として、細く永くそして楽しく続いていくような人と地域の関係性が生まれるきっかけになればと願い、ブランド設計に携わりました。
●Satologueランドスケープデザイン:彌永 秀一 [やながしゅういち]氏
(株式会社 空庭 代表取締役)




山と川の狭間で自然の恵みを都市に送りながら育んできた歴史が奥多摩にはあります。多くの恵みを享受してきたことへのささやかな返礼のように、養魚場だった頃に使われていた敷地内の水路に再び水を流しながら人工物を自然に復していく試みをホテル内の庭で進めています。ここで滞在する事も労働する事も等しく自然への感謝を表現する場となる事を願っています。
●Satologueビオトープ造成協力:久保田 潤一 氏
(特定非営利活動法人 NPO birth 自然環境マネジメント部 部長)




今回の受賞は、時代の大きな変化を実感する瞬間となりました。これまで支える側にあった生物多様性などSDGsのテーマが、ついに主役として前面に立つ転換点を迎えたのだと思います。そして、その流れをSatologueはさらに力強く牽引していくと期待しています。この意義深いプロジェクトに関われて幸せです。
●Satologue沿線まるごとコンシェルジュ*:わさびブラザーズ 角井 仁 氏・角井 竜也 氏




この度はSDGsアワード2部門の受賞、誠におめでとうございます。
活動初期から皆さまが協力してレストランや庭を作り上げる姿に感動し、この仕事に携われたことを誇りに思い

沿線まるごとホテル「Satologue」、宿泊棟オープン日程と宿泊予約開始のお知らせ
2025年01月23月 14時
沿線まるごとホテル「Satologue」、宿泊棟オープン日程と宿泊予約開始のお知らせ
2025年5月25日(日)グランドオープン、2025年1月23日(木)より宿泊予約受付開始!

(C)Daisuke Takashige
沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」に取り組む「沿線まるごと株式会社」(本社:東京都西多摩郡奥多摩町、代表取締役:嶋田俊平)は、プロジェクトの中核施設 「Satologue」の宿泊棟オープン日を2025年5月25日(日)に決定し、2025年1月23日(木)より宿泊棟の予約受付を開始します。
■「沿線まるごとホテル」プロジェクトと中核施設「Satologue」
「沿線まるごとホテル」プロジェクトは、駅とその周辺の集落に点在する地域資源を”編集”し、地域全体を”一つのホテル”に見立てた世界観をつくりだすプロジェクトです。2025年1月には、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)グループの企業広告「明日のDESIGN。」(*1)の舞台として取り上げられ、地域の魅力を引き出し、高め、地域の人や企業と連携し、唯一無二の価値を作り出す地方創生事業として、各メディアからも注目を集めています。
プロジェクトの中核拠点である「Satologue」は、JR青梅線「鳩ノ巣駅」と「古里駅」の中間、深い緑と清らかな水が流れる昔ながらの里山の風情が残る場所に、2024年5月 レストラン・サウナを開業しました。(*2)これまでに延べ3,000人のお客さまをお迎えし、都心から日帰りで楽しめる場所にありながら、奥多摩の自然を五感で感じる体験ができる施設として、大変ご好評をいただいています。
そしてこのたび、2025年5月25日(日)に宿泊棟をオープンすることが決定しました。これまではレストラン・サウナ共に日帰りでのサービスをご提供していましたが、ご宿泊いただくことで、この地の歴史・文化・自然などを通じて「ふるさと」を感じる滞在体験をより深めていただくことができるようになります。
地域の食材を使用し、奥多摩の食文化をもとに新たな価値を吹き込んだお食事と、豊かな自然に包まれるサウナ体験、お部屋のテラスで爽やかな空気と川を望む景色を堪能しながら、静かな時の流れの中でゆっくりと寛いでいただける非日常の空間を提供します。
また、地域で活動している様々な事業者の方々と連携し、より奥多摩を楽しんでいただけるアクティビティなどもご紹介していく予定です。
(*1) 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)グループ企業広告「明日のDESIGN。」公式サイト

https://www.jreast.co.jp/ashitanodesign/

(*2)2024年5月13日配信 プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000127030.html

■建築設計担当は堀部 安嗣(Yasushi Horibe)氏
Satologueのレストラン・サウナに続き、今回オープンする宿泊棟も、瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテルguntu(ガンツウ)等を手掛ける堀部安嗣氏が設計を担当。堀部氏は、「すでにそこに存在している宝物のような価値あるものに気づき、それに囲まれているということを、訪れるゲストの方に感じていただきたい。」という思いのもと「Satologue」の施設を設計しています。

