株式会社繊研新聞社の訪問時の会話キッカケ
株式会社繊研新聞社に行くときに、お時間があれば「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
今日一日、貴重なお時間を共有させていただけることを大変嬉しく思います。
水天宮前駅の近くで美味しいお店はありますか
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションが近くにあるようですが、歩くと何分かかりますか
株式会社繊研新聞社への通勤は電車通勤ですか
」
google map
東京メトロ日比谷線の茅場町駅
東京メトロ東西線の茅場町駅
都営都営浅草線の人形町駅
株式会社アイ・インフォメーション
中央区日本橋箱崎町44番7号
株式会社クリエイティブ
中央区日本橋箱崎町7番地2号-401号
ユニバージー31合同会社
中央区日本橋箱崎町20番1号箱崎NSOビル4階エス・イー・エム株式会社内
化合繊業界・天然繊維業界の発展を期待し、計16の素材、技術、商品、企画に賞を贈呈
3月上旬に都内ホテルで贈呈式を開催、受賞各社の関係者約120人が来場した
繊維・ファッションビジネスの専門紙「繊研新聞」の発行、ポータルサイト「繊研plus」の運営などを行う繊研新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐々木幸二)は、2025年3月6日、東京都中央区日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで、「第55回繊研合繊賞」「第11回繊研天然繊維特別賞」の贈呈式を開催しました。
繊研合繊賞は、原糸技術や高次加工技術、マーケティング活動などを含め、日本の化合繊業界の発展を後押しすることを目的に1970年に創設しました。天然繊維分野の功績も評価するため、2014年には繊研天然繊維特別賞も創設しました。審査・選考は年に一度、外部専門家の技術評価、テキスタイルコンバーターへのアンケート、アパレルを担当する記者への聞き取りなどを踏まえ、全国の素材、テキスタイル、商社担当の記者が行っています。選考基準は「斬新さ」「話題性」「実績」の3点。
2024年度は、2024年12月6日に繊研新聞社・大阪支社にて選考会を実施。繊研合繊賞は、化合繊メーカー・染色加工などのテキスタイル企業からエントリーいただいた自薦16素材に、6つの記者推薦を加えた計22点の候補から、天然繊維特別賞も同様に自薦・記者推薦8点の候補から審査・選考し、最終的に16点が受賞の運びとなりました。
●受賞各賞の紹介
■繊研合繊賞
《グランプリ》
100%バイオマスナイロン「エコディアN510」の量産と販売=東レ、吉田
素材の価値をともに伝えた「エコディアN510」と「ポーター」の「タンカー」
東レが開発した100%植物由来ナイロン「エコディアN510」を、糸の量産技術確立から市場開拓まで吉田との協業で実現しました。N510は100%植物由来のナイロンで、東レが2022年に原糸およびテキスタイルを開発しました。量産・本格採用は吉田のバッグブランド「ポーター」が初めてです。ポーターの人気シリーズ「タンカー」が40周年で全面リニューアルするのに合わせて、サステイナブル素材のN510に着目。両社で量産に向けた検討を進めました。
N510はポリマーの特性で糸切れや毛羽が発生しやすく、紡糸に苦戦しました。ポリマー改質や東レ愛知工場による紡糸技術でこれを克服し、安定生産する技術を確立しました。販売に際しては、ポーター直営店などに限定。タンカーに採用したN510の特徴や量産を実現した東レとの物作りのストーリーを動画や展示で表現し、価格が旧シリーズの倍以上になったにも関わらず、異例のヒットとなりました。こうした川上から川下をまたぐ共創のストーリーを評価し、グランプリに選びました。
《マテリアル部門》
シルック発売60周年記念素材「シルック美來(ミライ)」の開発=東レ
シルキーポリエステル素材の集大成「シルック美來」
東レのシルック美來は、シルキー調ポリエステル素材の草分けである「シルキー」の60周年を記念して開発。複合紡糸技術「ナノデザインを活用し、1つの糸束に2種類の花びら上の異形断面を掲載することで絹のような上品な光沢と、絹と同等の摩擦特性が出せ、和装の襟の着崩れも防ぎます。また、加工糸によるバリエーションで洋装向けの展開も期待できます。シルキー素材としての完成度の高さを評価しました。
