株式会社くさかんむりの訪問時の会話キッカケ
「
本日は貴重なお時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。
谷上駅の近くに行きつけのお店はありますか
株式会社くさかんむりでいいこと、ありそうですね
」
google map
神戸電鉄有馬線の花山駅
2023年01月24月 12時
くさかんむり、竹中大工道具館にて5シーズン目となる門松を制作
2022年12月28月 19時
築300年を超える大庄屋の屋根を葺き替え、黄金色に
2022年10月06月 20時
・制作工程
今回使用した稲藁は330束にも及ぶ量で、神戸市西区で刈り取った無農薬栽培のものを使用しました。ロゴと什器の壁面は、長さを切り揃えて束状にした稲藁をパネルに積み上げて接着し、バリカンやハサミで切り揃えるプロセスを繰り返し行います。照明による影がつかないよう、表面を均一にします。
展示台の屋根部分を見ると従来の茅葺き工法の一端を見ることができますが、この工法を発展的に応用させ、ロゴと各什器の面を作り出しました。
■相良 育弥(株式会社くさかんむり 代表取締役社長・茅葺き職人)
茅は、ススキや稲藁など、屋根の材料として使われる草の総称で、くさかんむりでは様々な種類の茅を扱っています。とりわけ農業の中で必然的に生まれてくる稲藁を特に大切にし、また特化した表現に挑戦し続けてきたことで、今回のお仕事をいただけたと思っています。
ロゴを稲藁で制作していると、細かな寸法の指定に佐藤可士和さんのこだわりを感じ、意識をなぞるようで面白く、学びの多い制作でした。
この仕事は今現在、くさかんむり以外には実現することができない仕事で、僕の茅葺き人生の集大成と言っても過言ではないくらい、持てるもの全てを注ぎ込みました。
YANMAR TOKYOは東京駅からすぐです。くさかんむり的稲藁礼讃のカタチを、ぜひ見てやってください。
<施設情報:YANMAR TOKYO内「ヤンマー米ギャラリー」>
所在地:東京都中央区八重洲2-1
ホームページ:https://www.yanmar.com/jp/komegallery/
<株式会社くさかんむり>
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から、現代的な茅葺きへの挑戦、そしてより多くの方々に茅葺きを知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催しています。
建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
本社所在地:兵庫県神戸市北区淡河町
代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
ホームページ:https://kusa-kanmuri.jp/
竹中大工道具館 エントランス全景
・新年に来訪する年神様をお迎えする門松。土台には前例にない大きさの花器・込藁(こみわら)を
今回制作した竹中大工道具館の門松は、今年神戸市内で採集した稲藁を中央部に敷き詰め、周りをススキで囲った土台に、松・竹・梅をあしらった一対です。土台は剣山の元と言われる花器の込藁に着想を得て制作し、猪鼻氏が左右それぞれに年神様が立ち寄りたくなる世界観をイメージして生けました。
・株式会社くさかんむり 代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
「これまでの4シーズンに手がけた門松は、どれも実験的と言えるものを制作してきました。5回目の今回は原点に立ち返り、中身の詰まった土台をと考えて設(しつら)えました。内側に敷き詰められた稲藁は水分を吸収し、猪鼻さんの生けた花卉に十分行き渡る作りになっています。正月の短い期間ではありますが、この年末年始に竹中大工道具館を訪れる皆様に楽しんでいただけたら幸いです」
・いのはな夢創園 代表:猪鼻 一帆氏
「新年を迎える飾りの一つである門松は、年神様が立ち寄ると言われています。そして神様の宿る色として青が頻繁に用いられますが、瑞々しい木々の青さを感じてもらえたらと思います。つぼみのついた梅の木は、これから未来に咲くという期待感を込めて選びました。私たちが手がけたこの門松を見て、希望を胸に新年を迎えるきっかけとなることを願っています」
■竹中大工道具館
URL:https://www.dougukan.jp/
所在地:神戸市中央区熊内町7-5-1
設置期間:2022年12月28日(水)-23年1月13日(金)
設置期間中の休館日:2022年12月28日(水)-23年1月3日(火)、1月10日(火)
*門松は正面エントランス前に設置しているため、休館日でもご覧いただけます。
<株式会社くさかんむり>
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から、現代的な茅葺きへの挑戦、そしてより多くの方々に茅葺きを知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催しています。
建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
本社所在地:兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447
