タック株式会社の情報

働きやすさと多様性に応える空間づくりを提案──個室ブース「Pa・O」や木製収納などをオルガテック東京2025で初披露
仮眠ブース、6人用ワークブース、カームダウンスペースなど最新を体験できる3日間／オフィスの木質化や多様性への配慮を形に




当日のイメージ ※こちらのパースはブースイメージです。実際の展示とは一部異なる場合があります。
タック株式会社
（本社：愛知県名古屋市、CEO：竹内成豊、以下当社）は、オフィス空間や家具の最新トレンドが集まる国際見本市「オルガテック東京2025」に出展いたします。
本展示会は、日本・アジアで唯一のオフィス・施設向け家具に特化した見本市で、国内外から多くのブランドが集結する注目のイベントです。
当社は今回、仮眠ブースや6人用ミーティングブースなど、多様な働き方に応える「Pa・O」シリーズを中心に、オフィス環境の課題解決につながる製品を多数展示。会場では実物を“見て・触れて”、使い心地や空間の工夫をご体感いただけます。
◆
Pa・Oシリーズ（個室ブース）
・複数人でのミーティングに適した「Pa・O Box 6人タイプ」
・WEB会議や集中作業に対応する「Pa・O Box 1人タイプ」
・視線を遮る設計に改良した仮眠ブース「Pa・O Relax」
・心を落ち着かせるカームダウンスペース「Pa・O Calmdown」
◆
その他の展示製品
・木目柄を基調とした書庫・ロッカーの「木製収納シリーズ」
・木質感をリアルに再現した「人工銘木カウンター」
多様なニーズに応えるラインアップをそろえた今回の出展。
その見どころを、注目製品にフォーカスして以下でご紹介します。
ぜひ会場にて、当社製品の実物をお確かめください。
皆さまのご来場を、社員一同心よりお待ちしております。
オルガテック東京2025 詳細 (

https://www.orgatec-tokyo.jp/

)
●開催日程
2025年6月3日（火）～5日（木）
10:00～17:00 （5日(木)は16:00まで）
●会場
東京国際展示場「東京ビッグサイト」南展示場
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1

http://www.bigsight.jp

●事前来場者予約ページ

https://event-admin.biz/registration/reg_orgatec2025tokyo

●出店社名：タック
南1&2ホール
小間番号：S1-C06




出展小間位置詳細





製品紹介
【新製品】Pa・O Box 6人タイプ




Pa・O Box 6人用イメージ
お客様の声をもとに、6人でのミーティングが可能な新型ワークブース「
Pa・O Box 6人タイプ
」が登場しました。
W2400×D2400×H2350という大型サイズを、木製で実現しています。
6人という大人数でのご利用時に気になる空気の入れ換えには、専用の給換気システムを採用しており、快適にご使用いただけます。




専用の給換気システム




ソファ下に設置しています
6人タイプ以外にも、1人用（4サイズ）、2人用、4人用…など様々なバリエーションのサイズを取り揃えております。
標準サイズ以外にも、サイズカスタマイズも可能なのでお気軽にお問い合わせください。


製品ページで詳細を見る



オフィスの満足度UP・多様性にもつながるPa・Oシリーズ製品
Pa・O Relax




Pa・O Relaxイメージ
昨年のオルガテック東京2024で新発売された仮眠ブースがリニューアルして、今年も登場します。
お客様からいただいたご意見をもとに、外部からの視界や光をさらに遮断できるように、出入口のロールスクリーン仕様を改良。
これにより、より一層快適な空間を提供できるようになりました。
仮眠専用のスペースを提供することで、企業のブランディングや従業員の満足度を向上させるだけでなく、生産性や創造性の向上にも繋がり、福利厚生の一環としても非常に効果的なアイテムです。
仮眠以外にも、休憩時間に読書や音楽を楽しんだり、何もせずにリラックスする空間として活用したり、または集中して作業を進める空間としてもご利用いただけます。
Pa・O Calmdown




Pa・O Calmdownイメージ
オルガテック東京では初披露となる「カームダウンスペース」。
近年、オフィス環境において「多様性」への配慮が求められる中、当社は、音や視覚的な刺激を最小限に抑えた、安心して気持ちを落ち着けられる空間を開発しました。
発達障害や精神障害をお持ちの方々に配慮した設計でありながら、障害の有無にかかわらず、誰もがパーソナルにリフレッシュしたり、気分を切り替えたりできる場としても活用いただけます。
ONとOFFを柔軟に切り替えられる、働く人すべてに優しい空間となっています。


