株式会社イプサの情報

東京都港区赤坂7丁目1番16号

株式会社イプサについてですが、推定社員数は301~1000人になります。所在地は港区赤坂7丁目1番16号になり、近くの駅は赤坂駅。株式会社ライブワークスジャパンが近くにあります。厚生労働省より『2013年部門で次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』を受けました。また、法人番号については「2010401003193」になります。
株式会社イプサに行くときに、お時間があれば「TEPIA先端技術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
イプサ
住所
〒107-0052 東京都港区赤坂7丁目1番16号
google map
推定社員数
301~1000人
事業概要
1986年にデパート専門の化粧品ブランドとして設立し、1987年営業開始。「きれいはひとりにひとつ。」をコンセプトに、お客さまのなりたいきれいを実現するため、「個対応」の商品づくりやカウンセリングを行っています。現在は百貨店事業を中心に、国内76店、海外4地域54店、e-コマース事業も展開しています。
企業ホームページ
認定及び受賞
厚生労働省より2013年部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
厚生労働省より2013部門で『次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
東京メトロ千代田線の赤坂駅
東京メトロ千代田線の乃木坂駅
都営大江戸線の青山一丁目駅
東京メトロ銀座線の青山一丁目駅
地域の企業
3社
株式会社ライブワークスジャパン
港区赤坂9丁目5番29号赤坂ロイヤルマンション
ゲートキーパー株式会社
港区赤坂3丁目4番3号
Wake Up Now Japan株式会社
港区赤坂2丁目14番5号Daiwa赤坂ビル4階
地域の観光施設
3箇所
TEPIA先端技術館
港区北青山2-8-44
根津美術館
港区南青山6-5-1
紅ミュージアム
港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F
法人番号
2010401003193
法人処理区分
新規

心も肌も満たされる1日を目指す、スキンケア発想の機能性フレグランス、ジェルテクスチャーの新感覚フレグランス登場
2025年06月05月 11時
心も肌も満たされる1日を目指す、スキンケア発想の機能性フレグランス、ジェルテクスチャーの新感覚フレグランス登場
『スキンフレグランスジェル』2025年6月10日(火)新発売




写真:(左から)イプサ スキンフレグランスジェル01、02、03、04、05、06
イプサは、一人ひとりの心地よく自分らしいライフスタイルは、心身のバランスとヘルシーな肌から生まれると考え、肌の美しさだけではなく、心身のバランスを考慮したライフスタイルのサポートを目指し、製品開発を進めています。
そして心と肌の関係性に着目する中で、香りの影響とメカニズムについても研究。その結果、2種の香気成分に着目しました。この度イプサは、長年培ってきたスキンケア分野の技術にこの香りの知見を応用し、肌に溶け込むように心地よくなじむウォータリージェルテクスチャーの新感覚フレグランスを発売します。
本製品は、リフレッシュしたい時におすすめの「AWAKEシリーズ(3種)」とリラックスしたい時におすすめの「RESTシリーズ(3種)」の計6種を配置。AWAKE・RESTシリーズを上手く使い分け日常生活に取り入れることで、心も肌も満たされる1日を目指すことができます。また香りは、今の気分に合わせて好みで選ぶことはもちろん、肌測定器イプサライザーによるイプサ独自の「バランスケア測
定」で選ぶことができます。この測定では、自分自身では気が付かない潜在的なストレスや感情などの気持ちを分析し、今の自分の気持ちにぴったりの香りを選ぶこともできるため、より効果的に心地よい1日を過ごすことができます。
いつでもどこでも自由に香りを楽しみながら気分を切り替えることができるよう、使いやすいウォータリージェルテクスチャーと携帯しやすいパッケージデザインにもこだわりました。あなたの心と肌に寄り添い、1日をととのえる、スキンケア発想の新感覚フレグランスの登場です。
商品概要
□ 名称 : イプサ スキンフレグランスジェル
□ 種類、容量 : 全6種、各25mL
□ 価格: 税込4,400円※希望小売価格本体4,000円
□ 発売: 2025年6 月10日( 火)
採用技術
厳選された香気成分と植物オイルを配合
1.AWAKEシリーズ ※01、02、03対応
1.aエレメント
目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りは、活力に満ちた気分で
1日をスタートさせることが期待できる。
2.ゼラニウム油
こころが華やぐような印象の香りをもつ植物オイル。
2. RESTシリーズ ※04、05、06対応
1.rエレメント
休息をイメージしたリラックス感のある香りは、一日の終わりに気分の
切り替えが期待できる。
2.ラベンター油
こころを解きほぐすような印象の香りをもつ植物オイル。
その他概要
・スキンケア発想のウォータリ―ジェルテクスチャーと持ち運びしやすい容器
みずみずしいジェルで、好きな部位に簡単に塗布でき、ほどよく香る。
コンパクトなディスペンサー容器で、いつでもどこでも香りを楽しめる。
・様々なシーンで活用できる
朝晩のスキンケアの前や、あなたの1日をととのえる味方に。
6種の香り設計