《テクニカル部門》
熱可塑性炭素繊維複合糸「CfCヤーン」の開発=東洋紡せんい
複合紡糸技術を駆使して開発した「CfCヤーン」
東洋紡せんいのCfCヤーンは、複合紡績技術を生かし、糸段階で樹脂である合繊と炭素繊維を3層に組み合わせた炭素繊維複合材原料。織物のほか、無縫製編み機「ホールガーメント」を使った立体構造も可能で、これを加熱成形すると、従来作れなかった複雑な形状の炭素繊維材料を作ることができます。紡績技術の非衣料分野への応用が注目されています。
速乾性とドライ感に優れた繊維「エプシロン」の開発=クラレトレーディング
疎水性に優れ染色も可能な「エプシロン」
クラレトレーディングのエプシロンは、出光興産が製造するシンジオタクチックポリスチレン樹脂をクラレの溶融紡糸技術で繊維化。ポリマー自体の高い疎水性を生かし、吸水速乾昨日を発揮。またPFAS(有機フッ素化合物)フリーの撥水素材としても注目されます。
高通気素材「アミド」の開発と販売=一村産業、丸井織物
共同特許技術の穴あき構造「アミド」
一村産業と丸井織物のアミドは、高い通気性と強度を併せ持つ織物。繊維間の空隙をモノフィラメントで固定することにより、穴あき構造でありながら強度も維持することに成功。共同特許も取得しています。
A型中空断面ナイロン「トラセア」の開発=東レ
高い中空率を保ち、軽量感を両立する「トラセア」
東レのトラセアは、トラス構造と言われる変形A型断面をした中空ナイロンを使ったテキスタイル。外側に突き出た突起により、繊維内外に高い中空ができ、強固なトラス構造が中空を保持。製品の軽量化につながり、カジュアルアウターなどに採用。ナイロンの直接紡糸で特殊異形を実現した高度な紡糸技術を評価しました。
《サステイナブル部門》
ポリエステルの脱色・アップサイクル技術「ネオクロマト加工」の開発と展開
=日華化学、エレファンテック、ミマキエンジニアリング
水使わない脱色で繰り返し使える「ネオクロマト加工」
ネオクロマト加工は、染色されたポリエステルの生地・製品に特殊薬剤を浸透させ、吸い取り紙の役目をする紙を挟んでヒートプレイスするときれいに色が抜ける技術。脱色後、染直しも可能で、使い捨てされるイベントのバナー、のぼり旗や、繊維産業で課題となっている製品ロスのアップサイクルにもつながる技術。日華化学、エレファンテックが開発した要素技術を使い、ミマキエンジニアリングが2025年に機械の販売を目指しており、「池袋ロフト」などで実証もスタート。繊維の資源循環につながる新技術として評価しました。
《ニューフロンティア部門》
炭素繊維強化熱可塑性樹脂積層板「テナックスTPCL」の開発=帝人
短時間成形できるプリプレグ
帝人の炭素繊維複合材「テナックスTPCL」は、炭素繊維に熱可塑性樹脂を含侵させたシートを積層したもの。成形時は、「樹脂が柔らかくなるまで加熱」「加熱と同時に加圧成形する」「加圧しつつ温度を下げていく」という3つの工程をプレス機で一貫で行い、成形時間短縮によって大幅なコスト低減を実現。モバイルディスプレイなど身近な製品で採用され、用途拡大の可能性が広がっている点を評価しました。
リカバリーウェア市場を作り、育ててきた取り組み=ベネクス
累計販売200万着を超す「ベネクス」のリカバリーウェア
ベネクスは血行促進によって疲労回復につながるリカバリーウェアを市場に浸透させた草分け的存在。名のプラチナなどの鉱物を含む独自素材を練り込んだ「PHT繊維」を使い、そこから放出される遠赤外線によって血行促進効果がある。一般医療機器の「家庭用遠赤外線血行促進用衣」も届け出済み。リカバリーウェアという新市場を創出し、累計200万着を超す販売実績を評価しました。
《ヒット賞》
高機能快適ポリエステル素材「爽多」=帝人フロンティア すだれヒントに高い通気性
すだれヒントに高い通気性
帝人フロンティアの「爽多」は、すだれから着想したスリット状の高通期部分を持つ特殊な織物構造により、通気性と紫外線遮蔽性、肌ドライ性などを持つ。2025年春夏向けの本格販売を計画していましたが、大手SPAなどから強い引き合いがあり、前倒しの2024年度