(C)︎Daisuke Takashige
1967年神奈川県横浜市生まれ。1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991−1994年益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年第18回吉岡賞を「牛久のギャラリー」で受賞。2016年日本建築学会賞(作品)を「竹林寺納骨堂」で受賞。2021年2020毎日デザイン賞受賞。2007年−京都造形芸術大学大学院教授。2022年−放送大学教授。
●やさしく包み込まれる繭のような宿泊空間
奥多摩の自然を愛でるために設計された客室空間では、テラスに出て川の音や鳥のさえずり、木々を揺らす心地よい風などを感じて、時に厳しくも美しい奥多摩の自然をゆったりと味わってください。
また、柔らかい繭のような白いボールト天井のある居間と寝室空間は、旅人の心が落ち着き安心して帰れる居場所となっています。

宿泊棟室内イメージ

Satologueから望む多摩川支流の流れ                                (C)︎Daisuke Takashige
■沿線まるごとホテル「Satologue」ならではの宿泊体験
短い滞在時間となる日帰りではなく、ゆっくりと宿泊いただくことで、この土地の奥深い歴史・文化・人々の営みをより深く感じ、満喫していただくことができるようになりました。
都心から約1時間半、渓谷や木々の緑の間を走るJR青梅線からホームに降り立つと、都会の喧騒を忘れる静けさと清々しい空気を感じます。「沿線まるごとホテル」では、無人駅がホテルのフロントとなり、地域全体でお客さまをお迎えします。

無人駅でチェックイン  (※写真はイメージです)                        (C)︎Daisuke Takashige
ディナーは「Satologue」のレストランにて、地域由来の食材を生かした沿線ガストロノミー(*3)をご堪能いただけます。都内から地域に移住したシェフが、奥多摩の自然やこの地で育まれた食文化に新しい価値を加え、それらを料理に込めてご提供します。

沿線ガストロノミーで地域のストーリーを提供                          (C)︎Daisuke Takashige
ディナーの後は、貸し切りサウナでリラックスしていただくのも楽しみのひとつです。ヒノキの香りに包まれながら薪のパチパチと燃える音を聞き、じっくりと汗をかいた後は川の水を引いた水風呂でクールダウン。ポンチョを羽織って星空を眺め、木々を抜ける風を感じる外気浴なども、ここでしか味わえない体験です。五感を通した「木」と「水」と「空気」を、全身でお愉しみ下さい。

風土とつながる薪サウナ                                     (C)︎Daisuke Takashige
デッキでは、焚き火を囲みながらゆっくりと川を眺め、リラックスしていただく体験なども予定しています。川のせせらぎや、虫の声に耳を澄ましながら、焚き火の炎を眺めるリラックスした空間をご提供します。

焚き火の炎を囲み、自然の音に耳を傾ける                            (C)︎Daisuke Takashige
朝の奥多摩の清々しい空気の中でシェフが腕によりをかけた朝食を召し上がった後は、電動トゥクトゥクや電動アシスト自転車などをレンタルして、近隣の集落ホッピングなどもおすすめです。

電動トゥクトゥクで集落ホッピング                               (C)︎Kazuhiko Hakamada
地域に住むスタッフが、地域資源の魅力を活かしたさまざまな体験を、土地の記憶を語り継ぐ「語り部」としてお客様に提供し、「ふるさと」を感じる滞在体験を創出します。

地域の見どころをご案内するツアーなども予定                         (C)︎Kazuhiko Hakamada
(*3) 沿線ガストロノミー:「ローカルガストロノミー」が、地域の風土、歴史、文化を料理で表現することであるのにもとづき、沿線地域の風土、歴史、文化を料理で表現する意味の造語
■2025年5月25日(日)より、宿泊棟グランドオープン
このたび、2025年5月25日(日)の宿泊棟オープンを記念して、お得な開業記念特別プランをご用意しました。
<開業記念特別プラン>
奥多摩の自然・文化・歴史を五感で体験する「Satologue」の宿泊棟を、いち早くお得にご利用いただける「開業記念特別プラン」です。
・宿泊期間:2025年5月25日(日)~2025年8月31日(日)
・料金:ツイン 1名様 38,500円(税込)~ ※1室2名利用時/夕朝食・サウナ付き
・予約方法:2025年1月23日(木)14:00から下記URLにて受付開始

https://satologue.com/

・問い合せ先:admin@satologue.com
※料金は日にちによって変動します。
※定員に達し次第、本プランは終了となります。

(C)Daisuke Takashige
■現在ご提供中のサウナ・レストラン期間限定メニューは2025年3月末まで!
こちらもご予約をお待ちしています!
昨年5月から宿泊棟に先行してオープンし、皆様にご好評をいただいているサウナ・レストランの期間限定メニューは、2025年3月31日(月)で終了とさせていただきます。
是非この機会にご予約ください!
【レストラン】奥多摩の自然を感じていただける沿線ガストロノミーに、フレンチのエッセンスを加えた期間限定のランチコース
・営業時間  11:00~15:15 [午前の部]11:00-12:45 [午後の部]13:30-15:15
・コース料金 5,500円(税込)+ドリンク別
※完全予約制
※お食事前の15分間、ご希望のお客様にSatologueの敷地内をご案内するフィールド散歩をご提供します。