代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
HP:https://kusa-kanmuri.jp
■トラディショナル:2件
・O邸(兵庫県小野市)
<施工概要:南面差し茅(修復)>
特徴:築300年を超える地元庄屋の屋根の南面を差し茅しました。茅はお施主様が刈り貯めたものと、御殿場産等のススキです。今後も継続して他の面も修復していく計画です。
O邸(兵庫県小野市)
・T邸(神戸市西区)
<施工概要:屋根全面葺き替え・差し茅>
特徴:21年12月に「神戸市都市景観形成重要建築物等」として指定された住宅です。岩手県産、御殿場産の茅を使用しました。
T邸(神戸市西区)
T邸(神戸市西区)
■宝塚市で施工中現場の見学会を実施
・旧東家住宅(兵庫県宝塚市「宝塚自然の家」内https://nishitanilabo.com/)
<施工概要:南面・西面の葺き替え>
江戸時代中期に建てられた農家で、兵庫県指定有形民俗文化財に指定されています。2020年1月から2月にかけて、約40年ぶりに2面の葺き替えを実施し、現在残り面の葺き替えを実施しています。見学会では、作業手順の説明や、屋根模型を使ったワークショップを予定しています。
日時:2022年10月8日(土)10時―11時、11時30分―12時30分(要:事前申し込み)
所在地:兵庫県宝塚市大原野字松尾1
関連URL(宝塚市ホームページ):https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kanko/event/1000041/1043959/1043962/1046687.html
旧東家住宅(宝塚市ホームページより引用)
<株式会社くさかんむり>
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から、現代的な茅葺きへの挑戦、そしてより多くの方々に茅葺きを知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催しています。
建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
本社所在地:兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447
代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
HP:https://kusa-kanmuri.jp
株式会社くさかんむりの情報
兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447番地
法人名フリガナ
クサカンムリ
住所
〒651-1603 兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447番地
推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
2駅神戸電鉄有馬線の谷上駅
法人番号
2140001114089
法人処理区分
新規
プレスリリース
茅葺き職人・相良育弥が手がけた最新作を、東京の中心で くさかんむり、複合
茅葺き職人・相良育弥が手がけた最新作を、東京の中心で くさかんむり、複合施設「YANMAR TOKYO」のロゴと什器を制作
2023年01月24月 12時
SAMURAI・佐藤可士和氏ディレクションの空間を神戸の稲藁で実現伝統的な茅葺き技法を生かし、現代に応用する取り組みを進める株式会社くさかんむり(本社:神戸市北区淡河町、代表取締役社長・茅葺き職人:相良 育弥、以下「当社」)は、東京都中央区八重洲にオープンした、ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市、社長:山岡 健人、以下「ヤンマー」)の複合施設「YANMAR TOKYO」に設置する、FLYING-Yロゴと什器5点を制作いたしました。材料に神戸市産の稲藁(いなわら)を使用しています。
くさかんむり、竹中大工道具館にて5シーズン目となる門松を制作
2022年12月28月 19時
花器の込藁をイメージした土台は直径80センチを誇る大きさ 正面エントランスに正月13日(金)まで展示伝統的な茅葺き技法を生かし、現代に応用する取り組みを進める株式会社くさかんむり(本社:神戸市北区淡河町、代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥)は、いのはな夢創園(本社:京都市伏見区)代表の猪鼻 一帆氏と共同で、竹中大工道具館(所在地:神戸市中央区熊内町、館長:西村 章)のエントランスに設置する門松を制作いたしました。毎年様々な趣向を凝らし制作しているこの活動は、今シーズンで5回目を数えます。
築300年を超える大庄屋の屋根を葺き替え、黄金色に
2022年10月06月 20時
宝塚市では文化財住宅の現場見学会・ワークショップを実施-くさかんむり 実績報告-伝統的な茅葺き技法を生かし、現代に応用する取り組みを進める株式会社くさかんむり(本社:神戸市北区淡河町)は今年の夏、兵庫県内で江戸時代頃に建てられたと言われる茅葺住宅の屋根葺き替えを2軒行いました。宝塚市では現場見学会を行う予定です。当社の最新実績を報告いたします。