シンバイオシス・ソリューションズ株式会社の訪問時の会話キッカケ
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社に行くときに、お時間があれば「共立女子大学博物館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、いいことありましたか
神保町駅の近くにオススメのお店はありますか
共立女子大学博物館が近くにあるようですが、歩くと何分かかりますか
素敵な会社ですね、ここは何年くらいですか
」
google map
東京メトロ半蔵門線の神保町駅
東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅
都営都営三田線の神保町駅
2025年06月19月 10時
口腔内細菌をチェックできる機能を、医療機関で受けられる腸内フローラ検査『
2025年05月27月 10時
子どもの腸内細菌の多様性はバランスが大切。和光市広沢複合施設「わぴあ」で
2025年05月13月 11時
イムス富士見総合病院と「妊娠期の母の腸内細菌叢が母子の健康状態に与える影
2025年03月05月 11時
~便潜血検査に代わる大腸がん検査法の確立を目指す~
この度、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社(所在地:東京都千代田区、以下 当社)は、聖マリアンナ医科大学(所在地:神奈川県川崎市)と、中年期における早期大腸がん患者に特徴的な腸内細菌叢の変動の解明と、早期大腸がんを含む大腸がんを高感度かつ高特異度で検出できる腸内細菌叢検査を開発することを目的とする共同研究を開始いたしました。
■共同研究の背景・目的
厚生労働省の部位別がん死亡数統計(2023年)によると、大腸がんは女性では1位、男性では肺がんに次いで2位となっており、対策が急がれる重要な疾患です。特に大腸がんの発症リスクが急増する中年期における重要な健康課題となっています。早期の大腸がんは内視鏡治療による局所的な切除で完治を見込むことも可能ですが、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、早期発見には症状の有無に関わらず定期的な検診が必要といえます。しかし、現在大腸がん検査として主に実施されている便潜血検査には感度・特異度の面で課題があり、特に自覚症状のない早期の大腸がんは便潜血検査での検出ができなかった場合、大腸内視鏡検査を実施しない限り発見は困難といえます。
腸内細菌叢と大腸がんの関係については世界中で研究が進んでおり、腸内細菌叢の変化と大腸がんの進行との関連や、腸内細菌をバイオマーカーとした大腸がんの検出についての研究の取り組みもされてきています。しかし、便潜血検査に代わる大腸がん検査法としての腸内細菌叢検査は確立されておらず、実用化には至っておりません。
そのようななか、聖マリアンナ医科大学と当社は、相互の知見と技術を組み合わせ、早期大腸がん患者に特徴的な腸内細菌叢の変動の解明と、早期大腸がんを含む大腸がんを高感度かつ高特異度で検出できる腸内細菌叢検査を開発することを目的とする共同研究を開始いたしました。中年期に大腸がんの発症リスクが急増するという背景から、中年期の男女を研究対象として実施いたします。
腸内細菌叢検査は、便潜血検査と同様に大便検体を用いる身体への負担がない検査です。大腸がん、特に早期大腸がんに対して感度・特異度ともに高い検査法として腸内細菌叢検査法が確立されれば、大腸がん早期発見率の向上が期待されます。これにより、個人の健康寿命の延伸だけでなく、限りある医療財源の効率的な配分、さらには医療費削減にもつながることが期待されます。
■共同研究の内容
本共同研究は以下を目的として実施する予定です。
•
中年期における早期大腸がんと腸内細菌叢の関連についての研究
•
早期大腸がんを含む大腸がんを高感度かつ高特異度で検出できる腸内細菌叢検査の開発
■共同研究先:聖マリアンナ医科大学病院について
聖マリアンナ医科大学病院は高度先端医療に対応する役割を担う特定機能病院であり、1974年の開院以来、約半世紀に渡り川崎市の中核病院として医療を支えてきました。同院は厚生労働省より指定された「がんゲノム医療拠点病院」でもあり、がんを含む悪性腫瘍の迅速かつ正確な診断、診療科の枠を超えた包括的ながん医療の提供を行っています。また、診断方法や治療の改善、病態の解明を目的とした臨床研究や先進医療にも積極的に取り組んでいます。
聖マリアンナ医科大学病院 外観
聖マリアンナ医科大学病院の公式サイト:
https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/
■企業概要
