株式会社メタジェンの情報

山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2

株式会社メタジェンについてですが、所在地は鶴岡市覚岸寺字水上246番地2になり、近くの駅は鶴岡駅。メタジェンセラピューティクス株式会社が近くにあります。厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』を受けました。特許については2021年09月03日に『評価方法』を出願しています。また、法人番号については「7390001014012」になります。
株式会社メタジェンに行くときに、お時間があれば「大寶館」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
メタジェン
住所
〒997-0052 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
google map
事業概要
腸内環境解析サービス
企業ホームページ
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
2017年12月22日に経済産業省より『地域未来牽引企業』
2019年06月24日に経済産業省より『J-Startup2019』
周辺のお天気
周辺の駅
1駅
JR東日本羽越本線の鶴岡駅
地域の企業
3社
メタジェンセラピューティクス株式会社
鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
有限会社けさらんファーム
鶴岡市覚岸寺字水上196番地1
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
地域の観光施設
3箇所
大寶館
鶴岡市馬場町4-7
鶴岡アートフォーラム
鶴岡市馬場町13-3
致道博物館
鶴岡市家中新町10-18
特許
2021年09月03日に『評価方法』を出願
2018年03月15日に『糞便の保存方法』を出願
法人番号
7390001014012
法人処理区分
新規

【新サービス】業界初!腸内環境研究で注目されている多様な代謝物質を一斉に定量分析可能な「GC-MSメタボロミクス」をサービス運用開始!
2025年06月23月 09時
【新サービス】業界初!腸内環境研究で注目されている多様な代謝物質を一斉に定量分析可能な「GC-MSメタボロミクス」をサービス運用開始!
~網羅的測定のハードルを下げ、ポテンシャル・メカニズム探索に貢献~




株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:福田真嗣、以下、「当社」)は、GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)を用いて腸内細菌がつくる多様な機能性代謝物質を一斉に測定する独自技術を開発し、「GC-MSメタボロミクス」として当社の研究開発支援プラットフォームにおいて正式にサービス運用していくことをお知らせいたします。
<サービス化の背景>
腸内環境がもたらす健康効果の多くは腸内細菌が作り出す代謝物質が寄与しており、メカニズムの理解には腸内細菌叢のみならず代謝物質の分析が必要不可欠です。昨今では世界中の腸内環境研究で短鎖脂肪酸をはじめとした腸内機能性代謝物質がキーワードにあがってきています。
しかし、それぞれの代謝物質は、化合物ごとに異なる特性を持つため、従来の技術ではこれらの代謝物質を一度に測定することは困難であり、それぞれで異なる検体前処理法と分析装置を用いて研究が行われていました。
そのような背景から、当社では、GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)による腸内機能性代謝物質同時定量法をアジレント・テクノロジー株式会社、慶應義塾大学先端生命科学研究所と共同開発し、その研究成果が科学雑誌「Gut Microbes
Reports」に2024年12月9日付で掲載されました。そしてこの度、GC-MSメタボロミクスを当社サービスの測定項目として正式にローンチし、運用開始することといたしました。
共同研究成果のニュースリリースは

こちら

<本サービスの目的>
本サービスでは、試験設計時に測定項目を絞りきることが困難であったり、探索的研究で体系的な知見を得たい研究者や企業に対して、短鎖脂肪酸をはじめとした腸内環境研究で着目されている腸内機能性代謝物質をまとめて評価可能なメソッドを提供します。代謝物質を網羅的に測定するハードルを下げることで、基礎研究や臨床研究におけるバイオマーカー探索や疾患マーカー探索、更には機能性表示を視野に入れたメカニズム探索や機能性素材のポテンシャル探索に貢献します。
また、腸内代謝物質までを理解する研究が従来以上に推進されることで、結果として新規マーケットの創出や生活者ベネフィットの充実にも繋がることを期待しています。
<本サービスの概要>
「GC−MSメタボロミクス」では、腸内環境研究で注目されている代謝物質をまとめて評価することを可能とし、且つ、従来の個別評価系にも劣らない定量測定を網羅的に可能にしました。
⚫️
GC-MSメタボロミクス(腸内機能性代謝物質同時定量メソッド)
価格:70,000円/検体(15検体以上)
測定内容:短鎖脂肪酸+有機酸+胆汁酸+アミノ酸及びアミノ酸代謝物質+糖(計66種類)の分析

