有限会社ゑびやの訪問時の会話キッカケ
有限会社ゑびやに行くときに、お時間があれば「式年遷宮記念神宮美術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、先週もいいことありましたか
式年遷宮記念神宮美術館が近くにあるようですが、行ってみたいのですが、行ったことはありますか
有限会社ゑびやで働くの楽しそうですね
」
google map
2023年11月02月 14時
『wyEBIYA THE BOARD GAME』をMakuakeにて販売
2023年03月10月 10時
三重大学と共同でリカレント教育プログラムの構築・提供を推進することが決定
2022年10月31月 16時
ポスタスの全面サポートを得て、ゑびや商人館に松坂牛寿司専門の省人化店舗『
2022年08月04月 13時
沖縄市でIoTカメラを用いた施設間人流データ調査を実施 ―テクノロジーで
2022年07月28月 14時
受賞した取り組みの概要
ゑびやは、伊勢神宮おはらい町で150年にわたって食堂や土産物店を営んできた老舗ですが、そろばんによる売上管理や、肌感覚に基づく仕入れなど、アナログかつ属人的な経営スタイルが課題ともなり、人員確保や需要拡大の難しさから、事業縮小も検討されていました。そこで、2014年、娘婿である現社長への事業承継後は、POSレジの導入や独自のデータ分析システムの開発など、ITを活用した経営の「見える化」を推進し、お客様の待ち時間の削減や、作業の効率化などに注力してきました。一連の取り組みにより、生産性や顧客満足度は飛躍的に向上し、売上を4倍、利益率を10倍以上に引き上げる経営再建を達成しました。
さらに、こうした再建施策を、ビッグデータを元に来客予想やトレンド分析等を行うITシステム「TOUCH POINT BI」として社長自ら体系化。「株式会社EBILAB」を設立して同システムの外販を進め、同様の悩みを持つ飲食・小売業をはじめ、各種企業や行政の生産性向上を支援しています。
また、外注や外部からのエンジニア採用は行わず、自社内でのDX人材育成に注力し、知識ゼロだった社員をCIOにまで育成する成果を上げています。
受賞にあたって特に評価頂いた点
1.DXによって自社の生産性や顧客満足度を飛躍的に向上させるのみならず、サービス産業の課題を解決するビジネスモデル変革に繋がるものとして、DXの推進事例として最も優秀との評価を頂きました。
2.来客予想精度95.2%という高精度の来客予想システムの独自サービスに、新規性・独創性が感じられるとして評価頂きました。
3.全社を挙げ、バックオフィスの完全DX化やDX人材育成まで、幅広くDXを推進している点を評価頂きました。
「TOUCH POINT BI」について
今回評価を頂いた「TOUCH POINT BI」は、「ゑびや大食堂」の再建施策をベースにした店舗運営コンサルティングサービスです。
「笑顔を売るひとが、笑顔でいられる世の中へ」という思いのもと、効率的で収益性の高い店舗運営の実現をサポートすべく、店舗運営に最も適したデータ経営に関する考え方の伝授や、DXツールの提案および使用方法を共有しています。
<ゑびやの一日とTOUCH POINT BI>
DX人材育成について
2018年、有限会社ゑびやのシステム外販部門として設立した株式会社EBILABは、ゑびやのデジタル人材の育成に大きく関与しています。今回評価を頂いたDX推進には、以下のような取り組みが含まれます。
〈DX人材の自社育成〉
「学びを主要業務に変える経営者の決断」と「そのためのゴール設定」の重要性を強調する社長の方針により、当社では自社内でのDX人材育成に注力しています。
一例として、外部からエンジニアを採用せず、店長職の社員に対してゼロから知識を習得する機会を提供し、後に最高情報責任者(CIO)となる人材を育成しました。学習中は他の業務を一切せず、学ぶことが業務とされました。学習する従業員に特定の課題を課すことはせず、学んだ知識を実務で実践できるようサポートしています。
また、ゑびや商店の接客担当スタッフが学習を行い、BIデザイナー・データサイエンティストとして活躍している例もあります。個人のモチベーションと会社のサポートがあれば、非エンジニアでもDXのスキルを身につけられる好例と自負しています。
〈コロナ禍における取り組み〉
EBILABには現在、システムエンジニアやデータサイエンティストなど、DXやデータ活用に明るいスタッフが多数所属し、ゑびやのデジタル知識育成教育に大いに貢献しています。
2019年に、コロナウィルス感染拡大対策のためにゑびや大食堂を約1ヶ月間休業した際には、その休業期間に教育プログラムを用意し、Zoomなどのオンラインツールを活用してさまざまな授業を行いました。行った授業の例には、「データサイエンティストによる売上データの活用方法」や「電子商取引に関する内容」など、DXに関する知識育成の内容が含まれます。この取り組みはゑびや内で高い評価を受け、その後も継続して実施されています。この取り組みにより、経営層だけでなく、学生アルバイトや主婦の方々も、データを意味深く分析する力を向上させたと感じています。
「有限会社ゑびや」について
「有限会社ゑびや」は創業から100年あまり、伊勢神宮の参道で飲食店と土産物店の運営をしております。お伊勢参りをされたみなさまに伊勢を丸ごと堪能いただきたいとの想いで、郷土料理や地元の食材を使った料理、職人による伝統工芸品を提供してきました。
日本でも指折りの観光都市三重県伊勢市に1912年から門前町の食堂として参拝客のおもてなしをしてまいりました。門前町の飲食店に甘んじず、2016年に事業改革を行い、三重の食材を使ってメニュー改変したこと、伊勢に来た観光客に伊勢志摩以外に三重県の食を楽しんでもらうことで、三重を知ってもらう機会になってもらいたいとの想いで営業を行っております。
「EBILAB」について
「EBILAB」は、伊勢神宮おはらい町にのれんを掲げて100年を超える老舗食堂「ゑびや」の経営メソッドから生まれたサービス産業のためのシンクタンクです。上記「TOUCH POINT BI」をはじめとした分析サービスの提供により、店舗のコンディションを可視化するデータを自動で収集・分析することで、お客様の属性にフィットする商品・メニューの開発や、効果的な店舗ディスプレイ、最適な人員配置など、効率的で収益性の高い店舗運営の実現をサポートします。