導入実例プレスリリースを確認



カラーバリエーションも豊富になりました




石目柄

日本ガイシアリーナに『Pa・O Calmdown』正式導入-実証実験を経て快適性を向上、2026年アジア競技大会に向けた支援
実証実験を経て進化　発達障害・精神障害等のある方とそのご家族、介助者に安心の空間を提供




日本ガイシアリーナ2階ロビーに正式導入されたPa・O Calmdown
タック株式会社（本社：愛知県名古屋市、CEO：竹内成豊、以下当社）は、自社製品の「Pa・O Calmdown（パオ カームダウン）」を、2024年夏から約半年間の実証実験を経て、名古屋市の日本ガイシアリーナ（名古屋市総合体育館レインボープール、以下当施設）に正式導入しました。
【施設情報】
施設名　：日本ガイシアリーナ
(名古屋市総合体育館レインボープール)
所在地　：〒457-0833
愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1番地の5
設置場所：2階ロビー




日本ガイシアリーナ外観
競泳プールとアイスリンクを備えた
名古屋市の総合スポーツ施設
夏季は競泳プールは全国大会や市民向けの水泳イベントの会場として、冬季はアイスリンクはフィギュアスケートやアイスホッケー、スケート教室などに利用されており、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。




Pa・O Calmdown設置位置

実証実験の目的・背景
名古屋市（担当：スポーツ市民局スポーツ施設課、以下、名古屋市）では、2026年に開催予定の第20回アジア競技大会および第5回アジアパラ競技大会に向け、すべての人がより観戦しやすい競技会場づくりに取り組んでいます。
その中の一つの取り組みとして、さまざまな方が安心して利用できるよう「カームダウンスペース」の設置とその設置方法の検討を行っており、その中で既存施設にも対応可能で、かつ短時間(約1～2時間)で設置できる組み立て式カームダウンルーム「Pa・O Calmdown」を当社からご提案し、2024年夏より実証実験を行う運びとなりました。




実証実験中に設置していたパンフレット
「カームダウンスペース」とは？
主に感覚に敏感な方々に配慮した空間で、大きな音や雑音、視覚的な刺激をカットし発達障害や精神障害を抱える方等が、気持ちが高ぶったり、パニック状態になった際に、落ち着くための空間。
最近では空港や学校などへの導入が増えており、
設置に向けた取り組みが期待されています。




Pa・O Calmdown標準サイズイメージ
「Pa・O Calmdown」の製品特徴
既存施設にもスペースさえあれば簡単に後からでも設置できる置き型ブース。設置後の移動・別会場への移設も可能なので、設置環境の変化にも柔軟に対応でき、持続可能性にも配慮しています。
また設置場所や利用ニーズに応じてサイズ変更も可能で、カラーやデザインのカスタマイズも承ります。
▼より詳しい実証実験の経緯や、Pa・O Calmdownの仕様はこちらをご覧ください

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000124003.html


実証実験で得たフィードバックを反映し、第2号機を改良開発




「クールダウン・カームダウン」のピクトグラム(JIS規格)が記載されています
実証実験で得た課題と改善点
名古屋市では利用者アンケートの結果に加え、実証実験期間中に利用が想定される方々をお招きし、さまざまなご意見を頂戴しました。
【ご意見の例】
•
木目柄の木のぬくもりが素敵だった
•
横になって落ち着きたい
•
介助者と一緒に利用できる広さがほしい
•
少し圧迫感を感じる
•
心を落ち着かせるのにかかる時間は短くて30分、長くて1～2時間ほどかかるため、Pa・O Calmdownは短時間の利用に向いていると感じる
•
「明るすぎず、暗すぎない」「メイン導線ではない」など、置く場所については検討が必要




実証実験時に使用したPa・O Calmdown(幅1200×奥行900×高さ2018mm)




Pa・O Calmdown標準サイズ内装イメージ
課題を反映し、さらに快適で使いやすい仕様へと改善
頂いたご意見の中でも特に「広さ」に関する課題が多く挙げられ、具体的には、利用者が横になって落ち着くためのスペースや、介助者と一緒に利用するための十分な広さが必要だという声が多く寄せられました。
これらのご要望を踏まえ、当社では「広さ」を最優先にした製品改良に取り組み、新たによりゆとりのある空間を実現できる仕様に変更しました。
■改良前(正面)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■改良後(正面)




正面イメージ比較
■改良前(上から見たイメージ)　　　　　　　　　　　　■改良後(上から見たイメージ)




上から見たイメージ比較




横になることも可能な広々空間
サイズの変更
サイズは幅W1200mmからW1800mmに変更し、「横になることが可能」なスペースを確保しました。
これにより、介助者の方が一緒に入っても余裕のある空間となり、ゆったりと心を落ち着かせることのできる空間を実現しました。