リジェネフロ株式会社の訪問時の会話キッカケ
リジェネフロ株式会社に行くときに、お時間があれば「黎明教会資料研修館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
素晴らしい会社にお邪魔することができ、光栄に思います。
神宮丸太町駅の近くにオススメのお店はありますか
黎明教会資料研修館が近くにあるようですが、歩くと何分かかりますか
素敵な会社ですね、ここは何年くらいですか
」
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京阪本線の出町柳駅
叡山電鉄本線の出町柳駅
京都地下鉄東西線の京都市役所前駅
iHeart Japan株式会社
京都市左京区吉田下阿達町46京都大学医薬系総合研究棟
株式会社カキノキ薬局
京都市左京区吉田下阿達町36番地
株式会社マイオリッジ
京都市左京区吉田下阿達町46-29医薬系総合研究棟305号室
2024年01月11月 16時
リジェネフロ、長船健二教授の研究グループが発見した常染色体顕性(優性)多
2023年12月05月 15時
本共同研究でリジェネフロとCiRAは、1) iPS細胞由来の遺伝子改変により治療効果に関わる機能を強化し、免疫抑制剤を不要にした膵β細胞を作製し、1型糖尿病患者に対する質の高い細胞療法を開発します。また、2) iPS細胞由来の膵β細胞を用いた2型糖尿病に対する創薬スクリーニングを行います。
左から、リジェネフロ 山口 勝久取締役、長船 健二教授、ADSCC Dr. Yendry Ventura、リジェネフロ 森中 紹文代表取締役
本研究は、ADSCCとの緊密な連携により実施され、ADSCCは上記研究で開発された基盤技術を中東や北アフリカで展開する他、同地域でiPS細胞技術を用いた再生医療研究の拠点となる重要な役割を担っています。
リジェネフロは、取締役を兼務するCiRA増殖分化機構研究部門の長船健二教授の研究成果を基に、2019年9月に設立されたベンチャー企業です。長船教授は、腎前駆細胞の存在を世界で初めて発見し慢性腎臓病に対する細胞療法の開発を手掛けるほか、膵臓領域において1型糖尿病に対する細胞療法の開発と2型糖尿病に対する創薬研究を行ってきました。
糖尿病は、膵臓にあるインスリン[注2]を分泌する膵β細胞の機能不全により生じ、高血糖が続くことで動脈硬化を促進し、合併症として慢性腎臓病や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす可能性があります。世界中で5億3,700万人が糖尿病に罹患し、さらに膵β細胞の機能が廃絶しインスリン治療が必須となる1型糖尿病患者で19歳以下の罹患者数は120万人といわれています。糖尿病の根治療法は膵β細胞の補充療法ですが、移植に必要な膵臓・膵島の不足が問題となっており、iPS細胞由来膵β細胞の移植療法に期待が寄せられています。長船教授は、これまでヒトiPS細胞から膵β細胞の作製やヒトiPS細胞由来の膵前駆細胞[注3]を特異的に増殖促進する低分子化合物を同定することなどに成功してきました。
このたびの共同研究開始により、糖尿病に対する再生医療の実現に向け強力な国際チームが結成されました。チーム力を発揮し、臨床応用に向けて基盤技術の開発が加速されることのみならず、日本発のiPS細胞技術が中東でも展開され再生医療研究が幅広い分野で発展するための重要な橋渡しとなることが期待されます。
リジェネフロはこのたびのCiRA、ADSCCとの共同研究契約の締結により、糖尿病に苦しむ患者さんの生活や予後を改善し社会に貢献するという使命のもと、一日でも早く患者さんのもとに治療をお届けすることができるよう事業を推進してまいります。
[注1]膵β細胞
膵臓にあるランゲルハンス島という細胞集団に存在し、インスリンを血中に分泌し血糖値を低下させる働きがある。1型糖尿病患者ではこの膵β細胞が何らかの原因により破壊されているため、インスリン治療を要する。
[注2]インスリン
膵β細胞から分泌され、血糖値を下げるはたらきをもつホルモン。
[注3]膵前駆細胞
インスリン分泌能を有する膵β細胞へ分化する前段階の細胞。
<リジェネフロの概要>
リジェネフロ株式会社
代表取締役CEO: 森中紹文
住所: 京都府京都市左京区吉田下阿達町46-29
京都大学医薬系総合研究棟409s号室
事業内容: 腎疾患治療技術の研究開発・生産・販売
設立: 2019年9月
URL: https://regenephro.co.jp
<CiRAの概要>
国立大学法人京都大学 iPS 細胞研究所
所長: 高橋淳
住所: 京都市左京区聖護院川原町53番地
担当部署: 京都大学iPS細胞研究所 長船研究室