会社概要
社名: 株式会社EBILAB本社: 〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13代表者: 代表取締役 小田島 春樹設立: 2018年6月4日資本金: 6,000万円TEL: 0596-63-6364FAX: 0596-63-5222事業内容: 飲食店や店舗向けクラウドサービスの開発・販売・サポートURL: https://ebilab.jp/社名: 有限会社ゑびや本社: 〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13代表者: 代表取締役 小田島 春樹設立: 1994年1月資本金: 500万円TEL: 0596-24-3494営業時間: 9:30~17:00定休日: 無休事業内容: 飲食・お土産の運営・販売URL: https://www.ise-ebiya.com/
左:『wyEBIYA THE BOARD GAME』イメージ/右:ゲームプレイイメージ
この度EBILABが開発した『wyEBIYA THE BOARD GAME ~商売とDXが学べるゑびやのボードゲーム~』は、店舗のDX経営に関するノウハウを学ぶことができるボードゲームです。創業150年という歴史を持つ「ゑびや大食堂」が直面した経営危機をDX経営で立て直し、売上5倍まで成長させた10年という歳月の中で構築した店舗経営のDXに関するノウハウを、約90分間で楽しみながら学ぶことができます。
ボードゲームを通じて「店舗のDX経営に関する体系的なノウハウ」「店舗の運営」「店舗のマネージメント」「店舗のリスクマネージメント」を体験学習できる設計で、これから商売を始めたい方、経営やマネージメントの能力を高めたい方、企業研修や社会人講座の教材としてなど様々なニーズに応える内容となっています。当社の代表取締役・小田島が講師として参画する三重大学のリカレント教育講座で実際に教材として用いられるなど、教育の現場では既に活用実績もあります。
EBILABでは、この度発売する『wyEBIYA THE BOARD GAME』をはじめ、独自性や新規性の高いサービスやソリューションの提供を通して、サービス・飲食業のDXを支援してまいります。
※本プレスリリース内の画像は開発中の製造サンプルであり、実際の商品とは色味や細部が異なる可能性があります。また、ゲームのセット内容や仕様、遊び方は変更される可能性があります。
『wyEBIYA THE BOARD GAME』開発背景
総務省発表の「令和3年 情報通信白書」では、日本の時間当たり労働生産性は、44.6ドル/時間(※1)となっておりG7各国の中で最下位という結果が示されています。この結果を踏まえて、同白書内でも
“世界規模でのデジタル化が加速する中、激しく変化する事業環境において我が国企業が生き残っていくには、デジタル化の進展により変化する社会・経済に合わせて、自身の組織やビジネスモデルを変革し、デジタルを業務効率化のためだけのツールとして実装するのではなく新たな価値の創出に活用することによって競争上の優位性を確立させる「デジタル・トランスフォーメーション」の実行が、これまで以上に求められている。”
と考察した上で、デジタルによる生産性向上の必要性が訴えられています。
一方で、同じく総務省が行った「デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究」では、「デジタル・トランスフォーメーションを進める際の課題」の第1位に大企業・中小企業とも実に半数以上が「人材不足」を挙げており、「デジタル技術に精通している者」「UI・UXに係るシステムデザインの担当者」といった実務者以上に「DXの主導者」「新たなビジネスの企画・立案者」といったDXを推進したり企画したりする人材が不足しているとの実態が明らかになっています(※2)。
同調査では、こうした状況の解決策として欧米の様に人材登用など社外リソースを活用しながら取組を進める「オープン志向」挙げてている他、高度なデジタル人材が育つような環境作りの重要性にも言。社会人になってから学び直すことで、より高度な知識を獲得する「リカレント教育」も手法の一つとして有用としています。
EBILABの母体であるゑびやでは、現在のようにDXに関する取り組みや課題が社会的に注目を集める以前から、DXに取り組んできました。代表の小田島が婿養子の形で「ゑびや大食堂」を手伝うことになり、東京から三重県伊勢市に移住した当時、経営は赤字で倒産寸前。手切りの食券、そろばんによる売上管理、肌感覚による仕入れ、属人的なシフト作成と超が付くアナログ経営が行われていたのです。
そこからデジタルを取り入れた経営改革に着手し、パソコンやPOSレジといった現代の飲食店経営で当たり前のツールを購入するところから始めて少しずつIT化を進行。仮説検証を繰り返していった結果、なんと10年で売り上げが5倍にも成長したのです。更に、着々と店舗経営のDXを推進した結果、「週休2日」「残業0」「連続有給取得日数15日」と、働く環境も驚くように良化し、従業員の満足度も向上することができました。
こうした経験と実績に基づいて培われた店舗経営のDXに関するノウハウを、多くの方に少しでも分かりやすく且つ体系的に伝え、そして受動ではなく能動的に身につけてもらえる方法を模索しました。
その結果生まれたのが、『wyEBIYA THE BOARD GAME ~商売とDXが学べるゑびやのボードゲーム~』です。誰もが親しみやすく、楽しめる形。それでいて、商売の流れやノウハウを体系的に追体験できるコンテンツとして、ボードゲームはうってつけだったのです。企業の大小や業界・業態を問わず自社のDXに関心を持って、主体的に推進する様な人材が一人でも多く生まれて欲しいという願いのもと、本ボードゲームを世に送り出すに至りました。
※1 総務省(2021)「令和3年 情報通信白書」内で引用されている「成長戦略会議(2020.11.19)資料」より
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/pdf/01honpen.pdf
※2 総務省(2021)「デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究」より
