株式会社インバースの訪問時の会話キッカケ
株式会社インバースに行くときに、お時間があれば「TEPIA先端技術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
今日の訪問が、私たちの良い関係の始まりになればと思います。
赤坂駅の近くに行きつけのお店はありますか
TEPIA先端技術館が近くにあるようですが、歩くと何分かかりますか
株式会社インバースへの通勤は電車通勤ですか
」
google map
東京メトロ銀座線の赤坂見附駅
東京メトロ丸ノ内線の赤坂見附駅
東京メトロ半蔵門線の永田町駅
2023年02月21月 13時
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetwork、機密送金の実装完
2023年01月31月 14時
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetowrk、Web3財団より
2022年12月20月 15時
Zero Networkプロジェクトではこれまでに4度、ゼロ知識証明に関わるグラントを達成してきました。本グラントではこれらの強みを以下し、スマートコントラクトのRollup技術であるzkWasmを実装します。ゼロ知識証明はプライバシーとスケーリングの文脈で用いられる技術であり前グラントではトランザクションのプライバシー保護に特化したブロックチェーンの実装の提案で採択されました。今回のグラントではスケーリングをサポートすることによりプライバシーとスケーリングを両立し、よりWeb2.0の世界観に近い形でブロックチェーン技術を利用できることを目指しています。具体的なマイルストーンは以下のようになっています。
楕円曲線署名ライブラリの実装
ゼロ知識証明の回路言語のplookupとrecursive proofのサポート
zkWasmの証明者と検証者の機能実装
Rollupノードとメインチェーンノードのライブラリの実装
1つ目のマイルストーンでは、ユーザーがゼロ知識証明の証明生成のアウトソースを可能にするためRedDSA署名を実装します。ゼロ知識証明の証明生成には処理に時間がかかるため安全にアウトソースすることでより高いユーザビリティを実現します。また、この署名方法によりプライバシーが保護されたトランザクションを監査可能な形で送信することもできるためマネーロンダリングの防止にも利用できます。
2つ目のマイルストーンではゼロ知識証明の回路上でLookup Tableを利用するplookupと回路の入力に、別の回路の証明を入力することで再帰的な証明を可能にするrecursive proofを実装します。zkWasmではWasmのそれぞれのオペコードに対し証明を生成し、それをまとめて一つの証明を生成するという戦略を取ります。本来であれば処理が重すぎるため乗算のゲート数が証明可能な範囲を超えてしまうのですが、plookupとrecursive proofの導入によりこれらを可能にします。
3つ目と4つ目のマイルストーンでL2とメインチェーンのやりとりを実現し、ライブラリ化することで全てのノードがRollupのL2の環境を簡単に構築できるようになります。
弊社の理念は全てフルスクラッチ実装をすることであり、今回のプロジェクトでゼロ知識証明の回路言語を実装することで日本発のゼロ知識証明のプロジェクトを推し進めることができます。また、Polkadot Networkは特定の機能に特化したブロックチェーンを接続することにより他のチェーンと差別化できるためプライバシーとスケーリングに特化したブロックチェーンの実装は影響が大きいと考えられます。今後も世界の最先端のテクノロジーにキャッチアップし、日本のブロックチェーン業界を盛り上げるため精進して参ります。
■株式会社インバースについて
株式会社インバースは、ブロックチェーンが既存のWeb技術のように使われるため、プライバシーとスケーリングに特化した暗号技術の研究開発を行なっています。
会社名:株式会社インバース
所在地:東京都足立区梅島3丁目33-6エンブレム西新井2F・3F
代表者:芦沢晋作
今回のマイルストーンでは、ブロックチェーン上での送金時にトランザクションの送金額を秘匿化する機密送金を実装しました。
本機能を用いることで送金者は送金額をネットワーク上の他のユーザーに知られることなく送金を実行することができます。ZeroNetworkではユーザーのアドレス残高がデフォルトで暗号化されているため既存の秘匿送金で必要なコントラクトへのデポジットやL2技術の導入は不要で通常のブロックチェーン送金と同じように送金することができます。プライバシーを保護した送金をユーザービリティを損なわずに実現したという点でPolkadotのネットワーク全体への大きな価値の提供が可能です。
また、Redsaという楕円曲線の署名のスキームを用いることでユーザーは特定の監査機関にのみ複合できる形でトランザクションを生成することができるため監査可能性のある状態でのブロックチェーン利用が可能です。近年のTornado Cashの事件によりプライバシーと監査可能性の両立の重要性が増しており、それらを実現するための暗号スキームが不可欠となっております。弊社は今後ともブロックチェーンの更なる発展のためクリーンで高機能な暗号技術の研究に尽力します。
■本マイルストーンで実装されたライブラリ
有限体、楕円曲線、拡大体等の抽象代数学のコアライブラリ
https://crates.io/crates/zero-crypto
ツイストエドワード曲線の一種のJubJub曲線のライブラリ
https://crates.io/crates/zero-jubjub
ペアリングフレンドリーなBls12-381曲線のライブラリ
https://crates.io/crates/zero-bls12-381
加法準同暗号のElGamal暗号のライブラリ
https://crates.io/crates/zero-elgamal
楕円曲線の乗法準同のTateペアリングのライブラリ