(C)Daisuke Takashige

(C)Kazuhiko Hakamada
【サウナ】奥多摩の木材を薪として利用した薪サウナ、川から引いた水を使用した水風呂、木々に囲まれた外気浴。この地にある「薪」「水」「空気」を全身で楽しみ、奥多摩の風土に浸れる期間限定の貸し切りサウナメニュー
・営業時間   9:00-15:30
・サービス料金
1.半日コース [午前の部] 9:00-12:00 [午後の部] 12:30-15:30
22,000円(税込)/2名まで(3名以上の場合は、追加7,700円(税込)/1名)
2.一日満喫コース  9:00-15:30
44,000円(税込)/2名まで(3名以上の場合は、追加15,400円(税込)/1名)
※完全予約制

(C)Daisuke Takashige

(C)Kazuhiko Hakamada
●サウナ・レストランの詳細・ご予約はこちらから

https://satologue.com/

施設概要
「Satologue」
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤 1
交通手段:JR 青梅線「古里」駅 徒歩15分 / JR 青梅線「鳩ノ巣」駅 徒歩20分
※JR青梅線「鳩ノ巣駅」には電動トゥクトゥク、電動アシスト自転車を設置しておりますので、地域を周遊しながらSatologueまでお越しいただけます。
駐車場:あり *台数に限りがあります。
施設構成:客室(ツインルーム4室)、ラウンジ、レストラン、サウナ(全禁煙)
問い合わせ先:電話 0428-85-8190  MAIL admin@satologue.com
HP:

https://satologue.com/


【沿線まるごと株式会社 会社概要】
全国で地方創生事業を手掛ける株式会社さとゆめが、JR東日本スタートアップ株式会社の展開する「JR東日本スタートアッププログラム2020」に応

東京都心から60分。あしたは手ぶらで遊びに行こう!青梅・奥多摩の「冬」を感じるツアーを開催 魅力あふれる青梅・奥多摩ならではの体験を
2024年12月05月 14時
~「沿線まるごと宇宙教室」「ガ酒(しゅ)トロノミー -Sake&Gastronomy-」~「沿線まるごとホテル(Satologue)」を手掛ける沿線まるごと株式会社(以下:沿線まるごと社)は青梅・奥多摩エリア(東京アドベンチャーライン周辺)への観光流動促進を目的としたツアーを実施します。今回は、各事業者のほか、青梅市・奥多摩町・青梅市観光協会・奥多摩観光協会と連携して、Suicaを含む各種データ分析で得られた知見に基づきツアーを企画し、モニター価格で販売します。
冬の星空観測×沿線ガストロノミーで青梅・奥多摩の夜を満喫していただける「沿線まるごと宇宙教室」と、沿線の歴史ある酒蔵×沿線ガストロノミーの特別なペアリングをお楽しみいただける「ガ酒(しゅ)トロノミー -Sake&Gastronomy-」の2つのツアーをご用意しています。一部ツアーには中国(台湾)語の通訳ガイドも同行します。ぜひこの機会に青梅・奥多摩の冬ならではの魅力をご体感ください。
秘境スポットにおける既存観光資源の磨き上げ、ならびに新規観光資源の開発により、「すでにそこにあるもの」をありのまま楽しんでいただける体験を提供します。

沿線宇宙教室

<ツアー1>「沿線まるごと宇宙教室」について
◎概要
青梅・奥多摩は東京都心から電車で約60分という利便性の良さにも関わらず、豊かな自然が広がる地域です。都心とは対照的に人口の明かりが少ないため、星空観測に最適な場所とされています。今回は宇宙に関する教育・エンタメ事業を手掛ける事業者「うちゅう」と連携し、青梅・奥多摩の星空を余すところなくご堪能いただけるナイトタイムツアーをお届けします。

沿線宇宙教室

■実施日 :
1.ファミリーにおすすめ「親子で学ぼう宇宙体験ツアー」
2025年1月11日 (土)
2.カップル・夫婦におすすめ「星空のRELAXNIGHT」
2025年1月18日 (土)
3.ご年配の方におすすめ「地酒を星空に酔いしれる夜」
2025年1月25日 (土)
※宇宙教室や星空観察の内容は、開催日によって異なります。事前にご確認の上お申込みください。
■募集人数:各8名(先着順)
■代金:10,000円(税込)/1名
■発売開始:2024年12月5日 (木) 13時
■詳細・申込み:(株)リクルートが運営する「じゃらん」内