同賞は、ファッション企業やITサポート企業など約100社からのアンケート回答を元に、サイトの構築・運用が優秀として注目されるファッション直営ECサイトと、サイトへの集客・売り上げ増・効率運営を支援するITサポート企業・サービスを表彰するものです。
先進性があり、総合的に優秀と判断したECサイトを各企業が推薦するエクセレント賞には、4年連続の受賞となる「ドットエスティ」(アダストリア)と、初受賞の「オンワード・クローゼット」(オンワードデジタルラボ)、「パルクローゼット」(パル)を選定いたしました。サイトの大小を問わず、参考になるECサイトを選ぶフォーカス賞は、「古着屋JAM」(JAM トレーディング)と「アークネッツ」(リストリクト)が初受賞しました。効果が高い、または導入を検討しているEC支援ツールを選定するサポート賞には「ビジュモ」(ビジュモ)が2年ぶり、「チャネルトーク」(チャネルコーポレーション)が初めて選ばれました。
また繊研新聞社では今回の受賞企業をお招きし、「ファッションECサミット-第7回ファッションECアワード記念講演」として無料ウェビナーを実施いたします。今回「ファッションECアワード」を受賞した各企業の最新のEC戦略やファッション企業のECを裏側で支えるサービス事例を紹介します。
《受賞各社の紹介と受賞理由》
◎エクセレント賞
「ドットエスティ」(アダストリア)
「ドットエスティ」(アダストリア)は4年連続の受賞となりました。今年は、オリジナルブランド主力の自社ECでありながら、オープンマーケット化し、他社の商品も販売する先進性を評価する声が多く、また多数のブランドを扱いつつも商品が探しやすいUI(ユーザーインターフェース)の質を指摘するコメントも集まりました。OMO(オンラインとオフラインの融合)型店舗「ドットエスティストア」を軸としたOMO施策にも磨きをかけており、従業員がコーディネートなどを発信する「スタッフボード」で人気のスタッフとファンが触れ合う店舗イベントも増やすなど、多角的な運営も評価されました。
「オンワード・クローゼット」(オンワードデジタルラボ)
「オンワード・クローゼット」(オンワードデジタルラボ)は、初の受賞となりました。複数ブランドを揃えるOMO型店舗「オンワード・クローゼットセレクト」の拡大と、自社サイトから商品を取り寄せて試着できる「クリック&トライ」の導入など、OMOの推進が支持されました。そのほか、オウンドメディア「オンワード・クローゼット・マグ」のコンテンツの質の高さと豊富さ、購買層に合わせた分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)なども評価ポイントとなりました。
「パルクローゼット」(パル)
「パルクローゼット」(パル)は、昨年のフォーカス賞、今年のエクセレント賞初受賞と2年連続の受賞となりました。アンケートでは商品情報・スタッフコンテンツの質の高さと、コンテンツの豊富さを評価するコメントが多かったほか、スタッフのSNS投稿業務や評価制度など、サイクルを回す仕組み作りの優秀さを指摘する声が上がりました。また、インフルエンサーのAIチャットボットなど、話題性ある先進的なサービスを積極的に取り入れる姿勢も「伸び代が大きい」「学ぶべき要素が多い」と評価されました。
◎フォーカス賞
「古着屋JAM」(JAMトレーディング)
古着小売りのJAMトレーディング(大阪市)が運営する「古着屋JAM」が初受賞。一点物の古着をECで販売するノウハウを評価する声が多く、細かくカテゴリー分けした販売ページは、店舗さながらに掘り出し物を探す体験ができるとのコメントが上がりました。同社はささげ(撮影・採寸・原稿作成)の効率性を強みとし、メジャー採寸した数値をそのままデータとして入力できる機器を活用するなど運用面での創意工夫も進んでいます。
「アークネッツ」(リストリクト)
初受賞の「アークネッツ」は、宇都宮市を中心に18店のセレクトショップ「アーク」を運営するリストリクトの自社ECサイト。早くからEC強化を図ってきたほか、親しみやすいコンテンツはECサイトながら接客感があり、初めてでも利用しやすいと評価されました。中でも様々なスタッフが登場するYouTubeチャンネルは、専用スタジオを設けて発信を強化しており、注目度も高まっています。
◎サポート賞
「ビジュモ」(ビジュモ)