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM(R)』、『健腸ナビ(R)』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の改善を介して疾病を予防・改善するための機能性食品(医食品(R))の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋III 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月 ※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:29億9,392万円(資本準備金含む:2025年6月1日現在)
・URL:
【コーポレートサイト】
https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM」サイト】
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「健腸ナビ」サイト】
https://kenchonavi.com/
■取材に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
~より幅広い医療分野でのサービス活用が可能に~
この度、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社(以下、当社)は、医療機関で受けられる腸内細菌叢(腸内フローラ)の検査・分析サービス『SYMGRAM(シングラム)』(以下、当サービス)に、腸内細菌叢のバランス異常を引き起こす一因として近年着目されている口腔内細菌をチェックすることができる機能を追加いたします。これにより、口腔ケア領域においても腸内細菌叢の観点から患者様の生活習慣改善のアドバイスを提供することが可能となり、より幅広い医療の分野でご活用いただけるサービスに進化いたします。
■背景
近年、世界中の研究により腸内細菌叢(腸内フローラ)と疾病との関連性が明らかになるなか、歯周病菌などの口腔内細菌によっても脳梗塞や糖尿病などの疾病が引き起こされることが報告されています。
また、口腔内の細菌が腸に移行することによっても腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)が引き起こされることが明らかになってきており、腸内環境を整えるためには口腔ケアが欠かせないものになりつつあります。
そのような背景のなか、当社が提供する医療機関向けの腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM(シングラム)」に、腸(便検体)から検出される口腔内細菌をチェックできる機能を追加搭載いたしました。
「SYMGRAM」は、独自の大規模な日本人の腸内細菌叢データベースとデータマイニング技術を用いて、腸内細菌叢の構成から疾病リスクを分析する機能を搭載した医療機関向けの腸内細菌叢の検査・分析サービスです。
当サービスでは、全身30以上の疾病リスクをはじめ、患者様の腸内細菌叢に関する詳細な情報が掲載されたレポートを提供しておりますが、この度のアップデートにより口腔ケアも含めた幅広い生活習慣改善のアドバイスを患者様に提供することが可能となりました。また、歯科領域における口腔ケアの重要性を示すツールとしての活用も期待できます。
■
分析結果レポートへの追加内容
当サービスの分析結果レポートにおける「要注意菌の分析」コンテンツ内に、「口腔内細菌として知られている菌」の分析が追加されます。
Streptococcus mutans
(ストレプトコッカス・ミュータンス)や
Porphyromonas gingivalis
(ポルフィロモナス・ジンジバリス)をはじめとする43種類の菌の検出結果を確認することができます。
健康な同性よりも多い菌が確認できるだけでなく、それぞれの菌がどのような疾病に関連しているかの情報も確認できます。これらの情報を活用することで、患者様に対する口腔ケアの指導も可能となり、腸内細菌叢の改善を介した疾病の予防・改善にさらにつながることが期待されます。
■腸内細菌叢の検査・分析サービス『SYMGRAM』(シングラム)について
当サービスは、日本最大級の腸内細菌叢解析データベースを用いて研究・開発された医療機関向けの腸内細菌叢の検査・分析サービスです。便検体から腸内細菌のDNAを抽出して解析した腸内細菌叢の組成データから、高い精度で多くの疾病リスクをスクリーニングする世界初の機能を実現しています。
30以上の疾病リスクをスクリーニングするだけでなく、被検者様の腸内細菌叢の構成を踏まえた摂取推奨食品(成分)の情報なども提供いたします。
その他にも、乳酸菌やエクオール産生菌の割合、バランスなど、多様な分析結果を含む詳細なレポートを医療機関様にお届けするサービスです。