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/r03_02_houkoku.pdf
『wyEBIYA THE BOARD GAME』商品概要
商品名:wyEBIYA THE BOARD GAME ~商売とDXが学べるゑびやのボードゲーム~(ゑびや ざ ぼーどげーむ)
発売日:2023年3月10日(金)
価 格:クラウドファンディングサービス「Makuake」における応援購入として販売 ※応援購入のリターン内容については、次項「リターン一覧」をご確認ください。
URL:https://www.makuake.com/project/ebilab/
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60~120分
対象年齢:12歳以上
セット内容:
1.ゲーム盤:1枚
2.店舗カード:16枚
3.イベントカード:12枚
4.DXカード:20枚(5種×各4枚)
5.顧客コマ:4個(4種×各1個)
6.プレイヤーコマ:4個(4色×各1個)
7.キューブ類:80個(品物3種×各20個、スタッフ×20個)
8.透明マーカー[ステイタス表示用]:12個(4色×各3個)
9.ストックチップ:20個(4色×各5個)
10.季節マーカー:1個
11.お金[通貨:EBI]:100枚(1E・5E・10E・50E・100E各20枚)
12.融資チップ[30Eと表記する]:10枚
13.サイコロ:2個(赤、白各1個)
14.説明書:1枚
【このゲームで学べること】
『wyEBIYA THE BOARD GAME』では、1人で「飲食」「屋台」「物販」「観光ツアー」のうち3つの事業を経営していただきます。
3つのカードを通して店舗経営のDXについての理解を深めながら、商売の仕方の全てが学べます。
その時々の事業の選択、季節、商売(販売)、原材料、在庫管理、人員計画、出納管理、給与、決算、資金面、商品面、販売、人材の課題など、店舗経営に必要なマネージメントが体験できるようになっています。コマを進めた先で発生するイベント(季節、繁忙期、在庫切れ、離職他)を通して、生産性をいかに向上させるか?という店舗経営を体験しながらDXに対する理解が深まります。
我々も初めはそうでしたが、存続の危機の中、「やるしかない!」と一念発起し、ITの知識に乏しいメンバーで一緒に学びながら、少しずつDXに取り組み仮説検証を繰り返しました。そしてついに10年もの時をかけ、どんな従業員でも分かりやすく管理できる「店舗経営のDX」を考案することができました。
少ない人数で効率的な仕事を成し遂げなければならないお店にとって、このEBILABの「店舗経営DXのノウハウ」は心強い武器になると確信しています。なぜならば、自社のみならずEBILABのノウハウに基づき支援させていただいた事業は、これまでに100社以上にも上るからです。
店をたたむか、生き残るか!食堂が開発した現代に必要な店舗経営のDXだから「もっと儲かって、経営者も、従業員も、家族も幸せになって欲しい!」という想いをこの『wyEBIYA THE BOARD GAME』に託しました。
【遊び方】
サイコロを振って、自分のプレイヤー駒と顧客コマ(複数)のうち一つを出た目の数だけ進めます。
顧客コマが自分の店舗に止まったら「商売開始」その店舗にいるスタッフの数だけ商品を販売できますが、倉庫に原材料が不足していたり、季節によっては販売が出来ません。
また、コマを進める中で引くことができる3種のカード「イベントカード」「店舗カード」「DXカード」で商売が好転するのか!はたまた一から構築しなおすのか!何度も遊ぶうちに運用のコツがわかるようになるのがこのボードゲームの醍醐味です!2年が過ぎたらゲーム終了。決算をしてその時点で手元資金が一番多い人が1位です!
左:プレイ中のゲーム盤イメージ/右:ゲームプレイイメージ
【こんな方におススメ】
●これから起業したい方
●店舗運営に携わるお仕事をしている方
●大学などで、DXと企業について学ばせたい、学びたい方(教材としての活用)
●店舗経営を学びながらチームビルディングを身に付けたい方(企業などの研修のツールとしての活用)
●店舗経営のDXに関するノウハウを学びたい、飲食店・商店のオーナー、経営者の方
●子供にお金・商売の仕組みを教えたい方
クラウドファンディングのリターン一覧
【早割15%off】wyEBIYA THE BOARD GAME
一般販売予定価格19,800円→15%offで2,970円もお得!
【早割25%off】wyEBIYA THE BOARD GAME
一般販売予定価格19,800円→25%offで4,950円もお得!
【早割35%off】wyEBIYA THE BOARD GAME
一般販売予定価格19,800円→35%offで6,930円もお得!
【makuake割】本体15%割引+ゑびやのお菓子セット3000円相当
一般販売予定価格19,800円→15%offで2,970円もお得!
ゑびやの人気お菓子セット3,000円分相当をMakuake限定セットにしました!
【makuake割】本体25%割引+ゑびやのお菓子セット5,000円相当
一般販売予定価格19,800円→25%offで4,950円もお得!
ゑびやの人気お菓子セット5,000円分相当をMakuake限定セットにしました!
【makuake割】本体35%割引+ゑびやお菓子セット10,000円相当
一般販売予定価格19,800円→35%offで6,930円もお得!
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【リアル開催セミナー】本体+スタッフによるボードゲームセミナー
本体1セットとEBILABスタッフによるリアル開催のボードゲームセミナーチケットがセットに!企業研修として使っていただけるチケットです。また、これから起業したい仲間と一緒にDXについてゲームを使いながら学ぶ事も!
【リアル開催セミナー】本体+小田島春樹によるボードゲームセミナー
本体1セットとゑびや代表小田島春樹によるリアル開催のボードゲームセミナーチケットがセットに!企業研修として使っていただけるチケットです。また、これから起業したい仲間と一緒にDXについてゲームを使いながら学ぶ事も!