糞便検体をご提供いただき、定量値を納品する場合の価格です。
※ 15検体未満の場合は応相談となります。
本サービスをきっかけに、より多くの企業の研究者、アカデミアの方々が腸内代謝物質の測定を推進しやすくすることで、研究の更なる深堀りにつながること、そしてその結果として腸内環境研究の意義が実社会で生かされていくことを期待しています。
▶より詳細につきましては、

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【新規事業】メタジェン、「サイエンスPR」事業を開始!
2025年05月20月 13時
【新規事業】メタジェン、「サイエンスPR」事業を開始!
~プロモーションが最大限に活きる土壌づくりとして、科学をベースに社会との関係性構築を推進し、普及活動のハードルを共に越える~




株式会社メタジェン(代表取締役社長 CEO:福田真嗣 以下、「当社」)では、「腸内環境に合ったヘルスケアをあたりまえにする」ことをミッションとし、腸内環境に関する価値あるデータを取得し考察を行う「研究開発支援事業」、エビデンスを基盤に個々人の腸内環境に合わせたソリューションを提供する「層別化ヘルスケア事業」の2つを事業の柱として、「腸内デザイン(R)」を推進してきました。この度、当社が大切にしている価値観である「Beyond Science, Beyond Technology, With
Society(最先端科学技術を追求し、それを社会とつなぐパイオニアでありつづける」ことを、「サイエンスPR(Science Public Relations)」という新しい事業として実装することで、パートナー企業の皆様のPR活動にも伴走し、社会への啓発活動をより本格化していきます。
<背景>
腸活がブームとなって長期的な盛り上がりを見せている腸内環境の領域ですが、実はこの領域は、ここ10年ほどの短期間でヒトの健康・疾患に関するメカニズムが続々と判明してきているまだまだ新しい研究分野です。
近年、科学技術の進展や企業活動の高度化により、専門的な知識や判断が求められる場面が増えていますが、そのような情報を日常生活の中で受け取る生活者との間に、知識や理解における「認知格差」が生じていることも事実です。
これからの社会には相互理解を目指した双方向の情報発信が不可欠となります。
また、情報が多様で複雑化する現代社会において、科学者や事業者、メディアなどの情報発信者は、生活者が自ら判断できる環境を整え、信頼関係を築くことが求められています。
<本事業の目的>
最先端の科学・技術を用いた新サービスや研究成果を広めていく際には、社会のリテラシーをアップデートしていくことが必要不可欠です。
商材のプロモーションを最大限に活かすためには、社会との関係性構築とも言えるPR(Public
Relations)の考え方を基盤とした啓発活動がベースとして必要であると考えています。本事業では、立ち位置の異なる複数の話者が連携することで社会での「認知格差」を埋めると同時に、「正確性・明快性・新規性・信頼性・中立性」のある情報を発信していくことで、より多くの人に新たな概念を伝え理解していただき、普及活動のハードルを共に越えていくことを目指します。
<事業の概要>
当社では、「腸内デザイン市場」という新たな市場開拓に挑み続けていますが、その一環としてアカデミアの強みを併せ持つフラットな視点で、パートナー企業の皆様の腸内環境に関する基礎知識習得からコンテンツ制作・情報発信・啓発活動までを伴走し、PRの効率化・強化を共に目指していきます。
当社だからこそ貢献できる以下の強みを最大限に発揮し、パートナー企業の皆様と共に目指す世界をより早く創出していきます。
メタジェンだから貢献できる強み:
1. アカデミアの最先端で現役で腸内環境の研究をリードする専門家がいる
2. 最先端の知見をスピーディーに発信に活かすことができる
3. パートナー企業の知識習得から企画開発、発信までを一気通貫で伴走できる
4. サイエンスPRを念頭に置いた商品コンセプト創りや社会とのブリッジの実績がある
ご支援内容例:
PR活動を機能させるためのポイントを当社がサポートし、以下のような項目を例としてご支援いたします。

社内セミナー

勉強会

PR文脈・コンテンツ制作支援

腸内環境コンテンツ提供

セミナー企画支援 専門家登壇

解説・インタビュー協力

新規事業計画時の腸内環境業界の現状把握、社内理解、PR文脈設計やPR施策検討に関わる助言や監修等の一連のご支援
以下のような課題解決を共に目指します:
全般:

エビデンスやメカニズムに関する内容を一般向けに翻訳することが困難

エビデンスを活用した訴求を行う際に、部門によって訴求したい内容が異なる
マーケティング・PR部門:

新たな価値訴求が生活者に理解されない

プロモーションをしてもなかなかメディアに取り上げてもらえない
新規事業部門:

事業を設計するための最新知見や周辺トピックまでを含めた概況を掴むことが困難

出口コミュニケーションを考えるにあたり基礎知識のインプットが必要
研究開発部門:

研究成果がでても、事業や商品に繋がらない

市場性を考慮した研究が求められる
本事業の立ち上げをきっかけに、腸内環境の世界観の深みに一人でも多くの生活者に更に共感して頂き、腸内環境研究や腸内環境を標的とする商品の意義が実社会で継続的に生かされていくことを期待しています。
本事業のご紹介ページは

こちら

2025年度「腸内デザイン共創プロジェクト」始動
2025年05月08月 09時
2025年度「腸内デザイン共創プロジェクト」始動
~共創コミュニティを進化させ腸内デザイン事業のハブへ~
株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣)は、最先端科学で腸内環境を制御する「腸内デザイン(R)︎」のコンセプトを共に広め、腸内デザイン市場の共創を目指す企業連携コミュニティ「腸内デザイン共創プロジェクト」を運営しています。2025年度も志を共にする参画企業の皆さまと共に、研究開発・事業開発・啓発活動等を通じて、腸内環境から生活者の健康維持増進を目指す新たな事業の創出やその意義の普及に向けて活動を始動いたします。




<本プロジェクトの沿革と2025年度の方針>
本プロジェクトは2016年に「腸内デザイン応援プロジェクト」として発足し、腸内環境をターゲットとする商品を世に届ける企業らと共に、情報共有やノウハウ共有を軸とした活動をスタートしました。
時が経ち、腸活市場の成長に伴い腸内環境に関する研究報告が増加してきた中で、腸内環境を切り口とした生活者への付加価値を追求されている多くの企業より本取り組みにご賛同をいただいております。2021年から2024年までの3年間では「腸内環境分野において科学的・社会的な価値を生み出すリーダーシップをとるコミュニティになる」ことをミッションとし、「競争から共創」を実行に移していくフェーズと捉え、本プロジェクトの活動を進行してまいりました。
この度2025年度からのアップデートとして、「共創コミュニティをより進化させ、腸内デザイン事業のハブ機能になること」をミッションに掲げ、市場の成長に不可欠である「新たな研究・新たなビジネス・新たな健康リテラシー」を、このコミュニティが起点となって創造してまいります。さらに、本コミュニティに集結することで継続的に新しい世界を創り続ける機能を育んでいきたいと考えています。本コミュニティ内の活動にとどまらず、食以外の周辺領域や関連機関等とも連携し合うハブとなりながら、多様な切り口で各企業の事業推進と腸内デザイン市場形成を加速していきます。
2024年度の本プロジェクトの活動内容や本プロジェクト活動が起点となり派生したアウトプットについては活動レポートもご参照ください。

2024年度上半期活動レポート


2024年度下半期活動レポート

<ご参画企業>




※ご参画は随時承っております。最新の参画企業は

株式会社メタジェンHP

にて更新してまいります。
<2025年度「腸内デザイン共創プロジェクト」ご提供コンテンツ>
本プロジェクトご参画企業様向けにご用意しているコンテンツ概要です。これらの活動以外にも、有志での啓発活動企画・実行、企業同士のコラボ商品開発、事業連携などの事例が生まれています。

腸内デザイン体験
腸内デザイン(R)(腸内環境を見る・知る・操る)の一連の体験を通じて、参画企業の皆様が自分ごととして考える機会、社内で共通理解を生む機会、顧客に事業展開するための種づくりの機会等としてご活用いただけます。

腸内デザインサロン
各企業から参加者を募り、現場担当者~執行役までの方々が集結する合宿形式のイベントです。メタジェン考案の「腸内デザインロードマップ」を活用した腸内デザイン(R)の現在地の確認、課題の把握、本コミュニティとしてのネクストアクションに関する議論をグループワークで行うなど、業界の発展を参画企業一体となって盛り上げるきっかけを創出します。
オンサイトサロン1回(山形県鶴岡市)およびオンラインサロン1回の合計2回のサロン開催を予定しています。