沿線宇宙教室

Satologueページの「プラン」より
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000227320/activity_plan/
※左記の二次元バーコードからもURLへアクセス可能です。

沿線宇宙教室

■行程イメージ:
15:50 JR古里駅に集合
16:20 集落散策をしながらSatologue着・オリエンテーション後、宇宙教室開催
17:30 お食事「宇宙食×地域食ガストロノミー」
19:00 星空観察
20:10 Satologueにて解散
※1回のお申込み上限数は開催日によって異なります。小学生以上有料、代金は大人・子供一律です。
※未就学児は人数に含まず、無料でご参加いただけますが、お料理の提供はございません。
※時刻等は変更になる場合があります。また、鉄道の運行状況によって内容変更等が生じる可能性があります。
※雨天決行、荒天中止です。雨天用の企画もご用意しています。中止の場合のみご連絡いたします。
※モニター価格での販売のため、ツアー終了時、アンケートにご協力いただきます。
※その他の詳細については、詳細・申込みURLをご参照ください。
◎「沿線まるごと宇宙教室」の魅力

沿線宇宙教室

■集落散策
初めて青梅・奥多摩エリアに訪れる方にも、地域の「ありのまま」をお楽しみいただけるよう、古里駅からSatologueまでの「おさんぽマップ」をご用意しております。青梅・奥多摩地域の暮らしを思い浮かべながら、地元ガイドとともにのんびりSatologueへお越しください。 
      
■宇宙食×地域食
Satologueのレストラン時帰路(TOKIRO)では、青梅・奥多摩の自然や暮らしを食で体感できる「沿線ガストロノミー」を提供しています。今回は、地域の豊かな自然からいただいた食材のほか、実際に宇宙飛行士へ提供されている宇宙食も使用した、オリジナルメニューをご用意しています。青梅・奥多摩と宇宙のつながりを感じながら、本ツアー限定のコース料理をお楽しみください。
<ツアー2>「ガ酒(しゅ)トロノミー -Sake&Gastronomy-」について

沿線宇宙教室

◎概要
東京アドベンチャーライン唯一の酒蔵「小澤酒造」の歴史や醸造されているお酒の魅力を、まるごとご体感いただけるツアーです。「小澤酒造」では奥多摩の名水を使用して日本酒を醸造しています。杜氏をはじめ職人の皆さまが想いを込めて造った美酒とともに、青梅・奥多摩のガストロノミーをお楽しみください。
■実施日 :
1.酒粕に興味がある方におすすめ「ワークショップ『甘酒』編」
2025年1月17日 (金) 、2月2日 (日)
2.美容に興味がある方におすすめ「ワークショップ『美容』編」
2025年1月24日 (金)、 2月9日 (日)
3.中国語(繁体字)通訳同行・中国(台湾)の方におすすめ
「Sake&Gastronomy編」
2025年2月7日 (金)

沿線宇宙教室

※酒粕ワークショップの内容は、開催日によって異なります。事前にご確認の上お申込みください。
■募集人数:各8名(先着順)
■代金:10,000円(税込)/1名
■発売開始:2024年12月5日 (木) 13時
■詳細・申込み:(株)リクルートが運営する「じゃらん」内Satologueページの「プラン」より

沿線宇宙教室

https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000227320/activity_plan/ ※左記の二次元バーコードからもURへアクセス可能です。

沿線宇宙教室

■行程イメージ:
10:40 JR沢井駅に集合 小澤酒造に移動後、酒蔵見学
11:20 庭園散策
11:40 酒粕ワークショップ
12:30 小澤酒造発
12:41 JR沢井駅発 青梅線下り列車に乗車
12:56 JR古里駅着 集落散策をしながらSatologueへ
13:30 お食事「地酒×沿線ガストロノミー」
15:45 Satologueにて解散
※1回のお申込みで、2名までお申込み可能です。20歳未満の方のお申込みはできません。
※当日は年齢確認を行います。本人確認書類をご持参ください。
※時刻等は変更になる場合があります。また、鉄道の運行状況によって内容変更等が生じる可能性があります。
※雨天決行、荒天中止です。中止の場合のみ、メールかお電話にてご連絡いたします。
※モニター価格での販売のため、ツアー終了時、アンケートにご協力いただきます。
※その他の詳細については、詳細・申込みURLをご参照ください。
◎「ガ酒(しゅ)トロノミー -Sake&Gastronomy-」の魅力

沿線宇宙教室

■地元ガイドによる「酒粕ワークショップ」
青梅・奥多摩に詳しい地元ガイドをお招きし、小澤酒造の酒粕を使った酒粕ワークショップを開催します。酒粕は、米が「発酵の旅」を歩むなかで蓄えた栄養と、日本酒になるまでの記憶が詰まっていますので、このワークショップで魅力を余すところなく堪能していただけます。
■地酒×沿線ガストロノミー