【出張リアル開催!】本体+小田島春樹によるボードゲームセミナー
本体1セットと小田島春樹&EBILABスタッフによる【出張の】リアル開催のボードゲームセミナーチケットがセットに!企業研修として使っていただけるチケットです。また、これから起業したい仲間と一緒にDXについてゲームを使いながら学ぶ事も!
『wyEBIYA THE BOARD GAME』開発者/株式会社EBILAB 代表取締役 小田島 春樹より
有限会社ゑびや/株式会社EBILAB代表 小田島 春樹
世界でも最も多い「起業」は何かご存知ですか?
正解は飲食業を始めとした店舗ビジネスです。
いま多くの人達が自分らしい生き方、働き方を模索していく中で起業という選択肢はこれから益々一般化していきます。しかし店舗ビジネス(商売)の女神はすべての挑戦者へ微笑むことはありません。
多くの失敗と挑戦、ライバルとの戦いの末、顧客を獲得し、軌道にのせるーー店舗ビジネスはいわば、人生を賭けたエキサイティングなゲームです。ゲームということは攻略法やコツなども多く存在し、その攻略法やコツ、時流を掴む経営者のみが商売の成功の確率をあげます。
私は、2012年に有限会社ゑびやという伊勢の老舗食堂を営む家族経営の会社に婿入りし、その後の10年間で売上を約5倍にまで伸ばしました。この『wyEBIYA THE BOARD GAME』には、私が今まで店舗ビジネスにおいて売り上げを上げるために試行錯誤しながら行った「売り上げを上げるための極意」「経営を助けるためのDX」といったノウハウをぎっしりと詰め込んでおります。
私自身は10年かけて試行錯誤しながらこの売り上げUPのノウハウを構築しましたが、みなさんには長い年月をかけてほしくはありません。たった数時間この『wyEBIYA THE BOARD GAME』を楽しんでいただくだけで、私が苦労して構築したDXやデータ経営を通して売り上げを劇的に上げる方法を学ぶことができるのです。
私は10代のころから様々な商売を営み、今も店舗運営を継続しています。そんな私に商売を営むきっかけを作ってくれたのは、子供のころ家族と一緒に遊んだ「ボードゲーム」でした。ゲームを通じて商売への興味が掻き立てられ、私の人生に大きな影響を及ぼしました。
日本の教育は受動型。今現在も、学校教育や社員研修の現場では課題を解く、正解のある問いを解く、暗記をする。そういった教育プログラムを良く見かけます。一方、この『wyEBIYA THE BOARD GAME』はいわば能動型です。ゲームという体験の中で自ら考え能動的にアクションすることを通して、必ずや、意味のある結果や役に立つ知識が身につくということをお約束します。
『wyEBIYA THE BOARD GAME』は子供から大人まで“商売とは何か?”“どのような構造なのか?”それを理解する体系的な学びのコンテツです。学校での起業教育や将来経営者になりたい、人生の第2ステージで起業を考えている、そんな方々に絶対に一度は体験をしていただきたいと思っています。
さあ、商売という人生を賭けたゲームの世界へ一緒に参りましょう。
有限会社ゑびや/株式会社EBILAB代表
小田島 春樹
株式会社EBILABについて
「EBILAB」は三重・伊勢で100年を超える老舗食堂「ゑびや」の経営メソッドから生まれたサービス産業のためのシンクタンクです。
サービス産業のための飲食・小売り向け店舗分析ツール「TOUCH POINT BI」をはじめとした分析サービスの提供により、店舗のコンディションを可視化するデータを自動で収集・分析することで、効率的で収益性の高い店舗運営の実現をサポート。また、コロナ禍の新たな取り組みとして、飲食店における「混雑予報AI」、遠隔接客システムである「WEB来店」や空間や建物内の「3D構築」などの新規事業を立ち上げております。
会社概要
社 名:株式会社EBILAB
本 社:〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13
代表者:代表取締役 小田島 春樹
設 立:2018年6月4日
資本金:6,000万円
TEL:0596-63-6364
FAX:0596-63-5222
事業内容:飲食店向けクラウドサービスの開発・販売・サポート
URL:https://ebilab.jp/
社 名:有限会社ゑびや
本 社:〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13
代表者:代表取締役 小田島 春樹
設 立:1994年1月
資本金:500万円
TEL:0596-63-5135
営業時間:9:30~17:00
定休日:無休
事業内容:老舗店舗の運営・販売
URL:https://www.ise-ebiya.com/
※有限会社ゑびやと株式会社EBILABの関係性について
有限会社ゑびやは三重県伊勢市にある老舗の食堂。「ゑびや」にて自社開発を行った来客予測ソリューションを活用した経営で、数年間で飛躍的に利益率を増加させました。「株式会社EBILAB」はこの来客予測ソリューションを他社提供するためのシステム開発・コンサル業部門の“新規事業”として2018年に生まれました。
左:本プログラムイメージ/右:三重大学キャンパスイメージ
この度EBILABが三重大学との連携に基づき推進するのは、同大のリカレント教育センターが主催するリカレント教育プログラム『リカレント教育講座 DXによる中小企業の事業再構築・新事業創出を担える人材の育成』(以下 本プログラム)の構築ならびに提供です。
本プログラムは、文部科学省が募集した『DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業「カテゴリーII. DX分野等リスキルプログラムの開発・実施」』で採択された(※1)ものです。大学が、地元企業、リスキリングに注力している企業等と連携し、就業者を主たる対象に、応用基礎的なDX分野の能力を育成しリスキリングの推進、キャリアアップを後押しします。政府におけるデジタル人材育成の取組とも連携し、社会に不足するデジタル人材を輩出する仕組みの構築を図るものです。