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使用性
スキンケア発想のウォータリージェルテクスチャー
スキンケア処方技術を応用し、ファーストタッチからこだわったテクスチャー。
ジェルでピンポイントに塗布できるため、いつでもどこでも自分のために香りを楽しむことができます。
使用方法
香りを心地よく楽しむ体験ステップ
~朝晩のスキンケアの前や、リフレッシュ/リラックスしたいタイミングで~
【基本の使用方法】
1. 手首の内側に1プッシュ分のジェルを置きます。(1回の吐出量0.1mL)
2. ジェルの香りが広がるように、両手首を合わせるようにしてゆっくりと優しくなじませます。
(5秒~10秒ほど)
3. 深呼吸するように、香りを楽しみます。
※香りを纏うのにおすすめの部位
手首/首元/耳の裏など、体温の高い部位やよく動く関節、脈打つ場所などに纏うと、
香り立ちが良くなることが知られています。
※留意点
・顏には使えません。
・首や耳の裏などに塗布し、スキンケアをなじませる「手のひら」でフレグランスジェルをなじませ場合は、スキンケアの最後にフレグランスジェルを塗布してください。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イプサ PR担当 (ipsa-pr@ipsa.co.jp)
〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-16
TEL:03-3405-2432(PR直通)
URL:

https://www.ipsa.co.jp/

肌と心のつながりを見つめ、肌のその先へイプサ、新ME(エム・イー)を皮切りに新たなステージへ本格始動
2025年05月28月 11時
肌と心のつながりを見つめ、肌のその先へイプサ、新ME(エム・イー)を皮切りに新たなステージへ本格始動
イプサは、世界5の国と地域※で展開しており、2025年8月より、「1人ひとりのアイデンティティが輝き続ける今を共創する」というミッションのもと、わたしらしさで満たされている状態-Fullness of skin and mind-を実現するブランドへ進化します。
※2025年5月現在




ブランドの概要
1986年にブランドが誕生して以来、1人ひとりに合わせて、肌自ら美しくなる力を引き出す、「レシピ」の共創体験を追求してきました。スキンケア、メイクアップ、バランスケアを日本含むアジアの5つの国と地域で展開しており、核となるスキンケアアイテムの化粧液ME(エム・イー)は、肌の個性に合わせた16種から最適な1本を肌のスペシャリストであるレシピスト*と共に対話と分析から選びます。
*お客さまと共にレシピを創る美容部員
ブランドマーケティング刷新
季節のうつろい、変化する環境や気持ち、ストレスなど、様々なゆらぎが私たちを取り巻いています。良いときも、そうでないときも、感性を大切にしながら自分らしくありたいすべての人を応援したいという想いから、イプサは肌と心の深い関係に着目しました。40年にわたる肌研究をもとに進化した肌と心のサイエンスと、レシピの共創を通じて、1人ひとりが自分らしい美しさや生き方を発揮して満たさ
れた状態-Fullness of skin and mind-の実現を目指します。研究開発から、商品、広告ビジュアル、店頭やデジタル体験の刷新を中心にブランド価値の浸透を強化します。
肌と心の良循環を促す細胞感受性サイエンス
角層の柔らかさと真皮の弾力(ハリ)を兼ね備えた柔軟性のある肌は感受性が高く、心に良い刺激を伝えやすいことを新たに発見しました。これにより、肌機能を正常に保つ「ホメオスタシン」**の分泌が影響され、さらに肌にも良い影響を与えると考えられています。柔軟性のある肌に整え、肌と心の良循環を促すことで、やわらかく透明感のある肌と満たされた心を実現していきます。
**イプサは肌のホメオスタシス機能に関与する複数の物質の総称を「ホメオスタシン」と名付けました。
進化したレシピの共創による、パーソナライズされたライフスタイルを提案
●カウンターの進化
イプサのサイエンスに基づき、肌と心を満たす新たな店舗体験「FULLNESS EXPERIENCE」を提供。カウンター空間は、水面のような曲面とグラデーションカラーの壁面が心地よいゆらぎを生み出し、泉のような円形什器が光/水/エネルギーを象徴します。斬新なデザインの中でも心地よさを追求し、肌と心を満たす空間に。五感を刺激することで、視覚や触覚を楽しませ、驚きとワクワクを提供します。(25年7月以降順次導入予定)