設立: 2010年4月
URL: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja
<ADSCCの概要>
Abu Dhabi Stem Cells Center
CEO: Dr. Yendry Ventura Carmenate
住所: Villa No. 25, Al Misahah Street Rowdhat, Abu Dhabi, UAE
設立: 2019年3月
URL: https://adscc.ae/
リジェネフロ株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役:森中紹文、以下「リジェネフロ」)は、この治療薬候補であるレチノイン酸受容体(RAR)作動薬を用いた臨床試験を近く開始することをお知らせします。
ADPKDとは、両側の腎臓に多数の嚢胞が次第に発生・増大し、徐々に腎機能障害が進行する遺伝性の難病であり、人工透析や腎移植を必要とする末期腎不全に至ります。腎臓以外にも、肝臓や膵臓などに嚢胞が生じることもあり、全身の血管の異常や、高血圧、脳動脈瘤、心臓の弁異常を伴う頻度も高いことが分かっています。トルバプタンという薬が嚢胞の増大を抑制する薬剤として承認されていますが、根治的な治療法はありません。
これまで、ヒトiPS細胞を用いて、腎臓のネフロンという尿を生成する組織の疾患モデルが作製されていました。本研究では、ネフロンと連結している集合管と呼ばれる構造の疾患モデルを作製することに成功し、ADPKDの発生メカニズムの解明、創薬への貢献において大きく前進いたしました。ADPKDの患者さんでは集合管に多く嚢胞が発生しており、新しい疾患モデルではより正確にADPKDの病態が再現されています。
今回治療薬候補と同定されたRAR作動薬は、再発・難治性の急性前骨髄球性白血病(APL)の治療薬として承認され臨床で使用されている薬です。治験は、既承認薬を用いるため、前期第二相(phase IIa)[注2]から開始、対象はADPKDの患者さんの中でも病態の進行リスクが比較的高いと考えられ、トルバプタンによる治療ができない、もしくは治療を希望しない患者さんです。治験届は10月上旬に提出済みです。12月中には治験実施施設との治験実施契約を締結し、2024年早期に被験者のエントリーを開始する予定です。
[注1]オルガノイド
三次元的に試験管内で作られた小さな臓器のこと。
[注2]前期第二相(phase IIa)
治療薬候補が効果を示すと予想される疾病状態にある限られた数の患者さんについて、治療薬候補の有効性と安全性を調べ、また用法・用量の妥当性などの情報を収集することを目的とする試験。
リジェネフロ株式会社の情報
京都府京都市左京区吉田下阿達町46-29京都大学医薬系総合研究棟
法人名フリガナ
リジェネフロ
住所
〒606-8304 京都府京都市左京区吉田下阿達町46-29京都大学医薬系総合研究棟
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅京阪本線の神宮丸太町駅
地域の企業
3社
法人番号
9130001065343
法人処理区分
国内所在地の変更
法人更新年月日
2021/10/19
プレスリリース
リジェネフロ、京都大学 iPS細胞研究所 および UAE アブダビ幹細胞
リジェネフロ、京都大学 iPS細胞研究所 および UAE アブダビ幹細胞センターとの共同研究契約の締結を発表
2024年01月11月 16時
ー iPS細胞から糖尿病の新規治療法開発を目指す リジェネフロ株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役CEO:森中紹文)は、国立大学法人京都大学 iPS細胞研究所(本部:京都市左京区、所長: 高橋淳、以下「CiRA」)、ならびにアブダビ幹細胞センター(Abu Dhabi Stem Cells Center、本部:アラブ首長国連邦アブダビ、CEO: Dr. Yendry Ventura Carmenate、以下「ADSCC」)と、ヒト人工多能性幹細胞(ヒトiPS細胞)由来の膵β細胞[注1]を用いた糖尿病の新規治療法開発を目的とする共同研究契約を締結したことを発表します。
リジェネフロ、長船健二教授の研究グループが発見した常染色体顕性(優性)多発性嚢胞腎(ADPKD)の治療薬候補の臨床試験を近く開始
2023年12月05月 15時
弊社取締役最高科学顧問の長船健二教授の研究グループが、iPS細胞から作製したオルガノイド[注1]を使って、常染色体顕性(優性)多発性嚢胞腎(ADPKD)の症状を再現した疾患モデルの作製に成功し、ADPKDの治療薬候補を発見しました。