濰柴鴻基科技株式会社の訪問時の会話キッカケ
濰柴鴻基科技株式会社に行くときに、お時間があれば「TEPIA先端技術館」に立ち寄るのもいいかもしれません。
「
何か、先週もいいことありましたか
青山一丁目駅の近くにオススメのお店はありますか
TEPIA先端技術館が近くにあるようですが、好きですか
ご自宅は会社からお近くなのですか
」
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2023年11月09月 13時
濰柴、92.55%のコージェネレーション総合効率を実現 高出力金属支持型
2023年03月15月 11時
濰柴、世界初の本体熱効率52.28%のディーゼルエンジンと54.16%の
2022年12月21月 11時
11月2日午後、ドイツ・ボッシュグループのステファン・ハルトゥン取締役会長一行が濰柴グループを訪問、山東重工業グループ会長兼濰柴動力会長の譚旭光氏も同行し、会談を行いました。 ステファン・ハルトゥング氏は、両国はこれまでの協力で記録的な成果を上げており、より良い長期的な発展を達成するために、燃料電池などの新技術分野での協力をさらに拡大することを期待していると述べました。譚旭光氏によると、両国は技術進歩において緊密に交流し、中独企業協力のモデルを共同で構築してきていくといいます。濰柴グループは今後もボッシュとの全面的な戦略的協力を深め、両国の世界的な研究開発リソースを調整し、世界産業の発展を共同でリードすることを目指します。
濰柴とボッシュの協力は1999年に始まり、過去20年にわたり、両社は綿密な戦略的パートナーシップを確立してまいりました。内燃機関動力分野で緊密に協力し、豊富な実績を上げ、中国市場にコモンレールシステムの導入及び普及を順調に推進しています。中国の排出量が増加し続ける中、濰柴とボッシュは中国の内燃機関産業の継続的な進歩を見届けてきました。新エネルギー車の急速な発展に伴い、濰柴とボッシュは常に市場の需要に迅速に対処し、新エネルギー分野で包括的に展開させ、燃料電池の研究開発と工業化に全力で取り組んでおり、両者の戦略的協力の新たな章を開きました。
企業概要
濰柴グループは1946年に創立され、グローバルの連結従業員が約10万人、2021年の営業収入が3000億元を超えました。濰柴グループは中国を代表する、産業機器のグローバル企業であり、世界でも大きな影響力を持っております。濰柴グループはパワートレイン、商用車、農業機械、建設機械、スマート物流、マリン製品の六大事業を展開し、その子会社がヨーロッパ、北米、アジアに分布し、110以上の国と地域に製品を輸出しています。濰柴動力、ドイツのKION、イタリアのFERRETTIなど国内外の上場企業が8社、持株会社が10社を保有しています。
企業ホームページ:https://www.weichai.com
発表会では、内燃機関・動力システム国家重点実験室の主任である譚旭光氏より、濰柴SOFC製品技術及び応用状況について紹介いただきました。国際的に権威あるドイツの第三者試験認証機関であるテュフズードグループより、濰柴に当該製品のコージェネレーション総合効率が92.55%に達したと認定を受け、EUのCE認証証明書が授与されました。また、中国工程院院士・山東省科学技術協会の凌文主席が登壇し、中国工程院院士蘇万華氏、中国科学院院士劉維民氏、中国科学技術大学党委員会書記舒歌群氏等専門家の方々が発表会に参加いたしました。
「ハードコア・イノベーション世界の効率限界を破る
SOFCは次世代の燃料電池として、中高温で燃料の化学エネルギーを直接に電気エネルギーに変換する発電設備です。効率的かつ低炭素で環境にやさしいことが特徴で、現在、世界最高の発電効率を実現している新エネルギー技術となっています。その発電効率は60%以上、コージェネレーション総合効率は85%以上に達していることに加えて、柔軟に燃料を選択することができます。また、グリーンで低二酸化炭素排出、貴金属を使用しないなどの利点があります。そして、天然ガス、水素、石炭ガス、バイオマスガス、メタノールなどの燃料を使用でき、従来の天然ガス発電設備より30%以上の二酸化炭素の削減が可能です。
濰柴は2018年からSOFC事業を展開し、世界をリードするSOFCテクノロジー企業である セレスパワー(Ceres Power)に戦略的に投資し、筆頭株主となりました。これまでに総額20億元(約396億円)を投資しており、両社は100人の博士からなる研究開発チームを設立しました。5年間の努力を通じて、SOFC技術の打開を実現し、次世代SOFCのコア技術の把握に成功いたしました。
この度、濰柴が発表した高出力金属支持型SOFCの商用製品は、システムの出力が120kWに達し、モジュールの形での設置に対応しています。また、出力をメガワットまで拡張できるので、重要な技術進歩を実現いたしました。