沿線宇宙教室

今回のツアーのために、Satologueのお食事に合わせて、小澤酒造が3種類のお酒を厳選しました(=ガ酒(しゅ)トロノミー)。冬は、日本酒の仕込みが本格化するシーズン。小澤酒造の新酒をはじめ、ここでしか味わえないペアリングを、1日の想い出とともにお楽しみください。
■中国語(繁体字)ガイドが同行
今回は日本にお住いの中国(台湾)ご出身の方や、日本への旅行を検討している中国語(繁体字)圏在住の方にも青梅・奥多摩の魅力をご体感いただくために、2/7(金)の回には通訳ガイドが同行します。
本ツアーにおける連携事業者概要
■ツアー造成の背景
2024年度において沿線まるごと社、青梅市、奥多摩町、一般社団法人青梅市観光協会、一般社団法人奥多摩観光協会、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社リクルート、株式会社ブログウォッチャーが共同し、青梅・奥多摩エリアの観光促進を目的とした事業を展開しています。
今回はJR東日本が保有する「Suicaデータ」、リクルート社が保有する「じゃらんnet」の観光データ、ブログウォッチャー社が保有する「おでかけウォッチャー」の人流データ等から、青梅・奥多摩エリアの現状を分析し、これにより得られた示唆に基づいてツアーを造成しました。
■株式会社うちゅう(代表取締役 共同創業者 CCO 兼 iCEO:宇宙 星太郎)

沿線宇宙教室

子どもたちに向けて宇宙分野に関する教育事業、エンタメ事業、教育旅行事業、ハイブリッドロケットエンジン販売事業などを手掛けています。フロンティアに挑むマインドセットを持った人材=「うちゅう型人材」を育成することで、宇宙市場・宇宙産業の拡大を目指しています。
公式HP:https://uchu-next.space
■小澤酒造株式会社(代表取締役社長:小澤 幹夫)

沿線宇宙教室

青梅市沢井で1702年(元禄15年)に創業し、300年以上の歴史を持つ老舗の蔵元です。代表銘柄「澤乃(さわの)井(い)」は、豊かな水が沢となって流れる様子から名付けられた「沢井」という地名に由来しています。酒蔵にはカフェやお食事処が併設されており、観光客や地元の方々に憩いの場を提供しています。
公式HP:https://www.sawanoi-sake.com/ 
※本プレスリリース内の画像はすべてイメージです
会社概要
【沿線まるごと株式会社】
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390
代表者代表取締役: 嶋田 俊平
設立:2021年12月
事業内容:地域観光事業(地域ガイド運営・地域体験運営)、小売り・eコマース事業(地産品販売)、その他サービス事業(伴走型地域課題解決コンサルティング)など
URL:https://marugotohotel-omeline.com/ 
備考:2023年に第7回ジャパン・ツーリズム・アワード「国土交通大臣賞」および「学生が選ぶアワード賞」を受賞。2025年12月には日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社【2025年度版】」に選出。
Satologue施設公式HP:https://satologue.com/ 
【東日本旅客鉄道株式会社】
所在地:東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
代表者代表取締役:喜㔟 陽一
設立:1987年4月
事業内容:旅客鉄道事業、旅行業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業など
URL:https://www.jreast.co.jp/ 

2024年5月16日(木)沿線まるごとホテル「Satologue」開業!
2024年05月13月 18時
~奥多摩の「里の物語」を紡ぐ レストラン・サウナの全容を初公開~全国各地で地域活性化やビジネス創出を支援する株式会社さとゆめ(以下「さとゆめ」)と、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)の共同出資会社「沿線まるごと株式会社」は、沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」の中核となる施設 「Satologue」のレストラン及びサウナを、2024年5月16日(木)にオープンします。

奥多摩里の物語

「Satologue」はJR青梅線 鳩ノ巣駅・古里駅の間に位置しており、地域の歴史・文化・自然や、そこに住まう人々の営みといった「里の物語」を、空間やサービス、アクティビティの中で感じていただき、この地域がお客様にとって「ふるさと」のような存在になって欲しいという想いを込め、このたび開業します。
今回、宿泊棟に先立ちオープンするのは、奥多摩の食材を使った沿線ガストロノミー(*1)を提供するレストラン「時帰路(TOKIRO)」と、林業で栄えた奥多摩の地の記憶をつなげる薪サウナ「風木水(FUKISUI)」です。これらは瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテルguntu(ガンツウ)等を手掛ける堀部安嗣(ほりべ やすし)氏が設計を担当しました。
(*1) 沿線ガストロノミー:「ローカルガストロノミー」が、地域の風土、歴史、文化を料理で表現することであるのにもとづき、沿線地域の風土、歴史、文化を料理で表現する意味の造語
●「Satologue」建築設計担当 堀部 安嗣(ほりべ やすし)氏