ビジュモは、自社作成の画像・動画、UGC(ユーザー生成コンテンツ)やインスタグラムのコンテンツを統合管理し、サイトコンテンツを簡単に拡充できるサービスを展開。「公式インスタグラム、店舗スタッフ投稿により商品のイメージをより具体的に膨らませてくれる」「鮮度が高いスナップが、回遊を高め、滞在時間を延ばす」など顧客体験の向上が、「購入への一押しとなりコンバージョンにもつながる」として売り上げに貢献したサービスにあげる企業が多くありました。
「チャネルトーク」(チャネルコーポレーション)
チャネルコーポレーションが提供するチャネルトークは、接客チャットによりSNSでのやり取りも含め一元管理でき、チャットの内容も購入履歴や顧客情報と組み合わせて分析できるのが特徴的で、一人ひとりの客に寄り添う接客対応を可能にする機能が強みとなっています。「問い合わせを一元化でき、客の悩みを解決し購入のハードルを下げることができている」など、顧客体験の向上がファンづくりやCVR(購入率)向上につながることを評価する企業が多くありました。客の声をマーケティングに生かすために社内チャット機能や顧客管理システムも提供しています。
◎「ファッションECサミット」について
繊研新聞社では今回の受賞企業をお招きし、6月27日(木)に「ファッションECサミット-第7回ファッションECアワード記念講演」として無料ウェビナーの配信を予定しております。受賞企業の担当者が登壇し、取り組みの内容や乗り越えてきた課題などを語っていただきます。セミナーの詳細や視聴のお申込みは下記イベントページよりご確認ください。
(ファッションECサミット イベントページ)
https://senken.co.jp/posts/fashion-ec-summit-240529
《繊研新聞社について》
1948年創業。2023年7月20日に75周年を迎えました。「繊維・ファッションビジネス産業の発展と、人々の豊かな暮らしと健全で持続可能な社会の実現に貢献する」を経営理念に掲げ、ファッションビジネス情報を提供する「繊研新聞」(日刊紙および電子版)の発行を中核に、「繊維・ファッションビジネスの総合情報企業」として展示会や人材教育、セミナー、出版など多彩な事業を展開しています。
会社名 :株式会社繊研新聞社
所在地 :東京都中央区日本橋箱崎町31-4 ONEST箱崎ビル
代表者 :代表取締役社長 佐々木 幸二
拠点網 :【本社】東京都中央区【支社】大阪、名古屋【支局】九州、上海
URL:https://senken.co.jp/
《本リリースに関する問い合わせ先 》
繊研新聞社ネット取材班
担当者:宮崎景、窪田勉
メール:net-com@senken.co.jp
株式会社繊研新聞社の情報
東京都中央区日本橋箱崎町31番4号
法人名フリガナ
センケンシンブンシャ
住所
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町31番4号
推定社員数
101~300人
認定及び受賞
厚生労働省より『両立支援のひろば 一般事業主行動計画公表』
周辺のお天気
周辺の駅
4駅東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅
地域の企業
3社
地域の観光施設
地域の図書館
法人番号
3010001048381
法人処理区分
新規
プレスリリース
繊維・ファッションビジネス業界の専門紙「繊研新聞」 第55回「繊研合繊賞」・第11回「繊研天然繊維特別賞」授賞式を開催
2025年03月17月 10時
繊維・ファッションビジネス業界の専門紙「繊研新聞」 第55回「繊研合繊賞」・第11回「繊研天然繊維特別賞」授賞式を開催
繊維・ファッションビジネス業界の専門紙「繊研新聞」 第7回「ファッションECアワード」を発表
2024年05月29月 10時
ブランド・小売り、ITベンダーが選んだ第7回「ファッションECアワード」 繊維・ファッションビジネス業界の専門紙「繊研新聞」の発行、ポータルサイト「繊研plus」の運営などを行う繊研新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐々木幸二)は、「第7回ファッションECアワード」の受賞サイト・企業を決定いたしました。