●カウンセリングの進化
20種類以上の分析項目を持つ独自の肌測定器「イプサライザー」が進化。肌はもちろんのこと顔立ちや心の状態をも測定・分析。さらに、進化した科学的分析と合わせて1人ひとりの気持ちやライフスタイルに寄り添った対話、心地よい手技を用いて、有益で納得性の高いお手入れ方法を見つけ、自分らしいライフスタイルと美しさを発揮するサポートをしていきます。
(25年8月より展開予定)




●デジタル体験の進化
オンラインでも自信をもって商品を選べるように、公式オンラインショップにAIレシピストが登場(25年8月より導入予定)。関心のあるスキンケア商品を中心に、肌悩みや生活習慣などを丁寧に聞きとりながら、最適な商品やお手入れ方法をご紹介します。時間や場所を気にすることなく、気軽に相談でき、必要なことをわかりやすく伝達することで、「これかな」ではなく 「これがいい!」と思える満たされた体験を、オンラインでも提供します。さらに、長年の肌研究に基づき独自に開発されたオンライン肌測定「CO-HADA Scan」では、肌・こころ・からだ「美のバランス」測定を新たに搭載しました(25年5月)。




【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イプサ PR担当 (ipsa-pr@ipsa.co.jp)
〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-16
TEL:03-3405-2432(PR直通)
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1 人ひとりの肌状態にあわせて選ぶ。うるおいをめぐらせ、美肌エネルギーに満ちたような、やわらかく透明感のある肌印象へ導く高機能化粧液
2025年05月28月 11時
1 人ひとりの肌状態にあわせて選ぶ。うるおいをめぐらせ、美肌エネルギーに満ちたような、やわらかく透明感のある肌印象へ導く高機能化粧液
『ME n 1~8(医薬部外品) 』『ME n ディスペンサー』2025年8月5日(火)新発売




写真:ME n 4
1987年の初代発売以来、肌の生まれ変わりをサポートし、すこやかな肌状態を保つため進化し続けてきた化粧液「ME」。足りないものを与えるという対処法ではなく、肌そのものをすこやかに整え、保つこと。そうしたアプローチを追求し続け、肌変化を感じ始める若年層から悩みケアをプラスしたいマチュアな世代まで、多くの方に愛され続けています。10代目となる今回は、「細胞エネルギーの重要性」に着目。
1人ひとり異なる肌のSkin ENGY状態*1と皮脂分泌力に応じたアプローチで、うるおいがめぐり、美肌エネルギーに満ちたような、やわらかく透明感のある肌印象へと導く化粧液「ME n」を発売します。
角層のすみずみまでうるおいをめぐらせ、やわらかな肌に整える独自の保湿成分として、新採用の「CP-ME成分(全種対応)」、 「CP-H-ME成分」、「CP-S-ME成分」 を配合。さらに、2種の有効成分と適切な有用成分を配合し、個肌に合わせたアプローチを可能にします。 独自の肌測定器イプサライザーで、Skin ENGY状態と皮脂分泌力に応じて自身の肌状態に適切な1本が選べます。また今回新たに、ボトル容器には環境に優しいLiquiForm(R)(リキフォーム)技術を採用し、化粧品使用時の新しいサステナビリティ意識を提案します。肌そのものをすこやかに整え保ち、うるおいをめぐらせ美肌エネルギーに満ちたような、やわらかく透明感のある肌印象へ導く、高機能化粧液「ME n」の誕生です。
*1肌表面のキメ状態等。肌にエネルギーが満ちた状態ではキメが整っています。
商品概要
□ 名称: イプサ ME n 1~8(医薬部外品)※ディスペンサー別売り
□ 種類・容量: 全8種、各175mL
□ 価格: 税込各7,370円(本体6,700円)
□ 発売: 2025年8月5日(火)
□ 名称: イプサ ME n ディスペンサー
□ 種類: 全1種
□ 価格: 税込770円(本体700円)
□ 発売: 2025年8月5日(火)
採用技術
1人ひとりの「Skin ENGY」に応じたアプローチで、うるおいをめぐらせ美肌エネルギーに満ちたよう
な、やわらかく透明感のある肌へ導きます。
■8種全て対応
CP-ME成分(保湿成分)
ユキノシタエキス、ドクダミエキス、濃グリセリン
■測定値Skin ENGY 50-100 ※ME1、2、3、4対応
CP-H-ME成分(保湿成分)
ローズマリーエキス、トランスーレスベラトロール、ハチミツ、濃グリセリン
■測定値Skin ENGY 0-49 ※ME5、6、7、8対応
CP-S-ME成分(保湿成分)
マンゴスチン樹皮エキス、セイヨウサンザシエキス、マロニエエキス、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、濃グリセリン
その他配合成分
皮脂分泌力50-100 ※ME1、5に2種配合。ME2、6はオウゴンエキスのみ。
オウゴンエキス、イブキジャコウエキス(肌保護成分)
皮脂分泌力0-49 ※ME4、8に2種配合。ME3、7はローズヒップオイルのみ。
ローズヒップオイル、セサミオイル(エモリエント成分)
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
m-トラネキサム酸*2(薬用美白有効成分)
※ME全種対応 *2 トラネキサム酸
肌あれを防ぐ
グリチルリチン酸ジカリウム(薬用肌あれ防止有効成分)
※ME全種対応
容器へのこだわり
イプサは人と地球のメタボリズムを追求しており、「ME n」では環境に優しいLiquiForm(R)(リキフォーム)技術の容器を採用しています。これにより、化粧品を使用する際の新しいサステナビリティ意識の習慣を促進することを目指しています。