奥多摩里の物語

堀部 安嗣(ほりべ やすし)氏
 
1967年神奈川県横浜市生まれ。1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991−1994年益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年第18回吉岡賞を「牛久のギャラリー」で受賞。2016年日本建築学会賞(作品)を「竹林寺納骨堂」で受賞。2021年2020毎日デザイン賞受賞。2007年−京都造形芸術大学大学院教授。2022年−放送大学教授。
堀部氏は「すでにそこにある価値のあるものを見つめ、それらに気付くことのできる環境を作り出すのが、これからの建築の大きな役割である」という思いのもと、「Satologue」の設計を重ねられました。古い木造家屋をレストランに改修し、敷地内にあった倉庫を改築して薪サウナとして甦らせ、水風呂には清らかな川の水を引き込んでいます。この奥多摩の自然を五感で感じられる設計により、“すでに存在する宝物に囲まれていたことに気付く体験”をご提供します。
レストラン「時帰路(TOKIRO)」
古民家を改修し、「奥多摩の”時”を語るレストラン」として開業する「時帰路(TOKIRO)」は、屋外と室内を極力隔てることのないよう庭側に大きな窓を設置し、眼前に広がる豊かな自然を眺めながら、奥多摩や青梅由来の食材を使った「沿線ガストロノミー」をお楽しみいただけます。

奥多摩里の物語

「時帰路(TOKIRO)」室内
●古民家での暮らしに想いを馳せ、奥多摩の借景を楽しむ
床座で暮らすことを前提とした日本の伝統的な家屋を生かし、目線の高さで借景を楽しむことができる設計になっています。窓に沿ったカウンター席からは、目の前に広がる奥多摩の山々とビオトープ、その下を流れる多摩川の清流をご覧いただけます。

奥多摩里の物語

カウンター席
多摩川の流れに沿う形で、カウンター席の両隣には、椅子座のテーブル席と半個室を配置し、各空間から異なった奥多摩の自然の風景を切り取っています。
室内は杉、桧、椹(さわら)、栗などの日本で昔から使用されてきた木材を用い、シンプルで落ち着いた空間を目指しています。

奥多摩里の物語

半個室席                        テーブル席

奥多摩里の物語

レストラン外観
●沿線ガストロノミー
「時帰路(TOKIRO)」では、シェフが奥多摩の自然と地域に向き合い、土地のストーリーを料理に込めた「沿線ガストロノミー」をご提供します。
フレンチベースの調理法で表現したメニューの品々は、多摩川上流域の豊かな水で育ったワサビや新鮮な川魚、地元で収穫した柚子など地域の食材をふんだんに使用しています。今後は敷地内の畑でシェフが育てた新鮮な野菜やキノコなども使っていく予定です。
また、鹿のハツ、産卵後やヒレが傷ついたヤマメ、小ぶりの治助芋(じすけいも)など、地域で売れずに捨てられてしまうような食材に新たな価値を吹き込み、自由で新しく、そしてどこか懐かしくなるような食の体験をご提供します。
レストランで提供するドリンクは小澤酒造やVERTERE等、青梅・奥多摩ゆかりの酒蔵・醸造所で作られたお酒なども取り揃えており、地域のおいしさを存分にお楽しみいただける内容となっています。
 ※季節や材料の入荷状況により、メニューの内容が変更になることがあります。

奥多摩里の物語

沿線ガストロノミー
サウナ「風木水(FUKISUI)」
コンクリートの倉庫を改修し、街中ではほとんど体験できない薪サウナとして生まれ変わった「風木水(FUKISUI)」は、奥多摩を肌身で感じ、風土とつながるサウナです。林業で栄えた歴史を持つこの地の薪を使用した薪サウナ、川から引き込んだ水を利用した水風呂、緑につつまれた外気浴。この地にある素晴らしいサウナの要素「薪」「水」「空気」を全身で楽しめるこのサウナで、奥多摩の風土に浸り自然とつながる清々しいひとときをお過ごしください。この薪サウナで地場の木材を消費し、この地の林業の営みに参加するということも、「風木水(FUKISUI)」の存在意義の一つとなっています。

奥多摩里の物語

「風木水(FUKISUI)」サウナ内部

奥多摩里の物語

水風呂                         ロウリュ

奥多摩里の物語

外気浴フィールド                    サウナ外観
●サウナ後は特製のサウナ飯をラウンジで
薪サウナでしっかりと汗を出し、水風呂と外気浴でリラックスしていただいた後は、レストラン1階のラウンジで庭のハーブなどを使ったオリジナルドリンクをご提供します。また、オプションで追加できる地場の川魚などの新鮮食材を使用したハンバーガーもお召し上がりいただけます。
ラウンジには、奥多摩で活動する「おくたま文庫」が選書した「人の“ふるさと”」をテーマとした様々な書籍などもご用意しています。森や木とのつながり、土地とのつながりに想いを馳せながら、ゆったりくつろぎのひとときをお楽しみください。