EBILABは、三重大学、三重県商工会議所連合会、三重県デジタル社会推進局とともに本プログラムの「事業実施委員会」を構成し、本プログラムに対する地域ニーズ把握、成果検証に加え、広報、受講生募集、成果の横展開に係る戦略の検討、企画・実行に携わります。これに際して、2022年9月に、三重大学と「クロスアポイントメント(※2)協定」を締結し10月から実施をしております。EBILABに所属する職員(1名)が、EBILABと三重大学の双方が持つ実績や特性を活かしながら、両者の業務の推進、向上に努めることとなりました。
EBILABでは今後も、当社の知見、技術、実績を活かせる分野において積極的な産学官連携に取り組み、自社事業として講演/教育・研修プログラムを提供することで、わが国におけるデジタル人材の育成・輩出とそれを通じた企業や社会の課題解決に貢献してまいります。
※1 詳細については、三重大学HP(https://www.mie-u.ac.jp/topics/kohoblog/2022/06/dx-dx.html)ご参照ください。
※2 クロスアポイントメント制度とは、研究者等が大学、公的研究機関、企業の中で、二つ以上の機関に雇用されつつ、一定のエフォート管理の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にする制度です。(経済産業省HPより)
『リカレント教育講座 DXによる中小企業の事業再構築・新事業創出を担える人材の育成』について
本プログラムは、デジタル化に必要な基礎的な知識とスキルに加え、プロジェクトマネジメント能力を併せ持ち、中小企業が抱える諸問題を解決できる人材の育成を目指すものです。中小企業が抱える生産性向上、事業再構築、新事業創出などのニーズに対して自ら課題を設定し、デジタルスキルを活用して課題解決や社内外のプロジェクトを推進できる人材に必要な知識や技術と経験(実行力)を習得できるDXリスキルプログラムとなります。
プログラムの開発には、三重大学が推進するプロジェクトマネジメント教育およびサンドイッチ方式の教育システム(※3)を活用。これらは同大の大学院地域イノベーション学研究科において既に実践されており、毎年定員の5割程度の社会人(経営者や就業者)を受け入れています。その修了生は、県内の中小企業などで経営改革、生産性向上、新事業や新製品創出などを推進する人材として活躍しています。
※3 「基礎研究能力の養成」と「研究開発のプロジェクトマネジメントの養成」に関する2つの専門講義を実施しています。特別研究ではR&D教員とPM教員が協力して1人の学生を指導し、「プロジェクトマネジメントができる研究開発系人材」の養成を行います。
EBILABと三重大学の連携実績
EBILABは三重大学と連携し、2018年度から開始されている「実践データサイエンティスト育成プログラム」に深く関わり、本年度も6月~11月の期間、同大の大学院生(社会人学生を除く)を対象とした同教育プログラム「実践データサイエンティスト育成プログラム」の構築・実施にも携わっています。同プログラムは、名古屋大学を幹事校とする、岐阜大学、広島大学、三重大学の4大学による共同事業「データサイエンティスト育成事業」に基づき名古屋大学主催で開講している「実践データサイエンティスト育成プログラム」の三重大学版と言える内容で、実世界データの解析を実施しながらの課題解決をテーマに演習も交えたプログラムとなっています。
同プログラムは、機密保持及びプログラムスケジュールの都合により、社会人学生の方にはご参加いただくことができませんでしたが、この度参画する『リカレント教育講座 DXによる中小企業の事業再構築・新事業創出を担える人材の育成』は社会人の方を対象としたもので、新たなニーズに応える内容となっています。
実践データサイエンティスト育成プログラム カリキュラム
三重大学 リカレント教育センターに関するコメント
三重県唯一の国立総合大学である三重大学は、平成16年度の法人化以降、地域社会の発展や活性化に向けて課題解決等に取り組み、特に平成28年度からの6年間は国家政策である「地方創生」に地方国立大学として本格的に取り組んできました。
令和4年度からは、これらの実績を基盤としつつ、更なる発展を図るため、人材育成においては、社会のニーズに合ったリカレント教育を構築・提供するため、「三重大学リカレント教育センター」を4月に新設しました。本センターは、学長・理事の直接的なガバナンスの下に置き、企業や自治体のニーズに合ったオーダーメイド型リカレント教育プログラムを構築することを特色のひとつとして、主に三重地域圏の企業・自治体に提供いたします。
三重大学で行われている講義には、基礎的学問から時勢の最先端をいくもの、地球のコアにかかる学問から宇宙までと、その学問コンテンツは多種多様の拡がりがあり、その講義コンテンツを可能な限り、“学びたい人”や“学ばせたい人”のオーダーに沿って、オーダーメイド型のリカレント教育プログラムとして“組み合わせて”学んでいただこうとするものと、もうひとつは好評を得たオーダーメイド型のリカレント教育プログラムをレディーメイドのものとして学んでいただくコースなどをご用意いたします。
また、本センターで今後繰り拡げられるであろう様々なリカレント教育プログラムには、本学の地域イノベーション学研究科で独自に開発され培われたPM(プロジェクト・マネジメント)教育を随所に鏤め、学んだものを実践に活かせるプログラムを取り揃えますので、みなさまどうぞ三重大学のリカレント教育にご期待いただきたいと存じます。
三重大学リカレント教育センター長
尾西 康充
EBILABの「講演・教育事業」について
DXや最新技術について体系的に学ぶことができる講演や教育・研修プログラムの提供を通して、企業・団体・自治体等がDX人材の育成やデータ活用を推進するサポートをしています。
講演や教育・研修プログラムの内容は、企業・団体・自治体等の課題やニーズに合わせ、カスタマイズして提供。テーマは、「今日から実行できる店舗改善策」から地方創生、最先端テクノロジーまで幅広く対応します。