医師による疾病の診断、予防・改善のための生活習慣指導などをサポートする新たなツールとして活用可能な画期的機能を備えた当サービスは、予防医療を主軸とするクリニックやカウンセリングなどを通じて来院者の健康としっかり向き合うクリニック、人間ドック・健診センターなどで導入されています。
医療機関の方はこちら:
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
一般の方はこちら:
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/personal
■企業概要
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM(R)』、『健腸ナビ(R)』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の改善を介して疾病を予防・改善するための機能性食品(医食品(R))の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋III 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月 ※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:29億9,392万円(資本準備金含む:2025年5月1日現在)
・URL:
【コーポレートサイト】
https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM」サイト】
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「健腸ナビ」サイト】
https://kenchonavi.com/
■本件に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 研究開発本部 プロダクト開発室
symgram(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
■取材に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
『母と子の腸内細菌叢調査・研究プロジェクト』の第一弾として224家族を調査
この度、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社(以下、当社)は『母と子の腸内細菌叢調査・研究プロジェクト』の第一弾として、2024年4月~2024年12月、和光市広沢複合施設「わぴあ」(所在地:埼玉県和光市、運営団体:株式会社ティップネス等、以下「わぴあ」)を利用している子ども(0~12歳)とその母親を対象に、腸内細菌叢(腸内フローラ)の調査を実施いたしました。
また、2025年4月15日(火)には参加者に向けて腸内フローラの大切さや今回の調査結果概要についてお伝えするWEBセミナーを実施し、お母様ご自身とお子様のそれぞれの分析結果レポートを振り返りながら理解や関心を深めていただきました。
今回の調査の結果、子どもの腸内細菌の多様性は花粉症の子どもでは低く、便秘の子どもでは高い傾向にあることなどがわかりました。
本研究結果の詳細につきましては、今後論文にまとめて発表する予定です。
■調査概要および背景
成人の腸内細菌叢は多くの疾病や健康状態と関係していることがわかっています。
子どもの健康についても腸内細菌叢との関連が報告されていますが、成人と比べて研究実績が少なく、わかっていないことが多いのが現状です。
そこで当社は、母と幼児・小児(子ども)の腸内細菌叢の関連性、また、子どもの健康状態と腸内細菌叢との関係性を明らかにすることで、子どもたちの健やかな成長をサポートしていきたいという想いのもと『母と子の腸内細菌叢に関する調査・研究プロジェクト』を始動いたしました。
本プロジェクトにおける最初の取り組みとして、当社研究所の所在地である埼玉県和光市にて、わぴあのご協力のもと、わぴあ利用者の母子を対象とした今回の調査を実施いたしました。
【実施期間】2024年4月~2024年12月(セミナーは2025年4月実施)
【調査対象】わぴあを利用している子ども(0 ~ 12歳)とその母親
【参加人数】224家族(計585名)
【実施機関】シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
【研究参画】ロート製薬株式会社
【実施協力】和光市広沢複合施設「わぴあ」
【実施内容】採便(母親1回、子ども1回)+アンケート回答(3回)
※母親と子どもそれぞれに分析結果レポートを発行
■調査結果(一部)
今回の調査結果の一部をご紹介いたします。
花粉症の子どもは多様性が低く、便秘の子どもは多様性が高いという結果に。