奥多摩里の物語

1Fラウンジ                       サウナ飯:ヤマメ照り焼きバーガー
ランドスケープと周囲の自然環境をめぐるフィールド散歩
「Satologue」の敷地内にあるランドスケープデザインは、土地の植生や歴史を踏まえた作庭を得意としている彌永秀一(やなが しゅういち)氏が担当。養魚場が営まれていた時に機能していた給水設備や生簀を再生し、川から引いた流水を利用しています。奥多摩のわさび農家の方などにもご協力いただきながら手積みのワサビ田やビオトープ、畑なども造成しています。
また、生態系調査のプロフェッショナルと共に、「Satologue」の敷地が奥多摩の動植物にとっても健やかな居場所となるよう、ユニークなフィールド作りを目指しています。

奥多摩里の物語

ランドスケープ

奥多摩里の物語

ワサビ田                        野菜を育てている畑
●自然環境を体感するフィールド散歩
午前中のお食事の回をご予約いただいたお客様には、お食事が始まる前の11:00から15分間、この地域に暮らすスタッフがフィールドをご案内します。敷地内に自生している草木や、たい肥から手作りし無農薬で育てている野菜畑、清らかな水が流れるワサビ田や地域の生態系を大切にしたビオトープなど、奥多摩の自然にふれられる体験をご提供します。

奥多摩里の物語

ビオトープ
地域へ移住し「Satologue」で働くスタッフ
奥多摩の記憶をつないでいく語り部として、「Satologue」で働くのは、都内から移住してきた若い4人のスタッフです。
レストラン「時帰路」のシェフ、駒ヶ嶺 侑太(こまがみね ゆうた)と高波 和基(たかなみ かずき)は、もともと調理師専門学校時代の友人同士でしたが、このプロジェクトに参画するために青梅市に移住。地域の方々から郷土料理を学んだり、畑で作物を育てたりしながら、二人が経験を積んできたフレンチの調理法をベースに食文化の継承に挑戦しています。また、地域で捨てられてしまう食材を生かし、美味しい料理に変えていくことで、料理人としての役割も見出しています。
レストランやサウナでサービスを担当するのは、秋山 拓実(あきやま たくみ)と末水 ゆかり(すえみず ゆかり)です。奥多摩に移住し、かねてから興味を持ち活動していた地域活性化の取り組みや、一流ホテルで培った接遇などを生かし、お越しいただくお客様にホスピタリティ溢れる心地よい空間と、心に残るサービスをご提供します。
料理の味やコミュニケーションだけでなく、地域のストーリーも含めてお客様に楽しんでいただけるような施設を目指し、この4人のスタッフが皆様をお待ちしています。

奥多摩里の物語

Satologueスタッフ(左から秋山、高波、駒ヶ嶺、末水)
5月13日(月)開催「オープニングレセプション」について
「Satologue」開業に先立ち、5月13日(月)に関係者の方々をお招きして開業レセプションを開催しました。
当日は地域の代表や「Satologue」開業までにご尽力いただいた関係者の方々をお招きし、各施設のご紹介、また立食形式での会食を行いました。