EBILABの母体であるゑびや自体が、数年前までは“手切りの食券”と“そろばん”を使っている地方の老舗飲食店の一つに過ぎませんでした。そんなゑびやですが、2016年にデータやデジタルを活用した事業改革・DXを敢行し、事業再建に成功。結果、サービスやホスピタリティの面でより多くのお客さまにご満足いただけていることはもちろん、従業員や地元生産者の方々にも喜んでいただける状態へと生まれ変わることができました。
こうした実体験に基づきDXや事業創出等の分野に確かな専門知識、経験、情熱を持ち、講演実績やメディア出演が豊富なEBILABメンバーが、教育・研修プログラムの企画・開発から実施における講師までトータルでサポートします。
左:『ゑびや商人館/牛寿司屋台』外観イメージ/右:「POS+ selfregi」イメージ
ゑびや商人館は、ゑびやのデジタル化の経験と実績に基づき、店舗ビジネスのDXについて、見たり、知ったり、体験していただけるサービスを複合的に提供する施設です。「IT/DX教育・研修」「セミナーハウスとしてのレンタル」「新商品等のテストマーケティング」といったご利用者向けのサービス提供に加えて、ゑびやとEBILABが主体となって、店舗ビジネスのモデルケース創出にも取り組んでいます。
この度の、松坂牛寿司専門の省人化店舗『ゑびや商人館/牛寿司屋台』のオープンもこうした取り組みの一環で、クラウド型モバイルPOSレジの提供大手であるポスタスの全面的なサポートに基づき、同社の「POS+ selfregi(ポスタス セルフレジ)」を活用したものです。
POS+ selfregiによって注文・会計業務を自動化することで、店舗スタッフは調理〜料理提供の工程とそれに付随した接客に専念でき、従来3人程度のスタッフを必要としていた店舗オペレーションが、1人で行えるようになりました。省人化と効率化を同時に実現することで店舗オペレーションにかかるコストを抑え、原価が高騰する中でも高品質の商品を従来と変わらない価格帯で提供することが可能となりました。加えて、お客さまの操作で注文〜会計まで完結する接触機会を抑えた店舗オペレーションは感染症対策にも繋がり、アフターコロナの時代に適った飲食店のモデルケースとなっています。
ゑびやはこれからも、伊勢の地から、店舗ビジネスの事業変革を見据えた“新しいお店のあり方”を探れる場やモデルケースの創出に取り組んでまいります。
店舗詳細
店舗名:ゑびや商人館/牛寿司屋台
住 所:〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田1丁目3-2(「ゑびや商人館」内)
営業時間:10:00〜16:00
定休日:不定休 ※施設の利用状況により変動
業 態:セルフレジを導入した省人化店舗による、ゑびやオリジナルテイクアウトメニュー『松阪牛寿司』の販売
お品書き:
【松阪牛寿司】
左:松阪牛寿司 梅 3種盛り イメージ/右:松阪牛寿司 松 キャビアトッピング イメージ
・梅(赤身) 税込500円
・竹(霜降り) 税込700円
・松(サーロイン) 税込1,500円
【トッピング】
・雲丹 税込250円
・いくら 税込200円
・キャビア 税込250円
・3種盛り 税込600円
【ドリンク】
・生ビール 税込500円
・ノンアルコールビール 税込200円
・真珠塩サイダー 税込250円
「ゑびや商人館」施設概要
施設名:ゑびや商人館(ゑびやしょうにんかん)
住 所:〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田1丁目3-2
営業時間:ゑびやオリジナルテイクアウトメニュー『松阪牛寿司』の販売 10:00〜16:00
※その他サービス/スペースの営業時間は「不定」。施設の利用状況により変動するため、詳しくはお問合せください。
定休日:不定休
※施設の利用状況により変動するため、詳しくはお問合せください。
問い合わせ先:0596-24-3494
URL:https://www.ise-ebiya.com/syouninnkann/
提供サービス/価格:
1.IT/DX教育・研修 300,000円/回〜
2.セミナーハウスとしてのレンタル 100,000円/日〜
3.展示スペースのレンタル 50,000円/日〜
4.新商品等のテストマーケティングスペース 100,000円/日〜
5.ゑびやオリジナルテイクアウトメニュー『松阪牛寿司』の販売
6.オンラインによるコンテンツ配信 100,000円/回〜
各サービス/施設の利用申込/予約方法:
下記URLよりお問い合わせいただくか、上記電話番号あてにお電話にてお問い合わせください。
お問合せフォーム:https://ebilab.jp/contact/
「POS+ selfregi(ポスタス セルフレジ)」について
松坂牛寿司専門の省人化店舗『ゑびや商人館/牛寿司屋台』では、ポスタスの全面的なサポートに基づき、セルフレジ券売機「POS+ selfregi(ポスタス セルフレジ)」を導入しています。省人化による人手不足解消・コスト削減と非接触による感染症対策に寄与することはもちろん、マルチ決済にも対応する高機能セルフレジ券売機です。
左:「POS+ selfregi」イメージ/右:『ゑびや商人館/牛寿司屋台』での店頭設置イメージ
【POS+ selfregiの特徴】
1.省人化:注文・会計業務の効率化により、ホールスタッフの人員が削減できます。
2.非接触:お客さま自身で注文・会計が行えるため、接客を最低限に抑えられます。
3.マルチ決済:クレジットカード、電子マネー、コード決済、現金のすべてに対応しています。
4.多言語:英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)を標準装備し、外国人のお客さまにも対応します。
5.1台2役:店舗オペレーションに合わせて事前会計(券売機)と事後会計(精算機)に切り替えられます。
6.高機能・低コスト:高機能なセルフレジを、圧倒的な低コストで導入することが可能です。
製品名:POS+ selfregi(ポスタス セルフレジ)
URL:https://www.postas.co.jp/service/option/postas-selfregi/
ポスタス株式会社について
社 名:ポスタス株式会社POSTAS CO,.LTD.