花粉症の有無と便秘の有無のアンケート回答結果と、子どもの腸内細菌の多様性を分析したデータを比較したところ、「花粉症の子ども」は「花粉症でない子ども」に比べて腸内細菌の多様性が低いという結果になった一方で、「便秘の子ども」は「便秘でない子ども」に比べて腸内細菌の多様性が高いという結果になりました。(図1)
成人にもこのような傾向があることは既に報告されており、腸内細菌の多様性は成人や子どもに関わらず低すぎても高すぎても良くないといえます。
味噌汁や納豆の摂取頻度が少ない子どもは多様性が過剰傾向。
食品の摂取状況のアンケート回答結果と、子どもの腸内細菌の多様性を分析したデータを比較したところ、「味噌汁を食べる回数が少ない子ども」は、「週に7回以上味噌汁を食べる子ども」に比べて腸内細菌の多様性が過剰傾向にあり、「納豆を食べない子ども」も、「週4回以上食べる子ども」に比べて同様の傾向が見られました。(図2)
こちらの結果から、腸内細菌の多様性が過剰傾向にある子どもは、味噌汁や納豆を食べることで、その過剰傾向が改善する可能性があることが示唆されました。
■参加者へ実施したWEBセミナー
2025年4月15日(火)には参加者に向けてWEBセミナーを実施し、当社の社員が腸内フローラの大切さや今回の調査結果についてお伝えいたしました。お母様ご自身とお子様のそれぞれの分析結果レポートを振り返りながら理解や関心を深めていただきました。
WEBセミナーの様子1
WEBセミナーの様子2
セミナーに参加した方からは、詳しい解説があってわかりやすかった、具体的な食品がでてきて子どもに摂らせたいと思ったというようなお声をいただき、満足度も高評価をいただけました。
■今後の展望
当社は、今回のわぴあにおける調査の他にも、イムス富士見総合病院 産婦人科と母子を対象とした新たな共同研究を開始するなど、積極的に子どもの健康と腸内細菌叢に関する研究を進めております。
今後も当社は、増加傾向にある幼児・小児のアレルギー疾患や発達障害などの病気に対し、腸内細菌叢の改善を介して予防・改善するという新たなアプローチの可能性を調査・研究するために、「母と子の腸内細菌叢の調査・研究プロジェクト」を様々な地域で進めていき、多くの検体から得られる情報により子どもの腸内細菌叢と病気との関係性についての新たな知見を蓄積してまいります。また、将来的には子ども向けの腸内細菌叢の検査・分析サービスを開発し、誰もが手軽に腸内細菌叢から子どもの健康課題に取り組める社会の実現を目指してまいります。
なお、今回の調査結果につきましては論文にまとめて発表することを予定しております。
■母と子の腸内細菌叢の調査・研究プロジェクト 担当研究員 香野加奈子のコメント
多数のご家族にご参加いただき、心より感謝申し上げます。今回の調査により、多様性のみならず腸内細菌叢の構成が子どもの病気に影響を与える可能性が示されました。この研究は、子どもの腸内細菌叢が健康に及ぼす影響を解明するための大きな一歩です。また、母と子の腸内細菌叢の関係性についても貴重なデータを取得することができました。今後もさらに詳細な調査を行い、子どもの健康に寄与する腸内細菌叢の改善方法を探求してまいります。
■株式会社ティップネス/わぴあ内 和光市総合児童センター・和光市民プール 施設長 大野俊也様のコメント
複合施設「わぴあ」は実証実験を受け入れられる施設として整備されており、今回は地元企業の応援をさせていただきました。その結果、子どもに関わる有益な情報が得られたことを嬉しく思っています。協力してくれた親子にとっても「腸内の状況を確認できた」ことや「事後のセミナー」を実施いただいたことにより、満足度が高い企画となりました。今回の結果をもとに「子どもを中心とした家族の健康状態がより良くなる」ような展開に繋がることを期待しています。
また、ティップネスとしても「健康で快適な生活文化の提案と提供」を行い、「ニッポンを 元気に! 健康に!」していくべく、地域とともに邁進してまいります。
■ロート製薬株式会社 理学博士・農学博士 山田耕太郎様のコメント
近年、幼児や小児のアレルギー疾患をはじめとする健康課題がますます深刻化しています。そのような課題に向き合う中で、「わぴあ」をご利用いただいているご家族の腸内細菌叢から得られたエビデンスは、子どもたちの健やかな成長をサポートする新たな可能性を切り開く、重要な一歩であると感じています。この成果を基に、「食」を通じて疾患の予防や改善に取り組み、薬に頼らない健康的な社会の実現を目指します。そして、「Moving the Heart」の精神を胸に、お客様に「ハート」がこもった商品やサービスをお届けできるよう、これからも挑戦を続けてまいります。これからも一人ひとりの健康と笑顔、そして未来を支えるため、全力を尽くしてまいります。
■実施協力:和光市広沢複合施設「わぴあ」について
わぴあは、埼玉県和光市「初」となる PPP/PFI(公民連携)事業で誕生した和光市広沢エリアにある複合施設です。地域のにぎわいを創出する、和光市の新たなシンボルとなる施設を目指しており、地元の和光市民の方たちを中心に、広域の皆様に利用いただいています。(運営団体:(株)ティップネス等)