https://crates.io/crates/zero-pairing
機密送金の実装
https://github.com/zero-network/zero
■過去の実績
ZK Rollupsの実装
https://github.com/w3f/Grants-Program/blob/master/applications/zk-rollups.md
plonkの実装
https://github.com/w3f/Grants-Program/blob/master/applications/zk-plonk.md
■株式会社インバースについて
株式会社インバースは、ブロックチェーンが既存のWeb技術のように使われるため、プライバシーとスケーリングに特化した暗号技術の研究開発を行なっています。
会社名:株式会社インバース
所在地:東京都足立区梅島3丁目33-6エンブレム西新井2F・3F
代表者:芦沢晋作
ブロックチェーン上に記されている情報は全てが公開されており、全てのユーザーが他のユーザの送金や購買の履歴を閲覧することが可能になっています。
また、ブロックチェーンの1秒間の処理数は既存の決済システムに比べとても低く近年のユーザー数の上昇により処理の遅延が多く発生しています。
こういったプライバシーとスケーリングの課題を、ゼロ知識証明と準同型暗号といった暗号スキームで解決する試みが今回の提案に至った背景です。
Zero Networkではユーザーの残高は、デフォルトで暗号化されており、送金額を知られることなく他のユーザーへ送金することが可能です。また、秘匿コントラクトもTEEやLayer2の技術を用いることなく実行することができます。
完全にパブリックでかつ、トラストレスな前提のもとで秘匿コントラクトを実行できるプロジェクトは世界で数少なく、ユーザビリティを高くするためサイドレイヤーなどを使わずメインチェーンのみとのやり取りで利用できるように設計されています。
Zero NetworkはSubstrateでパラチェーンとして実装され、Polkadotに接続されます。Zero NetworkがPolkadotに接続されるとその相互互換性によりネットワークに繋がる全てのパラチェーンが秘匿化の恩恵を受けることができます。
今後のマイルストーンや追加機能の詳細は提案の中に記されています。
https://github.com/w3f/Grants-Program/blob/master/applications/zero-network.md
秘匿化を実現するには、楕円曲線暗号などの暗号技術を用いる必要がありオンチェーンにもオフチェーンにも通常の計算に比べ大きく負荷がかかります。Substrateではブロックチェーン自体を実装することができるためデータ構造やコンセンサスアルゴリズムも使用する暗号スキームにあわせて最適化することができます。また、メインチェーンで暗号技術に特化したプロトコルや秘匿化をサポートすることによりLayer2の技術はスケーリングに専念することができたり、その他の暗号技術を組み合わせたプロトコルとの親和性も高くなります。
プライバシーとスケーリングは非常に面白く難解な領域であり、解決すべき課題が多く残されているため、弊社はそのような課題に暗号技術の観点から取り組み続け、更なる分散技術の発展に貢献できればと考えています。
■過去の実績
ZK Rollupsの実装
https://github.com/w3f/Grants-Program/blob/master/applications/zk-rollups.md
plonkの実装
https://github.com/w3f/Grants-Program/blob/master/applications/zk-plonk.md
■株式会社インバースについて
株式会社インバースは、ブロックチェーンが既存のWeb技術のように使われるため、プライバシーとスケーリングに特化した暗号技術の研究開発を行なっています。
会社名:株式会社インバース
所在地:東京都足立区梅島3丁目33-6エンブレム西新井2F・3F
代表者:芦沢晋作
株式会社インバースの情報
東京都港区赤坂4丁目5番21号
住所
〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目5番21号
周辺のお天気
周辺の駅
4駅東京メトロ千代田線の赤坂駅
地域の企業
地域の観光施設
法人番号
9010401071325
法人処理区分
新規
プレスリリース
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetwork、zkWasmの助
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetwork、zkWasmの助成金獲得
2023年02月21月 13時
ゼロ知識証明とRollup技術を使ったスマートコントラクトのスケーリング技術株式会社インバース(本社:東京都足立区、代表取締役社長:芦沢晋作、以下インバース)は、ゼロ知識証明とRollup技術を用いたスマートコントラクトのスケーリング技術であるzkWasmのプロジェクトがWeb3財団により採択されました。
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetwork、機密送金の実装完了
2023年01月31月 14時
Web3財団のグラントのマイルストーンの実装完了株式会社インバース(本社:東京都足立区、代表取締役社長:芦沢晋作、以下インバース)は、採択されたWeb3財団のグラントプログラムのマイルストーンである機密送金の実装を完了しました。
日本発パブリックブロックチェーンZeroNetowrk、Web3財団より助成金獲得
2022年12月20月 15時
秘匿送金と秘匿コントラクト実行に特化したブロックチェーンの提案株式会社インバース(本社:東京都足立区、代表取締役社長:芦沢晋作、以下インバース)は、秘匿送金と秘匿コントラクト実行に対応したブロックチェーンZero Networkの開発がWeb3財団により採択されました。