設立日:2019年12月2日
資本金:1億円
本店所在:〒104-0045 東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル2・3F
拠点所在:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 17F
事業概要:
モバイルPOSサービスの提供
Fintechサービスの提供
HRテックサービスの提供
役員:
代表取締役社長 本田 興一
取締役 長井 利仁
取締役 岩田 亮
従業員数:170名(2022年4月時点)
URL:https://www.postas.co.jp/
【参考】会社概要
有限会社ゑびやについて
1912年、伊勢神宮のおひざもとである おはらい町に食事処『ゑびや大食堂』を創業。100年の歴史がありながら、時代の流れに乗れず、一時は暖簾をおろすことも検討しましたが、年に代表取締役に就任した小田島春樹がデザインとテクノロジーの力で再建。2016年に立ち上げた『ゑびや商店』や『あわび串屋台』も軌道に乗せ、驚異的な成長を続けています。近年では、ブランド再建で得たナレッジを社会に提供することを目的に『EBILAB』を設立。『世界中のお店ビジネスに寄り添うテクノロジーをデザインする』をコンセプトに、店舗分析ソリューション『TOUCH POINT BI』をはじめとするソリューションで、サービス産業が抱える社会課題の解決に貢献しています。
ゑびやイメージ
社 名:有限会社ゑびや
本 社:〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13
代表者:代表取締役 小田島 春樹
設 立:1994年1月
資本金:500万円
TEL:0596-63-5135
営業時間:9:30〜17:00
左:沖縄市一番街商店街イメージ/中央:沖縄アリーナイメージ/右:設置されたIoTカメライメージ
この度の施設間人流データ調査は、沖縄市の繁華街とレジャー施設間における人流の可視化を目的としたものです。市内に所在する「沖縄市一番街商店街」と「沖縄アリーナ」「沖縄こどもの国」「ミュージックタウン音市場」の3つのレジャー施設に合計9台のIoTカメラを設置し、各エリアの日付・時間帯ごとの通行者のカウント数を計測・分析しました。
「沖縄アリーナ」「沖縄こどもの国」「ミュージックタウン音市場」では、年間を通して大小様々なイベントが開催されています。一方、それらのイベントを目的とした来街者が、「沖縄市一番街商店街」をはじめとする市内の繁華街へと回遊しているのか、まちの賑わいや個店の集客にどの様な影響を与えているのか、といった観点で、イベントの開催と人流データを組み合わせた分析を沖縄市では行っていませんでした。
そこでこの度、EBILABによるサポートのもと沖縄市として初めて、市内の繁華街とレジャー施設間という広域における人流データの計測・分析を行いました。取得されたデータは今後、レジャー施設と繁華街を起点に市内全域で回遊性を高め、大勢の方に楽しんでいただける魅力あるまちづくりを目指した政策の検討に活用される予定です。
EBILABでは今後も、データに基づき街全体を“見える化”し、まちが抱える課題の早期発見・把握とIoTの力によるソリューションの提供を通して、まちや都市の課題解決と発展に寄与してまいります。
沖縄市における施設間人流データ調査詳細
2021年12月3日(金)〜2022年4月5日(火)の期間、沖縄市内に所在する「沖縄市一番街商店街」と「沖縄アリーナ」「沖縄こどもの国」「ミュージックタウン音市場」の3つのレジャー施設に合計9台のIoTカメラを設置。各エリアの日付・時間帯ごとの通行者のカウント数を計測(※1)しました。
収集したデータは、EBILABが開発したBIツール(※2)「TOUCH POINT BI」で分析を行った上で、結果の総覧や考察を行いやすい形にビジュアライズされます。
この度の施設間人流データ調査の結果は、レジャー施設と繁華街を起点に市内全域で回遊性を高め、大勢の方に楽しんでいただける魅力あるまちづくりを目指した沖縄市の政策検討、来訪者数の比較分析、各種行政施策やイベントの効果測定などに幅広くに活用される予定です。
※1 カメラで撮影した映像はIoTカメラ内でAIによりデータ処理され、その結果のみがデータとして管理者に送信されます。来訪者の肖像を侵害したり、個人情報を取得するものではありません。
※2 Business Intelligence toolsの略。企業が大量に蓄積したデータから必要な情報を集約し、ひと目でわかるように分析するツール。
【IoTカメラ設置場所】
1.沖縄市一番街商店街
沖縄県が本土復帰した3年後の1975年に、県内に初めて誕生したアーケード街。総延長500mとも言われる規模は、現在でも沖縄で最大の規模を誇っています。
IoTカメラ設置台数:1台
IoTカメラ設置場所:商店街アーケード内
2.沖縄アリーナ
沖縄アリーナ
10,000人を収容することが可能な沖縄県最大のエンタテインメント施設。バスケットボールをはじめとするプロスポーツの試合、人気アーティストのライブ音楽イベント、各種展示会場などとして幅広く利用されています。
IoTカメラ設置台数:2台
IoTカメラ設置場所:2階メインエントランス、1階アリーナショップ
3.沖縄こどもの国
沖縄こどもの国
沖縄県に生息する珍しい生き物が見られる「動物園」をはじめ、展示品で遊べる科学館「ワンダーミュージアム」、ボランティアの活動拠点「チルドレンズセンター」からなる県内でも有数の観光誘客施設です。
IoTカメラ設置台数:5台
IoTカメラ設置場所:エントランス、芝生広場、メイン駐車場、東駐車場(2台)
4.ミュージックタウン音市場
ミュージックタウン音市場
ホール、音楽スタジオ、音楽広場等から構成され、様々なアーティストのライブ・音楽イベントにより地域の活性化を目指した施設です。
IoTカメラ設置台数:1台
IoTカメラ設置場所:胡屋交差点エリア
【「TOUCH POINT BI」で分析・ビジュアライズされた施設間人流データ調査の結果(イメージ)】
左:IoTカメラの設置場所ごとに人流を可視化/中央:設置場所ごとの人流を比較/右:日付や曜日ごとに人流を比較
【設置したIoTカメラについて】
LiLz Gauge(リルズゲージ)/LiLz株式会社