腸内デザインリーダーズ交流会
各企業で新規事業等を牽引していくリーダー層の方にお越し頂く交流会です。数年後の業界の展望を共有しながら、各企業の円滑な事業推進に向けた合意形成や、ネットワーキングによりイノベーションの種を生み出すことを目的としています。

メールマガジンでの腸内環境に関する情報提供
メタジェンの研究者集団が腸内環境業界のトピックとして、ワクワクする研究・最新の研究・パートナー企業の皆様とぜひ共有したい研究等を週1回のメルマガで配信いたします。腸内環境分野の最新トピックや研究報告のキャッチアップにお役立て頂けます。
※これらのコンテンツは、本プロジェクトにご参画いただいた企業さまのみがご参加いただけるクローズドの企画となります。
※年度の途中で企画やイベントの変更・増設することがあります。
上記の他、今年度は未参画企業の皆様にも本コミュニティの活動を知って頂く機会としてオープンな企画や、本プロジェクト参画企業横断連携で取り組む啓発活動の仕組み化を検討しています。
<未参画企業向けのOPEN企画を開催!>
これまで本プロジェクトでは、参画企業とのクローズドのイベントを多数設けて参りましたが、まだご参画されていない企業の方々からも、本プロジェクトの取り組みに強くご関心をいただけるようになりました。そこでこの度、「未参画の企業」の方にも本プロジェクトを知って頂く機会として、「GDP MeetUp」という機会を準備いたしました。
<開催概要>
イベント名:GDP MeetUp vol.1
~腸内デザインの今と未来を知り、腸内デザイン共創プロジェクトに触れるOPEN企画~
日時:2025年6月11日(水)17:00~20:00 (受付16:40~)
場所:東京科学大学キャンパス・イノベーションセンター 2階イベントスペース(東京都港区芝浦3丁目3-6)
※詳細・お申込については

こちら

よりお問い合わせください。
今年度も本プロジェクトでは、パートナー企業の皆さまとの共創活動により、科学的・社会的に意義のある事業や取り組みを生み出し社会に発信してまいります。本取り組みにご賛同いただける企業様のご参画を、心よりお待ちしています。

【3者共同研究成果】グアーガム分解物の摂取が新型コロナウイルス感染動物モデルの感染死を抑止
2025年01月20月 14時
【3者共同研究成果】グアーガム分解物の摂取が新型コロナウイルス感染動物モデルの感染死を抑止
~腸内細菌叢由来代謝物質の関与を示唆~

株式会社メタジェン(代表取締役社長 CEO:福田真嗣 以下、当社)は、慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長:荒川和晴)の福田真嗣特任教授と楊佳約(ヨウ カヤク)特任助教、東京大学医科学研究所感染症国際研究センター(センター長:川口寧)の一戸猛志准教授との共同研究で、ハムスターを用いた新型コロナウイルス感染王物モデルにおいて、食物繊維であるグアーガム分解物(PHGG)の摂取が新型コロナウイルス感染症によるハムスターの感染死を有意に抑止できることを明らかにしました。本研究成果は、2025年1月14日、オンライン科学雑誌「
Gut microbiome
」に掲載されました。
<研究のポイント>

PHGGの摂取が新型コロナウイルス感染症によるハムスターの感染死を有意に抑止できることを明らかにしました。

PHGG摂取群では腸内細菌叢由来の有用成分である短鎖脂肪酸および新型コロナウイルス感染症の重症化を抑制することが報告されている二次胆汁酸が有意に増加していました。
<研究の背景と研究成果の概要>
これまでの研究で腸内細菌叢および腸内細菌叢由来の代謝物質は新型コロナウイルス感染症の重症化と関連することが明らかになっています。本研究ではプレバイオティクスPHGGの摂取が新型コロナウイルス感染症に対する影響を調べました。ハムスターを通常食を摂取させる群(コントロール群)と5%PHGG添加食(※1)を摂取させる群(PHGG摂取群)に分け、摂取2週間後に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を経鼻感染させました。その結果、コントロール群では感染10日後の生存率が25%であったのに対して、PHGG摂取群では、生存率が100%でした(図1)。

