柏レザー株式会社の情報

千葉県柏市柏2丁目7番9号

柏レザー株式会社についてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は柏市柏2丁目7番9号になり、近くの駅は柏駅。有限会社ゴトウが近くにあります。また、法人番号については「6040001094899」になります。


法人名フリガナ
カシワレザー
住所
〒277-0005 千葉県柏市柏2丁目7番9号
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推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
JR東日本常磐線の柏駅
東武アーバンパークラインの柏駅
JR東日本常磐線の北柏駅
東武アーバンパークラインの新柏駅
地域の企業
3社
有限会社ゴトウ
柏市柏2丁目7番22-601号
有限会社アイケー
柏市柏1丁目5番15号
有限会社風澤興業
柏市柏6丁目7番24号
地域の図書館
1箇所
柏市立図書館
柏市柏5丁目8-12
法人番号
6040001094899
法人処理区分
商号又は名称の変更
法人更新年月日
2018/04/25

廃棄予定の落花生の薄皮をアップサイクルすることで誕生した国産のビーガンレザー。環境に優しい革新的新素材「ピーナッツレザー」の開発に成功。
2023年10月02月 10時
海外に向けて千葉県の魅力を発信し、千葉県の経済の活性化と持続可能な地域社会の実現を目指したい 地域に根差したエシカル素材開発を展開する柏レザー株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:飯島 暁史)は、世界でも類を見ない(当社調べ) “落花生の薄皮そのもの” を活用したビーガンレザー「ピーナッツレザー」を開発し、商品化致しました。

海外千葉県の魅力

落花生の薄皮から「ピーナッツレザー」へ
 落花生の栽培から製造・販売までを手掛ける、有限会社木村ピーナッツ(本社:千葉県館山市)より落花生の副産物である薄皮の提供を受け、千葉県内の生地生産工場と連携し「ピーナッツレザー」が誕生しました。廃棄予定の落花生の薄皮をアップサイクルすることで生まれた、環境に優しい革新的新素材です。
ビーガンレザーは、環境保護や動物愛護の観点から世界的に注目を浴びており、今後大きく成長していく産業と期待されています。近年では、リンゴの皮、サボテンの葉、廃棄コーヒー豆、パイナップルの葉の繊維、きのこの菌糸体など開発が進んでおり、環境に配慮された注目すべき素材となっております。
 廃棄物される “ピーナッツの薄皮“ に新たな命を吹き込み、「モノ・コト・ヒトでつながる未来」を創造し、持続可能な地域社会の実現に貢献して参ります。

海外千葉県の魅力

落花生の薄皮をご提供いただいた 木村ピーナッツ様(右)と代表の飯島(左)
ピーナッツレザー開発の背景
 バッグ業界では数年前より、植物由来のビーガンレザーが “環境保護”や“動物愛護”の観点から欧米を中心に世界中で注目を集めています。民間調査によれば、ビーガンレザー市場は2022年~2035年の間に約8%のCAGR(年平均成長率)で成長しています。海外ではリンゴの皮やサボテンの葉、廃棄コーヒー豆、きのこの菌糸体やパイナップルの葉などを原料としたビーガンレザーがすでに開発・販売されていますが、海外製のビーガンレザー商品は価格が高く、国産のビーガンレザー商品も原料は海外からの輸入に頼っているのが現状です。
 柏レザー株式会社は、事業拠点である千葉県の名産品 落花生の薄皮を原料とした「メイドインジャパン」の国産ビーガンレザーの開発に成功しました。
 千葉県の落花生は、日本全国の生産量に占める割合が85.1%と全国に誇る特産作物ですが、加工商品を作る過程で多くの薄皮が廃棄されています。木村ピーナッツでも1日凡そ10kgの薄皮が廃棄されていますが、廃棄予定の薄皮を使うことで、環境に優しいアップサイクル製品「ピーナッツレザー」が誕生しました。