1.製品のコージェネレーション総合効率は92.55%に達し、高出力SOFCシステム領域において世界をリードしている。
2.次世代の金属支持型SOFC技術を採用し、従来の電解質支持型およびアノード支持型技術と比べて、作動温度が低く、耐熱衝突性が強いというメリットがある。特に作動温度を800℃から600℃にする技術課題を克服し、システムの起動・停止回数は海外競合品の4倍以上、起動速度は海外競合品の3倍以上であり、世界トップレベルに到達。
3.国際的に権威あるドイツの第三者試験認証機関であるテュフズードグループのEU・CE に認証され、39項目の認定試験を完成。
デュアルエンジン駆動未来エネルギーの新たな幕が開く
新たな技術革命と産業変革の深化に伴い、グローバルのエネルギーシステムと成長モデルは大きく変化しつつあります。中国は、「ダブルカーボン」戦略と「第14次五カ年計画」の両方において、再生可能エネルギーの開発を加速し、分散型発電とマイクログリッドの建設を促進する必要があると示しています。
中国の装置製造業界のリーディングカンパニーとして、濰柴は従来のエネルギー+新エネルギーの「デュアルエンジン駆動」戦略を一貫しています。昨年、本体熱効率51%、52%のディーゼルエンジンを相次ぎ発表いたしました。同時に、新エネルギー事業を積極的に推進し、国家燃料電池技術イノベーションセンターの設立をリードし、車載電池・水素燃料電池・固体酸化物形燃料電池の三大新エネルギー技術を展開して、水素燃料電池分野におけるコア技術と産業化の世界リードを実現しました。SOFCは、濰柴がエネルギーの多様化成長において新しい戦略的な製品技術となると考えております。
濰柴がこの度発表したSOFC製品には、高いコージェネレーション総合効率、高信頼性、幅広い燃料適応性、安定な電力エネルギー出力などの利点があり、工業団地、ビル、データセンターなど様々なケースに適しています。さらに分散型エネルギーとマイクログリッドに向けて、環境に優しく低炭素なソリューションを提供できるため、将来的に広く使われる革命的な新エネルギー技術です。
濰柴SOFC製品は、濰柴燃料電池産業パークと濰坊能源集団で実証されており、合計3万時間以上稼働し、商業化運営において段階的な技術革新を実現いたしました。濰柴SOFC製品は、電気エネルギーと熱エネルギーを効率的に供給し、顧客のエネルギーコストの大幅な削減が可能となります。濰坊能源集団濱投分散型エネルギー有限公司の副総理である尹波氏は、「濰柴SOFC製品は実際の運用における稼働安定性が高く、正味発電効率は60%を超えている。1㎥の天然ガスは6キロワットアワーの電力を発電できる上に、ピークバレー電力価格に基づいた調整やピークカットが可能であり、費用対効果が非常に良い。」と述べました。
推定によると、濰柴SOFC製品は分散型エネルギーとしての設置容量が1GWに達すると、電力網の発電より年間約200万トンの二酸化炭素を削減でき、従来の天然ガス内燃機関発電ユニットより約6億㎥の天然ガスを節約することができます。バイオマスガスとグリーン水素を燃料として利用すれば、二酸化炭素排出ゼロを達成でき、中国のダブルカーボンの目標達成に寄与できると考えております。
同時に、分散型エネルギーとマイクログリッドの斬新なソリューションとしての濰柴SOFC製品は、電力供給の安全性を保証できるだけでなく、濰柴動力に今後の発展のためのノウハウ蓄積と新業態を一変する実力をもたらします。世界のエネルギー分野における革命的なイノベーションとして、SOFCの大規模な応用は確実に著しい経済的、社会的利益をもたらすと自負しております。
企業概要
濰柴グループは1946年に創立され、グローバルの連結従業員が約10万人、2021年の営業収入が3000億元を超えました。濰柴グループは中国を代表する、産業機器のグローバル企業であり、世界でも大きな影響力を持っております。濰柴グループはパワートレイン、商用車、農業機械、建設機械、スマート物流、マリン製品の六大事業を展開し、その子会社がヨーロッパ、北米、アジアに分布し、110以上の国と地域に製品を輸出しています。濰柴動力、ドイツのKION、イタリアのFERRETTIなど国内外の上場企業が8社、持株会社が10社を保有しています。
企業ホームページ:https://www.weichai.com
2022年11月20日(日)に、新製品の誕生を記念した発表会イベントを実施し、中国工程院党組書記・院長の李暁紅氏をはじめ、中国工程院党組メンバー・副院長の鍾志華氏、中国工程院副院長の鄧秀新氏、山東省副省長・中国工程院 院士の凌文氏らにもご参加いただきました。
発表会当日は、新製品の発表に加え、開発背景や技術について担当者よりご紹介いたしました。
また、国際的に権威のあるドイツの第三者試験認証機関である「テュフズードグループ」より、濰柴の高熱効率エンジン開発チーム代表の王徳成博士と陳文淼博士への認証証明書を授与いたしました。