奥多摩里の物語


奥多摩里の物語

●「Satologue」開業にあたって来賓及び、各社代表コメント
・青梅市長 大勢待 利明(おおせまち としあき) 様より
このたびは、沿線まるごとホテル「Satologue」のご開業、誠におめでとうございます。
貴社のプロジェクトは、地域の魅力を再発見するマイクロツーリズムを活性化することなどを目的とされており、本市といたしましても、その取り組みに大きな期待を寄せているところでございます。
また偶然にも、この記念すべき2024年は、青梅線が開通してから130周年に当たる節目の年にもなります。この事業が無事に”軌道に乗り”、この施設から青梅線全体へと”繋がって”、地域の活性化に向けて”走り続けて”いただければと考えております。これからますますのご発展をお祈り申し上げます。
・奥多摩町長 師岡 伸公(もろおか のぶまさ) 様より
本日は沿線まるごとホテル「Satologue」の開業、本当におめでとうございます。
地元に住んで、この景色を何百回と見ておりますが、改めてここから外を眺めてみると初めて見る景色のようにも思い、感慨深いものがあります。
事業者の皆さん、地元の皆さん、そして自治体が一緒になって走っていくことにより、今後もより一層地域が発展していくように尽力していきたいと思っています。是非、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
・東日本旅客鉄道株式会社 執行役員 八王子支社長 内田 英志 (うちだ ひでじ)より
2018年に「東京アドベンチャーライン」と命名してから沿線地域の皆さまと共に青梅線の活性化を図ってまいり、2021年12月に「沿線まるごと株式会社」を設立し、Satologue第一弾開業を迎えることができました。沿線を一つのホテルに見立てた「沿線まるごとホテルプロジェクト」を、これまで同様に沿線地域の皆さまと共に歩を進め、来訪いただくお客さまへ東京アドベンチャーラインの魅力を感じていただくと共に、他のローカル線活性化のモデルとなるように引き続き尽力してまいります。
・沿線まるごと株式会社 代表取締役 嶋田 俊平(しまだ しゅんぺい)より
沿線まるごとホテルの構想が生まれてから4年、地域を想う住民、事業者、自治体の皆様との交流と対話の積み重ねの中から、Satologueというブランド、「里とつむぐ、物語。」というタグラインが生まれました。我々の施設やサービスがきっかけとなって、青梅線沿線がお客様にとっての「ふるさと」になることを願っています。そして、この新しい「ふるさとづくり」のムーブメントが全国に広がる、そんなモデルになれるよう事業に向き合ってまいります。
ご予約と施設概要について
●ご予約について
・ご予約可能期間:2024年5月16日(木)~ 宿泊棟開業まで
・ご予約方法  :https://satologue.com/よりご予約ください。
●施設概要
「Satologue」レストラン/サウナ
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤 1
交通手段:JR 青梅線「古里」駅 徒歩15分 / JR 青梅線「鳩ノ巣」駅 徒歩20分
     *鳩ノ巣駅には電動アシスト自転車(HELLO CYCLING)を設置しておりますので、地域を周遊しながらレストランまでお越しいただけます。
駐車場:あり *台数に限りがございます。
席数:レストラン 22席 / サウナ 利用人数定員4名(レストラン/サウナ 全禁煙)時間:レストラン 11:00~15:00 / サウナ 9:00~15:30
料金:レストランコース 5,500円(税込)+ドリンク別
   サウナ 平日利用 22,000円(税込)2名まで
                    ※3名以上の場合は+追加7,700円(税込)/1名               
       土日祝日利用 24,200円(税込)2名まで
                     ※3名以上の場合は+追加8,800円(税込)/1名
*宿泊棟開業後は、サウナのご利用は宿泊のお客様限定となりますので、この機会に是非ご利用ください!
休業日:火曜日・水曜日(祝日の場合は休業日が変更になります)
問い合わせ先:0428-85-8190
HP:https://satologue.com/

奥多摩里の物語

【沿線まるごと株式会社 会社概要】
全国で地方創生事業を手掛ける株式会社さとゆめが、JR東日本スタートアップ株式会社の展開する「JR東日本スタートアッププログラム2020」に応募し、「沿線まるごとホテル」の取り組みが採択されました。
その後、JR東日本スタートアップ株式会社とともに、JR青梅線にて、沿線自治体(青梅市、奥多摩町、小菅村、丹波山村)や地域住民・事業者を巻き込んで、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体を一つのホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」のサービス開発に取り組み、2021年2月~4月に実証実験を行いました。そして、実証実験が良好な成績・評価を得たことから、「沿線まるごとホテル」の事業化を始めとする、沿線活性化における様々な協業を積極的に推進するために、株式会社さとゆめとJR東日本の共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立しました。
2023年9月には「第7回ジャパン・ツーリズム・アワード」において最高賞である「国土交通大臣賞」を含む2部門を受賞しました。
 所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390
 代表者:代表取締役 嶋田 俊平
 設 立:2021年12月3日
 U R L : https://marugotohotel-omeline.com/
【株式会社さとゆめ 会社概要】
さとゆめは、「Local Business Incubator ~人を起点として、地域に事業を生み出す会社~」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 40 エリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。
“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
 所在地:東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷 801
  代表者:代表取締役 嶋田 俊平
 設立:2012年4月17日
 事業内容:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング
 URL:https://satoyume.com/
【JR東日本 会社概要】
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けて、“沿線の個性を引き出す”「沿線くらしづくり構想」を推進します。地域の皆さまと歩む沿線を目指し、「鉄道起点」から「ヒト起点」にビジネスストーリーを転換し、新たな成長戦略を推進します。お客さまが求める新しい形での“旅”や“暮らし”を積極的に提案することで、グループ一体となって需要を創造し、経済活性・地方創生に繋げていきます。
 所在地:東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
 代表者:代表取締役社長 喜㔟 陽一
 設立:1987年4月1日
 事業:旅客鉄道事業、旅行業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業など
 URL:https://www.jreast.co.jp/