公式サイトはこちら:
https://wapia.jp/
「わぴあ」施設イメージ
■研究参画:ロート製薬株式会社について
ロート製薬株式会社は、「Connect for Well-being」をビジョンに掲げ、OTC医薬品(一般用医薬品)およびスキンケア事業をはじめ、機能性食品事業や医療用眼科、再生医療、開発製造受託 (CDMO)など健康・未病から治療まで幅広く事業を展開しています。なかでも子ども達へは、成長期応援飲料「セノビック」の企画・販売や子どもの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」に医薬研究者の仕事体験ができるパビリオンを出展するなど、日々の健康をサポートし、サイエンスの面白さをお伝えしております。今後もさまざまな活動を通じて世界の人々のウェルビーイングに貢献するとともに、健康で幸せに過ごすことができる持続可能な社会の実現を目指しています。
公式サイトはこちら:
https://www.rohto.co.jp/
■企業概要
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM(R)』、『健腸ナビ(R)』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の改善を介して疾病を予防・改善するための機能性食品(医食品(R))の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋III 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月 ※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:29億9,392万円(資本準備金含む:2025年5月1日現在)
・URL:
【コーポレートサイト】
https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM」サイト】
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「健腸ナビ」サイト】
https://kenchonavi.com/
■本件に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 研究開発本部 調査・研究室
research(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
■取材に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
~妊婦の腸内細菌叢ケアによる母子の疾病の予防・改善方法の開発に向けて~
この度、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社(所在地:東京都千代田区、以下 当社)は、医療法人財団明理会イムス富士見総合病院(所在地:埼玉県富士見市、以下イムス富士見総合病院)と、妊娠期の母の腸内細菌叢と母子の健康状態の関連性や、妊娠期の腸内細菌叢が子の腸内細菌叢形成に与える影響に関する共同研究を開始いたしました。
■共同研究の背景・目的
女性の妊娠や出産がきっかけで発症する妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、産後うつなどの疾病は、いずれも約10%の罹患率があるとされており、決して稀ではない病気です。特に妊娠中に発症する妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病は胎児の発育不全や早産、その他の母児合併症の原因にもなります。
一部の研究では、これらの病気の原因の一つには腸内細菌叢(腸内フローラ)が関わっているとの報告があり、炎症にかかわる細菌の増加や短鎖脂肪酸産生菌の減少などの腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)が発症リスクの増大に影響している可能性が示唆されています。また、妊娠期の腸内細菌叢は、胎児の発育や子どもの将来の肥満リスクなどにも影響を与える可能性も指摘されています。
しかし、上記のようなこれまでの研究は断片的な情報であり、妊娠期の母の腸内細菌叢が子の健康状態や腸内細菌叢の初期形成にどのような影響を与えるかは明らかにされてきませんでした。
そのようななか、イムス富士見総合病院と当社は、相互の知見と技術を組み合わせ、妊娠期の母の腸内細菌叢と母子の健康状態の関連性や、妊娠期の母の腸内細菌叢と子の腸内細菌叢形成の関連性を解明することを目的として、本共同研究を開始いたしました。
イムス富士見総合病院は2024年に開設した周産期棟にて、分娩前後だけでなく産後ケアや育児支援にも力を入れており、切れ目のない医療サービスの提供を積極的に行っています。