使用方法
・朝晩の洗顔後の肌または化粧水で整えたあとにお使いください。
・コットンにディスペンサー3回押し分をとり、顔全体にゆっくりていねいになじませます。
・最後に顔全体を手のひらで包みこむようにしてなじませます。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イプサ PR担当 (ipsa-pr@ipsa.co.jp)
〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-16
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イプサ、メタボリズムの本質を追究し、細胞エネルギーと美肌の関係を解明 ~細胞エネルギー産生のメカニズムと対応成分を新たに発見~
2025年05月27月 11時
イプサ、メタボリズムの本質を追究し、細胞エネルギーと美肌の関係を解明 ~細胞エネルギー産生のメカニズムと対応成分を新たに発見~
イプサは、約40年にわたり肌が自ら美しくなる仕組みを追求し続け、肌におけるメタボリズム研究を牽引してきました。「メタボリズム=細胞が良い状態で新しい細胞に生まれ変わる仕組み」を整えるためには、細胞内の酸素が大きく影響していることを示してきました*1。今回、酸素が細胞内で消費される過程で産生される細胞エネルギー(ATP)に着目し、メタボリズム研究を進化させました。細胞のエネルギーを最大化するには、酸素に加えて脂肪酸の利用も大きな役割を果たしていることが明らかになりました。また、酸素・脂肪酸を取り込み、エネルギー産生を高める成分として、コジソウエキスを新たに見出しました。
美肌の鍵となる細胞エネルギー
メタボリズムを整えるためには、細胞の成熟過程で絶え間なくエネルギーを供給することが重要であることが明らかになっています。細胞エネルギーと美肌の関連を調べた結果、3D皮膚モデルを用いて細胞エネルギー産生を阻害した場合、健全な表ふ形成だけでなくうるおいやバリア機能の維持に必要なたんぱく質であるフィラグリンとロリクリン*2の発現が減少することが分かりました(図1、図2)。
そこで、イプサは細胞エネルギーを美肌の鍵と位置づけ、エネルギー産生メカニズムに焦点を当て、より詳細な検討を進めました。




細胞エネルギー産生メカニズムにおける新知見
1.エネルギー産生における脂肪酸の重要性
細胞のエネルギー産生メカニズムにまで研究の幅を拡げたことにより、新たな美肌のキーにも迫ることができました。具体的には、細胞の成熟過程においてエネルギー源が変化することを発見し、基底層付近ではグルコースをメインに利用していたのに対し、細胞の完成期*3を迎える顆粒層付近では新たに脂肪酸の利用が高まることが明らかになりました(図3)。




脂肪酸は、酸素を利用したエネルギー産生経路で利用されます。細胞を低酸素にするだけでなく、脂肪酸の利用を阻害すると、エネルギー産生量が大幅に低下することが明らかになりました。また、 細胞成熟に必要な美肌因子の発現にも影響を及ぼすことが確認されました(図4、5)。このため、イプサはエネルギー源としての脂肪酸の活用が、美肌の実現において重要であると考えています。








2.細胞のエネルギー産生を高める成分の発見
約200種の素材・成分を探索した結果、表皮細胞においてコジソウエキスは酸素・脂肪酸を取り込み、細胞のエネルギー産生*4を高める効果があることを新たに発見しました。現在、酸素・脂肪酸を取り込む効果に関しては特許出願中です*5。