LiLz Gauge(リルズゲージ)は、目視の日常点検を省力化・リモート化するIoT・AIサービスです。1日3回の画像撮影で3年間動作する点検業務専用のLTEカメラは、電源・ネットワーク工事不要で屋外・暗所・屋内に設置できます。クラウドサービスはタブレットなどでご利用可能で、アナログメーター自動読み取りAIや閾値アラートなどの機能が充実しています。
「LiLz Gauge」に関する詳細:https://lilz.jp/lilzgauge/
LiLz Gaugeイメージ
沖縄市のコメント
沖縄市では、観光振興施策を展開するための基礎資料とすることを目的として、現状と課題を把握し、マーケティングを行うための「観光統計調査」を平成30年より行っておりました。主に、携帯GPSによる調査となっておりましたが、地域を限定してより詳細の分析が行えるようなツールを探していたところ、EBILAB様よりIoTカメラ設置検証のご提案をいただきました。市内の関係施設にもご協力もいただきながら、円滑に作業が進み、最終的には検証結果の勉強会まで開催いただき、とても有意義な取り組みとなりました。
BIツール「TOUCH POINT BI」は操作が容易でビジュアル的にも優れており、繊細な情報をより直感的に把握することが可能なツールだと思います。これは、まちの事業者の皆様と同じ目線・視点で情報を活用していくという観点からとても重要な要素であり、今後につきましても、より戦略的に活用することで、効果的なまちづくりに繋がることを期待しているところです。
EBILABの「スマートシティプロジェクト(街の見える化事業)」について
スマートシティプロジェクトとは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の先端技術を用いて基礎インフラと生活インフラサービスを効率的に管理・運営し、環境に
有限会社ゑびやの情報
三重県伊勢市宇治今在家町13番地
法人名フリガナ
エビヤ
住所
〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町13番地
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
5190002008398
法人処理区分
新規
プレスリリース
ゑびやが「KANSAI DX AWARD 2023」第1回グランプリを受
ゑびやが「KANSAI DX AWARD 2023」第1回グランプリを受賞
2023年11月02月 14時
サービス産業の課題解決に繋がるDX推進事例に最優秀の評価/DX人材育成も受賞理由に有限会社ゑびや(本社:三重県伊勢市/代表取締役社長:小田島 春樹/以下 ゑびや)は、DXへの取り組みの先進事例として特に優秀な企業を表彰する、「KANSAI DX AWARD 2023」(関西経済連合会、近畿総合通信局、近畿経済産業局など5者で構成する関西デジタル・マンス実行委員会)において第1回グランプリを受賞致しましたことをお知らせ致します。
『wyEBIYA THE BOARD GAME』をMakuakeにて販売 ―テクノロジーで、商いをアップデートする。創業150年の老舗食堂発ベンチャー企業EBILAB―
2023年03月10月 10時
日本初!伊勢神宮の門前町を舞台に店舗のDX経営が学べるボードゲーム/店舗のDX経営を楽しみながら体系的に学べることから三重大学のリカレント教育講座でも採用 株式会社EBILAB(エビラボ/本社:三重県伊勢市/代表取締役:小田島 春樹/以下 EBILAB)は、店舗のDX経営に関するノウハウを学ぶことができるボードゲーム『wyEBIYA THE BOARD GAME ~商売とDXが学べるゑびやのボードゲーム~』(以下 『wyEBIYA THE BOARD GAME』)を開発。2023年3月X日(X)よりクラウドファンディングサービス「Makuake」にて応援購入を募る運びとなりました。
三重大学と共同でリカレント教育プログラムの構築・提供を推進することが決定 ―テクノロジーで、商いをアップデートする。創業150年の老舗食堂発ベンチャー企業EBILAB―
2022年10月31月 16時
社会人のリスキリングを通してデジタル人材の育成・輩出に貢献/プログラム推進のための「クロスアポイントメント協定」を三重大学と締結 株式会社EBILAB(エビラボ/本社:三重県伊勢市/代表取締役:小田島 春樹/以下 EBILAB)は、国立大学法人三重大学(所在地:三重県津市/以下 三重大学)と連携し、同大のリカレント教育センターが主催するリカレント教育プログラムの構築・提供を共同で推進しています。
ポスタスの全面サポートを得て、ゑびや商人館に松坂牛寿司専門の省人化店舗『ゑびや商人館/牛寿司屋台』をオープン
2022年08月04月 13時
従来3人程度のスタッフで行っていた店舗オペレーションが1人で可能に/省人化と非接触によって人手不足の解消と感染症対策を一挙にかなえるモデルケースを実現 有限会社ゑびや(本社:三重県伊勢市/代表取締役:小田島 春樹/以下 ゑびや)ならびに、グループ会社で店舗ビジネスのDX推進を支援するシンクタンクの株式会社EBILAB(以下 EBILAB)は、クラウド型モバイルPOSレジの提供大手であるポスタス株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:本田 興一/以下 ポスタス)の全面的なサポートを得て、2022年6月2日(木)より、ゑびや商人館に松坂牛寿司専門の省人化店舗『ゑびや商人館/牛寿司屋台』をオープンしました。
沖縄市でIoTカメラを用いた施設間人流データ調査を実施 ―テクノロジーで、商いをアップデートする。創業150年の老舗食堂発ベンチャー企業EBILAB―
2022年07月28月 14時
市内の繁華街とレジャー施設3施設に9台のIoTカメラを設置/沖縄市として初めて広域での人流を可視化 株式会社EBILAB(エビラボ/本社:三重県伊勢市/代表取締役:小田島 春樹/以下 EBILAB)は、沖縄市と共同で、同市内の「沖縄市一番街商店街」(1箇所)とレジャー施設3施設(8箇所)の合計9箇所にIoTカメラを設置し、2021年12月3日(金)〜2022年4月5日(火)の期間、施設間人流データ調査を実施しました。