また、当社は腸内細菌叢と様々な疾病の関連性や腸内細菌叢の改善を介した疾病の予防・改善方法などに関する研究に取り組んできました。
本研究により、妊娠期から出産後に至る母の腸内細菌叢と健康状態に関するデータと出生後の子の腸内細菌叢と健康状態に関するデータを収集・分析することで、妊婦と子の腸内細菌叢と疾病の関連性を解明し、妊娠期の母の腸内細菌叢ケアによる母子の疾病の予防・改善方法の開発につながることが期待されます。
■共同研究の内容
本共同研究は以下を目的として実施する予定です。
•
妊娠期の母の腸内細菌叢と妊娠・出産に関わる疾病との関連性の調査・研究
•
妊娠期の母の腸内細菌叢と子の健康状態との関連性の調査・研究
•
妊娠期の母の腸内細菌叢が子の腸内細菌叢形成に及ぼす影響の調査・研究
■共同研究先:イムス富士見総合病院について
イムス富士見総合病院は埼玉県富士見市にあり、地域のプライマリーケアの役割を担い早期診断・早期治療を実行している総合病院です。
2024年3月に「周産期棟」を新たにオープンしました。この「周産期棟」には産婦人科専門医、母体胎児専門医、新生児専門医が常駐し、豊富な知識と総合病院ならではのチーム医療のもと、安心・安全なお産を提供しています。また、分娩前後だけでなく退院後の産後ケアや育児支援にも力を入れており、切れ目のない医療サービスの提供を積極的に行っています。
医療法人財団明理会イムス富士見総合病院 外観
イムス富士見総合病院の公式サイト:
https://ims.gr.jp/fujimisougou/
周産期棟の専用サイト:
https://ims-site.jp/fujimi/perinatal/
■企業概要
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM(R)』、『健腸ナビ(R)』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の改善を介して疾病を予防・改善するための機能性食品(医食品(R))の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋III 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月 ※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:18億9,162万円(資本準備金含む:2025年3月1日現在)
・URL:
【コーポレートサイト】
https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM」サイト】
https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「健腸ナビ」サイト】
https://kenchonavi.com/
■取材に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社の情報
東京都千代田区神田猿楽町2丁目8番11号
法人名フリガナ
シンバイオシスソリューションズ
住所
〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2丁目8番11号
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営都営新宿線の神保町駅
地域の図書館
法人番号
2010001191298
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2020/11/18
プレスリリース
大腸がんの早期発見につながる腸内細菌叢検査の開発に向けて聖マリアンナ医科
大腸がんの早期発見につながる腸内細菌叢検査の開発に向けて聖マリアンナ医科大学と共同研究を開始しました
2025年06月19月 10時
大腸がんの早期発見につながる腸内細菌叢検査の開発に向けて聖マリアンナ医科大学と共同研究を開始しました
口腔内細菌をチェックできる機能を、医療機関で受けられる腸内フローラ検査『SYMGRAM』に追加
2025年05月27月 10時
口腔内細菌をチェックできる機能を、医療機関で受けられる腸内フローラ検査『SYMGRAM』に追加
子どもの腸内細菌の多様性はバランスが大切。和光市広沢複合施設「わぴあ」で母と子の腸内細菌叢に関する調査を実施
2025年05月13月 11時
子どもの腸内細菌の多様性はバランスが大切。和光市広沢複合施設「わぴあ」で母と子の腸内細菌叢に関する調査を実施
イムス富士見総合病院と「妊娠期の母の腸内細菌叢が母子の健康状態に与える影響」を調査する共同研究を開始
2025年03月05月 11時
イムス富士見総合病院と「妊娠期の母の腸内細菌叢が母子の健康状態に与える影響」を調査する共同研究を開始