今後の展望
このたびの発見により、私たちは肌が自らの力を発揮する仕組みに迫ることができました。イプサは、今後も酸素、水、細胞のエネルギーの挙動を探求しながら、生命の神秘を解き明かし、美しさを追求していきます。
*1 イプサ公式サイト:美しい肌と酸素の関係の研究
*2フィラグリン:うるおいを保持するNMF(天然保湿因子)の材料となるたんぱく質、ロリクリン:バリア機能・保湿機能を持つ角層細胞を強化するたんぱく質
*3 イプサにおける考え方。美しい肌を構成する細胞の成熟過程の最終段階
*4酸素を活用したエネルギー産生量
*5特願2023-149359
イプサは、(株)資生堂の子会社である(株)イプサのブランドです。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イプサ PR担当 (ipsa-pr@ipsa.co.jp)
〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-16
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イプサ、メタボリズム研究を発展させ、心にもアプローチする「細胞感受性サイエンス」へ ~肌と心の良循環を促し、フルネスを目指す~
2025年05月27月 11時
イプサ、メタボリズム研究を発展させ、心にもアプローチする「細胞感受性サイエンス」へ ~肌と心の良循環を促し、フルネスを目指す~
イプサは、2025年秋よりブランドが進化し、これに伴いコアサイエンスも刷新します。現代特有のストレス環境によって心身の揺らぎが大きい世代に向けて、心にも働きかけることを目指し、これまでの肌研究に加え、心までアプローチする「細胞感受性サイエンス」へと発展させました(図1)。




肌から心に働きかけるアプローチ
これまでの研究で、「自分自身の肌に触れることは、気持ちを落ち着かせ安心感を得ることにつながる」ことを見出しています*1。そこで、イプサは今回、肌状態が心に影響を与えると考え、肌の感受性に着目しました。
肌は非常に複雑な構造を取っているため、肌に触れた際の刺激の伝わり方を確認することは非常に困難でした。
今回、これまでわかっていた肌内部の複雑な特性を、シミュレーション技術のパラメータにうまく落とし込むことで、肌内部への刺激の伝わりかたを確認できるようになりました。
肌状態の違いによる感覚受容器*2への触覚刺激の伝わり方をシミュレーションした結果、肌上を同じ力で指で押し込み滑らせているにもかかわらず、角層がやわらかく真皮に弾力(ハリ)がある状態の肌では、感覚受容器が存在する位置に触覚刺激が効率よく伝わっていることが観察されました(図2)。イプサは上記のような肌状態を「柔軟性のある肌」と定義し、肌から心へのアプローチとして、「柔軟性のある肌」に整えることが重要であると考えます。




*1 イプサ公式サイト:肌と心の研究
*2 「熱い」「冷たい」「痛い」「かゆい」「硬い」「やわらかい」などの感覚刺激や触り心地のような触感による刺激を受け取る感覚受容器はさまざまな種類がありますが、イプサは、表皮と真皮の境界に存在する肌細胞である感覚受容器の一種をターゲットとしました。
心から肌に働きかけるアプローチ
肌を健やかで美しく保つためには、肌本来の力を引き出し肌の生命力を高める恒常性(ホメオスタシス)を維持することが重要です。イプサは心から肌へのアプローチとして、肌のホメオスタシス機能に関与する複数の物質の総称を「ホメオスタシン」と名付け、ホメオスタシン分泌のバランスに着目しました。
ホメオスタシンには様々な種類があり、五感で受け止める情報の種類、強さ、頻度などによって変化します。ホメオスタシン分泌のバランスが崩れた状態では、肌のもつ様々な生理機能に悪影響を及ぼし、正常な機能(ホメオスタシス機能)が低下することが分かっています。例えば、一定時間ストレスを与えることで、ホメオスタシン分泌が肌に与える影響を評価した結果、バリア機能の回復率が低下するという知見を過去に見出しています(図3)。




肌と心のフルネスを実現する細胞感受性サイエンス
今回は、柔軟性のある肌に整えることで、触れた際の刺激が感覚受容器まで伝わりやすいということが新たに分かりました。また、ホメオスタシン分泌のバランスを正常に保つことが肌状態にとって非常に重要であることも過去に見出しています。このことから、柔軟性のある肌に整えることで、肌細胞の感受性が高まり、肌と心の良循環を促すことが期待できます(図4)。
今後の研究では、ホメオスタシン分泌のバランスが具体的にどのように肌状態に影響するか、その対応成分について解き明かしていく予定です。これからのイプサは、肌をケアする機能だけでなく、情緒的な価値も提供し、肌と心のフルネス(Fullness of skin and mind)を目指していきます。




イプサは、(株)資生堂の子会社である(株)イプサのブランドです。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イプサ PR担当 (ipsa-pr@ipsa.co.jp)
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