図1. SARS-CoV-2感染後生存率(有意水準:0.05; 一般化Wilcoxon検定)
また、PHGG摂取群のハムスターの便中では短鎖脂肪酸の総量と、プロピオン酸、吉草酸および腸内細菌叢由来の二次胆汁酸であるウルソデオキシコール酸(UDCA;※2)の量にコントロール群と比べて有意に高い値が認められました(図2)。また、血清中では、腸内細菌叢由来の二次胆汁酸であるデオキシコール酸(DCA;※2)の濃度にコントロール群と比べて有意に高い値が認められました(図2)。プロピオン酸と吉草酸には抗炎症作用が報告されており、UDCAとDCAは先行研究(※3)で新型コロナウイルス感染症の重症化を抑制することが明らかにされています。そのため、PHGGは腸内細菌叢由来の代謝物質の産生を促進することで感染症の重症化を抑制することが示唆されました。

図2. 腸内細菌叢由来代謝物質の変動(*:P
今後も当社では、腸内環境の層別化に基づいた研究開発を推進し、最先端科学で病気ゼロを実現すべく、さらに邁進してまいります。
※1 5%PHGG添加食:餌中デンプンの5%をPHGGに置き換えたもの
※2 ウルソデオキシコール酸(UDCA)・デオキシコール酸(DCA)
ともに腸内細菌の代謝によって産生される二次胆汁酸。免疫機能や代謝機能に影響があることが報告されている
※3 UDCAとDCAの先行研究
福田らは先行研究でデオキシコール酸が新型コロナウイルス感染症の重症化を抑制することを明らかにしています。(DOI: 10.1038/s41467-023-39569-0)
<研究助成>
本研究は、一戸猛志准教授に対する日本医療研究開発機構 革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)( JP223fa627001)、および福田真嗣特任教授に対する日本学術振興会科学研究費助成事業(22H03541)、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(JST ERATO)深津共生進化機構プロジェクト(JPMJER1902)、糧食研究会などの支援の下で実施されました。糞便細菌叢解析および代謝物質メタボローム解析の一部はネスレ日本株式会社による支援で実施されました。
<論文に関する情報>
【論文タイトル】
Partially hydrolyzed guar gum attenuates symptoms and modulates the gut   microbiota in a model of SARS-CoV-2 infection
【著者】
Jiayue Yang, Isaiah Song, Misa Saito, Tenagy Hartanto, Takeshi Ichinohe,
Shinji Fukuda*
*Corresponding author
【掲載紙】
Gut microbiome
【掲載日】
2025年1月14日
【DOI】
10.1017/gmb.2024.7

株式会社メタジェンと合同会社H.U.グループ中央研究所は、BtoBtoC事業に向けたqPCR測定系の新サービスを開発!
2024年01月31月 11時
~腸内細菌測定と腸内環境層別化を一体化した新しいヘルスケアサービスの普及に向けて~ 株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣 以下、「当社」)は、このたび、合同会社H.U.グループ中央研究所(職務執行者:小見和也、所在地:東京都あきる野市、以下「H.U.中央研究所」)と、BtoBtoC事業に向けた腸内細菌測定から腸内環境を層別化するqPCR測定系の新サービス(以下「本サービス」)を開発したことをお知らせします。
腸内細菌叢は個人間で違いがあり、特に腸内細菌の栄養源となる食事が腸内環境の状態に大きな影響を与えることが明らかになっています。近年、腸内細菌叢の解析結果から腸内環境を目的に応じたタイプに分類し、個人に最適な食事や栄養、食品等を提案するソリューションサービスへのニーズが高まっています。
当社では創業以来、最先端科学で腸内環境を制御する「腸内デザイン(R)」をコンセプトに、BtoB向けに研究開発やプロダクト開発支援を展開してきましたが、今後層別化プロダクトをより社会に普及させるには、ヘルスケアの目的に合わせて腸内環境の層別化を行う測定サービスが必要不可欠でした。そこで、ヘルスケア領域における細菌叢データの利活用および解析に関する基盤技術開発を進め、国内外の臨床検査を牽引してきたH.U.中央研究所の検査基盤技術を生かし、便中の複数種の腸内細菌を同時に検出するqPCR測定系を共同開発しました。



今後は、本サービスとソリューションが一体化した新しいBtoBtoC事業の創出を目指し、ヘルスケア領域でBtoCビジネスの展開を検討するソリューション企業との提携検討を進めてまいります。
※ 腸内環境の層別化
個々人によって異なる腸内環境を、その人の腸内に存在する特定の菌の量や腸内細菌叢(腸内細菌の群集)の構成等から適切にタイプ分けを行うこと。

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