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ピーナッツレザーの開発秘話

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落花生の薄皮
ピーナッツレザーの発起人である代表の飯島は、雑貨業者にてバッグの営業、生産管理、海外拠点での営業と生産管理を経験してきました。長年業界を経験している「かばん屋」だからこその視点と、溢れる千葉愛でピーナッツレザーのアイデアを形にしようと、実現に向けてさまざまな困難を乗り越えてきました。
 木村ピーナッツの協力を得て試作を繰り返し、ピーナッツの外側の皮ではなく、内側の薄皮の方が使いやすいことが判明。生地生産工場が独自の技術で布生地に加工することで、世界初(当社調べ)のビーガンレザー「ピーナッツレザー」が誕生いたしました。
 ピーナッツレザーを生み出すまでに最も苦労した点は、ピーナッツの薄皮でのビーガンレザー生産を請け負ってくれる工場が当初なかった点です。
落花生の薄皮とPVC(ポリ塩化ビニル)との配合のバランスなど、何度も試作を繰り返しましたが「うちでは作れません」と断られました。レザーならではの風合いも残した「ピーナッツレザー」の誕生には1年ほど期間を要しましたが、商品化することで、この間に携わった多くの方々の想いも形にすることができました。
ピーナッツレザーの特徴
ピーナッツレザーは千葉県産 落花生の薄皮とPVC(ポリ塩化ビニル)を適切に配合して作った合成レザーです。動物由来の本革とは異なり、ロールの布生地として生産されるため加工性が高く、製品を製作した後に生じる端材も有効活用して余すことなく布生地を使用することができます。
レザーの風合いを持ちながら水や汚れ、虫害や腐食に強く、長持ちする素材なためどのような製品でも製作することが可能です。
 原料として使用している落花生の薄皮は、有限会社 木村ピーナッツの薄皮を使用しており、千葉県内の生地生産工場が有する特殊技術を活かして合皮を生産しております。

海外千葉県の魅力


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ピーナッツレザー
将来の展望
現在、すでに海外製のビーガンレザーよりも価格を抑えて鞄やポーチなど、B to C向けのプロダクト開発に成功していますが、今後はB to B向けのビジネスも展開し、街中の飲食店のソファ席や大型家具、自動車のシートなどにもピーナッツレザーを使用していただきたいと考えております。千葉県にゆかりのある企業との積極的な連携も視野に、ビジネス展開を見据えていきたいです。

海外千葉県の魅力

柏レザーで製作した商品イメージ
 私たちはピーナッツの生産者や製品を製作した革職人など作り手の顔が見える商品を目指しております。生産者と併せてピーナッツレザーの開発・生産ストーリーをより多くの方に知っていただくことで、千葉県の落花生農家の方々と世界中の買い手を繋げたいと考えております。
 海外に向けて千葉県の魅力を発信し、千葉県の経済の活性化と持続可能な地域社会の実現に貢献して参ります。
ファッション業界の大規模展示会に出展
多くの方々にピーナッツレザーのことを知っていただくため、10月10日(火)から12日(木)に開催される、ファッション業界の大規模展示会「ファッションワールド2023 秋」にも出展予定です。
ファッションワールドをきっかけに新たな販路を開拓し、ビジョンの達成に取り組んで参ります。
<ファッションワールド 東京秋 2023年 概要>
 ■会期:2023年10月10日(火) ~ 12日(木) 10:00 ~ 18:00
    ※最終日は17:00まで
 ■会場:東京ビックサイト(東京都江東区有明3丁目11−1)
 ■概要:世界中から1,150社が出展する日本最大のファッション展示会。
     8つの専門展と特設ゾーンで構成される。小間番号はA20-30。
 ■詳細:https://www.fashion-tokyo.jp/autumn/ja-jp.html
 ■主催:RX Japan株式会社

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柏レザー株式会社 会社概要

海外千葉県の魅力

所在地:千葉県柏市柏2丁目7-9  グランディールビル柏1F
代表者:飯島 暁史
設立 :2016年4月
事業概要:バッグ・革小物の販売、製造、卸、材料販売
店名:NUIZAEMON 柏本店(SHOP運営)
URL :http://kashiwaleather.jp
▼ PDF版プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d130258-1-fe172a22e372910fdce58c5c77194eef.pdf