「3年連続飛躍」ディーゼルエンジンの熱効率は上昇の一途
ディーゼルエンジンが世に出て125年、世界中の業界科学技術者が熱効率の向上を目指し、これは一国の内燃機関の総合実力を代表する指標でもあります。
2020年9月、濰柴は世界初の本体熱効率50.23%のディーゼルエンジンを発表し、2022年1月には再びディーゼル本体の熱効率を51.09%まで向上させました。既存市場の主流製品(平均熱効率46%)と比較した場合、52.28%の本体熱効率技術の実用化により、燃費と二酸化炭素排出量がそれぞれ12%の削減と、年間1900万トンの石油の節約に加え、6000万トンの二酸化炭素を削減することができます。
「10年間の努力」歴史的な飛躍となった天然ガスエンジンの熱効率の向上
また、天然ガスエンジンのリーディングカンパニーとして、濰柴は世界の高出力天然ガスエンジンの70%の市場シェアを独占し、生産台数では世界第一位を獲得しています。
次世代のクリーンで高効率な天然ガスエンジン製品を作るため、2008年に「天然ガス筒内直噴技術」の開発に着手して以来、飛躍的な成長を遂げ、業界の天然ガスエンジンの熱効率は42%という基準の中、2022年11月には、天然ガスエンジン本体の熱効率を54.16%まで向上させることに成功し、ディーゼルエンジンの熱効率を初めて上回り、熱効率が最も高い内燃機関となりました。熱効率を54.16%まで向上させた天然ガスエンジンは、普通の天然ガスエンジンに比べて、燃料費を20%以上節約し、二酸化炭素の排出量を25%削減、業界全体で毎年3000万トンの二酸化炭素を削減することができます。
濰柴による10年以上の努力は、歴史的な進展だけでなく、世界の内燃機関業界に革命的な変化をもたらしたと考えます。
ディーゼルエンジン開発者代表:王徳成博士
天然ガスエンジン開発者代表:陳文淼博士
企業概要
濰柴グループは1946年に創立され、グローバルの連結従業員が約10万人、2021年の営業収入が3000億元を超えました。濰柴グループは中国を代表する、産業機器のグローバル企業であり、世界でも大きな影響力を持っております。濰柴グループはパワートレイン、商用車、農業機械、建設機械、スマート物流、マリン製品の六大事業を展開し、その子会社がヨーロッパ、北米、アジアに分布し、110以上の国と地域に製品を輸出しています。濰柴動力、ドイツのKION、イタリアのFERRETTIなど国内外の上場企業が8社、持株会社が10社を保有しています。
濰柴鴻基科技株式会社の情報
東京都港区南青山1丁目1番1号
法人名フリガナ
イサイコウキカギ
住所
〒107-0062 東京都港区南青山1丁目1番1号
推定社員数
11~50人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅都営大江戸線の青山一丁目駅
地域の企業
地域の観光施設
地域の図書館
法人番号
2010401140409
法人処理区分
新規
プレスリリース
潍柴グループとドイツボッシュ、新エネ・技術革新戦略に関する将来計画で連携
潍柴グループとドイツボッシュ、新エネ・技術革新戦略に関する将来計画で連携
2023年11月09月 13時
中国山東省に本拠地を置くディーゼルエンジンの中国最大手メーカー濰柴グループ(ウェイチャイ)とドイツ・ボッシュグループは、2023年11月3日(金)に将来の技術革新に関する戦略的協力協定に署名いたしました。両社は、新エネルギー、高熱効率ディーゼルエンジン、スマートモビリティなどの分野で協力を深めていきます。また、世界的な研究開発リソースを調整し、より多くの主要となるコア技術を突破してグローバル的な難関問題を解決し、共同でグローバル産業の発展に新たに貢献してまいります。
濰柴、92.55%のコージェネレーション総合効率を実現 高出力金属支持型SOFCの商用製品を発表
2023年03月15月 11時
中国山東省に本拠地を置くディーゼルエンジンの中国最大手メーカーの濰柴動力(以下 潍柴 Weichai ウェイチャイ)は、2023年2月18日、高出力金属支持型SOFC(固体酸化物形燃料電池)の商用製品を発表いたしました。当製品のコージェネレーション総合効率は92.55%と高く、高出力SOFCシステムにおけるコージェネレーション総合効率の世界最高記録を作りあげました。
濰柴、世界初の本体熱効率52.28%のディーゼルエンジンと54.16%の天然ガスエンジンを商用化
2022年12月21月 11時
中国山東省に本拠地を置くディーゼルエンジンの中国最大手メーカーの濰柴動力(以下 潍柴 Weichai ウェイチャイ)は、世界初の本体熱効率52.28%のディーゼルエンジンと、世界初の本体熱効率54.16%の天然ガスエンジンの商品化に成功いたしました。